JPS622208Y2 - - Google Patents

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JPS622208Y2
JPS622208Y2 JP1982112867U JP11286782U JPS622208Y2 JP S622208 Y2 JPS622208 Y2 JP S622208Y2 JP 1982112867 U JP1982112867 U JP 1982112867U JP 11286782 U JP11286782 U JP 11286782U JP S622208 Y2 JPS622208 Y2 JP S622208Y2
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hose
reel
knob
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は庭などに水を撒いたり、自動車など
を洗うため一端に散水ノズル、他端に水道の蛇口
へのジヨイントを取付けた長いホースを巻取つて
格納するホースリールに関する。
外周両側から鍔が張出したリールをスタンドに
回転自在に架設し、リールを回転して外周にホー
スを巻取り、使用時にはホースを引張ることによ
りリールを回転させてリールから巻解くスタンド
式のホースリールは従来から公知である。これは
スタンドがあるためその分、重量が増し、且つ大
型化し、移動の際に重たいと共に、物置などに格
納する場合、スペースをとる。
そこで本考案はスタンドを廃し、リールはホー
スの使用後にホースを巻取るためだけのものにし
て使用中はホースの全長をリールから巻解いてリ
ールとホースを分離し、使用し終つたら片手でリ
ールの一側の回転自在な取手を把持してリールを
支持し、他側の摘みでリールを回してホースを外
周に巻取る様にし、必要に応じ、散水ノズルと、
必要ならば蛇口とのジヨイントもリールの体内に
収容し、これにより持ち運びが容易で、格納する
にも最小のスペースで済む様にしたのであつて、
以下、図示の一実施例を参照して説明する。
1はリール本体で、外周1′の両側に張出した
鍔2,2を有し、鍔2,2間にホース3を巻取
る。4は本体の内周に設けられた凹凸した端壁
で、この実施例ではその片面の窪みによつて、散
水ノズル5の収容部6と、リール本体を回してホ
ースを巻取る際に指で摘んで操作する起伏可能な
摘み7を伏せた状態で収容できる摘み収容部8
と、必要に応じて部品を収容することができる部
品収容部9を内周の一側内部に設け、収容部6は
深く且つ直径方向に形成し、収容部8と9はその
両脇に浅く形成してある。又、端壁の他の片面に
は上記ノズルの収容部6の裏を底にした窪みでリ
ール本体を回転自在に支持するために持つ起伏可
能な取手10を伏せた状態に収容する取手収容部
11を内周の他側内部に設けてある。つまり、端
壁4が凹凸していると言うのは、その片面に窪ん
だ収容部6,8,9、他の片面に収容部11を形
成したからである。各収容部の個々の形状、深さ
は夫々そこに収容するものに応じて定める。そし
て、収容部6には収容した散水ノズルが脱出せ
ず、それでいて少し力を加えると容易に取出すこ
とができる様に窪みの両側面には突起6′を対向
して張出させ、突起6′を越えて押込むことによ
り突起で脱出を防ぐ。又、収容部9にはこゝでは
首振り式の横長な蛇口の先端部に嵌め、ネジを締
めて固定する予備部品としての筒形のストツパ1
2(通常の蛇口や埋込式の散水栓には使用する必
要はない。)を収容するため、収容部の中央から
は短かい軸9′を突設し、ストツパをこれに嵌
め、ネジを締めて脱出しない様にしてある。この
ストツパの使用法は後述する。
リール本体1はこの実施例では端壁4ごとプラ
スチツクで一体に成形してあるが、勿論、端壁4
を別に成形し、接着などでリール本体の内周に固
定してもよい。更に、この実施例の端壁は1枚
で、内周一側から引込んだ片面の中心に取手を枢
着し、他の片面の内周から引込んだ偏心位置に摘
みを取付け且つ、両側から凸凹に窪ませて各収容
部を設けているが、取手を中心に枢着する端壁
と、摘みを偏心位置に取付ける端壁を別々に内周
の各側端面或いはこれよりも内周中に引込ませて
設け、各端壁ごとに収容部を設けてもよい。
この実施例では摘み7を起伏可能に取付けるた
め、端面から収容部8の底に向かつて下がるほゞ
1/4円弧状の壁面に沿い細長孔8′を形成し、円形
スタツドを有するスタツド軸13を裏から通して
スタツド13aを裏に残し、軸部13bを収容部
8に突入させ、この軸部13bに回転自在に摘み
筒14を被せ、軸部13bの先端に取付けたピン
15の頭15′で摘み筒14が軸部13bから抜
けるのを防ぐ。スタツド軸の軸部13bはこゝで
は断面形状がH形で両側に溝を有し、この溝は上
端で塞がれている。ピン15は頭15′の下面に
上記各溝に入る幅の二本の脚を有し、各脚の下端
には相対向した逆止爪を有する。従つて、摘み筒
14を軸部13bに嵌め、摘み筒の上端の開口か
ら軸部13bの上端に向かつてピン15を押込む
とピンの脚は一旦開いてスタツト軸の両側の溝に
入り、脚の下端の逆止爪は溝の上端を塞ぐ壁に下
から引掛つて抜けなくなると同時に、頭15′の
周縁は摘み筒14の上端に当接する(第4,5図
参照)。尚、細長孔8′の一端部がある端面の裏に
は、1/4円弧状の壁面の裏と協同して円形スタツ
ドを挾む挾圧片26を一体に突設して置く。これ
により摘み7はスタツド13aを支点にし、軸部
13bを細長孔8′にガイドさせて起伏でき、リ
ール本体を回すときは収容部8中から引き起し、
端面上に摘み筒14を立たせばよい。摘み筒14
が立つ位置は内周の中心から離れた外周に近い偏
心位置であり、しかも摘みの起伏方向は直径方向
と平行であるため回すために加える力で伏せるこ
とがないと共に、摘み筒14はスタツド軸の軸部
に対し相対的に回転自在なのでリール本体の公転
に伴いスタツド軸を摘み筒中で自転させ、摘み筒
を指で持つたまゝ操作でき、非常に回し易い。
尚、スタツド13bには摘み7を起したときと、
伏せたときに挾圧片26に当接する平面13′と
13′をこの実施例の様に設けて置くと起こした
り、伏せたりするとその状態にピチツと止まり節
度感があつて、起こしたのに伏せたり、伏せさせ
たのに起きたりするのが防げる。
又、取手10はこの実施例では二つのD形をし
た部材16,16からなる。これを内周の中心に
回転自在に取付けるため端壁4の中心にはノズル
収容部6の幅よりも直径が少し小さい円孔17を
開設し、上記両D形部材の基部16aを揃えて枢
着し、揃つて起つと共に、互いに反対方向に伏せ
させる枢着装置を設ける。この枢着装置は第3,
6図に示した様に周縁部を残して上記円孔17中
にノズル収容部6側から差込まれる円盤18と、
円盤の中央から起立し、両側に各D形部材の基部
16aの中間の小径円筒軸部16′を受入れる凹
みを備え、取手収容部中に突入する柱部19から
なる主体と、ほゞ倒U字形をし、柱部19に上か
ら被せて取付けることにより各脚片で上記凹み1
9′の入口を塞ぎ、D形部材の脱出を防ぐと共
に、各脚片の下端は円盤18の周縁部と協同して
円孔の孔縁部を挾み、主体を円孔の回りに回転自
在に固定する補助体20からなる。補助体20の
各脚片20′は下端部内面に逆止爪20aを有
し、柱部19は凹み19′の下にアンダーカツト
19aを有するので、補助体の上面が柱部19の
上端に当接するまで補助体を柱部に被せて押込む
と逆止爪20aはアンダーカツト19a中にスナ
ツプ係合し、上述の取付状態になる。従つて、不
使用時には両D形部材16を反対方向に倒して収
容部11中に伏せさせ、リール本体を回転すると
きは夫々引起し、収容部の外に揃えて突出させ
る。そして、両D形部材の一本宛は小径円筒軸部
16′を支点に揺動でき、ぐらつくが、両方のD
形部材を一緒に把持するとぐらつきは起らず、し
つかりとリール本体を支持することができる。
又、両D形部材は中間のくびれた小径円筒軸部1
6′を柱部19の各側の凹み19′に入れて枢着さ
れているので部材の長手方向にずれ動くこともな
い。尚、柱部19の上端は収容部11の外に突出
するとしても突出量は少しにとゞめ、好ましくは
収容部の開放面と同一面にするか、少しひつこめ
る。
ホースの一端に取付ける散水ノズル5は、ここ
では本出願人が実願昭57−56815で提案した第4
〜6図の実施例のものであるが、勿論これに限定
されるものではない。又ホース3は通常の変形可
能な円筒形断面のものでもよいが、10m前後の長
さを有するので通水すると円筒形に膨らむが常時
は扁平になつているプレーンホースが好ましい。
そして、収容部6に散水ノズル5を収容した場
合、これを連結したホースを鍔を跨がらせないで
鍔間の外周に巻付かせるために好ましくは収容部
6の一端に連通する切込み21を鍔の一方とリー
ル本体の外周に形成して置く。
このホースリールはこゝでは散水ノズルを収容
部6に収容し、散水ノズルを連結した端部からホ
ースをリール外周に巻取り、巻終りをジヨイント
22にすることを予定しているが、勿論、その反
対にジヨイント22側からホースを巻取り、巻終
りを散水ノズルとしてもよい。ホースを使用する
には取手と摘みを引起し、取手でリールを支持し
て摘みでリールを回し、ホースの全長をリールか
ら巻解き、収容部6から散水ノズルを出してホー
スとリールを分離し、ジヨイント22を蛇口に嵌
めて連結するか、先にジヨイントを蛇口に連結
し、取手でリールを持つて蛇口から離れる方向、
例えば洗車すべき車に向かつて移動し、ホースの
巻解きでリールを回転させ、ホースが全長解けた
ら散水ノズルを収容部から出してもよい。ジヨイ
ント22には一側に鎖23の一端を連結してある
と共に、この鎖の他端部を着脱自在に引掛ける留
め22′を他側に設けてあるので鎖23を弛みな
く蛇口のコツクに巻付けて留め22′に引掛け、
水圧でジヨイントが蛇口から不意に抜けるのを防
止する。尚、首振式の水栓の場合は蛇口の先端と
コツク間の距離が長いので前述の予備部品である
筒形ストツパ12蛇口の先端に固定し、鎖23を
これに巻付けるのである。こうして蛇口を開くこ
とにより散水が行えるのであつて、散水が終つた
ら一旦蛇口から鎖23とジヨイント22を外した
のち鎖23だけを蛇口に巻付けてジヨイントの留
め22′に連結する。そして、散水ノズルを収容
部6に収容し、取手及び摘みを引起し、取手でリ
ール本体を支持し、摘みでリール本体を回してホ
ースを巻取つて行く。ホースが図示のプレーンホ
ースであると、巻取りの際にホース中に残つてい
る水はホースが扁平に巻取られるにつれジヨイン
ト22から押出される。こうしてジヨイントの所
まで巻取つたら鎖23を蛇口から外す。
この実施例ではジヨイント側からホースが巻解
けるのを防止するため鍔2,2の周縁部には円周
方向に適当な間隔で孔24を設け、鎖23をどれ
か適当な孔24に潜らせて鍔の縁に巻付けたのち
留め部22′に懸け、ジヨイントを鍔の縁に拘束
する。この場合、鍔の縁には円周方向にこの実施
例の如く切欠き25を設けて置けば、鎖23をど
れか適当な切欠き25に入れて鍔の縁に巻付ける
ことができ、鎖が動くのを防げる。尚、本体の内
部にジヨイント22を保持するための収容部をノ
ズル収容部と同様に形成し、こゝに収容しても同
様に巻終り側からホースが解けるのを防止でき
る。そして、最後に取手と摘みを伏せて夫々収容
部8と11に収容すればよい。
つまり本考案のホースリールは不使用時にホー
スを巻取つて置くためだけのもので、内周の一側
中心部にリールを支持するための取手を枢着して
設け、他側にリールを回すための摘みを取付けて
いる。従つて取手でリールを持ち摘みで回してホ
ースを容易に巻取ることができ、巻取つたら例え
ば車のトランクや物置などに格納するのである
が、軽量なので持運びが容易であると共に、格納
にもスペースをとらない。
又、スタンド式ホースリールは持運びに不便な
ため通常は蛇口の傍に置いてあるが、この場合、
これにつまずいて転び怪我をする虞がある。しか
し、本考案では物置き、自動車のトランクなどに
格納するのでその虞が無いと共に、庭の景観も損
わない。
そして、取手及び摘みは端壁の一側と他側にあ
るだけでもよいが、この実施例の様に引き起して
外に突出させることができればホースを巻取つた
り、巻解いたりする操作が著しく行い易い。更
に、ホースの端部に接続した散水ノズルやジヨイ
ントの少くともとちらか一方を内周中に保持する
収容部をこの実施例の様に設けて置けばそのどち
らかを収容部に保持してこれに接続した端部から
容易にホースを巻取ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は一側から見た斜面図、第2図は他側から見た斜
面図、第3図は縦断面図、第4図は摘みの取付け
状態を示す断面図、第5図は同上の部品の一部の
分解斜面図、第6図は取手を枢着する部品の分解
斜面図で、図中、1はリール本体、4は端壁、7
は摘み、10は取手を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 蛇口に接続するジヨイントを一端に備えたホ
    ースと、このホースを不使用時には本体外周に
    巻取つて置き、ホース使用時にはホースを外周
    から巻き解き且つ本体から外して使用するため
    のリールからなるホースリールであつて、 上記ホースを外周に巻取るリールの本体の内
    周に端壁を設け、端壁の一側中心部に本体を支
    持する取手を回転自在に枢着し、他側に本体を
    回すための摘みを偏心して取付けたことを特徴
    とするホースリール。 (2) 実用新案登録請求の範囲(1)のホースリールに
    おいて、端壁の中心に枢着した取手、端壁に偏
    心して取付けた摘みは夫々端壁と平行に伏せた
    り、内周の側面から外に突出して起立する様に
    起伏可能で、内周の一側内部には取手を伏せた
    状態に収容する収容部、他側内部には摘みを伏
    せた状態に収容する収容部を夫々端壁を窪ませ
    て形成してあるホースリール。 (3) 実用新案登録請求の範囲(1)又は(2)のホースリ
    ールにおいて、上記端壁の少くと一方の側部内
    にホースの各端に接続した散水ノズルと蛇口へ
    のジヨイントの少なくともどちらか一方を保持
    する収容部を設けたホースリール。 (4) 実用新案登録請求の範囲(1)から(3)のどれか一
    つのホースリールにおいて、リール本体の外周
    に巻取るホースは通水時に膨らむ扁平ホースで
    あるホースリール。
JP11286782U 1982-07-27 1982-07-27 ホ−スリ−ル Granted JPS5918758U (ja)

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JP11286782U JPS5918758U (ja) 1982-07-27 1982-07-27 ホ−スリ−ル

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JP11286782U JPS5918758U (ja) 1982-07-27 1982-07-27 ホ−スリ−ル

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JPS5918758U JPS5918758U (ja) 1984-02-04
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5718563B2 (ja) * 1977-05-25 1982-04-17

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS48114117U (ja) * 1972-03-31 1973-12-27
JPS5718563U (ja) * 1980-07-08 1982-01-30

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5718563B2 (ja) * 1977-05-25 1982-04-17

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JPS5918758U (ja) 1984-02-04

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