JPS62220519A - ポリカ−ボネ−トから製造した料理用具 - Google Patents

ポリカ−ボネ−トから製造した料理用具

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JPS62220519A
JPS62220519A JP5073686A JP5073686A JPS62220519A JP S62220519 A JPS62220519 A JP S62220519A JP 5073686 A JP5073686 A JP 5073686A JP 5073686 A JP5073686 A JP 5073686A JP S62220519 A JPS62220519 A JP S62220519A
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cooking utensil
polycarbonate
formula
utensil according
polymer
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JP5073686A
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ジエイムス、エルマー、ハリス
ロイド、マーロン、ロブソン
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Union Carbide Corp
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Union Carbide Corp
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L69/00Compositions of polycarbonates; Compositions of derivatives of polycarbonates
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J36/00Parts, details or accessories of cooking-vessels
    • A47J36/02Selection of specific materials, e.g. heavy bottoms with copper inlay or with insulating inlay
    • A47J36/04Selection of specific materials, e.g. heavy bottoms with copper inlay or with insulating inlay the materials being non-metallic
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G64/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carbonic ester link in the main chain of the macromolecule
    • C08G64/04Aromatic polycarbonates
    • C08G64/06Aromatic polycarbonates not containing aliphatic unsaturation
    • C08G64/08Aromatic polycarbonates not containing aliphatic unsaturation containing atoms other than carbon, hydrogen or oxygen
    • C08G64/081Aromatic polycarbonates not containing aliphatic unsaturation containing atoms other than carbon, hydrogen or oxygen containing sulfur

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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明はビス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロ中ジフ
ェニル)スルホン(TMBS ) (!:、任意に2.
2−ヒス−(4−1?、)”ロキシフェニル)プロパン
(ビスフェノールA)などの二価フェノールと、カーボ
ネート前駆体とから誘導されるくり返し単位を含有する
ポリカーボネート組成物から製造される料理用具または
調理器に関する。この調理器は本質的にあらゆる調理オ
ーブイでの応用に使用することができる。
発明の背景 従来のオーブンに利用されている調理器は、温度設定装
置とオーブン内の実際の温度との間に存在する大きい温
度変化に耐える能力を有する必要がある。調理器はオー
ブンの実際の温度にさらされるだけであるが、使用者が
熱に耐える調理器の能力を期待することはその調理器を
使用する際の不可欠な要因である。例えば200″F、
で変形する調理器を325″F′、に設定したオーブン
に入れるのは明らかに不合理である。温度設定装置がオ
ーブンの温度を正確に制御することができないオープン
で、この調理器を使用することも同等に不合理である。
かくして、低い温度に設定すると、オープンの温度が高
くなってしまい、調理器は変形する。耐用期間としては
、市販されているガスおよび電気オープンのほとんどが
正確な温度制御装置を有していなく、はとんどの場合、
これらのオープンは設定温度より熱くなる。多(の場合
、オープンの温度を400’F、に設定すると、オープ
ンは475〜5001はどの高い温度になった。これは
、上記のようにオープンが温度設定装置とオープン内の
実際の温度との間に大きい温度変化が存在することに基
づいている。
プラスチックは典型的には熱可塑性又は熱硬化性である
。熱可塑性プラスチックは十分な熱を加えると変形可能
である。熱硬化性プラスチック(樹脂)は、架橋されて
いるため、確かに熱可塑性プラスチックよりは幾分耐熱
変形性である。従って、熱硬性樹脂が調理器用に広範囲
に使用されてきた。例えば、調理器はメラミン−ホルム
アルデヒド倚脂、不飽和ポリエステル樹脂等から製造さ
れていた。このようなプラスチックは優れた耐熱性を有
している。しかしながら、かかるプラスチックは多(の
重大な欠陥をこうむる。これらのプラスチックは、成形
するとき、硬化工程中、架橋するため、収縮しかつ金型
表面から引き離れる。これらのプラスチックに少量の粒
状充填剤を適切に充填しなければ1.成形物は、非常に
で゛こぼこした表面になり、実質的な小割れおよび/ま
たは亀裂を生じる。多量の充填剤を充填すると、成形物
の物理的特性に悪影響し、かつ光沢のある表面を直接得
るのを妨げる。熱硬化性樹脂は成形しにくい。これらの
樹脂は一般に圧縮成形するか、あるいはトランスファー
成形しなければならない。かかる方法は多くの材料の取
扱い、大きな設備、複雑かつ比較的高価な金型、および
可成りのエネルギーコストを必要とする。
紙製食器を塗装するのに熱可塑性プラスチックが使用さ
れ、それらのうちの若干のものは調理器として使用され
てきた。しかしながら、調理器としてのこれら熱可塑性
プラスチックの使用は確かに低温オープンまたはマイク
ロ波オープンでの適用に厳しく制限されている。Ude
lTMポリスルホン(ユニオン、カーバイド社製)など
の熱可塑性プラスチックは、マイクロ波オープンでの適
用のために設計された調理器を製造する際に使用するた
めに販売されてきた。このような調理器のあるものは、
一般に従来のオープンでも用いられてきたことが予期さ
れる。しかしながら、Udel  ポリスルホンけ、従
来のオープンで調理する際に使用 ′される広範囲の温
度には適していないとわかったので、Udel  ポリ
スルホンをこのような適用に使用することは勧められな
かった。
熱可塑性プラスチックの物理特性は、−見して、一般に
用い得る調理器、すなわち、500″F、の温度 まで
の任意の種類のオープンに使用可能な調理器としてのこ
の熱可塑性プラスチックの使用のための基本であると考
えられるかも知れないが、明らかにそうではない。調理
器はこの中に入っている食品と接触しているので、この
調理器を製造するためのプラスチックは使用するのに安
全てなけれ(iならず、かつ調理器が接触する食品をよ
ごしてはならない。
従来のオープン内には温度勾配が存在し、このような温
度変化Vi種々°様々な条件下の調理器としてのプラス
チックの性能についての実際の作用情報を必要とする。
さらに、調理器は、−回だけの使用後に処分(使い捨て
)できるように意図されたものでない限り、手または機
械でくり返し洗浄するのに耐える能力を有する必要があ
る。調理器は耐洗浄剤性である必要があり、食品、油お
よび油脂を吸収してはならない。調理器は使用によるゆ
がみに耐え得る必要がある。調理器は、家庭用に使用し
ようとする場合、高い光沢および滑らかな表面などの典
型的に好まれる美観を満たす必要がある。熱可塑性プラ
スチックが真空成形または射出成形などの単一成形方法
によって様々な調理器の形状に成形可能であることが望
ましい。なお、使用条件が極めて厳しいので、コスト高
になりがちな高性能のプラスチックの使用を必要とし、
この場合、このような性能の能力のすべてはプラスチッ
クの最小使用量で、望ましく達成できる。
本発明の結果、ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロ
キシフェニル)スルホン(TMBS ) カラ得られる
くり返し単位を有する直鎖の熱可塑性ポリカーボネート
は、これらの特性の組合せを有し、かつ本質的にすべて
の調理オープンでの適用に使用することができる魅力的
かつ有用な調理器をもたらすということがわかった。
本発明はTMBS含有ポリカーボネートから製造された
調理器に係り、この調理器はマイクロ波および従来のオ
ープンでの適用に適している。
TMBS含有ポリカーボネートから製造された調理器は
物理特性の良好な組合せを有し、かつ上記のプラスチッ
ク材料から成形された調理器に必要とされる主要件を満
たす。また、TMBS含有ポリカーボネートから製造さ
れた調理器は優れたマイクロ波能力を呈し、かつマイク
ロ波オープンおよび従来のオープンの両方に使用するこ
とができる。
詳細には、本発明は下記式のくり返し単位(I)、およ
び任意に下記式のくり返し単位(社)を有するポリカー
ボネート〔この場合、くり返し単位(I)および任意の
くり返し単位0はカーボネート前駆体から得られる相互
結合によって連結されている〕よりなる組成物から製造
された調理器に係る。
上記式中、Yは炭素原子数1〜4個のアルキル基、塩素
または臭素から選択したものであり、各2は独立的にO
〜4の値を有し、nは0又は1の値を有し、R,は二価
の飽和または不飽)0炭化水素基、特に炭素原子数1〜
6個のアルキレンまたはアルキリデン基、または炭素原
子数9個までのシクロアルキリデンまたはシクロアルキ
レン基、o 、 co 、so2. sまたは直接結合
でぁす、但し、R5がS02の場合、くり返し単位■は
くり返し単位(I)と同じではないことを条件とする。
上記ポリカーボネートは、25℃でクロロホルム中0.
59/100−の濃度で測定した場合、少なくとも約0
.3 di/ tの換算粘度を有する。
TMBS含有ポリカーボネートは、ロースチング用三脚
台、モールド、平なべ、なぺおよび焼き皿、ならびに調
理または焼成に有用な任意他の種類の ゛容器または皿
の形態としての調理器に製造し得る。
詳細な説明 本発明の調理器に用いるTMBS含有ポリカーボネート
は、米国特許第3,737,409号に記載のようなポ
リカーボネートの製造のための当業界で公知な従来の溶
液重合または界面重合技術のいずれかによって製造する
ことができる。溶液法はカーボネート前駆体、例えば、
ホスゲンと、くり返し単。
位(I)および0をもたらすビスフェノール化合物、例
えば、ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェ
ニル)スルホンおよヒ2..2−ビス−(4−ヒドロキ
シフェニル)プロパンとを反応すせることよりなる。反
応媒体は、ハロ炭化水素などの相溶性溶媒を用い、かつ
副生物塩化水素を受は入れる(捕集する)ためのピリジ
ンなどの塩基を利用する単一有機相である。或いはまた
、反応媒体が有機相およびアルカリ性水相よりなる界面
重合技術を用いてもよい。移相触媒、すなわち、トリエ
チルアミンなどの酸受容体を使用して、有機相での縮合
による副生物塩化水素を受は入れ、かつ塩化水素をアル
カリ性水相に移し、この相でこの塩化水素を中和し、か
つ触媒をその未プロトン化形態に再生して追加の塩化水
素を受は入れ得る。さらに、バラ−第3−ブチルフ蔓ノ
ールなどの鎖長調整剤を用いて、分子量を限定し、かく
してポリマーの粘度を限定し得る。界面重合法の例は米
国特許第3.646.402号明細書に記載されている
ポリカーボネートを製造するための当業界で公知な溶液
および界面重合技術を、下記のような変更例を除いて本
発明の実施に同等に適用することができる。
ポリカーボネートの製造における鎖停止剤の利用は当業
界で極めて周知である。好適な鎖停止剤としては、単官
能性カルボン酸またはヒドロキシ化合物、例えば、フェ
ノール、パラー第3ブチルフェノール、安息香酸、パラ
ー第3ブチル安臭香酸等がある。鎖停止剤の選択は本発
明の実施には制限されず、任意適当なモノカルボン酸ま
たはモノヒドロキシ化合物を用いてもよい。鎖停止剤単
位は、これがポリマーの成長を止めるため、ポリカーボ
ネートの末端単位になる。
生成物ポリマーを溶媒和する任意の従来の有機溶媒を、
これがポリカーボネート重合において化学的に非反応性
であるかぎり使用し得る。好ましイ[々の溶媒は、ジク
ロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、ジクロロエタ
ン、トリクロロエタン、トリクロロエチレン、テトラク
ロロエチレン、オよびそれらの混合物などの炭素数1〜
4個の塩素化脂肪族炭化水素である。他の望ましい部類
の溶媒バドルエン、モノクロロベンゼン、ジクロロベン
ゼン、およびそれらの混合物などの芳香族炭化水素およ
びハロゲン化芳香族炭化水素である。好ましい溶媒はク
ロロメタン、特にンクロロメタンである。溶液重合法に
使用する溶媒は、好ましくはカーボネート前駆体の副反
応を回避するように水を含有しないものである。
用いる酸受容体は、有機または無機のいずれかの酸受容
体である。好適な有機酸受容体はピリジン、または7F
S3アミン、例えば、トリエチルアミン、ジメチルアニ
リン、トリブチルアミン等である。無機酸受容体はアル
カリ金属又はアルカリ土類金属の水酸化物、炭酸塩、重
炭酸塩またはリン酸塩のいずれかのものであることがで
きる。
界面重合法は有機相および水相を利用することよりなる
。界面重合法を実施するにあたり、選択する有機溶媒が
水と非混和性であることが望ましい。有機溶媒の量およ
び溶媒中の反応体の濃度は、生成物ポリマーを溶解する
のに十分な溶媒が存在すべきであること以外は、制限さ
れない。ポリマー約30重量%の生成物ボ1Jマー溶液
を形成するのに十分なジクロロメタンの量は、一般にこ
の特定系の場合の最小の溶媒量である。まfC,:、他
の物質、例えば、鎖長調整剤すなわち鎖停止剤、触媒、
消泡剤等も有機相に存在することができる。
水相は、通常、反応前には少なくとも約8、好ましくは
少なくとも約9のpHの程度までの塩基性である。反応
中、pHは約7〜12の範囲内で変化し得るが、好まし
くは必要なときに水酸化ナトリウムなどの塩基の添加に
よって7より高く保つ。
反応物は、界面重合反応では、水相中にもたらし、ここ
ではビスフェルレート、と称する。これらの反応物は、
通常、ビスフェノールを無機塩基、例えば、水性すなわ
ちアルカリ土類金属水酸化物、好ましくはアルカリ金属
水酸化物、最も好ましくは水酸化ナトリウムで水に溶解
することによって形成される。好適的な実施態様では、
ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)
スルホンのナトリウムビスフェルレートおよび2.2−
ビス。
−(4−ヒドロキシフェニル)−プロパンノナトリウム
ビスフェルレートを水相で利用する。水相中のどスフエ
ルレートの濃度は本発明には不可欠ではない。ビスフェ
ノールの溶解度限度までの濃度が好ましいが、スラリー
を形成する過剰量はそれほど望ましくはない。ビスフェ
ノール−Aについての代表的な範囲は約2〜15重量%
、好ましく は約3〜10重i%である。モノマー/モ
ノマー比は、得られるポリカーボネートの特性に影響す
る次め、ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフ
ェニル)スルホンの濃度は、生ずるポリマーの特性を最
適にするためにビスフェノール−Aの利用量について調
整する。ビスフヱル−トお・よび過剰の塩基のほかに他
の物質、例えば、酸化防止剤、消泡剤、触媒および鎖停
止剤が水相に存在してもよい。
溶液重合によるか、あるいは界面重合によるかいずれに
せよ、調理器の製造に使用するポリカーボネートを製造
する方法は、常温条件、例えば代表的な室温条件、すな
わち23〜25℃で実施し得る。常温より高いまたは低
い温度では、エマルジョンを安定化する問題を留意して
、これより高い及び低い外囲温度を用いてもよい。溶液
重合では、広い温度範囲を使用し得るから、溶液法の実
施には絶対に不可欠である特定温度はない。
本発明の調理器に用いられるポリカーボネートを製造す
る好ましい特徴は、上記式に記載の(り返し単位口をも
たらすビスフェノール化合物、例えば、°ビスフェノー
ルーAの必須の化学量論量を初めの重合反応に供給しな
いことである。すなわち、添加した全ビスフェノール−
Aの少なくとも15重量%を初めに反応に供給しないで
、重合の ゛最後の段階で添加する。この手順は、ポリ
マーの末端部分が、主要量のビスフェノール−A七ツマ
−を含有し、TMBSモノマーを含有しないポリマーを
生成する。このことは出願中の米国特許出願第485.
945号(1983年4月18日出願)により十分に述
べられている。
この指定量は、典型的には、所望のポリマー生成が達成
され、かつ鎖調整剤すなわち鎖停止剤を。
ポリマーの長さ調整のために添加しようとするときに、
重合反応に添加する。かくして、残りのビスフェノール
−Aを鎖調整剤、例えば、I)−第3ブチルフエノール
、および追加のカーボネート前駆体、例えばホスゲンと
同時に添加して、それらの反応を行ってポリマーを長く
し、かつ停止する。
ホスゲンの添加量はビスフェノール−A及び鎖調整剤を
ポリマーに添加するのに必要とする量に等しい。ビスフ
ェノール−Aの最後の添加に先立つ【鎖調整剤を添加す
る場合、末端化されたポリマーはビスフェノール−Aと
反応することができない。か(して、この好適な実施態
様では、ポリマーの停止の際に使用するビスフェノール
−Aの最後の添加の前に、ポリマーを鎖停止させないこ
とが重要である。
本発明の調理器に用いるポリカーボネートを製造する際
の他の好ましい特徴は、例えば、2.2−ビス−(4−
ヒドロキシフェニル)プロパン(ビスフェノールA)ジ
クロロホルメートと、ビス−(3,5−ジメチル−4−
ヒドロキシフェニル)スルホン(TMBS )とを、あ
るいは変更例では、2.2−ビス−(4−ヒドロキシフ
ェニルンプロパン(ビスフェノールA)と、ビス−(3
,5−ジメチル−4−ヒトiffキ・ンフェニルンスル
ホン(TMBS )ジクロロホルメートとを反応させる
ことである。この手順は上記七ツマ−の主として配列し
た交互にくり返す単位を有するポリマーを生成する。
上記のくり返し単位(I)をもたらす反応物ビス−(3
,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)スルホン(
TMBS )は、米国特許第3.383.421号に記
載の方法により製造することができる。
上記式を有するくり返し単位0をもたらす好適ナヒスフ
ェノール化合物としそは、2.2−ビス−(4−ヒドロ
キシフェニル)プロパン(ビスフェノールA)およびビ
ス−(4−ヒドロキシ7エ二ル)スルホンのほかに、 ビス−(4−ヒドロキシフェニル)メタン、2.2−ビ
ス(4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)プロパン、 4、4−1:’スー(4−ヒドロキシフェニル)へブタ
ン、 2.2−ビス−(3,5−ジクロロ−4−ヒドロキシフ
ェニル)プロパン、 2.2−ビス−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシフ
ェニル)プロパン、 およびビス−(3−クロロ−4−ヒトa キ’y 7 
xニル)メタンがある。他のビスフェノール化合物も利
用″でき、米国特許第2.999. s 、35号、第
3゜028、365号及び第3.334.154号に開
示されている。
内部結合単位をもたらすカーボネート前駆体は、カルボ
ニルハライド、カーボネートエステル又はハロホルメー
トのいずれかであるこ石ができる。
ここで用いることができるカルボニルハライドニ、カル
ボニルプロミド、カルボ飛ルクαリド、カルボニルフル
ロリド等またはそれらの混合物である。
ここで用い得るカーボネートエステルの典型例を挙げる
と、ジフェニルカーボネート、ジー(クロロフェニル)
カーボネート、ジー(ブロモフェニル)カーボネート、
ジー() IJジクロロェニル)カーボネート、ジー(
トリブロモフェニル)カーボネート等のジー(ハロフェ
ニル)カーボネート:ジー(アイオリル)力゛−°ボネ
ート等のジー(アルキルフェニル)カーボネート;ジー
(ナフチル)カーボネート、ジー(クロロナフチル)カ
ーボネート、フェニルトリルカーボネート、クロロフェ
ニルクロロナフチルカーボネート等又は−t−レラの混
合物がある。ここで使用するのに適したハロホルメート
としては、二価フェノールのビスハロホルメート(ヒド
ロキノンのビス−クロロホルメート、ビスフェノールA
等)、またはグリコ−双エチレングリコール、ネオペン
チルグリコール、ポリエチレングリコール等のビス−ハ
ロホルメート)が挙げられる。他のカーボネート前駆体
も当業者には思い浮ぶであろうが、ホスゲンとしても知
られるカルボニルクロリドが好ましく、式を有する内部
結合単位をもたらす。また、式ヲ有するビスフェノール
Aジク゛ロロホルメートカら得られる内部結合単位も好
ましい。
上記のくり返し単位(I)、上記の、(り返し単位D、
およびカーボネート前駆体から得られる相互結合単位を
もたらす反応物間のポリカーボネート反応は、所望の分
子量を有する所望のポリカーボネートを形成するように
化学量論量に基づいて進行する。化学量論量は制限され
ず、唯一の要件は使用量がポリカーボネートを形成する
のに十分であるということである。反応物の量を変える
ことによって、最終的に製造されるポリカーボネートポ
リマーおよびその特性を変えることができる。本発明の
調理器に用いるポリカーボネートは、好ましくは上記く
り返し単位(I)を約20重量%〜100重量%、より
好ましくは約25重量%〜約95重量%、最も好ましく
は約40重量%〜約60重量%含有する。本発明の調理
器に用いるポリカーボネートは、好ましくは上記くり返
し単位0を0重量%〜約80重量%、より好ましくは約
5重量5!(〜約75重量%、最も好ましくは約40重
量%〜約60重量%含有する。
TMBS、  ビスフェノール−A1.カーポネー・ト
前駆体および鎖調整剤の添加のために従来の手順を使用
し得る。好ましくは、TMB Sおよび任意にはビスフ
ェノール−Aは、溶液法ではそのまま、或は界面法では
水に溶解したジナトリウム塩として系に添加する。溶液
法では、鎖停止剤をTMBSおよびビスフェノール−A
の添加とともに、あるいはそれに引き続いて添加するこ
とができる。次いで、ホスゲンなどのカーボネート前駆
体を溶液に吹き込み、重合を継続すること・ができる。
界面法では、鎖停止剤のアルカリ塩を’l’MB Sお
よびビスフェノール−Aとともに添加することができ、
或はヒドロキシ形態のものを、混合物に添加されるホス
ゲン/ジクロロメタン溶液とともにそのまま、あるいは
溶液として添加することができる。さらに攪拌しながら
、最終の重合相を完了する。
本発明に用いるポリカーボネートポリマーの構造は、重
合反応に他のジヒドロキシ化合物を興産的にはポリカー
ボネートの全重量の約10重量%より多くない量含有す
ることに°よっである程度まで変性することができる。
例えば、ビスフェノール−A及びビス−(3,5−ジメ
チル−4−ヒドロキシフェニル)スルホン(TMBS 
)ととモニ、他のジヒドロキシ化合物をポリマー構造の
部分置換変性剤として本発明のポリマー構造の全特性に
悪影響することなしにそのまま、あるいはハロホルメー
ト形態のいずれかとして含有し得る。例えば、エチレン
グリコール、プロピレンク+) =r−ル、1.4−フ
チレンクリコール、ネオペンチルグリコール等のジヒド
ロキシ化合物を重合反応に含んで本発明に用いるポリカ
ーボネートポリマーを製造することができる。
本発明の調理器に用いるTMBS含有ポリカーボネート
との組合せに使用し得る他の添加剤としては、チョーク
、方解石およびドロマイ°トなどの鉱物充填剤:雲母、
タルク、珪灰石を含むシリケート;二酸化珪素;ガラス
球;ガラス粉;アルミニウム;粘土二石英等が挙げられ
る。さらに他の添加剤を挙げると、炭素繊維、ガラス繊
維等およびそれらの混合物などの強化繊維:二酸化チタ
ンなどの顔料:酸化亜鉛などの熱安定剤;紫外線安定剤
;可塑剤等がある。
鉱物充填剤および強化繊維は約30重量%まで、好まし
くは約25重量%までの量で使用し得る。
顔料は一般に約10重量%までの量を使用する、安定剤
°は組成物を所望の効果のために安定化する安定化量使
用する。
さらに、本発明の調理器に用いるポリカーボネートの製
造は、生成ポリカーボネートの重量を基準にして約10
〜約60重量%・の加工助剤の存在下で実施し得る。好
ましい加工助剤はジフェニルエーテル化合物、環式脂肪
族、置換芳香族または複素環式芳香族化合物、およびハ
ロゲン化および/またはエーテル化置換芳香族または複
素環式芳香族化合物、あるいはこれらの混合物である。
このような加工助剤は、粘度、反応時間、色、安定性等
を調整および/または変性するのに有用であ・る。
ポリマーの回収は、凝析およびr過によるなどの成形性
のポリカーボネートを回収すべく当業界で周知な方法に
よって達成することができる。
また、本発明の調理器に用いるポリカーボネートは、米
国特許i3.’264,536号および米国特許! 4
.175.175号に記載されているものなどのポリエ
ーテルスルホン、ならびに他のポリ(アリールエーテル
)、ポリ(エステルカーボネート)、ポリニス・チル、
ポリアリ−レート、ポリ(エーテルイミド)、スチレン
ポリマー、塩化ビニル含有ポリマー等と優れた融和性を
呈する。機械融和性を呈するこのような混合物は、本発
明の調理器を製造するのに有用である。機械融和性は、
混和性混合物系で、一般に特定の混合物成分の機械特性
の平均である機械特性(例えば、強さ、強じん性等)の
バランスに関係する。成形性かつ融和性の混合物は、典
型的には本発明の調理器に用いるポリカーボネート約5
重量%〜約95重量%、およびポリカーボネートと機械
融和性を呈するポリマー約95重量%〜約5重量%含有
するのがよい。
ポリマーの重量%比は、混合物から製造される成形品に
求められる特性に応じて広範囲に変化し得る。
コレラのTMB S含有ポリカーボネートポリマーの分
子量は指定溶媒中の換算粘度によって示される。当業界
でよく知られているように、樹脂溶液の粘度はポリマー
鎖の重量平均分子の大きさに直接関係があり、典型的に
は、重合度を特徴づけるために使用することができる最
も重要な1つの特性である。従って、TMBS含有ポリ
カーボネートに対して定められる換算粘度は、粘度自身
に関する考慮対象ではなく、分子の太きさに反映するの
に重要であると理解すべきである。これらのポリカーボ
ネートポリマーのほとんどは、N−メチルピロリジノン
、クロロホルム、またはテトラクロロエタンあるいは他
の同様な溶媒中に易溶性を示した。
ここで使用するような換算粘度(R,V、 )は、ポリ
カーボネートポリマー試料0.2ないし0.52を10
〇−容積のフラスコに入った指定溶媒、すなわち、りに
ロホルムに溶解して、その結果化じた溶液を正確に10
0−について恒温浴中で、25℃で測定することによっ
て求めた。焼結ガラスロートを通してr過した溶液3−
の粘度を、オストワールド型または類似の型式の粘度計
で25℃で測定した。下記等式から、換算粘度の値を得
た。
(上記等式中、 toは純粋溶媒の流出時間であり; t8はポリマー溶液の流出時間であり:そしてCは溶液
100−あたりのポリマーのグラム数に換算して表わさ
れるポリマー溶液の濃度である。) 本発明の調理器を製造するのに用いるポリカーボネート
は、比較的高い分子量、すなわち、25℃でクロロホル
ム中0.5 f/100dの濃度で測定した少な(とも
0.3 dllf、好ましくは少なくとも0、5 dt
/ f、典型的には約1.5dl/fを超えない換算粘
度を有する直鎖熱可塑性構造であると特徴づけられる。
これらのポリマーは、格別に強じんであり、高い加熱ひ
ずみ温度を示し、そして調理器の用途、特にマイクロ波
オープンおよび従来のオープンでの適用に適した調理器
に使用するために上記のように優れた成形特性および物
理特性を有する。
本発明の調理器を製造するのに使用するポリカーボネー
トは、当業界で公知な従来方法によって製造することが
できる。ポリカーボネートは一般に押出機で混和する。
この混和は約550〜約400℃の温度で行う。混和さ
れた材料は従来技術によってペレットにしてもよ、い。
混和された材料を射出成形、圧縮成形、熱成形またはプ
ロー成形によるなどの従来技術によって所望の調理器製
品に製造し得る。好ましくは、混和材料をフィルム又は
シートに押出し、次いで当業界で周知な方法によって所
望の調理器製品に熱成形する。
ポリカーボネートは、単独または他の物質との。
組合せのいずれかで粒状形態(例えば、ベレット、粒状
物、粒子、粉末等)で材料をフィルムまたはシートに押
出す押出機に供給し得る。混和材料または個々の成分の
いずれかよりシートを形成するために使用される押出機
は当業界で周知である。
典型的には、押出機は24:1の長さ対直径比を有する
押出スクリュおよびマドツク(Maddock )混合
7゛ルートを備えた1、5インチのスターリング押出機
であってもよい。マドツク混合フルートは米国特許第3
.730.493号に記載の墓穴のものである。このよ
うな混合ヘッドすなわち部分は、アウトサイド・イン型
式のフルー、ト付き混合ヘッドと称し、このアウトサイ
ド・イン型式とは、材料の通路がフルートの外側から半
径方向の通路を通って中央の軸線方向の内部通路(この
通路から材料を混合部分の下流端部を通して吐出する)
までであることを示す。
ポリカーボネート組成物は、一般に、約550〜約60
0″F、の温度でシートに成形する。このシートはダイ
スから水平に押出す。ダイスジョーの一方はダイス開口
部を多少変えてシートゲージの一様性についての密な制
御を維持するために調節できる。シートの取上゛げユニ
ットは、垂直方向に積み重なる3つの高つや出しメッキ
被駆動ロールより通常成る。材料は中間ロー尤の上下、
および底ロールのまわりを通る。上方ロールおよび下方
ロールは、垂直位置が調節できるが、中間ロールは不動
である。頂部ロールを使用してシートを中間ロールの上
を通るときにつや出しすることができる。次いで、シー
トをカッタを通過させ、そこで所望の長さに切断する。
シートは、所望の最終製品の厚さに応じて厚さを変える
ことができる。
一般に、シートの厚さは約10.〜約25ミルである。
次いで、シートを所望の調理器製品の形状に熱成形する
。熱成形は、例えばエンジニアリング・ポリマー・サイ
エンス会アンド・チクノロシイ、?IIJ13巻(19
71年)の第832〜843頁に記載の方法などの当業
界で周知な方法によって達成し得る。一般に、シートを
雌型内へ真空成形する。
この方法では、7−トをフレームにその周囲のみのまわ
りで係止し、所定の時間、所定の温度まで加熱し、次い
で、型の縁部と接触させる。この接触によりシールを惹
起するので、熱シートと凰との間の空気を除去して、大
気圧により熱シートを型に押しつけることが可能である
。また、例えば、シールを可能にするために−シートを
手で雌型の所望の輪郭にかけてもよい。また、真空成形
の代わりとして、空気圧をシートの頂部に加えてシート
を雌型内へ押込んでもよい。
箱形状などの特定の形状の調理器における分布の一様性
を促進させるために、プラグ補助材を使用してもよい。
このプラグ補助材は余分のシートを薄すぎる領域に移す
いずれの型式の機械補助材でもよい。通常、プラグは、
金属製であって、シートをこれがその最終形状に達する
前に冷やり嘱いように熱いプラスチックの温度よりわず
かに低い温度まで加熱する。金属の代わりに、滑らかな
木目付き木材またはフェノール系またはエポキシ樹脂な
どの熱硬化性プラスチックを使用することもできる。こ
れらの材料は低伝熱体であり、従って、シートから多く
の熱を奪い取らない。プラグ補助材は真空成形および加
圧成形技術の両方に適している。
シートを熱成形するために使用することができる他の方
法は、マツチ・モールド成形である。この方法では、シ
ートを挾持フレームに係止し、適切な成形温度まで加熱
する。雄型を環プラテン又は底プラテンの上に位置決め
し、整合雌型を他方のプラテンに取付ける。次いで、型
を閉じてシートを両型の輪郭に押しつける。雄型と雌型
との間の隙間により肉厚が定められる。捕捉空気を両型
面を通して逃がす。シートが冷えるまで、型を適所に保
持する。
好ましい実施態様では、シートをフレームにその周囲の
みのまわりで係止する。次いで、シートをオープンで、
一般に約530″F、と約6001−との間である組成
物中のポリマーのガラス転移点より高い温度まで加熱す
る。シートをその自重でたわむように、約15〜約20
秒間この温度で加熱する。次いで、シートを雌型の縁部
と接触させて、熱いプラスチックと型との間にシールを
引き起こさせる。雌型を環プラテンに位置決めする。そ
こで、真空を開始してシートを雌型の外形になるように
引っばる。型の温度は一般に約240〜約3801であ
る。この材料を530と600″F、との間のその初め
の温度から約240〜約380″F。
である型温度まで冷えるように約30秒間内にとどめて
おく。この時点での形成されたシートは剛性であって、
聾から取り出すことができる。この好ましい成形手順で
は、成形品における材料の厚さの分布は良好となる。ま
た、戎、形された調理器製品は、一般に、この手順を使
用した場合、ピンホールがない。好ましい手順の変形例
では、シートをプラグ補助材と共に雌型内へ押し入れる
。プラグは、シートを雌型内へ移すが、型のいずれの部
分にも接触しないように位置決めする。次いで、真空を
「オン」にすると、シートは雌型の外形の形状になる。
この形成シートを上記のように放冷し、次いで型から取
り出す。
本発明の調理器は、食品を加熱したり調理したりするの
に使用される任意の種類の容器又は皿であってもよい。
調理器はいずれの形状またはデザインのものでもよ(、
寸法は所望の目的用途により決まる。代表的な調理器は
例えば米国特許第3゜938、730号:第3,743
.077号および第3゜955、170号に記載されて
いる。τた、調理器の代表的なデザインは例えば意匠第
、l!36,574号:°第194,277号および第
236.182号に記載されている。この調理器は従来
のオープンまたはマイクロ波オープンで冷凍食品を含む
あらゆる種類の食品を加熱したり、焼いたりするために
使用し得る。
本発明において使用する場合、ここにおけるポリマーの
ガラス転移温度(第2)は、ポリマーの加熱ひずみ温度
と直接相関関係がある。一般に、ポリマーの加熱ひずみ
温度は典型的には無定形ポリマーのガラス転移温度(第
2)よりlooないし20℃低い。
本発明を多くの細部について説明したが、これにより本
発明を限定しようとするものではない・下記の諸実施例
は今日までに定められた本発明の実施態様をただ例示し
ようとするものであり、本発明の範囲および趣旨を何ら
限定しようとするものではない。
実施例1 窒素/ホスゲン散布器(あらい)、温度計、還流冷却器
、20%水酸化ナトリウムトラップおよび機械攪拌機を
取付けた4ツ首11フラスコに、ビス(3,’5−ジメ
チルー4−ヒドロキシフェニル)スルホン(TMBS 
) 53.60f (0,175モル)、2、2−ビス
−(4−ヒドロキシフェニル)プロパン(ビスフェノー
ルA)23.4:M(・0..127モル)、ジクロロ
メタン500−およびピリジン130−を添加した。
15分間に亘って、窒素を最初の散布をした後、ホスゲ
ンを吹き込み、窒素を止めた。ホスゲンを室温でほぼ0
.5f/分の流量で111分間添加した。
合計約55.5 Fのホスゲンを添加した。ポリマーを
200艷のジクロロメタンで希釈し、r過してピリンジ
ン・塩化水素を除去した。この溶液を蒸留水、5%塩酸
及び0.25%酢酸溶液、そして再び蒸留水で次々に洗
浄した。次いで、この混合物を50150  のアセト
ン/メタノール中で凝析し、r過し、そしてメタノール
で洗浄した。ポリマーを真空下60℃で一夜乾燥した。
0.5%クロロホルム溶液中25℃での換算粘度は1.
35 dt/fであった。
比較例A 0.2%クロロホルム溶液中25℃で0.57d1./
lの換算粘度を有するLexan 101としてジェネ
ラル、エレクトリック社(米国、マサチューセッツ州)
から市販され七いるビスフ、エノールAポリカーボネー
トの試料を、加熱プラテンを備えたサウス・ペンド油圧
プレスを使用して約275℃でキャピイ4インチ×4イ
ンチX0.040インチの金型でプラークに圧縮成形し
た。生じた成形品は、アカテミック串フレスにューヨー
/、1979年)の7!fJ122〜126頁のオラビ
シ等著の「ポリマー・ポリマー・ミシビリデイ」に記載
のモジュラ。
ス一温度データおよびレジリエンス一温度データを使用
するレジリエンス最小技術によって測定して、145℃
のガラス転移温度を有していた。
実施例2 加圧プラテンを備えたサウス・ペンド油圧プレスを使用
して約206℃のキャビティ4インチ×4インチX0.
040インチの金型で、実施例1で製造したTMBS/
ビスフェノールAポリカーボネートの試料をプラークに
圧縮した。生じた成形品は、アカデミツク・プレスにュ
ーヨーク、1979年)の第122〜126頁のオラビ
シ等著の「ポリマー・ポリマー・ミシビリテイ」(記載
のモジュラス一温度データおよびレジリエンス=温度デ
ータを使用するレジリエンス最小技術矧よって測定して
230℃のガラス転移温度を有していた。
比較例B 比較例Aで製造されたビスフェノールAポリカーボネー
ト成形プラークを半分に切断し、この2つの半休を互い
に重ねて2インチ×4インチXo、osoインチの積層
プ曳う−クを作った。次いで、積層プラークを、回転コ
ンベヤを備えたパナソニック・マイクロ波オニプンに装
入した。マイクロ波オープンを「オン」にして、最高出
力に設定し、プラークが破損するのに必要とした時間を
記録した。破損は、気泡発生、発泡、ゆがみ等のプラー
クのいずれかの望ましくない変形と定めた。プラークは
マイクロ波オープンで37分間さらした後に破損した。
実施例3 実施例2で製造されたTMB S/ビスフェノールAポ
リカーボネート成形プラークを半分に切断し、2つの半
休を互いに重ねて2インチ×4インチ×o、osoイン
チの積層プラークを作つ友。次いで、この積層プラーク
を回転コンベヤを備えたパナソニックマイクロ波オープ
ンに装入した。マイクロ波オープンを「オン」にして、
最高出力に設定し、プラークが破損するのに必要とする
時間を記録した。破損は、気泡発生、発泡、ゆがみ等の
いずれかの望ましくない変形と定めた。このプラークは
、マイクロ波オープンで2時間さらし友後、破損し。
なかった。
比較例C 比較例Aで製造したようなビスフェノールAポリカーボ
ネート成形プラークを半分に切断し、2つの半休を互い
に重ねて2インチ×4インチxo、os。
インチの積層ブラー°りを作った。この積層プラークを
ペトリ皿(直径3.5インチ、高さ0.70インチ)の
リムに載せ、次いでこのペトリ皿を200℃まで予め加
熱された循環空気オープンに装入した。プラークが破損
するのに必要とした時間を記録した。破損は、気泡発生
、発泡、ゆがみ等のいずれかの望ましくない変形と定め
た。このプラークは循環空気オ〒プンで30秒間さらし
た後に破損した。
実施例4 実施例2で製造したようなTMBS/ビスフェノールA
ポリカーボネート成形プラークを半分に切断し、2つの
半休を互いに重ねて2インチ×4インチ×0.080イ
ンチの積層プラークを作った。この積層プラークをペト
リ皿(直径3.5インチ、高さ0.70インチ)のリム
に載せ、次いでこのペトリ皿を200tまで予め加熱さ
れた循環空気オープンに装入した。プラー′久が破損す
るのに必要とした時間を記録した。破損は、気泡発生、
発泡、ゆがみ等のプラークのいずれかの望ましくない変
形と定めた。このプラークは循環空気オープンで1時間
さらした後、破損しなかった。
実施例5 実施例2で製造したようなTMBS/ビスフェノールA
ポリカーボネート成形プラークを半分に切断し、2つの
半休を互いに重ねて2インチ×4インチxo、osoイ
ンチの積層プラークを作った。この積層プラークをペト
リ皿(直径・3.5インチ、高さ0.70インチ)のリ
ムに載せ、次いで、このペトリ皿を200℃まで予め加
熱された循環空気オープンに装入した。しかしながら、
オープンに装入する前に、幅約1インチ゛および長さ約
3インチのベーコンストリップ(12インチのストリッ
フヲ3回折ることによって得た)を、積層プラークの頂
面に載せた。20分間さらした後、積層プラー。
りおよびベーコンをオープンから取出した。ベーコンは
ばりばりした様相に焼けていた。積層プラークはひずみ
、亀裂、小割れ、または表面傷を示していなかった。こ
の実験を5回(り返した。これらもまた、積層プラーク
のひずみ、亀裂、小割れ、または表面傷が見られなかっ
た。これは従来のオープンにおける優れた調理表面とし
てのTMBS/ビスフェノールAポリカーボネート成形
品の実用性を実証するものである。
手   続   補   正   書 昭和67年 ゲ月76日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) を有するくり返し単位( I )と、任意的に、式▲数式
    、化学式、表等があります▼(II) を有するくり返し単位(II)とを含有するポリカーボネ
    ートよりなる組成物から製造される料理用具であつて、
    該くり返し単位( I )および任意のくり返し単位(II
    )はカーボネート前駆体から誘導される相互結合単位に
    よつて連結され、上記式中、Yは炭素原子数1〜4個の
    アルキル基、塩素または臭素から選択したものであり、
    各zは独立的に0〜4の値を有し、nは0または1の値
    を有し、R_1は2価の飽和または不飽和炭化水素基、
    O、CO、SO_2、Sまたは直接結合であるが、但し
    、R_1がSO_2の場合には、くり返し単位(II)は
    くり返し単位( I )と同一ではないことを条件とし、
    そしてポリカーボネートがクロロホルム中0.5g/1
    00mlの濃度で25℃で測定した場合、少なくとも約
    0.3dl/gの換算濃度を有することを特徴とする料
    理用具。 2、ポリカーボネートのくり返し単位(II)が式▲数式
    、化学式、表等があります▼ を有することを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
    の料理用具。 3、ポリカーボネートのくり返し単位(II)が、式▲数
    式、化学式、表等があります▼ を有することを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
    の料理用具。 4、カーボネート前駆体がカルボニルンハライド、カー
    ボネートエステルおよびハロホルメートよりなる群から
    選択したものであることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項に記載の料理用具。 5、カーボネート前駆体が式 ▲数式、化学式、表等があります▼ を有する相互結合単位をもたらすことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項に記載の料理用具。 6、カーボネート前駆体が式 ▲数式、化学式、表等があります▼ を有する相互結合単位をもたらすことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項に記載の料理用具。 7、ポリカーボネートの末端単位が、くり返し単位(I
    I)に結合されていることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項に記載の料理用具。 8、ポリカーボネートが式 ▲数式、化学式、表等があります▼ を有する交互に配列したくり返し単位よりなることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項に記載の料理用具。 9、ポリカーボネートが式 ▲数式、化学式、表等があります▼ を有する交互に配列したくり返し単位よりなることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項に記載の料理用具。 10、組成物が、ポリカーボネートとの機械融和性を有
    するポリマーを含有することを特徴とする特許請求の範
    囲第1項に記載の料理用具。 11、ポリマーが、ポリエーテルスルホン、ポリ(アリ
    ールエーテル)、ポリ(エステル−カーボネート)、ポ
    リエステル、ポリアリーレート、ポリ(エーテルイミド
    )、スチレン性ポリマーおよび塩化ビニル含有ポリマー
    から選択したものであることを特徴とする特許請求の範
    囲第10項に記載の料理用具。 12、ポリマーがスチレン性ポリマーであることを特徴
    とする特許請求の範囲第10項に記載の料理用具。 13、ポリマーが塩化ビニル含有ポリマーであることを
    特徴とする特許請求の範囲第10項に記載の料理用具。 14、組成物が鉱物充填剤を含有することを特徴とする
    特許請求の範囲第1項に記載の料理用具。 15、充填剤が炭酸カルシウム、珪灰石、雲母、タルク
    、二酸化珪素、ガラス球、ガラス粉、粘土または石英か
    ら選択したものであることを特徴とする特許請求の範囲
    第14項に記載の料理用具。 16、組成物が顔料を含有することを特徴とする特許請
    求の範囲第1項に記載の料理用具。
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