JPS6222041Y2 - - Google Patents

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JPS6222041Y2
JPS6222041Y2 JP1980154860U JP15486080U JPS6222041Y2 JP S6222041 Y2 JPS6222041 Y2 JP S6222041Y2 JP 1980154860 U JP1980154860 U JP 1980154860U JP 15486080 U JP15486080 U JP 15486080U JP S6222041 Y2 JPS6222041 Y2 JP S6222041Y2
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JP
Japan
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gas
pressure
valve
small hole
gas chamber
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JP1980154860U
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JPS5778536U (ja
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  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はしや断器の液圧操作装置に設けられる
アキユムレータの安全装置に関する。
近年、送電系統の大量化並びに超々高圧等の実
現により、その回路に設けられるしや断器の性能
向上は目覚しいものがあり、また性能を向上する
ための要求は大きい。それには最近特に脚光をあ
びた六弗化硫黄ガス絶縁のガスしや断器が用いら
れ、駆動源として気体圧力が使用されている。し
かし、送電系統の大容量化及び超々高圧化に伴な
い駆動力が著しく大きくなり、そのため空気圧シ
リンダ及び空気タンク等の設備が大きいものとな
り、同様にしや断操作時に発生する空気の給排気
による騒音が大きくなるため、消音装置も必要と
なる。これに対し液圧駆動装置は、空気圧に比
し、高圧化が容易であるため、縮小化が容易であ
り、しや断操作時の騒音も著しく軽減される。又
液体は空気に比較して非圧縮性のため応答性が優
れている利点がある。
しかしながら液圧は空圧に比し、高圧で300
Kg/cm2(約30MPA)程度のものであり、その蓄
圧器であるアキユムレータの安全性は重要であ
る。一般にこのアキユムレータは高圧ガス取締法
及び第2種圧力容器に関する法律等でその安全性
は厳しく期制されている。しかし、液圧系の異
常、火災等により、アキユムレータのガス圧(一
般には窒素ガス)が異常に高くなつた時の破裂防
止の有効な手段は、破裂板と称するダイヤフラム
状の板を蓄圧器の一部に設け、ある設定圧以上に
なると、その板が破裂し、ガスを急速に抜き去る
ものであるが、破裂板にかゝるガス圧およびその
変動により、経年的に破裂板の破裂強度が低下し
てくる。このため、ある一定期間毎に交換する必
要がある。しかも交換した破裂板が所定の破裂強
度をもつている補償はなく、非常に不安で、手間
がかゝるという不具合点があつた。
本考案は上記の点を考慮してなされたもので、
その目的とするところは、信頼性のあるアキユム
レータの安全装置を提供することにある。
以下、本考案を図面に示す一実施例を参照して
説明する。まず、アキユムレータの概要を説明す
ると、第1図に示すように、シリンダ1の内部に
ガス室2及び油室3を分離し、圧液を送るピスト
ン4が設けられ、摺動できるようになつている。
シリンダ1の一端にはエンドキヤツプ5が固着さ
れ、このエンドキヤツプ5はマニホールド6とね
じ等で固着されている。さらにシリンダ1の他端
にはエンドキヤツプ7が固着されている。このエ
ンドキヤツプ7にはガス供給装置8が設けられ、
小孔8aを通つてガス室2と連通している。さら
に安全装置9が設けられており、孔9aによつて
ガス室2と連通している。そして、エンドキヤツ
プ5とこれに固着されたマニホールド6には図示
しない液圧ポンプに連通する流路6aが設けられ
ている。
まず、ガス供給装置8から高圧ガスをガス室2
へ供給する。次に、液圧ポンプ(図示しない)に
より油室3へ流路6aを経て圧液を供給する。こ
のようにして液圧操作装置のアキユムレータはし
や断器などのシリンダがいつでも動作可能な状態
にある。この時油室3内部の圧力はガス室2の圧
力と同一で非常に高圧となつている。ここで液圧
操作機構の起動指令により高圧液が流路6aを通
つて液圧操作機構に供給される。ここでガス室2
内部のガス圧が異常に高くなつた時、安全装置9
より孔9aを通つてガスが排出される。
次に、安全装置9について詳細に説明する。第
2図において、エンドキヤツプ7に固着されたカ
バー10内部に弁11を挿入し、この弁11は圧
縮ばね12によつて押圧されて、エンドキヤツプ
7にあけられた孔9aを閉塞しており、また弁1
1はパツキング13によつてカバー10内部に密
封摺動する。カバー10の弁11の圧縮ばね12
を収納した背圧部15と外側の大気と連通する孔
10aがあけられており、また弁11が孔9aを
閉塞している時点には弁11によつて封止され、
外部の大気と連通する小孔10bがカバー10の
側面にあけられている。また、後述するように弁
11が圧縮ばね12を圧縮して背圧部15側に押
圧されると弁11の実部11aは孔10aを封止
するようになつている。
次にこのように構成された本考案の安全装置の
作用効果について説明する。第2図において、圧
縮ばね12は孔9aからのガス圧に打ちかつ力で
押しつけてある。ここでガス圧が異常に高くなつ
た時、ガス圧による力が圧縮ばね12のばね力に
打ちかつて弁11が開けられる。一度弁11が開
くと、第3図に示すように当初弁11への受圧面
積E1であつたものが受圧面積E2と大きくなる。
このため弁11はさらに開けられ、ガスが小孔1
0bより流出する。
さらに数式で示すと圧縮ばね12のガスリーク
開始設定圧P0とすると、ガス圧PがP=P0×E/E になるまでガスはリークを続ける。もしE1:E2
=1:10とすればP=P/10となり、アキユムレー
タ としては十分に低いガス圧まで減圧する。また、
万一火災などで異常圧が起つたのであれば、アキ
ユムレータ内部のパツキングが焼損し、その焼損
部からガスもれが発生し、残圧P=P/10も放圧さ
れ るであろう。
なお、本考案の実施例ではピストン形のアキユ
ムレータに適用したが、他の実施例、例えばプラ
グ形アキユムレータにも勿論本考案の安全装置を
適用することができる。
以上、説明したように本考案の安全装置によれ
ば、アキユムレータの異常圧に対し弁を開け、一
度弁が開けられるとアキユムレータが安全となる
圧力までガスを放出しつづけ、しかも破裂板にあ
るように安全装置を破損させることもなく、また
圧縮ばねを調整することによつてガス放出圧力を
自在に調整可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のアキユムレータを示す断面
図、第2図及び第3図は夫々本考案のアキユムレ
ータの安全装置を示し、第2図は平常時を示す断
面図第3図は異常時における動作状態を示す断面
図である。 1……シリンダ、2……ガス室、3……油宿、
4……ピストン、5,7……エンドキヤツプ、6
……マニホールド、6a……流路、8……ガス供
給装置、8a……小孔、9……安全装置、9a…
…孔、10……カバー、10a……孔、10b…
…小孔、11……弁、12……圧縮ばね、13…
…パツキング、15……背圧部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シリンダ内部に収納されて移動可能なピストン
    と、このシリンダ内部に前記ピストンによつた区
    分されたガス室及び油室と、前記ガス室に連結さ
    れたガス供給装置と、前記油室に連通する流路と
    からなるアキユムレータにおいて、前記ガス室の
    外側に気密に取付けられるカバーと、このカバー
    内部と前記ガス室とを連通する小孔と、前記カバ
    ー内部に収納されて前記小孔を開閉する弁と、通
    常時は前記小孔から加わるガス圧力に対向して前
    記弁を押圧して前記小孔を閉塞し、設定された異
    常ガス圧時に前記弁を後退させて前記小孔を開放
    するような圧縮ばねとから構成されることを特徴
    とするアキユムレータの安全装置。
JP1980154860U 1980-10-31 1980-10-31 Expired JPS6222041Y2 (ja)

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JPS5778536U JPS5778536U (ja) 1982-05-14
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS545113B2 (ja) * 1972-02-25 1979-03-13

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5048957U (ja) * 1973-09-03 1975-05-14
JPS5841361Y2 (ja) * 1977-06-14 1983-09-19 富士電機株式会社 圧油タンクの油面調整装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS545113B2 (ja) * 1972-02-25 1979-03-13

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JPS5778536U (ja) 1982-05-14

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