JPS6222011B2 - - Google Patents
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- JPS6222011B2 JPS6222011B2 JP3613179A JP3613179A JPS6222011B2 JP S6222011 B2 JPS6222011 B2 JP S6222011B2 JP 3613179 A JP3613179 A JP 3613179A JP 3613179 A JP3613179 A JP 3613179A JP S6222011 B2 JPS6222011 B2 JP S6222011B2
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- JP
- Japan
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- clutch
- clutch body
- bodies
- torque transmitting
- driven
- Prior art date
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Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 25
- 238000010079 rubber tapping Methods 0.000 description 4
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 2
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- 230000007547 defect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 229910000897 Babbitt (metal) Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D43/00—Automatic clutches
- F16D43/02—Automatic clutches actuated entirely mechanically
- F16D43/20—Automatic clutches actuated entirely mechanically controlled by torque, e.g. overload-release clutches, slip-clutches with means by which torque varies the clutching pressure
- F16D43/202—Automatic clutches actuated entirely mechanically controlled by torque, e.g. overload-release clutches, slip-clutches with means by which torque varies the clutching pressure of the ratchet type
- F16D43/204—Automatic clutches actuated entirely mechanically controlled by torque, e.g. overload-release clutches, slip-clutches with means by which torque varies the clutching pressure of the ratchet type with intermediate balls or rollers
- F16D43/206—Automatic clutches actuated entirely mechanically controlled by torque, e.g. overload-release clutches, slip-clutches with means by which torque varies the clutching pressure of the ratchet type with intermediate balls or rollers moving axially between engagement and disengagement
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- One-Way And Automatic Clutches, And Combinations Of Different Clutches (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、例えばタツピングマシンのトルク
伝達機構部に設けられ、工具等の被動側に所定以
上の負荷が加わつた時、トルクの伝達を自動的に
遮断するようにしたクラツチ装置に関するもので
ある。
伝達機構部に設けられ、工具等の被動側に所定以
上の負荷が加わつた時、トルクの伝達を自動的に
遮断するようにしたクラツチ装置に関するもので
ある。
従来この種のクラツチ装置としては、例えば特
公昭44―3127号公報に示されているような構成の
ものがあつた。この従来のクラツチ装置は、駆動
クラツチ体と被動クラツチ体との相対向する面間
にトルク伝達用玉を介在させ、両クラツチ体の相
対向する面にトルク伝達用玉に係合する凹所をそ
れぞれに形成し、両クラツチ体の相対向する面の
うちのいずれか一方にトルク伝達用玉の逃げ溝を
形成し、常にはトルク伝達用玉が両クラツチ体上
の凹所に係合した状態で、両クラツチ体がばね等
の押圧手段の作用より一体的に回転されてトルク
を伝達し、被動クラツチ体に所定以上の負荷が加
わつた時には、トルク伝達用玉が一方のクラツチ
体上の逃げ溝に沿つて移動して他方のクラツチ体
上の凹所から離脱し、両クラツチ体間におけるト
ルクの伝達を遮断するようになつている。
公昭44―3127号公報に示されているような構成の
ものがあつた。この従来のクラツチ装置は、駆動
クラツチ体と被動クラツチ体との相対向する面間
にトルク伝達用玉を介在させ、両クラツチ体の相
対向する面にトルク伝達用玉に係合する凹所をそ
れぞれに形成し、両クラツチ体の相対向する面の
うちのいずれか一方にトルク伝達用玉の逃げ溝を
形成し、常にはトルク伝達用玉が両クラツチ体上
の凹所に係合した状態で、両クラツチ体がばね等
の押圧手段の作用より一体的に回転されてトルク
を伝達し、被動クラツチ体に所定以上の負荷が加
わつた時には、トルク伝達用玉が一方のクラツチ
体上の逃げ溝に沿つて移動して他方のクラツチ体
上の凹所から離脱し、両クラツチ体間におけるト
ルクの伝達を遮断するようになつている。
ところが、この従来のクラツチ装置において
は、被動クラツチ体に所定以上の負荷が加わり、
トルク伝達用玉が一方のクラツチ体上の逃げ溝に
沿つて移動して他方のクラツチ体上の凹所から離
脱した際に、その他方のクラツチ体の端面に乗り
上げるようになつているため、この状態で被動ク
ラツチ体の回転が拘束されたまま駆動クラツチ体
のみが回転されると、前記トルク伝達用玉と他方
のクラツチ体の端面との間に相対運動が生じ、そ
のクラツチ体の端面が摩滅するとともに騒音が発
生するという欠陥があつた。
は、被動クラツチ体に所定以上の負荷が加わり、
トルク伝達用玉が一方のクラツチ体上の逃げ溝に
沿つて移動して他方のクラツチ体上の凹所から離
脱した際に、その他方のクラツチ体の端面に乗り
上げるようになつているため、この状態で被動ク
ラツチ体の回転が拘束されたまま駆動クラツチ体
のみが回転されると、前記トルク伝達用玉と他方
のクラツチ体の端面との間に相対運動が生じ、そ
のクラツチ体の端面が摩滅するとともに騒音が発
生するという欠陥があつた。
この発明は前記のような従来装置における欠陥
を解消するためになされたものであつて、その第
一発明の目的は、被動クラツチ体に所定以上の負
荷が加わり、駆動クラツチ体と被動クラツチ体と
の相対向する面にそれぞれ形成された凹所に係合
しているトルク伝達用玉が、両クラツチ体の相対
向する面のうちのいずれか一方側に形成された逃
げ溝に沿つて移動して、他方のクラツチ体上の凹
所から離脱した時、そのトルク伝達用玉に圧接し
且つそのトルク伝達用玉と一体に回転し得るよう
に、両クラツチ体の相対向する面の他方側に回転
体を回転可能に設けることにより、被動クラツチ
体の回転が拘束されたまま駆動クラツチ体のみが
回転されても、両クラツチ体間においてトルク伝
達用玉が回転体に圧接した状態でその回転体と一
体的に相対回転され、トルク伝達用玉と相対する
クラツチ体の端面の摩滅や騒音の発生を確実に防
止することができる新規なクラツチ装置を提供す
ることにある。
を解消するためになされたものであつて、その第
一発明の目的は、被動クラツチ体に所定以上の負
荷が加わり、駆動クラツチ体と被動クラツチ体と
の相対向する面にそれぞれ形成された凹所に係合
しているトルク伝達用玉が、両クラツチ体の相対
向する面のうちのいずれか一方側に形成された逃
げ溝に沿つて移動して、他方のクラツチ体上の凹
所から離脱した時、そのトルク伝達用玉に圧接し
且つそのトルク伝達用玉と一体に回転し得るよう
に、両クラツチ体の相対向する面の他方側に回転
体を回転可能に設けることにより、被動クラツチ
体の回転が拘束されたまま駆動クラツチ体のみが
回転されても、両クラツチ体間においてトルク伝
達用玉が回転体に圧接した状態でその回転体と一
体的に相対回転され、トルク伝達用玉と相対する
クラツチ体の端面の摩滅や騒音の発生を確実に防
止することができる新規なクラツチ装置を提供す
ることにある。
又、本願第二発明の目的は、前記第一発明にお
ける駆動クラツチ体を正逆回転可能とし、その駆
動クラツチ体の正回転時において被動クラツチ体
に所定以上の負荷が加わり、トルク伝達用玉が逃
げ溝に沿つて移動した時、そのトルク伝達用玉が
回転体に圧接し且つそのトルク伝達用玉と一体に
回転し得るように構成し、さらに前記回転体とそ
の回転体側のクラツチ体との間には、そのクラツ
チ体に対する回転体の正方向への相対回転を許容
するとともに、逆方向への相対回転を阻止するた
めの一方向クラツチを設けることにより、駆動ク
ラツチ体の正回転時に被動クラツチ体に所定以上
の負荷が加わつた場合には、トルク伝達用玉が逃
げ溝に沿つて回転体上に移動し、そのトルク伝達
用玉と相対するクラツチ体の端面の摩滅や騒音の
発生もなく、トルク伝達の遮断状態になり、駆動
クラツチ体の正逆回転時には、一方向クラツチの
作用でトルク伝達用玉が逃げ溝に沿つて復帰移動
し、外部接作を何ら要することなくトルクの伝達
状態に自動的に復帰し得る新規なクラツチ装置を
提供することにある。
ける駆動クラツチ体を正逆回転可能とし、その駆
動クラツチ体の正回転時において被動クラツチ体
に所定以上の負荷が加わり、トルク伝達用玉が逃
げ溝に沿つて移動した時、そのトルク伝達用玉が
回転体に圧接し且つそのトルク伝達用玉と一体に
回転し得るように構成し、さらに前記回転体とそ
の回転体側のクラツチ体との間には、そのクラツ
チ体に対する回転体の正方向への相対回転を許容
するとともに、逆方向への相対回転を阻止するた
めの一方向クラツチを設けることにより、駆動ク
ラツチ体の正回転時に被動クラツチ体に所定以上
の負荷が加わつた場合には、トルク伝達用玉が逃
げ溝に沿つて回転体上に移動し、そのトルク伝達
用玉と相対するクラツチ体の端面の摩滅や騒音の
発生もなく、トルク伝達の遮断状態になり、駆動
クラツチ体の正逆回転時には、一方向クラツチの
作用でトルク伝達用玉が逃げ溝に沿つて復帰移動
し、外部接作を何ら要することなくトルクの伝達
状態に自動的に復帰し得る新規なクラツチ装置を
提供することにある。
以下、この発明をタツピングマシンのクラツチ
装置に具体化した一実施例に基づいて説明する
と、図面中1は機枠2にボールベアリング3を介
して回転可能に支持された回転軸であつて、その
ほぼ中央には広幅状の駆動平歯車4が固着される
とともに、下端にはウオーム(図示しない)が設
けられている。5は前記回転軸1の軸線と平行な
軸線に沿つて上下動し得るように機枠2に支承さ
れたスピンドルスリーブであつて、その外周面に
はラツク(図示しない)が設けられている。6は
スピンドルスリーブ5内にボールベアリング7を
介して回転可能に支持されたスピンドルであつ
て、その上端には前記駆動平歯車4にかみ合う従
動平歯車8が固着されるとともに、下端にはねじ
タツプを着脱可能に取付けるためのチヤツク(図
示しない)が設けられている。そして、前記回転
軸1の正逆回転にともない、駆動平歯車4及び従
動平歯車8を介してスピンドル6が正逆回転され
るとともに、前記ウオーム、歯車伝達機構(図示
しない)及びラツクを介してスピンドルスリーブ
5が上下動され、その協働作用でスピンドル6の
下端に取付けられたねじタツプにより、被加工物
に予め形成された下孔に対してねじ切りが行われ
るようになつている。
装置に具体化した一実施例に基づいて説明する
と、図面中1は機枠2にボールベアリング3を介
して回転可能に支持された回転軸であつて、その
ほぼ中央には広幅状の駆動平歯車4が固着される
とともに、下端にはウオーム(図示しない)が設
けられている。5は前記回転軸1の軸線と平行な
軸線に沿つて上下動し得るように機枠2に支承さ
れたスピンドルスリーブであつて、その外周面に
はラツク(図示しない)が設けられている。6は
スピンドルスリーブ5内にボールベアリング7を
介して回転可能に支持されたスピンドルであつ
て、その上端には前記駆動平歯車4にかみ合う従
動平歯車8が固着されるとともに、下端にはねじ
タツプを着脱可能に取付けるためのチヤツク(図
示しない)が設けられている。そして、前記回転
軸1の正逆回転にともない、駆動平歯車4及び従
動平歯車8を介してスピンドル6が正逆回転され
るとともに、前記ウオーム、歯車伝達機構(図示
しない)及びラツクを介してスピンドルスリーブ
5が上下動され、その協働作用でスピンドル6の
下端に取付けられたねじタツプにより、被加工物
に予め形成された下孔に対してねじ切りが行われ
るようになつている。
9は前記回転軸1の上端寄りに軸受メタル10
を介して相対回転可能にかつ軸線方向への移動可
能に支持されたプーリであつて、このプーリ9と
モータ軸上のプーリ(図示しない)との間にはベ
ルト11が掛装され、正逆回転可能なモータ(図
示しない)の駆動にともないベルト11を介して
正逆回転されるようになつている。そして、前記
プーリ9と回転軸1との間にはこの発明を具体化
したクラツチ装置が設けられており、そのクラツ
チ装置を介してプーリ9から回転軸1に回転トル
クを遮断可能に伝達するようになつている。
を介して相対回転可能にかつ軸線方向への移動可
能に支持されたプーリであつて、このプーリ9と
モータ軸上のプーリ(図示しない)との間にはベ
ルト11が掛装され、正逆回転可能なモータ(図
示しない)の駆動にともないベルト11を介して
正逆回転されるようになつている。そして、前記
プーリ9と回転軸1との間にはこの発明を具体化
したクラツチ装置が設けられており、そのクラツ
チ装置を介してプーリ9から回転軸1に回転トル
クを遮断可能に伝達するようになつている。
そこで、前記クラツチ装置の構成を詳細に説明
すると、12は前記回転軸1の回りでプーリ9と
一体的に正逆回転されるように、4本のボルト1
3によりそのプーリ9の下面中央部に固着された
ほぼ円板状の駆動クラツチ体であつて、第1図及
び第2図に示すようにその下面には4個の球面状
の凹所14が同一円周上で等間隔をおいて形成さ
れている。15は前記駆動クラツチ体12の下方
においてその駆動クラツチ体12と相対するよう
に、ナツト16及びキー17により前記回転軸1
に一体回転可能に固着されたほぼ円板状の被動ク
ラツチ体であつて、第1図及び第3図に示すよう
に駆動クラツチ体12と相対向する上面には前記
凹所14と対応する4個の球面状の凹所18が同一
円周上で等間隔をおいて形成されている。
すると、12は前記回転軸1の回りでプーリ9と
一体的に正逆回転されるように、4本のボルト1
3によりそのプーリ9の下面中央部に固着された
ほぼ円板状の駆動クラツチ体であつて、第1図及
び第2図に示すようにその下面には4個の球面状
の凹所14が同一円周上で等間隔をおいて形成さ
れている。15は前記駆動クラツチ体12の下方
においてその駆動クラツチ体12と相対するよう
に、ナツト16及びキー17により前記回転軸1
に一体回転可能に固着されたほぼ円板状の被動ク
ラツチ体であつて、第1図及び第3図に示すよう
に駆動クラツチ体12と相対向する上面には前記
凹所14と対応する4個の球面状の凹所18が同一
円周上で等間隔をおいて形成されている。
19は前記両クラツチ体12,15の相対向す
る面間に介在された4個のトルク伝達用玉であつ
て、それらの上部及び下部において両クラツチ体
12,15の凹所14,18にそれぞれ係合し得
るようになつている。20は前記回転軸1上端の
ねじ部21に回動調節可能にねじ込まれた調節ナ
ツトであつて、固定ねじ22により回転1上の所
定調節位置に固定できるようになつている。23
はばね座金24を介して前記調節ナツト20とプ
ーリ9との間に介装された押圧手段としての圧縮
ばねであつて、調節ナツト20にて調節設定され
たばね圧力によりプーリ9を下方に移動付勢し、
前記駆動クラツチ体12を被動クラツチ体15に
向かつて押圧するようになつている。
る面間に介在された4個のトルク伝達用玉であつ
て、それらの上部及び下部において両クラツチ体
12,15の凹所14,18にそれぞれ係合し得
るようになつている。20は前記回転軸1上端の
ねじ部21に回動調節可能にねじ込まれた調節ナ
ツトであつて、固定ねじ22により回転1上の所
定調節位置に固定できるようになつている。23
はばね座金24を介して前記調節ナツト20とプ
ーリ9との間に介装された押圧手段としての圧縮
ばねであつて、調節ナツト20にて調節設定され
たばね圧力によりプーリ9を下方に移動付勢し、
前記駆動クラツチ体12を被動クラツチ体15に
向かつて押圧するようになつている。
25は前記駆動クラツチ体12の下面に形成さ
れた4個の逃げ溝であつて、第2図に示すよう
に、それらの一端25aが前記凹所14にそれぞ
れ連通し、他端25bが円周方向に向かつて回転
軸1の軸線までの距離を漸次減少するように設け
られている。26は前記被動クラツチ体15の凹
所18の内側においてその被動クラツチ体15上
面の環状溝内に設けられたスラストベアリングで
あつて、その下方のレース26aが被動クラツチ
体15に固定されるとともに、上方のレース26
bが被動クラツチ体15の上面とほぼ同一面上に
位置してその被動クラツチ体15に対し相対回転
し得るようになつている。そして、この実施例に
おいては前記スラストベアリング26の上方のレ
ース26bが回転体を構成しており、第2図に矢
印P1で示す前記駆動クラツチ体12の正回転時
において被動クラツチ体15に所定以上の負荷が
加わり、各トルク伝達用玉19が逃げ溝25に沿
つて一端25a側から他端25b側に移動した
時、れらのトルク伝達用玉19が被動クラツチ体
15の凹所18から離脱して前記上方レース26
bの上面に圧接するようになつている。
れた4個の逃げ溝であつて、第2図に示すよう
に、それらの一端25aが前記凹所14にそれぞ
れ連通し、他端25bが円周方向に向かつて回転
軸1の軸線までの距離を漸次減少するように設け
られている。26は前記被動クラツチ体15の凹
所18の内側においてその被動クラツチ体15上
面の環状溝内に設けられたスラストベアリングで
あつて、その下方のレース26aが被動クラツチ
体15に固定されるとともに、上方のレース26
bが被動クラツチ体15の上面とほぼ同一面上に
位置してその被動クラツチ体15に対し相対回転
し得るようになつている。そして、この実施例に
おいては前記スラストベアリング26の上方のレ
ース26bが回転体を構成しており、第2図に矢
印P1で示す前記駆動クラツチ体12の正回転時
において被動クラツチ体15に所定以上の負荷が
加わり、各トルク伝達用玉19が逃げ溝25に沿
つて一端25a側から他端25b側に移動した
時、れらのトルク伝達用玉19が被動クラツチ体
15の凹所18から離脱して前記上方レース26
bの上面に圧接するようになつている。
27は前記スラストベアリング26の上方レー
ス26bの内側に位置するように、基端が被動ク
ラツチ体15上に固定された線状体であつて、第
3図に示すようにその開放端が上方レース26b
の内周面に沿つて円周方向に延びている。28は
前記線状体27とともに一方向クラツチを構成す
るように上方レース26bの内周面に形成された
切欠部であつて、第3図に矢印P1で示す被動ク
ラツチ体15に対する上方レース26bの正方向
への相対回転時には、この切欠部28が線状体2
7の開放端に係合しないで、上方レース26bの
正方向への相対回転を許容し、又同図に矢印P2
で示す上方レース26bの逆方向への相対回転時
には、切欠部28が線状体27の開放端に係合し
て、上方レース26bに逆方向への相対回転を阻
止するようになつている。
ス26bの内側に位置するように、基端が被動ク
ラツチ体15上に固定された線状体であつて、第
3図に示すようにその開放端が上方レース26b
の内周面に沿つて円周方向に延びている。28は
前記線状体27とともに一方向クラツチを構成す
るように上方レース26bの内周面に形成された
切欠部であつて、第3図に矢印P1で示す被動ク
ラツチ体15に対する上方レース26bの正方向
への相対回転時には、この切欠部28が線状体2
7の開放端に係合しないで、上方レース26bの
正方向への相対回転を許容し、又同図に矢印P2
で示す上方レース26bの逆方向への相対回転時
には、切欠部28が線状体27の開放端に係合し
て、上方レース26bに逆方向への相対回転を阻
止するようになつている。
前記のように構成されたタツピングマシンのク
ラツチ装置について、次に作用を説明する。
ラツチ装置について、次に作用を説明する。
さて、第1図〜第3図は両クラツチ体12,1
5の相対向する面間に介在されたトルク伝達用玉
19が両クラツチ体12,15上の凹所14,1
8にそれぞれ係合しているクラツチ装置の連結状
態を示すものである。この状態においてモータ
(図示しない)の駆動によりベルト11を介して
プーリ9及び駆動クラツチ体12が正回転される
と、前記トルク伝達用玉19を介して被動クラツ
チ体15に回転トルクが伝達され、その被動クラ
ツチ体15及び回転軸1が同方向へ回転される。
その回転軸1の正回転にともない、駆動平歯車4
及び従動平歯車8を介してスピンドル6が回転さ
れるとともに、ウオーム、歯車伝達機構及びラツ
ク(図示しない)を介してスピンドルスリーブ5
が被加工物に向かつて下降され、その協働作用で
スピンドル6の下端に取付けられたねじタツプに
より、被加工物に予め形成された下孔に対してね
じ切りが行われる。その後、前記モータの回転が
逆方向に切換えられると、両クラツチ板12,1
5を介して回転軸1が逆回転され、スピンドル6
が前記の場合と反対方向に回転されるとともにス
ピンドルスリーブ5が上昇されて、前記ねじタツ
プが被加工物に形成されたねじ孔から抜き出さ
れ、ねじ切り動作の一サイクルが終了する。
5の相対向する面間に介在されたトルク伝達用玉
19が両クラツチ体12,15上の凹所14,1
8にそれぞれ係合しているクラツチ装置の連結状
態を示すものである。この状態においてモータ
(図示しない)の駆動によりベルト11を介して
プーリ9及び駆動クラツチ体12が正回転される
と、前記トルク伝達用玉19を介して被動クラツ
チ体15に回転トルクが伝達され、その被動クラ
ツチ体15及び回転軸1が同方向へ回転される。
その回転軸1の正回転にともない、駆動平歯車4
及び従動平歯車8を介してスピンドル6が回転さ
れるとともに、ウオーム、歯車伝達機構及びラツ
ク(図示しない)を介してスピンドルスリーブ5
が被加工物に向かつて下降され、その協働作用で
スピンドル6の下端に取付けられたねじタツプに
より、被加工物に予め形成された下孔に対してね
じ切りが行われる。その後、前記モータの回転が
逆方向に切換えられると、両クラツチ板12,1
5を介して回転軸1が逆回転され、スピンドル6
が前記の場合と反対方向に回転されるとともにス
ピンドルスリーブ5が上昇されて、前記ねじタツ
プが被加工物に形成されたねじ孔から抜き出さ
れ、ねじ切り動作の一サイクルが終了する。
一方、前記のねじ切り動作中で回転軸1の正回
転にともない、スピンドル6下端のねじタツプが
回転しながら下降される時、例えば被加工物に下
孔が形成されていないで、前記ねじタツプと被加
工物との当接により被動クラツチ体15に所定以
上の負荷が加わつた場合には、その被動クラツチ
体15の回転が拘束された状態にて駆動クラツチ
体12のみが第2図の矢印P1方向に正回転され
るため、両クラツチ体12,15間に介装された
トルク伝達用玉19が駆動クラツチ体12下面の
逃げ溝25に沿つてその一端25a側から他端2
5b側に移動し、第3図において鎖線で示すよう
に被動クラツチ体15上面の凹所18から離脱し
てスラストベアリング26の上方レース26b上
面に圧接する。従つて、前記駆動クラツチ体12
の正回転にともない、トルク伝達用玉19及びス
ラストベアリング26の上方レース26bが互い
に圧接した状態で、回転拘束状態にある被動クラ
ツチ体15に対して正方向P1に相対回転され、
その被動クラツチ体15の上面の摩滅や騒音が発
生することもなく、両クラツチ体12,15間に
おいて回転トルクの伝達が遮断され、前記ねじタ
ツプの折損が防止される。
転にともない、スピンドル6下端のねじタツプが
回転しながら下降される時、例えば被加工物に下
孔が形成されていないで、前記ねじタツプと被加
工物との当接により被動クラツチ体15に所定以
上の負荷が加わつた場合には、その被動クラツチ
体15の回転が拘束された状態にて駆動クラツチ
体12のみが第2図の矢印P1方向に正回転され
るため、両クラツチ体12,15間に介装された
トルク伝達用玉19が駆動クラツチ体12下面の
逃げ溝25に沿つてその一端25a側から他端2
5b側に移動し、第3図において鎖線で示すよう
に被動クラツチ体15上面の凹所18から離脱し
てスラストベアリング26の上方レース26b上
面に圧接する。従つて、前記駆動クラツチ体12
の正回転にともない、トルク伝達用玉19及びス
ラストベアリング26の上方レース26bが互い
に圧接した状態で、回転拘束状態にある被動クラ
ツチ体15に対して正方向P1に相対回転され、
その被動クラツチ体15の上面の摩滅や騒音が発
生することもなく、両クラツチ体12,15間に
おいて回転トルクの伝達が遮断され、前記ねじタ
ツプの折損が防止される。
そして、前述したようにモータの回転が逆方向
に切換えられ、駆動クラツチ体12が第2図の矢
印P2方向に逆回転されると、第3図に示すよう
に一方向クラツチにおける上方レース26b内周
面の切欠部28が線状体27の開放端に係合し
て、被動クラツチ体15に対する上方レース26
bの逆方向P2への相対回転が阻止されるため、
前記トルク伝達用玉19が逃げ溝25に沿つてそ
の他端25b側から25a側に復帰移動し、第3
図において実線で示すように被動クラツチ体15
上面の凹所18に係合する。従つて、外部操作を
何ら要することなく両クラツチ体12,15間に
て回転トルク伝達用し得る状態に自動的に復帰
し、その状態で回転軸1が逆回転された、スピン
ドル6下端のねじタツプが回転しながら被加工物
と当接した位置から上昇される。
に切換えられ、駆動クラツチ体12が第2図の矢
印P2方向に逆回転されると、第3図に示すよう
に一方向クラツチにおける上方レース26b内周
面の切欠部28が線状体27の開放端に係合し
て、被動クラツチ体15に対する上方レース26
bの逆方向P2への相対回転が阻止されるため、
前記トルク伝達用玉19が逃げ溝25に沿つてそ
の他端25b側から25a側に復帰移動し、第3
図において実線で示すように被動クラツチ体15
上面の凹所18に係合する。従つて、外部操作を
何ら要することなく両クラツチ体12,15間に
て回転トルク伝達用し得る状態に自動的に復帰
し、その状態で回転軸1が逆回転された、スピン
ドル6下端のねじタツプが回転しながら被加工物
と当接した位置から上昇される。
なお、この発明は前記実施例の構成に限定され
るものではなく、次のように構成することも可能
である。
るものではなく、次のように構成することも可能
である。
(1) 押圧手段の作用により、被動クラツチ体15
を駆動クラツチ体12に向かつて移動付勢する
ようにすること。
を駆動クラツチ体12に向かつて移動付勢する
ようにすること。
(2) 逃げ溝25を被動クラツチ体15側に設ける
とともに、回転体を駆動クラツチ体12側に設
けること。
とともに、回転体を駆動クラツチ体12側に設
けること。
(3) 逃げ溝25を、その他端が円周方向に向かつ
て回転軸線までの距離を漸次増加するように形
成し、回転体をその回転体側のクラツチ体上に
形成された凹所の外側に設けること。
て回転軸線までの距離を漸次増加するように形
成し、回転体をその回転体側のクラツチ体上に
形成された凹所の外側に設けること。
(4) その他、駆動クラツチ体、被動クラツチ体、
トルク伝達用玉、凹所、押圧手段、逃げ溝、回
転体、一方向クラツチ等を、この発明の趣旨か
ら逸脱しない範囲で任意に変更して構成するこ
と。
トルク伝達用玉、凹所、押圧手段、逃げ溝、回
転体、一方向クラツチ等を、この発明の趣旨か
ら逸脱しない範囲で任意に変更して構成するこ
と。
又、この発明は前記実施例におけるタツピング
マシンのクラツチ装置の外に、各種機械のトルク
伝達機構部に介装されるクラツチ装置に具体化し
て実施することも可能である。
マシンのクラツチ装置の外に、各種機械のトルク
伝達機構部に介装されるクラツチ装置に具体化し
て実施することも可能である。
以上詳述したように本願の第一発明は、被動ク
ラツチ体に所定以上の負荷が加わり、駆動クラツ
チ体と被動クラツチ体との相対向する面にそれぞ
れ形成された凹所に係合しているトルク伝達用玉
が、両クラツチ体の相対向する面のうちのいずれ
か一方側に形成された逃げ溝に沿つて移動して、
他方のクラツチ体上の凹所から離脱した時、その
トルク伝達用玉に圧接し且つそのトルク伝達用玉
と一体に回転し得るように、両クラツチ体の相対
向する面の他方側に回転体を回転可能に設けたこ
とにより、被動クラツチ体の回転が拘束されたま
ま駆動クラツチ体のみが回転されても、両クラツ
チ体間においてトルク伝達用玉が回転体に圧接し
た状態でその回転体と一体的に相対回転され、ト
ルク伝達用玉と相対するクラツチ体の端面の摩滅
や騒音の発生を確実に防止することができる優れ
た効果を奏する。
ラツチ体に所定以上の負荷が加わり、駆動クラツ
チ体と被動クラツチ体との相対向する面にそれぞ
れ形成された凹所に係合しているトルク伝達用玉
が、両クラツチ体の相対向する面のうちのいずれ
か一方側に形成された逃げ溝に沿つて移動して、
他方のクラツチ体上の凹所から離脱した時、その
トルク伝達用玉に圧接し且つそのトルク伝達用玉
と一体に回転し得るように、両クラツチ体の相対
向する面の他方側に回転体を回転可能に設けたこ
とにより、被動クラツチ体の回転が拘束されたま
ま駆動クラツチ体のみが回転されても、両クラツ
チ体間においてトルク伝達用玉が回転体に圧接し
た状態でその回転体と一体的に相対回転され、ト
ルク伝達用玉と相対するクラツチ体の端面の摩滅
や騒音の発生を確実に防止することができる優れ
た効果を奏する。
又、本願の第二発明は、前記第一発明における
駆動クラツチ体を正逆回転可能とし、その駆動ク
ラツチ体の正回転時において被動クラツチ体に所
定以上の負荷が加わり、トルク伝達用玉が逃げ溝
に沿つて移動した時、そのトルク伝達用玉が回転
体に圧接し且つそのトルク伝達用玉と一体に回転
し得るように構成し、さらに前記回転体とその回
転体側のクラツチ体との間には、そのクラツチ体
に対する回転体の正方向への相対回転を許容する
とともに、逆方向への相対回転を阻止するための
一方向クラツチを設けたことにより、駆動クラツ
チ体の正回転時に被動クラツチ体に所定以上の負
荷が加わつた場合には、トルク伝達用玉が逃げ溝
に沿つて回転体上に移動し、そのトルク伝達用玉
と相対するクラツチ体の端面の摩滅や騒音の発生
もなく、トルク伝達の遮断状態になり、駆動クラ
ツチ体の逆回転時には、一方向クラツチの作用で
トルク伝達用玉が逃げ溝に沿つて復帰移動し、外
部操作を何ら要することなくトルクの伝達状態に
自動的に復帰し得るという優れた効果を奏する。
駆動クラツチ体を正逆回転可能とし、その駆動ク
ラツチ体の正回転時において被動クラツチ体に所
定以上の負荷が加わり、トルク伝達用玉が逃げ溝
に沿つて移動した時、そのトルク伝達用玉が回転
体に圧接し且つそのトルク伝達用玉と一体に回転
し得るように構成し、さらに前記回転体とその回
転体側のクラツチ体との間には、そのクラツチ体
に対する回転体の正方向への相対回転を許容する
とともに、逆方向への相対回転を阻止するための
一方向クラツチを設けたことにより、駆動クラツ
チ体の正回転時に被動クラツチ体に所定以上の負
荷が加わつた場合には、トルク伝達用玉が逃げ溝
に沿つて回転体上に移動し、そのトルク伝達用玉
と相対するクラツチ体の端面の摩滅や騒音の発生
もなく、トルク伝達の遮断状態になり、駆動クラ
ツチ体の逆回転時には、一方向クラツチの作用で
トルク伝達用玉が逃げ溝に沿つて復帰移動し、外
部操作を何ら要することなくトルクの伝達状態に
自動的に復帰し得るという優れた効果を奏する。
第1図はこの発明を具体化したクラツチ装置の
部分縦断面図、第2図は第1図の2―2線におけ
る部分断面図、第3図は第1図の3―3線におけ
る部分断面図である。 回転軸……1、駆動クラツチ体……12、凹所
……14、被動クラツチ体……15、凹所……1
8、トルク伝達用玉……19、圧縮ばね……2
3、逃げ溝……25、スラストベアリング……2
6、上方レース……26b、線状体……27、切
欠部……28。
部分縦断面図、第2図は第1図の2―2線におけ
る部分断面図、第3図は第1図の3―3線におけ
る部分断面図である。 回転軸……1、駆動クラツチ体……12、凹所
……14、被動クラツチ体……15、凹所……1
8、トルク伝達用玉……19、圧縮ばね……2
3、逃げ溝……25、スラストベアリング……2
6、上方レース……26b、線状体……27、切
欠部……28。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一軸線の回りに回転される駆動クラツチ体1
2と、 その駆動クラツチ体12と相対してその軸線と
同一軸線の回りに回転可能な被動クラツチ体15
と、 その被動クラツチ体15と前記駆動クラツチ体
12との相対向する面間に介在されたトルク伝達
用玉19と、 前記両クラツチ体12,15の相対向する面に
それぞれ設けられ、前記トルク伝達用玉19と係
合する凹所14,18と、 前記両クラツチ体12,15のいずれか一方が
他方に向かつて移動されるように押圧するための
押圧手段23とを備えたクラツチ装置において、 前記両クラツチ体12,15の相対向する面の
うちのいずれか一方側において、一端が前記凹所
14に連通しかつ他端が円周方向に向かつて前記
軸線までの距離を漸次増加若しくは減少するよう
に設けられた逃げ溝25と、 前記被動クラツチ体15に所定以上の負荷が加
わり、前記トルク伝達用玉19が逃げ溝25に沿
つてその他端側に移動した時、そのトルク伝達用
玉19に圧接し且つそのトルク伝達用玉19と一
体に回転し得るように、前記両クラツチ体12,
15の相対向する面の他方側に回転可能に設けら
れた回転体26bと を設けたことを特徴とするクラツチ装置。 2 前記回転体はスラストベアリング26の一方
のレース26bであることを特徴とする特許請求
の範囲第1項に記載のクラツチ装置。 3 一軸線の回りに正逆回転される駆動クラツチ
体12と、 その駆動クラツチ体12と相対してその軸線と
同一軸線の回りに回転可能な被動クラツチ体15
と、 その被動クラツチ体15と前記駆動クラツチ体
12との相対向する面間に介在されたトルク伝達
用玉19と、 前記両クラツチ体12,15の相対向する面に
それぞれ設けられ、前記トルク伝達用玉19と係
合する凹所14,18と、 前記両クラツチ体12,15のいずれか一方が
他方に向かつて移動されるように押圧するための
押圧手段23とを備えたクラツチ装置において、 前記両クラツチ体12,15の相対向する面の
うちのいずれか一方側において、一端が前記凹所
14に連通しかつ他端が円周方向に向かつて前記
軸線までの距離を漸次増加若しくは減少するよう
に設けられた逃げ溝25と、 前記駆動クラツチ体12の正回転時において被
動クラツチ体15に所定以上の負荷が加わり、前
記トルク伝達用玉19が逃げ溝25に沿つてその
他端側に移動した時、そのトルク伝達用玉19に
圧接し且つそのトルク伝達用玉19と一体に回転
し得るように、前記両クラツチ体12,15の相
対向する面の他方側に回転可能に設けられた回転
体26bと、 前記回転体26bとその回転体26b側のクラ
ツチ体15との間に設けられ、そのクラツチ体1
5に対する回転体26bの正方向への相対回転を
許容するとともに、逆方向への相対回転を阻止す
る一方向クラツチ27,28と を設けたことを特徴とするクラツチ装置。 4 前記一方向クラツチは、基端がクラツチ体1
5に固定され開放端が円周方向に延びる線状体2
7と、前記回転体26bに設けられ、その回転体
26bのクラツチ体15に対する正方向への相対
回転時には前記線状体27と係合し得ず、逆方向
への相対回転時にのみその線状体27の開放端に
係合可能な切欠部28とを含むことを特徴とする
特許請求の範囲第3項に記載のクラツチ装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3613179A JPS55129626A (en) | 1979-03-26 | 1979-03-26 | Clutch device |
US06/129,981 US4317511A (en) | 1979-03-26 | 1980-03-11 | Overload release clutch |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3613179A JPS55129626A (en) | 1979-03-26 | 1979-03-26 | Clutch device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55129626A JPS55129626A (en) | 1980-10-07 |
JPS6222011B2 true JPS6222011B2 (ja) | 1987-05-15 |
Family
ID=12461220
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3613179A Granted JPS55129626A (en) | 1979-03-26 | 1979-03-26 | Clutch device |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4317511A (ja) |
JP (1) | JPS55129626A (ja) |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3236926C2 (de) * | 1982-10-06 | 1985-06-05 | Claudius Peters Ag, 2000 Hamburg | Mechanisch fremdschaltbare Drehkupplung |
FR2555269B1 (fr) * | 1983-11-18 | 1990-02-16 | Thomson Csf | Dispositif limiteur de couple a embrayage a billes |
US4540075A (en) * | 1984-05-17 | 1985-09-10 | General Motors Corporation | Combined bearing and variable speed viscous coupling |
JPS6124531U (ja) * | 1984-07-20 | 1986-02-13 | 株式会社 三共製作所 | トルクリミツタ |
US5040643A (en) * | 1990-08-13 | 1991-08-20 | Sundstrand Corporation | Radial torque limiter |
US5738469A (en) * | 1996-02-08 | 1998-04-14 | Regitar Power Tools Co., Ltd. | Torque adjustment control mechanism of a hand drill |
US5842709A (en) * | 1996-10-16 | 1998-12-01 | Kwikee Products Co., Inc. | Retractable, swing down step assembly |
JP3839371B2 (ja) * | 2002-07-11 | 2006-11-01 | 本田技研工業株式会社 | 歩行型作業機 |
US7503443B1 (en) * | 2006-05-02 | 2009-03-17 | Seekonk Manufacturing Company, Inc. | Torque control mechanism |
US20080135356A1 (en) * | 2006-12-06 | 2008-06-12 | Yungh-Siang Lin | Transmission motor structure |
US7766751B2 (en) * | 2007-09-20 | 2010-08-03 | Honeywell International Inc. | Torque limiting devices for actuators |
US8016684B2 (en) * | 2008-07-29 | 2011-09-13 | Honda Motor Company, Ltd. | Centrifugal advance mechanism |
US8925169B2 (en) * | 2011-09-21 | 2015-01-06 | The Boeing Company | Drill force indicator for hand-operated drills |
CN104455082B (zh) * | 2014-12-01 | 2017-07-07 | 上海章臣机械制造有限公司 | 一种扭矩保护装置及其工作原理 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4930733A (ja) * | 1972-07-22 | 1974-03-19 | ||
JPS5059649A (ja) * | 1973-09-21 | 1975-05-23 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB1049525A (en) * | 1962-06-30 | 1966-11-30 | Fisher & Ludlow Ltd | A new or improved overload clutch or torque limiting device |
GB1160671A (en) * | 1966-01-01 | 1969-08-06 | Fisholow Prod Ltd | Improvements in or relating to Overload Clutches |
GB1093364A (en) * | 1963-07-30 | 1967-11-29 | Fishlow Products Ltd | A new or improved over-load clutch or torque limiting device |
US4007818A (en) * | 1974-06-13 | 1977-02-15 | Gib Precision Limited | New or improved torque limiting clutch |
-
1979
- 1979-03-26 JP JP3613179A patent/JPS55129626A/ja active Granted
-
1980
- 1980-03-11 US US06/129,981 patent/US4317511A/en not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4930733A (ja) * | 1972-07-22 | 1974-03-19 | ||
JPS5059649A (ja) * | 1973-09-21 | 1975-05-23 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55129626A (en) | 1980-10-07 |
US4317511A (en) | 1982-03-02 |
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