JPS62219004A - サ−ボ制御装置 - Google Patents

サ−ボ制御装置

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Publication number
JPS62219004A
JPS62219004A JP6126386A JP6126386A JPS62219004A JP S62219004 A JPS62219004 A JP S62219004A JP 6126386 A JP6126386 A JP 6126386A JP 6126386 A JP6126386 A JP 6126386A JP S62219004 A JPS62219004 A JP S62219004A
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JP
Japan
Prior art keywords
state
feedback
feedback gain
weighting coefficient
control device
Prior art date
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Pending
Application number
JP6126386A
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English (en)
Inventor
Hidenori Sekiguchi
英紀 関口
Katsushi Nishimoto
西本 克史
Yutaka Yoshida
豊 吉田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPS62219004A publication Critical patent/JPS62219004A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 最適レギュレータ理論の評価関数の重み係数に数値を自
動的に入力して、状態フィードバックゲインを調整する
ため、人手で多数のパラメータの値を設定することなく
、調整が容易、高速かつ正確に行なわれる。
〔産業上の利用分野〕
本発明はロボット、NC(数値コントロール)装置等で
使用されるサーボ制御装置に係り、詳しくは変化する目
標値に位置、速度等の状態量が追従するようにモータ等
に流す電流等の操作量を決定して制御するサーボ制御装
置に関する。
〔従来の技術〕
従来、ロボットのアーム等の制御対象を制御するサーボ
制御装置として第7図に示すものがあった。
本装置は、フィードバック要素2、加算器3゜関数発生
器7及びフィードバックゲイン入力手段6から構成され
ている。フィードバック要素2は制御対象1の位置、加
速度等の状態量を検出して、最適レギュレータ理論によ
り求めた状態フィードバックゲインに基づいてフィード
バック量を送り出すものである。関数発生器7は制御対
象lの状態量と比較するための基準となる理想的状態量
及びフィードフォワード量となる理想的操作量を出力す
るものである。また、加算器3は、フィードバック要素
2の出方であるフィードバック量と、関数発生器7の出
力であるフィードフォワード量とを加えて、制御対象l
の操作量として出方するものである。さらに、フィード
バックゲイン入力手段6は、フィードバックゲインfを
入力して制御系に設定するものである。
フィードバック要素2は、さらに、制御対象lの状態量
をシミュレーション計算により推定するオブザーバ演算
手段4と、オブザーバ演算手段4により推定された状態
量及びフィードバックゲイン入力手段6により設定され
た状態フィードバックゲインfからフィードバック量を
出力する状態フィードバック部5とから構成されている
このサーボ制御装置を離散時間系で表現したディジタル
サーボ系について説明する。制御対象1が線形の離散時
間状態方程式 %式%(1) に従って動くものとする。ここで、x (k)はに時点
での回転速度、回転角等の状態量を成分とするn次元ベ
クトルであり、 u (k)は制御対象1を操作するた
めモータに加える電流等の操作量であり、^はnXnの
定数行列、bはn次元定数ベクトルである。以下、(1
)式を関数発生器7によって設定される基準値としての
理想的状態量1(k)及びフィードフォワード量として
の理想的操作量u(k)からのずれを示す誤差系で表現
すると、 マ(k+1)=A讐(k)十bπ(k)      (
、2)となる、ここで ’;i (k)  = x (k)  −i (k)π
(k)=u(k)−石(k) である、このサーボ制御装置は、この基準値からのずれ
を最小にするように制御対象1を操作することを目的と
するものであり、そのとき制御要素3に供給するフィー
ドバック量 π(k)=−f讐(k) が状態フィードバック部5より得られる。ここで、状態
フィードバックゲインfは最適レギュレータ理論により 2次形式評価関数 を最小にするように選ばれるものであり、具体的にはリ
カッチの方程式 %式%(5) を解くことにより得られる。ここで、QはnXnの定数
行列、Rは定数で、それぞれ重み係数を表わし、従来で
は予め適当な値に指定される。Tは転置行列であること
を示す。
一般に、状態量讐(k)は観測が困難であるために観測
の代わりに、オブザーバ演算手段4により次式を用いて
シミュレーション計算で推定スる。
ここでHはnXmの定数行列であり、   (7)y(
k)は観測可能な制御対象1の出力の状態量であるモー
タの回転角度又は回転速度等を誤差系で表現したm次ベ
クトルであり テ(k)=e讐(k)            (8)
と表わされる。ここで、CはmXnの定数行列である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、最適レギュレータ理論により、常に安定した
制御系を構成するためには、2次形式評価関数(4)式
に含まれる重み係数Q、Rを適当な量に設定することが
必要である。Qを固定した場合、フィードバック量とし
ての操作量u(k)にかかる重み係数Rは小さくなれば
なる程状態フィードバックゲインfは大きくなり、サー
ボ制御系の周波数帯域は広がり連応性が良くなる。また
、制御理論によればいくら小さなRを与えても制御系は
安定なはずである。しかし、実際には重み係数Rを小さ
くしていくと不安定になり発振するのが普通である。そ
の理由は実際に制御対象は(1)式通りではなく、(1
)式は周波数の高域を無視した近似式であるので系の帯
域を上げていくと、(1)式で無視した共振周波数以上
で系は発振してしまうからである。
また、重み係数Rが小さいとフィードバック量としての
操作量π(k)は大きくなるが実際には操作量π(k)
には制限があり、ある値で飽和して系が不安定になる4
このように、Q、Hの選択は必ずしも理論通りにはいか
ないので、従来ではあるQ、Rを選ぶと、その時のフィ
ードバックゲインfを計算してフィードバックゲイン入
力手段6により制御系に設定し、もし、希望する性能が
得られないならば、フィードバックゲインfを計算し直
して、制御系に再設定するという調整作業が必要となっ
ていた。ところが、フィードバックゲインfは制御対象
の状態数だけ次元があるので、この調整はかなり煩雑で
あり、ひとつでも値の設定を間違えると、それだけで系
が不安定になり調整作業が難かしいという問題点を有し
ていた。
そこで、本発明は複雑かつ間違いやすい調整作業を必要
としないサーボ制御装置を提供することを目的としてな
されたものである。
〔問題点を解決するための技術的手段〕第1図は本発明
にかかるサーボ制御装置の原理ブロック図である0図に
おいて、検出した制御対象101の状態量を最適レギュ
レータ理論の状態フィードバックゲインに基づいてフィ
ードバック量に変換して出力するフィードバック要素1
02を有すると共に、制御系103の安定及び不安定状
態の少なくとも一方を検知して検知信号を出力する状態
検知手段110と、当該検知信号に基づいて最適レギュ
レータ理論の2次形式評価関数に含まれる重み係数の数
値を変化させる重み係数調整手段105と、当該重み係
数に基づいて状態フィードバックゲインを決定してフィ
ードバック要素102に入力するフィードバック決定手
段104とを備えたものである。
〔作用〕
本発明はフィードバック要素102により、検出した制
御対象101の回転角度、回転速度等の状態量を最適レ
ギュレータ理論の状態フィードl(ツクゲインに基づい
てフィードバック量に変換し、制御対象101に加えて
操作する。
その際、本発明では状態検知手段11Gを備えているた
め制御系103が安定又は不安定な場合には、それによ
って安定又は不安定の状態を検知して検知信号を出力す
る。すると、当該検知信号は重み係数調整手段105に
入力して、最適レギュレ−タ理論の2次形式評価関数に
含まれる重み係数を安定又は不安定状態に応じて変化さ
せ、当該重み係数に基づいてフィードバックゲイン決定
手段104 によりフィードバックゲインを決定してフ
ィードバック要素102に入力する。この動作を繰り返
すことにより、状態フィードバックゲインを自動的に調
整する。
〔実施例〕
第1の実施例に係るサーボ制御装置を第2図に基づいて
説明する。
■は制御対象であり、例えば直流モータを使用したロボ
ット用アームである。
2はフィードバック要素であり、制御対象lとしてのア
ームからの出力である直流モータの回転角度等の状態量
を検出して最適レギュレータ理論の状態フィードバック
ゲインに基づいてフィードバック量に変換し、加算器3
へ出力するものであり、オブザーバ演算手段4及び状態
フィードバック部5を有する。オブザーバ演算手段4は
検出した観測可能な状態量や操作量を利用してシミュレ
ーション計算によって観測することができない状態1x
(k)を推定するものである。状態フィードバック部5
は当該状態量讐(k)を最適レギュレータ理論の状態フ
ィードバックゲインfにより変換してフィードバック量
としての操作量で(k)を得るものである。
関数発生器7は制御対象1の理想的状態量t(k)及び
フィードフォワード量としての理想的操作量u(k)に
相当する信号を発生させるものである。
3は加算器であり、フィードバック要素2からのフィー
ドバック量で(k)と関数発生器7からのフィードフォ
ワード量u(k)とを加算して、制御対象1に加えて制
御対象lを操作するものである。
10は状態検知手段であり、検出した制御対象lの状態
量及び操作量が予め定めた値よりも太きいか小さいかに
よって制御1vとしての制御対象1が不安定状態である
か安定状態であるかを検知するものである。
15は重み係数調整手段であり、状態検知手段lOによ
り制御系103としての制御対象lが安定状態にあると
検知した場合には評価関数の操作量にかかる重み係数R
を小さくし、制御対象lが不安定状態にあると検知した
場合には評価関数の操作量にかかる重み係数Rを大きく
する。
14はフィードバックゲイン決定手段であり、リカッチ
方程式求解部11及びゲイン計算部12から構成されて
いる。リカッチ方程式求解部11では、当該重み係数R
1予め設定したQ、及び(1)、(2)式のA、Toに
基づいて(6)式によりPを求めるものである。
また、ゲイン計算部12では、当該P、入力したR1及
びA、bに基づいて(5)式より状態フィードバックゲ
インfを得てフィードバック要素2の状態フィードバッ
ク部5へ信号として送るものである。
本実施例は次のように作用する。第3図のフローチャー
トにおいて、関数発生器7により基準値に相当する理想
的状態量r(k)及びフィードフォワード量となる理想
的操作量u(k)を計算して信号として出力する(20
)、次に、検出した状態量y(k)をフィードバック要
素2へ入力しく21)、検出した状態量y(k)と理想
的状態量r (k)との誤差計算を行う(22)。
さらに、オブザーバ演算手段4により、状態量’1(k
)を 定する(23)。
続いて、当該状態量讐(k)から状態フィードバック部
5により、フィードバック量としての操作量π(k)を
求める(24)、まだ、重み係数が確定されていない場
合には状態検知手段10により 1讐、 (k)  l>x。
l              1層axまたは Iy、 (k)l>y−(9) 1                  1118!ま
たは Ti (k) >π□。
のいずれかが成立するかどうか調べられる(26)、但
し、iは、ベクトルの全ての成分について調べることを
意味する。
ここで、X、  、y、 、省  は予め設定し111
a冨    111aX     Ia!た安定・不安
定状態の判断基準値である。もし。
(9)式が成立しなければ、制御系は安定状態である。
この場合には重み係数Rをより小さくして、フィードバ
ックゲインfを大きくして、サーボ制御系の周波数帯域
を広げて連応性をよりよくすることができる可能性があ
る。そこで、このような安定な状態が交  ステップ続
くかどうかを118! 調べる。
それまでに状態検知手段lOが検知信号を皇(又≧1.
(35))回出した場合において、予め定めたl wa
xに対して文≦文厘aXである限りは(27)、関数発
生器7が発生させたii (k)及びπ(k)から制御
対象1に加えるべき操作量U(k)を求めて制御要素3
に送る(28)、続いてπ(k)、マ(k)により次の
離散時間におけるπ(k+ 1)、y (k+1)を求
め(29)、さらに以上の計算を繰り返す(30)。
もし、以上の計算を繰り返した後に又〉交鳳aXが成立
すると(27)、すなわち1=lraax+1回目にお
いて、重み係数調整手段15により重み係数RQI/α
(α〉1)倍に小さくしたものを重み係数として使用し
く31)、フィードバックゲイン決定手段14に当該R
/αを重み係数として入力する。フィードバックゲイン
決定手段14におけるリカッチ方程式求解部11では、
フローチャート(32)に示した繰り返し計算により(
6)式を解いてPを得る。一般に、この繰り返しI算は
数回から数10回程度で収束する。こうして得られたP
に基づいてゲイン計算部12により(5)式を解いて状
態フィードバックゲインfを得る(33)0以上の手順
は状態検知手段1゜により(9)式が成立することを検
知されるまで繰り返され、できるだけ重み係数Rを小さ
くして連応性をよくする。
もし、状態検知手段10により(9)式が成立すること
を検知された場合には(26)、Rを小さくしすぎて制
御系が不安定状態にあることを示す。その場合には重み
係数Rを安定状態にまで戻す必要がある。
それには調整1回前のαRにすれば安定なはずであるが
、安全を期して重み係数Rを2回前のα2Rにする(3
4)、これによって、重み係数Rとして最も適切な値に
調整されたことになり、この段階で重み係数Rを確定さ
せる。
続いて、第2の実施例を第4図に示す。
本実施例では、第1の実施例と異なりフィードバック要
素42においては、検出した状態量の定常偏差を除去す
るための積分器36を備えていO4 る、また、フィードバックゲイン決定子かlとして近似
式によるゲイン計算部48を使用する。近似式によるゲ
イン計算部48では予め重み係数Rと状態フィードバッ
クゲイン音との関係を近似式で求めておき、この近似式
により重み係数調整手段15から入力した重み係数Rに
基づいて状態フィードバックゲインfを算出し、フィー
ドバック要素2の状態フィードバック部5に入力する。
また、状態検知手段10は制御要素3に入力する動作信
号u (k)が予め定めた値uIIla!よりも大きい
か否かにより不安定状態であるか否かを検知するもので
ある。
本実施例は次のように作用する。
第5図のフローチャートにおいて、関数発生器7により
基準値としての理想的状態量r(k)及びフィードフォ
ワード量としての理想的操作量u (k)を計算して、
その信号を出方する(50)。
次に、検出された制御対象1からの出力にょる状態量y
(k)をフィードバック要素42へ入力しく51)、検
出した状態量y(k)と理想的状態量r(k)との誤差
計算を行う(52)、誤差計算(52)で得られた状態
量7(k)は積分器36により積分され、文。(k)を
得る(53)さらに、オブザーバ演算手段4により状態
量文(k)を推定しく54)、これから状態フィードバ
ック部5によりフィードバック量としての操作量π(k
)を出力する(55)、もし、Rが確定により動作信号
u (k)の平均値 u  (fL) = ((fL−1) xu  (Q−
1)m!l +u(k))/文 を求め(57)、予め設定したU  の値と比較aX して I u (k) −u   (41)  I>u   
   (10)ra                
   raaxが成立するかどうかを調べる(58)。
(lO)式が成立しない場合には制御系は安定状態にあ
ると判断される。この場合には、重み係数Rをより小さ
くして、フィードバックゲインfを大きくし、制御系の
周波数帯域を広げて連応性をよりよくすることができる
可能性がある。そこで、状態検知手段10が検知信号を
文回出した場合であって文≦文腸aXである限りは(5
9)、関数発生器7が発生させたフィードフォワード量
石(k)と、フィードバック量π(k)とから制御対象
lに加えるべき操作量u (k)に相当する動作信号を
制御要素3に送る(60)。
続いて、π(k)、讐(k)により次の離散時間におけ
るst (k+1) 、 ’ii (k+1)を求め(
61)、以上の計算を繰り返す(62)。
もし、以上の計算を繰り返した後にl>1tsazが成
立すると(59)、すなわち、又=ltsax+1回目
において、重み係数調整手段15により重み係数Rをl
/rlO倍に小さくしたものを使用しく63)、フィー
ドバックゲイン決定手段5端門:しての近似式によるゲ
イン計算部48に重み係数として当該R/rloを送る
。 。
当該近似式によるゲイン計算部48によりを計算して。
素42の状態フィードバック部5へ送る。
以上の手順は状態検知手段lOにより(lO)式が成立
することを検知するまで繰り返されて、できるだけ重み
係数Rを小さくして連応性をよくする。もし、状態検知
手段10により(lO)式が成立することを検知した場
合には(58)、重み係数Rを小さくしすぎて制御系が
不安定状態にあることを示す、その場合には、重み係数
Rを安定状態にまで戻す必要がある。それには、調整1
回前のrl ORにすれば安定であるが、安全を期して
重み係数Rを2回前のIORにする。これによって重み
係数Rとして最も適切な値に調整されたことになり、重
み係数Rをこれで確定する(65)。
こうして、本実施例では、Rを変化させるごとに、(5
)、(6)式のリカッチの方程式を解き直さずに済むの
で状態フィードバックゲイン!の算出が高速になる。し
かも、第3図に示したリカッチの方程式を解くプログラ
ム(32)の代わりに(11)式のプログラム(64)
を用意しておけばよいので小規模のマイクロコンピュー
タで容易に実現可能である。
次に第3図の実施例を第6図に基づいて説明する。
本実施例では第2の実施例と異なり、フィードバックゲ
イン決定手段74はゲイン調整部71、テーブル対応手
段72及びテーブル73から構成されている。テーブル
73は予めオフラインで複数の重み係数Rを選択し、各
重み係数Rについて状態フィードバックゲインfを求め
たものをテーブル73として作成したものであり、マイ
クロコンピュータのメモリに格納されている。テーブル
対応手段72は重み係数調整手段15から入力されたR
に対して、テーブル73の中からそれに対応する状態フ
ィードバックゲインfを捜して出力するものである。ゲ
イン調整部71はテーブルから得られたフィードバック
ゲインfを制御対象に合うように定数倍して、状態フィ
ードバック部に設定するものである。また、状態検知手
段10はフィードバック量に相当する操作量π(k)が
予め設定されたU  の値より大きいか否かで不安ma
! 定状態か否かを判断す′る。
本実施例では第2の実施例と比較して、Hの値としてテ
ーブル73に記載された値しか選択することができない
がfの算出はさらに高速となり制御時間の遅れが解消さ
れる。さらに、(11)式に示す近似式の計算すら不必
要となり、プログラムも縮少されるので、より一層小規
模のマイクロコンピュータで実現することができる。し
かも、テーブル73に使用するメモリが必要であるが。
現在メモリは非常に安価であり、(11)式を計算する
プログラムを作成するよりもメモリを多く使う方がコス
トの面からも有利である。さらに、本実施例では、Rと
fとの近似式が容易に求められない場合でも適用可能で
ある0以上の実施例は必ずしもサーボ制御系に限られず
、制御対象を定常状態に保つような制御にも応用するこ
とができる。
〔効果〕
本発明によれば、最適レギュレータ理論の2次形式の重
み係数を自動的に調整することによりフィードバックゲ
インを変えて制御系を安定かつ連応性のある状態にする
ことができる。したがって、重み係数を指定した後に人
手により多くのパラメータを設定して状態フィードバッ
クゲインの調整を行う必要がなくなり、制御系の調整が
容易、高速かつ確実である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理ブロック図、第2図は第1の実施
例を示すブロック図、第3図は第1の実施例に係るフロ
ーチャート、第4図は第2の実施例を示すブロック図、
第5図は第2の実施例に係るグラフ、第6図は第2の実
施例に係るフローチャート、第7図は第3の実施例を示
すブロック図である。 1.101・・・制御対象 2.42,102・・・フィードバック要素3・・・加
算器 14.74,104・・・フィードバックゲイン決定手
段 10.110・・・状態検知手段 15.105・・・重み係数調整手段 7・・・関数発生器 「−−−−−−−−−−−−−−−−Mmill!1 石l つ大力’!fj@ ホT7−ロ咋7レコ第 2 
図 ィ芝束+++I t 〒すブロック品 第7図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)検出した制御対象(101)の状態量を最適レギュ
    レータ理論の状態フィードバックゲインに基づいてフィ
    ードバック量に変換して出力するフィードバック要素(
    102)を有するサーボ制御装置において、 制御系(103)の安定及び不安定状態の少なくとも一
    方を検知して検知信号を出力する状態検知手段(110
    )と、 当該検知信号に基づいて最適レギュレータ理論の2次形
    式評価関数に含まれる重み係数の数値を変化させる重み
    係数調整手段(105)と、当該重み係数に基づいて状
    態フィードバックゲインを決定してフィードバック要素
    (102)に入力するフィードバックゲイン決定手段(
    104)とを備えたことを特徴とするサーボ制御装置。 2)前記状態検知手段(110)は、検出した制御対象
    に係る状態量の基準値からの偏差の絶対値が予め設定し
    た値以上である場合に検知信号を出力するようにしたこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のサーボ制御
    装置。 3)前記状態検知手段(110)は、制御要素が制御対
    象に加わる作量と、その平均値との偏差の絶対値が予め
    設定した値以上である場合に検知信号を出力するように
    したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のサー
    ボ制御装置。 4)前記フィードバックゲイン決定手段(104)は、
    リカッチの方程式から直接求めた数値解に基づいて状態
    フィードバックゲインを決定することを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載のサーボ制御装置。 5)前記フィードバックゲイン決定手段(104)は、
    予め求めた重み係数と状態フィードバックゲインとの関
    係の近似式に基づいてフィードバックゲインを決定する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のサーボ制
    御装置。 6)前記フィードバックゲイン決定手段(104)は、
    予め複数の重み係数とフィードバックゲインとの関係の
    組み合わせを作成したテーブルに基づいて状態フィード
    バックゲインを決定することを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載のサーボ制御装置。
JP6126386A 1986-03-19 1986-03-19 サ−ボ制御装置 Pending JPS62219004A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07141004A (ja) * 1993-11-12 1995-06-02 Yaskawa Electric Corp 最適予見学習制御装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07141004A (ja) * 1993-11-12 1995-06-02 Yaskawa Electric Corp 最適予見学習制御装置

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