JPS62218765A - 動力自給温風機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は例えば施設園芸暖房用温風、あるいは植物乾
燥用温風など温風を生産する温風機に関するものである
。

（従来の技術） 従来温風を生産する温風機はその１例を第２図に示した
ように電動式モータで駆動されるバーナーａから供給さ
れる燃料と空気は燃焼室すで燃焼され、高温の燃焼排ガ
スとなって熱交換器Ｃに送られる。一方電動式モータで
駆動される送風機ｄから吸入された新鮮空気は前記燃焼
室す及び熱交換器Ｃ部で熱交換によって加温され温風と
なって排風１コｆより吐出される。上記燃焼室す及び熱
交換器Ｃ部で熱をうばわれた燃焼排ガスは煙突ｅにより
糸外に排出される。

（発明が解決しようとする問題点） 従来の温風機は上述のように大きな動力を必要とするバ
ーナーａや送風機ｄは電動式モータで駆動されるため運
転時の電力コストが高価となると言う問題点があり更に
例えば施設園芸用ハウスの暖房に用いる場合など商用電
力線と隔離された場所での運転には電力供給施設の新規
設置を必要とすることがあり、工事費用が嵩むなどの問
題も抱えている。

（問題を解決するための手段） 従来の技術において大きな電気動力を必要とする部分は
送風機用ファンとバーナー用送風ファンの駆動動力であ
る。この発明は上記の点に鑑み、２つの電気駆動動力を
エンジン出力によって代替したエンジン駆動送風装置に
よりバーナー用空気と、送風機用空気の供給を可能とし
たものである。

（作用） このような構成をもったこの発明の動力自給温風機では
外部からの商用電力の供給を必要としない動力自立型の
温風機となり、すなわちエンジン出力により駆動される
ファンによりバーナー装置への燃焼用新鮮空気と、高温
の燃焼排ガスから主として熱交換器部分での熱交換によ
り熱を吸収して温風を産出するための新鮮空気とが同時
に供給されることになる。また温風用新鮮空気量の調節
は、ファンからの風量制御により２次にバーナー燃焼用
新鮮空気量の調節は更に、バーナー装置のダンパー開閉
の制御により行なわれる。

（実施例） この発明を図面に基づいて説明する。本発明による第１
図は水冷式エンジンの出力にて送風用ファンを駆動する
この発明の一実施例を示している。

エンジン１にはその出力の１部を利用した小型発電機２
が搭載され、該エンジンの出力軸には送風ファン３が連
結されてエンジン駆動送風装置４を構成している。前記
エンジン１の運転にともない昇温されたエンジン冷却系
冷却液はラジェータで放熱冷却され、前記送風ファン３
によって送風される空気の予熱に役立つ。ラジェータは
第１図ではエンジン１の風下側に配置されているが風上
側にすることも可能である。

上記送風ファン３は吸風口１６を通じ外部から大量の新
鮮空気を吸入し上記エンジン１を冷却して幾分昇温した
予熱空気をバーナー装置１１に送風する。該バーナー装
置１１はバーナー吸気口６、ダンパ７、燃料ノズル８．
燃料供給ポンプ９、該燃料供給ポンプの駆動モータ１０
より成っていて、燃料と空気の燃焼は燃焼室１２で行な
われる。

上記バーナー装置１１に於ける燃焼用の空気量の調整は
前記ダンパ７の開閉制御で、また燃料供給量の調整は上
記小型発電機２からの電力で駆動される前記駆動モータ
１０と連結した前記燃料供給ポンプ９の吐出流量制御で
行なわれる。

上記燃料供給ポンプ９の駆動は電力に依ることなく上記
エンジン１からの出力の一部を機械式に回転動力として
取り出して行うことは勿論筒・　能である。燃料に適度
な流動性をもたせるための燃料の加熱は従来の技術では
商用電源による電気ヒータで行なわれているがこの発明
では上記エンジン１の冷却系または排気系からの排熱を
利用することにより行なうことができ、或いは上記小型
発電機２からの電力を利用した電気ヒータにより行なう
ことができ外部商用電源不要の自立型とすることに役立
つ。

次に上記エンジン１の燃焼排ガスは排気管５により上記
燃焼室１２の燃焼部に導入され、燃焼排ガス中の高温残
存空気は上記燃料ノズル８から噴射される燃料の燃焼を
助けるだけでなく燃焼排ガス中に含有される熱エネルギ
ーは熱交換器１３で回収されて省エネに有効となる。

さて、上記燃焼室１２にて生産された高温燃焼ガスは前
記熱交換器１３に導入され、一方上記送風フアン３によ
って送風された新鮮空気の一部分は上記バーナー装置１
１にて消費され、他の新鮮空気は上記の燃焼室１２およ
び熱交換器１３に至り、ここで熱交換により上記燃焼室
１２にて生産された高温燃焼ガス中に含有される熱エネ
ルギーを吸収して自らは新鮮空気の温風となって排風口
１５から外部に供給され他方高温燃焼ガスは熱エネルギ
ーを奪われて低温となり、燃焼によって生じた例えばＳ
Ｃ２などの有害物とともに煙突１４を通じて系外に放出
される。

−ｇにバーナー装置への新鮮空気は高圧小風量であり温
風用新鮮空気は低圧大風量となるため、上記送風ファン
３とは別に高圧小風量ファンの外部商用電源によらぬ併
用が望ましい。

なお図面では防音や制御系などの細部は省略し基本的な
構成を示した。

（発明の効果） 以上詳述したようにこの発明によれば、外部からの電力
供給を必要としない動力自給が可能となるため外部から
の受電にともなう工事費用から免除されると同時に電気
動力をエンジン出力に代替したことにより従来の技術で
問題のあった運転時の動力コストは大幅に低下した。即
ち単位エネルギー当りの消費価格が割高な商用電力消費
がなくなり、且つエンジンの排熱は無駄なく省エネのた
めに回収可能となった。

送風装置にて運転される動力自給温風機の一例を示す。

１はエンジン、２は小型発電機、３は送風ファン、４は
エンジン駆動送風装置、５は排気管。

６はバーナー吸気口、７はダンパ、８は燃料ノズル、９
は燃料供給ポンプ、１０は駆動モータ。

１１はバーナー装置、１２は燃焼室、１３は熱交換器。

１４は煙突、１５は排風口、　１６は吸風口。−特許出
願人　トーヨー・マシナリー株式会社オリンピア工業株
式会社 篇　？　図 手続補正書（方式） ％式％ １、事件の表示　　　昭和６１年特許願第０５９６０７
号２、発明の名称　　　動力自給温風機 ３、補正をする者 ４、補正命令の日付（発送日） 昭和６１年５月２７日 ５、補正の対象 明８ＩＩＩ書の図面の簡単な説明の欄 ６、補正の内容　　別紙のとおり　　　　　　　　　−
′−一シ′ 明細書第８頁第１行〜第１Ｏ行の「４、図面の簡単な説
明−−−−−・−１６は吸風口」をっぎのように訂正す
る。

記

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例で、水冷式エンジンから成る
エンジン駆動送風装置にて運転される動力自給温風機の
一例を図解的に示した構成図、第２図は従来の技術によ
る温風機の一例を図解的に示したものである。 ■はエンジン、２は小型発電機、３は送風ファン、４は
エンジン駆動送風装置、５は排気管。 ６はバーナー吸気口、７はダンパ、８は燃料ノズル、９
は燃料供給ポンプ、１０は駆動モータ。 １１はバーナー装置、１２は燃焼室、　１３は熱交換器
。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）エンジン出力で該エンジンの冷却系からの放熱を
   吸収する方向に風流を生ぜしめるように駆動される送風
   ファンを設けたエンジン駆動送風装置と該エンジン駆動
   送風装置の風下側に位置するバーナー装置と燃焼室およ
   び熱交換器から成り、前記エンジン駆動送風装置から送
   風される空気の一部分は前記バーナー装置に送風されて
   燃焼のために消費され他の空気は前記燃焼室で生産され
   た高温燃焼ガスに含有される熱エネルギーを主として前
   記熱交換器で吸収して自らは温風空気となることを特徴
   とする動力自給温風機。
2. （２）前記エンジン駆動送風装置のエンジン燃焼排ガス
   を前記バーナー装置に隣接して風下側の燃焼部に導入し
   たことを特徴とする特許請求範囲の第一項記載の動力自
   給温風機。