JPS62217390A - 順変換テ−ブルを用いたパタ−ン整合方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 順変換テーブルを用いたパターン整合方式であって、画
像、音声等の特徴を抽出した入力パターンと標準パター
ンの比較位置のアドレスをランダムに指定して両パター
ンを比較し、全パターンデータの比較を待たず閾値を参
照して整合判定をすることによって、認識処理時間を短
縮するこ止ができる。

〔産業上の利用分野〕

本発明はパターン認識処理における整合判定に関するも
のでる。

画像あるいは音声等の認識処理は入力する信号（パター
ン）の部分を標準の対応する部分と比較してその整合の
度合（整合距離）を計算し、部分比較を全体の信号に及
ぼして実施し、その整合度合の最もよいもの、即ち、整
合距離の最も小さいものを入力信号に対する標準画像あ
るいは音声と同定する認識方法がとられている。

この場合、入力パターンと比較する標準バタンの種類あ
るいはその比較回数が認識率と認識速度に関連するため
、これらの問題を効率よく解決して認識速度を高める方
法が望まれている。

〔従来の技術〕

第５図に従来の整合方式の構成ブロック図を示す。

順アドレス発生回路１で発生する番号順アドレスが入力
パターンメモリ２に入力し、そこに格納されたデータを
読み出す。

−・方、前記と同じアドレスが標準パターンメモリ３に
入力するが、そこにはパターン番号で指定された標準パ
ターンが格納されていて、入力パターンと対応する番地
に格納されたデータが比較され、データの整合度が整合
距離として距離計算回路４で計算される。

比較判定回路５は閾値設定回路６に格納された閾値と入
力パターンと標準パターンとの整合距離の値とを比較し
、閾値の方が大きければその標準パターンを放棄し、他
のパターン番号を指定し”Ｃ同様な比較を行う。

そして、閾値以下の整合距離をもつパターンのうち、最
小値をもつ標準パターンを当該装置の認識パターンと判
定する。

〔発明が解決しようとする問題点〕

この従来の方式では、入力するパターンと１つの標準パ
ターンとの比較は、その比較するアドレスの全て、即ち
全比較点で比較してその結果を整合距離とするため、全
比較点での比較が終わらないとその標準パターンの同定
判定ができない。

従って、認識精度を」二げようとして、比較点を増加す
ればするほど、比較回数が増加し、認識処理時間がかか
ることになる。

また、標準パターン数を増加して認識率を向上させよう
としても同様である。

例えば、第２図のような入力パターン「語」、標準パタ
ーン「詩」の文字比較でパターンを１６個の比較点で、
第３図のような順番にアドレス指定して比較すると、偏
の「言」を比較する点１〜８、即ち半数の比較点処理を
しても全く相違が認識できない。

本発明はこのような点に鑑みて創作されたものであって
、全比較点の比較結果を待つことなく判定を行って、認
識処理時間を短縮する方式を提供することを目的として
いる。

ｃ問題点を解決するだめの手段〕 第１図は本発明の順変換テーブルを用いたパターン整合
方式の実施例の構成ブロック図を示すように、順アドレ
ス発生回路１が発生する番号順アドレスを１対１の対応
関係をもって指定されたアドレスを他のアドレスに変換
する順変換テーブル７を設け、そのアドレスを入力パタ
ーンメモリ２と標準パターンメモリ３に出力するよう回
路構成する。

〔作用〕

順アドレス発生回路で発生した番号順のアドレスは順変
換テーブルによってその順が崩され、人カバターンと標
準パターンとの比較点アドレスの順番はパターン上に分
散される。

従って、比較点の順序分布が平均化されることになり、
整合の成否の重点が比較する順番の後方区域に存在する
パターンの整合性の傾向が早期に距離計算されることに
なって、閾値との照合判定がつけ易くなる。

〔実施例〕

第１図は本発明の順変換テーブルを用いたパターン整合
方式の一実施例の構成ブロック図、第４図は順変換テー
ブルによるパターンの比較順説明図を示す。

比較文字パターンと比較点を上記例と同一とする。

そして順変換テーブル７によって比較される入力パター
ンと標準パターンの比較点の順番は順アドレス発生回路
１によって発生した順アドレスｒ１．２，３．＋＋　Ｊ
は第４図のようにパターン上に分散する。

従って、同じ偏の両文字は労が異なっているので、その
相違点が早期に比較順番にあがり、整合距離を比較の累
積によって閾値と照合すると、この例では「５」の比較
が行われた時点で整合距離は閾値から決定的な差を示す
ことになり、両文字の非整合の判断が比較判定回路５で
行われることになる。

なお、順変換テーブル７による比較順番変換は予めパタ
ーン上の順番位置を決めることなく、乱数を用いて位置
をきめる方法をとっても良い。

また、整合距離は類似度に置き換えて比較できることは
云うまでもない。

〔発明の効果〕

以上述べてきたように、本発明によれば、パターン比較
点の比較時間が均等化され、整合、非整合の整合距離と
閾値とを照合して比較途中で結果判断ができることにな
り、実用的には極めて有用である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の順変換テーブルを用いたパターン整合
方式の実施例の構成ブロック図、第２図は比較文字例説
明図、 第３図は比較順説明図、 第４図は順変換テーブルによる比較順説明図、第５図は
従来例の構成ブロック図である。 図において、 １は順アドレス発生回路、 ４は距離計算回路、 ５は比較判定回路、 木死朗０実４醒りｌｔ＞虜年へプロ・ン７田＠１図 （ａ）入力パターン　　　（ｂ）＃竿ノずターンよヒ車
（文−′ｆ−例徨茫明明 第２図 ｒヒ較ｉ＠訛明図 第　３　図 順支慣チーフルによる上り車ダ、１１夙詫明囚第　４　
図 焚来ｆＩＩ／）傳へブロック図 第５図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 順アドレス発生回路（１）と、 該順アドレス発生回路（１）が発生するアドレスによっ
   て、１対１対応関係をもってパターンの指定された位置
   を該パターンの他の位置に変換する順変換テーブル（７
   ）と、 変換された位置アドレスにおける入力パターンと標準パ
   ターンとを比較処理して該両パターンの整合距離を算出
   する距離計算回路（４）と、所定の閾値と該整合距離と
   を比較し、前記両パターンの整合を判定する比較判定回
   路（５）とを備え、 前記比較処理の過程においても前記両パターンの整合の
   成否判定を行うことを特徴とする順変換テーブルを用い
   たパターン整合方式。