JPS622167Y2 - - Google Patents

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JPS622167Y2
JPS622167Y2 JP6198482U JP6198482U JPS622167Y2 JP S622167 Y2 JPS622167 Y2 JP S622167Y2 JP 6198482 U JP6198482 U JP 6198482U JP 6198482 U JP6198482 U JP 6198482U JP S622167 Y2 JPS622167 Y2 JP S622167Y2
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JP
Japan
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enlarged diameter
diameter portion
trolley
fitted
support shaft
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JP6198482U
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JPS5933815U (ja
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  • Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)
  • Chain Conveyers (AREA)
  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はトロリーコンベア用ローラーの改良に
関する。
一般にトロリーコンベアとしては第1図に示す
ように一対のトロリーアーム1,1を二叉状に取
り付けしたハンガー2を有し、そのトロリーアー
ム1,1の対向面に一対の転動輪3,3が軸支さ
れ、その転動輪3,3がI型をしたレール4の下
側張出縁上を転がるようにしたものが使用されて
いる。
この種の従来のトロリーコンベアにおける転動
輪の取り付けはボールベアリング5を転動輪3と
支軸6との間に介在させ、そのボールベアリング
5のインナーリング5a、アウターリング5bの
凹溝内にボール5cを嵌め合せ、これによつて転
動輪3が支軸6に対し軸方向に抜けるを防止して
いたところである。
このような従来のトロリーコンベア用ローラー
の構造では、グリースもしくは機械オイルにより
ボール5cの潤滑を行うものであり、グリースは
高温に弱く、例えばトロリーコンベアを高温の乾
燥炉等の中を走行させるような場合に潤滑不充分
となつて、転動輪の非転動化を来たし、ついには
支軸6から脱落してしまう欠点があつた。
また、この他、高温条件下で使用しない場合で
もボール及びリングの摩耗により転動輪の脱落の
危険が伴つていた。
本考案は上述の如き従来の問題にかんがみ、高
温条件下における使用あるいは摩耗によつても軸
受部分の機能が失われず、かつ転動輪の脱落のお
それのないトロリーコンベア用ローラーの提供を
目的としたものであり、その要旨とするところは
一対のトロリーアームを二叉状に備え、その両ト
ロリーアームの対向面側に、互いに端面を対向さ
せて一対の転動輪を軸支させてなるトロリーコン
ベア用ローラーにおいて、前記転動輪はその軸挿
通孔の一端に拡径部を形成し、該拡径部に嵌り合
うフランジ部を一体に有する筒状をした無給油軸
受ブツシユを前記軸挿通孔内に嵌挿し、該ブツシ
ユ内に支軸を挿入し、該支軸は先端に前記転動輪
の軸挿通孔の拡径部に嵌入されるフランジ部を一
体に有し、前記拡径部内に前記両フランジ部を重
ね合せ配置に収容し、その外側にキヤツプを嵌め
込み、更にその外側にスナツプリングを嵌着して
抜け止めしたことを特徴としてなるトロリーコン
ベア用ローラーに存する。
次に本考案の実施の一例を第3図以下の図面に
ついて説明する。
図中10はハンガーであり、11はハンガー1
0から二叉状に突設したトロリーアーム、12は
両トロリーアーム11に対しそれぞれナツト13
をもつて締結固定した支軸である。
両支軸12にそれぞれ転動輪14が回動自在に
支持されている。転動輪14は弾性を有し、耐熱
性の大きい合成樹脂材料をもつてリング状に形成
され、外周の円周面がレール15の傾斜面15a
に合せてテーパー状に成形されている。
また、転動輪14はその中心に軸挿通孔16が
開口され、その一端側に拡径部16aが段状に形
成され、その拡径部16aの外側縁内面にスナツ
プリング嵌着用の凹溝17が形成されている。
この転動輪14の軸挿通孔16にはその内面に
接してブツシユ18が挿入されている。このブツ
シユ18は第3図に示すようにリング状をなした
金属製担体19の表裏に貫通させて固体潤滑剤2
0が埋設されているものであり、その一端にフラ
ンジ部18aが一体に成形されており、このフラ
ンジ部18aが軸挿通孔16の拡径部16a内に
嵌合されている、なお、ブツシユ18は上述の他
全体を固体潤滑剤をもつて形成したものでもよい
ものである。
ブツシユ18内には支軸12が挿入されてい
る。支軸12はその先端にフランジ部12aが一
体成形され、そのフランジ部12aが軸挿通孔1
6の拡径部16a内にあつて前述したブツシユ1
8のフランジ部18aの外側に重ね合わせ配置に
嵌入されている。
そしてこの支軸12の先端面の外側に位置して
円板状のキヤツプ21が拡径部16a内に嵌め込
まれ、その外側に位置して前述した凹溝17内に
C型のスナツプリング22が嵌着されて抜け止め
がなされている。
なお、上述の外、第4図に示すように支軸23
を軸体23aとリング体23bとをもつて構成
し、リング体23bに前述と同様にフランジ部を
形成しておいて、ブツシユ18内に嵌着し、これ
に軸体23aを固着した構造にしてもよいもので
ある。
本考案のトロリーコンベア用ローラーは上述の
如く構成され、転動輪を支軸に支持させる構造と
して転動輪と支軸間に固体潤滑剤埋設ブツシユを
介在させかつ転動輪の軸挿通孔に拡径部を設けこ
の拡径部内にブツシユ及び支軸の端部のフランジ
部を嵌め合わせスナツプリングにより抜け止めし
たことによつて、耐熱性の高い潤滑が得られると
ともに摩耗によつても転動輪の抜け落ちがなく、
更に従来のボールベアリングを使用した構造のも
のに比べ高負荷に耐え、苛酷な温度、及び負荷条
件下において摩擦抵抗が小さい等種々の効果を有
し、その効用は甚だ大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のトロリーコンベアの部分縦断正
面図、第2図は本考案の実施した一例の部分縦断
正面図、第3図は要部の分解斜視図、第4図は他
の例の要部の縦断面図である。 10……ハンガー、11……トロリーアーム、
12……支軸、14……転動輪、15……レー
ル、16……軸挿通孔、16a……拡径部、18
……ブツシユ、12a,18a……フランジ部、
21……キヤツプ、22……スナツプリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一対のトロリーアームを二叉状に備え、その両
    トロリーアームの対向面側に、互いに端面を対向
    させて一対の転動輪を軸支させてなるトロリーコ
    ンベア用ローラーにおいて、前記転動輪はその軸
    挿通孔の一端に拡径部を形成し、該拡径部に嵌り
    合うフランジ部を一体に有する筒状をした無給油
    軸受ブツシユを前記軸挿通孔内に嵌挿し、該ブツ
    シユ内に支軸を挿入し、該支軸は先端に前記転動
    輪の軸挿通孔の拡径部に嵌入されるフランジ部を
    一体に有し、前記拡径部内に前記両フランジ部を
    重ね合せ配置に収容し、その外側にキヤツプを嵌
    め込み、更にその外側にスナツプリングを嵌着し
    て抜け止めしたことを特徴としてなるトロリーコ
    ンベア用ローラー。
JP6198482U 1982-04-30 1982-04-30 トロリ−コンベア用ロ−ラ− Granted JPS5933815U (ja)

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JP6198482U JPS5933815U (ja) 1982-04-30 1982-04-30 トロリ−コンベア用ロ−ラ−

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JP6198482U JPS5933815U (ja) 1982-04-30 1982-04-30 トロリ−コンベア用ロ−ラ−

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Publication Number Publication Date
JPS5933815U JPS5933815U (ja) 1984-03-02
JPS622167Y2 true JPS622167Y2 (ja) 1987-01-20

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ID=30192191

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JP6198482U Granted JPS5933815U (ja) 1982-04-30 1982-04-30 トロリ−コンベア用ロ−ラ−

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5275499B2 (ja) * 2012-08-07 2013-08-28 日本トムソン株式会社 潤滑剤供給ローラ

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JPS5933815U (ja) 1984-03-02

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