JPS62213883A - 選果装置の果実供給装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は２選実装置の果実供給装置に関し、ミカン、
リンゴ、ジャガイモ等の選別を行う速実施設に利用しう
る。

従来の技術、および発明が解決しようとする問題点 選果装置で果実を色、形状、損傷等の質的に方晶、優品
、良品、差量のように選別する等級選別と、この各等級
の果実を大きさや１重量等によってＬ品、Ｍ品、８品等
のように選別する階級選別とを行う形態にあっては、各
等級の選別果実は。

果実の種類の相異、入荷される果実毎等によって割合が
異なることが多く、又、これによって各等級毎の階級選
別ラインでは、ライン数の過不足を生じ易く、、不経済
であったり、能率が制限されることがある。

問題点を解決するための手段 この発明は、果実を一個並びにして整列移送しながら階
級別選別を行う階級選別コンベア（１０）を多数条並列
させた状態で連設する拡散コンベア（６）上の、等級別
の果実を移送しながらこの拡散コンベア（６）へ供給す
る供給コンベア（３）（４）（５）と、この拡散コンベ
ア（６）上の果実を左右に仕切って移送案内する左右に
重合した仕切板（７）（８）との間において、この仕切
板（７）（８）の移動によって狭くなる側の拡散コンベ
ア（６）への供給姿勢となる供給コンベア（３）、（５
）の移動後にこれと同側の仕切板（８）、（７）を仕切
位置へ移動し、更に該階級選別コンベア（ｌＯ）におけ
るほゞ選別処理後に他側の仕切板（７）、（８）を該仕
切位置へ移動し、この仕切板（７）、（８）の移動と同
時乃至移動後に該供給コンベア（３）（４）（５）を供
給位置で左右往復移動させてなる選果装置の果実供給装
置の構成とする。

発明の作用 果実が等級選別コンベア（１）（２）に供給されるとこ
の移送中に等級別の選別を行う、ここで等級選別された
果実は、供給コンベア（３）　　（４）（５）によって
拡散コンベア（６）上へ仕切板（７）（８）を境として
等級選別された果実毎に供給される。この拡散コンベア
（６）上の果実は各等級毎に左右幅方向へ拡散されなが
ら移送され、直接、又は果実を一個並びにして整列する
整列コンベア等を介して間接に各階級選別コンベア（１
０）へ移送供給される。各階級選別コンベア（１０）で
は果実が一個並びにして移送されながら、この移送の途
中で所定の階級別に選別が行われる。

上記供給コンベア（３）（４）（５）による供給は１等
級選別コンベア（１）では１等級選別果実の一部は直接
この仕切板（７）（８）によって仕切られた拡散コンベ
ア（６）に供給されるが、余りの部分は、供給コンベア
（３）によって仕切板（７）（８）を越えた反対側の拡
散コンベア（６）上に供給される。又、等級選別コンベ
ア（２）では、各等級選別の果実毎に供給コンベア（４
）（５）で各等級位置の拡散コンベア（６）位置に供給
される。このようにして左右の等級選別コンベア（１）
（２）で選別された果実は、同等級の果実毎に仕切板（
７）（８）で仕切られた拡散コンベア（６）の左右部分
の同位置に供給される。

この仕切板（７）（８）は、拡散コンベア（６）幅内に
おいて、左右に移動７１４ｗ１することによって、各選
別等級毎の果実量の比に応じて、拡散コンベア（６）の
仕切板（７）（８）による仕切幅の比を調節する。この
仕切板（７）（８）のｍ節単位は、階級選別コンベア（
ｌＯ）の左右幅、又は整列コンベアを介装する形態では
この整列コンベアの左右幅として、仕切板（７）（８）
の８１節移動位置を停止する。

各供給コンベア（３）（４）（５）は、終端部を拡散コ
ンベア（６）上に位とさせて等級選別されて移送する果
実を供給するが、供給コンベア（３）（５）は常に仕切
板（７）（８）の−何等級選別コンベア（２）側の拡散
コンベア（６）上にのぞみ、又、供給コンベア（４）は
常に他側の等級選別コンベア（６）上にのぞんだ状態に
、これら仕切板（７）（８）の調節に伴って移動される
と共に、各々所定の範囲内で左右方向に往復移動しなが
ら、各等級果実を対応する拡散コンベア（６）上面に分
散しながら供給する。

このような供給コンベア（３）（４）（５）と仕切板（
７）（８）との関係について、例えば。

仕切板（７）側の拡散コンベア（６）幅を広くし仕切板
（８）側の拡散コンベア（６）幅を狭くするようにｍｍ
するときは、先ず、この仕切板（８）側゛の拡散コンベ
ア（６）上に供給姿勢にある供給コンベア（３）、（５
）が、この仕切板（８）の移動される方向と同方向へ移
動される。これによって拡散コンベア（６）の仕切板（
８）側部では、例えこの供給コンベア（３）、（５）に
よる果実の供給中であっても、供給果実は仕切板（８）
から離間されるようになる。従って仕切板（８）近くの
拡散コンベア（６）上の果実は少なくなる。

このように仕切板（８）が拡散コンベア（６）の幅を狭
くする方向へ移動した後ち、この仕切板（９）が仕切位
置へ移動される。この拡散コンペ７（６）上の仕切板（
８）の移動圏内の果実の減少によって、仕切板（８）の
仕切位置への移動に際して果実の押圧抵抗が少なく、仕
切板（８）の移動調節が円滑で、果実を損傷させない。

このようにして仕切板（８）の位置が移動調節されて、
このときの拡散コンベア（６）上の果実が、階級選別コ
ンベア（ｌＯ）の終端部に移送されて選別処理されるに
要する程度の時間経過後に、他側の仕切板（７）が該仕
切位置へ移動されて。

前の仕切板（８）と重合状態となる。従って、仕切板（
７）の移動によって、この仕切板（７）側の拡散コンベ
ア（６）の幅が拡大されるとき、例えこの側の拡散コン
ベア（６）部にのぞむ供給コンベア（４）による果実の
供給が行われていても、この側の拡散コンベア（６）部
に連設される階級選別コンベア（ｌＯ）における前の果
実は既にほぐ選別処理が終ることとなり、仕切板（７）
によって新たに等級の切替えられた果実が旧等級の果実
と混合することがない。

供給コンベア（３）（４）（５）は、この仕切板（７）
の移動と同時乃至移動後に各対応する拡散コンベア（６
）上の供給位置で左右往復移動されて、各等級果実毎に
分散供給される。このため供給コンベア（３）（４）（
５）等が仕切板（７）（８）の位置を越えて反対側の等
級選別果実の拡散コンベア（６）へ誤って供給されるこ
とがない。

発明の効果 このように左右に異なる等級の果実の供給を受けて移送
しながら終端側に連設する多数の階級選別コンベア（１
０）へ分散供給すべく拡散する拡散コンベア（６）にお
いて、この等級別の果実量の比が変ったときは、仕切板
（７）（８）の移動によって狭くなる側の拡散コンベア
（６）への供給姿勢となる供給コンベア（３）、又は（
４）の移動後にこれと同側の仕切板（８）、又は（７）
を目的の仕切位置へ移動し、更に該階級選別コンベア（
１０）におけるほゞ選別処理後に他側の仕切板（７）、
又は（８）を該仕切位置へ移動し、この仕切板（７）、
又は（８）の移動と同時乃至移動後に該供給コンベア（
３）（４）（５）等を供給位置で左右往復移動させるも
のであるから、各階級選別コンベア（ｌＯ）への等級果
実の供給切替が順次的に行われて、自動切替制御が正確
に行われ易く、仕切板（７）、又は（８）の移動時の果
実の過圧をなくして円滑な等級果実の供給切替を行うこ
とができると共に、各等級毎の果実を該当する拡散コン
ベア（６）部上に正確に分散供給させて、仕切板（７）
（８）を越えて異なる等級果実への混入奄防止できる。

実施例 なお、図例において、果実の移送方向に沿ってエレベー
タ（１４）、−次等級選別コンベア（１）（２）、供給
コンベア（３）（４）（５）、拡散コンベア（６）、整
列コンベア（９）、及び階級選別コンベア（１０）を直
列状に配設し、二次等級選別コンベア（１３）がこの階
級選別コンベア（１０）の−側に沿って配設されている
。エレベータ（１０は、荷受されて洗滌処理された果実
を移送して各−次等級選別コンベア（１）（２）に分配
供給する。

一次等級選別コンベア（１）（２）は、左右に所定の作
業間隔（１５）を有して前後平行状に設けられ、各等級
選別コンベア（１）（２）共に、左右外側にあって該エ
レベータ（１０からシュート等を介して供給される果実
を受けて拡散コンベア（６）側へ移送する所定幅のロー
ラコンベア（１Ｂ）と、この外側のローラコンベア（１
Ｂ）間にあってこのローラコンベア（１Ｂ）から選別さ
れる果実を受けて該拡散コンベア（６）側へ移送するベ
ルトコンベア（１７）とから構成される。この等級選別
コンベア（１）（２）における果実の選別は。

作業間隔（１５）部等各等級選別コンベア（１）（２）
の外側に沿って並ぶ作業者によって二等級に粗選別する
もので、外側のローラコンベア（１Ｂ）には差量と良品
とを残し、内側のベルトコンベア（１７）に、は優品と
方晶とを選出する。

一方の等級選別コンベア（１）は、拡散コンベア（６）
の始端部幅内の一側寄りに位置して、ロー５コンベア（
１Ｂ）の終端部を直接のぞませ、べルトコンベア（１７
）は、左右方向の供給コンベア（３）上にのぞませて、
この供給コンベア（３）の終端を他側寄りの拡散コンベ
ア（６）上にのぞませた状態で左右幅方向へ移動制御し
うる構成である。

又、他方の等級選別コンベア（２）のローラコンベア（
１Ｂ）の終端には、左右方向の供給コンベア（４）が設
けられ、この供給コンベア（４）の終端部を一次等級選
別コンベア（１）側寄りの拡散コンベア（６）上にのぞ
ませて、左右方向へ移動制御しうる構成である。ベルト
コンベア（１７）は供給コンベア（５）にのぞませ、更
にこの供給コンベア（５）の終端を一次等級選別コンベ
ア（２）寄りの拡散コンベア（６）上にのぞませている
。この−次等級選別コンベア（２）は、拡散コンベア（
６）の外側に位置して設けられるもので、上記−次等級
選別コンベア（１）との間に選別作業者の並びうる十分
な作業間隔（１５）を形成している。拡散コンベア（６
）はロールコンベアからなり、ロールの自転、公転によ
って上面の果実を左右に拡散しながら移送できる。上面
には前後方向に沿う仕切板（７）（８）を左右平行状に
設け、左右方向に架設された調節螺杵（１Ｂ）　　（１
Ｂ）の各制御モータ（２０）　　（２１）による駆動に
よって移動される移動台（２２）　　（２３）に、これ
ら仕切板（７）（８）を取付けている。（２０はこの移
動台（２２）　　（２３）を案内するレールである。

拡散コンベア（６）の終端幅内に亘って果実を一個並び
にして載せて移送する整列コンベア（９）が、階級選別
コンベア（１０）の左右間隔に合せて配設されている。

階級選別コンベア（１Ｇ）は、果実を一個並びにして載
置移送し、この移送途中では一部分が下側に傾斜されて
、この傾斜された部分の載置果実を落下させることので
きる構成としている。この階級選別コンベア（１０）の
始端部上には各々計測装！１（１１）を設け、電子的カ
メラ等により、果実の大きさを測定できる構成としてい
る。又、この計測装置（１１）は果実の重量を測定する
ものであってもよい、この計測装Ｗ１（１１）の下手側
には所定の間隔毎に選別位置を設け、下側には左右方向
の排出コンベア゛（２５）、（２Ｂ）　、　　（２７）
を二連宛て配設している０選別制御装置Ｉ（１２）は、
この各選別位置において該計測装ｆｆｉ　（１１）によ
る計測にもとづいて、計測信号を受けて該当選別果実を
落下させることができる。該排出コンベア（２５）では
Ｌ品、（２Ｂ）ではＭ品、（２））では３品として階級
選別して排出できるものとし、大きい階級の果実から小
さい果実に亘って所定の階級区分で順次階級選別できる
構成である。

排出コンベア（２５）　　（２８）　　（２？）は、前
記仕切板（７）（８）によって仕切られた各−次等級選
別果実毎の排出として、良品と差量とを受けて排出する
ベルトコンベア部分と、優品と方晶とを受けて排出する
ベルトコンベア部分との二連に並設している。この排出
コンベア（２５）　　（２Ｂ）　　（２？）の終端部に
はローラコンベア（２８）を連設して、排出コンベア（
２５）　　（２Ｂ）　、（２７）から排出する果実を受
けて自転させながら移送し、このローラコンベア（２８
）の側部に並ぶ選別作業者によって差量を残して良品を
選出し、又は優品を残して方晶を選出する。この各ロー
ラコンベア（２８）の−側に沿って平行方向にベルトコ
ンベア（２９）を設けて、該選出される良品、又は方晶
な受けて移送しうるちのとして、二次等級選別コンベア
（１３）を構成している。

（３Ｇ）　ハ各ローラコンベア（２８）　、ベルトコン
ベア（２９）の終端に設けた箱詰コンベアで、ダンボー
ルケースを繰出しながら計量する計量装！！Ｉ（３１）
上にのぞませて、ダンボールケースに果実を一定重量毎
収容する。

供給コンベア（３）（４）（５）は、各々ベルトコンベ
アから構成され、拡散コンベア（６）上に位置させる先
端部を、この先端側を張設する移動ローラ（３２）の左
右移動によって伸縮する。この各供給コンベア（３）（
４）（５）の伸縮移動は、作業者の操作による条切替の
ための切替スイッチ機構（３３）や、切替制御装置（３
０等によって制御モータ等の駆動で行われる。又、拡散
コンベア（６）上の仕切板（７）（８）の左右切替移動
も、該切替スイッチ機構（Ｃ３）や、切替制御ｌ装置（
３０等によって制御モータ（２０）　　（２１）によっ
て行われるもので、これら供給コンベア（３）（４）（
５）、及び仕切板（７）（８）の移動は、整列コンベア
（９）の左右間隔を単位として行われるもので、調節切
替によって停止された位置の仕切板（７）（８）は、目
的の整列コンベア（９）の境界位置に対応するように、
リミットスイッチ等の後記の条位置センサで検出させて
停止させる。又、仕切板（７）（８）の左右方向の移動
調節範囲は、多数条の整列コンベア（９）の左右はＣ中
央部から一側の一次等級選別コンベア（２）寄りの半分
の幅内において設定される。整列コンベア（９）及び階
級選別コンベア（１０）が拡散コンベア（６）の全幅に
互って例えば１ｌｋｔｌ　−崩１２まで設ける構成とす
ると、仕切板（７）（８）は、Ｎｏ６とｌｌ＆）７との
間の境界位置からＮｏ１ｌとＮＯ１２との間の境界位置
の間を移動調節できるものとしている。

上記切替スイッチ機構（３３）による仕切板（７）（８
）の左右方向の移動は、Ｎｏ６〜Ｎｏ１２の間のいずれ
の境界位置にも選択して移動停止操作することのできる
各仕切スイッチを有する。又、各供給コンベア（３）（
４）（５）の左右方向へ移動操作できる供給スイッチを
設けている。

仕切スイッチの操作によって仕切板を移動させると、こ
の移動方向側の仕切板（７）、又は（８）側へ供給する
供給コンベア（４）、又は（３）が、前に開方へ移動さ
れて移動調節しようとする目的位置に停止される。この
供給コンベア（４）、又は（３）の移動後適宜の時間を
おいて、この移動させようとする側の仕切板（７）、又
は（８）が、制御モータ（２０）　、又は（２１）の駆
動によって移動されて、目的の調節位置に停止される。

この仕切板（７）、又は（８）の移動停止後、この拡散
コンベア（６）上の果実がはＣ階級選別コンベア（１０
）の終端部に至るに相当する時間を経過すると１反対側
の仕切板（８）、又は（７）が制御モータ（２１）　、
又は（２０）の駆動によって移動されて、前の仕切板（
７）、又は（８）と左右に重合する状態となって停止さ
れる。このようにして後の仕切板（８）、又は（７）が
目的の調節位置に移動されると同時、乃至は、移動され
て内仕切板（７）と（８）が左右重合状態となると、各
供給コンベア　（３）（４）（５）の往復移動が所定の
範囲幅において行われる。又、これらの一連の切替作動
は各供給コンベア　（３）　　（４）　　（５）の伝動
回転状態においても行われる。

各仕切板（７）（８）位置と供給コンベア（３）（４）
（５）との切替制御関係位置について、Ａ形態では、仕
切板（７）（８）を崩６とＮｂ７との間に位置させた場
合であり、Ｂ形態では、仕切板（７）（８）をＮｂ７と
Ｎｏ８との間に位置させた場合であり、同様にしてＣ８
態、Ｄｊｆｌ！、　ｇ＠態とし、Ｆ形態では、仕切板（
７）（８）をＮｏ１ｌとＮｏ１２との間に位置させた場
合とする。

又、供給コンベア（３）（５）は、上記いずれの形態に
あっても先端部の果実の供給位置は、仕切板（８）より
も−次等級選別コンベア（２）の側にのぞんでおり、又
供給コンベア（４）は、仕切板（７）よりも−次等級コ
ンベア（１）の側にのぞんでいる。このうち供給コンベ
ア（４）の先端部は、は＜Ｎｏ６対応位置から各形態の
調節仕切板（７）との間を一定の速度で往復移動されて
、果実の供給位置を分散させる構成としている。但し、
Ａ形態ではこの供給コンベア（４）は仕切板（７）位置
で停止して往復移動はしない、又、供給コンベア（３）
の先端部は、はＮＮｂ９対応位置と各形態の調節仕切板
（８）との間を一定の速度で往復移動される構成である
。但し、この仕切板（８）が？＆）９とｔｌｂｉｏとの
間の境界位置よりも外側にある状態では、この往復移動
は行われない、又、供給コンベア（５）の先端部は、動
１２の対応位置を往復移動するものとするが、仕切板（
８）がＮｏ９とＮｂ１０との境界位置よりもこの供給コ
ンベア（５）側へ接近した位置では、側端部で停止して
往復移動しない、又、このような供給コンベア（３）（
４）（５）の各往復移動範囲は、上記切替スイッチ機ａ
　（３３）における操作、又は供給コンベア（３）（４
）（５）の移動位置を検出するセンサ等によって設定乃
至変更できる構成とするもよい。

上記のような条切替制御装２ｔ　（３４）を制御するた
めに、各仕切板（７）（８）の位置を検出する仕切板セ
ンサ、各供給コンベア（３）（４）（５）の先端部の条
切替の移動位置を検出する条位置センサ、各供給コンベ
ア（３）（４）（５）の伸縮による先端部の左右往復移
動を行わせる往復センサ、この往復移動時等の移ｇｈ範
囲を越えたときの移動を検出するオーバーランセンサ、
及び供給コンベア（３）（５）の相対向する移動接近を
検出する衝突防止センサ等を配設している。又、各仕切
板（７）（８）や供給コンベア（３）（４）（５）等の
作動関係は、リレー、タイマ等によってｍ勤し、又はマ
イクロコンピュータに設定したプログラムに従って１！
ｌ！Ｉ＋される構成としている。

選果作用について、エレベータ（１０から供給される果
実は、左右の一次等級選別コンベア（１）（２）にはＣ
等分に分流されて、各−次等級選別コンベア（１）（２
）のローラコンベア（１８）上を回転されながら移送さ
れ粗選別される。このローラコンベア（１Ｂ）の外側に
並ぶ選別作業者がこの供給果実の中から方晶と優品とを
ベルトコンベア（１７）へ選出する。各ローラコンベア
（１Ｂ）の終端部には良品と差量が移送される。

−次等級選別コンベア（１）のローラコンベア（Ｈｌ）
の良品と差量は、直接拡散コンベア（６）の仕切板（７
）外方で外枠側寄り位置に供給される。又、ベルトコン
ベア（１７）による秀品と優品とは、供給コンベア（３
）によって仕切板（８）外方の拡散コンベア（６）上で
、この仕切板（８）側寄り位置に供給される。

又、他方の一次等級選別コンベア（２）のローラコンベ
ア（１Ｂ）に残された良品と差量との果実は、供給コン
ベア（４）によって該仕切板（７）外方の拡散コンベア
（６）上で、この仕切板（７）側寄り位置に供給される
。又、ベルトコンベア（１７）の方晶と優品との果実は
、供給コンベア（５）によって仕切板（８）外方で、外
枠側寄り位置の拡散コンベア（６）に供給される。

このようにして各−次等級選別コンベア（１）（２）で
粗選別された良品、差量の果実は、仕切板（７）側の拡
散コンベア（６）に供給され、方晶、優品の果実は仕切
板（８）側の拡散コンベア（６）に供給されて、各々こ
の拡散コンベア（６）を移送されながら左右方向に拡散
される。このとき仕切板（７）（８）をＮｏ６と動７と
の境界に設定ＣＡＷ１１ｍ）しているものとすれば、こ
の拡散コンベア（６）の良品、差量の果実は、Ｎｂｌ〜
−６の各整列コンベア（９）に分散供給される。又、方
晶、優品の果実は、ｔ＆）７〜Ｎｏ１２の各整列コンベ
ア（９）に分散供給される。

この各整列コンベア（９）を移送される果実は、−個並
びにして整列され、終端からこれに連接する階級選別コ
ンベア（１０）に受継されて移送される。この移送中の
果実は、計測装ｆ！１（１１）によって所定階級区分の
大きさ別を評定され、この計測装置（１１）による計測
信号によって果実毎の選別位置が指定されて、この果実
が該当する選別位置に移送されると、この階級選別コン
ベア（ＸＯ）上から下方の排出コンベア（２５）、（２
Ｂ）　、又は（２７）に排出される。最も大きい階級の
果実のＬ品は排出コンベア（２５）に排出され１Ｍ品は
排出コンヘア（２Ｂ）に、又、小さい８品は排出コンベ
ア（２７）に排出される。これら各排出コンベア（２５
）　　（２Ｂ）　　（２７）は二連宛て設けられていて
、このうち一方の排出コンベアには良品、差量の果実が
取出され、他方の排出コンベアには方晶、優品の果実が
取出される。

このようにして排出コンベア（２５）　　（２Ｂ）　　
（２？）から取出される各階級の果実は、ローラコンベ
ア（２８）上を回転されながら移送される間に、このロ
ーラコンベア（２日）に沿って並ぶ選別作業者によって
更に等級選別に一選別されるもので、良品、差量の果実
を移送するローラコンベア（２８）からは、良品をベル
トコンベア（２８）へ選出して、このローラコンベア（
２Ｂ）の終端部には差量のみを移送する。又、方晶、優
品の果実を移送するローラコンベア（２８）からは、方
晶をベルトコンベア　（２９）へ選出して、このローラ
コンベア（２８）の終端部には優品のみを移送する。こ
のように各排出コンベア（２５）　　（２Ｂ）　　（２
７）から取出される果実は、二等級に細選別されるため
、各り品、Ｍ品、５品の階級毎に、差量、良品、優品、
方晶等の等級選別が行われることとなる。

各ローラコンベア（２１１）　、ベルトコンヘア　（２
１３）の終端からは箱詰コンベア（３０）へ移送されて
、計量装置Ｉ　（３１）のダンボールケースに一定重量
毎箱詰される。

選別果実が変るような場合には、供給果実の良品、差量
と、方晶、優品との量の比率に応じて仕切板（７）（８
）を移動させて、粗選別の選別量の割合に応じた階級選
別コンベア（１０）の条数を切替設定する。土偶のＡ形
態からＢ形態に切替えるものとすれば、切替スイッチ機
構（３３）の操作によって、Ｂ形態を選択設定すれば、
供給コンベア（３）の先端部が？＆）７と慟８との間の
境界位置へ移動されて停止する０次に仕切板（８）が同
位置へ移動される。このとき既に前行程で選別作用が行
われていた場合は、この拡散コンベア（６）上に位置さ
れていた果実は、整列コンベア（９）から階級選別コン
ベア（！０）の終端部に至り、排出コンベア（２５）　
　（２Ｂ）　　（２７）　、或は二次等級選別コンベア
（１３）等に選別処理される。このため特にｌ１ｂ７の
階級選別コンベア（ｌＯ）を移送される果実は、−次の
粗選別で前の方晶、優品から良品、差量に変更されよう
とするものであるが、この終端部の二次の細選別が完了
してから後の良品、差量に変更されて供給されることに
なる。

このように果実が階級選別コンベア（１０）の終端部に
達する程度の時間を経ると、仕切板（７）も同位置へ移
動される。この仕切板（７）は仕切板（８）と左右に重
合する状態となる。この仕切板（７）の移動と同時、又
は移動完了後に各供給コンベア（３）（４）（５）の左
右往復移動が行われる。供給コンベア（３）はこの仕切
板（８）とＮｏ９との間を一定速度で往復動される。又
、供給コンベア（５）はＮｂ１２の幅を左右往復移動さ
れて、該供給コンベア（３）と共に、方晶と優品とを仕
切板（８）外側の拡散コンベア（６）上面の幅に亘って
分散しながら供給する。又、供給コンベア（４）は仕切
板（７）とＮｏ６との間を左右往復移動して、−次等級
選別コンベア（１）のローラコンベア（１Ｂ）による果
実供給位置の範囲外の拡散コンベア（６）部分に、良品
と差量との果実を分散供給する。このため各果実共に拡
散コンベア（６）上における拡散が速やかに行われる。

【図面の簡単な説明】

図はこの発明の一実施例を示すもので、第１図は平面図
、第２図は一部の側面図、第３図は一部の拡大平面図、
第４図はその正面図、第５図はブロック図、第６図は一
部の作用図である。 図中、符号（１）（２）は−次等級選別コンベア、（３
）（４）（５）は供給コンベア、（６）は拡散コンベア
、（７）（８）は仕切板、（９）は整列コンベア、（ｌ
Ｏ）は階級選別コンベア、（１１）は計測装置、　　（
１２）は選別制御装置、（１３）は二次等級選別コンベ
アを示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 果実を一個並びにして整列移送しながら階級別選別を行
   う階級選別コンベア（１０）を多数条並列させた状態で
   連設する拡散コンベア（６）上の、等級別の果実を移送
   しながらこの拡散コンベア（６）へ供給する供給コンベ
   ア（３）（４）（５）と、この拡散コンベア（６）上の
   果実を左右に仕切って移送案内する左右に重合した仕切
   板（７）（８）との間において、この仕切板（７）（８
   ）の移動によって狭くなる側の拡散コンベア（６）への
   供給姿勢となる供給コンベア（３）、（５）の移動後に
   これと同側の仕切板（８）、（７）を仕切位置へ移動し
   、更に該階級選別コンベア（１０）におけるほゞ選別処
   理後に他側の仕切板（７）、（８）を該仕切位置へ移動
   し、この仕切板（７）、（８）の移動と同時乃至移動後
   に該供給コンベア（３）（４）（５）を供給位置で左右
   往復移動させてなる選果装置の果実供給装置。