JPS62213707A - 寝具類用カバ− - Google Patents
寝具類用カバ−Info
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- JPS62213707A JPS62213707A JP5669086A JP5669086A JPS62213707A JP S62213707 A JPS62213707 A JP S62213707A JP 5669086 A JP5669086 A JP 5669086A JP 5669086 A JP5669086 A JP 5669086A JP S62213707 A JPS62213707 A JP S62213707A
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Landscapes
- Bedding Items (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(、) !業主の利泪分野
本発明は寝具類からの塵埃の発生及び寝具類の内外への
ダニの出入を防止し、かかる塵埃及びグーによる室内環
境の汚染及びそれに伴う人体呼吸器に対する悪影響を減
少させる衛生的な寝具類用カバーに関するものである。
ダニの出入を防止し、かかる塵埃及びグーによる室内環
境の汚染及びそれに伴う人体呼吸器に対する悪影響を減
少させる衛生的な寝具類用カバーに関するものである。
(b)従来の技術
′P1呉類は人間の生活において一日の約1/3を共に
するものであり、身体及V精神の休息のため重要欠くべ
からざるものである。
するものであり、身体及V精神の休息のため重要欠くべ
からざるものである。
そして、寝具類の一種であるふとんは中綿と、これを覆
い且つ側である布帛の二構造によって構成されている。
い且つ側である布帛の二構造によって構成されている。
一方、毛布、ベッド又は枕は、a維類で形成された毛布
本体、綿、そば〃う或いはモミ〃う等の粉状ないし粒状
の枕充填材、更に綿[維、ウレタン、スプリングなどで
構成されたマツトレスをそれぞれ側である布帛で被覆し
て形成されている。
本体、綿、そば〃う或いはモミ〃う等の粉状ないし粒状
の枕充填材、更に綿[維、ウレタン、スプリングなどで
構成されたマツトレスをそれぞれ側である布帛で被覆し
て形成されている。
こうした寝具類は機能面で人体の就寝、休養、睡眠に適
応するため触感が柔軟で保温性があり、しかも使用中に
おいて安眠状態が保持しうろことが要求される。
応するため触感が柔軟で保温性があり、しかも使用中に
おいて安眠状態が保持しうろことが要求される。
即ち、ふとんは軽量で、押さえつけに対する弾性が適度
に大きく好適なりッシBン性を有し、長期間使用しても
固まらないこと、人体が休養、睡眠の際には体熱の産生
が少なく放熱しやすい状態であるので、保温性を有する
こと、発汗による水分を吸収し又人体と反対側の面から
放出しやすい二となど種々の性質な具備していることが
望まれる。 。
に大きく好適なりッシBン性を有し、長期間使用しても
固まらないこと、人体が休養、睡眠の際には体熱の産生
が少なく放熱しやすい状態であるので、保温性を有する
こと、発汗による水分を吸収し又人体と反対側の面から
放出しやすい二となど種々の性質な具備していることが
望まれる。 。
従ってふとんの中綿は材料が軽く、容積が大きく更に含
気量の大きなものが好ましく、もめん綿、綱篩、巻縮ス
フ綿や化繊綿などが単独又は併用して用いられている。
気量の大きなものが好ましく、もめん綿、綱篩、巻縮ス
フ綿や化繊綿などが単独又は併用して用いられている。
又、毛布、ベッド又は枕についてもその機能に応じて軽
量性や適度のクッション性、更に保温性等が要求されて
いる。
量性や適度のクッション性、更に保温性等が要求されて
いる。
一方、側である布帛はその素材としてサテン、はったん
ぬいぜん、もめんなどが用いられており、種々の工芸細
工やデザインを駆使し、7アツシ5ン性を向上させるこ
とによる視覚的付加価値をも付与されている。
ぬいぜん、もめんなどが用いられており、種々の工芸細
工やデザインを駆使し、7アツシ5ン性を向上させるこ
とによる視覚的付加価値をも付与されている。
上述のように、寝具類は各々一応の機能を持ちそれ自体
で使用できるが、カバーを取り付けて使用するのが一般
的である。
で使用できるが、カバーを取り付けて使用するのが一般
的である。
このようにカバーを取り付ける趣曽は、寝具類はその長
時間の使用によって人体の垢、7ケや汗等による汚れに
より不潔になりやすいが、寝具類自体の洗濯が費用的に
も技術的にも容易ではなく、しかも寝具類の丸洗いは寝
具類を損耗させるな、め、この寝J’l[[自体にカバ
ーを取り付けてその汚れを防ぎ、一方、カバーは寝具類
と比較して極めて安価である上、11!Rで取扱い易く
、更にカバーの洗濯は費用的にも技術的にも極めて容易
であるから当該カバーを頻繁に洗濯し、これにより寝具
類を清潔に保つと共に寝!4:類の損耗を防ぐからであ
る。
時間の使用によって人体の垢、7ケや汗等による汚れに
より不潔になりやすいが、寝具類自体の洗濯が費用的に
も技術的にも容易ではなく、しかも寝具類の丸洗いは寝
具類を損耗させるな、め、この寝J’l[[自体にカバ
ーを取り付けてその汚れを防ぎ、一方、カバーは寝具類
と比較して極めて安価である上、11!Rで取扱い易く
、更にカバーの洗濯は費用的にも技術的にも極めて容易
であるから当該カバーを頻繁に洗濯し、これにより寝具
類を清潔に保つと共に寝!4:類の損耗を防ぐからであ
る。
ところで、一般に日本で用いられているふとん用カバー
はふとんのファツション性を高めるために開口部付きの
ものが多く用いられている。
はふとんのファツション性を高めるために開口部付きの
ものが多く用いられている。
一方、西欧から導入されたカバーの中には、ふとんの側
の生地にデザインやファツション性を持たさず、ふとん
カバーの方に色やデザインを施し、視覚的享楽や取り替
えることによって雰囲気を変えることを目的としたもの
が比較的多い。
の生地にデザインやファツション性を持たさず、ふとん
カバーの方に色やデザインを施し、視覚的享楽や取り替
えることによって雰囲気を変えることを目的としたもの
が比較的多い。
上記の種々の寝具類用のカバーは上述のように寝具類の
汚損を防止し、保護する消耗品としてのvi能と寝具類
の度々の洗iIが困難であることにより取り付けられる
ものであるが、現在一般的に用いられているふとんカバ
ーは開口部をつけたり、開口部に工夫を凝らしたり、寝
i4c類への着脱が容易にするようにしたものなどが提
案されている。
汚損を防止し、保護する消耗品としてのvi能と寝具類
の度々の洗iIが困難であることにより取り付けられる
ものであるが、現在一般的に用いられているふとんカバ
ーは開口部をつけたり、開口部に工夫を凝らしたり、寝
i4c類への着脱が容易にするようにしたものなどが提
案されている。
(c)発明が解決しようとする間H1魚しかしながら、
上記カバーはその素材である布帛の目孔が大きく、寝具
類本体からの繊維くずや綿埃等の塵埃がカバーを通過し
て室内に浮遊し、これらは、沈降、浮遊を繰り返したり
、特に、その粒子の微小なものは室内に浮遊したままの
状態になる。
上記カバーはその素材である布帛の目孔が大きく、寝具
類本体からの繊維くずや綿埃等の塵埃がカバーを通過し
て室内に浮遊し、これらは、沈降、浮遊を繰り返したり
、特に、その粒子の微小なものは室内に浮遊したままの
状態になる。
このように室内に存在tろ塵埃は寝具類に起因するもの
が最も大きな割合を占める。
が最も大きな割合を占める。
また、寝具類は体温など適度な温度、発汗による湿度、
7ケや垢など人体に起因する物質が付着しており、これ
らの物質がダニの餌となるから、特に寝具類の頭部近傍
における表面部や内部でのダニの成育が非常に盛んにな
る。
7ケや垢など人体に起因する物質が付着しており、これ
らの物質がダニの餌となるから、特に寝具類の頭部近傍
における表面部や内部でのダニの成育が非常に盛んにな
る。
ところで、従来のカバーは布帛の目孔が大きく、ダニが
容易にカバーの目礼箇所から出入する。そして、寝具暫
の表面部や内部で繁殖したダニの豐や死骸等の粉状物が
空気中に浮遊する。
容易にカバーの目礼箇所から出入する。そして、寝具暫
の表面部や内部で繁殖したダニの豐や死骸等の粉状物が
空気中に浮遊する。
従って、こういったダニの糞や死骸の粉状物、繊維くず
や綿埃などの塵埃が、寝具の上げ降ろしや使用時更に寝
起きの際に室内に浮遊し、呼吸に伴って人間の呼吸器に
入り、咳、気管支炎及び喘息などの原因となり人体に悪
影響を及ぼすことが判明し、社会問題化している。
や綿埃などの塵埃が、寝具の上げ降ろしや使用時更に寝
起きの際に室内に浮遊し、呼吸に伴って人間の呼吸器に
入り、咳、気管支炎及び喘息などの原因となり人体に悪
影響を及ぼすことが判明し、社会問題化している。
特にダニに起因する室内塵は喘息患者の過半数の7レル
デンになるともいわれているが、寝具類の頭部近傍でダ
ニが繁殖し易い点を考慮すると極めて重大な問題である
。
デンになるともいわれているが、寝具類の頭部近傍でダ
ニが繁殖し易い点を考慮すると極めて重大な問題である
。
ところで、浮遊塵埃等の粒子においてその粒子の粗いも
の(数10μm以上)は、はとんど鼻腔や上部呼吸気管
に沈着して痕などと一緒に体外へ排出されてしまうが、
5μm〜10μmになると、更に奥の気管支まで入り込
み、そこに沈着をはじめる。
の(数10μm以上)は、はとんど鼻腔や上部呼吸気管
に沈着して痕などと一緒に体外へ排出されてしまうが、
5μm〜10μmになると、更に奥の気管支まで入り込
み、そこに沈着をはじめる。
そしてさらに細かな粒子(0,1μff1〜5.0μm
)は、呼吸器の最末端である肺胞まで達して沈着し、極
めて危険な状態となる。
)は、呼吸器の最末端である肺胞まで達して沈着し、極
めて危険な状態となる。
さらに細かな粒子は呼吸器に沈着せず、呼気とともに再
び体外に排出される。
び体外に排出される。
しかるに上述のように、現在用いられている寝具類用カ
バーは外観上の汚れ防止という観点に限って衛生面では
見るべきものがあるが、呼吸器に対する有害物質(ダニ
の出入りも含む)が寝具類から発生するのを阻止できる
ものではなく、カバーの開口部や目孔(繊維孔や繊維間
空隙)より塵埃が多く発生し、室内に浮遊するという重
大且つ無視できない問題があった。
バーは外観上の汚れ防止という観点に限って衛生面では
見るべきものがあるが、呼吸器に対する有害物質(ダニ
の出入りも含む)が寝具類から発生するのを阻止できる
ものではなく、カバーの開口部や目孔(繊維孔や繊維間
空隙)より塵埃が多く発生し、室内に浮遊するという重
大且つ無視できない問題があった。
(d)問題点を解決するための手段
本発明者らは上記問題点を解決すべく鋭意検討を重ねた
結果、現在使用されている快適な睡眠を得ることのでき
る寝具類を用い、なおかつ寝具類内部より塵埃及びダニ
の出入や繁殖を防ぐためには、寝具所用カバーを通気性
が0.4〜12cm’/cII12/sの布帛で形成す
ることを要し、しかも布帛の通気性がこの範囲で(よ使
用の際に湿気の透過性も良好で実用上問題が無いことを
見い出し、本発明を完成するに至ったものである。
結果、現在使用されている快適な睡眠を得ることのでき
る寝具類を用い、なおかつ寝具類内部より塵埃及びダニ
の出入や繁殖を防ぐためには、寝具所用カバーを通気性
が0.4〜12cm’/cII12/sの布帛で形成す
ることを要し、しかも布帛の通気性がこの範囲で(よ使
用の際に湿気の透過性も良好で実用上問題が無いことを
見い出し、本発明を完成するに至ったものである。
即ち、本発明は、寝具類を包被するカバーであって、該
カバーは通気性が0.4〜12cm’/c諭2/sの布
帛で形成されていることを特徴とするものである。
カバーは通気性が0.4〜12cm’/c諭2/sの布
帛で形成されていることを特徴とするものである。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明において寝具類とは人の就寝の際に用いられるも
のであれば特に限定されるものではなく、その代表的な
ものと1−ではふとん、毛布、ベッド又は枕が挙げられ
る。
のであれば特に限定されるものではなく、その代表的な
ものと1−ではふとん、毛布、ベッド又は枕が挙げられ
る。
又、本発明に用いられる寝具類用カバーはその素材が特
に限定されるものではなく、天然の素材や半合成繊維等
の素材、更に合成繊a等の素材が用いられ、具体的な代
表例としてはポリエステル、アクリル、もめん、レーヨ
ンなどが挙げられる。
に限定されるものではなく、天然の素材や半合成繊維等
の素材、更に合成繊a等の素材が用いられ、具体的な代
表例としてはポリエステル、アクリル、もめん、レーヨ
ンなどが挙げられる。
そして、本発明の最も大きな特徴は、上記寝具類用カバ
ーが、通気性0 、4−12 cm3/cm2/s 。
ーが、通気性0 、4−12 cm3/cm2/s 。
好ましくは1〜10cmコ/ cm2/ s 、更に好
ましくは3〜8clI13/c+I12/sの布帛で形
成されている点、にある。
ましくは3〜8clI13/c+I12/sの布帛で形
成されている点、にある。
上記通気性が12 am’/ cm2/ s以上では塵
埃及びダニの通過が大きく本発明の目的に合致せず、一
方通気性が0 、4 cm’/ am2/ s以下では
水蒸気の透過が抑制され、睡眠時の発汗によるムレを伴
い易いから好ましくない。
埃及びダニの通過が大きく本発明の目的に合致せず、一
方通気性が0 、4 cm’/ am2/ s以下では
水蒸気の透過が抑制され、睡眠時の発汗によるムレを伴
い易いから好ましくない。
なお、本発明において、通気性とはJTSL−1096
に基づいて測定された値である。
に基づいて測定された値である。
ところで、wL椎孔及びa椎間空隙を小さくするには、
主として密織りにすることの他、加熱プレス加工など目
潰し加工を施すなどの方法が採用される。
主として密織りにすることの他、加熱プレス加工など目
潰し加工を施すなどの方法が採用される。
又、上記布帛としては、織布、不織布又は編み物など、
いずれの形態のちのでも用いることができるが、使用や
洗濯などの取扱い条件により繊維が劣化して繊維孔や繊
維空隙が太き(ならないように堅牢な構造のものが要求
され、又、寝具類カバー自体から繊維そのものが発塵し
ない組成が好ましく、特に良識m、(フィラメント糸)
を朋いた布が望ましい。
いずれの形態のちのでも用いることができるが、使用や
洗濯などの取扱い条件により繊維が劣化して繊維孔や繊
維空隙が太き(ならないように堅牢な構造のものが要求
され、又、寝具類カバー自体から繊維そのものが発塵し
ない組成が好ましく、特に良識m、(フィラメント糸)
を朋いた布が望ましい。
かかる繊維孔及び繊維空隙の小さな布帛は寝具類に由来
する塵埃やダニの通過を抑制することの当然の帰結とし
て布帛の空気の透過性をも抑制することが考えられ、こ
の見地から布帛の通気性と浮遊ダストの透過捕集効率と
の相関性を多年に亘り調査、検討した結果、通気性と浮
遊ダストの透過捕集効率との間に明確な相関性があるこ
とを見い出し、更に上記通気性の範囲において、ダニの
通過抑制の効果をも見い出したのである。
する塵埃やダニの通過を抑制することの当然の帰結とし
て布帛の空気の透過性をも抑制することが考えられ、こ
の見地から布帛の通気性と浮遊ダストの透過捕集効率と
の相関性を多年に亘り調査、検討した結果、通気性と浮
遊ダストの透過捕集効率との間に明確な相関性があるこ
とを見い出し、更に上記通気性の範囲において、ダニの
通過抑制の効果をも見い出したのである。
上記布帛を用いて′llll兵力用カバー成されるが、
該カバーを袋状とするのが特に好ましい。そして、かか
る寝i4:類用カバーはこれに寝具類を充填した後、充
填用の開口部が確実にm鎖できるように構成することが
必要である。
該カバーを袋状とするのが特に好ましい。そして、かか
る寝i4:類用カバーはこれに寝具類を充填した後、充
填用の開口部が確実にm鎖できるように構成することが
必要である。
即ち、洗濯など寝具類カバーの取り外しのため、開口部
にファスナーを取り付けることが取扱い上便利であるが
、該7アスナーは極力微少構造にしてファスナーの空隙
部がら塵埃やダニなどが出入しないように2v慮したり
、ファスナーの上面を更に上述の布帛で覆うh1造にし
たり、更に呼吸器(頭部)と反対の方向(足部)に77
スナーをつけるなど細心の注意を払って寝具類用カバー
を形成する必要がある。
にファスナーを取り付けることが取扱い上便利であるが
、該7アスナーは極力微少構造にしてファスナーの空隙
部がら塵埃やダニなどが出入しないように2v慮したり
、ファスナーの上面を更に上述の布帛で覆うh1造にし
たり、更に呼吸器(頭部)と反対の方向(足部)に77
スナーをつけるなど細心の注意を払って寝具類用カバー
を形成する必要がある。
又、寝具類用カバーの表面に塵埃やダニの付着を防止す
るため、瀞電気防止のための処理や加工を施すことが好
ましく、この静電気防止の処理の方法としては、例えば
公知の方法を採用しうる。
るため、瀞電気防止のための処理や加工を施すことが好
ましく、この静電気防止の処理の方法としては、例えば
公知の方法を採用しうる。
更に、真菌に代表される菌やカビの成育を阻害するため
抗菌性の付与、発汗によるムレを防ぐため繊維の親水性
を増すように、例えばポリエステルに化学的処理を施し
て、カルボキシル基(−C00H)や水酸基(−OH)
などの親水性基を付与するなど使用面や衛生面での性能
の向上を図ることが好ましく、又、皮膚に対して安全性
の確立されている布帛を用いることが必要である。
抗菌性の付与、発汗によるムレを防ぐため繊維の親水性
を増すように、例えばポリエステルに化学的処理を施し
て、カルボキシル基(−C00H)や水酸基(−OH)
などの親水性基を付与するなど使用面や衛生面での性能
の向上を図ることが好ましく、又、皮膚に対して安全性
の確立されている布帛を用いることが必要である。
(e)作用
本発明の寝具雇用カバーは通気性の少ない、即ち、繊維
孔、繊維空隙の小さい布帛を用いた点に最も大きな特徴
を有し、かかる布帛によって寝具類を完全に覆うことに
より寝具類と外部とを確実に遮断し、これによって、人
体呼吸器に有害な塵埃、ダニやダニの糞などの室内塵を
抑制する作用を有するのである。
孔、繊維空隙の小さい布帛を用いた点に最も大きな特徴
を有し、かかる布帛によって寝具類を完全に覆うことに
より寝具類と外部とを確実に遮断し、これによって、人
体呼吸器に有害な塵埃、ダニやダニの糞などの室内塵を
抑制する作用を有するのである。
又、かかる寝具類用カバーを用いろことで従来より使用
されている寝具類を快適に使用でき、更に寝具類が寝室
等の環境を汚染するのを極力防止する作用を有するので
ある。
されている寝具類を快適に使用でき、更に寝具類が寝室
等の環境を汚染するのを極力防止する作用を有するので
ある。
近年、特にダニが喘息の主要な原因となることが判明し
ているが、このダニの寝具類の内外への出入及1それに
伴うダニの繁殖が阻止される作用を有する。
ているが、このダニの寝具類の内外への出入及1それに
伴うダニの繁殖が阻止される作用を有する。
(n ′:A施例
以下、本発明を実施例に基づき詳細に説明するが、本発
明はこれに限定されるものではない。
明はこれに限定されるものではない。
実施例1
下記の防塵服地を用いて本発明の寝具類用カバーを製造
した。
した。
ポリエステル100%で75デニールの加工フィラメン
ト糸を用い打込みlI&170本、打込みWL98本に
よるり7タ風物で染色及び目潰し加工を行った布帛を用
いた。
ト糸を用い打込みlI&170本、打込みWL98本に
よるり7タ風物で染色及び目潰し加工を行った布帛を用
いた。
この寝具類用カバーの特性を第1表に示す。
実施例2
下記の防塵服地を用いて本発明のff兵顛用カバーを製
造した。
造した。
ポリエステル100%で75デニールの加工フィラメン
ト糸を用い打込み[150本、打込み横92本によるり
7り織物で染色加工を行った布帛を用いた。
ト糸を用い打込み[150本、打込み横92本によるり
7り織物で染色加工を行った布帛を用いた。
この寝具類用カバーの特性を第1表に示す。
実施例3
下記の防塵服地を用いて本発明の寝具類用カバーを製造
した。
した。
ポリエステル95%で75デニールのフィラメント糸と
、炭素繊a5%で100デニールのフィラメント糸を用
い打込み縦170本、打込み横100本によるフィル織
物で染色加工を行った布帛を用いた。
、炭素繊a5%で100デニールのフィラメント糸を用
い打込み縦170本、打込み横100本によるフィル織
物で染色加工を行った布帛を用いた。
この寝具類用カバーの特性を第1表に示す。
比較例1
下記の作業服地を用いて製造したカバーを比較例1とし
た。
た。
ポリエステル91%で100デニールのウーリー糸と、
硫化胴加工糸9%で100デニールの糸を用い打込み樅
162本、打込み横90本によるフィル織物で染色加工
を行った布帛を用いた。
硫化胴加工糸9%で100デニールの糸を用い打込み樅
162本、打込み横90本によるフィル織物で染色加工
を行った布帛を用いた。
このカバーの特性をIi表に示す。
比較例2
市販されている高級ふとんカバーを比較例2とした。
この高級ふとんカバーは、ポリエステル65%と、綿3
5%の120デニールの混紡糸、打込み縦120本、打
込み横60本によるブロード臓物で染色加工を行った布
帛で製造されている。
5%の120デニールの混紡糸、打込み縦120本、打
込み横60本によるブロード臓物で染色加工を行った布
帛で製造されている。
このカバーの特性をfjS1表に示す。
比較例3
市販されている一般的ふとんカバーを比較例3とした。
このふとんカバーは、ポリエステル65%と、綿35%
の120デニール混紡糸、打込み縦110本、打込み横
60本によるブロード織物で染色加工を行った布帛で製
造されている。
の120デニール混紡糸、打込み縦110本、打込み横
60本によるブロード織物で染色加工を行った布帛で製
造されている。
このカバーの特性を第1表に示す。
上記の各実施例及び各比較例においてこれらに用いられ
た布帛の、III戎やjM造について説明したが、各実
施例及び各比較例のふとんカバーは以下に述べる構造を
有する。
た布帛の、III戎やjM造について説明したが、各実
施例及び各比較例のふとんカバーは以下に述べる構造を
有する。
第1図はふとんカバー(1)を示す斜視図であり、該ふ
とんカバー(1)は路長方形でその四周縁のうち一方*
(2)が解放され、他の三周a(3)がインター及びバ
インダー縫製等により確実に封止され全体として袋状に
構成されている。この場合、この各三周縁(3)は、第
2図に示すように、その表裏の縁部を内側に折り返し、
この折返し部(4)(4)を互いに対峙させ、更にこの
折返し部(4)(4’)を覆うようにバイアス布(5)
を当て、該バイアス布(5)の画先端部を各々内向きに
折り返してこの折り返し箇所(6)と上記折返し部(4
)の先端部の2箇所をミシン糸で縫着(7)して成る。
とんカバー(1)は路長方形でその四周縁のうち一方*
(2)が解放され、他の三周a(3)がインター及びバ
インダー縫製等により確実に封止され全体として袋状に
構成されている。この場合、この各三周縁(3)は、第
2図に示すように、その表裏の縁部を内側に折り返し、
この折返し部(4)(4)を互いに対峙させ、更にこの
折返し部(4)(4’)を覆うようにバイアス布(5)
を当て、該バイアス布(5)の画先端部を各々内向きに
折り返してこの折り返し箇所(6)と上記折返し部(4
)の先端部の2箇所をミシン糸で縫着(7)して成る。
一方、上記解放された一方!(2)箇所は、第3図に示
すように、その表地(1a)の端縁部をU字状に、又裏
地(lb)の端縁部を逆U字状に各々折り返し、該表地
(1a)の折返し端部を微細ファスナー(8)の雄(8
a)に、父上記裏地(1,13)の端縁部を微細ファス
ナー(8)の雌(8b)にそれぞれミシン糸でa着(9
)されて成る。
すように、その表地(1a)の端縁部をU字状に、又裏
地(lb)の端縁部を逆U字状に各々折り返し、該表地
(1a)の折返し端部を微細ファスナー(8)の雄(8
a)に、父上記裏地(1,13)の端縁部を微細ファス
ナー(8)の雌(8b)にそれぞれミシン糸でa着(9
)されて成る。
このように構成された各実施例及び各比較例のふとんカ
バーを用いて以下に述べる試験を行った。
バーを用いて以下に述べる試験を行った。
試験1
通気性
JIS L−1096に基づいて試験を行った。
この結果を第1表に示す。
試験2
塵埃捕集率試験
試験8!(呉羽センイ社製)を用い浮遊粉塵を発生させ
、下記条件で布帛片を通過させその前後の11!。
、下記条件で布帛片を通過させその前後の11!。
位体積当たりの粒子数をダストカウンターで測定し、3
回測定の平均値で捕集効率を求めた。
回測定の平均値で捕集効率を求めた。
粒子:、MS Z 8901.13FIA、ステア
リン酸 布帛片濾過(捕集面積) 10cmX 10cm風@
3517m1n 、風速 3.5m/min 粒子数:グン科学(株)製グストカクンターにて測定 この結果を第1表に示す。
リン酸 布帛片濾過(捕集面積) 10cmX 10cm風@
3517m1n 、風速 3.5m/min 粒子数:グン科学(株)製グストカクンターにて測定 この結果を第1表に示す。
試験3
ダニの透過
″i兵類から検出されたダニ及び昆虫所のうち最も数の
多いチリダニを用p1第4図に示す゛試験器を用いて、
試験管内にチリグニ200匹を入れ、温度25°Cにて
48時間放置し、布帛を通過したチリダニの数を数え、
この試料を3回繰り返した。
多いチリダニを用p1第4図に示す゛試験器を用いて、
試験管内にチリグニ200匹を入れ、温度25°Cにて
48時間放置し、布帛を通過したチリダニの数を数え、
この試料を3回繰り返した。
第4図において、(10)は平面視長方形で且つ上向き
フ字状のガラス製容器であり、該容器(10)内には、
水(11)を入れたビー力(12)が収容すれている一
方、チリダニ(14)を入れ且つ開口 薫 木 1−?
又↑ 誂 彷11VI+ 又 W 鉢梼aめ 六
畠 f 1 ζ )で蓋をした試験管(16)がその
開口部を餌(13)に向くように傾斜させて設けられて
おり、しかもこの試験f(16)と餌(13)は受は皿
(17)にセットされている。
フ字状のガラス製容器であり、該容器(10)内には、
水(11)を入れたビー力(12)が収容すれている一
方、チリダニ(14)を入れ且つ開口 薫 木 1−?
又↑ 誂 彷11VI+ 又 W 鉢梼aめ 六
畠 f 1 ζ )で蓋をした試験管(16)がその
開口部を餌(13)に向くように傾斜させて設けられて
おり、しかもこの試験f(16)と餌(13)は受は皿
(17)にセットされている。
そして、上記容器(10)の上端開口部にはガラス製の
蓋(18)が載置されている、 この結果を第1表に示す。
蓋(18)が載置されている、 この結果を第1表に示す。
第1表
第1表より、本発明の寝具類用カバーは平均粒径0.3
μInと極めて微細な粒子でもその捕集効率が65%以
上と高く、現在汎泪されている寝具類用カバー布に比べ
て格段に捕集効率が高いことが認められる。
μInと極めて微細な粒子でもその捕集効率が65%以
上と高く、現在汎泪されている寝具類用カバー布に比べ
て格段に捕集効率が高いことが認められる。
更に実施例品はチリダニの通過をも完全に防止しうろこ
とが認められた。
とが認められた。
(g>発明の効果
本発明の寝具類用カバーは、通気性を抑制した布帛を用
い、寝具類と外部とを遮断したものであり、かかる寝具
類用カバーは寝具類からの塵埃の発生を阻止すると共に
ダニの出入も抑えるのであり、従って、寝具類に起因す
る塵埃やダニなどの発生を阻止して室内塵の人体呼吸器
に及ぼす悪影響を減少させる効果を有するものである。
い、寝具類と外部とを遮断したものであり、かかる寝具
類用カバーは寝具類からの塵埃の発生を阻止すると共に
ダニの出入も抑えるのであり、従って、寝具類に起因す
る塵埃やダニなどの発生を阻止して室内塵の人体呼吸器
に及ぼす悪影響を減少させる効果を有するものである。
従って、本発明の寝具類泪カバーは寝具類に起因する室
内塵としての呼吸器有害物質の発生を抑制することによ
る室内環境の保持及び人体の健康の維持などの面でその
役割を大きく果たす効果を有するのである。
内塵としての呼吸器有害物質の発生を抑制することによ
る室内環境の保持及び人体の健康の維持などの面でその
役割を大きく果たす効果を有するのである。
第1図はふとんカバーの斜視図、第2図はその封止部を
示す拡大断面図、第3図はその開閉部を示す拡大断面図
、ff141Xlはダニの出入試験を示す説明図である
。 1・・・ふとんカバー、 2・・・−万端、 5・・・バイアス布、 8・・・微細ファスナー、 14・・・ダニ、 15・・・布帛片、 16・・・試験管。
示す拡大断面図、第3図はその開閉部を示す拡大断面図
、ff141Xlはダニの出入試験を示す説明図である
。 1・・・ふとんカバー、 2・・・−万端、 5・・・バイアス布、 8・・・微細ファスナー、 14・・・ダニ、 15・・・布帛片、 16・・・試験管。
Claims (3)
- (1)寝具類を包被するカバーであって、該カバーは通
気性が0.4〜12cm^3/cm^2/sの布帛で形
成されていることを特徴とする寝具類用カバー。 - (2)寝具類がふとん、毛布、ベッド又は枕である特許
請求の範囲第1項記載の寝具類用カバー。 - (3)カバーが袋状に形成されている特許請求の範囲第
1項又は第2項記載の寝具類用カバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5669086A JPS62213707A (ja) | 1986-03-13 | 1986-03-13 | 寝具類用カバ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5669086A JPS62213707A (ja) | 1986-03-13 | 1986-03-13 | 寝具類用カバ− |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62213707A true JPS62213707A (ja) | 1987-09-19 |
Family
ID=13034442
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5669086A Pending JPS62213707A (ja) | 1986-03-13 | 1986-03-13 | 寝具類用カバ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62213707A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0313877U (ja) * | 1989-06-23 | 1991-02-13 | ||
JP2009095474A (ja) * | 2007-10-17 | 2009-05-07 | Act Interior Kk | カバー部材 |
US8404793B2 (en) | 2004-01-07 | 2013-03-26 | Sekisui Chemical Co., Ltd. | Allergen suppressor, allergen-suppression processed fiber and method of producing the same |
JP2018075106A (ja) * | 2016-11-07 | 2018-05-17 | 株式会社エアウィーヴ | マットレスカバーおよびそれを用いたマットレス |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59137553A (ja) * | 1983-01-03 | 1984-08-07 | マイクロバン・プロダクツ・コムパニ− | 抗菌抗かび性不織布 |
JPS6119883A (ja) * | 1984-07-06 | 1986-01-28 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 複合構造物 |
-
1986
- 1986-03-13 JP JP5669086A patent/JPS62213707A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59137553A (ja) * | 1983-01-03 | 1984-08-07 | マイクロバン・プロダクツ・コムパニ− | 抗菌抗かび性不織布 |
JPS6119883A (ja) * | 1984-07-06 | 1986-01-28 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 複合構造物 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0313877U (ja) * | 1989-06-23 | 1991-02-13 | ||
US8404793B2 (en) | 2004-01-07 | 2013-03-26 | Sekisui Chemical Co., Ltd. | Allergen suppressor, allergen-suppression processed fiber and method of producing the same |
JP2009095474A (ja) * | 2007-10-17 | 2009-05-07 | Act Interior Kk | カバー部材 |
JP2018075106A (ja) * | 2016-11-07 | 2018-05-17 | 株式会社エアウィーヴ | マットレスカバーおよびそれを用いたマットレス |
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