JPS6221259Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6221259Y2
JPS6221259Y2 JP10559485U JP10559485U JPS6221259Y2 JP S6221259 Y2 JPS6221259 Y2 JP S6221259Y2 JP 10559485 U JP10559485 U JP 10559485U JP 10559485 U JP10559485 U JP 10559485U JP S6221259 Y2 JPS6221259 Y2 JP S6221259Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container body
push
rotating shaft
plate
container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10559485U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6213434U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP10559485U priority Critical patent/JPS6221259Y2/ja
Publication of JPS6213434U publication Critical patent/JPS6213434U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6221259Y2 publication Critical patent/JPS6221259Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Confectionery (AREA)
  • Food-Manufacturing Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、一つの容器で生クリームの泡立て、
飾りつけ(デコレーシヨン)及び貯蔵の作業のす
べてを行うことができるホイツプクリーム製造容
器に関するものである。
(従来技術) 従来は、第11図に示すように (イ) ボールとホイツパー(泡立て器)を用いての
泡立て作業。
(ロ) 口金のついたしぼり袋を用いた飾りつけ(デ
コレーシヨン)作業。
(ハ) あまつたクリームを貯蔵容器に移しかえる作
業。
このように各作業工程を行うに別々の容器及び
調理器具を用いていた。そのため作業の手間がか
かり、又調理器具が、多種必要であり、更に洗浄
に手間をかける必要があつた。またホイツプクリ
ームを移しかえることにより、雑菌の混入する機
会も多くなり、日もちも悪いものであつた。
(本案が、解決しようとする問題点) 本案は、上記のような従来の欠点に鑑み、一つ
の容器で生クリームの泡立て、貯蔵及び飾りつけ
(デコレーシヨン)作業のすべてを行うことが、
できるようにして、生クリームのホイツプ作業に
おける手間及び調理器具の繁煩な状況更には衛生
問題を解決しようとするものである。
(問題点を解決するための手段) 前記目的を達成するために、本考案は容器本体
1と;容器本体1にかぶせる、中央に挿通口2を
設けたふた3と;頭部に回動部4を有し、側部に
羽根5を有し、回動部4がふた3の外に出るよう
に該挿通口2に挿通された回転軸6と;この回転
軸6の中心部を挿通し、一端が容器本体1中の底
部に位置して容器本体1の内径よりやや小さい径
の押し上げ板7が連結され、他端が容器本体1の
外に出ている軸索8と;容器本体1の側面上部に
吐出部9と;を有することを特徴とするホイツプ
クリーム製造容器である。
(作用) ホイツプクリームを製造するに際して、容器本
体1に生クリーム、砂糖等の材料を入れ、回動部
4を回わすことによつて羽根5のついた回転軸6
を回転させ、生クリームをホイツプさせる。
予め容器本体1中の底部にセツトしてある押し
上げ板7が連結している軸索8を引くことによつ
て、押し上げ板7が引き上げられ、ホイツプクリ
ームが吐出部9より押し出される。
(実施例) 以下に本考案の実施例を図に基づいて説明す
る。回転軸6の頭部には回動部4があり、また回
転軸6の側部には羽根5が取り付けられて回転体
10を構成する。
軸索8の一端に押し上げ板7を連結して、この
軸索8を回転軸6の中心部に挿通し、軸索8の他
端を回転軸6より容器本体1の外に導き出す。
回転軸6の羽根5と回動部4の間にはふた3が
あり、ふた3に設けられた挿通口2に回転軸6が
挿通されている。そして軸索8に連結された押し
上げ板7をセツトした回転体10を容器本体1に
挿入してふた3を密閉するのである。
このように構成された本考案品に生クリーム、
砂糖、香料などの原料を入れて回動部4のハンド
ルを回転させると羽根5によつて原料が撹拌さ
れ、空気を混入しつつホイツプクリームが生成さ
れる。
回転軸6の形状は例えば第1図及び第4図に示
すように管状体の側部に複数好ましくは2〜4本
のスリツト11を入れたり、あるいは第5図に示
すように回転軸6の上部より複数好ましくは2〜
4本の棒状体12が枝分かれする形としてもよ
い。
尚、この場合管状体のスリツト11上端及び棒
状体12上端は後に述べるホイツプクリームの押
し上げ操作の関係から少くとも吐出部9よりも上
に位置する必要がある。
羽根5は回転軸6の側部に固定されていても良
いし、第4図に示すように着脱自在としても良
い。
羽根5を固定式にした場合には第7図Aに示す
ように回転軸6と羽根5が嵌合する孔13を押し
上げ板7に設けておく。
そして生成されたホイツプクリームを使用する
際には押し上げ板の孔13に回転軸6及び羽根を
嵌合した状態で軸索8を引き、押し上げ板7を引
き上げてホイツプクリームを吐出部9から押し出
す。
また羽根5を着脱自在とした場合には第7図B
に示すように、押し上げ板7には回転軸6に嵌合
する孔13のみあければよい。すなわち、ホイツ
プクリームを撹拌生成した段階で回転軸6を容器
本体1から取り出し、羽根5を取りはずした後、
再び軸索8を回転軸6の中心部に通しつつ容器本
体1に戻し、回転軸6の末端を押し上げ板の孔1
3に嵌合させ、しかる後軸索8を引いて押し上げ
板7を引き上げ、ホイツプクリームを吐出部9よ
り押し出すのである。
この場合予め容器本体1上部に回転軸6と羽根
5の挿通するための切り込みを有するヘラ盤14
を取り付けておき、このヘラ盤14を通して羽根
5の付いた回転軸6を容器本体1から引き出せ
ば、ホイツプクリームを付着させることなく取り
出すことができる。
ヘラ盤14は弾力性のあるゴム、プラスチツク
などの素材が好ましく、また羽根5の部分を引き
上げやすくするために、第9図に示すように該切
り込みの下部を末広がり状にしておくと良い。
もちろん、羽根5を着脱自在とし、押し上げ板
7に回転軸6と羽根5に嵌合する孔13を設けて
も良い。
羽根5は直線状に回転軸6に取り付けられても
良いが、例えば第6図の如く回転方向から見て上
部の羽根5′に下向きの角度をつけ、下部の羽根
5″に上向きの角度をつけると回転の際に容器中
の上部にある原料は下方に向き、下部にある物は
上方に向くようになり、生クリームの空気混入が
効率的に行われる。
その場合、回転軸6のスリツト11あるいは棒
状体12を羽根5の描くカーブに沿うようにすれ
ば、羽根5が回転軸6に固定されていても押し上
げ板7を引き上げる際に支障はない。羽根5の数
は特に限定されるものではない。
羽根5が回転軸6に固定され、かつ縦方向に上
段、下段に設けられる場合には、上下の羽根5を
外縁でつなぐようにすると、押し上げ板7を引き
上げる際により円滑に操作することができる。
また容器本体1の内壁に縦方向に突条を設け、
この突条に合致する凹部を押し上げ板7に設けて
おくと、押し上げ板7の引き上げ操作時に押し上
げ板7が傾きにくく、円滑に引き上げやすくな
る。
回転体10を回転させる際に回転軸6あるいは
回転軸6と羽根5の末端部が押し上げ板の孔13
に常に嵌合された状態にしても良い。この場合は
回転体10の回転と共に押し上げ板7が回転する
が、押し上げ板7が回転軸6等に嵌合されている
ので押し上げ操作が容易である。
また回転体10の回転時には嵌合されておら
ず、ホイツプクリーム押し出し時に押し上げ板7
を引き上げるか、あるいは回転体10を若干下げ
て両者を嵌合させ、しかる後押し上げ板7を引き
上げるようにしても良い。この場合は押し上げ板
7は泡立て操作中回転体10と一緒に回転はしな
い。
回動部4を有する回転軸6の頭部は回転軸6と
一体でも良いし、螺合あるいは第4図に示すよう
に嵌合しても良い。
螺合あるいは嵌合の場合にはふた3の着脱が容
易となり、例えば生クリームの泡立て状態の最終
段階で香料等を入れることが好ましいという場合
も、容器内への投入作業がしやすくなる。
同様目的から、ふた3を第8図に示すように分
割開閉できるようにしても良い。
回動部4は手回し用ハンドルにしてもよいし、
電動モーターを回転軸6に固定あるいは、回転時
のみ嵌合させることとしても良い。
軸索8は可撓性を有する材質が好ましいが、例
えば金属細線を撚り合せたコードやこれにプラス
チツクを被覆したコード、あるいはプラスチツク
線などを適宣使用することができる。
軸索8は容器本体1の外に出ていて、ホイツプ
クリームを押し出すときに軸索8を引張ることが
出来る状態にあれば良いのであるが、例えば第1
図及び第4図に示すように回転軸6の中心部から
更に回転軸頭部に横方向に開口部を持つて穿たれ
た導入孔を通して容器本体1の外に導かれるよう
にすると、軸索8を引きやすい。
更にこの軸索8の端部に第3図に示すようにス
トツパー16を付け、容器本体1の側面にストツ
パー16を係止することのできるストツパー受け
15を上下方向に多数設けておけば、ホイツプク
リームを必要量押し出し終えた状態のままで押し
上げ板7の位置をとどめ置くことができる。
ストツパー16とストツパー受け15の組合せ
機構は係止機能を有するものであれば特に種類を
選ばないが、例えば第3図に示すようにストツパ
ー16を突起状とし、ストツパー受け15をこれ
に合致する穴にするとか、鈎とこれを引掛けるこ
とのできる環の組合せなどとすることができる。
第10図に示すようにホイツプクリームが押し
出される吐出部9は用途に応じてホイツプクリー
ムの形状を変えることができるように、異なつた
形状のものをネジ止めにより着脱することができ
るようにすると良い。
生クリームをホイツプさせる際には低温の方が
良くかたまるので、容器本体1を外殻容器に入
れ、容器本体1と外殻容器の間に氷、氷水その他
の冷却剤を入れることができるようにすると、夏
季などにも泡立て効果を良くすることができる。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、多数の器具を用
いることなく、容器1つで手軽に生クリームを泡
立ててホイツプクリームを作ることが出来、ホイ
ツプクリームを使用する場合もこの容器から簡単
に押し出して使用することができ、しかも未使用
のホイツプクリームがある場合もこの容器中に入
れたままの状態で冷蔵庫に入れて貯蔵することが
できる。この為従来のように多数の器具を用意す
ることなく、従来行つていた内容物の移しかえ作
業も不要で、しかも容器の洗浄の手間を大幅に削
減することができるようになつた。
また生成されたホイツプクリームの移しかえ操
作が全くなく容器内に密閉された状態のまま製造
保存されるので、雑菌が混入する機会がなくな
り、長期保存に耐えることができるようになつ
た。
更に保存中に液状に戻つたクリームは容器本体
の下部に流下するのでホイツプクリームの他の部
分の劣化を防ぐこととなつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す一部欠載斜視
図、第2図は−線断面図、第3図は押し上げ
板を引き上げている状態を示す一部欠載斜視図、
第4図は回転体の分解斜視図、第5図は回転軸の
一例を示す斜視図、第6図は羽根の取り付け方の
一例を示す斜視図、第7図は押し上げ板の例を示
す斜視図、第8図はふたの一例を示す斜視図、第
9図はヘラ盤の例を示す斜視図、第10図は吐出
部の着脱の状態を示す図、第11図は従来法を示
す説明図である。 1……容器本体、2……挿通口、3……ふた、
4……回動部、5……羽根、6……回転軸、7…
…押し上げ板、8……軸索、9……吐出部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 容器本体と;容器本体にかぶせる、中央に挿通
    口を設けたふたと;頭部に回動部を有し、側部に
    羽根を有し、回動部がふたの外に出るように該挿
    通口に挿通された回転軸と;この回転軸の中心部
    を挿通し、一端が容器本体中の底部に位置して容
    器本体の内径よりやや小さい径の押し上げ板が連
    結され、他端が容器本体の外に出ている軸索と;
    容器本体の側面上部に吐出部と;を有することを
    特徴とするホイツプクリーム製造容器。
JP10559485U 1985-07-12 1985-07-12 Expired JPS6221259Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10559485U JPS6221259Y2 (ja) 1985-07-12 1985-07-12

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10559485U JPS6221259Y2 (ja) 1985-07-12 1985-07-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6213434U JPS6213434U (ja) 1987-01-27
JPS6221259Y2 true JPS6221259Y2 (ja) 1987-05-29

Family

ID=30980171

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10559485U Expired JPS6221259Y2 (ja) 1985-07-12 1985-07-12

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6221259Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2389671C2 (ru) * 2004-07-02 2010-05-20 Биг Драм Иберика, С.А. Упаковка для выдачи вязких пищевых продуктов

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6213434U (ja) 1987-01-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4079917A (en) Whipper
US5823675A (en) Stepped helical scraper blade for ice cream maker
US6301919B1 (en) Ice cream bar-making machine
US7591221B2 (en) Salad shaker
US5112135A (en) Mixer
JPS6221259Y2 (ja)
CA1302399C (en) Agitator for a food mixer
EP0685196A1 (en) Improved manual beater mixer
US20030087011A1 (en) Frozen confectionery accessory
JPH057183Y2 (ja)
JP2951213B2 (ja) 調理用攪拌押出具
CN216024300U (zh) 一种低脂果胶与百香果原浆混合装置
FR2481073A1 (fr) Gateau de noix
US20020182293A1 (en) Soda bottle confectionery with open top
JP3109429U (ja) 冷菓作成玩具
JP3645530B2 (ja) 氷菓製造装置
CN220712665U (zh) 一种双面塑形蛋糕模具
JPH0534622Y2 (ja)
JPH0224473Y2 (ja)
JPH057184Y2 (ja)
JPS6423277U (ja)
JP3757934B2 (ja) ソフトアイス飲料製造装置
JPS6323988U (ja)
KR200193413Y1 (ko) 빙과제조용기
US20130022725A1 (en) Detachable frozen pop molds