JPS62212100A - 粉末充填方法及び該方法に使用する装置 - Google Patents
粉末充填方法及び該方法に使用する装置Info
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C43/00—Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor
- B29C43/32—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、粉末プレス成形等における粉末の充填方法お
よび該方法に用いる装置に関し、特に。
よび該方法に用いる装置に関し、特に。
セラミックスや金属の粉末を加圧成形する冷間静水圧加
圧成形法において使用するゴム型等の内部へ粉末を充填
するための粉末充填方法および装置に関する。
圧成形法において使用するゴム型等の内部へ粉末を充填
するための粉末充填方法および装置に関する。
従来、上記のような粉末充填装置としては、例えば実開
昭５７−７９１１９号に開示された装置が知られている
がこの装置はフィーダーとゴム型を設置する型のうち、
フィーダーに振動源がある為、フィーダー内の粉末のブ
リッジは防ぐ事が可能であるが、ゴム型内の粉末の充填
密度が上がらないという問題点があり、さらにフィーダ
ー振動時に、粉末がエアーを巻き込みながらゴム型内に
充填される為、加圧成形後の成形品の密度が上がらない
という欠点があった。
昭５７−７９１１９号に開示された装置が知られている
がこの装置はフィーダーとゴム型を設置する型のうち、
フィーダーに振動源がある為、フィーダー内の粉末のブ
リッジは防ぐ事が可能であるが、ゴム型内の粉末の充填
密度が上がらないという問題点があり、さらにフィーダ
ー振動時に、粉末がエアーを巻き込みながらゴム型内に
充填される為、加圧成形後の成形品の密度が上がらない
という欠点があった。
これらの欠点を除去する為の装置として特開昭５７−１
０８，４９８号、特開昭５９−４９ｆ３９号等に開示さ
れた装置があるが、これらはいずれもゴム型内に充填さ
れた粉末にフィーダー側から強制的に加圧する為、粉末
の全体的な密度は向上するが、加圧された面（フィーダ
ー側）と、他の部分に密度差が生じ、その為加圧成形後
の成形品は強度的又は精度的に不均一なものとなる欠点
があった。
０８，４９８号、特開昭５９−４９ｆ３９号等に開示さ
れた装置があるが、これらはいずれもゴム型内に充填さ
れた粉末にフィーダー側から強制的に加圧する為、粉末
の全体的な密度は向上するが、加圧された面（フィーダ
ー側）と、他の部分に密度差が生じ、その為加圧成形後
の成形品は強度的又は精度的に不均一なものとなる欠点
があった。
さらにゴム型内に充填された粉末間のエアーを取り除く
方法に関する発明として、特開昭５９−６８２０５号が
あるが、真空吸引の時期が、粉末がゴム型内に充填完了
した後のため、成形サイクルが長くなる等の欠点があっ
た。
方法に関する発明として、特開昭５９−６８２０５号が
あるが、真空吸引の時期が、粉末がゴム型内に充填完了
した後のため、成形サイクルが長くなる等の欠点があっ
た。
本発明は、前記従来例の欠点を除去する事を可能とし、
短い成形サイクルで、しかも充填密度が高く均質で且つ
空気の巻き込みも少ない状態に粉末をゴム型内に充填す
ることのできる粉末充填方法及び該方法に使用する粉末
充填装置を提供することにある。
短い成形サイクルで、しかも充填密度が高く均質で且つ
空気の巻き込みも少ない状態に粉末をゴム型内に充填す
ることのできる粉末充填方法及び該方法に使用する粉末
充填装置を提供することにある。
上記目的達成可能な本発明の粉末充填方法は、（ａ）振
動しているゴム型内に粉末を充填しつつこの充填を妨げ
ないように該ゴム内の空気を吸引する工程と、 （ｂ）前記ゴム型の開口の上方に位置し、該開口と連通
ずる閉じた空間内に粉末を充填して、該空間内の粉末の
重量により前記ゴム型内の粉末の充填密度を更に高める
工程と、 （ｃ）前記閉じた空間内の粉末を取り除く工程とを有す
ることを特徴とする。
動しているゴム型内に粉末を充填しつつこの充填を妨げ
ないように該ゴム内の空気を吸引する工程と、 （ｂ）前記ゴム型の開口の上方に位置し、該開口と連通
ずる閉じた空間内に粉末を充填して、該空間内の粉末の
重量により前記ゴム型内の粉末の充填密度を更に高める
工程と、 （ｃ）前記閉じた空間内の粉末を取り除く工程とを有す
ることを特徴とする。
該方法に使用する粉末充填装置は、
イ）粉末運搬用の粉末供給部と、
口）ゴム型挿入用の内孔及び振動子を具備する支持型と
、 ハ）吸気手段と、 二）前記支持型の内孔の開口に対向する開口（Ｘ）と、
前記吸気手段に連通ずる吸引口（Ｙ）と、前記粉末供給
部に、粉末搬入口部を介して接続する開口（Ｚ）と、を
有する内孔を具備し、且つ前記支持型上をスライドする
ことのできるフィーダーとを備える粉末充填装置であっ
て、前記開口（Ｚ）より放出される粉末が前記吸引手段
によって実質的に吸引されないように、前記吸引口（Ｙ
）と、前記開口（Ｚ）と、該開口（Ｚ）に接続するフィ
ーターの粉末搬入口部と、が構成されて成ることを特徴
とする。
、 ハ）吸気手段と、 二）前記支持型の内孔の開口に対向する開口（Ｘ）と、
前記吸気手段に連通ずる吸引口（Ｙ）と、前記粉末供給
部に、粉末搬入口部を介して接続する開口（Ｚ）と、を
有する内孔を具備し、且つ前記支持型上をスライドする
ことのできるフィーダーとを備える粉末充填装置であっ
て、前記開口（Ｚ）より放出される粉末が前記吸引手段
によって実質的に吸引されないように、前記吸引口（Ｙ
）と、前記開口（Ｚ）と、該開口（Ｚ）に接続するフィ
ーターの粉末搬入口部と、が構成されて成ることを特徴
とする。
第１図は本発明の粉末充填方法に使用する粉末充填装置
の一実施例により、ゴム型内に粉末を充填している過程
を示す模式断面図である。第１図の粉末充填装置は、ゴ
ム型１をセットする支持型２を主要部とする粉末充填部
Ａと、粉末充填部Ａに粉末３を運搬するための粉末供給
部Ｂとから構成される。
の一実施例により、ゴム型内に粉末を充填している過程
を示す模式断面図である。第１図の粉末充填装置は、ゴ
ム型１をセットする支持型２を主要部とする粉末充填部
Ａと、粉末充填部Ａに粉末３を運搬するための粉末供給
部Ｂとから構成される。
粉末供給部Ｂは、ゴム型１内に充填しようとする粉末３
を蓄わえるホッパー４．粉末３をホッパー４から粉末充
填部Ａへ送り込むエア一式供給ポンプ５．粉末３の通路
となる連結管６及び粉末３の逆流れを防止する逆止弁７
とから成る。ただし、本発明においては、粉末供給部Ｂ
は、特徴点はなく公知の手段で代用できる。
を蓄わえるホッパー４．粉末３をホッパー４から粉末充
填部Ａへ送り込むエア一式供給ポンプ５．粉末３の通路
となる連結管６及び粉末３の逆流れを防止する逆止弁７
とから成る。ただし、本発明においては、粉末供給部Ｂ
は、特徴点はなく公知の手段で代用できる。
粉末充填部Ａは（ｉ）上方に向いた開口を持つ、粉末充
填用の容器であるゴム型１を挿入するための内孔２ａを
有し、更に振動子８がその底部に配設された支持型２
、 （ｉｉ）支持型２の上面をスライド可能で、且つ支
持型２の内孔２ａに対向する開口（Ｘ）を持つ内孔９ａ
を有するフィーダー９゜及び（ｉｉｉ）フィーダーの内
孔９ａの吸引口（Ｙ）に連結し、内孔９ａ内の空気を吸
引する真空ポンプｌＯのような吸気手段とから成る。
填用の容器であるゴム型１を挿入するための内孔２ａを
有し、更に振動子８がその底部に配設された支持型２
、 （ｉｉ）支持型２の上面をスライド可能で、且つ支
持型２の内孔２ａに対向する開口（Ｘ）を持つ内孔９ａ
を有するフィーダー９゜及び（ｉｉｉ）フィーダーの内
孔９ａの吸引口（Ｙ）に連結し、内孔９ａ内の空気を吸
引する真空ポンプｌＯのような吸気手段とから成る。
フィーダーの内孔９ａの径は支持型の内孔２ａの径より
も小さくなっている。こうすることがゴム型ｌの設置に
は都合がよく、好ましい。
も小さくなっている。こうすることがゴム型ｌの設置に
は都合がよく、好ましい。
フィーダーの内孔９ａは真空ポンプ１０と連通している
他に開口（Ｚ）において粉末搬入口部９ｂを介して粉末
供給部Ｂと接続している。即ち、粉末供給部Ｂから送ら
れた粉末３をフィーダーの内孔９ａに存在する開口（Ｚ
）にまで送り込む粉末搬入口部９ｂ（図で点線内）が、
フィーダー９の一部を構成している。（本発明において
は、粉末供給部（Ｂ）と開口（Ｚ）の間の、フィーダー
９の部分的構造体を粉末搬入口部と呼称する。）フィー
ダーの粉末搬、入口部９ｂと、その端部に存在する開口
（Ｚ）と、吸引口（Ｙ）とは、開口（Ｚ）から粉末３が
フィーダーの内孔９ａ内に導入される際に、真空ポンプ
ｌＯを作動させても粉末３が真空ポンプｌＯ内に吸引さ
れるのを、望む程度防止できるような構造になっている
０本実施例では、粉末搬入口部９ｂがフィーダーの内孔
９ａに頂点を有する円錐体形状をし、その頂部に前記開
口（Ｚ）が位置し、吸引口（Ｙ）は円錐体の周壁の底部
近傍に対向するように配設されているが、必ずしもこの
構造を採る必要はなく、粉末搬入口部分９ｂと吸引口（
Ｙ）との相対位置の適切な選択や、吸引口（Ｙ）に多孔
性ミクロフィルターをかぶせる等の方法の採用により、
真空ポンプ１０の粉末吸引を防止すればよい。
他に開口（Ｚ）において粉末搬入口部９ｂを介して粉末
供給部Ｂと接続している。即ち、粉末供給部Ｂから送ら
れた粉末３をフィーダーの内孔９ａに存在する開口（Ｚ
）にまで送り込む粉末搬入口部９ｂ（図で点線内）が、
フィーダー９の一部を構成している。（本発明において
は、粉末供給部（Ｂ）と開口（Ｚ）の間の、フィーダー
９の部分的構造体を粉末搬入口部と呼称する。）フィー
ダーの粉末搬、入口部９ｂと、その端部に存在する開口
（Ｚ）と、吸引口（Ｙ）とは、開口（Ｚ）から粉末３が
フィーダーの内孔９ａ内に導入される際に、真空ポンプ
ｌＯを作動させても粉末３が真空ポンプｌＯ内に吸引さ
れるのを、望む程度防止できるような構造になっている
０本実施例では、粉末搬入口部９ｂがフィーダーの内孔
９ａに頂点を有する円錐体形状をし、その頂部に前記開
口（Ｚ）が位置し、吸引口（Ｙ）は円錐体の周壁の底部
近傍に対向するように配設されているが、必ずしもこの
構造を採る必要はなく、粉末搬入口部分９ｂと吸引口（
Ｙ）との相対位置の適切な選択や、吸引口（Ｙ）に多孔
性ミクロフィルターをかぶせる等の方法の採用により、
真空ポンプ１０の粉末吸引を防止すればよい。
なお、本実施例の粉末充填装置では、ポンプ５、逆止弁
７．真空ポンプ１０及び振動子８はコントローラ１２に
より自動制御可能となっている。
７．真空ポンプ１０及び振動子８はコントローラ１２に
より自動制御可能となっている。
次に上記粉末充填装置を使用する場合を例にとり、本発
明の粉末充填方法を説明する。まず、支持型２の内孔径
に等しい外径と、フィーダー９の内孔径に等しい内径を
有するゴム型ｌを、支持型の内孔２ａ内にセットする。
明の粉末充填方法を説明する。まず、支持型２の内孔径
に等しい外径と、フィーダー９の内孔径に等しい内径を
有するゴム型ｌを、支持型の内孔２ａ内にセットする。
ゴム型１の内径は上記のような要件を満たすことが好ま
しいが、場合によっては多少ずれていてもかまわない。
しいが、場合によっては多少ずれていてもかまわない。
その後、ホッパー４内に蓄わえられた粉末３をエア一式
供給ポンプ５により連結管６を介してフィーダー９及び
ゴム型ｌ内へ供給する。粉末３供給中、逆止弁７は開い
ており、振動子８及び真空ポンプｌＯは継続しであるい
は断続的に作動するようにコントローラー１２により制
御される。コントローラー１２による制御のプログラム
は粉末３の比重、安息角、ゴム型の大きさ等を考慮して
適宜選択される。ゴム型１が減圧で閉じてしまわないよ
うにするためには減圧力・減圧の開始時期を適当に選択
することやゴム型ｌの支持型２への仮固定等により行う
。
供給ポンプ５により連結管６を介してフィーダー９及び
ゴム型ｌ内へ供給する。粉末３供給中、逆止弁７は開い
ており、振動子８及び真空ポンプｌＯは継続しであるい
は断続的に作動するようにコントローラー１２により制
御される。コントローラー１２による制御のプログラム
は粉末３の比重、安息角、ゴム型の大きさ等を考慮して
適宜選択される。ゴム型１が減圧で閉じてしまわないよ
うにするためには減圧力・減圧の開始時期を適当に選択
することやゴム型ｌの支持型２への仮固定等により行う
。
振動子８はフィーダー９でなく支持台２内にあるため、
その振動により粉末３はゴム型１−内に充＠密度高く且
つ均一に充填される。しかも真空ポンプｌＯにより充填
されつつある若しくは充填された後の粉末３間の空気は
吸引されるため、粉末３は空気をほとんど巻き込まずに
充填される。
その振動により粉末３はゴム型１−内に充＠密度高く且
つ均一に充填される。しかも真空ポンプｌＯにより充填
されつつある若しくは充填された後の粉末３間の空気は
吸引されるため、粉末３は空気をほとんど巻き込まずに
充填される。
粉末３がゴム型１内を完全に満たし、フィーダー９内に
充填し始め、フィーダー９内の粉末充填高さく図でｉτ
）が適当な高さに達すると、コントローラー１２により
真空ポンプ１０が停止され同時に逆止弁７が止じられる
。この時点でコントローラー１２により振動子８及び真
空ポンプ１０の作動が停止されるか、あるいはこれらが
継続して適当Ｉ！Ｐ−間作動間作後停止される。
充填し始め、フィーダー９内の粉末充填高さく図でｉτ
）が適当な高さに達すると、コントローラー１２により
真空ポンプ１０が停止され同時に逆止弁７が止じられる
。この時点でコントローラー１２により振動子８及び真
空ポンプ１０の作動が停止されるか、あるいはこれらが
継続して適当Ｉ！Ｐ−間作動間作後停止される。
支持台の内孔２ａのみでなくフィーダーの内孔９ａ内に
も粉末が充填されているので、粉末供給停止後に振動子
８等を作動させた場合にもゴム型ｌ内における粉末３の
不完全な充填が防止でき、またフィーダー９内ゐ粉末３
のｒｉＸｆＩｋも寄与してゴムｙ！Ｘｉｌ内の粉末３が
さらに高密度となる。このため充填された粉末３の上面
を強制的に加圧しなくても済む、粉末供給終了時で゛の
フィーダー９内の粉末充填高さｉτは、ゴム型ｌの高さ
く図ではτゴ）の１／３〜ｌ／２の範囲が好ましい、ｉ
下の好ましい下限（＝τゴの１７３）は通常の粉末でほ
ぼ一定で、これ以下であるとフィーダー９内の粉末３の
重量に起因する充填粉末の高密度化はあまり進まない。
も粉末が充填されているので、粉末供給停止後に振動子
８等を作動させた場合にもゴム型ｌ内における粉末３の
不完全な充填が防止でき、またフィーダー９内ゐ粉末３
のｒｉＸｆＩｋも寄与してゴムｙ！Ｘｉｌ内の粉末３が
さらに高密度となる。このため充填された粉末３の上面
を強制的に加圧しなくても済む、粉末供給終了時で゛の
フィーダー９内の粉末充填高さｉτは、ゴム型ｌの高さ
く図ではτゴ）の１／３〜ｌ／２の範囲が好ましい、ｉ
下の好ましい下限（＝τゴの１７３）は通常の粉末でほ
ぼ一定で、これ以下であるとフィーダー９内の粉末３の
重量に起因する充填粉末の高密度化はあまり進まない。
第２図は、各種の粉末にお４する。フィーダー内の粉末
充填高さｉ下とゴム型内粉末の嵩密度と。
充填高さｉ下とゴム型内粉末の嵩密度と。
の関係を示す表である。この実験に用いたゴム型ｌは円
筒形で、その高さくτゴ）は２００ｍ５ 、内径φ３８
ｍｍである。
筒形で、その高さくτゴ）は２００ｍ５ 、内径φ３８
ｍｍである。
ｉ下を丁ゴの１／２以下に選択するのが好ましいのは、
充填時間を長くしないためと、これ以上の高さにしても
粉末３の高密度化の進行の度合が低下するためである。
充填時間を長くしないためと、これ以上の高さにしても
粉末３の高密度化の進行の度合が低下するためである。
ゴム型３への粉末充填工程が終了した後、フィーダー９
を支持型２からスライドさせ、ゴム型３が取り出され次
の工程（加圧成形工程等）へと運ばれる。
を支持型２からスライドさせ、ゴム型３が取り出され次
の工程（加圧成形工程等）へと運ばれる。
なお、フィーダー９を円滑にスライドさせるためにはゴ
ム型ｌにフッ素系の潤滑性の良いゴム型を用いるか、又
はフィーダー９の摺動面に、潤滑剤用の溜りみぞをつけ
ておくと良い。
ム型ｌにフッ素系の潤滑性の良いゴム型を用いるか、又
はフィーダー９の摺動面に、潤滑剤用の溜りみぞをつけ
ておくと良い。
以上詳細に説明したように、本発明では、粉末充填中で
の真空吸引と振動子による支持型自身の振動が加わるた
め、ゴム型内に粉末が均一に充填され、しかもその充填
密度が向上し、空気の巻き込みも少なくなる。更に本発
明ではフィーダー内にも粉末が充填されるため、その粉
末の重量も寄与して、充填粉末の高密度化がより進み、
また粉末供給完了後粉末の充填高さが減じても、追加供
給の必要がない、また本発明では、真空吸引が粉末の充
填中に為されるので、サイクルが短縮できる。
の真空吸引と振動子による支持型自身の振動が加わるた
め、ゴム型内に粉末が均一に充填され、しかもその充填
密度が向上し、空気の巻き込みも少なくなる。更に本発
明ではフィーダー内にも粉末が充填されるため、その粉
末の重量も寄与して、充填粉末の高密度化がより進み、
また粉末供給完了後粉末の充填高さが減じても、追加供
給の必要がない、また本発明では、真空吸引が粉末の充
填中に為されるので、サイクルが短縮できる。
以上のような効果をもつ本発明を利用すれば、結果とし
て高密度で密度分布が少なく、高強度ｅ高精度の冷間静
水圧成形品が短い時間で製造できるようになる。
て高密度で密度分布が少なく、高強度ｅ高精度の冷間静
水圧成形品が短い時間で製造できるようになる。
第１図は本発明の粉末充填装置の一実施例を使用してゴ
ム型内に粉末を充填している過程を示す模式断面図、第
２図はフィーダー内の粉末充填高さとゴム型内粉末の嵩
密度との関係を示す表である。 第３図は粉末の充填が完了した後、フィーダーを支持型
からスライドさせた状態の上記装置を示す模式断面図で
ある。 ｌ：ゴム型、 ２：支持型、 ３：粉末、 ８：振動子、 ９：フィーダー、 １ｏ：真空ポンプ。
ム型内に粉末を充填している過程を示す模式断面図、第
２図はフィーダー内の粉末充填高さとゴム型内粉末の嵩
密度との関係を示す表である。 第３図は粉末の充填が完了した後、フィーダーを支持型
からスライドさせた状態の上記装置を示す模式断面図で
ある。 ｌ：ゴム型、 ２：支持型、 ３：粉末、 ８：振動子、 ９：フィーダー、 １ｏ：真空ポンプ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １）（ａ）振動しているゴム型内に粉末を充填しつつこ
の充填を妨げないように該ゴム内の空気を吸引する工程
と、 （ｂ）前記ゴム型の開口の上方に位置し、該開口と連通
する閉じた空間内に粉末を充填して、該空間内の粉末の
重量により前記ゴム型内の粉末の充填密度を更に高める
工程と、 （ｃ）前記閉じた空間内の粉末を取り除く工程とを有す
ることを特徴とする粉末充填方法。 ２）前記（ｂ）の工程において、前記ゴム型内及び前記
閉じた空間内の空気を吸引する特許請求の範囲第１項記
載の粉末充填方法。 ３）前記閉じた空間が、前記ゴム型の内孔と同じ断面形
状で連通している特許請求の範囲第１又は第２項記載の
粉末充填方法。 ４）前記閉じた空間内の粉末充填高さを、前記ゴム型内
の粉末充填高さの１／３〜１／２とする特許請求の範囲
第３項記載の粉末充填方法。 ５）イ）粉末運搬用の粉末供給部と、 ロ）ゴム型挿入用の内孔及び振動子を具備する支持型と
、 ハ）吸気手段と、 ニ）前記支持型の内孔の開口に対向する開口（Ｘ）と、
前記吸気手段に連通する吸引口（Ｙ）と、前記粉末供給
部に、粉末搬入口部を介して接続する開口（Ｚ）と、を
有する内孔を具備し、且つ前記支持型上をスライドする
ことのできるフィーダーとを備える粉末充填装置であっ
て、前記開口（Ｚ）より放出される粉末が前記吸引手段
によって実質的に吸引されないように、前記吸引口（Ｙ
）と、前記開口（Ｚ）と、該開口（Ｚ）に接続するフィ
ーダーの粉末搬入口部と、が構成されて成ることを特徴
とする粉末充填装置。 ６）前記粉末搬入口部が、前記フィーダーの内孔に頂点
を有する円錐体形状をし、その頂部に前記開口（Ｚ）が
位置し、前記吸引口（Ｙ）が該円錐体の周壁の底部近傍
に配設されて成る特許請求の範囲第５項記載の粉末充填
装置。 ７）前記フィーダーの内孔の径が、前記支持型の内孔の
径より小さい特許請求の範囲第５項又は第６項記載の粉
末充填装置。 ８）前記フィーダーの内孔の高さが、前記支持型の高さ
の１／３以上である特許請求の範囲第７項記載の粉末充
填装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5463286A JPS62212100A (ja) | 1986-03-14 | 1986-03-14 | 粉末充填方法及び該方法に使用する装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5463286A JPS62212100A (ja) | 1986-03-14 | 1986-03-14 | 粉末充填方法及び該方法に使用する装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62212100A true JPS62212100A (ja) | 1987-09-18 |
Family
ID=12976130
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5463286A Pending JPS62212100A (ja) | 1986-03-14 | 1986-03-14 | 粉末充填方法及び該方法に使用する装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62212100A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02117799A (ja) * | 1988-10-28 | 1990-05-02 | Japan Steel Works Ltd:The | 粉体成形方法及び装置 |
| EP1985430A4 (en) * | 2006-02-17 | 2010-06-02 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | METHOD AND DEVICE FOR PROVIDING A MELTED RESIN MASS |
| CN104760320A (zh) * | 2015-03-18 | 2015-07-08 | 泰州航宇电碳制品有限公司 | 石墨块真空成型模具 |
| JP2016510089A (ja) * | 2013-02-13 | 2016-04-04 | レール・リキード−ソシエテ・アノニム・プール・レテュード・エ・レクスプロワタシオン・デ・プロセデ・ジョルジュ・クロード | 耐食コーティングを堆積させる方法 |
-
1986
- 1986-03-14 JP JP5463286A patent/JPS62212100A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02117799A (ja) * | 1988-10-28 | 1990-05-02 | Japan Steel Works Ltd:The | 粉体成形方法及び装置 |
| EP1985430A4 (en) * | 2006-02-17 | 2010-06-02 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | METHOD AND DEVICE FOR PROVIDING A MELTED RESIN MASS |
| EP2404732A1 (en) * | 2006-02-17 | 2012-01-11 | Toyo Seikan Kaisha, Ltd. | Method and apparatus for feeding molten resin mass in a press mould |
| JP2016510089A (ja) * | 2013-02-13 | 2016-04-04 | レール・リキード−ソシエテ・アノニム・プール・レテュード・エ・レクスプロワタシオン・デ・プロセデ・ジョルジュ・クロード | 耐食コーティングを堆積させる方法 |
| CN104760320A (zh) * | 2015-03-18 | 2015-07-08 | 泰州航宇电碳制品有限公司 | 石墨块真空成型模具 |
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