JPS6221085Y2 - - Google Patents

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JPS6221085Y2
JPS6221085Y2 JP5429980U JP5429980U JPS6221085Y2 JP S6221085 Y2 JPS6221085 Y2 JP S6221085Y2 JP 5429980 U JP5429980 U JP 5429980U JP 5429980 U JP5429980 U JP 5429980U JP S6221085 Y2 JPS6221085 Y2 JP S6221085Y2
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JP
Japan
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amplifier
mechanical
capacitor
electrical converter
noise
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JP5429980U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、オーデイオ装置に係り、特に、金
属筐体に収納されたレコードプレーヤのピツクア
ツプあるいはマイクロフオン等の機械−電気変換
器を、この機械−電気変換器と同様に金属筐体に
収納されたプリアンプまたはメインアンプ等の増
幅器に接続して構成したオーデイオ装置に関す
る。
一般に、オーデイオ装置と同一ラインの電灯線
に接続された螢光灯等のような他の電気機器の電
源をオン・オフすると、この時に発生するパルス
性ノイズ電流が当該オーデイオ装置に飛び込んで
スピーカから大きなノイズとなつて出力される場
合がある。このため、従来のオーデイオ装置では
第1図に示すように、プリアンプ、メインアンプ
等の増幅器Aにおける入力端子Aiのうちのコー
ルド側端子と当該増幅器を収納している金属筐体
とASとの間にコンデンサC1を設けることによ
り、ノイズ電流をバイパスするようにしている。
以下に、上記増幅器においてノイズ電流がバイ
パスされる様子を説明する。
まず、電灯線プラグPGを通じて当該増幅器に
飛び込んで来る螢光灯等で発生するノイズのう
ち、ノーマルモードノイズは電源トランスPTの
後段の平滑回路(図示せず)において無視できる
程度まで減衰するため、問題はない。
一方、電灯線ラインと大地との間で生ずるコモ
ンモードノイズ電流In(そのノイズ源電圧はVn
とする)は、これがパルス性のもので周波数が高
いと、電源トランスPTの1次巻線と2次巻線と
の間の結合容量Caを通じて2次側に流入する。
故にコモンモードノイズ電流Inは増幅器Aに飛び
込んでしまうことになるが、ここではコンデンサ
C1の働きによつて金属筐体ASへバイパスさ
れ、更に金属筐体ASと大地との結合容量Cbと通
じて大地に戻るから、増幅器Aの出力端子Aoに
ノイズが現われるのは防止されるのである。
ところが、ここで第2図に示すように増幅器A
の入力端子Aiに、金属筐体TS中に収納して成る
レコードプレーヤのピツクアツプあるいはマイク
ロフオン等の機械−電気変換器TDが、コードLC
を介して接続されていると、次のような不都合が
起こる。
すなわち、増幅器Aの入力端子Ai→コードLC
→機械−電気変換器TDのリード線と金属筐体TS
との結合容量Cc→金属筐体TSと大地との結合容
量Cd→大地、というコモンモードノイズ源電圧
Vnからみてひとつの閉回路が形成されるため、
コモンモードノイズ電流Inは前述の場合(第1図
参照)と異なつてコンデンサC1の処で分流し、
この閉回路にも分流電流In2となつて流れてしま
う。そうすると、コードLCのラインインピーダ
ンスRaによつてノイズ電圧Vnaが、また機械−電
気変換器TDのリード線インピーダンスRb(例え
ば、レコードプレーヤのトーンアーム中に通した
リード線等はかなり細くする必要があるため、そ
のインピーダンスも相当大きな値となる。)によ
つてノイズ電圧Vnbが夫々発生するが、コード
LCのコールド側はホツト側に比して低インピー
ダンスであるから、電流In2の大半はこのコール
ド側を流れることになり、故に発生するノイズ電
圧Vna及びVnbの値はコールド側とホツト側とで
違いが生ずる。従つてその差分がノーマルモード
ノイズ電圧となるから、これが入力端子Aiを通
じて増幅器Aに加わるとそのエンベロープ成分が
増幅されて出力端子Aoに現われ、スピーカから
大きなノイズとなつて出力されてしまうのであ
る。
このように、機械−電気変換器TDを金属筐体
TSに収納したものが増幅器Aに接続されると、
コモンモードノイズに対しては増幅器A側のみに
ノイズ電流バイパスの策を講じた従来のオーデイ
オ装置では対処しきれず、非常に不都合であつ
た。
本考案の目的は、上述した従来の不都合を改善
したオーデイオ装置を提供することにある。
以下、本考案の実施例につき第3図に基づいて
説明する。
図において、増幅器Aの入力端子Aiと金属筐
体ASとの間に設けた第1のコンデンサC1に加
えて、機械−電気変換器TDの出力端子Toのうち
のコールド側端子と金属筐体TSとの間には第2
のコンデンサC2が設けられている。
このような構成においては、コードLCを通じ
て出力端子Toに流入してくるコモンモードノイ
ズ電流Inの分流電流In2は、第2のコンデンサC
2のインピーダンスが結合容量Ccのインピーダ
ンスより低いためほとんどこの第2のコンデンサ
C2の方に流れ込み、結合容量Cdを介して大地
に戻つてしまう。従つてリード線インピーダンス
Rbによるノイズ電圧Vnbの発生は大幅に低減さ
れるのである。
ここで、ラインインピーダンスRaによるノイ
ズ電圧Vnaは依然発生するのであるが、例えばオ
ーデイオ音源装置がレコードプレーヤであるとき
の実装状態を考えると、コードLCのコールド側
として、左右両チヤンネルの2本のシールド線に
加えて別設のアース線も接続されているからそれ
らの合成インピーダンスはかなり低く、ノイズ電
圧Vnaの値も無視し得る程度にまで抑えることが
できるため、さほど問題とはならない。
なお、第2のコンデンサC2には、容量が0.01
μF程度のものを用いるとよい。
以上述べたように、本考案に係るオーデイオ装
置は、至極簡単な構成ながら外来コモンモードノ
イズ電流を、増幅器の入力端と金属筐体間に設け
た第1のコンデンサと、機械−電気変換器と金属
筐体間に設けた第2のコンデンサによつて効果的
にバイパスすることができるから、機械−電気変
換器と出力端子とを接続するリード線のインピー
ダンスによるノイズ電圧の発生を著しく低減させ
ることが可能となるという優れた特長を有するも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図はノイズバイパス用のコンデンサを設け
た増幅器を示す回路図、第2図は従来のオーデイ
オ装置を示す回路図、第3図は本考案に係るオー
デイオ装置を示す回路図である。 TD:機械−電気変換器、To:出力端子、
TS:金属筐体、C1:第1のコンデンサ、C
2:第2のコンデンサ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 金属筐体に収納された機械−電気変換器と、金
    属筐体に収納され前記機械−電気変換器の出力信
    号を増幅する増幅器とを備えたオーデイオ装置に
    おいて、 前記増幅器の入力端子のコールド側端子とこの
    増幅器を収納した前記金属筐体との間に、コモン
    モードノイズ電流をバイパスする第1のコンデン
    サを設けると共に、前記機械−電気変換器の出力
    端子のコールド側端子とこの機械−電気変換器を
    収納した前記金属筐体との間に、出力端子に流入
    してくる前記コモンモードノイズ電流の分流電流
    をバイパスする第2のコンデンサを設けたことを
    特徴とするオーデイオ装置。
JP5429980U 1980-04-21 1980-04-21 Expired JPS6221085Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP5429980U JPS6221085Y2 (ja) 1980-04-21 1980-04-21

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JP5429980U JPS6221085Y2 (ja) 1980-04-21 1980-04-21

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Publication Number Publication Date
JPS56155545U JPS56155545U (ja) 1981-11-20
JPS6221085Y2 true JPS6221085Y2 (ja) 1987-05-28

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