JPS62210826A - しや断器の投入回路監視装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はしゃ断器の投入回路の監視に係り、特に、投入
回路上で断線等の異常が生じた場合、それを検出し警報
することにより、しゃ断器の投入’ｉ％の保守に好適な
監視回路に関する。

〔従来の技術〕

従来は電気書院発行の電力技術デスクブック「電力シス
テムの制御装置」第４９頁に図示のように電力系統に事
故が発生したとき、いかに早くその系統を健全な系統か
ら確実に切り離すかに重点がおかれ、しゃ断器の投入に
対しては何ら考慮されていなかった。しかし、近年、電
力系統の高容量化等により、再投入可能な系統事故に対
しては、確実に投入するような要求が高まってきた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来技術は、しゃ断器の制御回路における、投入回
路が°正常に機能するかどうかについて何ら配慮されて
おらず、しゃ断器が保護継電器によってしゃ断された場
合、しゃ断器を自動再開路装置等によって確実に投入で
きるかどうか問題があった。

本発明の目的はしゃ断器の投入回路が、常に、健全であ
ることを監視することによって、必要なときしゃ断器を
確実に投入できるようにし、電力の安定供給詮図ること
にある。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的は、しゃ断器の投入回路が、常に、健全である
ことを監視回路を設置することにより達成される。

〔作用〕

しゃ断器の投入回路を監視する常時監視リレーは高抵抗
を持ち、また、小さな電流で動作する。

それによって、しゃ断器の投入コイルを駆動したり、投
入回路中の引き外し自由リレーを駆動したり、動作を保
持したりすることがないので、従来の投入回路に何ら悪
影響を与えることがない。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図により説明する。

第１図において、しゃ断器４の投入回路は正負の電源Ｐ
、Ｎに接続された投入指令接点５、引き外し自由リレー
９が動作したとき開成する接点１２、投入コイル３より
なる直列回路である。

引き外し自由リレー９の一方は、しゃ断器４が閉じたと
きに閉じる接点４ａを経て、投入指令接点５と引き外し
自由リレー接点１２との間に接続さ九もう一方は電源Ｎ
に接続される。また、接点４ａと並列に引き外し自由リ
レー９が動作したとき閉じる接点１３が接続される。

このうち、接点１２．１３．４ａ、引き外し自由リレー
９．投入コイル３はしゃ断器４の近くに設けられ、接点
５は操作室に設けられるために、ケーブル８を敷設して
接続される。

投入回路の常時監視リレー１の一方は、電源Ｐに接続さ
れ、他方はケーブル６、引き外し自由リレー９が不動作
のときに閉じる接点１１、及び、ケーブル７゛を経て投
入指令接点５と、自由リレー９が動作したとき閉じる接
点１０を経て投入コイル３にそれぞれ接続される。

投入回路のケーブル８、又は、投入コイル３等に断線が
生じたとき、−穴時限後、常時監視リレーの出力接点２
が閉じ警報回路１４等を駆動する。

投入指令接点５が開いているとき常時監視リレ１を駆動
する微小電流は電源Ｐ、ケーブル６、接点１１、ケーブ
ル７、ケーブル８、接点１２．投入コイル３、電源Ｎを
経て流れ、常時、監視リレとは当初の目的を達成するた
め、何ら問題ない。

投入指令接点５が閉じたとき、投入指令は、ケーブル８
、接点１２を経て投入コイル３に供給されしゃ断器が投
入する。次に、投入指令ケーブル８、接点は４ａを経て
引き外し自由コイル９を駆動し投入指令接点５が開くま
で接点１３で連続駆動する。その時、監視リレー１の回
路は接点１１で開くため、常時監視リレーｌの動作電流
で引き外し自由リレー９を連続駆動することはない。

さらに、その時、常時監視リレーｌを駆動する電流は電
流Ｐ、ケーブル６、接点１０、投入コイル３を経て流れ
るため常時監視リレー１は動作を継続する。

投入指令接点５が動作したとき、一時的にケーブル８の
監視ができなくなるが、この時は投入コイルが動作した
後であり、また、短時間（約１秒）であるため何ら問題
ない。

また、接点１０．１１は引き外し自由リレー９序のもの
の接点でなくても同じ動作をする接点で゛あれば何でも
よい。

第２図は補助リレー１５を設けた場合の回路を指す。こ
れは己納品の引き外し自由リレー９に予備接点がないと
きに有効である。

〔発明の効果〕 本発明によれば、しゃ断器板人回路に対して何ら影響す
ることなく、投入回路の監視ができるため、電力の安定
供給に効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図は本発明の一実施例の回路図である。 １・・・常時監視リレー。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、操作室にしや断器の投入指令接点を含む第一の回路
   と、前記しや断器が設置された場所に前記しや断器の投
   入コイルと前記しや断器が閉じた時に閉じる第一の接点
   と、前記第一の接点に直列接続された引き外し自由リレ
   ーと、前記引き外し自由リレーが動作したとき開く第二
   の接点及び閉じる第三の接点を含む第二の回路を備え、
   前記第一の回路と前記第二の回路をケーブルで接続した
   回路と、さらに前記第一の回路と並列に電流制限器を備
   えた第三の回路と、前記しや断器の設置された場所に前
   記第二の接点と同じ動作をする第四の接点と前記第三の
   接点と同じ動作する第五の接点を含む第四の回路を備え
   前記第三の回路と前記第四の回路を前記ケーブルで接続
   した回路において、 前記第三の回路と前記第一の回路、前記第三の回路と前
   記第二の回路を各々接続したことを特徴とするしや断器
   の投入回路監視装置。