JPS62210330A - ガスこんろ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はガス、石油等を燃料とし、加熱容器の外底面の
温度を検知する温度センチの熱応答性を改善する遮熱筒
を有するガスこんろに関するものである。

従来の技術 従来のこの種のガスこんろは、＠３図に示すように構成
されていた。すなわち、加熱容器６の外底面温度検知の
温度センサ３は、ガスバーナ２の中央に位置し、その温
度センサ３を囲むように筒状の遮熱筒４をガスバーナ２
の上部に設けである。

このとき、温度センサ３の性能は、バーナ火炎Ａの位置
により大きく変動する。つまり温度センサ３は、火炎Ａ
により直接加熱されると加熱容器６の外底面の温度を正
しく検知できなくなるので、ガスバーナ２の炎口２ａは
外周部の歯形状の炎口部のみとなっている。図中１はガ
スバーナ２の燃料噴出のノズル５は五徳、７ｒ／ｉ汁受
皿、８／′ｉこんろの天板である。

以上のように構成されたガスこんろについて、以下その
動作について説明する。

まず、ノズル１より噴出したガスは、ガスバーナ２の混
合管で１次空気と混合され、炎口２ａで燃焼する。温度
センサ３は、五徳５上に載置された加熱容器６の外底面
温度を検知し、この信号を電気回路に伝え、ノズル１か
ら噴出するガス量を調節して、加熱容器６内の被加熱物
に応じて火力等の制御を行なう。又、ガスバーナ２の上
部に設けた遮熱筒４ｔ／″ｉ、温度センサ３をガスバー
ナ２の火炎Ａから遮熱・保護するだめのものである。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、第３図に示すよう
に、調理時ガスバーナ２の火炎Ａは、前記した温度セン
サ３との関係から外へ向いているので、加熱容器６の外
周からあふれて不経済であり、加熱むら等が発生した。

又、温度センサ３の性能についても、火炎Ａの影響が、
火力により大きく変化するので、温度性能のバラツキが
大きいという問題点を有していた。

本発明は前記問題点に鑑み、ガスこんろの燃焼および加
熱性能の向上を図ると共に、温度応答性の良い温度セン
サを有するガスこんろを提供するものである。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するだめに本発明のガスこんろは、ド
ーナツ状のガスバーナの多数の炎孔をその中央口の内周
端に沿って列設し、そのガスバーナの上方には＋］ｆｆ
記ガスバガスバーナし、＋ｊｔｊ記中央口より径がわず
かに小さい開口部を有する五徳板を配設し、又、前記ガ
スバーナの中央口には、前記中央口との開に火炎通過用
の間隙を有し、かつ加熱容器の外底面の温度を検出する
温度センサを囲んだ遮熱筒を設け、さらにその上部をラ
ッパ状に広げた形状にしたものである。

作　　用 本発明は上記した構成によって、ガスバーナの炎孔が内
側を向いているにもががわらず、その火炎は五徳板の開
口部と遮熱筒との間隙より加熱容器の底を均等に中央か
ら外周方向へ加熱するので、加熱むらの少ない加熱とな
り、そして炎口は五徳仮により隠蔽されるので煮こぼれ
に対しても強い。

又、温度性能は遮熱筒で温度センサを遮熱すると共に、
火炎を外周方向へ流れやすくしているため、火炎の影響
が少なく温度応答性がよい。

実施例 以下本発明の一実施例を図面に従い説明する。

第１図、第２図において、９けガス噴出用のノズル、１
０はドーナツ状のガスバーナで、中央口１１の内周端に
沿い多数列段された炎孔１２と混合管１３を有する。こ
のガスバーナ１ｏはＵ孔１２が内方で、かつ上向きかげ
んに形成されるように炎孔１２のある部分全体を上向き
に傾斜させ、こんろ本体１４の基板１５上に固定されて
いる。

１６はガスバーナ１０の中央口１１に相対向し、かつ中
央口１１の径より、わずかに小さくかつ下方へ折曲した
縁１６ａを有する開口部１７と上面４個所に放射状に配
列した突条よりなる爪１８とを備え、かつ前記開口部１
７へ向って次第に低く傾斜させた五徳板で、こんろ本体
１４の天板１９上に、ガスバーナ１０と一定の間隔２ｏ
をおいて、かつガスバーナ１０を覆蓋して着脱自在に取
付けている。２１は爪１８上にのせた加熱容器２２の外
底面に接して前記加熱容器２２の温度を検出する温度セ
ンサで、検出温度の信号によりガスバーナ１０へ供給さ
れるガス流量の制御ならびにガス供給を停止する。２３
は上向き傾斜のガスバーナ１０に間隔２４を有してその
下側に配設した傘状の整流板で、前記基板１５と一体形
成した外周側部に空気流入孔２５を有する。２６は五徳
板１６の開口部１７より、わずかに大きな外径にして前
記整流板２３の内周端に着脱自在に装着した汁受皿であ
る。そして、汁受皿２６は中央底部・よリ一体に上方へ
突設して温度センサ２１を囲んだ遮熱筒２７と底合し、
さらにガスバーナ１ｏの中央口１１、五徳板１６の開口
部１７との間に火炎通過用の間隙２８を保つように設置
されている。遮熱筒２７の上端は五徳板１６の開口部１
７より上方で火炎通過用の間隙２８を設けてラッパ状２
７ａの広がりを有する。

上記実施例において、ノズル９よりガスが噴出すると、
その噴出ガスによるエゼクタ−作用により１次空気を混
合管１３内に吸引し、そのガスと混合される。そして、
この混合ガスはガスバーナ１０の炎孔１２から噴出し燃
焼する。この燃焼した火、炎Ｂは第１図のように生じる
。この時燃焼に必要な２次空気は、ガスバーナ１０の上
側にある五徳板１６と下側にある整流板２３とで形成さ
れた間隔２０．２４をそれぞれ外周方向から炎孔１２の
付近へ矢印のごとく流れ、燃焼に必要なだけ供給される
。一方、加熱容器２２の外底面の温度を検知する温度セ
ンサ２１は、ガスバーナ１０の中央口゛１１の下側に設
置された汁受皿２６に設けられた遮熱筒２７で、火炎Ｂ
から保護・遮熱される。又、ガスバーナ１０の中央口１
１から供給される２次空気は、第１図の矢印で示すよう
にこんろ本体１４の下方から、燃焼によるドラフト作用
で、遮熱筒２７の内側（間隔３１）を流れ、温度センサ
２１を冷却しながら、火炎Ｂへ供給される。この２次空
気の流れと、遮熱筒２７の上端のラッパ状の広がり２７
ａにより火炎Ｂは外周方向へ広がり、加熱性能を向上さ
せると共に、温度センサ２１への熱影響を防止する。

発明の効果 このように本発明はガスバーナの中央口の内周端に沿い
多数の炎孔を列設し、かつこのガスバーナを五徳板で覆
蓋すると共に、ｔｉｆＪ記中央口に対向し、この中央口
よりわずかに径の小さい開口部を前記五徳仮に形成し、
さらに加熱容器の外底面の温度を検出する温度センサを
遮熱筒で囲み、かつ１１０記中央口および開口部との間
に間隙を有して配設すると共に、遮熱筒の上端にラッパ
状の広がりを設けたものであるから、ガスバーナは五徳
仮により煮汁の滴下がふりかかることがないうえ、さら
に、ガスバーナの火炎は前記間隔を通る２次空気を得て
安定した燃焼をすると共に、遮熱筒により中央から外周
方向へ拡炎されるので、加熱容器の外底面を中央から外
周にかけて、むらなく均一に加熱できる。又、火炎が外
周側へ流れるので火炎による影響が少なくなり温度セン
サの検出温度精度をより高めることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例におけるガスこんろの縦断面図
、第２図は本発明の実施例におけるガスこんろの要部欠
截の平面図、第３図は従来のガスこんろの要部断面図で
ある。 １０・・・・・・ガスバーナ、１１・・・・・・中央口
、１２・・・・・・炎孔、１６・・・・・・五徳板、１
７・・・・・・開口部、２７・・・・・・遮熱筒、２７
２＆・・・・・・ラッパ状の広がり。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 加熱容器の外底面の温度を検知する温度センサと、この
   温度センサを臨ました中央口の内周端に沿って多数の炎
   孔を列設したドーナツ状のガスバーナと、前記ガスバー
   ナの中央口に相対向し、かつこの中央口よりわずかに径
   の小さい開口部を有して前記ガスバーナ上に配設した五
   徳板と、前記ガスバーナの中央口および五徳板の開口部
   を貫通し、かつ前記中央口、開口部の間に間隔を有して
   前記温度センサを囲む遮熱筒とを備え、この遮熱筒の上
   部をラッパ状に広げたガスこんろ。