JPS62207497A - 洗濯機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、洗濯機の攪拌方式に関するもので、洗浄性能
向上に対し好適なものである。

〔従来の技術〕

従来、洗濯槽底に設けた回転翼ケ高速で比較的長時間回
転させて洗う方式の渦巻式は、回転翼と布間の衝撃力、
摩擦力が大きく、洗浄効果としては優れたものであった
が、同時に布の傷みや絡みが多く、世の中の衣類の多様
化、ニーズの変化に伴い、上記のような欠点を少なくし
た新水流方式、つ壕り回転Ｊ＠を比較的低速、短周期で
正逆回転させて洗い、す丁ざ作用を行う方式のものが主
流となって来ている。この中には、回転翼を洗濯槽底よ
り上方に突出させｔ攪拌翼とし之もの、更に洗濯槽の内
底を２重構成とし、内側に設けた容器状の攪拌体を正逆
回転づせる方式のもの（実開昭６０−１２６１８３号）
等がある。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし上記従来技術は、大径の容器状攪拌体を）正逆転
させるのみである止め、洗濯布全体が攪拌体と共に回る
ｔめ攪拌体表面との所要の衝撃、摩擦作用が得られず洗
浄性能が悪い。また洗濯槽底中央に突出させｔ攪拌翼を
短周期で正逆転させる方式に於いても回転するのは攪拌
翼のみであジ、布は遠心作用で攪拌翼から遠ざかる方向
に追やられ、布の入れ換え、スムーズな布動きによる羽
根との衝撃、摩覇作用が期待できないため、同様に所要
の洗浄効果を得ることが難しい。また従来の方式は、攪
拌翼の回転数は、減速機の減速比によりほぼ固定されて
いる。このｔめ、近年の衣類の多様化に対し、ソフト洗
いから強固洗いまで様々に対応しなけｆｉばならないが
、攪拌翼の回転数が固定式れているため、柔軟な対応は
不可能である。このため、洗浄力を高くすればソフト洗
いの点で問題となり、又逆の場曾も何れにしても片手落
ちとならざ石を得ないのが実情である。

更に近年の新水流方式では、短周期で攪拌翼を正逆転さ
せるｔめ、洗濯機外への水飛散、特に少掌の衣類を高い
水位ですすぎを行う際にこの現象が顕著となり、顧客に
与える印象を悪くしているのも又現状である。

本発明の目的は２以上述べたような種々の従来欠点を解
消し、洗浄性能の同上、種々な衣類の洗濯に通し几洗濯
機を提供する点にある。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的は、短周期で攪拌翼を正逆回転きせる洗濯方式
に於いて、攪拌翼を外包する形で洗濯槽との間に設けた
回転槽を、攪拌翼回転時にこれと逆方向に、又は双方を
同方向に回転させることにより達成することかできる。

〔作用〕

丁なわち、洗濯槽内、つまり回転槽内に衣類を投入し、
運転を開始することにより、攪拌翼及び回転槽が互いに
逆方向に正逆回転を行う。この際衣類は、攪拌翼と回転
槽から正反対の力を受けるが、衣類と接している部分と
しては、攪拌翼と回転槽とで周速度が異なる究め１回転
槽側と攪拌翼側とで水流に強弱かでき、従来より複雑な
水流となる。これにより衣類も攪拌翼及び回転ｍｓ面双
方から複雑な＃隼、摩擦作用を受け、布の入れ換わり、
布動きが向上し、洗浄性能を向上することができる。又
、攪拌翼と回ｅｍとを双方とも同方向に回転させること
により、水流はソフトになる定め、デリケートな衣類の
洗濯にも好適となる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を図面によって説明する。第１
図に於いて、平面形状がほぼ矩形の洗濯槽ｌの底部中央
に減速機２がシール３及び軸受４により、回転自在に水
封、軸支持されている。減速＠２の下端には、洗濯槽１
の下方に設けられ見本体ベース５上に防振支持さｆＬ７
２：洗濯モータ６上端に軸支持された駆動プーリ７から
の回転を、伝達ベルト８により伝達されてこれ全受ける
従動プーリ９が回転目在に軸支持されている。一方、減
速機２の上方には、駆動プーリ９の回転数か減速されて
回転する攪拌翼１０が軸支持されている。

更に、攪拌ｆｉｌＯと洗濯槽２の間には容器状の回転槽
１１がその内周壁に凹凸する回転槽羽根１２を育し、前
記減速ｆｆｉ　２　ｅ構成するケーシングアーム１３に
底部を一体的に固定されている。

以上の構成は、これらを載置する形で設けた外枠１４に
より外包され、更にその上方に設けた制（財）パネル１
５により制御される構成となっている。

次に第２図に於いて駆動機構部を更に詳細に説明する。

従来プーリ９の回転は、これを固定している規定距離全
上下に移動可能な駆動軸１６及びその上端の駆動ギ−ｆ
１７から中間ギヤ１８に伝達され最終段の従動ギヤ１９
を固定している従動軸２０に伝達きれる。駆動軸１６を
支持しているケーシング２１の下端は、この下方の従動
プーリ９中央上面に設けられ几保合突起２２と係合して
減速機２と従動プーリ９が一体的に回転するよう係金穴
２３が設けられている。更に駆動軸１６下端は、その下
方に洗濯槽１の外底に固定して設は元電磁ソレノイド２
４の押バネ２５に支持きれた可動部２６と摺動球２７を
介し結合され、電磁ンレノイド２４の通電のＯＮ−ＯＪ
’ｉ’Ｆ’　Ｋよジ従来プーリ９が上下動し、これによ
り攪拌翼１０と回転槽１１の双方逆方向回転、及び双方
一体回転の切換えが成されるよう構成されている。

以上の構成により、洗濯機の動作を説明すると洗浄力を
大きくして洗濯する際は、！磁ソレノイド２４０通ｔを
ＯＮにする。これによジ、係合突起２２は係合穴２３か
ら離脱し、減速機２と従動プーリ９は一体結合が解除さ
れ、従動プーリ９の回転力か攪拌翼１０Ｖｃ伝達される
。この際、減速機２は回転自在な回転槽１１に一体結合
され、洗′＃Ｉｉ槽１に対しては回転自在となっている
ため、攪拌翼１０回転時の回転反作用モーメントを受け
て攪拌ｊＡ１０と相対的に逆方向に回転する。このため
衣類は、攪拌翼１０と回転槽１１の周速度の違いによｆ
）複雑な水流ケ受けて双方から衝撃、摩擦、屈曲作用ケ
受は布の入れ換わり、スムーズな布動きが促進されて洗
浄効果が向上する。また従来新水並方式、つまり攪拌Ｒ
１０を短時間で正逆回転きせて洗濯する方式では、洗濯
モータ６のＯＮ時の範囲内（例えば１秒間）で衣類を約
９０°以上回転はせなければ所要の洗浄効果が得られず
、こ′！′１を達成するため衣類を大きく回転させてい
る。

このため少量の衣類を高水位で洗濯、すすぎを行う際、
衣類の回転による水面の波立ちが大きく、洗濯水、すす
ぎ水が洗濯機外に飛散してし１う現象゛□が顧客からの
クレームとして散発している。

しかるに本発明では、攪拌翼１０と回転槽１１とが相対
的に逆方向に回転するため、静止している洗Ｉ１１機に
対し、ての水飛散は殆んど皆無とすることができ、顧客
に水飛散の点で迷惑をかけることは無くなる。

一方、近年の衣類の多様ｆヒに対応し、デリケートな衣
類、つまりランジェリ−や純毛のセーターなどを洗うソ
フト洗いにも本発明は対応することができる。ソフト洗
いをする場合に、電磁ンレノイド２４の通ｔをＯＦＦ’
にすればよい。これによジ従動プーリ９上面の係合突起
２２がケーシング１８下端の係合穴２３と係合し、従動
プーリ９と減速機２が一体的に回転する。これにより攪
拌翼ｌＯと回転槽１１が一体的に回転するｔめ、洗濯モ
ータ６を正逆回転させることにより攪拌翼１゜と回転槽
１１が一体的に正逆回転する。この際の洗濯水流は、双
方回転中は衣類が遠心作用を受けて一体的に回転し、反
転時に水と衣類の慣性により衣類は適度な衝撃、摩擦、
屈曲作用？受け、正逆回転のＯＮ−ＯＦＦ時限を規定な
サイクルとすることによυ糧々なソフト洗い水流を実現
することができる。まｔこの方式は、従来のように攪拌
翼１０の回転数を同一として正逆回転のＯＮ−ＯＦＦ時
限のサイクルのみ変更しｔソフト洗い水流とは基本的に
異なっている。つまり回転数が同一では基本的に洗い時
間全短縮した場合と同一であり、デリケートな衣類に与
えるダメージは基本的に同一であり、本発明は、基本的
に水流の作用によりソフト洗いをするものである。更に
本発明は。

従来のように攪拌Ｊｉ４１０底部円板外周と、洗濯槽１
間に衣類がかみ込んで衣＠を損傷ζせるという欠点をも
解消することができるものである。

〔発明の効果〕

以上述べて来ｔように本発明によれば、洗浄性能の向上
による強力洗い、及びソフトな洗いを双方兼ね備え定流
ｄ！機を提供することができる。　　　　　−

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例？示す洗濯機の縦断面図、第
２図は同じく一実施例を示す洗濯機の駆動部の縦断面図
である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、洗濯槽の内底中央に、上方に突出する中空筒体及び
   この底部に大径の羽根を備えた攪拌翼を有し、モータの
   回転を減速機を介して減速し、スイッチのＯＮ−ＯＦＦ
   制御によりモータを交互に正逆駆動させ、これにより前
   記攪拌翼を同じく交互に正逆回転させて洗濯、すすぎ作
   用を行うものに於て、 前記減速機を前記洗濯槽底に回転自在に水封軸支持し、
   減速機最終出力軸に攪拌翼を軸支持し、一方減速機外殻
   を構成するケーシングを、攪拌翼と洗濯槽底間に設けた
   容器状の回転槽に固定することにより、攪拌翼と回転槽
   を双方逆方向に回転するよう構成したことを特徴とする
   洗濯機。 ２、前記減速機入力軸に固定した従動プーリを、更にこ
   の下方に設けた電磁ソレノイドにより上下させ、従動プ
   ーリが上方に押上げられた時には従動プーリと前記減速
   機ケーシング及び前記攪拌翼が一体化し、攪拌翼と前記
   回転槽が一体的に正逆回転し、また従動プーリが下方に
   押下げられた時には、攪拌翼と回転槽が各々逆方向に正
   逆回転するよう構成したことを特徴とする特許請求の範
   囲第１項記載の洗濯機。