JPS59171589A - 一槽式脱水洗濯機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は洗濯兼脱水槽を備えたいわゆる一槽式脱水洗濯
機に関するものである。

従来例の構成とその問題点 従来、この種の一槽式脱水洗濯機として、第１図に示す
ような構成が知られている。図において、１は脱水洗濯
機本体、２は本体１の上部後方に設置されたパネル部−
り５．タイムスイッチ等を内蔵している。３は前記本体
１内にサスペンション４により防振支持された外槽、５
は外槽３の上部に設けられた衣類投入口、６は前記外槽
３内に回転自在に支持された洗濯兼脱水槽で、上部開口
部周壁にバランスウェイト７を取付けている。またこの
洗濯兼脱水槽６の周壁は上方に行くに従い径太となるテ
ーパ状に構成され、かつ前記バランスウェイト７の下方
に位置して多数の水抜き孔８を設けている。９は洗濯兼
脱水槽６の内周壁に縦方向に設けられた複数個の攪拌用
突起−１０は前記洗濯兼脱水槽６の軸で、この軸１０の
内側に（はメタル１１、ボールベアリング１２およびオ
イルンーノし１３を−また外側にはボールベアリング１
４とオイルンール１６を圧入している。１６は前記外槽
３の外底部に取付けられたモータで−このモータ１６の
動力はモータブーＩＪ　１７　、　Ｖベルト１８および
プーリ１９を介して洗濯兼脱水槽６の軸１゜に伝達され
る。２０は円錐台状の攪拌体で前記洗濯兼脱水槽６の軸
１０の内側に配設されたメタル１１、ボールベアリング
１２およびオイルシール１３により回転自在に支持され
た軸２１に取付けられ、かつ洗濯兼脱水槽６の内底部中
央より突出している。この攪拌体２Ｑは軸２１に設けた
ラチェットホイール２２、外槽３底部に固定したアーム
２３およびその爪２４、爪２４がラチェットホイール２
２に噛合するよう付勢Ｉ７たスプリング２６の作用によ
り洗濯兼脱水槽６が右方向に回転する場合は、自由に回
転し、かつ左方向に回転する場合は回転が阻止されるよ
うになっている。

２６は前記攪拌体２０の外周部に一体に成形された小さ
な翼である。また前記モータ１６は極数変換により回転
数を変化可能に構成しているもので、洗濯時には低速と
なるようにし、かつ脱水時には高速となるように構成さ
れている。２７は外槽３の底部に接続された排水ホース
で、排水口２８を前記本体１の側壁に取付けている。

上記構成における一槽式脱水洗濯機は一攪拌体のみを回
転させて洗浄する方式に比して布いたみは少ないが攪拌
体軸と洗濯兼脱水槽軸の２軸構成となり構造が複雑であ
り、また、撹拌体自身による回転運動がなく、常に洗濯
物との相対運動のみにより洗浄を行うため、洗浄性能が
従来の渦巻式洗濯機と比較して劣るという問題点があっ
た。

発明の目的 本発明は洗濯兼脱水槽と攪拌体を単一の軸に配置するこ
とにより一構造を簡素化するとともに洗濯兼脱水槽と攪
拌体との関係を配慮することにより洗浄性能の高い一槽
式脱水洗濯機を提供することを目的としている。

発明の構成 本発明の一槽式脱水洗濯機は、洗濯兼脱水槽と。

攪拌体と、この洗濯兼脱水槽および攪拌体を回転きせる
正逆転可能なモータと、このモータにより減速機を介し
て駆動されるとともに前記攪拌体を固定しさらに前記洗
濯兼脱水槽を一方向クラッチを介して連結した単一の軸
とからなり、前記洗濯兼脱水槽は前記攪拌体の一方向回
転に対しては、前記軸に固定されて同方向に同速度で回
転し、かつ逆方向回転に対しては前記軸に対して回転自
在となり自由に回転するようにしたものである。

実施例の説明 以下、添付図面に基づいて本発明の一実施例について説
明する。第２図、第３図において、従来例と同一のもの
には同じ付着を付して説明を省略している。

図において、２９は正逆転可能なモータ４９を含む駆動
機構部で詳細を第３図に示す。

図において、３０は中空部３６を有する軸で、例えばフ
ェル形ローラクラッチ等からなる一方向クラッチ３１を
介して洗濯兼脱水槽６を固定し、先端には攪拌体２０を
固定している。３２．３３（寸前記一方向クラッチ３１
の両端に設けられたオイルシールである。

３４．３４’は軸３ｏの上下端部に設けられた空気流入
用の小孔で一中空部３６を通って一エアートラップ部３
６からパイプ３７により圧力スイッチ（図示せず）に導
かれており一洗濯兼脱水槽６内の水位を空気圧の変化と
して検出するようにしている。

前記軸３０の外側にはオイルシール３８とボールベアリ
ング３９．４０ｉ圧入し、外槽３底部と水密構造とする
とともに軸３０を支持している。

４１はモータ用ボールベアリ１ング、４２は減速機であ
シ、圧縮バネ４３により−モータ４９の回転子４４部を
下方に付勢している。４５はモータ４９の固定子−４６
は回転子４４との接触により制動を行うプレーキンニー
、４７．ａＢ（ｔ”ｉモータ駆動部のフレームである。

上記構成において動作を説明すると−モータ４９に通電
すると磁気吸引力により回転子４４は固定子４５側に吸
引され回転する。いま、正方向回転（脱水時の回転方向
）に回転させると−モータ４９の回転子４４の回転は一
減速機４２を介して減速され一軸３０に伝達される。こ
の時、一方向クラッチ３１により洗濯兼脱水槽６は軸３
ｏに固定され、攪拌体２ｏの回転方向と同一方向に同一
速度で回転し、洗濯物と洗濯水の慣性によって攪拌作用
を与える。次に逆方向回転（脱水時の回転方向と逆方向
）に回転させると、モータ４９の回転子４４の回転は、
減速機４２を介して減速され、軸３０に伝達される。こ
の時−一方面クラッチ３：により洗濯兼脱水槽６は軸３
ｏに対して自由に回転するように構成されているため、
攪拌翼２６と洗濯物の接触状態によって、攪拌体２０よ
シも遅れて回転するようになシ、正方向回転時における
布の水平移動に対して、逆方向回転時には布の垂直移動
が得られる。したがってモータ４９の正逆回転を繰り返
すことにより布の損傷を抑え、ノ 洗浄性能を高めることができる。

また、従来、無孔式洗濯兼脱水槽を使用した場合の難点
であった水位検知についても、軸３０が単一軸であるた
め、軸中を部に中空部３５を設は一攪拌体２０の中央上
部の空気溜め部の空気圧を、空気流入用の小孔３４によ
シーエアートラップ部３６からパイプ３７により圧力ス
イッチに導くことにより容易に検出することが可能とな
ってくる。

発明の効果 上記実施例からあきらかなように、本発明の一槽式脱水
洗濯機は、攪拌体と洗濯兼脱水槽の軸を単一の軸とした
ため、構成の簡略化がはかれる。

また洗濯兼脱水槽は一方面クラッチを介して軸の回転方
向によって、固定状態および回転自在の状態になる。す
なわち−正転時は、攪拌体と洗濯兼脱水槽を同方向に同
速度で回転させ、洗濯物全体を洗濯兼脱水槽により攪拌
する。この時、負荷は大きくなるため、必然的に回転速
度を低く抑えることができる。また、逆転時は、攪拌体
のみを回転させ、洗濯兼脱水槽は回転自在となシ、撹拌
体近傍の洗濯物を攪拌体により攪拌する。この時、負荷
は小さくなるため、攪拌体は正転時より高い回転数で回
転させることができる。このように−正転時には洗濯物
全体全外周部に広けながら、軽い攪拌を行い、逆転時に
は、攪拌体部分で比較的強い攪拌を行うと・とにより、
布の損傷を最小限に抑えながら洗浄性能を高めることが
出来、また−正逆回転で負荷状態を変えることによりモ
ータの温度上昇を低減できる。なお、固定状態の回転方
向を脱水回転方向にすることにより、脱水時においては
、洗濯兼脱水槽と攪拌体の回転速度差をなくすことによ
υ布の損傷を防止できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の一槽式脱水洗濯機を示す縦断面図、第２
図は本発明の一実施例を示す一槽式脱水洗濯機の縦断面
図、第３図は同一槽式脱水洗濯機の駆動機構部の詳細断
面図である。 １・・・・−・本体、６・・・・・・洗濯兼脱水槽、２
０・・・・・・攪拌体、２９・・・・・・駆動機構部、
３０・・・・・・軸、３１・・・・・・一方向クラッチ
−４９・・・・・・モータ。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 本体内に弾性支持された外槽と、この外槽内に回転自在
   に支持された洗濯兼脱水槽と、この洗濯兼脱水槽内に設
   けた攪拌体と、この洗濯兼脱水槽および攪拌体を回転さ
   せる正逆転可能なモータと、このモータにより減速機を
   介して駆動されるとともに前記攪拌体を固定しさらに前
   記洗濯兼脱水槽を一方向クラッチを介して連結した単一
   の軸とからなり、前記洗濯兼脱水槽は、前記攪拌体の一
   方向回転に対しては前記軸に固定されて同方向に同速度
   で回転し、かつ逆方向回転に対しては前記軸に対して回
   転自在となり自由に回転するようにした一槽式脱水洗濯
   機。