JPS62207076A - テレビモニタ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明はテレビモニタ装置、特にモニタ信号をビデオ変
調する受信回路部の改良に関するものである。

［従来の技術］ テレビ受信機は通常の場合放送電波の受信用に用いられ
るが、近年のごとく各種のビデオ源が多様化すると、テ
レビ受信機を単なる放送電波受信用としてのみでなくモ
ニタとして用いる場合が著しく増加している。

前記ビデオ源としては、例えばビデオテープレコーダ、
テレビカメラ、ケーブルテレビあるいはテレビゲーム機
などが知られており、これら多様化するビデオ源からの
モニタ信号を一般の家庭用テレビ受信機が取捨選択して
確実に受信作用を行わなければならない。

［発明が解決しようとする問題点］ 周知のごとく、テレビ受信機は、放送電波の受信を主と
するために、その入力部では高周波数の搬送波にて変調
された信号を扱い、このために、放送電波以外のモニタ
信号も一旦所定の搬送周波数にて変調したのちにテレビ
受信機のモニタ入力端子に供給される。

そして、前記放送電波による搬送波の周波数は各放送局
毎に異なる値に設定され、これが指定されたチャンネル
にて区分けされている。

従って、従来においてはテレビ受信機をモニタ装置とし
て用いる場合、外部からのモニタ信号は通常の放送電波
では用いていない空きチャンネルを用いて受信すること
となり、この結果、モニタ信号は−Ｈビデオ変調回路に
おいて空きチャンネルである例えば地域により２チヤン
ネル又は１チ゛　　ヤンネルの搬送周波数にて変調され
ることとなる。

しかしながら、このような従来装置においては、外部か
ら供給されるモニタ信号は定められた空きチャンネルに
て受信されるのみであり、この結果、テレビ受信機を通
常の放送波受信からモニタ受信に切替えるためにはテレ
ビのチャンネルを設定されたモニタ用チャンネに切替る
必要があった。

従って、従来装置においては、このチャンネル切替が面
倒であり、その切替の都度画面には不快な雑音映像が生
じ、その取扱いが不便であるという欠点があった。

また、モニタ装置は近年において、家庭用あるいは業務
用のセキュリティシステムに組込まれ、玄関の来訪者を
テレビカメラにて搬像し、これを来訪の都度テレビ画面
に写すシステムが実用化されており、このような場合、
前記来訪者がある都度使用者はテレビのチャンネルをモ
ニタ用に切替えるという手間を必要としていた。

本発明は上記従来の課題に鑑みなされたものであり、そ
の目的は、テレビ受信機をモニタ装置として用いる場合
、チャンネル切替を必要とすることなく、自動的に外部
から供給されるモニタ信号をテレビ受信機に映し出させ
る改良されたテレビモニタ装置を提供することにある。

Ｌ問題点を解決するための手段］ 上記目的を達成するために、本発明は、テレビ受信機を
通常の放送波受信あるいは非受信状態からモニタ受信に
切替えるとき、現在選択されているチャンネルを検出し
、このチャンネルに対応する搬送周波数にて外部から供
給されるモニタ信号を変調し、これによって、いかなる
チャンネルが選択されている場合においても、何らチャ
ンネル切替を必要とすることなくテレビ受信機をモニタ
用に用いることを可能とする。

［作用］ 従って、本発明によれば、使用者はテレビ受信機に対し
て任意に所望のビデオ源を切替えるのみでチャンネルに
拘りなく外部のモニタ信号を現在のテレビ受信機にてそ
のまま受信することが可能となり、従来の煩しいあるい
は不快なチャンネル切替時の煩しさを除去することがで
きる。

［実施例］ 以下、図面に基づいて本発明の好適な実施例を説明する
。

第１図において、テレビ受信機はその一部がテレビ受信
回路１０として示されている。

このテレビ受信１１１０は全体の回路の高周波部を主と
して示しており、図においてフィルタ１２、高周波増幅
器１４、復調回路１６、ＩＦフィルタ１８を含み、また
前記復調回路１６へは局部発振器２０から局部発振周波
数の信号が供給され、この局部発振器２０の周波数はチ
ャンネル設定器２２によって決定されている。

前記テレビ受信回路１０へは通常の場合アンテナ２４か
らの放送電波が入力されるが、実施例において、テレビ
受信回路１０の入力部にはアンテナ切替スイッチ２６が
設けられており、前記アンテナ２４からの放送電波信号
は入力端子２６ａに、また復述する外部ビデオ源からの
モニタ入力はモニタ入力端子２６ｂに供給される。

アンテナ２４から端子２６ａを通って入力された放送電
波は各放送局毎に定められている搬送周波数ｆｏを有し
、テレビ受信回路１０のフィルタ１２、高周波増幅器１
４を通った受信信号（ｆＯ）は復調回路１６において局
部発振器２０の出力にて中間周波数ｆＨの信号に復調さ
れる。そして、この中間周波数ｆＨを有する復調信号は
Ｉ「フィルタ１８を介して映像及び音声処理回路に供給
される。

前記復調回路１６に供給される局部発振周波数は使用者
が設定するチャンネルにてその周波数が設定されており
、チャンネル設定器２２にて局部発振器２０は現在受信
している搬送周波数ｆＯと一定値である中間周波数ｆＨ
とから定まる局部発振周波数ｆＬを出力する。

従って、周知のごとく、前記テレビ受信回路１０は現在
設定されている搬送周波数ｆＯにて入力信号の処理を行
っていることが理解される。

本発明において、外部ビデオ源３０は例えばセキュリテ
ィシステムのテレビカメラ３２、ビデオテープレコーダ
３４あるいはテレビゲーム３６などを組合せであるいは
単独で有しており、実施例においては、セキュリティ用
テレビカメラ３２から映像信号及び音声信号が取出され
ている。

また、本実施例において、外部ビデオ源３０はその映像
信号が出力されると、映像検出回路３７によって、この
モニタ信号の出力に応じてテレビ受信回路１０をモニタ
用に切替えるために映像検出回路３７が前記アンテナ切
替スイッチ２６に切替スイッチ信号を出力し、自動的に
スイッチ２６を通常の入力端子２６ａからモニタ入力端
子２６ｂに切替える。

従って、外部ビデオ源３０が作動すると、もはやテレビ
受信回路１０へは放送電波が供給されることなく、モニ
タ入力端子２６ｂからの信号がテレビ画面に映し出され
ることとなる。

本発明において特徴的なことは、前記外部ビデオ源３０
からの映像信号及び音声信号が現在テレビ受信機に設定
されているチャンネルにて定まる搬送周波数にて変調さ
れることであり、このために、実施例において、装置は
ビデオ変調回路３８及び搬送周波数選択回路４０を含む
。

従って、本発明によれば、前記ビデオ変調回路は、搬送
周波数選択回路４０によって定まった搬送周波数にて外
部ビデオ源３０から供給されるモニタ信号を変調してモ
ニタ入力端子２６ｂに供給することができる。

前記搬送周波数選択回路４０は図から明らかなごとく、
周波数変換回路４２．ＩＦ発撮器４４そしてフィルタ４
６を含み、周波数変換回路４２には前記テレビ受信回路
１０の局部発振器２０から出力される局部発振周波数ｆ
Ｌが供給されており、この結果、搬送周波数選択回路４
０からはビデオ変調回路３８に現在テレビ受信機に設定
されているチャンネルに対応した搬送周波数ｆＯが出力
されることとなる。

実施例において、周波数変換回路４２には局部発振器２
０の出力である局部発振周波数ｆＬが供給されるため、
実施例の搬送周波数選択回路４０はＩＦ発振器４４をそ
れ自体有しており、その出力周波数である中間周波数ｆ
Ｈと前記局部発振周波数「Ｌとを演算してビデオ変調回
路３８に搬送周波数ｆＯを出力している。

第２図には前述したビデオ変調回路３８の好適な実施例
が示されており、ビデオ変調回路３８は混合器４８と変
調器５０とを含む。

変調器５０は４．５ＨＩＩＺの変調作用を行い、外部ビ
デオ源３０から入力される音声信号の変調に用いられる
。

前記変調出力と映像信号とは混合器４８において前記搬
送周波数選択回路４０の出力である搬送周波数ｆＯにて
変調され、その出力がモニタ入力端子２６ｂからテレビ
受信回路１０へ供給される。

本発明の実施例は以上の説明から成り、以下にその作用
を説明する。

外部ビデオ源３０が用いられていない場合、映像検出回
路３７は切替スッチ信号を出力しないために、アンテナ
切替スイッチ２６は第１図で示されるごとく放送電波入
力端子２６ａ側に切替えられており、テレビ受信回路１
０はアンテナ２４から供給される放送電波の受信あるい
は電源オフ状態にある。

従って、放送電波のうちチャンネル設定器２２で選択さ
れた搬送周波数ｆＯの放送電波がテレビ受信回路１０に
て処理されていることが理解される。

次に、外部ビデオ源３０、例えばセキュリティシステム
のテレビカメラ３２その他のビデオ源３０が作動すると
、ビデオ源３０からの映像出力によって映像検出回路３
７は前記アンテナ切替えスイッチ２６をモニタ入力端子
２６ｔ）側に自動的に切替える。

従って、テレビ受信回路１０は通常の放送電波の受信か
らモニタ入力に自動的に切替えられることが理解される
。

そして、このとき、ビデオ源３０からのモニタ入力信号
はビデオ変調回路３８によって変調され、このときの搬
送周波数が前記テレビ受信回路１０にて選択されている
チャンネルと対応する周波数ｆＯに決定される。

本発明において、前記ビデオ変調回路３８の搬送周波数
をテレビ受信機のチャンネルに対応させている結果、モ
ニタ入力端子２６ｂからテレビ受信回路１０に入力され
る信号の搬送周波数はそれ以前の放送電波の搬送周波数
と同一であり、この結果、テレビ受信回路１０はそれま
で使用していたチャンネルを何ら切替えることなくその
まま外部モニタ信号を受は入れることが可能となる。

前記搬送周波数ｆＯの決定は搬送周波数選択回路４０に
て行われており、実施例において、選択回路４０は一定
の中間周波数ｆＨを出力するＩＦ発振器４４と前記テレ
ビ受信回路１０の局部発振器２０からの局部発振周波数
ｆＯとに基づいて搬送周波数ｆＯを決定し、この結果、
搬送周波数選択回路４０はテレビ受信回路１０のチャン
ネルに応じて搬送周波数ｆＯを選択することができる。

従って、本発明によれば、テレビ受信回路１０のチャン
ネルがいかなるチャンネルであっても、この予め設定さ
れているチャンネルに応じてビデオ変調回路３８が所望
の変調作用を行い、何らチャンネル切替を行うことなく
放送電波とモニタ信号との切替を可能とする。

［発明の効果］ 以上のごとく、本発明によれば、テレビチャンネルが任
意の位置であっても、ビデオ変調回路がモニタ信号をこ
の設定されているチャンネルに合せて変調作用を行うの
で、チャンネルの切替えを全く必要とすることなく放送
電波とモニタ信号との切替えを行い、従来のごとく空き
チャンネルを利用する結果生じる切替え時の煩しさを除
去することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るテレビモニタ装置の好適な実施例
を示す要部ブロック回路図、 第２図は第１図におけるビデオ変調回路の好適な実施例
を示す回路図である。 １０　・・・　テレビ受信回路 ２６　・・・　アンテナ切替スイッチ ３０　・・・　外部ビデオ源 ３８　・・・　ビデオ変調回路 ４０　・・・　搬送周波数選択回路 ｆＯ・・・　搬送周波数。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）放送電波の入力端子とモニタ入力端子とを切替え
   可能なテレビモニタ装置において、モニタ信号を変調し
   てモニタ入力端子に供給するビデオ変調回路と、テレビ
   受信機にて設定されているチャンネルに対応する搬送周
   波数の搬送波を前記ビデオ変調回路の変調信号として出
   力する搬送周波数選択回路と、を含み、モニタ信号をテ
   レビ受信機の現チャンネルのままで受信できることを特
   徴とするテレビモニタ装置。