JPS6220420Y2 - - Google Patents

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JPS6220420Y2
JPS6220420Y2 JP1985138842U JP13884285U JPS6220420Y2 JP S6220420 Y2 JPS6220420 Y2 JP S6220420Y2 JP 1985138842 U JP1985138842 U JP 1985138842U JP 13884285 U JP13884285 U JP 13884285U JP S6220420 Y2 JPS6220420 Y2 JP S6220420Y2
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plates
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engaging
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JP1985138842U
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JPS6155029U (ja
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  • Package Frames And Binding Bands (AREA)
  • Sheet Holders (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、帯結びをする際に用いることによつ
て美麗な帯姿を簡単に現出できる整帯具用基盤に
関するものである。より詳しくは、本考案に係る
整帯具用基盤は、全体がプラスチツクス製であつ
て、しかも基盤の中央に設けられた帯挿通孔と基
盤外側の空間部とを連結する帯導入口を備えたも
のである。
〔従来の技術とその問題点〕 従来から知られているこの種の整帯具用基盤の
多くは、基盤を厚紙をもつて構成し、これを化粧
布で被覆したものである。基盤全体をプラスチツ
クス製としたものは殆どなく、僅かに実公昭56−
6425号公報に開示されているに過ぎない。従来、
基盤全体をプラスチツクス製とした整帯具用基盤
が文献に殆ど記載されていず、また市販されるに
至つていないのは、基盤全体をプラスチツクス製
とした場合、帯導入口を如何にするかという点が
未解決であつたからである。
つまり、整帯具用基盤の使用に際しては、半幅
に折つた帯の胴巻部を基盤の中央に形成された帯
挿通孔に挿通しなければならない。このとき、帯
導入口がないと、長尺の胴巻部を帯挿通孔に挿通
し終わるのに時間を要するだけでなく、胴巻部の
両側が帯挿通孔の内周面に擦れて帯が損傷する虞
があるという問題点がある。化粧布で被覆された
厚紙からなる前記した整帯具用基盤においては、
その問題点の解決は容易である。即ち、基盤の一
部を分断して帯導入口を形成し、この分断された
基盤をホツク止め可能とする開閉手段によつて帯
導入口を開閉自在に連結するようにすればよい。
このようにすることによつて、帯導入口から帯の
胴巻部の挿入が可能となり、前記問題点を解決す
ることができる。もつとも、この場合、基盤の分
断作業、連結手段の製作作業、連結手段の基盤へ
の取りつけ作業等が増え、製作上の手間を要する
という別の問題点が生じる。また、各部品(基
盤、帯導入口の開閉手段)毎の製造・保管管理が
必要であるという問題点もある。
ところで、基盤全体をプラスチツクス製とした
場合には、前記した方法によつては問題点を解決
することができない。何故なら、全体をプラスチ
ツクス製とした基盤の一部を分断することによつ
て形成した帯導入口を、ホツク止め可能な開閉手
段で連結することは、その材質上の問題からでき
ないからである。
〔問題点を解決する手段〕
本考案者は、上述の諸点に鑑み種々研究した結
果、帯導入口の開閉手段を基盤と一体的に成型加
工することによつて、前記従来品の欠点を解決し
得ることを見い出し、かかる知見に基づき本考案
を完成するに至つたのである。
即ち、本考案に係るプラスチツクス製整帯具用
基盤は、中央に帯挿通孔1を有し、基盤の左右の
側板2,3が上下に分断されて上側板2a,3a
と下側板2b,3bとが構成された整帯具用基盤
において: 上側板2a,3aの下端部にその1/2厚さの係
合板6a,7aが一面において面一となるよう延
設されると共に、その係合板6a,7aの中央に
長孔からなる係合雌部4a,5aが設けられ、他
方下側板2b,3bの上端部にその1/2厚さの係
合板6b,7bが一面において面一となるように
延設されると共に、その係合板6b,7bの中央
に前記係合雌部4a,5aに係合可能な断面T型
の突出部からなる係合雄部4b,5bが設けら
れ、その突出部の頭部は前記長孔より長尺細巾で
あることを特徴とするものである。
本考案に係る整帯具用基盤はポリプロピレン、
ナイロン、ABS、ポリカーボネート等のプラス
チツクスにより構成される。
本考案に係るプラスチツクス製整帯具用基盤に
おいて、係合雌部4a,5aと係合雄部4b,5
bとの係合は、係合雌部4a,5aを構成する長
孔に、該長孔より長尺の係合雄部4b,5bを構
成する突出部の頭部が係合しているので、係合板
6a,7a及び係合板6b,7bに相反する力
X,Yが加わつても、その係合が自然に外れる虞
れはない(第3図参照)、 帯導入口を形成するに際しては、右側板3にお
いて、第5図に示すように係合板7aを右へ移動
させた後、係合板7aの右側を持ち上げればよ
い。プラスチツクスの弾性によつて、係合雌部5
aと係合雄部5bとの係合が外され、帯導入口が
形成される。図中、8はこの作業を補助する為の
指掛部を示す。また、帯導入口から帯の胴巻部を
挿入した後、この帯導入口を閉じるには、係合板
7aを押し下げるだけでよい。プラスチツクスの
弾性を利用することによつて、係合雌部5aと係
合雄部5bとを簡単に係合させることができる。
なお、他方の側板である左側板2においては、係
合雌部4aと係合雄部4bとの係合は外される必
要はない。図中、9は突起、10は孔を示し、こ
れらは係合雌部4aと係合雄部4bとの係合が外
れることを防止する役をなすものである。
尚、図中11は腰当、12は紐挿通孔、13は
金型製造上のカツト孔を示す。
〔考案の効果〕
本考案は以上の構成よりなるから次のような効
果がある。本考案に係る整帯具用基盤は、全体が
プラスチツクス製であつて、しかも基盤の中央に
設けられた帯挿通孔と基盤外側の空間部とを連結
する帯導入口を備えたものである。また、本考案
に係る整帯具用基盤は、帯導入口の開閉手段と基
盤とを一体的に成型することができるから、化粧
布で被覆された厚紙からなる従来の整帯具用基盤
に比し、製作手間を格段に少なくすることができ
ると共に、各部品毎の製造・管理が不要である。
このように種々の効果を有する本考案は産業上の
利用価値の高いものである。
【図面の簡単な説明】
図面はいずれも本考案の一実施例を示すもので
あり、第1図は正面斜視図、第2図は背面斜視
図、第3図は第1図の要部拡大図、第4図は第3
図の分離図、第5図はA−A′断面拡大図、第6
図はB−B′断面拡大図を示す。 図中、1……帯挿通孔、2,3……側板、2
a,3a……上側板、2b,3b……下側板、4
a,5a……係合雌部、4b,5b……係合雄
部、6a,7a……係合板、6b,7b……係合
板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 中央に帯挿通孔1を有し、基盤の左右の側板
    2,3が上下に分断されて上側板2a,3aと下
    側板2b,3bとが構成された整帯具用基盤にお
    いて: 上側板2a,3aの下端部にその1/2厚さの係
    合板6a,7aが一面において面一となるよう延
    設されると共に、その係合板6a,7aの中央に
    長孔からなる係合雌部4a,5aが設けられ、他
    方下側板2b,3bの上端部にその1/2厚さの係
    合板6b,7bが一面において面一となるように
    延設されると共に、その係合板6b,7bの中央
    に前記係合雌部4a,5aに係合可能な断面T型
    の突出部からなる係合雄部4b,5bが設けら
    れ、その突出部の頭部は前記長孔より長尺細巾で
    あることを特徴とするプラスチツクス製整帯具用
    基盤。
JP1985138842U 1985-09-10 1985-09-10 Expired JPS6220420Y2 (ja)

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JP1985138842U JPS6220420Y2 (ja) 1985-09-10 1985-09-10

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JP1985138842U JPS6220420Y2 (ja) 1985-09-10 1985-09-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6155029U JPS6155029U (ja) 1986-04-14
JPS6220420Y2 true JPS6220420Y2 (ja) 1987-05-25

Family

ID=30697238

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JP1985138842U Expired JPS6220420Y2 (ja) 1985-09-10 1985-09-10

Country Status (1)

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JP (1) JPS6220420Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5153779U (ja) * 1974-10-22 1976-04-24
JPS566425U (ja) * 1979-06-28 1981-01-20

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5153779U (ja) * 1974-10-22 1976-04-24
JPS566425U (ja) * 1979-06-28 1981-01-20

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6155029U (ja) 1986-04-14

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