JPS62202090A - 罐体の防食装置 - Google Patents

罐体の防食装置

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JPS62202090A
JPS62202090A JP61045850A JP4585086A JPS62202090A JP S62202090 A JPS62202090 A JP S62202090A JP 61045850 A JP61045850 A JP 61045850A JP 4585086 A JP4585086 A JP 4585086A JP S62202090 A JPS62202090 A JP S62202090A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
corrosion
rod
section
current
corrosion protection
Prior art date
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Pending
Application number
JP61045850A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhisa Ariyoshi
和久 有吉
Nobutoshi Kirihara
桐原 伸年
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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  • Prevention Of Electric Corrosion (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は罐体の防食装置に関し、犠牲陽極となる防食棒
の消耗状態を外部から識別できる防食装置に関する。
(従来の技術) 従来、貯湯式電気温水器等に利用される罐体の防食装置
の1つとして、異種金属間の電池作用を利用した流電陽
極方式が知られている。
流電陽極方式は、犠牲陽極となる防食棒と金属製罐体と
の異種金属間の電池作用を利用するものである。
しかし、この流電陽極方式では、経年変化にともなって
罐体内の被覆部材が溶出したり剥離したりして陰極部の
露出部が拡大するとか、罐体内における水質のイオン、
PH1水の温度等により水の導電率が変わるとかにより
、防食棒の電池作用による発生電流が必ずしも一定では
なく変動するものであるから、罐体の防食棒は使用状態
によって消耗の度合が一定しないものである。そのため
、防食棒の消耗が進んで防食効果がなくなっても外部か
ら分からずそのまま放置され、罐体の防食は進行して腐
食し破損事故を生じることになる。
そこで、防食棒が所定量以上に消耗したことを検知する
ことができる罐体の防食装置として、例えば実開昭59
−24762号公報記載のように、罐体内に犠牲陽極と
なる防食棒が臨まされ、その一端が非開口とされる空洞
が防食棒の軸方向に沿って形成されており、この空洞に
は、防食棒の消耗により罐体の液体が流入したことを検
知する検知電極が設けられている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記罐体の防食装置は、防食棒に空洞を
形成しなければならず、その加工が複雑となりコスト高
である。また防食棒は、陰極となる罐体の状況によって
は、防食棒の消耗が局部的に進行することがあり、必ず
しも防食棒の外周面から均一に消耗しないものであるか
ら、空洞が形成された防食棒では、その寿命が十分であ
るのに局部的に消耗した部分からピンホールを生じ、そ
こから罐体の水等が空洞に流入して取替警報が作動し、
早まった交換指令が出されてしまう、さらに空洞部分が
あると、局部消耗が生じた場合にその部分の機械的強度
が低下するので、防食棒は局部消耗部分からクラックな
ど割れが生じて脱落し、使用可能な防食棒が無駄となっ
てしまうという欠点がある。
本発明の目的は、畝上の従来の罐体の防食装置において
使用される犠牲陽極となる防食棒に空洞部を形成するこ
となく防食棒の消耗進行度合を検知するようにした罐体
の防食装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、罐体壁に設けた開口部内に挿通された犠牲陽
極となる防食棒と、該防食棒を罐体の開口部と電気的に
絶縁する絶縁体と、該防食棒と罐体壁とを配線する配線
部と、該配線部に設けられ、防食棒と罐体壁との間に流
れる電流を検出する検出部と、前記防食棒が使用限界に
なった時に流れる電流値相当量を記憶する記憶部と、該
記憶部の内容と前記検出部での検出電流とを比較判別す
る比較判別部と、該比較判別部の比較結果を外部表示す
る表示部とを備えたものである。
(作用) 防食電流は、配線部に於ける検出部を流れることにより
検出される。この検出電流値と記憶部に予め記憶されて
いる電流値とが比較判別部によって比較され、検出され
た電流値が記憶部に予め記憶されている値よりも小さく
なった時に表示部によって外部表示され、防食棒の使用
限界が知らされる。
(実施例) 以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する
第1図は、本発明に係る罐体の防食装置を制御系ととも
に示す概略図である。
金属製の罐体1は水又は湯等を貯溜しておくもので、内
壁面1aには防食効果を高めるためにエポキシ樹脂の塗
装又は琺瑯焼付は若しくはガラスのライニング加工が施
されている。この罐体1は例えば電気温水器の貯湯槽と
して使用される他に太陽熱温水器の貯湯槽、ガス又は石
油のボイラー罐体等に使用されるもので、図面に示すよ
うに下部1bに給水管2が連通され、上部に給湯管3が
連通されている。電気ヒータ4は前記給水管2の上方に
設けられ、前記給水管2から給水された水を任意に設定
される温度まで加熱し上昇させる。
罐体1の外壁面には温度センサ5が設けられ、この温度
センサ5による温度測定は、罐体1内の温度分布によっ
て生じる測定誤差を低減するために複数個所(本例では
2個所)でなされている。これらの温度センサ5の出力
はマイクロコンピュータによって構成される制御装置6
に取り込まれている。
防食棒7は、罐体壁8の上部に穿設された開口部9を挿
通して、罐体1内に臨むように挿入された犠牲陽極とな
るマグネシュウム合金等の棒体で、頭部7aと本体部7
bとからなり、第2図に示すように本体部7bの基端部
外周にねじ部10が形成されている。
絶縁体11は、合成樹脂等からなるナツト状のもので、
フランジ部11a及び螺入部11bによって構成され、
前記フランジ部11a及び螺入部11bにわたる中空部
内周にねじ部11Cが形成されたものである。前記螺入
部11bの外周にもねじ部11dが形成されている。
上記構成からなる防食棒7及び絶縁体11は、ねじ部1
3aが形成された取付金具13を介して前記開口部9に
取着されている。すなわち、この取付金具13、ねじ部
13aに前記絶縁体11に形成されたねじ部lidが螺
入されてフランジ部11aのフランジ面lieが前記開
口部9の周縁に衝合し、さらに前記防食棒7に形成され
たねじ部10が絶縁体11のねじ部11cに螺入されて
固定されている。このような部材によって取付けられた
防食棒7は開口部9を完全に封止している。
防食棒7と前記罐体1との間には防食電流検知用の抵抗
Rを介して配線部14が形成されている。
抵抗Rは防食効果に影響しない程度の低抵抗になされ、
例えば1〜6Ω程度に決められる。この抵抗Rの両端か
ら検知された防食電流に対応する電圧は増幅器15を介
して増幅されて、前記制御装置6に入力されている。
前記制御装置6は上述したように、温度センサ5の情報
を得て、電気ヒータ4の自動制御をする一方で、増幅器
15から得られた情報をもとに防食棒7の消耗状態を検
知し表示部16に表示するものである。制御装置6はc
pu等を含む主制御部6aと防食棒7の消耗状態を検出
する防食棒消耗検出部6cを備え、防食棒消耗検出部6
Cは予めROM6dに記憶されている防食棒7が使用限
界になったときの防食電流相当量(第2限界値■2)と
前記増幅器15からの出力電圧を比較判別して防食棒の
使用限界を検出する。
防食棒消耗検出部6Cは主制御部6aから送られる有効
取込温度範囲T(第3図参照)内の所定温度T4の時に
増幅器15からの出力電圧を取り込み、前記第2限界値
I2とを比較し、取り込んだ信号がこの第2限界値■2
よりも小さい時に防食棒7の使用限界を知らせるもので
ある。前記有効取込温度範囲Tは、低温域より高温域の
方が防食電流値は大きく検出できるので好ましく普通は
水が加温された状態の30〜85℃である。又所定温度
T4の時に増幅器15から出力電圧を取り込むのは、防
食電流値が主として水温によって値が異なる特性であっ
て、水温の異なる時に取り込んだ防食電流値は、防食棒
7の消耗状態を正確に反映していないためである。すな
わち第3図に示すように罐体1内の水温に応じて防食電
流が略直線的に増加するために測定基準をそろえて正確
に防食棒7の消耗状態を検知するために必要な条件であ
る。又、前記所定温度T4の検出は電気温水器の場合、
電気ヒータ4が通電状態でないOFFの時が望ましく、
この場合正確な防食電流値が得られる。
なお、本例では前記増幅器15の出力電圧によって空焚
き状態をも検知するようになされており、このために空
焚きネ★出部6bが設けられている。
空焚き検出部6bは予め決められた一定時間周期で前記
増幅器15の信号を取り込み、予めROM6dに記憶さ
れている空焚き状態になった時の防食電流相当ff1(
第1限界値r、)と比較し、取り込んだ信号がこの第1
限界値11よりも小さい時に罐体1内に水がないことを
知らせるものである。
前記第1限界値■1は主として実験によって決定され、
罐体1内に水がある時の最小値に設定され、第2限界値
I2も主として実験で決定され、罐体l内に水が存栓し
、防食棒7が使用限界になった時の値に設定している。
第3図及び第4図は、第1限界値■、及び第2限界値I
2の設定例を示しているグラフである。
しかして、第4図に示す時間1.時に水洩れが発生する
と、防食電流は急激な勾配で下降し極めて小さな電流値
になるので、この電流値が前記第1限界値■1以下にな
ると表示部16から警報が出力される。一方、防食棒7
が消耗するにつれて第3図に示すように、前記一定条件
のもとで測定された防食電流値は経時とともに直線17
a;=17b−17cに変わり、測定値が所定温度T4
の前記第2限界値1.に達すると表示部16において防
食棒交換指令が出力され、さらに防食棒7の消耗がすす
むと直′4IAI 7 dになり、所定温度T4の第3
限界値I、になると警報が出力される。
なお、前記第1限界値■1は、通常罐体l内に液体が存
在する時に比べて極めて小さい値であるが、低温の液体
が存在する等の時に流れる防食電流値がこの第1限界値
I、に近い場合には、増幅器15の出力情報の他に温度
センサ5が得られる温度の情報を勘案すれば識別するこ
とが可能である。
(発明の効果) 以上述べたように、本発明によれば、防食捧の使用限界
を直ちに表示することができるので、常に防食効果を維
持することができ、防食棒の保守交換サービスの無駄を
除くことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る罐体の防食装置の実施例を示すブ
ロック図、第2図は防食棒の取付は状態を拡大して示す
部分拡大図、第3図は罐体内の水温と防食電流の関係を
示すグラフ、第4図は水洩れが発生した場合の防食電流
の変化を示すグラフである。 符号の説明 1・・・罐体      6・・・制御装置7・・・防
食棒    11・・・絶縁体14・・・配線部   
 16・・・表示部特許出願人 積水化学工業株式会社 代表者  廣1) 馨 言7図 @2図 Ta3f;J 水 jA     /C’ノ WIi4囚

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)罐体壁に設けた開口部内に挿通された犠牲陽極とな
    る防食棒と、 該防食棒を罐体の開口部と電気的に絶縁する絶縁体と、 該防食棒と罐体壁とを配線する配線部と、 該配線部に設けられ、防食棒と罐体壁との間に流れる電
    流を検出する検出部と、 前記防食棒が使用限界になった時に流れる電流値相当量
    を記憶する記憶部と、 該記憶部の内容と前記検出部での検出電流とを比較判別
    する比較判別部と、 該比較判別部の比較結果を外部表示する表示部とを備え
    たことを特徴とする罐体の防食装置。 2)前記記憶部には、罐体が空状態の時に流れる電流値
    相当量が記憶され、この値と検出電流値とが比較され、
    空焚き状態が検知される空焚き検出部が設けられた特許
    請求の範囲第1項記載の罐体の防食装置。 3)前記検出電流は、一定の条件のもとで検出される特
    許請求の範囲第1項記載の罐体の防食装置。 4)前記一定の条件は罐体内の液温が予め決められた温
    度に達した時である特許請求の範囲第3項記載の罐体の
    防食装置。
JP61045850A 1986-03-03 1986-03-03 罐体の防食装置 Pending JPS62202090A (ja)

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JP61045850A JPS62202090A (ja) 1986-03-03 1986-03-03 罐体の防食装置

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JPS62202090A true JPS62202090A (ja) 1987-09-05

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1431420A1 (en) * 2002-12-19 2004-06-23 A.Georgios Tsagadas Sensor that detects the deterioration of sacrificial Anodes used for protection against erosion.

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1431420A1 (en) * 2002-12-19 2004-06-23 A.Georgios Tsagadas Sensor that detects the deterioration of sacrificial Anodes used for protection against erosion.

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