JPS62201843A - 1,3−ジ置換シクロブタン化合物 - Google Patents

1,3−ジ置換シクロブタン化合物

Info

Publication number
JPS62201843A
JPS62201843A JP4189886A JP4189886A JPS62201843A JP S62201843 A JPS62201843 A JP S62201843A JP 4189886 A JP4189886 A JP 4189886A JP 4189886 A JP4189886 A JP 4189886A JP S62201843 A JPS62201843 A JP S62201843A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
compound
acid
liquid crystal
cis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4189886A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Yoshida
正広 吉田
Tsunenori Fujii
藤井 恒宣
Kenji Suzuki
賢治 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanto Chemical Co Inc
Original Assignee
Kanto Chemical Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanto Chemical Co Inc filed Critical Kanto Chemical Co Inc
Priority to JP4189886A priority Critical patent/JPS62201843A/ja
Publication of JPS62201843A publication Critical patent/JPS62201843A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Liquid Crystal Substances (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、新規化合物である1、3−ジ置換シクロブタ
ン誘導体に関する。さらに詳しくは、シクロブタン環の
3−位に炭素数1〜8のいずれかのアルキル基を有する
シクロブタンカルボン酸とそのエステル誘導体に関する
現在、液晶化合物の化学構造の基本骨格を形成する環と
しては、ベンゼン環、シクロヘキサン環、ビシクロオク
タン環、ジオキサン環、ピリミシン環、キューノ2ン環
などが知られているがこれまでに、シクロブタン環を分
子内に有する化合物は見当らない。
従来、液晶相の形成には、分子の幾何学的形状が棒状あ
るいは平板状であること、分子の平行配列を保持させる
ために適当な大きさの分子間力を与えるグループをその
分子内に持つことなどが関与しておシ、言い換えれば、
分子の直線性、剛直性、極性などが関与すると経験的に
言われており、シクロブタン環の場合には、それ自身の
歪みや平面性の欠如による液晶性の低下が予測されてい
るものと理解される。
本発明者らは、シクロブタン環の特性が室温液晶として
発現できるか否かについて、鋭意研究した結果、一般式 %式% (式中、Rは炭素原子数1〜8のアルキル基でで表わさ
れる種々の新規化合物、すなわち、3−アルキルシクロ
ブタンカルボン酸のエステル誘導体が単品でも室温域を
含んで広い液晶温度範囲を有する物質であることを見い
出した。上記一般式において、X=Hのカルボン酸はそ
のエステル誘導体合成における重要な中間体として有用
なものである。
上記の1.3−:)置換シクロブタン誘導体には、2つ
の幾何異性体、すなわち、cis体とtrans体が存
在する。一般には、cis体は液晶分子の折れ曲りに寄
与し、液晶相を発現させないと言われているが、本発明
における上記のエステル誘導体の018体は、tran
s体と同様、液晶相を有している。勿論、an体、tr
ans体混合物でも、液晶相を有している。
従来技術においては、シクロブタン環をその分子構造中
に含む液晶物質の例は存在しない。
また、単品で、室温域を含んで広い液晶温度範囲を有す
るという例はない。したがって、本発明に係る3−アル
キルシクロブタンカルボン酸エステルは液晶表示材料と
して極めて有用なものである。
以下、本発明に係る化合物の合成例を下記合成フローシ
ートに従い説明する。
なお、cis体およびtrans体の分離は通常、異性
体の分離に使用する方法、例えば、再結晶、カラムクロ
マト、あるいは分取りロマトなどの中から、最適な方法
を選択して行う。
Br5 R1−CH2(CH20H)2+++4 R”−CH2
(CH2Br )2二””””)”これを詳細に説明す
ると、2−アルキル−1,3−プロ・Qンジオールを用
い、これを三臭化リンなどを使用してブロム化すること
にょシ2−アルキルー1,3−ジブロムプロ/Qンに変
換する。
これにマロン酸ジエチルを作用させて3−アルキルシク
ロブタン−1,1−ジカルボン酸エチルとし、次にこの
ジエステルを加水分解し、ジカルボン酸とする。続いて
これを脱カルボキシル化することにより、3−アルキル
シクロブタンカルボン酸に変換する。さらに、この3−
アルキルシクロブタンカルボン酸を所望のR2−0H(
アルコールやフェノール誘導体)とのエステル化反応に
付することにより3−アルキルシクロブタンカルボン酸
エステルを得ることができる。これを分取りロマトグラ
フィーによp trans−3−アルキルシクロブタン
カルボン酸ニステルトcis−3−アルキルシクロブタ
ンカルボン酸エステルとに分けることができる。
以下、実施例により、本発明に係る化合物およびその合
成法をさらに詳細に説明する。
実施例13−プロピルシクロブタンカルホン酸の合成 (a)2−iロピル−1,3−uプロムプロノQンの合
成 2−プロピル−1,3−フロノξンジオール142、!
i’ (1,2モル)を、300 mll四ツスフラス
コニ仕込、攪拌下、50’C以下で、三臭化リン239
g(0,88モル)を滴下した。滴下後、70℃まで除
徐に昇温し、1時間反応させた。さらに100℃で5時
間反応させた後、冷却した。反応生成物を氷水11に圧
加した後、塩化メチレン50011を加えた。塩化メチ
レン層を数回水洗した後、In炭酸ナトリウム水溶液で
1回洗込再び水洗した。塩化メチレン層を分取し、無水
芒硝で乾燥してから塩化メチレンを留去した。得られた
残留物を減圧蒸留すると、無色透明液体が得られた。
収t : 200.9 (68,3%)  b、p、1
14〜118°C/33mmHg(bl  3−プロピ
ルシクロブタン−1,1−ジカルボン酸エチルの合成 無水エタノール300°mlに金属ナトリウム(スライ
スしたもの) 11.5.9 (0,5グラム原子)を
投入して得られた溶液に、攪拌下、市販のマロン酸ジエ
チル809(0,5モル)を、40〜50℃で滴下した
。さらに上記(a)で得られた2−プロピル−1,3−
ジブロムプロパン61.9 (0,25モル)を同温度
で滴下した。滴下後2時間この温度を保った後、約3.
50m1のエタノールを常圧下に留去した後、冷却した
。反応生成物を分液ロートに移し、水soo rntと
ベンゼン500.7Llを加えた。
ベンゼン層を飽和食塩水で、洗液が中性になるまで水洗
した。ベンゼン層を分取し、無水芒硝で乾燥してからベ
ンゼンを留去した。得られた残留物を減圧蒸留すると無
色透明液体が得られた。
収量:42J7(69,4%)  b、p、93〜96
’C10,7mmHg(c)3−プロピルシクロブタン
−1,1−:yカルボン酸の合成 上記/b)で得られた3−プロピルシクロブタン−1,
1−’)fjkボ/駿エチェチル41 li(0,17
モル)トエタノール200コを500r71/四ツロフ
ラスコに仕込み、攪拌下、50%苛性カリ水溶液76 
g(0,68モル)を注意深く、滴下した。滴下後、還
流温度で3時間反応してから冷却した。反応液をエバポ
レーターにより、濃縮し乾固した。
得られた固型物を最小限の水で溶解し、エーテル30(
1!を加えて、エーテル可溶物を除いた(2回行う)。
次いで水層に濃塩酸を徐々に加えて酸性とした後、再び
エーテル3001+IA!を加えて抽出した(3回行う
)。
エーテル層を合わせ、無水芒硝で乾燥した後、エーテル
を留去した。残留した固型物をイソプロピルエーテルか
ら再結晶すると3−プロピルシクロブタン−1,1−:
)カルボン酸が得られた。
収t : 23.7fi (75,0% )  m、p
、 155.0〜156.5°C(d)3−プロピルシ
クロブタンカルボン酸の合成 上記(c)で得られた3−プロピルシクロブタ/−1,
1−ジカルボン酸22.311 (0,12−F−ル)
を100M1四ツロフラスコに仕込み攪拌下、190’
C笠で、ゆっくりと昇温させた。この温度で3時間、脱
Co2反応を呵った。冷却後、このまま、減圧蒸留する
と無色透明の3−プロピルシクロブタンカルボン酸が得
られた。
収′I?l: 13.6g (80,0%)  b、p
、80〜82℃/ 0 、6 mmHg赤外腺吸収スペ
クトル(cm−” ) 3300〜2500.1690.1460.1420.
1330.1295゜1260、1240.1220.
1120.930マススペクトル(メチルエステルトシ
て)m/e (*) : 156(1)、 141(1
)、 125(13)、 101(12)。
97(10)、 96(16)、 88(33)、 8
7(100)。
82(17)、 74(15)、 70(20)、 6
7(20)。
55(81)、 42(46)、 41(42)元素分
析値(C@H1&02 ) 実測値(係)  c : 68.OH: 9.9計″搾
値(チ)  C: 67.57  H: 9.92実施
例2 3−−=ンチルシクロブタンカルボン酸の合成 実施例1の(a)において2−プロピル−1,3−プロ
ノQンジオールの代りに2−ペンチ#−1,3−プロパ
ンジオールを用い、以下、実施例1(a)〜(C)に準
拠して、同様の操作を行い、3  d/チルシクロブタ
ン−1,1−・ジカルボン酸x3,4た。この3−ペン
チルシクロブタン−1,1−ジカルボン酸25gを、t
oom/!四ツロフラスコに仕込み、攪拌下、190℃
までゆっくりと昇温させだ。この温度で、3時間脱co
2反応を行った。
冷却後、このまま、減圧蒸留すると、無色透明の3−ペ
ンチルシクロブタンカルボン酸が得られた。
収i : 17N (86,9%)b、p、106〜1
07°C10,5mmHg赤外線吸収スペクトル 3300〜2500.1700.1460.1420.
1330.1295゜1255、1220.1120.
930元素分析値(C’1OHIE+02 )実測値(
%)  Cニア0.6   H:10.6計算値(%)
  C: 70.54  H: 10.66マススペク
トル(メチルエステルトシて)mls (%) : 1
84(1)、 153(8)、 128(5)、 11
0(13)。
101(15)、 88(33)、 87(100)、
 69(27)。
55(42)、 41(44) なお、実#i例1(a)〜(C)に準じて行った各段階
(、j〜(e)の生成物の収率と物性値を示す。
体)  2−−<フチルー1,3−ジブロムプロ/ぐン
収率 64.5%  b、p、 136〜138°C/
21mmHg(b)3−、gンチルシクロブタン−1,
1−ジカルボン酸エチル 収率 56.7 %   b、p、 118〜122°
c10 、5 mmHg(c)3−Aンチルシクロゾタ
ンー1,1−ジカルボン酸 収率 64.1 ’ly   m、p、 113〜11
56C実施例33−へブチルシクロブタンカルボン酸の
合成 実施例1の(a)において、2−プロピル−1,3−プ
ロ、Qンジオールの代シに2−へジチル−1,3−プロ
・Qンジオフルを用い、以下、実施例1 (a)〜(C
)に準拠して、同様の操作を行い、3−へブチルシクロ
ブタン−1,1−ジカルボン酸31gを得た。この3−
へブチルシクロブタン−1,1−’、; 力/Iz;t
? 7 p309を、100.′nl四ツロ7ラスコに
仕込み、攪拌下、190’Cまでゆっくり昇温させた。
この温度で3時間脱CO2反応を行った。冷却後、この
まま減圧蒸留すると無色透明の3−へブチルシクロブタ
ンカルボン酸が得られた。
収Jt:20g(81,6%)  b、p、130〜1
33°C/ 0 、6mmHg赤外線吸収スはクトル 3300〜2500.1705.1460.1420.
1330.1290゜1250、1220.1120.
930元素分、折値(C’12H2202) 実測値(チ)  c : 72.8  H: 11.2
計算値(チ)  C: 72.68  H: 11.1
Bなお、実施例1(a)〜(C)に準じて行った各段階
(a)〜(C)の生成物の収率と物性値を示す。
(a)2−へブチル−1,3−:)ブロムゾロノQン収
率70.3%  b、p、155〜b(b)  3−へ
ブチルシクロブタン−1,1−ジカルボン酸エチル 収率62.7 %   b、p、 142〜146℃1
0.6mmHg(c)  3−ヘプチルシクロブタン−
1,1−9カルボ/酸 収率75.0%  m、p、 101〜103℃実施例
43−プロピルシクロブタンカルボン酸p−シアノビフ
ェニルの合成 実施例1で得た3−プロピルシクロブタンカルボンlI
22.84 、!7 (0,02モル)に塩化チオニル
5 mlを加えて湯浴上で2時間加温した。ついで、過
剰の塩化チオニルを減圧下に留去し、上記カルボン酸の
クロライドを生成させた。一方、p−シアノフェニルフ
ェノール5.91!(0,03モル)、ベンゼン4Q 
ml及びピリジy2mlを仕込んだ溶液に、上記の反応
で得た酸クロライrのベンゼン溶液(ベンゼンIQ v
lで溶かしたもの)を室温で滴下した。その後、室温で
2時間、還流塩!、((80〜85℃)で2時間熟成し
た後、冷却した。
反応生成物を水100 mlに注ぎ、ベンゼン層を水洗
しくlQQmA’x2回)、1%苛性ソーダ水溶液で洗
浄しく5Qz/XI回)、水洗(100mlxB回)を
順次行った後、無水芒硝で乾燥した。ベンゼンを留去し
て得られた残留物を減圧蒸留すると、3−プロピルシク
ロブタンカルボン酸p−シアノビフェニルが得られた。
収jfj(: 4.5 g (70,5’A ) m、
p、 (TON) 14℃、cJp (TNI )99
℃b−:9.220°C10,3mmHgこの異性体混
合物tよcie体約50係、trans体約50係であ
ったが、このものは20°Cにおいて粘度ηは219セ
ンチポイズ、誘電率異方性△εは+13.4 (ε11
=20.0、ε±=6.8)であった。これをセル厚9
μmのTNセルに封入した際のしきい電圧vthは1.
45V、飽和電圧Vsatは2.01 Vであった。
次いで上述のエステルを分取りロマトによりciB体と
tranθ体とに分離した。分取りロマト装置(クロマ
ト条件、カラム:500朋×20龍φ、固定相: OD
S15mesh、移動相:15チ含水メタノール、流量
IQ Irl / min )を用いて分離した前留分
を濃縮し、残留物を減圧蒸留すると(:is −3−プ
ロピルシクロブタンカルボ7Hp−シアノビフェニルが
得られた。
b−p、 220°C/ 0.3 mmHg   m、
p、 (T(jJ) 43°CCh)−(TNI) 6
1.9°C 赤外線吸収ス啄クトり(cm−” ) 3100〜2800.2200.1740.1600.
1/180.1450゜1370.1130,990,
830 ”H−NMRス滅クトり(ppm 、  CC14)0
.8〜2.7 (m、 ]、2H)、3.1 (un、
 I H,CHOO)7.1 (m、8H,Aroma
tic )さらに分離した後留分を同様に処理するとt
ranθ−3−プロピルシクロブタンカルボン酸p−シ
アノビフェニルが得られた。
b、p、 220℃/Q、3mmHg   m、pm 
(TCN) 34.5℃alp、 (TNI) 133
.2°C赤外;線吸収ス滅りトル 3100〜2800.2200.1740.1600.
1480.1380゜1340、1130.990.8
40.8301H−NMRス滅クトり 0.8〜2.7 (m、 12H)、3.2 (m、 
I H,CHCO)7.1 (m、 3 H,Arom
atic )実施例53−にンチルシクロブタンカルボ
ンHp−シアノビフェニルの合成 実施レリ2で得られた3−滅ンチルシクロブタンカルボ
ンCff 3.4.9 (0,02モル)に、塩化チオ
ニル5m/!を加えて湯浴上で2時間加温した。っいで
、過剰の塩化チオニルを減圧下に留去し、上記カルボン
酸のクロライドを得た。一方、p−シアノフェニルフェ
ノール5.9.9 (0,03モル)、ベンゼン、(□
 ml及びピリジン2mlを仕込んだ溶液に、上記の反
応で得たカルボン酸クロライドのベンゼン溶液(ベンゼ
ン10 mlで溶かしたもの)を室温で滴下した。その
後、室温で2時間、還流温度(80〜85°C)で2時
間熟成した後、冷却した。反応生成物を水100 ml
に注ぎ、ベンゼン層を水洗しく 100.727 X 
2回)、1チ苛性ソーダ水溶液で洗浄しく50n!/x
I回)、水洗(100,7I/×3回)を順次行った後
、無水芒硝で乾燥した。
ベンゼンを留去して得ら、れた残留物を減圧蒸留すると
、3−ペンチルシクロブタンカルボン酸p−シアノビフ
ェニルが得らレタ。
収−t : 4.50 fl (64,6% )m−p
−(Tcs)20’C1Clp、 (TNI) 89℃
1)、p、 225°C/ 0 、2 mmHg実施例
63−へブチルシクロブタンカルホン酸p−シアノビフ
ェニルの合成 実施例3で得られた3−へブチルシクロブタンカルボン
e 3.99 F (0,02モル)に塩化チオニル5
 mlを加えて湯浴上で2時間加温した。ついで、過剰
の塩化チオニルを減圧下に留去し、上記のカルボン酸の
クロライドを得た。一方、p−シアノフェニルフェノー
ル5.911(0,03モル)、ベンゼン40コ及びピ
リジン2mlを仕込んだ溶液に、上記の反応で得た酸ク
ロライrのベンゼン溶液(べ/イン10 Preで溶か
したもの)を室温で滴下した。その後、室温で2時間、
還流温度(80〜85℃)で2時間熟成させた後、冷却
した。反応生成物を水100rnAK注ぎ、ベンゼン層
を水洗しく100s(x2回)、1%苛性ソーダ水溶液
で洗浄しく5Qm/x1回)、水洗(100:nl×3
回)を順次行った後、無水芒硝で乾燥した。
ベンゼンを留去して得られた残留物を、減圧蒸留すると
3−ヘプチルシクロブタンカルボン酸p−シアノビフェ
ニルが得うれた。
収量: 5.1 g(64,9%) m、p、(ToN
) 18℃ clp、 (TNr) so℃b、p、 
235℃10.2mmHg 実施例7 3−プロピルシクロブタンカルボン酸p−シアノビフェ
ニルと 3−ペンチルシクロブタンカルボン酸p−シアノビフェ
ニルの 等モル混合物を調製した。この混合物は、9〜94℃の
温度範囲でネマチック相を示した。
実施例8 3−プロピルシクロブタンカルボン酸p−シアノビフェ
ニル、 3−A!ンチルシククロタンカルボン酸p−シアノビフ
ェニル、 3−へブチルシクロブタンカルボン酸p−シアノビフェ
ニル よシなる等モル混合物を調製した。この混合物は一1〜
87℃の温度範囲でネマチック相を示した。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは炭素原子数1〜8のアルキル基であり、X
    は水素原子であるか又は基 ▲数式、化学式、表等があります▼である) で表わされる1,3−ジ置換シクロブタン化合物。
  2. (2)cis−3−アルキルシクロブタンカルボン酸又
    はそのエステル誘導体である特許請求の範囲第1項記載
    の1,3−ジ置換シクロブタン化合物。
  3. (3)trans−3−アルキルシクロブタンカルボン
    酸又はそのエステル誘導体である特許請求の範囲第1項
    記載の1,3−ジ置換シクロブタン化合物。
  4. (4)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは炭素数1〜8のアルキル基である) で表わされるcis体あるいはtrans体あるいは、
    cis、trans体混合の3−アルキルシクロブタン
    カルボン酸p−シアノビフエニルエステル誘導体の少な
    くとも1種を含有することを特徴とする液晶組成物。
JP4189886A 1986-02-28 1986-02-28 1,3−ジ置換シクロブタン化合物 Pending JPS62201843A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4189886A JPS62201843A (ja) 1986-02-28 1986-02-28 1,3−ジ置換シクロブタン化合物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4189886A JPS62201843A (ja) 1986-02-28 1986-02-28 1,3−ジ置換シクロブタン化合物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62201843A true JPS62201843A (ja) 1987-09-05

Family

ID=12621104

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4189886A Pending JPS62201843A (ja) 1986-02-28 1986-02-28 1,3−ジ置換シクロブタン化合物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62201843A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1988009322A1 (en) * 1987-05-23 1988-12-01 MERCK Patent Gesellschaft mit beschränkter Haftung Cyclobutane derivatives
US5532386A (en) * 1994-03-07 1996-07-02 Basf Aktiengesellschaft Catalytic process for eliminating carboxylic ester and acyl groups from organic compounds
US5545747A (en) * 1990-08-16 1996-08-13 Kanto Kagaku Kabushiki Kaisha Cyclobutanecarboxylic acid derivatives and liquid crystalline compositions containing them

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2155946A (en) * 1984-03-14 1985-10-02 Secr Defence Substituted cyclobutanes and their use in liquid crystal materials

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2155946A (en) * 1984-03-14 1985-10-02 Secr Defence Substituted cyclobutanes and their use in liquid crystal materials

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1988009322A1 (en) * 1987-05-23 1988-12-01 MERCK Patent Gesellschaft mit beschränkter Haftung Cyclobutane derivatives
US5545747A (en) * 1990-08-16 1996-08-13 Kanto Kagaku Kabushiki Kaisha Cyclobutanecarboxylic acid derivatives and liquid crystalline compositions containing them
US5532386A (en) * 1994-03-07 1996-07-02 Basf Aktiengesellschaft Catalytic process for eliminating carboxylic ester and acyl groups from organic compounds

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09502459A (ja) (+)−(1r)−シス−3−オキソ−2−ペンチル−1−シクロペンタン酢酸の製造法
JPS62201843A (ja) 1,3−ジ置換シクロブタン化合物
US4962242A (en) Process for producing optically active alcohols
US3770836A (en) Cyclopropyl cyclohexanes
US4415756A (en) Pure enantiomers of bicyclo[2.2.2]oct-5-en-2-ones, processes for their production and their use
JPS62111939A (ja) 光学活性β−フルオロヒドリン化合物
JPS6344544A (ja) ジヒドロシクロシトラ−ル及びジヒドロシクロシトラ−ルの光学活性立体異性体の製法
US4366330A (en) Intermediates useful in the production of liquid crystal compounds
Singh et al. Synthesis and characterization of novel trifluoromethyl-containing alcohols with Ruppert's reagent
JP4677550B2 (ja) 環状エステル化合物
JP2879456B2 (ja) 光学活性フルオロアルコールおよびその製造方法
US4855487A (en) Process for preparing fluorine-containing carboxylic acid ester
US5126482A (en) Process for producing fluorine-containing carboxylic acids
US4317905A (en) Preparation of compounds containing two conjugated double bonds cis-cis and cis-trans
JP4540197B2 (ja) (e)−3−メチル−2−シクロペンタデセノンの製造法
JP3171919B2 (ja) 3−(2,2,6−トリメチルシクロヘキサン−1−イル)−2−プロペン−1−アールの製造方法及びその中間体
US4547586A (en) Preparation of 2-isopropenyl-or 2-isopropylidenyl-3-hexenoates from chrysanthemic acid esters
US2346059A (en) Carbalkoxylation of organic compounds
JP3134786B2 (ja) 2−アザビシクロ[3.3.0]オクタン誘導体とその製造法およびジオールまたはアミノアルコール類の光学分割法
JPH0148255B2 (ja)
EA000683B1 (ru) Способ получения циклопропанкарбоновых кислот и их промежуточных соединений
JP3071621B2 (ja) (−)−8α,13−エポキシ−14,15,16−トリノルラブダ−12−エンの製法およびその新規中間体
GB2165541A (en) Liquid crystal 1,3-dioxadecalins
JP2907602B2 (ja) 光学活性な含フッ素アルコール
JP4958513B2 (ja) セダネノライドの製造方法