JPS62200927A - ポケツトベル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 （産業上の利用分野） 本発明は、表示機能付きポケットベルの改良に関する。

（従来の技術） 呼出しの表示がされるだけでメツセージの内容を知るこ
とができなかった以前のポケットベルにメツセージ表示
機能を与えたものが最近使用されている。しかし、メツ
セージ表示機能を備えた従来のポケットペル方式では、
加入者番号に加えてメツセージを送信するから、同一の
周波数およびトラヒック条件の下では収容可能な加入者
数が著しく減少するという欠点がある。複数のポケット
ベルに同一の加入者番号を与えれば、加入者数を増すこ
とはできるが、特定の加入者に対して選択的にメツセー
ジを送ることはできない。また、加入者番号の桁数を増
せば加入者数を増すことはできるが、そのためにはポケ
ットベルだけでなく、交換機などの設備も改造しなけれ
ばならない。

（発明が解決しようとする問題点） 本発明の目的は、従来の設備を改造することなく、メツ
セージ表示機能を保有したまま、選択的に呼出し可能な
加入者の数を増加することのできるポケットベルを提供
することにある。

発明の構成 （問題点を解決するための手段） 本発明のポケットベルは、第１図に示すように、加入者
番号およびそれに続いて発信されるメツセージからなる
呼出し信号を受信してメツセージを表示するポケットベ
ルにおいて、加入者番号またはサブ加入者記号（数字お
よび文学を含む。）などの加入者コードをセットする設
定部（３，６）、受信した信号を保存する記憶部（４，
６）および設定部と記憶部の内容同異を判定する比較部
（５゜８）から構成される加入者コード識別手段を２通
り（Ａ、Ｂ）備えるとともに、一方の設定部には加入者
番号を、他方の設定部にはサブ加入者記号をあらかじめ
セットしておき、加入者番号および冒頭の一定数の桁に
サブ加入者記号を置いたメツセージからなる呼出し信号
を受信し、これらの加入者コードをそれぞれの識別手段
で識別して両者が各設定部の加入者コードと一致すれば
、前記記憶部に保存してあるメッセージを表示すること
により、加入者番号を共有する複数のポケットベルに対
するメツセージの中から自らに宛てたメツセージだけを
選択的に表示することを特徴とする。

（作用） 前記のように、識別手段の一方の記憶部には共有の加入
者番号が、また他方の記憶部には固有のサブ加入者記号
があらかじめセットしてあり、サブ加入者記号の識別手
段の比較部ではメツセージ冒頭の決められた桁数の内容
とセットしたサブ加入者番号とが比較される。そこで、
メツセージの１頭の決められた桁に呼出そうとするサブ
加入者に固有な記号を入れて呼出し信号を発信すれば、
該当するポケットベルでは、加入者番号とサブ加入者番
号がセットしである加入者コードと一致するので、呼出
しサインとメツセージが表示され、その他のポケットベ
ルではこれらの表示は行われない。このようにして、加
入者番号を共有するサブ加入者の中から任意のサブ加入
者を選択してメツセージを送ることができる。

このように、呼出し信号中のサブ加入者記号はメツセー
ジの一部として取扱うことができるから、本発明のポケ
ットベルの使用にあたっては、従来のポケットベル交換
機およびシステムを改造する必要はない。

（実ｔＩＡ態様） 呼出しが、加入者番号を共有するサブ加入者（以下、グ
ループという。）全体に対するものか、あるいは特定の
サブ加入者に対するものかが分るようにしたければ、グ
ループに固有の識別記号を与え、これをサブ加入者番号
の設定部にサブ加入者記号とともにセットし、比較部で
はメツセージ冒頭の記号がこれらの記号のいずれか一方
に一致したとき、一致した旨の信号を出すようにすれば
よい。例えば、グループの識別記号をＡ、あるサブ加入
者の固有記号を３とすると、呼出しに際してメツセージ
の冒頭にＡが付されていればグループ全体に呼出しがか
かり、３が付されていれば３に該当するサブ加入者が呼
出される。呼出されたサブ加入者は表示されたメツセー
ジを見てその冒頭にＡが付されていればグループ全体が
、また３が付されていれば自分だけが呼出されたことが
分る。

（実施例） 本発明のポケットベルの一実施例の機能を図面に基づい
て説明する。

呼出し信号は、アンテナｌから受信部２に至り、ここで
加入者番号とメツセージの抽出が行われる。

抽出されたこれらのデータのうち加入者番号は加入者番
号記憶部４に、メツセージはメツセージ記憶部７に記憶
される。加入者番号設定部３には池のサブ加入者と共有
する加入者酢号をまたサブ加入省記号設定部６には固有
のサブ加入者記号をあらかじめセクトしておく。加入者
番号比較部５では設定部３と記憶部４の内容が、またサ
ブ加入者記号比較部８では設定部６と記憶部７の内容の
５ち菅頭のサブ加入者記号の部分がそれぞれ比較される
。加入者番号とサブ加入者記号の両方が一致するとＡＮ
Ｄ条件が満たされて表示部９に呼出しサインが、表示部
１０にメツセージが表示される。

ＡＮＤ条件が成立しないとき、つまり呼出しの対象では
ないときは、記憶部４．７はリセットされ呼出し待機状
態に戻る。

（発明の効果） 本発明のポケットペルを用いれば、従来の設備を改造す
ることなく、メツセージ表示機能を保有しながら、選択
的に呼出し可能な加入者数を増やすことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明のポケットペルの一実施例のブロック
図である。 １・・・アンテナ、２・・・受信部、３・・・加入者番
号設定部、４・・・加入者番号記憶部、５・・・加入者
番号比較部、６・・・サブ加入者記号設定部、７・・・
メツセージ記憶部、８・・・サブ加入者記号比較部、９
・・・呼出し表示部、１０・・・メツセージ表示部、Ａ
・・・加入者番号識別手段、Ｂ・・・サブ加入者記号識
別手段。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 加入者番号およびそれに続いて発信されるメッセージか
   らなる呼出し信号を受信してメッセージを表示するポケ
   ットベルにおいて、加入者番号またはサブ加入者記号な
   どの加入者コードをセットする設定部、受信した信号を
   保存する記憶部および設定部と記憶部の内容の同異を判
   定する比較部から構成される加入者コード識別手段を２
   通り備えるとともに、一方の設定部には加入者番号を、
   他方の設定部にはサブ加入者記号をあらかじめセットし
   ておき、加入者番号および冒頭の一定数の桁にサブ加入
   者記号を置いたメッセージからなる呼出し信号を受信し
   、これらの加入者コードをそれぞれの識別手段で識別し
   て両者が各設定部の加入者コードと一致すれば、前記記
   憶部に保存してあるメッセージを表示することにより、
   加入者番号を共有する複数のポケットベルに対するメッ
   セージの中から自らに宛てたメッセージだけを選択的に
   表示することを特徴とするポケットベル。