JPS62188861A - 密封リング組立部品及びその製造方法 - Google Patents
密封リング組立部品及びその製造方法Info
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- JPS62188861A JPS62188861A JP61297853A JP29785386A JPS62188861A JP S62188861 A JPS62188861 A JP S62188861A JP 61297853 A JP61297853 A JP 61297853A JP 29785386 A JP29785386 A JP 29785386A JP S62188861 A JPS62188861 A JP S62188861A
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Landscapes
- Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明はグランPとピストンシール等のように相対的
に軸方向に可動なパーツの間に流体シールを提供するの
に用いられるタイプの密封リング組立部品並びにその製
造方法に関する。
に軸方向に可動なパーツの間に流体シールを提供するの
に用いられるタイプの密封リング組立部品並びにその製
造方法に関する。
(従来の技術)
この種の組立部品においては、一般に摩耗しにくい熱可
塑性の材料からモールドされた密封リング部分に密封リ
ップが設けられており、少なくともその1部が密封部分
のまわりに設けたチャンネル又は空隙内にある弾性イン
サートを圧縮することによってシールを押圧することは
従来よく知られている。
塑性の材料からモールドされた密封リング部分に密封リ
ップが設けられており、少なくともその1部が密封部分
のまわりに設けたチャンネル又は空隙内にある弾性イン
サートを圧縮することによってシールを押圧することは
従来よく知られている。
またこのような組立部品を製造するよく知られた1方法
では、密封リング部分とインサートは別々にモール1又
は押し出しによって製造される。ついでインサートは密
封リングのチャンネル又は空隙内に嵌め合されて機械的
に保持される。
では、密封リング部分とインサートは別々にモール1又
は押し出しによって製造される。ついでインサートは密
封リングのチャンネル又は空隙内に嵌め合されて機械的
に保持される。
また別な既知の方法では密封リング部分のチャンネルを
使用してインサートをモールドするときに生じる前記の
方法の問題点(次項で述べる)を回避したもので、すな
わち密封リング部分を射出成型により所要形状とされた
チャンネルをもつように予備成形し、その後それ自体が
モールドの部分として利用され、その結果モールドの中
にインサートが形成されるようになっている。
使用してインサートをモールドするときに生じる前記の
方法の問題点(次項で述べる)を回避したもので、すな
わち密封リング部分を射出成型により所要形状とされた
チャンネルをもつように予備成形し、その後それ自体が
モールドの部分として利用され、その結果モールドの中
にインサートが形成されるようになっている。
(発明の目的)
上記第1の方法では、製造する際にチャンネルとインサ
ートの2つの部分において生じる大きさや形状の小さな
差異によって、チャンネルとインサートとの間に良好な
整合性が一般に得られないものである。
ートの2つの部分において生じる大きさや形状の小さな
差異によって、チャンネルとインサートとの間に良好な
整合性が一般に得られないものである。
その結果、組立部品内で対向するインサートとチャンネ
ルの表面との間に接触変化や表面反力などを生じ、終局
的にはこれらの間に加わる圧力が増加してシールの有効
性に好ましくない変動を生じることになる。
ルの表面との間に接触変化や表面反力などを生じ、終局
的にはこれらの間に加わる圧力が増加してシールの有効
性に好ましくない変動を生じることになる。
また第2の方法では次のような欠点が生じる。
すなわち、成る場合には不経済となるためにインサート
は止むを得ずモールディングされるもので押し出し成形
されることは通常行われない。
は止むを得ずモールディングされるもので押し出し成形
されることは通常行われない。
そしてさらに重要なことは化学的に接着することはイン
サートを定位置に保持するために2つの部分の間で必要
とされる。この方法によれば、きわめて低い圧縮度によ
ってもつとも有効なインサート材を用いることは一般に
不可能となる。
サートを定位置に保持するために2つの部分の間で必要
とされる。この方法によれば、きわめて低い圧縮度によ
ってもつとも有効なインサート材を用いることは一般に
不可能となる。
というのは、そのために用いる高温の熱硬化条件がモー
ルドされる熱可塑性の密封リング部分に損傷を与えるか
らである。
ルドされる熱可塑性の密封リング部分に損傷を与えるか
らである。
所要の化学的結合を行うためには生産工程に余分のステ
ップを加えることが必要となる。そして処理されるべき
表面が凹面状チャンネルであるためこのステップは不便
であると共にコストがかかつて、この方法が利点を有す
るにもかかわらず実際には利用されていない。
ップを加えることが必要となる。そして処理されるべき
表面が凹面状チャンネルであるためこのステップは不便
であると共にコストがかかつて、この方法が利点を有す
るにもかかわらず実際には利用されていない。
従って低圧縮力によりインサートをセットして、不便な
ボンディングステップを実施することなしにこれらの部
分の間に良好で確実な嵌合をすることのできる組立部品
を製造することが望ましく、この発明はこのような問題
点を解決することをその目的とする。
ボンディングステップを実施することなしにこれらの部
分の間に良好で確実な嵌合をすることのできる組立部品
を製造することが望ましく、この発明はこのような問題
点を解決することをその目的とする。
(発明の開示)
この発明の密封リング組立部品は成形されたインサート
をまずモールド内に配置して、モールドのモールド空隙
をこのインサートにより部分的に区劃するようにし、し
かる後そのモールドの空隙に密封リング部分をモールド
するようにし、このようにして例えばニトリルゴムのよ
うなエラストマーのようにシール加圧材とじてきわめて
有効な材料のインサートを低圧縮力にセットして製造す
ることができる。
をまずモールド内に配置して、モールドのモールド空隙
をこのインサートにより部分的に区劃するようにし、し
かる後そのモールドの空隙に密封リング部分をモールド
するようにし、このようにして例えばニトリルゴムのよ
うなエラストマーのようにシール加圧材とじてきわめて
有効な材料のインサートを低圧縮力にセットして製造す
ることができる。
インサートと密封リング部分との間の嵌合は、高圧縮力
をうけるインサートによって前とは反対の作用をうける
ようなことはないので化学的ボンP結合は省略される。
をうけるインサートによって前とは反対の作用をうける
ようなことはないので化学的ボンP結合は省略される。
密封リングチャンネルの内方に突出するフランジによる
機械的保持力によって通常インサートを適所に正確に保
持するのに十分である。それにもかかわらず特に確実な
接触が望まれる場合にはインサートはチャンネルに接着
されるようにしてもよく、処理されるインサートの表面
をほぼ凸面状とすることによってこれに伴って生じる化
学的な処理ステップが単純化される。
機械的保持力によって通常インサートを適所に正確に保
持するのに十分である。それにもかかわらず特に確実な
接触が望まれる場合にはインサートはチャンネルに接着
されるようにしてもよく、処理されるインサートの表面
をほぼ凸面状とすることによってこれに伴って生じる化
学的な処理ステップが単純化される。
この発明はさらに上述した方法によって製造されること
ができる密封リング組立部品を提供するもので、該組立
部品は密封リング部分よりも一層弾性の富んだインサー
トをその内部にうけ入れるチャンネルを備えた密封リン
グ部分を有していてなるべくはニトリルゴムのような材
料のエラストマーが機械的によってのみ保持され、イン
サートにモールディングされた密封リング部分によって
インサートとチャンネルの間で実質的に完全な嵌合がな
される。
ができる密封リング組立部品を提供するもので、該組立
部品は密封リング部分よりも一層弾性の富んだインサー
トをその内部にうけ入れるチャンネルを備えた密封リン
グ部分を有していてなるべくはニトリルゴムのような材
料のエラストマーが機械的によってのみ保持され、イン
サートにモールディングされた密封リング部分によって
インサートとチャンネルの間で実質的に完全な嵌合がな
される。
密封リング組立部品は、インサートと密封リング部分に
切れ目が設けられ、これらの切れ目は組立部品内で相互
に離れて設けられている。
切れ目が設けられ、これらの切れ目は組立部品内で相互
に離れて設けられている。
この構成は特にグラン−シールに用いて適切であり、そ
の理由は保持キャップを単に除去して古い組立部品を引
きはがしてグランPのロッP又は軸のまわりの切れ目を
開口して新らしいものを取付けることによってきわめて
簡易に部品の交換することができる。
の理由は保持キャップを単に除去して古い組立部品を引
きはがしてグランPのロッP又は軸のまわりの切れ目を
開口して新らしいものを取付けることによってきわめて
簡易に部品の交換することができる。
(実施例)
以下この発明の実施例を図面に基いて説明する。
第1図〜第4図において密封リング組立部品はほぼY字
状に近い均一な断面をもつ円形の密封リング部分2を有
していて、前記Y字状の2対のリムの外側部分は密封リ
ング組立部品の半径方向の内側と外側の密封リップ6を
形成している。これらのリムの間に実質的にv字断面の
チャンネル5が形成され、その中に密封して嵌めこまれ
たリング状の加圧インサート(挿入物)1がリムの端部
において対向して内方に突出するフランジ乙によって機
械的に保持されており、このリムはインサート1の側縁
9と係合している。インサート1はさらに、密封リング
部分2のY状のリムを若干上方に向ってこの組立部品の
軸方向に突出している実質的に平坦な軸方向の面におい
て連続状のチャンネル8を形成した実質的に7字状の断
面を有している。インサート1の外面4とリング状部分
2のチャンネル5の表面は相互に全域に沿って均一に接
触している。リング状部分2の材料は弾性であってしか
も耐摩耗性を有し加圧押出しに対して抵抗性をもつ材料
から選択される。これに対しインサート1の材料は部分
2よりもより弾性に富み低い圧縮性を有するものから選
択される。例えば部分2はポリウレタンのような硬い熱
可塑性エラストマーから成り、インサート1はニトリル
ゴムのような高弾性の熱硬化性の材料を用いている。
状に近い均一な断面をもつ円形の密封リング部分2を有
していて、前記Y字状の2対のリムの外側部分は密封リ
ング組立部品の半径方向の内側と外側の密封リップ6を
形成している。これらのリムの間に実質的にv字断面の
チャンネル5が形成され、その中に密封して嵌めこまれ
たリング状の加圧インサート(挿入物)1がリムの端部
において対向して内方に突出するフランジ乙によって機
械的に保持されており、このリムはインサート1の側縁
9と係合している。インサート1はさらに、密封リング
部分2のY状のリムを若干上方に向ってこの組立部品の
軸方向に突出している実質的に平坦な軸方向の面におい
て連続状のチャンネル8を形成した実質的に7字状の断
面を有している。インサート1の外面4とリング状部分
2のチャンネル5の表面は相互に全域に沿って均一に接
触している。リング状部分2の材料は弾性であってしか
も耐摩耗性を有し加圧押出しに対して抵抗性をもつ材料
から選択される。これに対しインサート1の材料は部分
2よりもより弾性に富み低い圧縮性を有するものから選
択される。例えば部分2はポリウレタンのような硬い熱
可塑性エラストマーから成り、インサート1はニトリル
ゴムのような高弾性の熱硬化性の材料を用いている。
この組立部品の代表的な作動について第1図と第2図を
もとに説明する。第2図は密封した状態にある部分図を
示し、円形軸20がグランP22の円筒状の孔内を軸方
向に動く。グラン−シールは第1図と同様なリング組立
部品から成り、図においては24でその全体を示し、孔
の凹所28内に半径方向内方に置かれて、密封リング部
分2の矩形状の凹所にそれ自体嵌合している硬いプラス
チックの軸受支持リング10によってその側面をすべり
接触している。インサート1を含めてこのリング組立品
は軸20と凹所28との側面との間を半径方向に圧縮さ
れてリップ6がシール25を形成する。圧縮されたイン
サート1は第1図に七いて矢印Bの方向に外方に密封リ
ップ6を押圧することによってシールを強化し、また上
記押圧力の復元力はリング部分2の復元に支障を来さぬ
ように補償する機能を有している。
もとに説明する。第2図は密封した状態にある部分図を
示し、円形軸20がグランP22の円筒状の孔内を軸方
向に動く。グラン−シールは第1図と同様なリング組立
部品から成り、図においては24でその全体を示し、孔
の凹所28内に半径方向内方に置かれて、密封リング部
分2の矩形状の凹所にそれ自体嵌合している硬いプラス
チックの軸受支持リング10によってその側面をすべり
接触している。インサート1を含めてこのリング組立品
は軸20と凹所28との側面との間を半径方向に圧縮さ
れてリップ6がシール25を形成する。圧縮されたイン
サート1は第1図に七いて矢印Bの方向に外方に密封リ
ップ6を押圧することによってシールを強化し、また上
記押圧力の復元力はリング部分2の復元に支障を来さぬ
ように補償する機能を有している。
さらに第3図について説明すると、密封リング組立部品
は、上述したような断面をもつニトリルゴムインサート
リング1をまずモール1することによって作られる。つ
いで、望ましいインサートリング1は密封リングモール
ド11゜12の上方の型11に置かれる。上方のモール
ド11は下方に突出する環状部分14を有し、その突出
部分14の上にインサート1のチャンネル8が嵌りこん
でモールドの中にインサート1を保持する。上方と下方
のモール)11,12は協同してほぼY字状の断面の密
封リングの形状をもったモールドの空隙が2つのモー/
I/l’11112とインサート1の凸状の外面4とに
よって形成されるようになっている。なお第3図におい
てリング組立部品とモールドの部分はそれらの境界を一
層明確に示すために実際の作用位置から若干ずらして示
されている。次にポリウレタンコンパウンドがモールド
の空隙内に射出されて硬化されてこの装置の密封リング
部分2が形成される。このようにして部分2はインサー
ト1にモールドされてその結果2つの部分の間が緊密に
嵌合される。さらに上方のモールド部分11とインサー
ト1とは、インサート1の側突起部9がモールド空隙を
形成する面内に位置するような形状となっており、この
ようにして密封リング部分2に対してインサート1を最
終密封装置内で機械的に保持するように対向フランジ3
が形成される。
は、上述したような断面をもつニトリルゴムインサート
リング1をまずモール1することによって作られる。つ
いで、望ましいインサートリング1は密封リングモール
ド11゜12の上方の型11に置かれる。上方のモール
ド11は下方に突出する環状部分14を有し、その突出
部分14の上にインサート1のチャンネル8が嵌りこん
でモールドの中にインサート1を保持する。上方と下方
のモール)11,12は協同してほぼY字状の断面の密
封リングの形状をもったモールドの空隙が2つのモー/
I/l’11112とインサート1の凸状の外面4とに
よって形成されるようになっている。なお第3図におい
てリング組立部品とモールドの部分はそれらの境界を一
層明確に示すために実際の作用位置から若干ずらして示
されている。次にポリウレタンコンパウンドがモールド
の空隙内に射出されて硬化されてこの装置の密封リング
部分2が形成される。このようにして部分2はインサー
ト1にモールドされてその結果2つの部分の間が緊密に
嵌合される。さらに上方のモールド部分11とインサー
ト1とは、インサート1の側突起部9がモールド空隙を
形成する面内に位置するような形状となっており、この
ようにして密封リング部分2に対してインサート1を最
終密封装置内で機械的に保持するように対向フランジ3
が形成される。
上述したようにインサートはモールドする必要はないが
押出しによって成形される。このことは密封リング装置
の異なる半径に応じて異なるインサートモールドを用意
する必要をなくすことができる。
押出しによって成形される。このことは密封リング装置
の異なる半径に応じて異なるインサートモールドを用意
する必要をなくすことができる。
驚くべきことに、このようにして作られる密封リング組
立部品は、インサート1と密封リング部分2とが共に切
れ目を有しているような場合においてもきわめて有効な
シール作用をすることができる。このことはそれらがグ
ランドシールとして用いられるときに前述したように取
替えを行うことができるので特に重要な点である。また
リング組立部品の部分を取替えてシールをも少し小さい
直径の孔に嵌めるようにすることもできる。
立部品は、インサート1と密封リング部分2とが共に切
れ目を有しているような場合においてもきわめて有効な
シール作用をすることができる。このことはそれらがグ
ランドシールとして用いられるときに前述したように取
替えを行うことができるので特に重要な点である。また
リング組立部品の部分を取替えてシールをも少し小さい
直径の孔に嵌めるようにすることもできる。
この組立部品は前述の如く作られ、ついでリング部分2
を半径方向にカットすることによって切れ目、なつける
。もしインサート1に切れ目がつけられていないときは
同様に切れ目をつける。それからインサートとリング部
分を分離してグランドシールのロッP又は軸のまわりに
再組立てして、これら2つの部分の切れ目が密封リング
部分の軸方向の長さに少なくとも等しい距離だけ相互に
離すように配置する。例えば90’のように確かめ易い
角度だけ離すのがよい。各部分の切れ目を入れた材料は
次に他の部分に属している切れ目を入れ力い材料によっ
て支持され密封リング部分のポテンシャルの漏洩通路(
1eakpath)はインサートの隣接部分の加圧効果
によって遮断される。
を半径方向にカットすることによって切れ目、なつける
。もしインサート1に切れ目がつけられていないときは
同様に切れ目をつける。それからインサートとリング部
分を分離してグランドシールのロッP又は軸のまわりに
再組立てして、これら2つの部分の切れ目が密封リング
部分の軸方向の長さに少なくとも等しい距離だけ相互に
離すように配置する。例えば90’のように確かめ易い
角度だけ離すのがよい。各部分の切れ目を入れた材料は
次に他の部分に属している切れ目を入れ力い材料によっ
て支持され密封リング部分のポテンシャルの漏洩通路(
1eakpath)はインサートの隣接部分の加圧効果
によって遮断される。
第4図に図解的に示したリング組立部品は、インサート
1の切れ目26が密封リング部分2の切れ目27から約
90°離れている。
1の切れ目26が密封リング部分2の切れ目27から約
90°離れている。
リングとインサートに切れ目を入れて次にこれらの切れ
目をずらして組立てるようなやり方は、インサートとリ
ング部分とが化学的に相互に結合されている場合には用
いられない。前述したようにこの発明の方法によって得
られる機械的な嵌合は極めて良好であって通常用いられ
るエダな化学的接着をする必要がない。
目をずらして組立てるようなやり方は、インサートとリ
ング部分とが化学的に相互に結合されている場合には用
いられない。前述したようにこの発明の方法によって得
られる機械的な嵌合は極めて良好であって通常用いられ
るエダな化学的接着をする必要がない。
なおチャンネルの形状を適宜選択することは勿論可能で
あり、この発明はグランドとピストン密封リング組立部
品の製作に限定されるものではなく、密封リングが弾性
インサートによって加圧されるような装置に用いて極め
て有用である。
あり、この発明はグランドとピストン密封リング組立部
品の製作に限定されるものではなく、密封リングが弾性
インサートによって加圧されるような装置に用いて極め
て有用である。
最後にこの発明の実施の態様を要約すると次のとおりで
ある。
ある。
(1)密封リング部分2と該部分2のチャンネル5内に
保持されたインサート1より成り、該インサート1は密
封リング部分よりも一層弾性的に富んだ密封リング組立
部品を製作する方法であってインサート1によって一部
を区劃されたモールドの空隙をもつモールド内にある予
備成形されたインサート1に密封リング部分2をモール
ドすることを特徴とする方法。
保持されたインサート1より成り、該インサート1は密
封リング部分よりも一層弾性的に富んだ密封リング組立
部品を製作する方法であってインサート1によって一部
を区劃されたモールドの空隙をもつモールド内にある予
備成形されたインサート1に密封リング部分2をモール
ドすることを特徴とする方法。
(2) インサート1のまわりを十分に間隔をおいて
密封リング部分2をモールドすることによりインサート
を機械的に保持した、(1)記載の方法。
密封リング部分2をモールドすることによりインサート
を機械的に保持した、(1)記載の方法。
(6) インサート1の開口チャンネル8がモールド
の突出部14に嵌合されてモールディングに際しインサ
ートを位置ぎめするように々っている、(1)又は(2
)記載の方法。
の突出部14に嵌合されてモールディングに際しインサ
ートを位置ぎめするように々っている、(1)又は(2
)記載の方法。
(4) モールディング後に密封リング部分2とイン
サート1とに切れ目を設け、これらの部分を再配置させ
てこれらの切れ目26.27が組立部品内で相互に離れ
るようにされた、(1) 、 (2)又は(6)記載の
方法。
サート1とに切れ目を設け、これらの部分を再配置させ
てこれらの切れ目26.27が組立部品内で相互に離れ
るようにされた、(1) 、 (2)又は(6)記載の
方法。
(5) 密封リング部分2とこの部分2のチャンネル
5内において単に機械的に保持されたインサート1とか
ら成り、インサートは密封リング部分よりも一層弾性的
なものから成っている、密封リング組立部品であって、
インサート1に密封リング部分2をモールドすることに
よりインサート1とチャンネル50間で実質的に完全な
機械ばめをしたことを特徴とする、密封リング組立部品
。
5内において単に機械的に保持されたインサート1とか
ら成り、インサートは密封リング部分よりも一層弾性的
なものから成っている、密封リング組立部品であって、
インサート1に密封リング部分2をモールドすることに
よりインサート1とチャンネル50間で実質的に完全な
機械ばめをしたことを特徴とする、密封リング組立部品
。
(■ インサート1が弾性リングである(5)記載の密
封リング組立部品。
封リング組立部品。
(7) インサート1がニトリルラバーである、(5
)又は(6)記載の密封リング組立部品。
)又は(6)記載の密封リング組立部品。
(8) インサート1と密封リング部分2とが共に切
れ目を有していて、それぞれの切れ目26゜27が装置
内で離れて設けられている、(5)。
れ目を有していて、それぞれの切れ目26゜27が装置
内で離れて設けられている、(5)。
(6)又は(7)記載の密封リング組立部品。
(9)切れ目26.27が少なくとも密封リング部分2
の最大の軸方向の長さと等しい距離だけ離れて設けられ
ている、(8)記載の密封リング組立部品。
の最大の軸方向の長さと等しい距離だけ離れて設けられ
ている、(8)記載の密封リング組立部品。
第1図はこの発明の密封リング組立部品の一部分の半径
方向の断面図、第2図はグランPシールを示しその一部
分の断面図、第3図は第1図に示した組立部品を製造す
るのに用いるモールド要素を示し、第4図は密封リング
組立部品の斜視図である。 1・・・インサート、2・・・密封リング部分、5・・
・チャンネル、8・・・開口チャンネル、14・・・突
出部分。 代 理 人 弁理士 南 孝 夫 、−一
1−1.;
方向の断面図、第2図はグランPシールを示しその一部
分の断面図、第3図は第1図に示した組立部品を製造す
るのに用いるモールド要素を示し、第4図は密封リング
組立部品の斜視図である。 1・・・インサート、2・・・密封リング部分、5・・
・チャンネル、8・・・開口チャンネル、14・・・突
出部分。 代 理 人 弁理士 南 孝 夫 、−一
1−1.;
Claims (3)
- (1)密封リング部分2と、該リング部分2のチャンネ
ル5内に機械的にのみ保持されるインサート1より成り
、該インサート1は上記密封リング部分2よりも、より
弾性的な材料から成つている密封リング組立部品であつ
て、上記インサート1に密封リング部分2をモールディ
ングすることによつてインサート1とチャンネル5との
間に実質的に完全な適合がなされていることを特徴とす
る、密封リング組立部品。 - (2)密封リング部分2と該リング部分2のチャンネル
5内に保持されたインサート1より成り該インサート1
は上記密封リング部分2よりも弾性的に富んだ密封リン
グ組立部品を製造する方法であつて、上記インサート1
によつて部分的に区劃されたモールド空隙を有するモー
ルド内にある予備成形されたインサート1に密封リング
部分2をモールディングすることを特徴とする、密封リ
ング組立部品の製造方法。 - (3)インサート1の開口チャンネル8がモールドの突
出部14に嵌合してモールディングのためにインサート
1を位置ぎめするようにした、特許請求の範囲第2項記
載の製造方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB858530895A GB8530895D0 (en) | 1985-12-16 | 1985-12-16 | Moulding of sealing rings |
GB8530895 | 1985-12-16 | ||
GB8601723 | 1986-01-24 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62188861A true JPS62188861A (ja) | 1987-08-18 |
Family
ID=10589808
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61297853A Pending JPS62188861A (ja) | 1985-12-16 | 1986-12-16 | 密封リング組立部品及びその製造方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62188861A (ja) |
GB (2) | GB8530895D0 (ja) |
ZA (1) | ZA869239B (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011069383A (ja) * | 2009-09-24 | 2011-04-07 | Mitsubishi Cable Ind Ltd | シール構造体 |
JP2016016802A (ja) * | 2014-07-10 | 2016-02-01 | Nok株式会社 | ダストシール |
JP2022115970A (ja) * | 2017-11-30 | 2022-08-09 | サン-ゴバン パフォーマンス プラスティックス コーポレイション | シール、アセンブリ、およびその使用方法 |
-
1985
- 1985-12-16 GB GB858530895A patent/GB8530895D0/en active Pending
-
1986
- 1986-01-24 GB GB868601723A patent/GB8601723D0/en active Pending
- 1986-12-05 ZA ZA869239A patent/ZA869239B/xx unknown
- 1986-12-16 JP JP61297853A patent/JPS62188861A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011069383A (ja) * | 2009-09-24 | 2011-04-07 | Mitsubishi Cable Ind Ltd | シール構造体 |
JP2016016802A (ja) * | 2014-07-10 | 2016-02-01 | Nok株式会社 | ダストシール |
JP2022115970A (ja) * | 2017-11-30 | 2022-08-09 | サン-ゴバン パフォーマンス プラスティックス コーポレイション | シール、アセンブリ、およびその使用方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
ZA869239B (en) | 1987-07-29 |
GB8530895D0 (en) | 1986-01-29 |
GB8601723D0 (en) | 1986-02-26 |
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