JPS62188016A

JPS62188016A - 磁気デイスクの配線接続装置

Info

Publication number: JPS62188016A
Application number: JP2971886A
Authority: JP
Inventors: Akira Yokoyama; 横山　晃
Original assignee: Yokogawa Electric Corp
Current assignee: Yokogawa Electric Corp
Priority date: 1986-02-13
Filing date: 1986-02-13
Publication date: 1987-08-17

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、磁気ディスク装置の磁気ヘッドを位置決めす
る可動部と固定部とを接続する配線装置に関し、接続す
るケーブルの弾性等により、可動部へ及ぼす力が小さく
なるように改良したものである。

（従来の技術）第３図は従来の磁気ディスクの配線接続装置を示す要部
構成図で、（Ａ）は側面図、（Ｂ）は斜視図をあられし
ている。図において、１０は筺体、２０は筺体目に収容
されたディスクで、表面に磁性材料が塗布してあり情報
を記録する。３０はディスク２０を支持するシャフトで
、図示しないモータによって矢印Ｂ方向に回転する。４
０は矢印入方向に移動可能なキャリッジ、４２はキャリ
ッジ４１に固定された中空コイルで、図示しないマグネ
ットと協動して駆動力を発生する。

５Ｉはディスク’１０１が回転すると僅かに浮上して情
報の授受をする磁気ヘッド、５２は位置情報が記録され
たディスクから位置情報を読出すサーボヘッド、５４は
磁気ヘッド５Ｓ、サーボヘッド５２をディスクｉ１１の
表面に押圧する板ばねで、キャリッジ４０に固定されて
いる。

Ｓ２は磁気ヘッド５０を介してデータの読出し／書込み
を行なうデータＩｃ、　Ｉｉ３はサーボヘッド５２を介
して位置情報を読出すサーボＩＣ，５４は筺体１０に固
定されたプリント基板（図示せず）にデータを伝送する
可撓性のデータケーブル、６５はプリント基板に位置情
報を伝送する可撓性のサーボケーブル。

６６はコイル４２に駆動電流を伝送する可撓性のコイル
ケーブルである。各ケーブル１４ｊ５．！ｉはキャリッ
ジ４０の移動を吸収するため半円形に曲げられており、
一端をキャリッジｌ、他端を筺体１０に固定され、更に
プリント基板に接続されている。

第４図はキャリッジ４８とプリント基板とを接続するケ
ーブルが伝送する信号の種類を示したもので、（Ａ）は
データケーブル６４、（Ｂ）はサーボケーブル６５、（
Ｃ）はコイル４２を駆動するコイルケーブル５６である
。図において、プリント基板側の端子に１〜目の番号を
付して説明する。１，２はデータＩＣ６２の駆動に必要
な電源を供給するＩＣ電源で、＋５ＶｏｌＬと＋１２Ｖ
ｏｌｔが用し）られる。３はデータＩＣ６２を稼動状態
にするステータス信号、４，５はデータを読出した結果
が入力される信号、６，７．８は磁気ヘッド５０のいず
れをデータの授受に用いるか選択するヘッド選択信号で
、ここでは８　（ｍ以下のヘッド選択するため３ビット
信号が用いられる。

！、ＩＩＩ、１１はデータを書込む信号が出力されるデ
ータ書込信号で、書込みに必要な電流と書込みが成功し
たか否か検出する信号とが併せて供給される。

１２はデータ　ＩＣ６２の基＄電位を定める　ＧＮＤで
ある。

１３はサーボＩＣ６３の駆動に必要な電源を供給するＩ
Ｃ電源で、＋５Ｖｏｌｔが用いられる。Ｎ、　＋５はサ
ーボヘッド５２の位置情報が入力されるサーボ読出信号
、目はサーボＩＣ６３の基準電位を定める端子である。

＋７．　Ｎはコイル４２を駆動するコイル駆動信号であ
る。

６２１はヘッド選択信号に応じて磁気ヘッド５・を切替
えるマルチプレクサ（ＭＰ！　）　、　ＨｂはＭＰ！１
２ｉで読出した信号を増幅する′読出アンプ、６２ｃは
データ書込信号を増幅する書込アンプ、６２ｄは書込ア
ンプに流れ込む電流を制御する抵抗である。

！ｈはサーボヘッド５２の信号を増幅するサーボアンプ
で、サーボ読出し信号　＋４．＋５に接続される。

第５図は各ケーブルを伝送する信号のレベルと周波数の
関係を示したものである。データケーブル＄４では、ｌ
Ｃｆ１源１，２は直流、データ読出信号４．５は３１１
ｍＶ、　５ＭＨ４程度であるが、読出アンプ１２ｂの入
力側ではＩｊｍＶ、５ＭＨｚ程度になっている。

データ書込信号！、ＩＩＩ、ＩＩは５ＶｏｌＬ、　Ｉｆ
ｌｍＡ、　５ＭＨｔで、書込アンプＨｃによって５ｈ＋
Ａに増幅される。サーボケーブル６５にはサーボ読出信
号がＩＩｌｌｌｍＶｊＭＩＩｘで、サーボアンプ６３Ｍ
の入力側ではＩｍＶ、２Ｍ）Ｉχになっている。コイル
駆動信号は±ＩＯＶ、±２Ａ７：′Ｍ大周波数は３ａｌ
Ｈｒになっている。

データ読出信号、データ書込信号、サーボ続出信号の帯
域としては、中心周波数より上下１桁程度の区間で平担
な特性を必要とし、この区間外では適当な減衰（例えば
−４０ｄＢ／ｄｅｃａｄｅ　）を持たせる。

コイル駆動信号も必要とされる３１１１１Ｈｚを超える
周波数では極力減衰させるようにして、上記の各信号に
対して妨害とならないようにする。

（発明が解決しようとする問題点）このように構成された装置においては、次のような性能
、ｍ能の要求と、それらにより生ずる問題点があった。

■　ヘッドの位置め精度が高いこと。

例えば５丁インチ等の小型のディスク装置では、キャリ
ッジ４０の重量は３ａミグラム度、駆動コイル４２の駆
動力はＩｌｌＯｇｆ／Ａ　、磁気ヘッド５０の位置決め
精度は１μｍ程度が望まれる。

各ケーブル６４．６５．６６は屈曲させてキャリッジ４
０に取付けられており、キャリッジ４０の移動に伴い引
張力が数ｇなしい数十ｇ程度変動する。

この引張力の変化はキャリッジ４０の位置決めに外乱と
して作用し、位置決、め精度が悪くなる。

従ってケーブルの数を極力少する必要がある。

■　ケーブルの弾性が小さいこと。

また、位置決め精度を良くするには、ケーブル６４．６
５．６６の柔軟性を増してばね定数を低下させることも
有効である。具体的にはケーブルに収容される信号線の
数を減少させる。

■　信号のＳ／Ｎ比が高いこと。

データ書込信号とサーボ読出信号は、同時に作動し、且
つ周波数帯域が重なっているので、ケーブルにおける信
号の相互干渉が忌も大きい。

ケーブルの数を減少させる等の改善を行った場合でも、
Ｓ／Ｎ比は所定の値より高く保持するよう考慮する必要
がある。

■　キャリッジ４０が小型軽量であること。

信号はデータＩＣＵ　、サーボＩｃ　＄３によって増幅
される。従って、これらのＩＣをキャリッジ４６に搭載
すればケーブルに流れる信号が増幅され、干渉の影響が
小さい。

しかし、キャリッジ４６にこれらＩＣを搭載しないです
むような設計が出来ると、キャリッジ部が小型軽量にな
り位置決め動作の応答が良くなる。また、ＩＣを駆動す
る電源が不要となり、ケーブルの引張力が小さくなる利
点もある。

第６図は、従来の干渉を防止したケーブルを示したもの
で、（Ａ）は両側シールド、（Ｂ）は裏面シールドの構
成斜視図である。信号線が干渉を受けにくいように、シ
ールド導体を配置している。しかし、シールドを施すと
、（Ａ）に於てはケーブルの幅が増大し、また（Ｂ）に
於てはケーブルの柔軟性が損われケーブルがキャリッジ
４０を引張る力が増大する問題点がある。

本発明はこのような問題点を解決したもので、プリント
基板とキャリッジ４０とを接続するケーブルの数を減ら
す、ないし弾性を小さくすると共に、信号線相互の干渉
を減少または、従来レベルと同等に維持させた配線接続
装置を実現することを目的とする。

（問題点を解決するための手段）このような目的を達成する本発明は、筺体に対して相対
運動を行い、ヘッドの位置決めをする可動部と、前記筺
体に固定され、該可動部の動作をＩＩＩＩＩ御する回路
部と、前記可動部と該回路部との間を接続し、複数の信
号を伝送する可撓性ケーブルとを有する磁気ディスク装
置において、所定の周波数帯域の信号を伝送する前記可
撓性ケーブルの信号線と、この信号線に並んで前記可撓
性ケーブルに配置され、該信号線の伝送する周波数帯域
よりも低い周波数帯域の信号を伝送し、又は電源と接続
された少なくとも１本の低周波伝送線路と、この低周波
伝送線路を前記信号線の伝送する周波数を含んで接地す
る少なくとも１個のハイパス素子とを備えたことを特徴
とするものである。

（作用）低周波伝送線路は、低周波領域では伝送線路として動作
し、高周波領域ではハイパス素子によってグランドとし
て動作する。信号線はグランドが近傍にあるため誘導ノ
イズの侵入が防止される。

（実施例）以下図面を用いて本発明を説明する。

第１図は本発明の一実施例を示す回路図である。

尚第１図において前記第４図と同一作用をするものには
同一符号をつけ説明を省略する。

図において、Ｈはコイル４２を駆動するパワーアンプで
、出力端には適宜のローパスフィルターが挿入され周波
数帯域は３００　ＩＩ　を以下の低い領域になっている
。６７はサーボヘッド５２の読出したサーボ読出信号を
サーボアンプ６３に伝送するサーボケーブルで、中心周
波数をＩ　Ｍ　Ｈｚとする高周波信号が伝送される。Ｉ
＋６はパワーアンプ■の出力する信号を伝送するパワー
ケーブルで、サーボケーブル６７を挟んで平行に設置さ
れ゛、プリント基板とキャリッジ４０とを接続する。

Ｃ１はパワーケーブルＳ８の２本の信号線のキャリッジ
４０側を接続するコンデンサ、Ｃ２はプリント基板側を
接続するコンデンサで、高周波帯域についてはインピー
ダンスを低下してサーボケーブルＳ７を囲うショートリ
ングを構成し、他局波帯域についてはインピーダンスを
高く保持する。Ｃ３，Ｃ４はパワーケーブル６８を高周
波帯域について接地するキャリッジ４０側のコンデンサ
、ｃｓ、　ｃＩｉはプリント基板側のコンデンサである
。

このように構成された装置の動作を第２図に基づいて説
明する。第２図は、第１図の装置の高周波帯域を説明す
る構成図である。サーボケーブル６７はサーボ読出信号
を伝送するが、パワーケーブルεＳがショートリングと
して周囲を囲っている。

サーボケーブル６７にＣ１接してデータケーブル６４が
設けられており、データ書込信号に起因する誘導ノイズ
が発生する。しかし、ショートリングが有効に作用して
サーボ読出信号には誘導ノイズが混入しない。

コンデンサＣＩ、　Ｃ２は容量を例えば２μＦに選定す
る。コイル５２のインピーダンスｌｃは、ｚｃ＝３〔Ω
）　＋　Ｓ（ｍＨ］　　　　　　　　　　（１）である
から、３０ｆｌＨｚで１５０になる。コンデンサＣＩ。

Ｃ２は３１０Ｈｔで１５０　Ωとなり、コイル５２に比
較して充分高インピーダンスであり、他方１ＭＨｚでは
０．６５０と充分低インピーダンスとなる。必要に応じ
、容量２μＦ程度のコンデンサＣ３，Ｃ４，Ｃ５，ＣＧ
を用いて高周波的にパワーケーブル６８を接地する。

尚上記実施例においては、プリント基板側にデータＩＣ
６２、サーボＩＣ６３を搭載したものを示したが、キャ
リッジ４ａにＩＣ６２，６３を搭載する場合にはその電
源供給線を高周波帯域のショートリングとしてもよく、
またＩＣの制御信号線であっても、その周波数帯域が３
ＤＯＨｔ以下となっても、その線自身の動作に支障がな
いときはシールド線として用いることができる。

またコンデンサＣ１〜Ｃ５はプリント基板及びキャリッ
ジ５０に搭載したが、ケーブルの可撓性を損わない範囲
でケーブルの途中に設けてもよい。

またシールドとして利用する線はショートリングを形成
しない単一線でもよい。この場合にはデータ信号線とサ
ーボ信号線との間に設けて、これらの間隔を増大させる
と共に接地電位を供給してグランドを近傍に設け、誘導
ノイズを小さくする。

（発明の効果）以上説明したように本発明によれば次の効果がある。

（ム）缶周波信号線を高周波信号に対するシールドと利
用しているので、専用のシールド線が不要となり、ケー
ブルの引張力が減少してキャリッジ５Ｉｌの位置決め精
度が改善される。

（Ｂ）データケーブル６４とサーボケーブルＩｉＳとを
一体のケーブルに形成してもよいので、配線作業が容易
になる。

（Ｃ）サーボ読出信号のシールドが行なえるので、サー
ボＩＣＧ３をプリント基板側に搭載でき、キャリッジ４
０が小型化できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す回路図、第２図は第１
図の装置の高周波帯域での動作説明図、第３図は磁気ヘ
ッドの要部構成図、第４図は配線の接続図、第５図はケ
ーブルに流れる電圧と周波数の説明図、第６図は従来の
ケーブルの構成図である。４Ｉｌ・・・キャリッジ、４２・・・コイル、５２・・
・サーボヘッド、６３・・・サーボＩｃ、　６Ｂ・・・
パワーアンプ（駆動回路）　、５７．６ト・・信号線、
ＣＩ、　Ｃ３Ｃ３，Ｃ４，Ｃ５，ＣＳ・・・コンデンサ
（ハイパスフィルタ）。

Claims

【特許請求の範囲】筺体に対して相対運動を行い、ヘッドの位置決めをする
可動部と、前記筺体に固定され、該可動部の動作を制御する回路部
と、前記可動部と該回路部との間を接続し、複数の信号を伝
送する可撓性ケーブルとを有する磁気ディスク装置において、所定の周波数帯域の信号を伝送する前記可撓性ケーブル
の信号線と、この信号線に並んで前記可撓性ケーブルに配置され、該
信号線の伝送する周波数帯域よりも低い周波数帯域の信
号を伝送し、又は電源と接続された少なくとも１本の低
周波伝送線路と、この低周波伝送線路を前記信号線の伝送する周波数を含
んで接地する少なくとも１個のハイパス素子とを備えたことを特徴とする磁気ディスクの配線接続装
置。