JPS6218712Y2 - - Google Patents

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JPS6218712Y2
JPS6218712Y2 JP1979015617U JP1561779U JPS6218712Y2 JP S6218712 Y2 JPS6218712 Y2 JP S6218712Y2 JP 1979015617 U JP1979015617 U JP 1979015617U JP 1561779 U JP1561779 U JP 1561779U JP S6218712 Y2 JPS6218712 Y2 JP S6218712Y2
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piston
magnetic
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air
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Priority to GB7913138A priority patent/GB2041092B/en
Priority to FR7911191A priority patent/FR2448647A1/fr
Priority to EP79850053A priority patent/EP0014817B1/en
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ピストンが電磁吸引によつて往動
し、かつ、ばねの弾発力によつて復動する電磁式
ポンプに関し、特に往復動するピストンの軸受構
造を改善することを目的とするものである。
一般に電磁式ポンプは、コイルに通電すると磁
極間に生じる磁気力によつて、磁性アーマチユア
をばねの弾発力に抗して吸引して往動させ、整流
器の整流作用で反復的に通電を遮断する事により
磁性アーマチユアをばねの弾発力で復動させるこ
とによつて磁性アーマチユアと一体のピストンを
往復運動させ、斯るピストンの動きでシリンダー
内部を増圧または減圧するものである。
ところで、従来の電磁式ポンプは、磁極間に生
じる磁気力によつて磁性アーマチユアが一方の磁
極の側に偏倚され易く、そのために、ピストンの
円滑な往復動が阻害されるだけでなく、ピストン
が偏磨耗し、ポンプの寿命を著しく短縮する等の
欠点を有していた。
本考案は、従来の電磁式ポンプが上記のような
欠点を有する点に鑑み、磁極間に生ずる磁気力に
よつてピストンが偏倚されない構造の電磁式ポン
プを提供する事を目的とするもので、シリンダー
の軸心線に一致させて固定した支持軸によつて磁
性アーマチユアとピストンを軸承し、かつ、ピス
トンの内部には、支持軸端面によつて塞がれた空
間にエアクツシヨン機能と、支持軸表面にエアベ
アリング機能の2機能を持つ空気溜りを形成した
事を要旨とするものである。
以下に本考案の1実施例を図面に基いて説明す
る。
1はシリンダー2を有する前部ケーシング、3
は電磁石、4は後部ケーシングで、電磁石3を挾
んで前後のケーシング1,4が一体に組合されて
ポンプ本体を形成している。
5は吐出口6を有し、前記前部ケーシング1と
共にタンク7を画定する蓋部材である。
9は、前記シリンダー2に軸心線を一致させ
て、基部を後部ケーシング4のボス8に固嵌した
支持軸で、該支持軸9の自由端9aをシリンダー
2まで近接させる。
10は磁性アーマチユア、11は軸心部に筒状
ボスを有する非磁性体のピストンで、両者10,
11は一体に連結され、磁性アーマチユア10の
軸心孔15に嵌合した非磁性体の軸受管14を介
在させて、当該磁性アーマチユア10とピストン
11を支持軸9上に摺動自在に嵌合する。16は
ピストン11のボスの中空部、更に詳しくは磁性
アーマチユア10の軸心孔15と支持軸9の端面
とによつて包囲された空間で、当該空間16に収
容される空気によつて、ピストン11が第1図右
行したときにエアクツシヨン機能と、同方向にピ
ストンが磁気作用で動くときに支持軸9の表面と
磁性アーマチユア10の軸心孔15との間の円周
方向の僅小な空隙にエアベアリング機能を持たせ
る。従つて、ピストン11の動きによつて空気溜
り16内の空気が圧縮されると、一方ではその空
気圧で、エアスプリング効果をピストン11およ
び磁性アーマチユア10にもたらし、他方では支
持軸9上に嵌合した軸受管14と当該支持軸9と
の間の僅かな隙間に空気の薄層を形成して、これ
がエアベアリング効果を発揮するようになつてい
る。12はピストンリング、13はピストンヘツ
ドである。
17は前記磁性アーマチユア10と後部ケーシ
ング4のボス8との間に介装したピストン11の
復動用のばねである。
なお前記電磁石3は1対の磁極18,18を対
向させてなる向E字型を呈し、多数の向E字型硅
素鋼板を積層し、それにコイル19,19を巻い
て形成したもので、整流器20によつて半波整流
された交流電流を供給すると当該半波交流が流れ
たときのみ、磁極18,18相互間に磁気力を発
生させ、この磁気作用によつて磁性アーマチユア
10を吸引し、ピストン11を往動することがで
きるようになつている。
21は後部ケーシング4の一端に設けたフイル
タ、22はピストンヘツド13に設けた一方向
弁、23は弁孔、26は圧縮室で、実施例では空
気はフイルタ21よりポンプ内に入り、弁孔23
より圧縮室26に導入されるようになつており、
また、圧縮された空気は他の一方向弁24の弁孔
25よりタンク7内に排出されるようになつてい
る。
次に上記実施例の作用を説明する。
コイル19,19に通電されると、磁極18,
18間に発生する磁気力により、磁性アーマチユ
ア10は吸引されるため、該アーマチユア10と
一体のピストン11はばね17の弾発力に抗して
往動する。該ばねは圧縮されてエネルギーを蓄え
るが、同時に空気溜り16内の空気が圧縮され
て、支持軸9の表面に空気の薄層を形成するため
これが一方ではエアスプリング他方ではエアベア
リングとなる。
上記のようにしてピストン11が往動すると、
圧縮室26の容積は拡大して空気は疎になるた
め、一方向弁22は開口し外気が流入する。
次に励磁が解除されると、ピストン11はばね
17の作用で復動するが、ピストン11の内部に
は圧縮空気が残存しているために、その空気圧が
エアスプリング効果をもたらし、ピストン11の
復動を助長すると同時にばね17による磁性アー
マチユア10の偏倚を防止する。このとき、圧縮
室26内の空気は圧縮されるため、一方向弁24
が開口し、圧縮空気をタンク7内に排出する。こ
の一連の繰返し、即ち電磁石3の磁気作用と、消
磁時のばね作用等によるピストン11の往復運動
によつて圧縮室26内では、圧縮空気を連続的に
発生して、機外、すなわち、空気消費源に向けて
排出する。
以上、実施例に基いて本考案を説明したが、本
考案は、ピストンヘツドを支承し、ピストンを往
復動自在に収容するシリンダーを具えた前方ケー
シングと、同ケーシングと対をなす後方ケーシン
グによつて電磁石を挾持し、該電磁石の磁極間に
発生させる磁気作用と、当該電磁石に併設したば
ね作用とで磁性アーマチユアを上記ピストンと一
体に往復運動させる形式の電磁式ポンプにおい
て、後方ケーシングには軸心線を上記シリンダー
の軸心と一致させ、かつ、先端部を当該シリンダ
ー近くまで近接させて磁性アーマチユアの支持軸
を固着し、更に、該支持軸の先端部には、磁性ア
ーマチユアと共にピストン後部に形成した筒状ボ
スの中空部を摺動自在に嵌合して、ピストンヘツ
ドを支承するシリンダーと共にピストンと磁性ア
ーマチユアとの結合体を該支持軸で支承し、ま
た、ピストンの上記中空部には筒状ボスの内周壁
面と支持軸の端面とによつてほゞ密閉された空間
を形成して、当該空間には、上記磁性アーマチユ
アが磁気作用を受けたときに圧縮され、圧縮され
た一部が上記支持軸の表面に広域に亙つて放出さ
れる空気を収容した構成としたから、磁性アーマ
チユアが磁気作用を受けたときに動くピストンの
作用で、上記空間内の空気が圧縮されて、同空気
は一方ではエアクツシヨン(エアスプリング)機
能を生じ、また、圧縮された空気の一部は支持軸
の表面に放出されてエアベアリング機能を生じ
る。従つて、ピストンの動きは上記2機能の作用
によつてきわめて円滑に行なわれるようになり、
ピストンの偏摩耗を防止することができる。ま
た、偏倚荷重を受けやすい磁極付近におけるピス
トン後部が磁性アーマチユアと共にシリンダーと
同芯の支持軸によつて支承されていて、上記のよ
うに同ピストンは前部のピストンヘツドがシリン
ダーにより、また、後部の筒状ボスが磁性アーマ
チユアと共に支持軸によつて支持されて所謂両持
構造となつているから、上記支持軸周りのエアベ
アリング作用とあわせてピストンが偏倚する原因
を解消し、磁性アーマチユアとピストンの耐久性
を著しく高めることができる。
また、磁性アーマチユアが磁気作用によつて動
いたときに圧縮されるピストン復動用のばねは、
磁気作用が消滅したときに非圧縮状態に復元する
が、このとき発生する弾発力はピストン中空後部
内ですでに圧縮されている空気の、ピストンの復
動に伴う膨張作用と同時に作用して、ピストンの
復動機能を高めるという効果もあり、更には、ピ
ストン後部が上記のように支持軸によつて支承さ
れていることによつて、上記復帰用ばねが直径方
向に偏倚しようとしてもそれを押えて、ピストン
および磁性アーマチユアの偏倚動を完全に防止す
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るポンプの縦断正面図、第
2図は第1図A−A上で切断した矢視方向の縦断
側面図である。 1……前部ケーシング、2……シリンダー、3
……電磁石、4……後部ケーシング、9……支持
軸、10……磁性アーマチユア、11……ピスト
ン、18……ピストンヘツド、16……空気溜
り、17……ばね、26……圧縮室。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ピストンヘツドを支承し、ピストンを往復動自
    在に収容するシリンダーを具えた前方ケーシング
    と、同ケーシングと対をなす後方ケーシングによ
    つて電磁石を挾持し、該電磁石の磁極間に発生さ
    せる磁気作用と、当該電磁石に併設したばね作用
    とで磁性アーマチユアを上記ピストンと一体に往
    復運動させる形式の電磁式ポンプにおいて、後方
    ケーシングには軸心線を上記シリンダーの軸心と
    一致させ、かつ、先端部を当該シリンダー近くま
    で近接させて磁性アーマチユアの支持軸を固着
    し、更に、該支持軸の先端部には、磁性アーマチ
    ユアと共にピストン後部に形成した筒状ボスの中
    空部を摺動自在に嵌合して、ピストンヘツドを支
    承するシリンダーと共にピストンと磁性アーマチ
    ユーアとの結合体を該支持軸で支承し、また、ピ
    ストンの上記中空部には筒状ボスの内周壁面と支
    持軸の端面とによつてほゞ密閉された空間を形成
    して、当該空間には上記磁性アーマチユアが磁気
    作用を受けたときに圧縮され、圧縮された一部が
    上記支持軸の表面に広域に亙つて放出される空気
    を収容した電磁式ポンプ。
JP1979015617U 1979-02-08 1979-02-08 Expired JPS6218712Y2 (ja)

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JP1979015617U JPS6218712Y2 (ja) 1979-02-08 1979-02-08
US06/026,407 US4261689A (en) 1979-02-08 1979-04-02 Electro-magnetic fluid pump
AU45777/79A AU525048B2 (en) 1979-02-08 1979-04-05 Electro-magnetic fluid pump
CA325,038A CA1112223A (en) 1979-02-08 1979-04-06 Electro-magnetic fluid pump
GB7913138A GB2041092B (en) 1979-02-08 1979-04-12 Electro-magnetic fluid pump
FR7911191A FR2448647A1 (fr) 1979-02-08 1979-04-24 Pompe electromagnetique a fluide
EP79850053A EP0014817B1 (en) 1979-02-08 1979-06-01 Electro-magnetic fluid pump
DE7979850053T DE2966544D1 (en) 1979-02-08 1979-06-01 Electro-magnetic fluid pump

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JP1979015617U JPS6218712Y2 (ja) 1979-02-08 1979-02-08

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JPS55114373U JPS55114373U (ja) 1980-08-12
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JP2520341Y2 (ja) * 1991-02-12 1996-12-18 日東工器株式会社 電磁往復動式ポンプ
JP2011122530A (ja) * 2009-12-11 2011-06-23 Sumitomo Heavy Ind Ltd ガス圧縮機

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