JPS62184397A - 放射性廃液の処理方法 - Google Patents
放射性廃液の処理方法Info
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- JPS62184397A JPS62184397A JP2547486A JP2547486A JPS62184397A JP S62184397 A JPS62184397 A JP S62184397A JP 2547486 A JP2547486 A JP 2547486A JP 2547486 A JP2547486 A JP 2547486A JP S62184397 A JPS62184397 A JP S62184397A
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Landscapes
- Fertilizers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は放射性廃液から不溶解物を除去する方法に関す
るものである。
るものである。
ウラン等の核分裂物質を取扱う作業場から種々の雑排水
が発生する。該排水にはウランやウランの娘核種である
トリウム等のβ崩壊核種など放射性核種が微量に含まれ
ていて、放射能濃度が10−4〜10−6μ017m6
程度あり、これは低レベル放射性廃液に区分される。こ
のような低レベル放射性廃液は従来、イオン交換法、金
属水酸化物による凝集沈殿法等で処理し、10−6〜1
0−7μc1/me程度の放射能濃度にされている。
が発生する。該排水にはウランやウランの娘核種である
トリウム等のβ崩壊核種など放射性核種が微量に含まれ
ていて、放射能濃度が10−4〜10−6μ017m6
程度あり、これは低レベル放射性廃液に区分される。こ
のような低レベル放射性廃液は従来、イオン交換法、金
属水酸化物による凝集沈殿法等で処理し、10−6〜1
0−7μc1/me程度の放射能濃度にされている。
ところで凝集沈殿法によれば廃液中に不溶解物が浮遊し
ていても金属水酸化物に吸着されるので該工程の前に不
溶解物の除去工程を設ける必要はないが、イオン交換法
の場合はイオン交換樹脂に不溶解物が付着するとイオン
交換を妨害したり、該樹脂の目詰りを招くことになるの
で、浮遊不溶解物をできるだけ除去しておく必要がある
。
ていても金属水酸化物に吸着されるので該工程の前に不
溶解物の除去工程を設ける必要はないが、イオン交換法
の場合はイオン交換樹脂に不溶解物が付着するとイオン
交換を妨害したり、該樹脂の目詰りを招くことになるの
で、浮遊不溶解物をできるだけ除去しておく必要がある
。
従来このような不溶解物の除去に濾過器が用いられるの
が一般的であった。この濾過器は内部に濾過筒を有する
形式のものが多く用いられ、通常逆洗ができるようにな
っているが、濾過筒の目詰りが回復しない場合は該濾過
筒を取り出し、放射性廃棄物として保管されることにな
る。このような廃棄物は永久保管が義務付けられており
、保管スペースは増大する一方となる。このためこのよ
うな放射性廃棄物の減容策が急務となっていた。
が一般的であった。この濾過器は内部に濾過筒を有する
形式のものが多く用いられ、通常逆洗ができるようにな
っているが、濾過筒の目詰りが回復しない場合は該濾過
筒を取り出し、放射性廃棄物として保管されることにな
る。このような廃棄物は永久保管が義務付けられており
、保管スペースは増大する一方となる。このためこのよ
うな放射性廃棄物の減容策が急務となっていた。
本発明は上記事情に鑑みて為されたものであり、放射性
廃棄物の量を極めて少なくできる放射性廃液の処理方法
を提供するものである。
廃棄物の量を極めて少なくできる放射性廃液の処理方法
を提供するものである。
この目的を達成するため本発明者等は廃液中の浮遊不溶
解物の除去法について種々検尉した結果、浮上分離法に
よれば廃棄物は回収された不溶解物だけとなり、放射性
廃棄物量分効果的に減少できることに着目し、種々実験
の結果充分実用的価値を有することを確かめて本発明に
到達した。即ち、本発明の方法は、放射性廃液をイオン
交換処理して放射性核種分除去するに当り、予め該廃液
中の不溶解物な浮上分離法により除去する点に特徴があ
る。
解物の除去法について種々検尉した結果、浮上分離法に
よれば廃棄物は回収された不溶解物だけとなり、放射性
廃棄物量分効果的に減少できることに着目し、種々実験
の結果充分実用的価値を有することを確かめて本発明に
到達した。即ち、本発明の方法は、放射性廃液をイオン
交換処理して放射性核種分除去するに当り、予め該廃液
中の不溶解物な浮上分離法により除去する点に特徴があ
る。
浮上分離は、廃水にイオン性界面活性剤を数■/l程度
添加して適当な方法により廃水中に気泡を生ぜしめ、該
気泡に浮遊物を吸着して浮上させ、該浮上気泡を液面か
ら掻き取るもので、選鉱、廃水処理等に利用されている
。本発明はこのような浮上分離法を放射性廃液中の浮遊
不溶解物の除去に適用したものである。
添加して適当な方法により廃水中に気泡を生ぜしめ、該
気泡に浮遊物を吸着して浮上させ、該浮上気泡を液面か
ら掻き取るもので、選鉱、廃水処理等に利用されている
。本発明はこのような浮上分離法を放射性廃液中の浮遊
不溶解物の除去に適用したものである。
本発明に用いるイオン性界面活性剤は陰イオン性界面活
性剤が好ましい。陽イオン性界面活性剤を用いると、次
工程のイオン交換においてこの陽イオンが放射性核種の
イオン交換を妨害するがらテアル。イオン交換樹脂とし
てキレート樹脂を用いる場合は放射性核種が選択的にイ
オン交換されるので、陽イオン性界面活性剤を用いるこ
とができる。
性剤が好ましい。陽イオン性界面活性剤を用いると、次
工程のイオン交換においてこの陽イオンが放射性核種の
イオン交換を妨害するがらテアル。イオン交換樹脂とし
てキレート樹脂を用いる場合は放射性核種が選択的にイ
オン交換されるので、陽イオン性界面活性剤を用いるこ
とができる。
気泡発生の手段は種々あるが、予め気体?加圧溶液中に
溶解させておき、該加圧溶液を廃液中に注入し、圧力解
放に伴なって生ずる極めて微細な気泡を利用する加圧浮
上分離法が好ましい。このような浮上分離法によれば不
溶解物を5 mv’l程度まで減少できる。不溶解物濃
度がこの程度であれば次工程のイオン交換処理にそのま
\供しても良く、更に従来の濾過器で処理するようにし
ても濾過器の負荷が大幅に軽減され、放射性廃棄物の発
生は従来よりずっと少なくなる。
溶解させておき、該加圧溶液を廃液中に注入し、圧力解
放に伴なって生ずる極めて微細な気泡を利用する加圧浮
上分離法が好ましい。このような浮上分離法によれば不
溶解物を5 mv’l程度まで減少できる。不溶解物濃
度がこの程度であれば次工程のイオン交換処理にそのま
\供しても良く、更に従来の濾過器で処理するようにし
ても濾過器の負荷が大幅に軽減され、放射性廃棄物の発
生は従来よりずっと少なくなる。
次工程のイオン交換には通常のイオン交換樹脂の外、キ
レート性イオン交換樹脂号用いることもできる。このキ
レート性イオン交換耐脂は特殊な官能基な有し、この官
能基により特定サイズのイオンを捕獲するので選択的な
イオン交換ができる。
レート性イオン交換樹脂号用いることもできる。このキ
レート性イオン交換耐脂は特殊な官能基な有し、この官
能基により特定サイズのイオンを捕獲するので選択的な
イオン交換ができる。
このためアルカリ金属、アルカリ土類金属等の金属イオ
ンが廃液中に含まれていてもこれらによる妨害を受ける
ことなく放射性核種を除去することができる。この官能
基として、イミノジ酢酸基、アミン燐酸基、アミドオキ
シム基、ポリアミン基、メチレンフォス7オン基等種々
あるが、ウランの回収にはイミノジ酢酸基を有するキレ
ート性イオン交換樹脂が好適である。
ンが廃液中に含まれていてもこれらによる妨害を受ける
ことなく放射性核種を除去することができる。この官能
基として、イミノジ酢酸基、アミン燐酸基、アミドオキ
シム基、ポリアミン基、メチレンフォス7オン基等種々
あるが、ウランの回収にはイミノジ酢酸基を有するキレ
ート性イオン交換樹脂が好適である。
ウラン再転換工程各所から排出される廃液の貯槽から廃
液を採取したところ、α濃度が5 X 10”−’μa
1/Inl! sβ濃度4 X 10−6μc 1/
me 、浮遊物濃度が4゜mti/lであった。該廃液
を1.51加圧浮上分離装置に入れ、市販の陰イオン性
界面活性剤を10 m97 l添加し、浮上分離処理を
施した。この処理により液中のα濃度が2 X 10’
−’ μo1/m/、β濃度が3X10−6μ017m
e 、浮遊物濃度が5rrui/l以下となった。この
廃液な更に、市販のフェノールホルマリン重合体にイミ
ノジ酢酸基を有するキレート性イオン交換樹脂を用い、
PH4、温度40℃1通液速度10S、V。
液を採取したところ、α濃度が5 X 10”−’μa
1/Inl! sβ濃度4 X 10−6μc 1/
me 、浮遊物濃度が4゜mti/lであった。該廃液
を1.51加圧浮上分離装置に入れ、市販の陰イオン性
界面活性剤を10 m97 l添加し、浮上分離処理を
施した。この処理により液中のα濃度が2 X 10’
−’ μo1/m/、β濃度が3X10−6μ017m
e 、浮遊物濃度が5rrui/l以下となった。この
廃液な更に、市販のフェノールホルマリン重合体にイミ
ノジ酢酸基を有するキレート性イオン交換樹脂を用い、
PH4、温度40℃1通液速度10S、V。
で10時間処理した結果、α濃度lXl0−’μa1/
me sβ濃度I X 10”−’μC1/fnl以下
となり、イオン交換能の劣化、樹脂層の目詰りは認めら
れなかった。
me sβ濃度I X 10”−’μC1/fnl以下
となり、イオン交換能の劣化、樹脂層の目詰りは認めら
れなかった。
本発明法によれば、放射性廃液中の浮遊不溶解物を効果
的に除去できると共に、該除去に伴なって発生する放射
性廃棄物の量を大幅に軽減することができ、該廃棄物保
管のスペース、コストを節減しうる。
的に除去できると共に、該除去に伴なって発生する放射
性廃棄物の量を大幅に軽減することができ、該廃棄物保
管のスペース、コストを節減しうる。
Claims (1)
- (1)放射性廃液をイオン交換処理して放射性核種を除
去するに当り、予め該廃液中の不溶解物を浮上分離法に
より除去することを特徴とする放射性廃液の処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2547486A JPS62184397A (ja) | 1986-02-07 | 1986-02-07 | 放射性廃液の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2547486A JPS62184397A (ja) | 1986-02-07 | 1986-02-07 | 放射性廃液の処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62184397A true JPS62184397A (ja) | 1987-08-12 |
Family
ID=12167034
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2547486A Pending JPS62184397A (ja) | 1986-02-07 | 1986-02-07 | 放射性廃液の処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62184397A (ja) |
-
1986
- 1986-02-07 JP JP2547486A patent/JPS62184397A/ja active Pending
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