JPS62184236A - 動力伝達装置の冷却装置 - Google Patents

動力伝達装置の冷却装置

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JPS62184236A
JPS62184236A JP2392786A JP2392786A JPS62184236A JP S62184236 A JPS62184236 A JP S62184236A JP 2392786 A JP2392786 A JP 2392786A JP 2392786 A JP2392786 A JP 2392786A JP S62184236 A JPS62184236 A JP S62184236A
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JP
Japan
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power transmission
revolving speed
passage
cooling
vehicle
Prior art date
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Pending
Application number
JP2392786A
Other languages
English (en)
Inventor
Manabu Hikita
引田 学
Minoru Kishimoto
岸本 実
Toshiharu Niimoto
新本 敏晴
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
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Publication of JPS62184236A publication Critical patent/JPS62184236A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D35/00Fluid clutches in which the clutching is predominantly obtained by fluid adhesion
    • F16D35/005Fluid clutches in which the clutching is predominantly obtained by fluid adhesion with multiple lamellae

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
  • Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はビスカスカップリングと呼ばれる動力伝達装置
の冷却装置に関する。
(従来技術) 一般にフルタイム4WDと呼ばれる常時4輪駆動車は、
前後輪に回転差を生じたときの対策として、左右両輪と
同じように回転差を吸収するセンタデフを備えている。
しかしながら、このセンタデフは伝達トルク…失を生じ
るので、最近に至りセンタデフの代りにビスカスカップ
リング(以下VCと略称する)と呼ばれる動力伝達装置
が注目されるようになった。
第5図は上記VCを備えた4輪駆動車の概略構成図を示
し、エンジン1の駆動力はトランスミッション2を介し
てトランスファ3に伝達され、前輸側へはトランスファ
3内のフロントデフ4を介してフロントドライブシャフ
ト5に伝達されて前輪タイヤ6を回転する。また、後輪
側へはジヨイント7、プロペラシャフト8、ジヨイント
9、VCIOおよびリヤデフ11を介してリヤドライブ
シャフト12に伝達され、後輪タイヤ13を回転する。
VCIOの基本的構造は、米国特許第 3760922号公報に開示されており、シリコンオイ
ルのような粘性流体の満たされたハウジング内に、多数
のスチールプレートが組込まれた多板クラッチ構造を有
している。すなわち、回転可能に同軸支持された入力軸
および出力軸の一方に連結されたアウター部材と、他方
に連結されてアウター部材に対して同軸配置されたイン
ナー部材と、アウター部材の内周面に設けられた多数の
アウタープレートと、このアウタープレートに対して交
互に配置される関係でインナー部材の外周面に設けられ
た多数のインナープレートとを備えている。そして上記
アウタープレートとインナープレートとが、アウター部
材とインナー部材との間に形成された作動室内に粘性流
体とともに配置された構成を有し、入力軸の回転数と出
力軸の回転数との間に差がないときにはトルクは伝達さ
れないが、回転数に差があるときは、その回転数の差に
対応してトルクが伝達されるように作動する。
したがって、このVCIOを第5図に示すような位置に
配置した場合、直進走行中のように前後の車輪の回転数
が等しいときには、VCIOには回転数の差が生じない
ので後輪にはエンジン1の駆動力は伝達されず、前輪駆
動(2WD)となる。
しかしながら前輪がスリップすると、vctoに回転数
差が生じ、後輪にも駆動力が伝達されるので、自動的に
4輪駆動(4WD)となり、しかも後輪への駆動力は、
前輪のスリップ量に応じて連続的に増加するように作動
する。
ところで、上述のようなVCを第5図のように車両に装
着した場合、入出力軸の回転数差に対するトルク伝達特
性を車両の走行中に道路状態に応じて変えることができ
れば、さらに車両の走行性および安全性を向上すること
ができることは明らかである。このトルク伝達特性を変
えるには、前述した米国特許公報にも記載されているよ
うに、充填される粘性流体の粘性、量およびそれに混入
される空気の量の割合、あるいはアウタープレートおよ
びインナープレートに設けられている溝、孔の形状、数
等を変えればよいことが従来より知られている。しかし
ながら、このようなトルク伝達特性変更方法は、何れも
VCの設計および組立時にのみ適用できるものであるた
め、従来のVCにおいてはVCの組立後にそのトルク伝
達特性を変えることは不可能であった。
さらに、従来のVCにおいては、入出力軸の回転数差が
著しく増大した場合、作動室内のシリコンオイルの温度
が上昇してその圧力が高(なり、アウタープレートとイ
ンナープレートとが接触する現象(ハンプ現象)を生じ
ることがあり、これによりプレートが摩耗してVCの耐
久性を劣化させる欠点もあった。
(発明の目的) そこで本発明は、車両走行中において路面の状態に応じ
てVCのトルク伝達特性を制御することができ、かつハ
ンプ現象の発生を防止することができる動力伝達装置の
冷却装置を提供することを目的とする。
(発明の構成) 本発明の特徴は、動力伝達装置本体を強制的に冷却する
冷却容量可変型冷却手段を備えていることを特徴とする
(発明の効果) 本発明によれば、作動室内の粘性流体の温度を冷却手段
の冷却容量を制御することに可変することができるから
、車両の走行中においてもその走行モードに最適なトル
ク伝達特性を得ることができる。また、粘性流体の温度
が上昇したときにこの温度を低下させることができるか
ら、ハンプ現象の発生を防止することができる。
(実 施 例) 以下本発明の実施例について図面を参照して詳細に説明
する。
第1図は本発明の実施例の断面図を示し、VCloはデ
フキャリア20内に収容されている。21は入力軸であ
るスピンドルで、ボールベアリング22によってデフキ
ャリア20に回転自在に支持されており、スピンドル2
1の一端には、このスピンドル21にスプライン結合さ
れたコンパニオンフランジ23がナツト24により取付
けられている。スピンドル21の他端にはVCIOの作
動室25の端壁を構成する壁部26が一体に形成され、
この壁部26に連接してVCIOのアウター部材である
円筒状のハウジング27が固着されている。一方、出力
軸はリヤデフ11(第5図)のドライブピニオン28で
あり、このドライブピニオン28は、フロントベアリン
グ29およびリヤベアリング30によってスピンドル2
1と同軸的にデフキャリア20に回転自在に支持されて
いる。
VCIOのインナー部材であるハブ31はドライブピニ
オンにスプライン結合されており、このハブ31は、ハ
ウジング27の内周面に対して所定の離間関係をもって
対向する外周面を有してハウジング27の内部に同軸配
置され、ハウジング27の内周面とハブ31の外周面と
の間に作動室25が形成されている。ハウジング27の
内周面には、軸線方向に延長する多数のスプラインa3
2が全周に亘って設けられており、このハウジング27
の内周面に、そのスプライン溝32に係合しうる歯車状
の外周縁と多数の孔とを存する多数の円板状のアウター
プレート33が、弾性を有するスペーサリング34を介
して軸線方向にほぼ等間隔を保ってスプライン結合され
ている。同様に、ハブ31の外周面にも軸線方向に延長
する多数のスプライン溝35が全周に亘って設けられて
おり、このハブ31の外周面に、そのスプライン′a3
5に係合しうる歯車状の内周縁と放射状の多数の溝とを
有する多数の円板状のインナープレート36が、アウタ
ープレート33に対して交互に配置される関係でハブ3
1の外周面にスプライン結合されている。37は作動室
25の端部を閉塞するためにハウジング27に取付けら
れたカバーで、このカバー37とハブ31との間にはボ
ールヘアリング38が介装されており、またスピンドル
21およびカバー37とハブ31との間にはそれぞれシ
ール39が取付けられている。上述のように、ハウジン
グ27、ハブ31、スピンドル21の壁部26およびカ
バー37によって形成され、かつ内部にアウタープレー
ト33およびインナープレート36を配置した作動室2
5の内部には粘性流体としてシリコンオイルが充填され
ている。
以上のような基本構成を有するVCIOの作動室25を
冷却するために、ハウジング27の外周にクーラントを
通すパイプ41が巻回されており、タンク42に満され
たクーラントをポンプ43によってパイプ41に供給す
るための通路44がデフキャリア20およびスピンドル
21を貫通して設けられ、かつ上記通路44の途中に、
CPU45によって制御されてクーラントの通過量を変
化させる制御バルブ46が設けられている。また通路4
4の帰路には冷却器47が設けられている。また、CP
U45によって制御バルブ46を制御するために、vc
toの入力軸であるスピンドル21の回転数を検出する
ための回転数センサ48と、VCIOの出力軸であるド
ライブとニオン28の回転数を検出するための回転数セ
ンサ49と、作動室25内に充填されたシリコンオイル
の温度を検出するための温度センサ50とが設けられ、
さらに車両の走行中にVCIOのトルク伝達特性を運転
者が路面状態に応じて選択するためのモード切換スイッ
チ51が車両の運転室に設けられている。そしてCPU
45は、これら回転数センサ48.49、温度センサ5
0およびモード切換スイッチ51からの入力にもとづい
て、VCIOのトルク伝達特性を、モード切換スイッチ
51によって選択されたトルク伝達特性に近づけるよう
にパルプ46を制御している。
第2図は、モード切換スイッチ51によって選択される
目標トルク伝達特性を示すグラフで、横軸は入出力軸の
回転数差ΔN、縦軸は伝達トルクをそれぞれ示す。第2
図中、曲線Aは雪道(スノウ)における目標トルク伝達
特性であり、曲iBは路面が濡れている場合(ウェット
)の特性、曲線Cは路面が乾燥している場合(ドライ)
の特性である。このように、路面状態に応じてVCIO
のトルク伝達特性を選択することにより、VC10の機
能をさらに高めることができる。
次に第3図は、第2図に示したVCIOの伝達トルク特
性を、入出力軸の回転数差ΔNの増大した領域で補正し
たグラフを示す。前記したように、−CにVCにおいて
は、入出力軸の回転数差ΔNが著しく増大した領域にお
いては、作動室25内のシリコンオイルの圧力が高まり
、アウタープレート33とインナープレート36とが接
触する現象(ハンプ現象)を生じるおそれがあるが、そ
のような場合には、第3図の曲線A′、B′、C′に示
すように、回転数差ΔNの増大した領域では伝達トルク
の上昇を抑制するように目標トルク伝達特性曲線を補正
しておけば、その領域で作動室25内の温度を下げてシ
リコンオイルの圧力を低下させ、これによりハンプ現象
の発生を防止することができる。この補正は予め設定し
た別の曲線に切換えることにより行なってもよい。
第4図は、CI) U 44が実行するトルク伝達特性
制御のフローチャートを示し、まずステップSlでモー
ド切換スイッチ49によって路面状態に応じたモード(
スノウ、ウェット、ドライ)を選択し、これに対応して
、ステップS2によって第2図に示すような目標トルク
伝達特性を設定する。
次にステップS3において作動室25内のシリコンオイ
ルの目標油温T oを設定し、次にステップS4におい
て温度センサ50によって作動室25内の実際の油温T
を測定する。そしてステップS5において、目標油温T
0と実際の油温Tとの差の絶対値ΔTが予め設定した値
aより小さいか否かを判定し、この判定結果がrYEs
JであればステップS6に進み、rNOJであればステ
ップS7に移ってパルプ46を制御してクーラントの冷
却流量を調整しステップS4に戻る。ステップS6では
、入力軸の回転数NFおよび出力軸の回転数Nmの差Δ
Nが予め設定した値すより小さいか否かを判定し、この
判定結果がrYEsJであれば制御を終了し、「NO」
であればステップS2に戻る。以上の制御を実行するこ
とによって所要のトルク伝達特性を得ることができる。
以上の説明で本発明による動力伝達装置の冷却装置の構
成およびその動作が明らかとなったが、本発明によれば
車両の走行中に路面の状態に応じてトルク伝達特性を制
御することができるから、その効果はきわめて大きいも
のがある。また、第3図に示すようにトルク伝達特性の
補正を行なうことにより、ハンプ現象の発生を防止する
ことができる。
なお、上述した実施例においては、VCIOのアウター
部材であるハウジング27が入力軸に連結され、インナ
ー部材であるハブ31が出力軸に連結されているが、イ
ンナー部材が入力軸に、アウター部材が出力軸にそれぞ
れ連結されるように構成してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による動力伝達装置の冷却装置の実施例
を示す断面図、第2図および第3図はそのトルク伝達特
性を示すグラフ、第4図はCPUが実行する制御のフロ
ーチャート、第5図はVCを備えた4輪駆動車の概略構
成図である。 10−−・ビスカスカップリング 20−・デフキャリア   21−・−スピンドル25
・・・作動室      27−ハウジング28・・・
ドライブピニオン 31−ハブ33・・・アウタープレ
ート 36−・・インナープレート 41−バイブ43−・・
ポンプ      45−CP U46・−制御バルブ 48.49・・・回転数センサ 5〇一温度センサ 51・−・モード切換スイッチ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、回転可能に同軸支持された入力軸および出力軸のい
    ずれか一方に連結されたアウター部材と、このアウター
    部材の内周面に対して所定の離間関係をもって外周面を
    対向させて前記アウター部材に対して同軸配置されかつ
    前記入力軸および出力軸の他方に連結されたインナー部
    材との間に形成された作動室内に、前記アウター部材の
    内周面に設けられた多数のアウタープレートと、前記ア
    ウタープレートに対して交互に配置される関係で前記イ
    ンナー部材の外周面に設けられた多数のインナープレー
    トとが、粘性流体とともに配置されている動力伝達装置
    において、 動力伝達装置本体を強制的に冷却する冷却容量可変型冷
    却手段を備えていることを特徴とする動力伝達装置の冷
    却装置。 2、前記冷却手段は、前記動力伝達装置本体の温度を検
    出する温度センサを有しており、この温度センサによる
    温度検出にもとづいて冷却容量を変化させることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の装置。
JP2392786A 1986-02-07 1986-02-07 動力伝達装置の冷却装置 Pending JPS62184236A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2392786A JPS62184236A (ja) 1986-02-07 1986-02-07 動力伝達装置の冷却装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP2392786A JPS62184236A (ja) 1986-02-07 1986-02-07 動力伝達装置の冷却装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62184236A true JPS62184236A (ja) 1987-08-12

Family

ID=12124158

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2392786A Pending JPS62184236A (ja) 1986-02-07 1986-02-07 動力伝達装置の冷却装置

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JP (1) JPS62184236A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013107504A (ja) * 2011-11-21 2013-06-06 Honda Motor Co Ltd 四輪駆動車両の制御装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013107504A (ja) * 2011-11-21 2013-06-06 Honda Motor Co Ltd 四輪駆動車両の制御装置

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