JPS62183760A - 創傷被覆材およびその製造方法 - Google Patents

創傷被覆材およびその製造方法

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JPS62183760A
JPS62183760A JP61025827A JP2582786A JPS62183760A JP S62183760 A JPS62183760 A JP S62183760A JP 61025827 A JP61025827 A JP 61025827A JP 2582786 A JP2582786 A JP 2582786A JP S62183760 A JPS62183760 A JP S62183760A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ■.発明の背景 (技術分野) 本発明は創傷被覆材およびその製造方法に関するもので
ある。詳しく述べると本発明は、創傷、熱傷などにより
皮膚が損傷を受けた際、該皮膚損傷部に一時的に適用さ
れ、該皮膚損傷部を乾燥させずに柔らかく保護し、痛み
をおさえ、細菌感染を防止して、治癒を促進する創傷被
覆材およびその製造方法に関するものでおる。
(先行技術) 熱傷、裸皮01および皮膚剥削創、外傷性成1菌欠損創
等の疾患ないし創傷による患部を保護し、治癒を促進す
る目的のために患部に一時的に適応される創傷被覆材と
して、従来、ガーゼ、脱脂綿等が用いられていたが、こ
れは細菌感染防止性が低くかつ滲出液による劣化が大き
く頻繁に取り替える必要がおり、また滲出液をすみやか
に吸収するために創面が乾燥してしまい取りはずす際に
痛み、出血等を伴、なうものであった。また軟高等を併
用することも行なわれているが、この場合は逆に滲出液
の吸収が不充分で創面が過度に湿った状態となってしま
うものであった。
また、これらに代るものとして、特に創面が広範囲にわ
たる場合に適用されるものとして、シリコーン製ガーゼ
、シリコーンゴム膜、およびベロア−状の表面梠造を有
するナイロン、テフロンなどの合成繊維シート等の人工
材料の被覆膜や、凍結乾燥豚皮、フィブリン膜、血漿を
固めてつくった膜、コラーゲン膜、ムコ多糖類被膜コラ
ーゲン膜等の生体由来材料の被覆膜も知られている。し
かしながら、これらのうち人工材料の被覆膜は患部との
密着性、水蒸気透過性、ひび割れなどの点で種々の問題
を残すものであり、一方、生体由来材料の被覆膜は生体
適合性などの特徴を有するが、その多くは抗原性を有し
、また細菌感染、滲出液による劣化などの欠点を持ち、
さらに原料が入手しにくく高価である等の問題があった
。さらに最近では、コラーゲン処理したナイロンメツシ
ュとシリコン膜からなる複合膜が開発、実用化されてお
り、創面によく密着し、適度な水分透過性を有するが、
創面に固着し、肉芽組織が被覆膜中に入り込むという欠
点があった。
このような点から、一般に創傷被覆材としては、1)創
部に適度に密着して感染、痛みの防止を図る、2)創部
に適度な湿りを与えるために、適度な水蒸気透過性と滲
出液吸収性を有する、3)創面に固着せず、痩痕を最小
限にし、創面がきれいに治癒する、4)創部より癌み、
出血を伴なうことなく容易に剥離できる、5)体液中の
タンパク成分の漏出を防止する、6)滲出液中の成分に
より創部にフィブリン膜層を形成し、創部をやわらかく
保護する、7)原料が容易に入手でき、製造が容易でか
つ安価である等の要件を満たすことが望まれているが、
未だ、これらの条件を満たす創傷被覆材は得られていな
いのが現状である。
T1.発明の目的 従って、本発明は、新規な創傷被覆材およびその製造方
法を提供することを目的とする。本発明はまた、適度な
水蒸気透過性を有し、また適度に密着して感染、痛みを
防止し、創面に固着せず、剥離時にも容易に剥離でき、
また体液中のタンパク成分の漏出を阻止し、滲出液中の
成分によりフィブリン膜層を形成して治癒の促進化を図
り、かつ安価で製造が容易である創傷被覆材およびその
製造方法を提供することを目的とする。本発明はさらに
、透視性に優れた創傷被覆材およびその製造方法を提供
することを目的とする。
上記諸目的は、創傷部に接触し得る部位の少なくとも一
部が生体適合性の撥水性物質により被覆された生体適合
性ヒドロゲル形成性の支持膜層と、該支持膜層の創傷部
に接触し得る部位とは反対側に形成された水分透過調節
層とからなることを特徴とする創傷被覆材により達成さ
れる。
本発明はまた、生体適合性ヒドロゲル形成性の支持層が
、カルボキシメチルセルロース系、ポリ(メタ)アクリ
ルアミド系、ポリ(メタ)アクリルM塩系、ボレオキシ
エチレンーポリオキシプロピレンブロック共重合体系お
よびポリビニルアルコール系からなる群より選ばれた部
分架橋重合体の不織布、織布または編布より溝成される
ものである創傷被覆材を示すものである。本発明はさら
に生体適合性の撥水性物質が、ポリウレタン、シリコー
ンゴム、スチレン−ブタジェン−スチレンコポリマーお
よびエチレンープロピレンージエンターポリマーからな
る群から選ばれたものである創傷被覆材を示すものであ
る。本発明はまた、水分透過調節層がポリウレタンであ
る創傷被覆材を示すものである。本発明はさらに、水蒸
気透過率(JIS)が0.1〜200mMcm2−hr
Tある創傷被覆材を示すものである。本発明はざらにま
た、支持層の吸水能が50〜500重量%である創傷被
覆材を示すものである。本発明はまた、水分透過調節層
が膜厚5〜200μmのものである創傷被覆材を示すも
のである。
上記諸目的はまた、創傷部に接触し得る部位の少なくと
も一部が生体適合性の撥水性物質により被覆された、生
体適合性ヒドロゲル形成性の吸水物質を抱合した支持層
と、該支持層の創傷部に接触し1qる部位とは反対側に
形成された水分透過調節層とからなることを特徴とする
創傷被覆材により達成される。
本発明はまた、生体適合性ヒドロゲル形成性吸水物質が
、カルボキシメチルセルロース系、ポリ(メタ)アクリ
ルアミド系、ポリ(メタ)アクリル酸塩系、ポリオキシ
エチレン−ポリオキシプロピレンブロック重合体および
ポリビニルアルコール系からなる群より選ばれた部分架
橋重合体である創傷被覆材を示すものである。本発明は
ざらに、支持層が、ナイロン、ポリプロピレン、ポリエ
チレンおよびポリエステルからなる群より選ばれた重合
体の不織布、織布または編布からなるものである創傷被
覆材を示すものである。本発明はまた、生体適合性の撥
水性物質が、ポリウレタン、シリコーンゴム、スチレン
−ブタジェン−スチレンブロックコポリマーおよびエチ
レンープロピレンージエンターポリマーからなる群から
選ばれたものである創傷被覆材を示すものである。本発
明はざらに水分透過調節層がポリウレタンである創傷被
覆材を示すものである。本発明はまた、水蒸気透過率(
JIS)が0.1〜200mMcm2、−hrTある創
傷被覆材を示すものである。本発明はさらに、支持層の
吸水能が50〜500重足%である創傷被覆材を示すも
のである。本発明はさらに、水蒸気透過調節層が膜厚5
〜200μmのものである創傷被覆材を示すものでおる
上記諸口的はざらに、生体適合性ヒドロゲル形成性物質
または生体適合性ヒドロゲル形成性物質を抱合した合成
繊維の不織布、織布または編布の少なくとも下方の面に
生体適合性撥水性物質を塗布して乾燥の債、該不織布、
織布または編布の上方の面を、基板上に延展され未だ粘
着性を有する水蒸気透過性物質の薄膜上に載置し、その
後、該薄膜が硬化するまで乾燥させることを特徴とする
創傷被覆材の製造方法により達成される。
本発明はまた、生体適合性ヒドロゲル形成性物質が、カ
ルボキシメチルセルロース系、ポリ(メタ)アクリルア
ミド系、ポリ(メタ)アクリル酸塩系、ポリオキシエチ
レン−ポリオキシプロピレンブロック共0重合体系およ
びポリビニルアルコール系からなる群より選ばれた部分
架橋重合体である創傷被覆材の製造方法を示すものであ
る。本発明はさらに、生体適合性撥水性物質が、ポリウ
レタン、シリコーンゴム、スチレン−ブタジェン−スチ
レンコポリマーおよびエチレンープロピレンージエンタ
ーポリマーからなる群から選ばれたものである創傷被覆
材の製造方法を示すものである。
本発明はまた、水蒸気透過性物質がポリウレタンである
創傷被覆材の製造方法を示すものである。
本発明はざらに、合成繊維が、ナイロン、ポリプロピレ
ン、ポリエチレンおよびポリエステルからなる群より選
ばれたものである創傷被覆材の製造方法を示すものであ
る。尚、本発明の創傷被覆材は通常、膜状とするのが好
ましいが、その形状は何ら限定されていない。
用0発明の具体的溝成 以下、本発明を実tfj、態様(塁づきより詳細に説明
する。
第1図は、本発明の創傷被覆材の一実M態様の微細構造
を示す拡大断面図である。第1図に示すように本発明の
創傷被覆材1は、創傷部に接触し得る部位の少なくとも
一部が生体適合性の撥水性 。
物質2により被覆された生体適合性ヒドロゲル形成性の
支持層3、該支持層3の創傷部に接触し得る部位とは反
対側に形成された水分透過調節層4とからなるものであ
る。
ここで、撥水性物質2と支持層3が生体適合性を有する
ものとされるのは、該創傷被覆材1が創傷部に適用され
た際に、生体による異物反応がほとんど起らず、創面と
のなじみが良好であり、また生体からの滲出物により創
面に該創傷被覆材1が固着してしまうというようなこと
につながる虞れもないためである。また、生体適合性ヒ
ドロゲル形成性の支持層3を撥水性物質2で被覆するこ
とは、該支持層3が滲出液を極端に吸収してしまうこと
なく、適度に吸収し、かつ支持層3の形状が保たれ得る
ことが見出されたためである。ざらに、該支持層3の創
傷部に接触し得る部位とは反対側に水分透過調節層4を
設けることにより、適度な水蒸気透過を行ない、創面に
滲出液が貯留せずかつ創面が湿潤に保たれた状態とし、
一方滲出液中のタンパク質成分の外部への漏出は防止さ
れ、組織の修復に極めて好ましい環境を与えることにな
る。さらに驚くべきことに、該水分透過調節層4が設け
られたことで、該Ωj@被覆材1の創面への固着や、創
傷被覆材1の創面よりの剥離時における出血や痛み等が
、低くおさえられることが判明した。またざらに、この
ような構成の創傷被覆材1を創傷部に適用した際、創面
には、均一なフィブリン層の形成がみられ、組織を保護
し、創傷部の治癒が早くなり、さらに該被覆材1を剥離
した際に成長した上皮が剥離してしまうようなこともな
く創面に痩痕を残さずきれいに治癒することも見出され
たのである。
支持層3の創傷部に接触し得る部位の少なくとも一部を
被覆する生体適合性の撥水性物質2としては、例えばポ
リウレタン、シリコーンゴム、スチレン−ブタジェン−
スチレンブロックコポリマー (383)およびエチレ
ン−プロピレン−ジェンターポリマー(EPDM)等が
あるが、特に生体適合性の良好なセグメント化ポリウレ
タン、シリコーンゴムが望ましい。このような撥水性物
質2は支持層3の創傷部に接触し得る部位の少なくとも
一部を被覆している。
一方、生体適合性ヒドロゲル形成性の支持層3は、水分
を吸収してヒドロゲルを形成し得る材質よりなるたとえ
ば不織布、織布または編布である。
該材質としては、いわゆる吸水性高分子として公知であ
る任意のものが用いられるが、好ましくは、カルボキシ
メチルセルロース系、ポリ(メタ)アクリルアミド系、
ポリ(メタ)アクリル酸塩系、ポリオキシエチレン−ポ
リオキシプロピレンブロック共重合体系およびポリビニ
ルアルコール系の部分架橋重合体、より好ましくはカル
ボキシメチルセルロース系等の部分架橋重合体が用いら
れ得る。該支持層3は、このような部分架橋重合体があ
らかじめある程度の水と結合してヒドロゲル状態にある
もので構成されるものであっても、充分な水分吸収能を
示すものであれば何ら問題はなく、また未だ水と結合せ
ずヒドロゲルを形成していない該部分架橋重合体であっ
てもよい。ここで「生体適合性ヒドロゲル形成性」とは
、高分子が水と接触した際、水には溶解せず水を吸収し
て膨潤し、ヒドロゲル、すなわち分散媒である水と結合
して凝固した状態となり、生体適合性を示し得るものを
意味する。またこのように水に溶解しない性質は、滲出
液によって該支持層の一部が溶解されて、創傷部に取込
まれてしまうといった不都合も生じないので有利である
しかして撥水性物質2を被覆された支持層3の吸水能は
、自重の50〜500重量%、好ましくは100〜30
0重量%を有する。
また該支持層3の創傷部に接触し得る部位とは反対側に
形成される水分透過調節層4は、例えばポリウレタン等
の比較的水蒸気透過能の高い材質の薄膜であり得、該薄
膜は該材質の水蒸気透過能にも左右されるが、通常膜厚
5〜200μm程度のものである。また該水分透過調節
層4は、上記のポリウレタン等の水蒸気透過能の高い材
質の緻密膜に限られず、同様の水蒸気透過能を示す多孔
質膜であってもよい。これらのうち、特に望ましくは、
適度な水蒸気透過能とすぐれたタンパク質漏出阻止能お
よび細菌侵入阻止能の面からポリウレタンの緻密薄膜で
ある。
しかして、本発明の創傷被覆材1の水蒸気透過率(J 
Is)は、その使用用途によっても若干前なるが、上記
水分調節層4が形成されているために0. 1〜200
mc+/cm2 −hr程度の値ヲ示ス。
第2図は、さらに別発明の創傷被覆材の一実施態様の微
細構造を示す拡大断面図である。第2図に示すように本
発明の創傷被覆材11は、創傷部に接触し得る部位の少
なくとも一部が生体適合性の撥水性物質12より被覆さ
れた、生体適合性ヒドロゲル形成性の吸水物質13を抱
合した支持層15と、該支持層15の創傷部に接触し得
る部位とは反対側に形成された水分透過調節層14とか
らなるものである。
この創傷被覆膜11は、第1図に示す創傷被覆材1と、
その支持層15が生体適合性ヒドロゲル形成性の吸水物
質13自体により構成されず、該吸水物質13を抱合し
た他の不織布、織布または編布により構成されている点
が異なる以外は同様の構成を有するものでおる。
このように支持層を生体適合性ヒドロゲル形成性の吸水
物質を抱合する他の不織布、織布または編布としても、
上記の創傷被覆材11の場合と同様の作用を示し得るこ
とが明らかとなった。
支持層15の創傷部に接触し得る部位の少なくとも一部
を被覆する生体適合性の撥水性物質12としては、上記
のf!A傷被覆被覆材1水性物質2と同様のものが使用
される。
一方、支持層15は、例えばナイロン、ポリプロピレン
、ポリエチレンおよびポリエステル等の合成繊維の不織
@、#l布または編布である。
該支持層15には、上記創傷被覆材1の生体適合性ヒド
ロゲル形成性の支持層3に用いられた材質と同様の性質
を示す生体適合性ヒドロゲル形成性の吸水物質13、す
なわち上記のごとき吸水性高分子が抱合されている。こ
の創傷被覆材11の場合、該吸水性高分子の形態が粉末
、粒状あるいは短かいファイバーであっても用いられ得
る。該創傷被覆材11の場合も生体適合性ヒドロゲル形
成性の吸水物質13は、あらかじめおる程度の水と結合
してヒドロゲル状態にあるものであっても充分な水分吸
収能を示すものであれば何ら問題なく、また未だ水と結
合せずヒドロゲルを形成していない状態のものであって
もよい。
しかして撥水性物質2を被覆された、吸水物質13を抱
合する支持層15の吸水能は、自重の50〜500重量
%、好ましくは100〜300重量%を有する。
また該支持層15の創傷部に接触し得る部位とは反対側
に形成される水分透過調節層14も、上記創傷被覆材1
の水分透過調節層4と同様の4,4質により構成され得
、該薄膜は該材質の水蒸気透過能にも左右されるが、通
常膜厚5〜200μ空程度のものとされる。
しかして、本発明の創傷被覆材11の水蒸気透過率(J
 IS)は、その使用用途によっても若干異なるが、上
記水分透過調節層4が形成されているために0. 1〜
200mp/cm2 −hr程rx (7) tm ヲ
示す。尚、前記生体適合性撥水性物質は支持層と水分透
過調節層の全体を被覆するよう構成している。
このような構成を有する創傷被覆材1.11は必要に応
じて滅菌処理を施された後、患者の創傷部へ当接され、
必要に応じて粘着テープ等を用いて創傷部位に固定され
る。@創傷被覆材1,11を創傷部より剥離することは
、創傷被覆材1,11が創面に固着していないので容易
に行なわれ、痛み、出血等を伴うこともないが、ざらに
生理食塩水等で該創傷被覆材1,11をしめらせて創傷
被覆材1.11の生体適合性ヒドロゲル形成性物質を膨
潤させ軟化させるとより容易に剥離できる。
本発明の創傷被覆材は、例えば以下のようにして、容易
に製造されjdる。
v7′d:わら、ます上記のごとき生体適合性ヒドロゲ
ル形成性の不Ki[JT、 織イt+らしくは編布ある
いは上記のごとき生体適合性ヒドロゲル形成性物質の粉
末、粒状もしくは短かいファイバーを抱合した他の不織
布、織布もしくは編布の少なくとも下方の面に上記のご
ときシリコーンゴム等の生体適合性撥水性物質をコーテ
ィングする。該生体適合性撥水性物質は溶液、エマルジ
ョンあるいは硬化剤を含むプレポリマー等の形態、好ま
しくは非水溶媒溶液の形態で、スプレー法、浸漬法等の
手段で塗布され、乾燥、ざらに必要に応じて熱処理を施
されて支持層にコーティングされる。例えば該生体適合
性撥水性物質してシリコーンゴムを用いた場合シリコー
ンゴム−ヘキサン溶液を塗布した後、l乾燥して支持層
にシリコーンゴムをコーティングする。
次に基材、例えばシリコーン剥離紙等上に、上記のごと
きポリウレタン等の水蒸気透過性物質の溶液、エマルジ
ョン必るいは硬化剤を含むプレポリマー等を延展して製
膜し、該膜が未だ粘着性を有する状態において、上記の
段階で得られた撥水性物質をコーティングされた支持層
をその上方の面が該膜に付着するように載置し、乾燥、
ざらに必要に応じて熱処理を施し、該膜を硬化させて、
支持層の上方の面に水分透過調節膜を付着させる。
例えば該水蒸気透過性物質としてポリウレタンを用いる
場合、ポリウレタン−テトラヒドロフラン/ジメチルホ
ルムアミド混合溶液を基板上に延展し、延展直後にこの
湿潤層上に支持層をのせ、放置した債、乾燥させて、ポ
リウレタン薄膜に支持層を付着させる。
最後に、基板上より、この複合層膜を剥離して所望の創
傷被覆材を得る。
以下、本発明を実施例によりより具体的に説明する。
実施例1 市販のカルボキシメチルセルロースナトリウム塩製の不
織布(旭化成工業(株)製)を2%シリコーンラバーデ
ィスパージョン(東しシリコーン(株)製、5D800
1デイスパージヨン)のヘキサン溶液中に1分間浸漬し
、室温にて30分間放置した。次にシリコーン剥離紙上
に20%ポリエーテル型ウレタン(大日精化(株)製、
レザーミンP−2045R)のテトラヒドロフラン(T
HF)/ジメチルホルムアミド(DMF>1Jffi合
溶液をvJ密被被覆用具アプリケーター)を用いて塗布
し製膜した。塗布した直後に、その湿潤層上に上記の不
織布をのせ室温で10分間放置した1麦、60’Cで少
なくとも1時間、オーブンで硬化させた。このようにし
て得られた創傷被覆材の吸水能は、自重の192%であ
った。
実施例2 2%r−(2−アミノエチル)アミノプロピルトリメト
キシシラン[Nt12 Ct12 CI2 N+−1c
l12 CH2C1125iO(OCH3) 3コ (
東しシリコーン(株)装。
S l(6020>メタノール溶液中に6,6−ナイロ
ンメツシュを10秒間浸漬して室温中で風乾した。
次に5%エチルアクリレート−アクリル酸アンモニウム
塩共重合体く日本純薬製、ジエリマーAT210)水溶
液中に上記で処理した単材を1分間浸漬し、80’Cで
5時間乾燥した。更に水洗して、80’Cで24時間乾
燥した。
次にこれを2%シリコーンラバーディスパージョン(東
しシリコーン(株)製、5D8001デイスパージヨン
)のヘキサン溶液中に1分間浸漬し、室温にて30分間
放置した。
これに実施例1と同様に製膜したウレタン膜上に上記で
処理した6、6−ナイロンメツシュをのせ室温で10分
間放置した後、60℃で少なくとも1時間、オーブンで
硬化させた。このようにして得られた創傷被覆材の吸水
能は150%であった。
比較例1〜5 比較のために、市販のセルロース不織布(比較例1)、
実施例1で用いた市販のカルボキシメチルセルロースナ
トリウム塩製不織布(比較例2)、同じ〈実施例1で用
いた市販のカルボキシメチルセルロースナトリウム塩製
不織布に実施例1で述べるようにしてシリコーンゴムを
被覆したもの(比較例3)、市販の凍結乾燥豚皮(三井
製薬工業(株)装、メタスキン)(比較例4)d3よび
コラーゲン処理を施したナイロンメツシュとシリコーン
膜よりなる市販の複合膜(ウッドルーフ エムエフジー
 インコーホレーテッド(WOODROOF HFG、
、 INC,) 装、 Brobrane■)(比較例
5)を用意した。
実験動物による評価 雌性ハートレイ(Hartley )系モルモット(体
重300〜400q)の背部の皮膚を2 x 3 cm
の大きざで剥離し、皮膚仝層欠損創をつくり、止面後、
実施例1〜2および比較例1〜5のサンプルをそれぞれ
該創傷部にのせ、その上からさらに滅菌ガーゼをのせて
、伸縮テープを用いて固定し、72時間自由給水自由給
餌で飼育した。
72時間後、麻酔下で、背中からサンプルを剥離し以下
の項目についての評価を行なった。
△、密着強磨 創面上のサンプルのすみを剥がし接着面の幅をICmと
する。一定の速度(0,25cm/5ec)でサンプル
の片端を垂直方向に引張りそのときの応力を測定した。
なお評価値は以下の基準によった。
0:サンプルが創面につかない 10未満1:剥離時の
張力が1〜10C] 2:     〃    10〜20g3:     
 〃    20〜30g4:    〃   30C
l以上 B、剥離時の出血 サンプル剥離後の01面およびサンプルを肉眼で観察し
出血の有無を調べた。なお評価値は以下の基準によった
O:サンプル剥離時出血せず。
1:サンプル剥離時わずかに出血がある。
2:サンプル剥離時かなりの出血がある。
C,フィブリン膜層の形成の有無 サンプル剥離後の創面を肉眼で観察し、均一なフィブリ
ン層か創面上に形成されているか否かを調べた。
D、水分透過性 サンプル剥離時の創面の湿潤状態、およびサンプルを観
察し水分の透過性を調べた。なお評価値は以下の基準に
よった。
1:水分を全く透過しない。
2:水分の透過性が不十分で創面に浸出液が貯留してい
る。
3:適度な水分の透過性を有する。
4:水分が非常によく透過し、創面が乾燥してしまって
いる。
E、ノーゼ の1燥残留物 サンプル上へのせられる滅菌ガーゼの乾燥重量を予め測
定しておき、サンプル剥離後、サンプル上にのせられて
いた滅菌ガーゼを60℃で一晩乾燥し重量を測定する。
前後の重量の差から滅菌ガーゼの中の滲出液に由来する
付着残留物を求め、創面積I Cm2当りの固形物量を
求めた。なお評価値は以下の基準によった。
O:付着残留物0〜5 ma/ cm21 :   n
   5〜10 I11!11/ Cm22 :   
rt   10〜15mMcm23:   //   
15〜20mQ/Cm24 :   //   20m
Mcm2以上以上の項目について得られた評価の値の結
果を第1表に示す。
水光盗豆ユ凰遼 実施例1〜2および比較例4の創傷被覆材についてざら
に小原らの方法(小原−則ほか、「コラーゲン創傷保護
剤の表在性皮膚欠損創に対する上皮再生効果」、基礎と
臨床、 Vol、IB、 No、2.  P 617〜
624 (1982)参照のこと。〉に準じて行なった
。すなわち直径9Qmmのシャーレに生理食塩水を70
d入れ7cm(タテ>x7cm(ヨコ)xl。
5cm(タカサ)の大きさのスポンジを浸す。スポンジ
に生理食塩水を充分含ませ、その表面に6cmX6Cm
のサンプルを被覆し、その上に5 cmx 5 cmの
滅菌ガーゼ(用本繍帯製、ケーパイン■)を2枚重ねた
。シャーレのふたで圧迫の後、これを恒温、恒温下(温
度25°C2湿度48%)に放置した。
ガーゼの重量を試験前および試験開始72時間後に測定
し、その差を計算してガーゼの重量変化に基づく透過水
分量を求めた。結末を第2表に示す。
第2表 透過水分量(平均1直±SD)  [mg実施例1  
    1483±133実施例2     1548
±161 比較例4     920±107 IV、発明の具体的効果 以上述べたように本発明は、創傷部に接触し得る部位の
少なくとも一部が生体適合性の撥水性物質により被覆さ
れた生体適合性ヒドロゲル形成性の支持層と、該支持層
の創傷部に接触し得る部位とは反対側に形成された水分
透過調節層とからなることを特徴とする創傷被覆材であ
り、また創傷部に接触し得る部位の少なくとも一部が生
体適合性の撥水性物質により被覆された、生体適合性ヒ
ドロゲル形成性の吸水物質を抱合した支持層と、該支持
層の創傷部に接触し得る部位とは反対側に形成された水
分透過調部層とからなることを特徴とする創傷被覆材で
あるから、熱傷、裸皮創および皮膚剥削創、外傷性皮古
欠損創等の疾患ないし創傷による患部に通用された際に
、適当な水蒸気透過性と滲出液吸収性を有するために創
面を適度な保湿状態下に保ちつつ密行して感染、痛みを
防ぎ、また創面との接触部位は生体適合性を有するので
、生体による異物反応が起きたり、該被覆材が創面に固
着してしまい剥離時に出血、痛み等を伴なうといったこ
とも起らず、かつまた体液中のタンパク成分の漏出を防
止し、創面と該被覆材との間にフィブリン層を形成し得
るため創面をやわらかく保護し、上記したように適度な
保湿状態下に創面を保つことと相乗して、創傷部の治癒
を促進しかつ痩痕を残すことなくきれいに再生する。
また本発明の創傷被覆材を構成する各物質は、容易に安
定して入手でき、かつ安価であり、該創傷被覆材は経済
的にも優れたものである。ざらにこれらの特性は、生体
適合性ヒドロゲル形成性支持層もしくは生体適合性ヒド
ロゲル形成性吸水物質がカルボキシメチルセルロース アクリルアミド系、ポリ(メタ)アクリル酸塩系、ポリ
オキシエチレン−ポリオキシプロピレンブロック共重合
体系またはポリビニルアルコール系のものであり、また
生体適合性の撥水性物質が、ポリウレタン、シリコーン
ゴム、スチレン−ブタジェン−スチレンブロックコポリ
マーおよびエチレン−プロピレン−ジェンターポリマー
であり、ざらに水分透過調節層がポリウレタンである場
合には、さらに優れたものとなり、かつまた、いずれの
物質も滲出液に対して安定であるので滲出液による該被
覆材の劣化も起らないものとなる。さらにこれらの材質
の中から、例えば生体適合性にドログル形成性支持層と
してカルボキシメチルセルロース系部分架橋重合体の不
織布等、また生体適合性撥水性物質としてシリコーンゴ
ム等、ざらに水分透過調節層としてポリウレタン等のい
ずれも透明性の高いものを選択すれば、得られる創傷被
覆材は、透視性を有することになり、被覆材を剥さずに
創傷部の状態を観察できるものとなる。
また本発明は、生体適合性ヒドロゲル形成性物質または
生体適合性ヒドロゲル形成性物質を抱合した合成111
i,4の不織布、織布または編布の少なくとも下方の面
に、生体適合性撥水性物質を塗布して乾燥の後、該不織
布、織布または編布の上方の面を、基板上に延展され未
だ粘着性を有する水蒸気透過性物質の薄膜上に載置し、
その後該薄膜が硬化するまで乾燥させることを特徴とす
る創傷被覆材の製造方法であるから上記のように優れた
性能を有する創傷被覆材を容易に提供し得るものである
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、本発明の創傷被覆材の実施態様
の微細構造を示す拡大断面図である。 1、1.1・・・創傷被覆材、 2、12・・・生体適合性撥水物質、 3・・・生体適合性ヒドロゲル形成性支持層、4、14
・・・水分透過調節層、 13・・・生体適合性ヒドロゲル形成性物質、15・・
・支持層。

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)創傷部に接触し得る部位の少なくとも一部が生体
    適合性の撥水性物質により被覆された生体適合性ヒドロ
    ゲル形成性の支持層と、該支持層の創傷部に接触し得る
    部位とは反対側に形成された水分透過調節層とからなる
    ことを特徴とする創傷被覆材。
  2. (2)生体適合性ヒドロゲル形成性支持層が、カルボキ
    シメチルセルロース系、ポリ(メタ)アクリルアミド系
    、ポリ(メタ)アクリル酸塩系、ポリオキシエチレン−
    ポリオキシプロピレンブロック共重合体系およびポリビ
    ニルアルコール系からなる群より選ばれた部分架橋重合
    体の不織布、織布または編布より構成されものである特
    許請求の範囲第1項に記載の創傷被覆材。
  3. (3)生体適合性の撥水性物質が、ポリウレタン、シリ
    コーンゴム、スチレン−ブタジエン−スチレンブロック
    コポリマーおよびエチレン−プロピレン−ジエンターポ
    リマーからなる群から選ばれたものである特許請求の範
    囲第1項または第2項に記載の創傷被覆材。
  4. (4)水分透過調節層が、ポリウレタンである特許請求
    の範囲第1項〜第3項のいずれかに記載の創傷被覆材。
  5. (5)水蒸気透過率(JIS)が0.1〜200mg/
    cm^2・hrである特許請求の範囲第1項〜第4項の
    いずれかに記載の創傷被覆材。
  6. (6)支持層の吸水能が50〜500重量%である特許
    請求の範囲第1項〜第4項のいずれかに記載の創傷被覆
    材。
  7. (7)水分透過調節層が膜厚5〜200μmのものであ
    る特許請求の範囲第1項〜第5項のいずれかに記載の創
    傷被覆材。
  8. (8)創傷部に接触し得る部位の少なくとも一部が生体
    適合性の撥水性物質により被覆された、生体適合性ヒド
    ロゲル形成性の吸水物質を抱合した支持層と、該支持層
    の創傷部に接触し得る部位とは反対側に形成された水分
    透過調節層とからなることを特徴とする創傷被覆材。
  9. (9)生体適合性ヒドロゲル形成性吸水物質が、カルボ
    キシメチルセルロース系、ポリ(メタ)アクリルアミド
    系、ポリ(メタ)アクリル酸塩系、ポリオキシエチレン
    −ポリオキシプロピレンブロック共重合体系およびポリ
    ビニルアルコール系からなる群より選ばれた部分架橋重
    合体である特許請求の範囲第8項に記載の創傷被覆材。
  10. (10)支持層がナイロン、ポリプロピレン、ポリエチ
    レンおよびポリエステルからなる群より選ばれた重合体
    の不織布、織布または編布からなるものである特許請求
    の範囲第8項または第9項に記載の創傷被覆材。
  11. (11)生体適合性の撥水性物質が、ポリウレタン、シ
    リコーンゴム、スチレン−ブタジエン−スチレンブロッ
    クコポリマーおよびエチレン−プロピレン−ジエンター
    ポリマーからなる群から選ばれたものである特許請求の
    範囲第8項〜第10項のいずれかに記載の創傷被覆材。
  12. (12)水分透過調節層がポリウレタンである特許請求
    の範囲第8項〜第11項のいずれかに記載の創傷被覆材
  13. (13)水蒸気透過率(JIS)が0.1〜200mg
    /cm^2・hrである特許請求の範囲第8項〜第12
    項のいずれかに記載の創傷被覆材。
  14. (14)支持層の吸水能が50〜500重量%である特
    許請求の範囲第8項〜第12項のいずれかに記載の創傷
    被覆材。
  15. (15)水蒸気透過調節層が、膜厚5〜200μmのも
    のである特許請求の範囲第8項〜第12項のいずれかに
    記載の創傷被覆材。
  16. (16)生体適合性ヒドロゲル形成性物質はまたは生体
    適合性ヒドロゲル形成性物質を抱合した合成繊維の不織
    布、織布または編布の少なくとも下方の面に生体適合性
    撥水性物質を塗布して乾燥の後、該不織布、織布または
    編布の上方の面を、基板上に延展された未だ粘着性を有
    する水蒸気透過性物質の薄膜上に載置し、その後該薄膜
    が硬化するまで乾燥させることを特徴とする創傷被覆材
    の製造方法。
  17. (17)生体適合性ヒドロゲル形成性物質が、カルボキ
    シメチルセルロース系、ポリ(メタ)アクリルアミド系
    、ポリ(メタ)アクリル酸塩系、ポリオキシエチレン−
    ポリオキシプロピレンブロック共重合体系およびポリビ
    ニルアルコール系からなる群より選ばれた部分架橋重合
    体である特許請求の範囲第16項に記載の創傷被覆材の
    製造方法。
  18. (18)生体適合性撥水性物質が、ポリウレタン、シリ
    コーンゴム、スチレン−ブタジエン−スチレンコポリマ
    ーおよびエチレン−プロピレン−ジエンターポリマーか
    らなる群から選ばれたものである特許請求の範囲第16
    項または第17項に記載の創傷被覆材の製造方法。
  19. (19)水蒸気透過性物質がポリウレタンである特許請
    求の範囲第16項〜第18項のいずれかに記載の創傷被
    覆材の製造方法。
  20. (20)合成繊維が、ナイロン、ポリプロピレン、ポリ
    エチレンおよびポリエステルからなる群より選ばれたも
    のである特許請求の範囲第16〜第19項のいずれかに
    記載の創傷被覆材の製造方法。
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JP2019177509A (ja) * 2018-03-30 2019-10-17 株式会社リコー ハイドロゲル構造体、その製造方法、及び臓器モデル
EP3470092A4 (en) * 2016-06-14 2020-02-12 Tokuyama Corporation PROTECTIVE MATERIAL FOR LIVESTOCK, KIT FOR FORMING A PROTECTIVE FILM FOR LIVESTOCK AND METHOD FOR PROTECTING SICK / INJURED AREAS IN LIVESTOCK

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