JPS62180731A - 静電気応用による粉体の混合 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は直流高電界中において接地円筒電極に接する
粉体が円筒から反撥されて前方に飛散落下する性質を利
用し、これを２種の粉体の混合に応用した方法に関する
ものである。

・従来、粉体の混合には粉体に機械的攪拌あるいは気流
による流動を与えたり１重力により粉体を落下、展動さ
せることにより行われている。

したがって、攪拌には時間を要し操作も繁雑で、また均
質な粉体の混合も容易ではなかった。

本発明はそのような短所を補うために行われたもので図
面によってその概要を説明すれば。

（イ）　　ホッパ（１）より供給された粉体は接地回転
円筒（２）上に導かれ円筒の回転に伴なって高電界＋＊
Ｉｔ”　　ｉ＋　１．％　ス　−１′　１１道η〒セト
の力作ａ、ｌ＋　Ｉη倍　シ　の接触によって円筒との
界面を通して電荷が移動し、高圧電極（３）、■と逆極
性に帯電し２円筒から反撥されて前方に落下する。

（ロ）左右２組のホッパから供給される２種類の導電性
粉体はそれぞれ直流高電界中で同時に飛散落下し、混合
状態となり下部ホッパ（４）内にはいる。

（ハ）絶縁性粉体の場合は、粉体は電界によって分極す
るだけで反撥力は作用しない。界面を通じて電荷が移動
してもそれは電気二重層として界面近くに止まり、むし
ろその間の静電的吸引力により粉体を電極に付着させる
傾向を生ずる可能性がある。

したがって、この場合は粉体の表面を蒸気などでかるく
吸湿させたり、アルコールでぬらすと水分の吸着によっ
て導電性となり、電荷は界面から直接的に表面を伝わっ
て分布し。

導電性粉体と全く同様な振舞いをするようになり・円筒
接地電極より反撥される。蒸気の代りに表面を化学処理
して導電性の層を形成させることも考えられる。

に）　下部ホッパ（４）にはいった混合物をさらに振動
装置（５）番こよって混合を一層進行させることもでき
る。

０慢」二部ホッパ（１）からの粉体の供給は急激に一度
に行うと充分な混合が出来にくくなるのを防ぐため、移
動ベルト（６）により徐々になされる。

以上１本発明により粉体の混合を静電気的に行なうこと
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の概念図 （１）二上部ホッパ、　（２）　：回転円筒、（３）、
σ）：ＤＣ高圧電極、　（４）　：下部ホッパ、（５）
：振動攪拌装置、ｆ６）：粉体輸送ベルト

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 粉体の混合を静電気現象を応用することにより電気的に
   行なう方法