JPS62179966A - 電子機器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は電子機器に係り、更に詳しくは記録装置イ・１
電子機器に関するものである。

［従来の技術］ 例えば電子式＋江上計算機（以下電卓と略称する）等の
電子機器には演算結果等を記録する記録装置が設けられ
ている場合がある。

このような°電子機器では記録装置は電子機器のケース
内に収容されており、被記録体である記録紙はロール紙
が用いられ、電子機器の笛体の外側に延びるロール紙ホ
ルダによって回転自在に保持されている場合が多い。

そしてロールの状７ｇから巻きほどかれた記録紙の先端
は電子機器の筐体の一部に開口部として形成された挿入
口を通って電子機器内の記録装置側に導かれる。

［発明が解決しようとする問題点］ ところが、この種の電子機器は小型化が進んでおり、記
録装置及び記録紙ホルダの部分におけるζｊ°法」−の
取り合いの許容できるぎりぎりのレベルにまで達してい
るため、巻きほどいた記録紙の先端を挿入口から記録装
置側に通して記録可能状態にセットする作業は極めて煩
雑な作業となるという問題があった。

［問題点を解決するための手段］ 本出願人は上述した問題点を解決するために。

先に実願昭８０−１４４８３０をもってプラテンの部分
が１一方に開き、記録紙の装着を容易にした構造を明ら
かにした。

本発明は上述した技術を更に改良、発展させたもので、
プラテンをその一端を支点として斜めＬ方に回動しうる
ように構成した。

［作　川］ 、１−述した構造を採用すると、切断ｆ段であるペーパ
ーカッタがプラテンの上方に臨ませれているため、切断
時において被記録体である記録紙をプラテンの内側面に
押し付け、大きな摩擦力を与え、記録紙に対する充分な
保持力を与えることができる。

また、記録紙の切断時においては記録紙の切断部におけ
る折曲角度が小さくなるために、記録紙の切断が確実に
、かつ切れ味よく行なえる。

また、プラテンは斜め上方に回転でき、ペーパーカッタ
と干渉せず、記録紙のセットを容易に行なえる。

［実施例］ 以下、図面に示す実施例に基づいて本発明の詳細な説明
する。

第１図〜第９図は本発明の一実施例を説明するもので、
第６図には電子機器の一例として例示する重り１の外観
が示されている。

図において符号ｌで全体を示す電卓は上ケース２と下ケ
ース３とを備えており、上ケース２の手前側にはキーボ
ード部４が設けられており、はぼ中央部には液晶表示器
等を用いた表示部５が設けられている。

また、電卓ｌの後端部側には記録部６が設けられている
。記録部６内に設けられた記録装置については後述する
が、外側から見える部分は記録部を覆う蓋７．ペーパー
カッタ８．プラテン力八−９及びロール紙ホルダ１０で
あり、プラテンカバー９の下方には記録紙の挿入口１’
ｌが設けられている。

プラテンカバー９の上面には後述するプラテンのロック
レバ−１２が開口部９ａを介して突出している。

またロール紙ホルダｌＯは鋼棒等を屈曲して構成したも
ので、ロール紙１３が軸承される水平な腕ｌＯａが設け
られている。

一方、電卓の記録部６内に収容されている記録装置の詳
細を第１図に示す。

第１図において符号１４で示すものは基板で、この基板
１４の後部にはモータ１５が設けられており、このモー
タ１５の回転は歯車群１６を介して駆動プーリ１７に伝
えられる。

駆動プーリ１７と対向して従動プーリ１８が設けられて
おり、両者間には活字ベルト１９がエンドレスの状態で
張架されている。

この活字ベル）１９の外周面には図示を省略したが数字
や記号等の活字が一体成形されている。

活字ベルト１９が形成する細長い空間内にはキャリ・ン
ジ軸２０が配置されており、このキャリッジ輔２０には
不図示のハンマを内蔵したキャリ、ジ２１が移動自在に
装着されている。

符”ｆ　２２で示すものは、キャリジリターン用のコイ
ルスプリングであり、符号２３で示すものは活字ベルト
１９の活字にインクを塗布するインクローラである。ま
た符号２６で示すものは活字ベルトを停止Ｆさせるため
のソレノイドで、桁上げやハンマの駆動なども行なう。

−・方、基板１４の第１図において先端側には円弧状の
曲面を有する記録紙のガイド部２４が設けられており、
このガイド部２４の長手方向のほぼ中央部には開口部２
４ａが形成されており、ここにはフィードローラ２５が
臨まされている。（第５図参照）。

このフィードローラ２５は図示を省略した駆動機構によ
って回転される。

一方、符号２７で示すものはプラテンで、全体として中
空の枠体として構成されており、前記ガイド部２４側の
側面はガイド部２４の曲面とほぼ同一の曲面となってお
り、第１図において手前側は開口部２７ａとなっている
。

このプラテン２７の一端は電卓の後方部側に向って傾斜
した支軸２８を介して基板１４−Ｌに斜めＩ一方に回動
自在に軸承されており、支軸２８にはねじりコイルばね
２９が巻装されており、プラテン２７に対して第１図中
時計方向（斜め上方）への回動習性をｑ−えている。プ
ラテン２７の回動限は後述するプラテンカバー９によっ
て与えられる。

一方、プラテン２７の開口部２７ａ内には。

ステンレス等の全屈あるいはプラスチック等から成るピ
ンチローラ軸３１が水平な状態で横架されている。

このピンチローラ軸３１の中央部には前記フィードロー
ラ２５と圧接されるピンチローラ３２が回転自在に軸承
されている。

一方、プラテン２７の自由端側には前述したロックレバ
−１２が取り付けられている。

即ち、プラテン２７の自由端側のＬ面にはその長丁方向
に沿って長孔２７ｂが形成されており、この長孔２７ｂ
中に長孔２７ｂの幅よりも大きな頭部を有するロックレ
バ−１２が上側から嵌合される。

このロックレバ−１２の下端は第２図（Ａ）〜（Ｃ）に
示すように長孔２７ｂの下側に配置されたブロック３３
に長孔２７ｂとほぼ同一の幅を有する不図示の軸を介し
て嵌合される。

ブロック３３の大きさは長孔２７ｂの大きさより大きい
。

従って、口・ンクレ／（：　−１２とブロック３３はプ
ラテン２７の上板を挾んで摺動自在に配置されたことに
なる。

ブロフク３３の先端には基板１４側（下側）が肩面とな
った爪３３ａが突設されており、この爪３３ａはプラテ
ン２７の自由端側の側壁を貫通して摺動自在に突出する
ことができる。

また、ブロック３３の下面にはピン３４が突１没されて
おり、このピン３４とプラテン２７の自由端側の側壁と
の間には引っ張りコイルばね３５が張架されておりロッ
クレバ−１２及びブロック３３を第２図中左方に引っ張
っており、爪３３ａを常時突出させている。

一方、基板１４側にはガイド部２４の第１図中左端側に
おいて側板３６が亀直な状態で突設されている。この側
板３６には前記風３３ａが嵌合する開［１部３６ａが形
成されており、第１図中後方側の角部には切欠部３６ｂ
が形成されている。この切欠部３６ｂにはプラテン２７
の自由端側の端部に突設された突起３７が嵌合され、位
置決めされる。

従ってロックレバ−１２を引いて爪３３ａを透孔３６ａ
からはずせば、ねじりコイルばね２９の力によりプラテ
ン２７は開く。

また、ねじりコイルばね２９の力に抗してプラテン２７
を基板１４側に押せば、爪３３ａの斜面は側板３６に押
され、ブロック３３は後退し、やがて引っ張りコイルば
ね３５の力により爪３３ａは透孔３６ａ中に嵌合され、
プラテンがロックされる。

この時にはピンチローラ軸３１がたわんでピンチローラ
３２がプラテン２７の開口部２７ｅを介して記録紙を挾
んでフィードローラ２５に圧接される。

なお、ロックレバ−や爪等は基板１４側に設け、透孔を
プラテン側に設けた構造を採用してもよい。

一方、プラテン２７の第１図における手前側の端部の上
側には突条３８が形成されており、この突条３８に長手
方向に沿って長孔３８ａが形成されている。

一方、プラテン２７に嵌合されるプラテンカバー９は第
３図に示すように構成されている。

即ち、プラテンカバー９はプラテン２７全体を覆うと共
に電卓等の電子機器の外観の一部を構成するように屋根
型状に形成されており、そのト板９ｂには前記ロックレ
バ−１２が嵌合する長孔９ａが形成されており、また、
上板９ｂの電東本体側（内側）の側縁には下方に向って
側片９Ｃが突設されている。

また、プラテンカバー９の電卓ｌの後方に位置する側板
９ｇの内側にはプラテン２７の長孔３８ａ中に摺動自在
に嵌合されるピン３９が突設されている。

Ｌ述した構造を右するプラテンカバー９は、その一端を
第５図に示すようにプラテンの支軸２８の外側において
下ケース３側に輛４０を介して回動自在に軸承される。

次に以上のように構成された本実施例の動作について説
明する。

記録紙を装着したい場合には、第４図に示すようにプラ
テンカバー９がプラテン２７と共に閉じられた状ｙｕ％
からロックレバ−１２を第４図に矢印で示すように右方
に引くと、ねじりコイルばね２９の力によりロックがは
ずされたプラテン２７及びプラテンカバー９は第５図に
示すように支軸２８を介して図中時計方向に回動されて
斜め上方に開く。従ってプラテンはペーパーカッタ８と
干渉することはない。

この時にはプラテン２７．プラテンカバー９はそれぞれ
別個の軸２９．４０を中心として回動されるため、回動
軌跡が異なるが、その差はピン３９が長孔３８ａ中を移
動することにより吸収されると共に１両者は連動して回
動される。

なお、プラテン２７およびプラテンカバー９の回動限は
第５図に示すようにピン３９が長孔３８ａの先端に達し
た位置である。

こノ状態でロール紙ホルダ１０の水平な腕１０ａにロー
ル状記録紙１３を装着する。

この時にはロール状記録紙の一端１３ａが計測から巻き
ほどかれるようにして装着される。

そして記録紙の一端１３ａを開いたプラテンの側から導
き、ガイド部２４上に玉ねる。そして、所定距離上側に
引き出してガイド部２４の左右の両側壁を利用して位置
決めをする。この状態でプラテン２７をプラテンカバー
９と共に回動させ。

電卓側に押すと両者は連動して閉じ、爪３３ａが側板３
６に当たる。

すると、前述したように爪３３ａが引っこみ、やがて爪
３３ａが開口部３６ａ中に嵌合されてロックされる。

この時にはロール状記録紙の一端１３ａがフィードロー
ラ２５とピンチローラ３２とに挾まれた状態となる。こ
の時の圧接力はピンチローラ軸３１の弾力によって決ま
る。

このようにして記録紙が装着されると、記録紙の一端１
３ａはカールしているため、：５７図に示すようにプラ
テン２７に沿って記録位ＦＩＩＲを通り、ペーパーカッ
タ８の先端とプラテンカバー９との間の隙間を通って上
方に導かれた状態となっている。

この状態でキーボード４を操作して記録が行なわれる。

記録紙の切断時においては、ｉ７図に示すように記録紙
の一端１３ａはペーパーカッタ８の先端に当って矢印Ｆ
で示すように電卓の手前側に引っ張られる。

この時にはペーパーカッタ８がプラテン２７の内側面を
越えた位置にあるため、記録紙はプラテン２７の内側面
に沿って強く押し付けられ、大きな抵抗が生じ、記録紙
に対する保持力が増大し切断のために記録紙を強く引い
ても記録紙はほどけない。

また、第７図に示すようにプラテンの上方にオーバーラ
ツプするように位置しているペーパーカッタ８のナイフ
ェツジ部で記録紙が鋭角状に折曲げられるため、記録紙
の切断は切れ味よ〈行なわれる。

［効　果］ 以上の説明から明かなように本発明によれば、ペーパー
カッタをプラテンの上方へオーバーラツプさせて臨ませ
た構造を採用し、プラテンをその一端を支点として斜め
上方に回動できる構造を採用しているため、切断時にお
いて記録紙に対する１・分な保持力を与えることができ
ると共に、プラテンをペーパーカッタ及びロール紙と干
渉しないように斜め上方に開くことができ、記録紙のセ
ッテングを容易に行なうことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第９図は本発明の一実施例を説明するもので、
第１図は記録装置の斜視図、第２図（Ａ）〜（Ｃ）はプ
ラテンの要部の平面図、正面図、側面図、第３図はプラ
テンカバーの一部破断斜視図、第４図はプラテンを閉じ
た状態の一部破断正面図、第５図はプラテンを開いた状
態の一部破断正面図、第６図は電卓の斜視図、第７図は
要部の拡大断面図、第８図及び第９図はプラテンを開い
た状態及び閉じた状態の電卓の側面図である。 ｌ・・・電卓　　　　　　８・・・ペーパーカンタ９・
・・プラテンカバー　１０・・・ロール紙ホルダ１２・
・・ロックレバ−２７・・・プラテン特語出願人　キャ
ノン株式会社　−−−〜代理人　弁理士　加　藤　　卓
）°− パ、−・′ 第２図（Ｂ） 第２図（Ｃ）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 被記録体を記録位置に維持するプラテンと、被記録体の
   切断手段とを有する記録装置を備えた電子機器において
   、前記プラテンをその一端を支点として斜め上方に回動
   しうるように設けたことを特徴とする電子機器。