JPS62178334A - 金属溶射木材 - Google Patents

金属溶射木材

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Publication number
JPS62178334A
JPS62178334A JP2152086A JP2152086A JPS62178334A JP S62178334 A JPS62178334 A JP S62178334A JP 2152086 A JP2152086 A JP 2152086A JP 2152086 A JP2152086 A JP 2152086A JP S62178334 A JPS62178334 A JP S62178334A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wood
metal
base material
spraying
sprayed
Prior art date
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Pending
Application number
JP2152086A
Other languages
English (en)
Inventor
豊康 大隅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Gakki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Gakki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Gakki Co Ltd filed Critical Nippon Gakki Co Ltd
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Publication of JPS62178334A publication Critical patent/JPS62178334A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Finished Plywoods (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、木質基材にアルばニウムなどの金属を溶射
してなる金属溶射木材に関し、木質基材として寸法安定
化処理を施したものを用いることにより、金FA静射時
の高温、f反曝に起因する木質基材の寸法、形状変化を
防thTるようにしたものである。
〔従来技術とその問題点] 従来より、木材表面にアルドニウムなどの金属を層剤し
て金属俗射膜を設け、木材の耐火性、耐風化性等を改善
し、独特のメタリックな外観を与えて加飾を施工ことが
行われている。
しかしながら、このような金属溶射木材にあっては、金
属饅射時に高温の溶融金属粒子が吹き付けらねるので、
木材表面が200°C前後の高温に曝されることになる
。このため、この高温により、木材の含水率の平衡が失
われ、金属溶射後に木材の収縮、反り、ネジレ、割れな
どの寸法変化、形状変化が生じ、金属溶射膜と木材との
密N注も低下するなどの不、都合があった7 [問題点を解決するための手段〕 そこで、この発明は木質基材に予め寸法安定化処理を危
しておき、こn、y二金属溶射を行うことにより、金属
溶射後の木材基材の寸法変化、形状変化等を防正するよ
うにした。
以下、図面を参照してこの発明の詳細な説明下る。
図面は、この発明の金属溶射木材の一例を示すもので、
図中符号1は木質基材である。木質基材1ば、この例で
は平板状であるが、これに限られず、任意の形状に加工
ざj、たものも便用できる。
木質ノ々材1の種類は、特に限定されず、天然木ムり材
、合板、化粧合板、集成材などが用いられる。
樹種としては、ブナ、ナラ、アガチス、マホガニー、セ
ン、ヌブルースなどが挙られるが、これらに限られるこ
とはな(、一般にヤニ成分の少ないものが好ましい。
この木質基材1は、寸法安定化処理が施式れている。寸
法安定化処理は、木質基材を無水酢酸で処Wiするアセ
チル化処理、ポリエチレングリコールを含浸する方法、
ポリプロピレングリコールを含浸する方法、木質基劇を
加熱下る方法、木質基材を燻煙で処理する燻煙処理など
があるが、ポリエチレングリコールやポリプロピレング
リコールを含浸する方法が寸法安定化効果が良好で最も
好ましい、、また、木質基材に植々のモノマーを含浸し
、重合ぜせるWPC(Woqd plasticsCo
町osite )手法も採用下ることも可能である、ポ
リエチレングリコール含浸処理の具体例としては、例え
ば分子411000〜4000のポリエチレングリコー
ルの10〜40wt4水浴液中に木質基材を常温ないし
は60℃程度で8〜24時間程度浸漬し、50℃で1〜
3#間程度風乾する方法などが採用できる。
また、木質基材1は、必要に応じて金属溶射膜との缶石
性を上けるために、金、属ブラシ、研磨紙(す60〜華
100)などを用いて予めその表面を荒してま;・(こ
ともできる。同様の目的でサンドブラストなどのブラス
ト加工をJMTこともできる、この木質基材l上には、
金属、セラばツクス等が溶射されて金属溶射膜2が設け
られている。金属溶射B 2 :1 、電気アーク方式
、プラズマ方式、火炎方式などの金MM射法によって形
成されたものである。電気アーク方式によるものでは、
電気アーク中にアルミニウム、亜鉛、銅、銅合金などの
金属からなる3材を順次送り込み、アーク中でこれを浴
融し、高速で木質基材1上に吹き付けることによって行
われる。、また、プラズマ方式によるものでは、プラズ
マ中に同様の金属材料やアルばす(At203)、シリ
カ(S10□)などの金属酸化物、セラばツクス材料を
送り込み、これを溶融して高速で吹き付けることによっ
て実施される。
このプラズマ方式では、プラズマが非常に高温であるの
で、金属以外のセラばツクス材料も溶射できる特徴があ
る、火炎方式では、酸素−アセチレン炎などの火炎中に
金属線材あるいは金属粉末を送り込み、溶融状態で吹き
付けることによって行われる。溶射時には、木質基材1
表面に、加圧空気などの冷却用気体を噴射し、木質基材
1表面の加熱、昇温をできるだけ抑制することが望まし
い。
金属溶射膜2は、金属に銅を使えば赤銅色の、またアル
ミニウム、亜鉛を使えば銀白色の外観を呈し、その表面
は微少な凹凸になって艷消しくマット)仕上げとなって
いる6また、金属溶射!2の厚嘔は、金属溶射木材の用
途#に応じて任意に決められるが、通常は密N性、経済
性などの点から100〜200μmの範囲とされる。
また、この金属溶射膜2は、必ずしも基材1表面全面に
設ける必要はなく、マスキング法によって、所望の部位
にのみ設けることにより、模様付けを行うこともできる
n式らに、木質基材1表面に適当な模様の彫刻を刻設に
しておき、この模様に合せたマスクを被せて溶射を行い
、豆体的な金属溶射膜2を設けることもできる。マスク
の形成は、粘着テープや厚紙を貼着てる方法や耐熱性樹
脂を用いてパターン印刷する方法等が採用できる、また
、金属溶射膜2を必要に応じてパフ研磨などで研磨し、
艶有り仕上げ面とすることもできる、さらに、金属溶射
膜2上に合成樹脂塗料を施■こともできる。金属溶射膜
2は、溶融金属粒子を木質基材1上に吹き付けてなるも
のであるため、必然的に微細な貫通孔が多数形成されて
おり、この貫通孔を通して木質基材1に水分等が侵入す
ることがあるが、金属溶射膜2上に合成樹脂塗料を形成
てれは、貫通孔が封孔され、さらに任意の着色などの加
飾も行えて好都合となる。ここで使われる合成樹脂塗料
としては、ウレタン樹脂系、アクリル樹脂系、フッ素樹
脂系などの透明塗料、着色透明塗料、エナメル塗料など
が用いられ、その塗膜厚さは50〜100μm程度とさ
れる。
嘔らに、木質基材1<!:金属溶射[2との間に合成側
脂膜を設けておくこともできる。この合成偏脂膜は、木
質基材1と金!:4溶射膜2との密着性を改善するもの
で、アクリル樹脂、酢放ビニル団脂などの熱可塑注鎖脂
の有機溶剤溶液やエマルジョンあるいはメラミン樹脂、
エポキシ、瘤脂、ポリウレタン樹脂などの熱硬化性樹脂
の未硬化彌脂液やこれを有機溶剤で希釈した・;(相溶
液等を木質基材1に塗布して得られる厚さ10〜100
μm程度のものが採用できる。
〔作用] このような金属溶射木材にあっては、木質基材1が予め
寸法安定化処理が施されているので、金pAWj射時に
木質基材1が高温に曝されても、高温破曝に起因する寸
法変化や形状X化がほとんど生じな(な9、反り、ネジ
レ、割れなどが生じることがな(、良質の金属溶射木材
となる。また、木質廣材1の寸法変化が抑えられるので
、金属溶射膜2と木質基材1との密M性も同時に向上下
る、また、金属溶射膜2上に合成便脂塗膜を設けたもの
では、金属溶射膜2を通しての水分の侵入が防止され、
木質基材1の吸湿による寸法変化、腐食等が防止でれ、
かっわに々の着色外観等の加飾を頬丁ことSできる。
[火施例〕 ブナの平板材(1tMX 50cmX 50ttyt、
平衡含水率12’S)の表面を80番手の研磨紙で研削
したのち、分子fil(100のポリエチレングリコー
ル40wt1水溶液中に常温で24時間浸漬し、50℃
で1時間風乾して寸法安定化処理を旭した。
ポリエチレングリコール含浸量は、10wt%であった
ついで、この平板材の表面に電気アーク溶射装置を用い
、を流70〜100A、 !圧28V、 2気圧0.5
 MPa #射距離30tmでアルばニウムワイヤを溶
射し、厚さ100μmのデル、−ニウム溶射膜を設け、
アルミニウム溶射木材を得た。
得られたアルミニウム溶射木材には、割れ、反り、ネジ
レなどの形状変化は全(認められなかった。
一方、ポリエチレングリコールによる寸法安定化処理を
施さずに、同条件でアルミニウム溶射を行ったものでは
、反り、ネジレが認められた。
〔発明の効果〕
以上Ω2明したように、この発明の金属溶射木材は、予
め寸法安定化処理した木質基材に金属を溶射してなるも
のであるので、金属溶射時の高温に曝露されても木質基
材が寸法変化や形状変化を起てことがな(、反り、ネジ
レ、割れなどが生じず、良質の金属溶射木材を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
図面は、この発明の金属溶射木材の一例を示す概略:新
面図である。 1・・・・・・木質基材 2・・・・・・金属溶射膜。 出願人 日本−Q器製造株式会社 代理人 弁理士 志 賀 正 武、 。 1°稀基村

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 寸法安定化処理された木質基材に、金属を溶射して金属
    溶射膜を設けてなる金属溶射木材。
JP2152086A 1986-02-03 1986-02-03 金属溶射木材 Pending JPS62178334A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2152086A JPS62178334A (ja) 1986-02-03 1986-02-03 金属溶射木材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2152086A JPS62178334A (ja) 1986-02-03 1986-02-03 金属溶射木材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62178334A true JPS62178334A (ja) 1987-08-05

Family

ID=12057235

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2152086A Pending JPS62178334A (ja) 1986-02-03 1986-02-03 金属溶射木材

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JP (1) JPS62178334A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03258536A (ja) * 1990-03-09 1991-11-18 Tomiyasu Honda 複合材料及びその製造方法
JPH03258539A (ja) * 1990-03-09 1991-11-18 Tomiyasu Honda 複合材料及びその製造方法
JPH03258538A (ja) * 1990-03-09 1991-11-18 Tomiyasu Honda 複合材料及びその製造方法
JPH03258537A (ja) * 1990-03-09 1991-11-18 Tomiyasu Honda 複合材料及びその製造方法
JPH03258535A (ja) * 1990-03-09 1991-11-18 Tomiyasu Honda 複合材料及びその製造方法
JPH0449033A (ja) * 1990-06-18 1992-02-18 Tomiyasu Honda 複合材料及びその製造方法

Cited By (6)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPH03258539A (ja) * 1990-03-09 1991-11-18 Tomiyasu Honda 複合材料及びその製造方法
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