JPS62177223A - 炭素繊維の紡糸連続取出し方法 - Google Patents
炭素繊維の紡糸連続取出し方法Info
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- JPS62177223A JPS62177223A JP1655786A JP1655786A JPS62177223A JP S62177223 A JPS62177223 A JP S62177223A JP 1655786 A JP1655786 A JP 1655786A JP 1655786 A JP1655786 A JP 1655786A JP S62177223 A JPS62177223 A JP S62177223A
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Links
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Landscapes
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- Inorganic Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明はピッチ系炭素繊維の遠心紡糸法に利用できる炭
素繊維の紡糸連続取出し方法に関するものである。
素繊維の紡糸連続取出し方法に関するものである。
（従来の技術）
従来のカーボン繊維の紡糸方法は、回転するノズルの中
に溶湯状態のカーボン原料をシャフト中の注入部から流
し込み、前記ノズルの回転により、同ノズルから噴射さ
れたカーボン原料が細かい繊維状となって外部に飛び出
し、外壁に当って綿状のカーボン繊維となるもので、遠
心力を利用した方法であった。
に溶湯状態のカーボン原料をシャフト中の注入部から流
し込み、前記ノズルの回転により、同ノズルから噴射さ
れたカーボン原料が細かい繊維状となって外部に飛び出
し、外壁に当って綿状のカーボン繊維となるもので、遠
心力を利用した方法であった。
しかし前記従来の紡糸方法は、搬出時に極細ピッチ繊維
が外力で折損し易い欠点があった。また微粉、極短繊維
が混入していて、次工程の不融化処理（１５０〜３００
℃ＸＩＨｒで、空気中加熱による繊維表層酸化）時に、
繊維の相互融着、不融化の不均一等の不具合を生じる欠
点があった。
が外力で折損し易い欠点があった。また微粉、極短繊維
が混入していて、次工程の不融化処理（１５０〜３００
℃ＸＩＨｒで、空気中加熱による繊維表層酸化）時に、
繊維の相互融着、不融化の不均一等の不具合を生じる欠
点があった。
（発明が解決しようとする問題点）
本発明は、従来のカーボン繊維の紡糸方法における極細
ピッチ繊維が外力で折損し易（、また不融化処理時に繊
維の相互融着、不融化の不均一等の不具合が生じるなど
の問題点を解決しようとするものである。
ピッチ繊維が外力で折損し易（、また不融化処理時に繊
維の相互融着、不融化の不均一等の不具合が生じるなど
の問題点を解決しようとするものである。
（問題点を解決するための手段）
このため本発明は、遠心紡糸用回転ノズルの周りに上下
開口した円筒を設け、同円筒の上部からは気流を降下さ
せ、円筒の下部には通気可能なメツシュベルト式コンベ
アを配置してなるもので、これを問題点解決のための手
段とするものである。
開口した円筒を設け、同円筒の上部からは気流を降下さ
せ、円筒の下部には通気可能なメツシュベルト式コンベ
アを配置してなるもので、これを問題点解決のための手
段とするものである。
（作 用）
遠心力で噴出固化したピンチ繊維は、交絡して綿状とな
るが、嵩比重が小さいため円筒内で飛散する。ここで降
下気流によジピノチ繊維群は筒底部へ移行し、同筒底下
部のメンシュベルトにより気流は通過し、綿状ピッチ繊
維は捕えられて堆積する。そして降下気流により運ばれ
て来る綿状ピッチ繊維帯と、ベルトで搬出される量との
バランスを保つことにより、所望の幅と厚さの帯状の綿
状繊維群を連続的に取り出すことがセきる。
るが、嵩比重が小さいため円筒内で飛散する。ここで降
下気流によジピノチ繊維群は筒底部へ移行し、同筒底下
部のメンシュベルトにより気流は通過し、綿状ピッチ繊
維は捕えられて堆積する。そして降下気流により運ばれ
て来る綿状ピッチ繊維帯と、ベルトで搬出される量との
バランスを保つことにより、所望の幅と厚さの帯状の綿
状繊維群を連続的に取り出すことがセきる。
（実施例）
以下本発明を図面の実施例について説明すると、第１図
及び第２図は本発明の実施例を示す。
及び第２図は本発明の実施例を示す。
さて第１図、第２図において、遠心ノズル２の回転軸中
心とほぼ中心軸が一致した上下開口の円筒５を設置する
。円筒５の内径はノズル回転筒２の外径よりも十分に大
きいものとする。また円筒ｓ（’）下ｇにはメツシュベ
ルト７のベルトコンベアを駆動ロール８を介して設置す
る。そして円筒５の上部から下部に向けて気流を流す。
心とほぼ中心軸が一致した上下開口の円筒５を設置する
。円筒５の内径はノズル回転筒２の外径よりも十分に大
きいものとする。また円筒ｓ（’）下ｇにはメツシュベ
ルト７のベルトコンベアを駆動ロール８を介して設置す
る。そして円筒５の上部から下部に向けて気流を流す。
ここで加熱溶融状態の石油系又は石炭系ピッチ１が遠心
ノズル２に投入され、遠心力によりノズル穴３から噴出
、縮流されて極細径のピッチ繊維４となって飛散する。
ノズル２に投入され、遠心力によりノズル穴３から噴出
、縮流されて極細径のピッチ繊維４となって飛散する。
飛散域は円筒５内で、その分布は中央部で粗、外周部で
密となる（円筒径が極端に大きいと半径方向に再び分布
は粗となる）。
密となる（円筒径が極端に大きいと半径方向に再び分布
は粗となる）。
この飛散繊維は降下気流６に乗って交絡しながら綿状と
なって移動中のメツシュベルト７上へ向い、通過気流１
０はメツシュベルト７を通過し、綿状繊維はメツシュベ
ルト７上に軟着陸し、堆積する。
なって移動中のメツシュベルト７上へ向い、通過気流１
０はメツシュベルト７を通過し、綿状繊維はメツシュベ
ルト７上に軟着陸し、堆積する。
この際、極く短い繊維や、微粉ピンチも気流と共にメツ
シュベルト７を通過し、綿状繊維群から除去分離される
こととなり、下部に堆積１１する。
シュベルト７を通過し、綿状繊維群から除去分離される
こととなり、下部に堆積１１する。
なお、第１図中ｇは、円筒５の下端とメツシュベルト７
面とのギャップで、両者の干渉がなく、かつ堆積した綿
状繊維９が容易に通過できる必要最小限の距離とする。
面とのギャップで、両者の干渉がなく、かつ堆積した綿
状繊維９が容易に通過できる必要最小限の距離とする。
堆積した綿状繊維９群は第２図に示すように、その幅Ｗ
はほぼ円筒５の内径と同等となり、厚さは遠心ノズル２
で製造される飛散繊維量とベルトコンベアの速度で決ま
る。第２図は模式図的に示しているが、コノペア速度を
定速にすると、恰も一枚の帯状体の連続体として取り出
せる。
はほぼ円筒５の内径と同等となり、厚さは遠心ノズル２
で製造される飛散繊維量とベルトコンベアの速度で決ま
る。第２図は模式図的に示しているが、コノペア速度を
定速にすると、恰も一枚の帯状体の連続体として取り出
せる。
（発明の効果）
以上詳細に説明した如く本発明は構成されているので、
外力によって容易に折損しやすいピッチ繊維を降下気流
で無理なく搬送し、メツシュベルト上に軟着陸させるた
め、折損歩留を向上・させることができる。
外力によって容易に折損しやすいピッチ繊維を降下気流
で無理なく搬送し、メツシュベルト上に軟着陸させるた
め、折損歩留を向上・させることができる。
またメツシュベルト上に交絡、堆積できるので所定幅、
厚さの帯状繊維群を連続取出しできる。
厚さの帯状繊維群を連続取出しできる。
更にメツシュベルトを用いるため、微粉あるいは極短の
ピッチ繊維を除去でき、次工程の不融化に際し、局部通
気性が向上し、繊維間の融着防止と不融化の均一化にと
って有利となる。
ピッチ繊維を除去でき、次工程の不融化に際し、局部通
気性が向上し、繊維間の融着防止と不融化の均一化にと
って有利となる。
第１図は本発明の方法を実施する装置において遠心紡糸
と連続搬出を行なっている状態を示す側断面図、第２図
は第１図のＡ −Ａ矢視図である。 図の主要部分の説明 ｌ・・・石炭系ピッチ ２・・・遠心ノズル３・・・
ノズル穴 ４・・・ピッチ繊維 ５・・・円筒６・
・・降下気流 ７・・・メツシュベルト９・・・綿状
繊維
と連続搬出を行なっている状態を示す側断面図、第２図
は第１図のＡ −Ａ矢視図である。 図の主要部分の説明 ｌ・・・石炭系ピッチ ２・・・遠心ノズル３・・・
ノズル穴 ４・・・ピッチ繊維 ５・・・円筒６・
・・降下気流 ７・・・メツシュベルト９・・・綿状
繊維
Claims (1)
- 遠心紡糸用回転ノズルの周りに上下開口した円筒を設け
、同円筒の上部からは気流を降下させ、円筒の下部には
通気可能なメッシュベルト式コンベアを配置したことを
特徴とする炭素繊維の紡糸連続取出し方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1655786A JPS62177223A (ja) | 1986-01-28 | 1986-01-28 | 炭素繊維の紡糸連続取出し方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1655786A JPS62177223A (ja) | 1986-01-28 | 1986-01-28 | 炭素繊維の紡糸連続取出し方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62177223A true JPS62177223A (ja) | 1987-08-04 |
Family
ID=11919583
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1655786A Pending JPS62177223A (ja) | 1986-01-28 | 1986-01-28 | 炭素繊維の紡糸連続取出し方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62177223A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010109828A1 (ja) * | 2009-03-23 | 2010-09-30 | 株式会社 ニフコ | パイプ連結用コネクタ |
-
1986
- 1986-01-28 JP JP1655786A patent/JPS62177223A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010109828A1 (ja) * | 2009-03-23 | 2010-09-30 | 株式会社 ニフコ | パイプ連結用コネクタ |
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