JPS6217671A - 方向探知装置 - Google Patents

方向探知装置

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JPS6217671A
JPS6217671A JP8409285A JP8409285A JPS6217671A JP S6217671 A JPS6217671 A JP S6217671A JP 8409285 A JP8409285 A JP 8409285A JP 8409285 A JP8409285 A JP 8409285A JP S6217671 A JPS6217671 A JP S6217671A
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JP
Japan
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antenna
loop
support
steel tower
tower
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Pending
Application number
JP8409285A
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English (en)
Inventor
Mikio Hosono
細野 幹雄
Tsuneo Furukawa
古川 恒雄
Masayoshi Kiyono
清野 昌義
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Koden Electronics Co Ltd
Original Assignee
Koden Electronics Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6217671A publication Critical patent/JPS6217671A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は例えば船舶等に搭載されて電波の到来方位を
探知する方向探知装置に関する。
「従来技術」 従来より直交する二つのループアンテナの出力信号と、
無指向性アンテナの出力信号を利用して電波の到来方位
を測定する方向探知装置が広く実用されている。
第18図を用いて従来から用いられている方向探知装置
の一例を説明する0図中1は例えばホイップアンテナの
ような無指向性アンテナ、2X、2Yは互に直交して設
けられたループアンテナを示す。
これら無指向性アンテナlと、二つのループアンテナ2
X、 2Yは第19図に示すように鉄塔3によって船体
4の高所に支持される。
無指向性アンテナl及び二つのループアンテナ2X、 
2Yに誘起された信号はセンス用高周波トランス6Aと
、ループ用高周波トランス6B、 6Cを介して取出さ
れ、ケーブル7A、 7B、 7Cを通して方向探知装
置本体8に導かれる。
方向探知装置には各種の方式が存在するがこの例では各
方位の受信レベルをベクトル演算して電波の到来方位を
決定する方式の例を例示して説明することとする。つま
り方向探知装置本体8の内部では無指向性アンテナlの
信号をセンス入力回路11Aと移相回路12を介して合
成回路13に入力する。これと共に二つのループアンテ
ナ2X、 2Yの信号はループアンテナ入力回路11B
及びllCを介してスイッチング回路14に入力し、ス
イッチング回路14において低周波発振器15から与え
られる。第20図Aに示す矩形波53号Paによって二
つのループアンテナ2X、 2Yの信号を切替え北N、
南S、東E。
西Wの各方位からの信号成分を時分割して取出す。
スイッチング回路14から出力される4g号を合成回路
13に与え、合成回路13において無指向性アンテナl
の信号と合成しセンスを決定する0合成された信号を受
信機16に入力し、増幅した後同期検波2ゴ17に与え
る。
同期検波器17では受信機16から与えられる信号を低
周波発振器15から出力される矩形波信号Paを基準信
号として同期検波する。同期検波出力信号の一例を第2
0図Bに示す。同期検波出力信号は北N、南S、東E、
西Wの各成分に時分割されており、この同期検波信号を
演算回路18に与え演算回路1Bにおいてベクトル合成
し演算処理することによって電波の到来方位を知ること
ができる。この演算処理結果を指示器19に与えること
によって電波到来方位を図形表示したり又は数値表示す
ることができる。
「発明が解決しようとする問題点」 従来より無指向性アンテナ1及びループアンテナ2X、
 2Yは周囲の物体からの影響をさけるために第19図
で説明したように鉄塔3によって高所に支持される。
無指向性アンテナ1の長さしは対象とする周波数帯域の
電波の波長λに対しほぼL=λ/4となるように選定さ
れる。ところで鉄塔3は金属であるため垂直アンテナの
一部として作用し、無指向性アンテナ1の共振特性に影
響を与える。この影響を軽減するために鉄塔3は目標帯
域周波数の電波に対しλ/2で共振させ、その両端部が
共振の節となって高インピーダンスを呈するように、鉄
塔3の長さはほぼλ/2に選定している。
しかし乍ら鉄塔3の寸法をこのように選定したとしても
鉄塔3の影響を完全に除去できない不都合がある。
第21図は第22図に示すようにカウンターボイズなし
に鉄塔3の上に支持された無指向性アンテナlの受信特
性を示す0図中実線Aはループアンテナ2X、 2Yの
受信出力、点線Bは無指向性アンテナ1の受信出力を示
す6図示するように無指向性アンテナlの受信出力特性
Bは鉄塔3の共振周波数f0において急峻な谷Cを形成
し、周波数10以上の周波数に対して受信信号の位相が
反転する現象が見られる。この現象を一般にセンス反転
と称し、電波到来方位の測定結果はf0以下の場合の全
く逆の関係になる。このため実用周波数帯域は図示する
ΔF1のようになる。また鉄塔3を長くしアンテナ1及
び2X、 2Yを高所に支持しようとすると鉄塔3の共
振周波数f0が低くなりその弊害は更に増長される。
このような不都合を解消するために従来より無指向性ア
ンテナ1の基端部に第23図に示すように複数のカウン
ターボイズ21を設け、カウンターボイズ21によって
無指向性アンテナ1の給電点を構成し、鉄塔3の影響を
軽減する方法が実用されている。
カウンターボイズ2工を設けることによって第24図に
示すように無指向性アンテナ1の受信出力特性Bは深い
谷Cの存在が除去され直線化されるが鉄塔3の共振周波
数「。以上の周波数帯域においてゆるやかにセンスが反
転する。従ってこの場合の実用帯域はΔFよとなる。こ
の実用帯域ΔF2は第21図の場合より広くなるが、そ
の拡がりはわずかなものである。
このように従来は鉄塔3の影響を受けて実用帯域が制限
され、広帯域化することは困難なこととされている。
「問題点を解決するための手段」 この発明では鉄塔と無指向性アンテナとの間にwA緑支
持体を介挿し、絶縁支持体によって無指向性アンテナの
基端と鉄塔との間を離す構造としたものである。
更に詳しくは絶縁支持体の長さを次のように選定する。
つまり無指向性アンテナと鉄塔との間の静電容量をC+
、カウンターボイズと鉄塔との間の静電容量をC2とし
た場合c+sczとなるようにw!3縁支持体の寸法を
選定する。これと共にアンテナと方向探知装置本体との
間を接続するケーブルのシール、導体を鉄塔の上端側で
は無指向性アンテナ1の給電点に接続しない構造として
いる。
更にこの発明ではカウンターボイズの中間にショートリ
ングを設けた構造を提案する。
このショートリングを設けたことによりカウンターボイ
ズと鉄塔との間の静電容量C!を大きな値となるように
し、その結果としてCI’qC!の条件を満たすべくカ
ウンターポイズの寸法を短くすることができる効果を得
ている。つまりカウンターポイズは鉄塔から水平方向に
張り出すため船上における作業の邪魔となる不都合があ
る。このためカウンターポイズは可及的に短い方が都合
がよい。
「実施例」 第1図乃至第10図にこの発明の要部の実施例を示す、
この発明では第1図に示すように鉄塔(導電性支持塔)
3の上端に&1!I縁支持体22を設け、この絶縁支持
体22の上端にアンテナ支持台23を取付けこのアンテ
ナ支持台23に無指向性アンテナ1と二つのループアン
テナ2X、 2Yを支持させた構造としたものである。
第2図にアンテナを上方から見た平面図を示す。
この実施例では絶縁支持体22は強化プラスチ。
りによって筒状に形成した場合を示す。つまり筒状の絶
縁支持体22の両端にフランジ22A、22Bを設ける
。フランジ22A、22Bは必ずしも絶縁体にする必要
はなく金属フランジを用いてもよい。フランジ22Aに
よって鉄塔3の上端に絶縁支持体22を締結し、フラン
ジ22Bによってアンテナ支持台23を絶縁支持体22
の上端に支持する。
鉄塔3も中空パイプが用いられこの中空パイプの内部に
無指向性アンテナ1及びループアンテナ2X、 2Yと
方向探知装置本体8の間を接続するケーブル7A、 7
B、 7Cを貫通させる。ケーブル7A、 7B。
7Cの先端は第4図に示すようにフランジ22Bに設け
た支停板2OAと押さえ板20Bによって絶縁支持体2
2の上端にクランプする。各ケーブル7^〜7Cはこの
例では6本の同軸ケーブルを共通の絶縁シース30によ
って被覆した構造の6芯同軸ケーブルを用いた場合を示
す。つまり6本の同軸ケーブルの中の2木を使ってケー
ブル7A、 7B、 7Cを構成した場合を糸す、各同
軸ケーブルのシールド用編東線26は共通接続し、この
共通接続して導出した端子29を後述するプリント板の
アース導体に接続する。
各同軸ケーブルのシールド用編束線26の各局には絶縁
層27が被覆され、その外側に6本の同軸ケーブルを覆
うようにシールド用編東線28が設けられる。この編東
線28はアンテナ側ではどこにも接続されず、本体8側
で第3図に示すように筐体アース31に接続される。
無指向性アンテナ1の電気的接続構造を第3図に示す、
第3図において無指向性アンテナ1の下側に示すリング
24はアンテナ支持台23の外側に設けたショートリン
グ、25はアンテナ支持台23の内側に設けた導電リン
グを示す、導電リング25は4本のカウンターボイズ2
1の基端を同一電位にするために設けられ、この導電リ
ング25にセンス用高周波トランス6Aの一次巻線の一
端を接続しこの接続点を無指向性アンテナlの給電点と
する。センス用高周波トランス6Aの一次巻線の他端に
無指向性アンテナ1の基端を接続する。
センス用高周波トランス6Aの二次巻線にはケーブル7
Aの内部リード線を接続する。ケーブル7^及びループ
アンテナ2X、 2Y側のケーブル7B、 7Cの内側
の編東線26は第4図で説明したように共通端子29に
接続され、この端子29が第9図に示すプリント板38
のアース導体38Aに接続される。
ケーブルの編束線26及び28の接地構造を除けば、方
向探知装置本体8の内部構造及びループアンテナ2X、
 2Yの信号経路は第18図で説明した従来の構造と同
じであるから、第18図と対応する部分に同一符号を付
しここでは方向探知装置本体8の内部構造及びループア
ンテナ2X、 2Yの信号経路に関する説明は省略する
次にアンテナ支持台23の具体的な構造について第5図
及び第6図を用いて説明する。
アンテナ支持台23はこの例では強化プラスチックのよ
うな絶縁材によって構成した例を示す、第5図に示す断
面は第6図に示すA−A線上の断面を示す。第5図及び
第6図に示すようにアンテナ支持台23はほぼ円筒状に
形成されたアンテナ支持台本体23Aと、アンテナ支持
台本体23Aの上端開口部を閉塞するM23Bとによっ
て構成される。蓋23Bはビス33によってアンテナ支
持台本体23Aに固定される。
本体23Aの下端側には下向に向かって取付ポル1−3
4A、34B、34G、34Dがインサートされて支持
され、この取付ポル)34A〜34Dが絶縁支持体22
の上側のフランジ22B(第1図)に結合しナツトによ
って締結される。
取付ボルト34A〜34Dのインサート位置は第6図に
示すように内周に突出する肉厚部35を有し、この肉厚
部35に水平方向に貫通する孔を形成し、この孔にボル
ト36を内側から挿通する。ボルト36のネジ部にはカ
ウンターボイズ21の基部側ロフト21Aを螺合させる
。つまりこの基部側ロッド21Aは中空導体を用いその
中空部の両端に雌ネジを形成している。この一方の雌ネ
ジにボルト36の雄ネジを螺合させアンテナ支持台本体
23Aの外周に4本の基部側ロッド21Aを放射状に固
定する。
カウンターボイズ21を構成する基部側口、ド21Aの
先端側の雌ネジにはカウンターボイズ21の先端側ロッ
ド21Bに形成した雄ネジを螺合させ、基部側ロンド2
1Aと先端側ロンド21Bとを結合する。
このとき基部側ロッド21Aと先端側ロンド21Bの間
に帯状導体によって形成したショートリング24を挟み
込み、カウンターボイズ21の中間の相互間を第2図に
示すようにショートリング24によってシートした構造
としている。またアンテナ支持台本体23Aの内側にお
いてもボルト36の頭部によって導電リング25を挟み
付け、カウンターボイズ21の基端側を導電リング25
によって電気的に接続し、この導電リング25をリード
線37(第5図)によってプリント板38に設けたカウ
ンターボイズ端子39に接続している。
41はセンスアンテナ端子であって、このセンスアンテ
ナ端子41に無指向性アンテナ1をリード線42によっ
て接続する。リード線42はボルト43とブラケット4
4を介して蓋23Bの上面に電気的に導出され、ブラケ
ット44に無指向性アンテナ1の基端を固定し、機械的
な固定と電気的な接続を達する構造としている。
尚無指向性アンテナ1は第7図及び第8図に示すように
ループアンテナ2Xと2Yの上側の交叉する部分におい
て絶縁ブッシッ45と金具46を介してループアンテナ
2xと2Yの交叉する部分に支持され補強されている。
またループアンテナ2X、 2Yはこの例では交叉する
部分において絶縁カラー47.48(第7図)を介して
ボルト49によって締結され互いに絶縁した状態で交叉
させた構造とした場合を示す51は例えばエポキシ樹脂
によって固化したシール部材である。
説明は再び第5図及び第6図に戻る。アンテナ支持台本
体23Aには外周面に上向に傾斜した傾斜面部52が四
方に設けられ、この傾斜面部52にループアンテナ2X
、 2Yの各基端が固定される。即ちループアンテナ2
x及び2Yの各ループの端部に第5図に示すように導電
体によって形成したボス53を螺着し、ボス53の基底
面に雌ネジ孔を形成し、この雌ネジ孔にアンテナ支持台
本体23Aの内側から貫通して突出させたボルト54を
螺入し、ボルト54の締付によってボス53をアンテナ
支持台本体23Aの傾斜面部52に締付ける。この締付
によって二つのループアンテナ2xと2Yはアンテナ支
持台23に直交した関係で固一定される。
ボルト53の締付に際し、アンテナ支持台本体23Aの
内側においてボルト53の頭部とアンテナ支持台本体2
3Aの内壁面の間にプリント仮支持金具55を挟み込み
、アンテナ支持台本体23Aの内側に4個のプリント仮
支持金具55を突設する。
プリント板38は第9図に示すように概略四角形の各角
部を切落した形状とされこの切落した角部分にプリント
板支持金具55をビス56に′よって支持させプリント
板38をアンテナ支持台23の内部に固定する。
プリント板支持金具55は第9図に示すように各ループ
アンテナ2x及び2Yの各端部2χI+ 2xt、 2
Y+。
2Y8をループトランス6B及び6Cの一次S線に接続
する導体を兼用している。第9図はプリント板38を裏
側から見た状態を示す、プリント板38の裏側には各ケ
ーブル7A、 7B、 7Cの接続端子57A、57B
57Cが設けられ、この接Vt端子57八、 57B、
 57Cを介してセンス用高周波トランス6Aとループ
用高周波トランス6B、 6Cの各二次巻線にケーブル
7A。
7B、 7Cを接続する構造としている。またプリント
板38の上向の面にはアース導体38Aを形成し、この
アース導体38Aにケーブル7A、 7B、 7Cの内
側線東線26を共通接続した端子29を接続する。
「発明の作用効果」 以上により各部分の詳細構造の説明を終了するが、この
発明の特徴とする構造によって得られる独特の作用効果
について以下に説明する。
この発明の第1の特徴とする構造は第1図で説明したよ
うに無指向性アンテナ1と鉄塔3との間に絶縁支持体2
2を介挿した点である。この構造によって鉄塔3が無指
向性アンテナ1に及ぼす影響が軽減され無指向性アンテ
ナ1の受信出力特性は第10図に点+4IABで示すよ
うにループアンテナ2X。
2Yの受信出力特性Aとほぼ平行した直線特性となる。
この結果実用帯域はΔF、となり、従来の実用帯域ΔF
++ ΔF、と比較すると大幅に広帯域化が達せられる
この特性を得るための条件としては第11図に示すよう
に鉄塔3と無指向性アンテナ1との間の静電容量をC,
カウンターボイズ21と鉄塔3との間の静電容量をC!
としたとき、CI#C2となるように絶縁支持体22の
長さを選定することである。実施例としては20〜60
M)Iz帯域の電波を受信する目的のアンテナの場合、
絶縁支持体22の長さは約30センチメートル程度に選
定したとき第10図に点線Bで示したような特性が得ら
れた。
また更に他の条件として各アンテナ1.2X、2Yと装
置本体8との間を接続するケーブル7^、7B。
7Cの外周の各シールド周線東線26及び28はアンテ
ナ側で特に無指向性アンテナlの給電点に接続しない構
造とした点である。
つまり従来第17図1第21図及び第22図で説明した
ように従来は各ケーブル7A、 7B、 7Cの編東線
を無指向性アンテナ1の給電点に接続したが、この従来
の構造としたときケーブルの編束線26及び28と鉄塔
3との間の対向面積が大きいため編東線と鉄塔3との間
の静電容量は大きな値となる。この結果としてカウンタ
ーボイズ21と鉄塔3との間の静電容量C8は大きな値
となってしまう、このため先に示した条件C+#Czを
満たすことができなくなるから、この発明ではケーブル
7A、 7B、 7Cの編東線26及び28をアンテナ
側において無指向性アンテナlの給電点に接続しない構
造としたものである。
この発明の他の特徴はカウンターボイズ21の中間にシ
ョートリング24を設けた点である。このショートリン
グ24を設けたことにより、カウンターボイズ21と鉄
塔3との間の静電容ff1cxにショートリング24と
鉄塔3との間に静電容量が加算されるため、その静電容
量の増加分だけカウンターボイズ21を短くできる効果
が得られる。つまりCI#Czの条件を満たすためには
ショートリング24を設けたことによって増加した静電
容量分だけカウンタ−ボイズ21自体と鉄塔3との間の
静電容量を小さくすればよいからである。
カウンターボイズ21を短くできることにより、鉄塔3
上における水平方向への突出量が少なくなり船上での作
業の邪魔になる率を少なくできる利点が得られる。実例
として第23図に示した従来の構造の場合、カウンター
ボイズ21の先端相互間の寸法M1はM1m4メートル
程度必要であったが、この発明によればショートリング
24の直径を40センチメートルとした場合、カウンタ
ーボイズ21の先端相互間は1メートルで済む結果が得
られた。
「発明の変形実施例」 上述では無指向性アンテナlを垂直形のホイ。
プアンテナを用いた例を説明したが、第12図及び第1
3図に示すようにループアンテナ2X、 2Yを無指向
性アンテナとして利用する場合もある。このような場合
もこの発明を適用して存効である。
つまり第12図の例ではループアンテナ2X、 2Yの
交叉点部58においてループアンテナ2X、 2Yを電
気的に接触させ、この接触点から電線59を垂直に下し
、アンテナ支持台23内においてセンス用高周波トラン
ス6Aに接続した構造とした場合を示す、尚関ではルー
プアンテナ2X、 2Yの信号取出回路に関しては省略
して示している。
第13図の例では2つの直交するループアンテナ2X、
 2Yから信号を取出すループトランス6Bと66の各
−次S綿に中間タップ61.62を設け、この中間タッ
プ61と62を共通接続し、この共通接続点をセンス用
高周波トランス6Aの一次巻線を通じてカウンターポイ
ズ21を共通接続する導電リング25に接続した構造と
した場合を示す。
これら第12図及び第13図の構造とした場合も鉄塔3
とループアンテナ2X、 2Yの基端との間に絶縁支持
体22を介挿すると共にケーブル7A〜7Cの線束線2
6.28の端部をアンテナ側で電気的に開放しておくこ
とにより上述と同様の作用効果が得られる。
第14図及び第15図にこの発明の更に他の実施例を示
す、第14図の例では絶縁体で作られたアンテナ支持台
23の内周壁面に例えば蒸着等の方法によって金属被[
63を1着形成し、この金属被膜63をプリント板38
上の回路のシールド用として利用する構造とした場合を
示す。
この場合無指向性アンテナl、ループアンテナ2X、 
2Y及びカウンターポイズ21は金r%破膜63から絶
縁してアンテナ支持台23に支持すると共に全屈被膜6
3に第4図に示した端子29を接続すればよい。
第15図の例はシールド形ループアンテナをこの発明に
適用した場合を示す。
シールド形ループアンテナは周知の如く上端が切り離れ
た環状のシールドバイブロ5と66を直交させて配置し
、このソールドパイブ65と66の中空部にループアン
テナ導体2X、 2Yをシールドバイブロ5と66から
絶縁した状態で支持させる。シールドバイブロ5と66
が合体する下端部の空間67にプリント板38を設け、
このプリント板38の各ループアンテナ端子にループア
ンテナ2χ、 2Yの各端部を接続する。
シールドバイブロ5.66の各切り離された開放部分に
は絶縁補強体67を嵌着し、絶縁補強体67には垂直方
向に孔をWiJ11形成し、この孔にアンテナlを通し
て支持すると共に、垂直アンテナlの基端側はシールド
バイブロ5と66の合体部分の上端部中央に絶縁した状
態で支持させ、取付ボルト等によってシールドバイブロ
5と66の合体部分の空間67の内部に無指向性アンテ
ナ1を電気的に導入し、プリント板38の無指向性アン
テナ端子に接続する。
またカウンターポイズ21もシールドバイブロ5及び6
6に絶縁した状態で取付け、その各基端部をショートリ
ング24によって共通接続し、その共通接続点をプリン
ト板38のカウンターポイズ端子に接続する。またこの
場合も第4図に示したシールドケーブル7A、 7B、
 7Cの各内部編東線26を共通接続した端子29をシ
ールドバイブロ5.66に電気的に接続してソールドパ
イブ65と66をシールドケースとして作用させ4゜ このような構造のシールド形ループアンテナにおいても
鉄塔3とシールドバイブロ5及び66の合体部分の間に
絶縁支持体22を介挿することによって上述と同様の作
用効果が得られる。このようにこの発明は各種の構造を
持つ方向探知装置用アンテナに広く応用することができ
る。
また方向探知装置本体8は上述した方式のちのに限られ
るものでないことも容易に理解できよう。
またケーブル7A、 7B、 7Gは第16図及び第1
7図に示すような構造の2芯同軸ケーブルを用いること
ができる。第16図は独立した2芯同軸ケーブルを3本
用いた例を示す。
また第17図に示す同軸ケーブルは内側の線束線26の
内側に絶縁体を介して二本の絶縁波F1211線を収納
した2芯ケーブルを3本束ねその外側に線束線28を被
せ、更にその外側に絶縁ンース30を被覆した構造のケ
ーブルである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の要部の一実施例を示す側面図、第2
図はこの発明の要部の構造を説明するための平面図、第
3図はこの発明による方向探知装置の全体を説明するた
めの電気的なブロック図、第4図はアンテナ部分におけ
るケーブルの端末処理構造の一例を説明するための分解
斜視図、第5図はこの発明の実施例に用いたアンテナ支
持台の具体的な構造の一例を説明するための断面図、第
6図はその底面図、第7図はループアンテナの上部交叉
点における具体的構造の一例を説明するための断面図、
第8図は第7図の部分を下方から見た底面図、第9図は
D jFa向性アンテナとループアンテナの電気信号を
取出す回路を実装したプリント板上の部品の配胃を説明
するための底面図、第1O図はこの発明によって得られ
る受信出力特性を説明するためのグラフ、第11図はこ
の発明の詳細な説明するための側面図、第12図及び第
13図はこの発明の他の実施例を説明するための接続配
置図、第14図及び第15図はこの発明の更に他の実施
例を説明するための断面図、第16図はこの発明に用い
ることができる他の形式のケーブルの端末処理構造を説
明するための分解斜視図、第17図はこの発明に用いる
ことができる他の形式のケーブルを説明するための斜視
図、第18図は従来の方向探知装置の全体の構造及び各
部の動作を説明するためのブロック図、第19図は従来
の方向探知装置に用いられているアンテナ部分の構造を
説明するための側面図、第20図は第18図に示した方
向探知装置の動作を説明するための波形図、第21図は
従来の方向探知装置に用いられているアンテナの特性を
説明するためのグラフ、第22図は第21図で説明した
特性を持つアンテナの支持構造を説明するための接続配
置図、第23図は従来の方向探知装置に用いられている
アンテナの支持構造及び電気的な接続構造を説明するた
めの接続配置図、第24図は第23図に示したアンテナ
によって得られる受信出力特性を説明するためのグラフ
である。 l:無指向性アンテナ、2X、2Y:ループアンテナ、
3:鉄塔、4:船体、6^:センス用高周波トランス、
6B、6C:ループ用高周波トランス、7A、 7B、
 7C:ケーブル、8二方向探知装置本体、11A:セ
ンス入力回路、IIB、 IIc :ループ入力回路、
12:移相回路、13:合成回路、14ニスイツチング
回路、15:低周波発振器、16:受信機、17:同期
検波器、18:ベクトル演算処理回路、19:指示器、
21:カウンターボイズ、22:絶縁支持体、23:ア
ンテナ支持台、24ニジa−トリング、25:導電リン
グ、26.28:ケーブルの編東線。 士6 図 木7図        士8図 −→−r 米17図 第20図 Ir121図 第24回 手続補正書(自発) 1.事件の表示  特願昭60−840922、発明の
名称 方向探知装置 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 株式会社光電製作所 5、補正の対象  発明の詳細な説明の欄及び図面の簡
単な説明の欄及び図面 6、補正の内容 合がある。」を下記のとおり訂正する。 「この影響は、鉄塔の長さがほぼλ/4.又はλ/2と
なるよ5な周波数において共振現象となり無指向性アン
テナの誘起電圧と位相が急激に変化する特性を示し、到
来電波の方位測定が困難となる場合が発生する。 このために鉄塔の長さによる共振現象を避けるための方
策が各種試みられている。」(3)同書8頁19行「こ
の例では6本の」を「この例では第4図に示すように6
本の」と訂正する。 (4)同書9頁3行、6行、8行、同書16頁15行「
シールド局線東線」を[シールド用編組線とそれぞれ訂
正する。 (5)  同書9頁9行、同書10頁6行、9行、同書
15頁8〜9行、同書16頁19行、同書17頁1行、
2行、7〜8行、同書19頁12〜13行、同書21頁
10行、同書22頁6行、8〜9行「編東線」を「シー
ルド用編組線」とそれぞれ訂正する。 (6)  同書9頁12行及び13行「第3図」を「第
3A:図」と訂正する。 (7)同書16頁18行「第17図、第21図及び第2
2図」を[第19図、第22図及び第23図Jと訂正す
る。 (8)同書22頁5行「3本用いた例を示す。」の−次
に下記を加入する。 [このケーブルを用いた例をg3B図に示す。」(9)
同書22頁14行「第3図は」を「第3A図及び第3B
図は」と訂正する。 Ql  同書24頁19〜20行r26.28+ケーブ
ルの編東線。」を下記のとおり訂正、加入する。 「26.28:ケーブルのシールド用編組線、30A、
30B、30C:絶縁シース。」Uυ 図面中温1図、
第2図、第6図、第7図、第8図、第15図、第16図
を添付図に訂正する。 03  図面中筒3図の図番を添付図に示す、ように第
3B図に訂正する。 131  図面に添付の第3A図及び第3C図を追加す
る。 ル 6 記 別7図       定8図 手続補正書 昭和61年8月15日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)直交する二つのループアンテナの出力信号と無指
    向性アンテナの出力信号とを利用して電波の到来方位を
    測定する方向探知装置において、上記ループアンテナと
    無指向性アンテナとを高所に支持するための導電性支持
    塔と上記ループアンテナ及び無指向性アンテナを支持す
    る支持台との間に絶縁支持体を介挿して成る方向探知装
    置。
JP8409285A 1985-04-19 1985-04-19 方向探知装置 Pending JPS6217671A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5619115A (en) * 1994-01-21 1997-04-08 Nippondenso Co., Ltd. Charging and discharging integration circuit for alternately charging and discharging a capacitor

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JPS53101958A (en) * 1977-02-17 1978-09-05 Isamu Ishibashi Vhf antenna
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