JPS62176689A - 電子ビ−ム溶接のトリガ−装置 - Google Patents

電子ビ−ム溶接のトリガ−装置

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JPS62176689A
JPS62176689A JP1695386A JP1695386A JPS62176689A JP S62176689 A JPS62176689 A JP S62176689A JP 1695386 A JP1695386 A JP 1695386A JP 1695386 A JP1695386 A JP 1695386A JP S62176689 A JPS62176689 A JP S62176689A
Authority
JP
Japan
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ions
electrode
discharge
generate
large quantity
Prior art date
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Pending
Application number
JP1695386A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazutoshi Nagai
一敏 長井
Yoshimitsu Asanuma
浅沼 吉光
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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  • Welding Or Cutting Using Electron Beams (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、コンデンサの非定常放電を利用した電子ビー
ム溶接の非定常放電を確実に誘発させることのできるト
リガー装置に関する。
〈従来の技術〉 真空中におけるコンデンサの非定常放電を利用した電子
ビーム溶接機は特願昭60=174300号にて提案さ
れている。第2図はその電子ビーム溶接機の構成を示し
ている。
図中、1,2は対向する板状電極、3は1゜2のffE
極間に接続されたセラミックコンデンサー、4は一方の
板状用tg31に取りつけられた棒状電極、5はトリが
一放電用の針状電極、6は負の直流高圧電源、7は高抵
抗器、8はトリ://  111M用のイングクシコン
コイル、9は被溶接物、10は真空容器、11は真空ポ
ンプ、12はスイッチである。
この溶接機の動作は以下のとおりである。
真空容器10を真空ポンプ11で排気する。
電源6によって、高抵抗器7を介してコンデンサー3(
例えば静電容量C=:0.011IF)を充電する。こ
れで電極1,4は電極2に対して負の高電圧(例えばV
=30KV)に保たれる。
この状態のところで、スイッチ12を閉じ、インダクシ
フンコイル8によって針状電極5と被溶接物9の間に小
さな放電を生じさせる。
この小放電が引金となって、電極4と被溶接物9および
電極2の間に非定常放電(主放電)が誘起され、コンデ
ンサ3に充電されtこ電荷が瞬時に放出されろ。
電極2および被溶接物9は電極4に対して正の高電位で
あるため、電極4から放出される電子は、電極間の高電
圧に加速されて大きな運動エネルギーを得て被溶接物9
に衝突する。この衝突エネルギーによって被溶接物9の
電子照射部位が加熱溶融して溶接が行なわれる。
なお、コンデンサ−3の放電時には電極4゜2間のイン
ピーダンスが極めて低くなるので、電源6が過負荷にな
る惧れがある。これを防ぐために高抵抗器7が挿入しで
ある。
このような電子ビーム溶接機におけるコンデンサ3の主
放電は以下のようにして誘発される。即ち、インダクシ
ョンコイル8で発生した高電圧が、針状電極5の先端→
真空空間−被溶接物9の経路で真空放電を起こし、この
真空放電によって真空容器10内の残留ガスがイオン化
し、そのイオンが電極4に引かれて電極4に衝突ずろ。
この衝突によって、電極4から二次電子が放出されて、
主放電を誘発する。
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかしながら、針状電極5が小放電を行なっても、真空
容器10内の残留ガスの足のばらつきにともない、発生
するイオンの量がばらつく。このため、イオンの衝突に
よって電極4から放出される二次電子の址にも差が生じ
ろ。この二次電子の量が多い場合には問題はないが、そ
の量が少ないと、主放電を誘発することができないとい
う問題があった。
本発明は、上記従来技術に鑑み、真空容器内の残留ガス
の量にかかわらず、確実に主放電を誘発させることので
きる電子ビーム溶接のトリガー装置を提供することを目
的とする。
く問題点を解決するための手段〉 上記目的を達成する本発明の構成は、イオン放出部材に
レーザ光を照射し、そのイオン放出部材からイオンを放
出させて主放電を誘発させることを最も主要な特徴とす
る。
く実 施 例〉 第1図は本発明の一実施例を示すもので、図中1,2,
3,4,6,7,9,10,11は、第2図と同一構成
であるので重複する説明は省略する。101は高温にな
るとイオンを放出するイオン放出部材で、電極4と被溶
接物9との間の放電ギャップ内にホルダー102によっ
て保持されている。このイオン放出部材101には、例
えばモリブデン酸化物塊が用いられ、このモリブデン酸
化物塊は高温になると蒸発して容易にイオン化する性質
をもっている。105は真空容器10の壁に設けた透明
ガラスからなる窓、103はその窓105の外に設けた
大出力パルスレーザ装置で、窓105を介してイオン放
出部材101にレーザ光104を照射するようにしてい
る。
かかる本実施例において、コンデンサ3が充電され、電
極1,4が′rI:14m2に対して負の高電位(例え
ばV、−30KV)に保たれるところまでは第2図の場
合と同じである。この状態で大出力パルスレーザ装置1
03を動作させて、1パルスのレーザ光104を窓10
5から真空容器io内に入射させ、イオン放出部材10
1に照射する。イオン放出部材101であるモリブデン
酸化物塊の表面は瞬間的に高温になり、この結果真空容
器10内の残留ガスの量にかかわらず、そのモリブデン
酸化物塊が蒸発して多量のイオンを発生する。この予見
のイオンが電極4に引かれてその表面に衝突し、多量の
二次電子を発生させてコンデンサ3による主放電を確実
に誘発させろ。
レーザ光104はパルスであるため、−回のパルス照射
後はモリブデン酸化物塊の表面温度は速やかに常温まで
降下し、イオン発生が抑制され、次の照射に備えて待機
することになる。
なお上記実施例では、レーザ装置を真空容器10外に設
けているが、真空容器10内に設けてもよい。またイオ
ン放出部材101をモリブデン酸化物塊としているが、
これに限らず、レーザ光の照射により高温になったとき
イオンを放出するものであれば蝮何なるものでもよい。
〈発明の効果〉 ・ 以上実施例とともに具体的に説明したように、本発明は
放電ギャップ内に設置されるイオン放出部材にレーザ光
を照射してイオンを発生させろものであるから、真空容
器内の残留ガスの量にかかわらず、多足のイオンを発生
させる乙とができ、これによりコンデンサの主放電を確
実に誘発させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す概略構成図、第2図は
従来の電子ビーム溶接機の概略構成図である。 図  面  中、 1.2は板状電極、 3 +、tセラミックコンデン→t1 4は棒状電極、 6は直流T&圧電源、 7は高抵抗器、 9は被溶接物、 10は真空容器、 11は真空ポンプ、 101はイオン放出部材、 103は大出力パルスレーザ装置である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. コンデンサの非定常放電を利用した電子ビーム溶接にお
    ける非定常放電を誘発させるトリガー装置において、高
    温になるとイオンを放出するイオン放出部材を放電ギャ
    ップ内に設置すると共に該イオン放出部材にレーザ光を
    照射するレーザ装置を備えたことを特徴とする電子ビー
    ム溶接のトリガー装置。
JP1695386A 1986-01-30 1986-01-30 電子ビ−ム溶接のトリガ−装置 Pending JPS62176689A (ja)

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JP1695386A JPS62176689A (ja) 1986-01-30 1986-01-30 電子ビ−ム溶接のトリガ−装置

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