JPS62175574A - シヨ−ケ−ス - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の技術分野］ 本発明は庫内ファンモータを共用する冷１ｉｉｌｉ装置
および温蔵装置を有し、冷蔵と温蔵とに切換えて使用し
得るショーケースに関する。

〔発明の技術向背Ｌｌとその問題点〕

第２図はこの種の従来のショーケースの外観図、第３図
はこのショーケースの詳細な構成を示す拡大所面図であ
る。これら各図において、ショーケース１は主に貯蔵庫
２と、その下部に冷蔵装置および温蔵装置等を収納する
収納部３とで構成されている。ここで貯蔵庫２には貯蔵
すべき物品を載置する棚板２１．２５が上下に配置され
ている。

このうち、棚板２１にはニクロム線でなるヒータ２２と
、過熱を防止するためのバイメタル２３どが埋設され、
それ自体がプレートヒータになっている。また、棚板２
５は矢印で示す空気循環路を形成すると共に、貯蔵庫２
と収納部３との区画板になっている。また、この■板２
５の方面にはニクロム線でなるヒータ２６と、過熱を防
止するためのバイメタル２７が装着され、前述した棚板
２１と同様にプレートヒータとなっている。一方、収納
部３には冷蔵と温蔵に共用するｌ１Ｔｔ内フ７７ンモー
タ９と、温蔵時の温度調節器２４と、ヒータ２８を備え
るフィンエバ３５とが棚板２５の下部に設けられ、さら
に、隔壁の下部に凝縮用のファンモータ３１　Ｊ５よび
コンプレッサ３４が設けられている。

上記のように構成されたショーケースを冷蔵に使用する
とき、ファンモータ３１、コンプレッサ３４およびフィ
ンエバ３５等でなる冷蔵５Ａδを運転すると共に、庫内
ファンモータ９を運転することにより冷風が貯ｉａ庫２
に循環せしめられる。一方、このショーケースを温蔵に
使用するとぎには、棚板２１に内設されたヒータ２２、
棚板２５の裏面に設けられたヒータ２６、およびフィン
エバ３５に付加されたヒータ２８にそれぞれ通電すると
共に、庫内ファンモータ９を運転する。したがって、棚
板２１．２５が加熱されると同時に温風が貯蔵庫２に循
環せしめられる。

この場合、冷蔵装置は図示省略の温度調節器によって運
転制御され、ヒータ２２．２６および２８は温度調節器
２４によって通電が制御され、さらに、バイメタル２３
．２７がそれぞれヒータ２２．２６による棚板２１．２
５の過熱を防止している。

ここで、ショーケースを冷蔵に使用するとき、庫内ファ
ンモータ９は循環する冷風で冷やされるので発熱の問題
はないが、ショーケースを温蔵に使用する場合には庫内
ファンモータ９に温風が当たり続けて過熱状態に陥り易
く、しかも、軸受の劣下が激しいことから、故障の発生
や短命化が懸念されていた。

この対策としては高温に耐えるモータの使用と、羽根の
部分を残してモータの部分を庫外に設置することとが考
えられるが、前者は著しくコスト高になり、後者は構成
が複雑化するという問題点があった。

〔発明の目的〕

本発明は上記の問題点を解決するためになされたもので
、構造の複雑化およびコスト高を１？’（＜ことなく、
庫内ファンモータの故障を少なくし得、併せて、長寿命
化を実現し得るショーケースの提供を目的とする。

〔発明の概要〕

本発明は、貯蔵庫の空気を環流させるための庫内ファン
モータを共用する冷蔵装置および温蔵装置を有し、冷蔵
と温蔵とに切換えて使用し得るショーケースにおいて、
冷蔵で使用するとき前記ファンモータを１続運転し、温
蔵で使用するとき前記ファンモータを加熱モード時のみ
運転する回路手段を備えたことを特徴とするものである
。

［発明の実施例］ 第１図は本発明の一実施例の構成を示す電気回路図であ
り、図中第３図と同一の符号を付したものはそれぞれ同
一の要素を示している。

この第１図において、コンセント４によって商用電源に
接続される経路に漏電ブレーカ５が接続されている。こ
の［ｆブレーカ５には、スイッチ７およびチョークコイ
ル８を介して蛍光灯６が接続されると共に、庫内ファン
モータ９および切換装置１０が接続されている。ここで
、切換装置１０は連！ｌ！ＩＪ操作される３個の切換ス
イッチ１１゜１２．１３を有し、このうち、切換スイッ
チ１１の共通端子が漏電ブレーカ５の一方の出力端に接
続され、切換スイッチ１３の共通端子が漏電ブレーカ５
の他方の出力端に接続され、ざらに、切換スイッチ１２
の共通端子と漏電ブレーカ５の一方の出力端との間に庫
内ファンモータ９が接続されている。

次に、上述した切換スイッチ１２．１３の一方の切換端
子は共通接続されており、これらの切換端子と切換スイ
ッチ１１の一方の切換端子との間にファンモータ３１お
よび冷蔵用の温度調節器３２が直列に接続されている。

また、ファンモータ３１には始動リレー３３を介してコ
ンプレッサ３４が並列に接続されている。さらにまた、
切換スイッチ１１の他方の切換端子と切換スイッチ１３
の他方の切換端子との間にヒータ２２、バイメタル２３
および温蔵用の温度調節器２４がこの順に直列接続され
ている。なお、バイメタル２３および温度調節器２４の
相互接合点は切換スイッチ１２の他方の切換端子に接続
されている。そして、切換スイッチ１２の他方の切換端
子と切換スイッチ１１の他方の切換端子との間にヒータ
２６、バイメタル２７が直列接続され、このうち、ヒー
タ２６にフィンエバ３５のヒータ２８が並列接続されて
いる。

上記のように構成された本実施例の動作を以下に説明す
る。

先ず、コンセント４を商用電源に接続し、スイッチ７を
押し操作すると螢光灯６が点灯し、棚板２１．２５（第
３図）に載置された物品を明るく照らし出す。この物品
を温蔵すべく切換装置１０を温蔵側に切換操作すると切
換スイッチ１１゜１２６よび１３はいずれも図示した接
続状態を維持する。これが、例えば、冬期であるとすれ
ば、バイメタル２３．２７および温度調節器２４はいず
れも閉成してヒータ２２が棚板２１を、ヒータ２６が棚
板２５をそれぞれ加熱すると同時に、フィンエバ３５に
付加したヒータ２８が周囲の空気を加熱する。また、温
度調節器２４の開成により庫内ファンモータ９が運転さ
れる。

この結果、棚板２１．２５に＠置された物品は熱伝導に
Ｊ：って加温されると同時に、庫内に環流せしめられる
温風によっても加温される。

次に、棚板２１．２５の放散熱およびフィンエバのヒー
タ２８の放散熱によって庫内温度が高められ、温度調節
器２４がこれを検知して開放すると、ヒータ２２．２６
および２８への通電が断たれ、同時に庫内ファンモータ
９への通電も断たれて停止する。なお、温度調節器２４
が開放する以前に、すなわち、庫内温度が十分に上ＷＪ
するまでの間に負荷が軽く、棚板２１または２５が過熱
状態に近づくとバイメタル２３または２７が開放して通
電を阻止するので棚板２１，２５は温蔵物品の有無に拘
らず略一定の温度範囲に保たれる。

かくして、庫内温度が所定値に到達した時点で、全ての
ヒータへの通電が阻止されると共に、庫内ファンモータ
９も停止する。このことは庫内ファンモータ９が加熱モ
ード時のみ運転されることにほかならない。

次に、切換装置１０を冷蔵側に切換操作すると切換スイ
ッチ１１．１２および１３はいずれも図示した状態とは
反対側に切換接続されて、温蔵装置の代わりに冷蔵装置
が運転される。ずなわら、ファンモータ３１およびコン
プレッサ３４が駆動されてフィンエバ３５が内部の空気
を冷却する。

このとき、庫内ファンモータ９は常時駆動され、これに
よって冷風が庫内に循環せしめられる。また庫内温度若
しくは冷媒の温度に応動して温度調節器３２が開放する
とファンモータ３１、コンプレッサ３４は運転を停止す
るが、庫内ファンモータ９は連続的に駆動され、庫内の
温度ムラを防いでいる。

かくして、この実施例によれば、切換装置１０を冷蔵側
に切換操作したとき庫内ファンモータ９は連続運転され
、切換装置１０を温蔵側に切換操作したとき庫内ファン
モータ９は加熱モード時のみ運転される。この結果、庫
内温度の高い状態で庫内ファンモータを連続運転した場
合に、発生し易い庫内ファンモータ自体の故障や短命化
を防止することができる。

なお、上記実施例では３つの切換スイッチ１１゜１２お
よび１３を有する切換装置を巧みに利用しているが、必
ずしもこの構成に限定されるものではなく、リレーを用
いたり、トランジスタやサイリスク等の他のスイッチン
グ素子を用いても、あるいは、マイクロコンピュータを
用いても上述したと同様な作用を行なわせ得ることは明
らかであり、要は、冷蔵で使用するとき庫内ファンモー
タを連続運転し、温蔵で使用するとき庫内ファンモータ
を加熱モード時のみ運転する回路手段があれば上述した
と同様な作用を行なわせることができる。

〔発明の効果〕

以上の説明によって明らかな如く、本発明によれば、構
造の複雑化およびコスト高を１ｒｉ＜ことなく、庫内フ
ァンモータの故障を少なくし得、併せて長寿命化を実現
し得る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の構成を示す電気回路図、第
２図は従来のショーケースの外観図、第３図はこのショ
ーケースの詳細な構成を示す拡大断面図である。 ２・・・貯蔵庫、９・・・庫内ファンモータ、１０・・
・切換装置、１１．１２．１３・・・切換スイッチ、２
１゜２５・・・棚板、２２．２６．２８・・・ヒータ、
２４・・・温度調節器、３４・・・］ンプレッリ、３５
・・・フィンエバ。 出願人代理人　　佐　　藤　　−雄 第２図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 貯蔵庫の空気を環流させるための庫内ファンモータを共
   用する冷蔵装置および温蔵装置を有し、冷蔵と温蔵とに
   切換えて使用し得るショーケースにおいて、冷蔵で使用
   するとき前記庫内ファンモータを連続運転し、温蔵で使
   用するとき前記庫内ファンモータを加熱モード時のみ運
   転する回路手段を備えたことを特徴とするショーケース
   。