JPS62174696A - 放射性固体廃棄物切断装置 - Google Patents
放射性固体廃棄物切断装置Info
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- JPS62174696A JPS62174696A JP61015707A JP1570786A JPS62174696A JP S62174696 A JPS62174696 A JP S62174696A JP 61015707 A JP61015707 A JP 61015707A JP 1570786 A JP1570786 A JP 1570786A JP S62174696 A JPS62174696 A JP S62174696A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Arc Welding In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕。
本発明は沸騰水型原子力発電所から発生する高放射性固
体廃棄物である使用済燃料チャンネルボックス(以下P
CBという)等の切断減容処理に係り、特に各種電気的
および機械的特性をもつPCB等の効率的な水中切断を
行う装置に関するものである。
体廃棄物である使用済燃料チャンネルボックス(以下P
CBという)等の切断減容処理に係り、特に各種電気的
および機械的特性をもつPCB等の効率的な水中切断を
行う装置に関するものである。
従来の装置は、特開昭59−187298号公報に記載
のように被切断物と切断トーチ間に電位差をもたせ、こ
の間にアーク又はプラズマを発生させて、その熱エネル
ギーで被切断物を溶融切断するものであった。しかし、
本方式では被切断物が導伝体である事が切断条件の基本
であり1例えばセラミックスの様な非電導体の切断は不
可能である。ところが、本装置の切断対象となるPCB
は、その使用期間が長ければ長いほど、すなわち、燃焼
度が高ければ、高いほどPCB表面にセラミックス状の
非電導体が付着し、このため、被切断物と切断トーチ間
にアーク又はプラズマが発生しずらく。
のように被切断物と切断トーチ間に電位差をもたせ、こ
の間にアーク又はプラズマを発生させて、その熱エネル
ギーで被切断物を溶融切断するものであった。しかし、
本方式では被切断物が導伝体である事が切断条件の基本
であり1例えばセラミックスの様な非電導体の切断は不
可能である。ところが、本装置の切断対象となるPCB
は、その使用期間が長ければ長いほど、すなわち、燃焼
度が高ければ、高いほどPCB表面にセラミックス状の
非電導体が付着し、このため、被切断物と切断トーチ間
にアーク又はプラズマが発生しずらく。
安定した切断が出来ないという問題があった。この対策
としては、PCB表面の付着物を事前に除去した後、切
断を行う手順で対応することが考えられるが、これでは
作業手順が複雑になり、作業効率が悪い。また、従来の
装置は切断トーチを固定とし、被切断物を移動して切断
を行う構造としているが、これは、該極式ウォータジェ
ット切断方式等を採用していたために、その機構上切断
トーチを固定する必要のある事からそのような構造にな
っていたものである。
としては、PCB表面の付着物を事前に除去した後、切
断を行う手順で対応することが考えられるが、これでは
作業手順が複雑になり、作業効率が悪い。また、従来の
装置は切断トーチを固定とし、被切断物を移動して切断
を行う構造としているが、これは、該極式ウォータジェ
ット切断方式等を採用していたために、その機構上切断
トーチを固定する必要のある事からそのような構造にな
っていたものである。
本構造は、被切断物を水中で移動させて切断することか
ら、少なくとも水深は被切断物の2倍と、遮蔽のための
水深の両方の和以上が必要であった。
ら、少なくとも水深は被切断物の2倍と、遮蔽のための
水深の両方の和以上が必要であった。
この結果、装置全体の長さは非常に大きなものとなり、
本装置を設置するプール水深は深いものが必要であった
。
本装置を設置するプール水深は深いものが必要であった
。
また従来の切断技術は切断トーチと被切断物の間に電位
差をもたせ、この間にプラズマあるいはアークを発生さ
せて切断する方式であるため、切断のためのプラズマあ
るいはアーク安定保持のために切断トーチと被切断物と
の距離(スタンドオフ)を一定に保つことが必要である
。さらにプラズマまたはアークが一担消弧した場合、切
断開始のためには精度の高い初期位置設定(スタンドオ
フの設定)が必要となり、作業性はかなり面倒なものと
なる。
差をもたせ、この間にプラズマあるいはアークを発生さ
せて切断する方式であるため、切断のためのプラズマあ
るいはアーク安定保持のために切断トーチと被切断物と
の距離(スタンドオフ)を一定に保つことが必要である
。さらにプラズマまたはアークが一担消弧した場合、切
断開始のためには精度の高い初期位置設定(スタンドオ
フの設定)が必要となり、作業性はかなり面倒なものと
なる。
さらに、溶極式ウォータジェット切断では、切断中に発
生する溶融切断層及び水中浮遊物等の副次生成物が多く
なり、このため、フィルターの寿命が短く二次的廃棄物
としてのフィルターの量も多い。
生する溶融切断層及び水中浮遊物等の副次生成物が多く
なり、このため、フィルターの寿命が短く二次的廃棄物
としてのフィルターの量も多い。
以上説明したように、従来装置は比較的高焼焼度PCB
の如く表面にセラミックス状の非導伝体が付着した被切
断物の水中切断には適用できず。
の如く表面にセラミックス状の非導伝体が付着した被切
断物の水中切断には適用できず。
また切断トーチを固定として、高放射性固体廃棄物であ
る被切断物を移動して切断する構造を採用したことから
装置全体が大きくなり、装置を据付けるためのプール水
深も深くなるなどの問題があった。
る被切断物を移動して切断する構造を採用したことから
装置全体が大きくなり、装置を据付けるためのプール水
深も深くなるなどの問題があった。
本発明は、かかる高燃焼度PCBの如く、電気的あるい
は機械的特性に全く影響を受けず、水中で安定した切断
性能を有し、しかもプール水深も浅くできる高放射性固
体廃棄物切断装置を得ることを目的とするものである。
は機械的特性に全く影響を受けず、水中で安定した切断
性能を有し、しかもプール水深も浅くできる高放射性固
体廃棄物切断装置を得ることを目的とするものである。
上記目的を達成するため本発明は、沸騰水型原子力発電
所から発生する使用済燃料チャンネルボックスや制御棒
等の高放射性固体廃棄物を切断する切断装置において、
被切断物の切断線に沿って移動する非移行型水中プラズ
マ方式の切断用トーチと、この切断用トーチを移動させ
る駆動機構と、前記被切断物を保持する固定されたサポ
ートと、前記被切断物及びトーチを収納する隔壁と、こ
れら全体を支持するフレーム本体と、前記駆動機構を制
御する制御盤とを備えたことを特徴とするものである。
所から発生する使用済燃料チャンネルボックスや制御棒
等の高放射性固体廃棄物を切断する切断装置において、
被切断物の切断線に沿って移動する非移行型水中プラズ
マ方式の切断用トーチと、この切断用トーチを移動させ
る駆動機構と、前記被切断物を保持する固定されたサポ
ートと、前記被切断物及びトーチを収納する隔壁と、こ
れら全体を支持するフレーム本体と、前記駆動機構を制
御する制御盤とを備えたことを特徴とするものである。
切断トーチは、電極棒とノズルキャップ間に電位差を設
け、この電極棒とノズルキャップで構成される空間にア
ルゴンガス等の希ガスを流し、これをプラズマ化した状
態でノズルキャップの先端から噴出させ、このプラズマ
熱で被切断物を切断する。このため、切断中におけるス
タンドオフの変化にかかわらず、プラズマは常に安定し
た状態で得られる。
け、この電極棒とノズルキャップで構成される空間にア
ルゴンガス等の希ガスを流し、これをプラズマ化した状
態でノズルキャップの先端から噴出させ、このプラズマ
熱で被切断物を切断する。このため、切断中におけるス
タンドオフの変化にかかわらず、プラズマは常に安定し
た状態で得られる。
また、本発明では、切断トーチがフレキシブルなホース
及びケーブルで接続されているため、切断トーチを装置
の隔壁の側面にガイドレールなどを設けることにより、
このガイドレールに沿って上下移動させ、被切断物であ
るPCBの切断線に沿って移動させることが可能である
。
及びケーブルで接続されているため、切断トーチを装置
の隔壁の側面にガイドレールなどを設けることにより、
このガイドレールに沿って上下移動させ、被切断物であ
るPCBの切断線に沿って移動させることが可能である
。
本発明は切断方式として非移行式水中プラズマアークを
採用することとした。一般にプラズマアーク切断(移行
式)は、切断トーチと被切断物の間に電位差を設け、こ
の間にアルゴンガス等で代表される希ガスを通すことで
プラズマ流を発生させて、このプラズマの熱エネルギー
で被切断物を溶融させて切断するものであり、例えば通
常のガス切断では切断のできないステンレス鋼等に好適
なものとして知られている。さらに、この方式はその熱
エネルギーが大きいことから厚板の切断に適したものと
して最近特に、原子炉解体技術の基本技術として水中切
断の主流となっているもので、現在各種研究開発が進め
られている。しかし、本切断技術は第1図に示すように
、切断トーチと被切断物の間に電位差を設けているため
、高燃焼度PCBの如く表面に非電導体の付着物を有す
る金属の切断には不適であった。また、切断中に於ても
、被切断物と切断トーチの距離(以下スタンドオフとい
う)を一定に保つことが切断能力を確保するための条件
となっていた。これに対して、非移行式プラズマアーク
切断は、第2図に示すように、切断トーチと被切断物の
間には電位差を設けず、電位差は切断トーチ内の電極棒
とノズルキャップとの間に設け、この間に希ガスを通過
させることによりプラズマ流を発生させ、これをガス流
でノズルから噴出させて被切断物を溶融切断するもので
ある。この切断方式は前認の移行式に比べ、切断能力が
劣ることから一般にはあまり用いられておらず、特に水
中切断に用いることについては全く考えられていない1
本発明では、非電導体の切断が可能である切断性能を重
視し、非移行方式プラズマアーク切断トーチを水中で使
用することを考え、実験した。その結果、前記非移行式
切断トーチを水中で使用しても非電導体の付着物を有す
る高燃焼度PCBを安定した性能で切断できることがわ
かった。プラズマ流を発生する電位差は切断トーチ内の
電極棒とノズルキャップとの間に設けたことにより安定
したプラズマ流の発生が得られる。また、切断トーチは
その電源及びガス供給装置等との間をフレキシブルチュ
ーブ又はケーブルで接続できることから、従来の移行式
トーチのように固定構造とする必要がなくなり、被切断
物を固定し、切断トーチをその切断線に沿って移動させ
る構造をとることも可能になる。
採用することとした。一般にプラズマアーク切断(移行
式)は、切断トーチと被切断物の間に電位差を設け、こ
の間にアルゴンガス等で代表される希ガスを通すことで
プラズマ流を発生させて、このプラズマの熱エネルギー
で被切断物を溶融させて切断するものであり、例えば通
常のガス切断では切断のできないステンレス鋼等に好適
なものとして知られている。さらに、この方式はその熱
エネルギーが大きいことから厚板の切断に適したものと
して最近特に、原子炉解体技術の基本技術として水中切
断の主流となっているもので、現在各種研究開発が進め
られている。しかし、本切断技術は第1図に示すように
、切断トーチと被切断物の間に電位差を設けているため
、高燃焼度PCBの如く表面に非電導体の付着物を有す
る金属の切断には不適であった。また、切断中に於ても
、被切断物と切断トーチの距離(以下スタンドオフとい
う)を一定に保つことが切断能力を確保するための条件
となっていた。これに対して、非移行式プラズマアーク
切断は、第2図に示すように、切断トーチと被切断物の
間には電位差を設けず、電位差は切断トーチ内の電極棒
とノズルキャップとの間に設け、この間に希ガスを通過
させることによりプラズマ流を発生させ、これをガス流
でノズルから噴出させて被切断物を溶融切断するもので
ある。この切断方式は前認の移行式に比べ、切断能力が
劣ることから一般にはあまり用いられておらず、特に水
中切断に用いることについては全く考えられていない1
本発明では、非電導体の切断が可能である切断性能を重
視し、非移行方式プラズマアーク切断トーチを水中で使
用することを考え、実験した。その結果、前記非移行式
切断トーチを水中で使用しても非電導体の付着物を有す
る高燃焼度PCBを安定した性能で切断できることがわ
かった。プラズマ流を発生する電位差は切断トーチ内の
電極棒とノズルキャップとの間に設けたことにより安定
したプラズマ流の発生が得られる。また、切断トーチは
その電源及びガス供給装置等との間をフレキシブルチュ
ーブ又はケーブルで接続できることから、従来の移行式
トーチのように固定構造とする必要がなくなり、被切断
物を固定し、切断トーチをその切断線に沿って移動させ
る構造をとることも可能になる。
以下、本発明の一実施例を第3図〜第8図を用いて説明
する。
する。
切断装置の構造を第3図〜第5図に、またプラズマシス
テム構成を第6図に、さらに装置の系統を第7図に示す
、また、第8図は本装置によるPCB切断作業の手順を
示す。
テム構成を第6図に、さらに装置の系統を第7図に示す
、また、第8図は本装置によるPCB切断作業の手順を
示す。
切断装置は架台1を床34に固定した状態でプール壁3
3に沿ってプール31中に据付けられる。
3に沿ってプール31中に据付けられる。
装置は架台1、およびこの架台1から下部に伸びるフレ
ーム2、被切断物としてのPCB41を収納する隔壁5
.PCB41を収納固定するためのガイド3及びサポー
ト4、切断トーチ16a。
ーム2、被切断物としてのPCB41を収納する隔壁5
.PCB41を収納固定するためのガイド3及びサポー
ト4、切断トーチ16a。
16bをPCB41の切断線に沿って移動させるための
ガイドレール11、スプロケット12、トーチ支持台1
5及び駆動モータ9.減速機1o、スプロケット7a、
7b、チェーン6、切断時に発生するドロス回収箱13
.ガス回収箱21等で構成される。
ガイドレール11、スプロケット12、トーチ支持台1
5及び駆動モータ9.減速機1o、スプロケット7a、
7b、チェーン6、切断時に発生するドロス回収箱13
.ガス回収箱21等で構成される。
床34及びプール壁33に固定された装置架台1及びフ
レーム2に設けられた隔壁5の扉17をIjfl Lf
る。この状態で被切断物としてのPCB41をプール3
1内を水中移動して、装置に固定する。
レーム2に設けられた隔壁5の扉17をIjfl Lf
る。この状態で被切断物としてのPCB41をプール3
1内を水中移動して、装置に固定する。
この時FCB41の切断線を切断トーチ16a。
16bに対して一定の位置に設定をするためPCB41
は上部をガイド3に、また下部をサポート4で固定設置
される。この状態で、l517を締め、ブロワ42.ポ
ンプ43を起動させる。切断トーチ16a、16bはP
CB41に対して下端あるいは上端に設定するが、この
設定は駆動モータ9の動作が行う。すなわち、駆動モー
タ9の動作は減速機10、シャフト2o、スプロケット
7 a +7b、チェーン6を介して切断トーチ16a
。
は上部をガイド3に、また下部をサポート4で固定設置
される。この状態で、l517を締め、ブロワ42.ポ
ンプ43を起動させる。切断トーチ16a、16bはP
CB41に対して下端あるいは上端に設定するが、この
設定は駆動モータ9の動作が行う。すなわち、駆動モー
タ9の動作は減速機10、シャフト2o、スプロケット
7 a +7b、チェーン6を介して切断トーチ16a
。
16bを設置したトーチ支持台15に伝達される。
トーチ支持台15はガイドレール11に沿って移動し、
ガイドレール11はPCB41の切断線に対して予め位
置設定されている。従って、PCB41の上端あるいは
下端にセットした切断トーチ16a、16bをプラズマ
着火し、その状態でトーチの上下動作を行うことにより
、PCB41は貯蔵減容するのに効率的な形状であるL
形片に切断できる。なお、プラズマトーチ16は通常状
態で常にシールドガスをガス供給袋W154からフレキ
シブルホース22を介して供給しておく、また、プラズ
マトーチ16本体を防水構造にすることが大切である。
ガイドレール11はPCB41の切断線に対して予め位
置設定されている。従って、PCB41の上端あるいは
下端にセットした切断トーチ16a、16bをプラズマ
着火し、その状態でトーチの上下動作を行うことにより
、PCB41は貯蔵減容するのに効率的な形状であるL
形片に切断できる。なお、プラズマトーチ16は通常状
態で常にシールドガスをガス供給袋W154からフレキ
シブルホース22を介して供給しておく、また、プラズ
マトーチ16本体を防水構造にすることが大切である。
この配慮に欠けるとプラズマトーチ王6内の絶縁不良か
らプラズマ発生が得られなくなる。プラズマトーチ16
からのプラズマ発生は上記シールドガスを流した状態で
、操作盤53を操作することにより行うが、その手順は
、まずシールドガスをアルゴンガス等の希ガスと置換し
。
らプラズマ発生が得られなくなる。プラズマトーチ16
からのプラズマ発生は上記シールドガスを流した状態で
、操作盤53を操作することにより行うが、その手順は
、まずシールドガスをアルゴンガス等の希ガスと置換し
。
次に電極棒61とノズルキャップ62にアーク電源袋[
52を用いて電位差を設けることにより行う。
52を用いて電位差を設けることにより行う。
尚、冷却水循環装置51(第6図)はプラズマトーチ1
6の過熱防止の為に設けるものであるが。
6の過熱防止の為に設けるものであるが。
特にPCB切断の場合のように、約200A程度であれ
ばプラズマトーチ16の水中冷却効果も期待できるため
省略してもよい。
ばプラズマトーチ16の水中冷却効果も期待できるため
省略してもよい。
FC:B41の切断中に発生するガス及びプラズマトー
チ16a、16bに供給するガスの回収はガス回収箱2
1(第7図)で集め、さらにこれをブロワ42で希釈し
て排気する。また、切断中に 、発生する落下ドロスは
ドロス回収箱13で回収し。
チ16a、16bに供給するガスの回収はガス回収箱2
1(第7図)で集め、さらにこれをブロワ42で希釈し
て排気する。また、切断中に 、発生する落下ドロスは
ドロス回収箱13で回収し。
浮遊クラッドはポンプ43で吸引してフィルタユニット
44で浄化し、プール内に排水する。差圧計45はフィ
ルタユニット44の寿命を確認するために設けたもので
ある。
44で浄化し、プール内に排水する。差圧計45はフィ
ルタユニット44の寿命を確認するために設けたもので
ある。
PCB41の切断が終了後、短時間で隔壁5内の浄化運
転後、ポンプ43の運転を停止し、扉17を開いてPC
B41のL形切断片を隔壁内から取出し、プール31内
の貯蔵エリアに保管貯蔵する。
転後、ポンプ43の運転を停止し、扉17を開いてPC
B41のL形切断片を隔壁内から取出し、プール31内
の貯蔵エリアに保管貯蔵する。
以上は高放射性反体水素物として使用済燃料チャンネル
ボックスを例に説明を行ったが、使用済制御棒等の切断
も本手順とほぼ同じ要領で切断作業が可能となる。
ボックスを例に説明を行ったが、使用済制御棒等の切断
も本手順とほぼ同じ要領で切断作業が可能となる。
本発明によれば、非移行型の水中プラズマ切断方式を採
用したことにより、大幅に作業効率を向上できるばかり
でなく、切断に伴う副次生成物の発生量も低減でき、二
次廃棄物としてのフィルターの量を少なくできる。さら
に、切断装置の小型j化、簡素化、合理化が計れる。
用したことにより、大幅に作業効率を向上できるばかり
でなく、切断に伴う副次生成物の発生量も低減でき、二
次廃棄物としてのフィルターの量を少なくできる。さら
に、切断装置の小型j化、簡素化、合理化が計れる。
本発明によれば、非電導体の付着物(酸化物)を有する
PCBの安定した切断が可能になるとともに、切断トー
チを移動可能な構造にしているから、長尺物である被切
断物を上下に移動させる必要がなく、この結果切断装置
を従来の約半分に軽減することが可能となり、さらに切
断装置を設置するプールの水深も大巾に浅くすることが
可能となる。また、切断トーチが非移行型であることか
ら、未切断部分があった場合にトーチを未切断部分まで
戻して再切断するときのトーチの位置決めも容易(移行
型トーチの場合、未切断部分の端部にトーチを正確に位
置決め(スタンドオフの設定)をしないと、アークが発
生しなかったり、未切断部分が残ることになる)という
効果がある。
PCBの安定した切断が可能になるとともに、切断トー
チを移動可能な構造にしているから、長尺物である被切
断物を上下に移動させる必要がなく、この結果切断装置
を従来の約半分に軽減することが可能となり、さらに切
断装置を設置するプールの水深も大巾に浅くすることが
可能となる。また、切断トーチが非移行型であることか
ら、未切断部分があった場合にトーチを未切断部分まで
戻して再切断するときのトーチの位置決めも容易(移行
型トーチの場合、未切断部分の端部にトーチを正確に位
置決め(スタンドオフの設定)をしないと、アークが発
生しなかったり、未切断部分が残ることになる)という
効果がある。
第1図は移行式プラズマ切断装置の原理図、第2図は非
移行式プラズマ切断装置の原理図、第3図は本発明装置
の一実施例を示す正面図、第4図は第3図の側面図、第
5図は第3図の■−V線断面図、第6図はプラズマアー
クシステムを説明する構成図、第7図は本発明装置の一
実施例としての系統図、第8図(a)〜(f)はPCB
切断作業の手順を示す図である。 1・・・架台、2・・・フレーム、3・・・ガイド、4
・・・サポート、5・・・隔壁、6・・・チェーン、7
a、7b・・・スプロケット、8・・・上蓋、9・・・
駆動モータ、10・・・減速機、11・・・ガイドレー
ル、12・・・スプロケット、13・・・ドロス回収箱
、14・・・移動台、15・・・トーチ支持台、16a
、16b・・・切断トーチ、17・・・扉、18・・・
基礎台、19・・・手摺、20・・・シヤフト、21・
・・ガス回収箱、22・・・フレキシブルホース・ケー
ブル、31・・・プール、32・・・水面。 33−・・プールff1.34−・・床、41−F C
B、42・・・ブロワ、43・・・ポンプ、44・・・
フィルタユニット、45・・・差圧計、51・・・冷却
水循環装置、52・・・アーク電源装置、53・・・操
作盤、54・・・ガス供第1図 第2図 第5図 第6図 第7図
移行式プラズマ切断装置の原理図、第3図は本発明装置
の一実施例を示す正面図、第4図は第3図の側面図、第
5図は第3図の■−V線断面図、第6図はプラズマアー
クシステムを説明する構成図、第7図は本発明装置の一
実施例としての系統図、第8図(a)〜(f)はPCB
切断作業の手順を示す図である。 1・・・架台、2・・・フレーム、3・・・ガイド、4
・・・サポート、5・・・隔壁、6・・・チェーン、7
a、7b・・・スプロケット、8・・・上蓋、9・・・
駆動モータ、10・・・減速機、11・・・ガイドレー
ル、12・・・スプロケット、13・・・ドロス回収箱
、14・・・移動台、15・・・トーチ支持台、16a
、16b・・・切断トーチ、17・・・扉、18・・・
基礎台、19・・・手摺、20・・・シヤフト、21・
・・ガス回収箱、22・・・フレキシブルホース・ケー
ブル、31・・・プール、32・・・水面。 33−・・プールff1.34−・・床、41−F C
B、42・・・ブロワ、43・・・ポンプ、44・・・
フィルタユニット、45・・・差圧計、51・・・冷却
水循環装置、52・・・アーク電源装置、53・・・操
作盤、54・・・ガス供第1図 第2図 第5図 第6図 第7図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、沸騰水型原子力発電所から発生する使用済燃料チャ
ンネルボックスや制御棒等の高放射性固体廃棄物を切断
する切断装置において、被切断物の切断線に沿つて移動
する非移行型水中プラズマ方式の切断用トーチと、この
切断用トーチを移動させる駆動機構と、前記被切断物を
保持する固定されたサポートと、前記被切断物及びトー
チを収納する隔壁と、これら全体を支持するフレーム本
体と、前記駆動機構を制御する制御盤とを備えたことを
特徴とする高放射性固体廃棄物切断装置。 2、特許請求の範囲第1項において、非移行式水中プラ
ズマ切断方式の切断トーチは、切断ガスと非切断中の防
水ガスを供給するガス供給装置及び切断トーチ供給電源
装置を有するプラズマシステムを備えていることを特徴
とする高放射性固体廃棄物切断装置。 3、特許請求の範囲第1項において、切断中に発生する
ガス、溶融切断層、及び水中浮遊物の周囲拡散によるプ
ール水汚染と作業員被曝を防止するため、装置全体を覆
つた隔壁内における発生ガスを捕集して大気により希釈
する手段と、溶融切断層を回収する回収箱と、浮遊物を
浄化する手段を備えていることを特徴とする高放射性固
体廃棄物切断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61015707A JPH0711593B2 (ja) | 1986-01-29 | 1986-01-29 | 放射性固体廃棄物切断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61015707A JPH0711593B2 (ja) | 1986-01-29 | 1986-01-29 | 放射性固体廃棄物切断装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62174696A true JPS62174696A (ja) | 1987-07-31 |
JPH0711593B2 JPH0711593B2 (ja) | 1995-02-08 |
Family
ID=11896238
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61015707A Expired - Lifetime JPH0711593B2 (ja) | 1986-01-29 | 1986-01-29 | 放射性固体廃棄物切断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0711593B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08285996A (ja) * | 1995-02-14 | 1996-11-01 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 高放射性固体廃棄物の水中切断装置 |
JPH09133796A (ja) * | 1995-11-09 | 1997-05-20 | Toshiba Corp | ボックスの減容処理方法と装置 |
JPH10260298A (ja) * | 1997-03-17 | 1998-09-29 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 水中切断方法及び装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54120546U (ja) * | 1978-02-10 | 1979-08-23 | ||
JPS5752565A (en) * | 1980-09-13 | 1982-03-29 | Nippon Steel Corp | Plasma arc cutting method |
-
1986
- 1986-01-29 JP JP61015707A patent/JPH0711593B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54120546U (ja) * | 1978-02-10 | 1979-08-23 | ||
JPS5752565A (en) * | 1980-09-13 | 1982-03-29 | Nippon Steel Corp | Plasma arc cutting method |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08285996A (ja) * | 1995-02-14 | 1996-11-01 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 高放射性固体廃棄物の水中切断装置 |
JPH09133796A (ja) * | 1995-11-09 | 1997-05-20 | Toshiba Corp | ボックスの減容処理方法と装置 |
JPH10260298A (ja) * | 1997-03-17 | 1998-09-29 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 水中切断方法及び装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0711593B2 (ja) | 1995-02-08 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
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