JPS62173927A - 回路しや断器の制御装置 - Google Patents

回路しや断器の制御装置

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JPS62173927A
JPS62173927A JP1626586A JP1626586A JPS62173927A JP S62173927 A JPS62173927 A JP S62173927A JP 1626586 A JP1626586 A JP 1626586A JP 1626586 A JP1626586 A JP 1626586A JP S62173927 A JPS62173927 A JP S62173927A
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有信 一郎
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は回路しゃ断器における事故電流の失効値検出
および冗長度の高い保護を可能にする制御装置に閃する
ものである。
[従来の技術] 第5図に、例えば特開昭60−32211号に示された
ような従来の回路しゃ断器の制御回路を示す。
図において、3相電源に接続される電源側端子(101
) 、 (102) 、 (103)はそれぞれ開離接
点(201) 。
(202) 、 (203)を介して各対応する負荷側
端子(301)(:102) 、 (303)に接続さ
れている。電源側端子(101)。
(102) 、 (103)と負荷側端子(301)、
(302)、(303)との間の各電路には各相ごとに
電流検出用の変流器(21) 、 (22) 、 (2
3)がそれぞれ設けられている。各変流器(21) 、
 (22) 、 (23)の2次側には2次出力の絶対
値を得るための全波整流回路(31) 、 (32) 
、 (33)がそれぞれ接続されている。各全波整流回
路(31)、(32)、 (33)の出力側に負担回路
(41) 、 (42) 、 (43)がそれぞれ接続
されている。各負担回路(41) 、 (42) 、 
(43)の各第1の出力端子は対応する信号変換回路(
91)。
(92)、(93)にそれぞれ接続されている。信号変
換回路(91) 、 (92) 、 (93)は各負担
回路(41) 、 (42) 、 (43)に誘起する
出力信号の実効値または平均値を得るためのものである
。信号変換回路(91)、(92)(93)の各出力信
号は対応するダイオード(161) 。
(162)、(163)カらなるOR回路(160) 
ニ入力される。
負担回路(41) 、 (42) 、 (43)の各第
2の出力端子はそれぞれダイオード(131) 、 (
132) 、 (133)からなる最大値検出手段とし
てのOR回路(130)の各入力端子に接続されている
。なお、各負担回路(41)。
(42)、(43)の第2の出力端子とは反対側の端部
は共通電位点(アース)に接続されている。OR回′r
6(130)は交流電路(10)に流れる電流の最大値
に対応する信号を出力する。OR回路(130)の出力
側はツェナーダイオード(140)を介して時限発生回
路(150)に接続されている0時限発生回路(150
)の出力端子はサイリスク(120)のゲートに接続さ
れている。また信号変換回路(91) 、 (92) 
、 (93)の各出力信号のうち最大のものをoR1i
J路(160)を介して受信し、デジタル信号に変換す
るA、/D変換lj’jl路(100)が設けられティ
る。A/D変換回路(100)の各出力はマイクロコン
ピュータ(110)に入力される。A/D変換回路(1
00)及びマイクロコンピュータ(110)には作動用
電源として電源回路(500)が設けられている。また
マイクロコンピュータ(110)の出力信号がサイリス
ク(120)に入力されるように構成されている。サイ
リスク(120)には直列に釈放形過電流力性し装置(
80)が接続されている。この釈放形過電流力性し装置
は前述の開離接点(201) 、 (202) 、 (
203)と機誠的に連動するように構成されている。
以上のような構成の回路しゃ断器において交流電路に事
故電流が流れると、各相に対応する変流器(21) 、
 (22) 、 (23)はそれらに固有の変流比で上
記事故電流を検出し2次側に出力電流を誘起する。
各出力電流はそれぞれ全波整流回路(31) 、 (3
2) 。
(33)により直流化され、各対応する負担回路(41
)。
(42) 、 (43)にそれぞれ供給される。このと
き負担回路(41) 、 (42) 、 (43)に誘
起する信号電圧波形は周知の絶対値波形になる。各負担
回路(41) 、 (42) 。
(43)の出力信号は各相ごとに信号変換回路(91)
(92) 、 (93)によってそれらの実効値または
平均値に対応する信号に変換される。信号変換回路(9
1)。
(92) 、 (93)の実効値または平均値出力はO
R回路(160)を介してそれらの最大値がA/D変換
回路。
(100)に入力される。A、/D変換回路(10G)
はこのようにして入力されたアナログ信号をデジタル信
号に変換する。このデジタル信号はマイクロコンピュー
タ(110)に入力され、マイクロコンピュータ(11
0)は所定のプログラムに従いこのデジタル信号入力の
レベル判別を実行する。さらに、このレベル判別の結果
に基づいて所定に限時動作を行い、その出カポ−) (
116)がら出力信号を発する。
マイクロコンピュータ(110)の出カポ−) (11
6)から発せられた出力信号は、サイリスク(120)
のゲートに印加される。サイリスク(120)はこの信
号によりトリガされ、ターンオンし釈放電磁例外し装置
(80)を駆動する。そして釈放形電磁引外し装置(8
0)と図示しない作動装置および釈放可能装置を介して
、機械的に連動する開離接点(201)、 (202)
、  (203)が開離し、電路がしゃ断される。
一方、負担回路(41) 、 (42) 、 (43)
に誘起された事故電流に対応した電圧信号は、ダイオー
ド(131) 、 (132) 、 (133)からな
るOR回路(13o)ニ入力される。OR回路(130
)の出力側はツェナーダイオード(140)を介して時
限発生回路(150)に接続されているにで、OR回路
(130)の出力レベルがツェナーダイオード(140
)のツェナー電圧を越えると時限発生回路(150)に
信号が入力される0時限発生回路(150)はこの信号
にもとづいて所定の限時動作を行い、サイリスク(12
0)のゲートをトリガして釈放形電磁引外し装置(80
)を駆動し、回路しゃ断器はすみやかに電路をしゃ断す
る。
[発明が解決しようとする問題点] 従来のマイクロコンピュータを搭載した回路しゃ断器の
制御回路は以上のように構成されているため、第1に各
相の事故電流をすくなくとも実効値で検出し、かつその
バックアップも実効値を用いて達成しようとする場合に
は、高価な実効値検出回路を複数使用する必要がある。
第2に信号源となる電流検出のための変流器の負担も増
加し、容量の大きな変流器を使用しなければならないな
ど多くの問題点があった。
この発明は以上のような問題点を解決するためになされ
たものであり、簡単な回路構成で安価で冗長性の高い高
性能な回路しゃ断器の制御回路を提供することを目的と
している。
[問題点を解決するための手段] この発明に係る回路しゃ断器のルI御回路は電路に発生
した事故電流の実効値を演算する信号変換回路と、実効
値をバックアップするためのバックアップ回路を具備す
る。
[作用] 抽出された各相の事故電流のうち最大の信号を信号変換
回路によりその信号の2乗平均値に演算する。バックア
ップ回路は電流変換回路を介してバックアップするため
に2乗に比例した電流を積分しバックアップとして機能
し、さらに入力信号が所定のレベル以上である場合には
じめてコンピュータにより実行される時限発生に基づく
トリップ信号をの出力を許可する。
[実施例] 第1図にこの発明に係る回路しゃ断器のrr’as 9
11回路の一実施例を示す、第1図において、第5図に
示す従来例と同一の番号を付したものは同一の機能を有
するものとする。
3相電源に接続される電源側端子(101) 。
(102) 、 (103)はそれぞれ開離接点(20
1) 、 (202) 。
(203)を介して各対応する負荷側端子(301) 
、 (302) 。
(303)g:接続されティる。電源側端子(101)
 、 (102) 。
(103)と負荷側端子(301) 、 (302) 
、 (303)との間の各電路には各相ごとに電流、検
出用の変流器(21)。
(22) 、 (23)がそれぞれ設けられている。各
変流器(21) 、 (22) 、 (23)の2次側
には2次出力の絶対値を得るための全波整流回路(31
) 、 (32) 、 (33)がそれぞれ接続されて
いる。各全波整流回路(31) 、 (32) 。
(33)の出力側に負担回路(41) 、 (42) 
、 (43)がそれぞれ接続されている。各負担回路(
41)、(42)、(43)の各第1の出力端子(レベ
ル微調整された信号の出力端子)は、入力された信号の
うち最大の信号源の信号のみを出力するように構成され
た最大用弁別回路(400)に接続されている。最大相
弁別回路(400)により弁別された信号を出方する出
力端子は信号変換回路(900)に接続されている。信
号変換器y?!(900)は、最大和弁別回路(400
)により弁別された信号の2乗平均値(])を得るため
のものである。負担回路(41) 、 (42) 、 
(43)の各第2の出力端子はそれぞれダイオード(1
31) 、 (132) 、 (133)よりなる電流
センサ手段の第2の出力信号を得るために最大値検出手
段としてのOR回路(130)の各入力端子に接続され
ている。なお、各負担回路(41) 、 (42) 、
 (43)の第2の出力端子とは反対側の端部は共通電
位点(アース)に接続されている。
ここで、変流器(21)、(22)、(23)、全波整
流回路(31)、 (32) 、 (33)負担回路(
41) 、 (42) 、 (43)は交流電路(10
)の電流を検出する電流検出回路(200)を構成して
いる。OR回路(130)は交流型Ml(10)に流れ
る電流の最大値に対応する信号を出力する。OR回路(
130)の出力側はツェナーダイオード(140)を介
して時限発生回路(150)に接続されている0時限発
生回路(150)の出力端子はサイリスク(120)の
ゲート(こ接覆売されている。
次に、信号変換回路(900)の出力信号をデジタル信
号に変換するA/D変換回路(100)が設けられてい
る。A/D変換回路(100)の各出力はマクロコンピ
ュータ(110)に入力される。A/D変換回路(10
0)及びマイクロコンピュータ(110)の作vj用@
源として電源回路(500)が設けられている。
またマ・fクロコンピユータ(110)の出力信号がサ
イリスタ(120)に入力されるように構成されている
。サイリスタ(120)には直列に釈放形過電流力性し
装置(80)が接続されている。この釈放形過電流力性
し装置は前述の開離接点(201) 、 (202) 
、 (203)と機械的に連動するように構成されてい
る。
また、信号変換回路(900)の2次出力は、その2次
出力を電流値に変換する電流変換回路(910)に接続
されている。ここで、電流変換回路(910)は入力信
号が所定の値以下の場合作動しないようなレベル判別機
能を有しでいる0次に、所定の電流値に変換された信号
は時限発生回路(920)に接続され、所定の時限(例
えば第2図におけるバックアップ特性)を発生させ、所
定の時間を経過したのちはサイリスク(120)のゲー
トに出力信号を発生させ、サイリスク(120)をトリ
ガさせるように構成されている。ここで、電流変換回路
(910)は、入力されたI m”  の値が所定の値
を越えた時マイクロコンピュータ(110)の出力ボー
ト(116)に発生するトリップ信号をサイリスク(1
20)のゲートに出力するのを許可しくm1図の場合は
ANDゲートの一入力端子に正入力を入れる)、また、
入力されたTm  の値が所定の値に達しない場合は前
記トリップ信号の出力を禁止する(第1図において、A
NDゲートに負入力を入れる)ような制御線(118)
を有する。
第3図に示すブロック図および第4図に示すフローチャ
ートを用いて、マイクロコンピュータ(110)の構成
および処理過程を説明する。第3図においてマイクロコ
ンピュータ(110)はデータバス(112ンおよびア
ドレスバス(113)を介してCP U(111)、 
ROM (114)、 RAM(115)およびI10
ボート(116)で構成されている。データバス(11
2)およびアドレスバス(113)の一部はA/D変換
回路(100)ニ接続されティルウ一般1.1m ’R
OM (114) ニは所定の信号処理を実行するため
のプログラムを合み、CP U (111)は所定のク
ロック信号に同期してプログラムを実行する。またR 
A M (115)は信号処理に必要なレジスタとして
機能する。第4図に示すフローチャートには、基本的な
機能として少なくとも入力信号の第1のレベル判別手段
(ステップ3)、およびレベル判別された値により所定
の限時動作を実行する第1の時限発生手段(ステップ5
)が含まれている。また、このフローチャートには所定
の放熱特性(電路および負荷の放熱特性)に沿った低減
率をもって計時的にリッセト動作を実行するように構成
されたりセット手段(ステップ9)も含まれている。こ
のりセット手段(ステップ9)は第1の時限発生手段(
スッテブ5)または第1図に示す時限発生装置(150
)(第2の時限発生手段)のうち少なくとも一方に対す
る入力信号が所定レベル以下になった時作動する。
この発明に係る回路しゃ断器は以上のように構成されて
いるので、交流電路に事故電流が流れると、各相に対応
する変流器(21) 、 (22) 、 (23)はそ
れらに固有の整流比で上記事故電流を検出し二次側に出
力電流を誘起する。各出力電流はそれそ゛れ全波整流回
路(31) 、 (32) 、 (33)により直流化
され、各対応する負担回路(41) 、 (42) 、
 (43)にそれぞれ供給される。このとき負担回路(
41) 、 (42) 、 (43)に誘起する信号電
圧波形は周知の絶対値波形になる。
各fl?■回路(41ン、 (42) 、 (43)の
出力信号は各相の信号のうち最大相の信号のみを弁別し
出力する最大値弁別回路(400)を介し信号変換回路
(900)に入力され、それらの信号の2乗平均値に対
応する信号に変換される。信号変換回路(900)の2
乗平均値出力はA / D変換回路(100)に入力さ
れる。A/1〕変換回路(100)はこのようにして入
力されたアナログ信号をデジタル信号に変換する。この
デジタル信号はマイクロコンピュータ(110)に入力
され、マイクロコンピュータ(110)は所定のプログ
ラムに従いこのデジタル信号入力のレベル判別を実行す
る。さらに、このレベル判別の結果に基づいて所定の限
時動作を行い、その出カポ−) (116)から出力信
号を発する。マイクロコンピュータ(110)の出カポ
−1−(l16)から発せられた出力信号は、サイリス
ク(120)のゲートに印加される。サイリスク(12
0)はこの信号によりトリガされ、ターンオンし釈放形
電磁引外し装置(80)を駆動する。そして釈放形電磁
引外し装置(80)と図示しない作動装置および釈放可
能装置を介して、機械的に連動するHfg離接点(20
1> 、 (202) 、 (203)がgF1離し、
電路がしゃ断される。
また一方で、信号変換回路(900)の2吹出力Im2
は電流変換回路(910)に与えられ、所定のレベル以
上である場合I m” に比例した電流を発生させ時限
発生回路(920)に入力される。また、信号発生回路
(90G)は制御線(11B)を介して入力されたI 
m” の値が所定の値以下であればANDゲー) (9
50)に対し負の信号を出力しマイクロコンピュータ(
110)のトリップ信号を禁止し、所定の値以上の場合
は制御線(118)に正の信号を出力しマイクロコンピ
ュータ(110)のトリップ信号を許可する。ここで、
この時限発生回路(920)に含まれる積分回路および
時限発生回路は公知の放電回路を含むコンデンサ充電回
路およびPUTなどによるレベル検出素子の組合わせで
実現できる。このI m2に比例した電流を上記コンデ
ンサに充電することで、2乗平均値に比例した積分値を
得ることができ、事故電流に起因する周期Tに比較して
長い積分時間に対しては実効値として検出される。従っ
て、第2図の長限時用反限時特性および短限時用反限時
特性を得ることは容易である0以上のようにして時限は
発生され、サイリスタ(120)のゲートに出力信号を
入力し、サイリスク(120)はターンオンして釈放型
電磁引き外し装置(80)を駆動する。
一方、負担回路(41) 、 (42) 、 (43)
に誘起された事故電流に対応した電圧信号は、ダイオー
ド(111) 、 (132) 、 (133)からな
るOR回路(130)に入力される。OR回路(130
)の出力側はツェナーダイオード(140)を介して時
限発生回路(150)に接続されているので、OR回路
(130)の出力レベルがツェナーダイオード(140
)のツェナー電圧を越えると時限発生回路(150)に
信号が入力される0時限発生回路(150)はこの信号
にもとづいて所定の限時動作を行い、サイリスク(12
0)のゲートをトリガして釈放形電磁引外し装置(80
)を駆動し、回路しゃ断器はすみやかに電路をしゃ断す
る。
マイクロコンピュータ(110)が起動され、動作可能
状態になると、第4図のフローチャートに示されたプロ
グラムがスタートし、システムの初期化(すなわち、I
10ボートの設定、フラグのセット/リセットなど)が
実行され(ステップ1)過電流検出のメイン処理フロー
に入る0次にA/D変換回路(100)を制御して信号
変換回路(900)から出力された最大の電流が流れる
相に対応する電流の実効値または平均値の信号をデジタ
ル信号に変換しくステップ2)、マイクロコンピュータ
(110)内のRAM(115) (第3図)に書込む
(A/D変換処理)0次にRA M (115)に書込
まれた入力信号データに関し、その値が過電流値である
が否かの判別動作を実行する(ステップ3)、その結果
過電流でないと判断した場合は第4図における蓄熱ルー
チンから外れて後述する放熱ルーチンを通り再び上述の
A/D変換処理(ステップ2)に戻る。過電流であると
判断した場合は、まず蓄熱フラグHをセットしくスツテ
ブ4)、入力信号のレベルに応じた時限の計時動作を実
行すべくCplJ(111)内のレジスタまたはRA 
M (115)を用いて所定の単位時間ごとに所定の蓄
熱ビット数の加算を行う(ステップ5)、上記所定の蓄
熱ビット数は第2図に示す回路しゃ断器の引き外し特性
に沿った限時動作を実現するように選択されている。
次に、加算されたビット数が所定の時限に対応する値に
達したか否かの判別動作を行い(ステップ6)、加算さ
れたビット数が所定の時限に対応する値に達していない
場合はメインフローから外れて前述のA/D変換処理(
ステップ2)に戻る。
加算されたビット数が所定の時限に対応する値に達した
場合は、I10ポー) (116)を介してサイリスタ
(120)をトリガし、出力装置(80)を駆動させる
(ステップ7)、過電流か否かの判断(ステップ3)を
行い、過電流でないと判断されると、(ステップ8)へ
進む、(ステップ8)から(ステップ11)までは放熱
ルーチンを形成し、(ステップ8)において蓄熱フラグ
Hがセットされているか否かの判別を行う、この結果蓄
熱フラグHがセットされている場合は蓄熱ルーチンにお
いて加算計数されたビット数から所定の単位時間ごとに
所定の放熱ビット数を減算する。この減算によりビット
の計数値が0になった場合は蓄熱フラグHをリセットす
る(ステップ9)0M熱フラグHがセットされでいない
場合は直線A/D変換処理(ステップ2)に戻る。また
(ステップ10)において(ステップ9)で減算された
ビットの計数値が完全にリセットされているか否かを判
別し、完全にリセットされていない時はそのままA/D
変換処理(ステップ2)に戻る。ビットの計数値が完全
にリセットされている場合、蓄熱フラグIIをリセット
しく・ステップ11)、A/D変換処理(ステップ2)
に戻る。このようにして第2図に示す特性曲線に沿った
限時動作が実行される。
次に、マイクロコンピュータ(110)における実効値
演算手法について説明する。
A/D変換され所定のレジスタに格納されたA/D変換
値は前述の通り事故電流の最大相に対応する電流信号I
mに対するI m” として変1j!、されている。こ
こで、実効値ImrllSは2″L で与えられる。(1)式においてT、”(#((V=I
mの角周波数)である、(1)式は、と等価である。従
って、検出すべき事故電流に対する保護特性を実効値で
実現するためには前述のA/D変換値(Im2−)の平
方根をマイクロコンピュータ(110)の持つ演算機能
により計算することで得られる。これが前述の蓄熱ビッ
ト数に対応する。ただし、所定のレジスタに加算される
蓄熱ビット数は前述の平方根に基づく実効値電流と第2
図に示されたような所定の特性曲線に沿った限時動作を
達成すべく決められたものであり、前述の平方根その物
ではない、なお、上記実施例では信号変換手段により得
られたI m”値のデジタル信号の平方根をマイクロコ
ンピュータの演算a能を利用して行ったが、周知のルッ
クアップテーブルの手法を応用してROMの所定のメモ
リ上に事前に各レベル判別値に対応する平方根データを
書込んでおき、これを所定の手続きにより読み出すこと
も可能である。これによると、8ピットマイクロコンピ
ュータが必要であるところが、ルックアップテーブル手
法によると、4ビットマイクロコンピュータで実現可能
となる。
なお、上記実施例では電流変換回路(910)に所定の
レベル検出機能を含ませ、所定の入力レベル以下の信号
に対し作動しないように構成しであるが、特にこの機能
を持たせる必要はなく、全領域で行ってもよい、この場
合、より広範囲のバックアップが可能となる。また、主
に高速動作を目的としたft52のレベル判別手段およ
び第2の時限発生手段に−クいても前述の第3の時限発
生手段に第2の電流変換手段を介して充電するように構
成すればより冗長性の高いものが得られる。
さらに、バックアップ回路で入力信号がトすツブ動作を
するのに十分でない場合、マイクロコンピュータのトリ
ップ動作を禁止すると、マイクロコンピュータが正常に
作動していない時でもミストリップしないことは言うま
でもない。
[効果] 以上説明したように、この発明に係る回路しゃ断器の制
御装置は、バックアップ回路において入力信号がトリッ
プ動作をするのに十分でない場合、マイクロコンピュー
タのトリップ動作を禁止するので、マイクロコンピュー
タが正常に作動していない場合でもミストリップせず、
信頼性の高い回路しゃ断器を提供することが可能である
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る回路しゃ断器の制御装置の一実
施例を示すブロック図、第2図は一般的な回路しゃ断器
の電路及び貝荷の耐熱量特性並びに回路しゃ断器の動作
特性を示す特性図、第3図は第1図に示すマイクロコン
ピュータ(110)の構成を示すブロック図、第4図は
マイクロコンピュータ(110)において実行されるプ
ログラムのフローチャートを示す図、第5図従来の回路
しゃ断器を示すブロック図である。 図中(400)は最大相弁別回路、(900)は信号変
換回路、(910)は電流変換回路、(920)は時限
発生回路、(110)はマイクロコンピュータ、(8o
)は引き外し装置、(201) 、 (202) 、 
(203)は引き外し装置によって動作される開離接点
である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数相の交流電路に発生した事故電流を検出する
    ための電流検出手段、 前記電流検出手段の各相の電流値に対応する2次出力信
    号のうち、最大の2次出力信号を含む相を弁別する最大
    相弁別手段、 前記弁別された2次出力信号の最大信号を2次出力信号
    として出力する最大値検出手段、前記最大相弁別手段の
    2次出力信号の2乗平均値を得るための信号変換手段、 前記信号変換手段からの2次出力信号のレベルを判別す
    る第1のレベル判別手段、 前記第1のレベル判別手段の判別結果に基づいて所定の
    事故電流に対応する限時動作を行う第1の時限発生手段
    、 前記最大値検出手段の出力信号のレベルを判別する第2
    のレベル判別手段、 前記第1のレベル判別手段の判別結果に基づいて所定の
    事故電流に対応する限時動作を行う第2の時限発生手段
    、 前記信号変換手段から2次出力信号に相応する電流値に
    変換する電流変換手段、 前記電流変換手段の出力電流に相応して所定の限時動作
    を行う第3の時限発生手段、 前記第1、第2および第3の時限発生手段の限時動作に
    応動し回路しゃ断器をしゃ断するための信号を出力する
    出力手段、 前記電流変換手段の入力信号または出力信号が所定の値
    に達している時に前記第3の時限発生手段の出力信号を
    許可し、前記所定の値に達していない時は前記第1の時
    限発生手段の出力信号を禁止する制御手段 を具備した回路しゃ断器の制御装置。
  2. (2)すくなくとも前記第1のレベル判別手段と第1の
    時限発生手段はマイクロコンピュータにより構成された
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の回路しゃ
    断器の制御装置。
  3. (3)前記電流変換手段は、前記最大値検出手段の出力
    信号に相応する電流値に変換する第2の電流変換手段を
    含むことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の回路
    しゃ断器の制御装置。
  4. (4)前記第1および第2の電流変換手段が所定の入力
    以下の場合作動しないようにレベルを判別する第3のレ
    ベル判別手段を含むことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項、第2項または第3項記載の回路しゃ断器の制御装
    置。
  5. (5)前記第3の時限発生手段により発生する動作時間
    が前記第1および第2の時限発生手段により発生する動
    作時間よりも長いことを特徴とする特許請求の範囲第1
    項、第2項、第3項または第4項記載の回路しゃ断器の
    制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04199766A (ja) * 1990-11-29 1992-07-20 Sanyo Electric Co Ltd スクリーン印刷機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH04199766A (ja) * 1990-11-29 1992-07-20 Sanyo Electric Co Ltd スクリーン印刷機

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