JPS6217215Y2 - - Google Patents

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JPS6217215Y2
JPS6217215Y2 JP11699382U JP11699382U JPS6217215Y2 JP S6217215 Y2 JPS6217215 Y2 JP S6217215Y2 JP 11699382 U JP11699382 U JP 11699382U JP 11699382 U JP11699382 U JP 11699382U JP S6217215 Y2 JPS6217215 Y2 JP S6217215Y2
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JP
Japan
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mold
back leg
button
pin
cavity
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Application number
JP11699382U
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English (en)
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JPS5921928U (ja
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ボタンヘツドBに裏脚Cが立設さ
れ、この裏脚Cには軸直角方向に糸孔Dが穿設さ
れた構造の裏脚付ボタンを製造するための裏脚付
ボタンの圧縮成形用金型の改良に関する。
〔従来の技術〕
従来は、ボタンヘツド用キヤビテイを刻設した
型と、裏脚用キヤビテイを形成した型とのくみあ
わせからなる成形型とで成形した後、裏脚の中間
位置にドリル等で糸孔を穿設するか、または、前
記両型のパーテイング面にピン型を介在させて糸
孔を成形する等の方法で製造されている。
〔解決しようとする問題点〕 ところが、前者の方法では、裏脚付ボタンの裏
脚の中間位置に糸孔を穿設するので、ボタンヘツ
ドからの所定の寸法をとることが出来、従つて、
前記裏脚付ボタンを自動ミシンにかける際にボタ
ンヘツドの存在による障害は生じないけれども、
糸孔の穿設が手作業によるため能率が悪いだけで
なく、その位置が一定せず、これがため、自動ミ
シンの針が糸孔以外に当たつて切損することが多
いという問題点がある。
後者の方法によれば、ボタンヘツドと裏脚の境
界部分に糸孔が成形されるので、糸孔近傍にバリ
が形成されると共に、裏脚径より大なるボタンヘ
ツドが糸孔近くにあることから、これらのバリ及
びボタンヘツドが自動ミシンでの作業の際の糸切
れや針切損の障害を招きボタン付作業の能率を低
下させるという問題点がある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するために、本考案にかかる
裏脚付ボタンの圧縮成形用金型においては、裏脚
付ボタンのボタンヘツド用キヤビテイの刻設され
た第一成形型と、裏脚用キヤビイの刻設された第
二成形型とからなる裏脚付ボタンの圧縮成形用金
型において、前記第二成形型を、ベース型、板型
及びピン型とから構成し、前記ベース型と前記板
型とのパーテイング面を、裏脚用キヤビテイを裏
脚中心軸線直角方向に横切るように位置させ、前
記パーテイング面に面する前記ベース型と前記板
型との各型面に、裏脚用キヤビテイの中心を横切
るピン用溝をそれぞれ刻設し、前記ピン型を、前
記両ピン用溝にて成形されるピン孔に挿脱自在に
設けるという手段を講じた。
〔作 用〕
本考案にかかる裏脚付ボタンの圧縮成形用金型
においては、圧縮成形機にセツトして通常の成形
方法で裏脚付ボタンを成形するのであるが、裏脚
付ボタンのボタンヘツド用キヤビテイの刻設され
た第一成形型と、裏脚用キヤビイの刻設された第
二成形型とからなる裏脚付ボタンの圧縮成形用金
型において、前記第二成形型を、ベース型、板型
及びピン型とから構成するとともに、前記ベース
型と前記板型とのパーテイング面に面する前記ベ
ース型と前記板型との各型面には、裏脚用キヤビ
テイの中心を横切るピン用溝をそれぞれ刻設し、
前記ピン型を、ベース型と板型とのパーテイング
面に前記の両ピン用溝にて形成されるピン孔に挿
脱自在に配設したので、前記ピン型にて成形され
る糸孔が、ボタンヘツドと裏脚との境界より離れ
た所定の位置に成形される。
また、成形後に、前記第一成形型を開き前記ピ
ン型を抜き去ると、成形された裏脚付ボタンは総
て前記板型に付着しているので、この板型を前記
ベース型から外して取り出せば、成形された裏脚
付ボタンも総て同時に型より取り外される。
〔実施例〕
以下に、本考案にかかる裏脚付ボタンの圧縮成
形用金型の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案にかかる裏脚付ボタンの圧縮成
形用金型の部分断面図、第2図は第1図のA−A
線断面図、第3図は本考案にかかる裏脚付ボタン
の圧縮成形用金型で製造した裏脚付ボタンの断面
図、第4図は従来の裏脚付ボタンの一例の断面図
である。
第1図及び第2図において、第一成形型2には
裏脚付ボタンのボタンヘツド用キヤビテイ1が刻
設されており、裏脚用キヤビテイ3が刻設された
第二成形型4は、ベース型5と板型6とピン型7
とから構成されている。
前記ベース型5と前記板型6とのパーテイング
面に面するそれぞれの型面に、前記ピン型7を挿
脱自在に配設するピン用溝8,8′が刻設されて
いる。
よつて、裏脚用キヤビテイ3の略中央部に前記
ピン型7が位置するので、第3図に示すように、
糸孔Dは裏脚CのボタンヘツドBから離れた所定
の位置に成形される。
また、成形後に、前記第一成形型2を開き前記
ピン型7を抜き取ると、成形された裏脚付ボタン
は総て前記板型6に付着しているので、この板型
6を前記ベース型5から外して取り出せば、成形
された裏脚付ボタンも総て同時に型より取り外さ
れる。
よつて、本考案にかかる裏脚付ボタンの圧縮成
形用金型にて成形された裏脚付ボタンを自動ミシ
ンを用いてボタン付け作業する時には、糸孔Dの
位置が正確であるので、該糸孔Dの位置の誤差に
よる針の切損がなく、また、糸孔Dの位置がボタ
ンヘツドBと裏脚Cとの境界部から離れた位置に
形成されるので、ボタンヘツドBの大径部による
針の切損や、ボタンヘツドBと裏脚Cとの境界部
周辺に成形されるバリによる糸切れ等の障害が無
くなり、極めて能率的にボタン付け作業が出来る
という効果がある。
更に、成形済の裏脚付ボタンは総て前記板型6
に付着して型より取り外されるので、成形された
裏脚付ボタンを個々に型から取り外す手間が省け
るのみならず、成形済裏脚付ボタンの付着した前
記板型6を取り外した際に、他の同形板型をセツ
トして成形作業を連続して遂行出来、成形機の稼
働を停止させることなく、極めて能率的にボタン
付け作業が出来るという効果がある。
〔効 果〕
上述したように、本考案にかかる裏脚付ボタン
の圧縮成形用金型によれば、ボタン本体の成形と
同時に糸孔も成形されるので、裏脚付ボタンを成
形した後に手作業で糸孔を穿設する手間が省ける
のみならず、糸孔が、裏脚の所定の正確な位置に
成形されるので、自動ミシンを用いたボタン付け
作業時に、糸孔の位置の誤差による針の切損がな
く、また、糸孔の位置が、ピン型によりボタンヘ
ツドと裏脚との境界部から離れた位置に形成され
るので、ボタンヘツドの大径部による針の切損
や、ボタンヘツドと裏脚との境界部周辺に成形さ
れるバリによる糸切れ等の障害が無くなり、極め
て能率的にボタン付け作業が出来るという効果が
ある。
更に、成形済の裏脚付ボタンは総て前記板型に
付着して型より取り外されるので、成形された裏
脚付ボタンを個々に型から取り外す手間が省ける
のみならず、成形済裏脚付ボタンの付着した板型
を取り外した際に、他の同形板型をセツトして成
形作業を連続して遂行出来、成形機の稼働を停止
させることなく、極めて能率的にボタン付け作業
が出来るという効果がある。
よつて、裏脚付ボタンを安価に製造できるとい
う効果を奏するのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる裏脚付ボタンの圧縮成
形用金型の部分断面図、第2図は第1図のA−A
線断面図、第3図は本考案にかかる裏脚付ボタン
の圧縮成形用金型で製造した裏脚付ボタンの断面
図、第4図は従来の裏脚付ボタンの一例の断面図
である。 1……ボタンヘツド用キヤビテイ、2……第一
成形型、3……裏脚用キヤビテイ、4……第二成
形型、5……ベース型、6……板型、7……ピン
型、8,8′……ピン用溝、B……ボタンヘツ
ド、C……裏脚、D……糸孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 裏脚付ボタンのボタンヘツド用キヤビテイの刻
    設された第一成形型と、裏脚用キヤビイの刻設さ
    れた第二成形型とからなる裏脚付ボタンの圧縮成
    形用金型において、前記第二成形型を、ベース
    型、板型及びピン型とから構成し、前記ベース型
    と前記板型とのパーテイング面を、裏脚用キヤビ
    テイを裏脚中心軸線直角方向に横切るように位置
    させ、前記パーテイング面に面する前記ベース型
    と前記板型との各型面に、裏脚用キヤビテイの中
    心を横切るピン用溝をそれぞれ刻設し、前記ピン
    型を、前記両ピン用溝にて形成されるピン孔に挿
    脱自在に設けることを特徴とする裏脚付ボタンの
    圧縮成形用金型。
JP11699382U 1982-07-31 1982-07-31 裏脚付ボタンの圧縮成形用金型 Granted JPS5921928U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11699382U JPS5921928U (ja) 1982-07-31 1982-07-31 裏脚付ボタンの圧縮成形用金型

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11699382U JPS5921928U (ja) 1982-07-31 1982-07-31 裏脚付ボタンの圧縮成形用金型

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5921928U JPS5921928U (ja) 1984-02-10
JPS6217215Y2 true JPS6217215Y2 (ja) 1987-05-01

Family

ID=30269485

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11699382U Granted JPS5921928U (ja) 1982-07-31 1982-07-31 裏脚付ボタンの圧縮成形用金型

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JPS5921928U (ja) 1984-02-10

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