JPS62170909A - 光フアイバケ−ブルの接続方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、電カケープルに併設される架空地線に組込ま
れた通信制御用の光ファイバケーブルを入れ換えるため
、新旧の光ファイバケーブルを接続する光ファイバケー
ブルの接続方法に関するものである。

［従来の技術］ 例えば、電カケープル又は電カケープルに併設される架
空地線に組込まれた通信制御用の光ファイバケーブルは
、一般に何らかの保護用管体に収納されているが、その
光ファイバケーブルを入れ換える場合には、新旧の光フ
ナイバケープルを接続して出光ファイバケーブルを引き
抜きながら、新光ファイバケーブルを引き入れることが
行われる。

しかし、入れ換える光ファイバケーブルの長さが非常に
長いため、新旧の光ファイバケーブルを接続した接続部
は高い引き抜き張力に酎えるだけの引張強度を有すると
同時に、接続部が保護管内を円滑に摺動できるようにす
るため、接続部の外径が大きくならないことが要求され
ている。

［発明の目的］ 本発明の目的は、上述の要求を満足するため、接続部の
外径が小さい割に引張強度を大きくでき、かつその接続
を簡便に実施できるようにした光ファイバケーブルの接
続方法を提供することにある。

［発明の概要］ 上述の目的を達成するための本発明の要旨は、架空地線
に組込まれ保護管内の既設の光ファイバケーブルを引抜
いてこれに代る新設の光ファイバケーブルを入れ換える
場合において、引張強度が大きくかつ薄い繊維状の材料
で筒状に編組し、該筒状編組材の両端から既設、新設の
両光ファイバケーブルの各端部を挿入し、挿入した光フ
ァイバケーブルの外面に前記編組材の両端部を固定する
ことを特徴とする光ファイバケーブルの接続方法である
。

［発明の実施例］ 本発明に係る方法を図示の実施例に基づいて詳細に説明
する。

第１図は本発明に係る光ファイバケーブルの接続方法の
一実施例を示し、ｌ、２はそれぞれ接続すべき光ファイ
バケーブルであり、例えば１が取り換えられる口先ファ
イバケーブル、２が新しく入れ換えるべき新光ファイバ
ケーブルである。３はこの２つの光ファイバケーブルｌ
、２の端部紀接続する編組材を示し５例えばポリエチレ
ン、ケブラのような強度が大きい繊維状の材料によって
、光ファイバケーブルｌ、２の端部を挿入できるように
筒状で薄く編組されたものである。

この編組材３の両端からそれぞれ口先ファイバケーブル
ｌの終端部と、新光ファイバケーブル２の始端部とを挿
入した後に、編組材３の両端部３ａ及び３ｂをそれぞれ
口先ファイバケーブルｌ及び新光ファイバケーブル２の
外面に固定する。

この固定手段としては、極薄の粘着テープを用いてもよ
いし、或いは即乾性樹脂やその他の接着剤で固めてもよ
い、なお、この固定される編組材３の両端部３ａ、３ｂ
の寸法はそれぞれ１０ｍｍ程度で十分である。

このような状態に接続した光ファイバケーブル１．２間
に引抜力を加えると、第２図に示すように編組材３はそ
の編ピッチが長手方向に伸長し、光ファイバケーブル１
．２の端部を締め付けることになる。

なお、口先ファイバケーブル１と新光ファイバケーブル
２との外側の材質は、なるべくは引張強度が大きくかつ
硬質のものが好適である。また、口先ファイバケーブル
ｌと新光ファイバケーブル２との接続部は、その外側の
被覆層を削って細径とし１編組材３を被着した状態の外
径を更に小さくすることもできる。

入れ換えに際しては、口先ファイバケーブル１を引き抜
くと同時に新光ファイバケーブル２の供給側から押し込
み力を加えることにより、引張力と押し込み力の双方の
力で旧新光ファイバケーブル１．２の入れ換えすること
ができる。旧新光ファイバケーブルｌ、２の入れ換え後
は、編組材３を取り外すか接続部を切り捨てて、新光フ
ァイバケーブル２のみを生かすようにすることは勿論で
ある。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明に係る光ファイバケーブルの
接続方法は、２本の光ファイバケーブルの端部同志を引
張強度が大きくかつ繊維状の材料により筒形で薄く編ま
れた編組材によって接続するため、その接続部は高い引
抜張力に耐えることができ、かつ編組材は引張られたと
きに径を縮少して光ファイバケーブルの外面に吸い付く
ような形に変形するから、接続部の外径を光ファイバケ
ーブルの外径と殆ど同じ程度に小さくすることができる
。従って、長い距離間の光ファイバケーブルを入れ換え
る場合でも接続部が保護管内に引っ掛ることもなく、作
業を能率的に行うことができる。また、光ファイバケー
ブルの端部を編組材の両端部に挿入して固定するだけの
簡単な作業で、強力な接続を容易に行うことが可能であ
り、しかも接続のために光ファイバケーブルを無駄に切
り捨てる部分も殆どないという利点もある。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明に係る光ファイバケーブルの接続方法の一
実施例を示し、第１図は光ファイバケーブルに編組材を
取り付けた状態の側面図、第２図は光ファイバケーブル
に引抜力を加えた状態の側面図である。 符号１．２は光ファイバケーブル、３は編組材である。 特許出願人　　　大日日本電線株式会社第１図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、架空地線に組込まれ保護管内の既設の光ファイバケ
   ーブルを引抜いてこれに代る新設の光ファイバケーブル
   を入れ換える場合において、引張強度が大きくかつ薄い
   繊維状の材料で筒状に編組し、該筒状編組材の両端から
   既設、新設の両光ファイバケーブルの各端部を挿入し、
   挿入した光ファイバケーブルの外面に前記編組材の両端
   部を固定することを特徴とする光ファイバケーブルの接
   続方法。 ２、前記光ファイバケーブルの外面への前記編組材の固
   定は接着剤により行う特許請求の範囲第１項に記載の光
   ファイバケーブルの接続方法。