JPS62167866A - タ−ビン翼 - Google Patents
タ−ビン翼Info
- Publication number
- JPS62167866A JPS62167866A JP775986A JP775986A JPS62167866A JP S62167866 A JPS62167866 A JP S62167866A JP 775986 A JP775986 A JP 775986A JP 775986 A JP775986 A JP 775986A JP S62167866 A JPS62167866 A JP S62167866A
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- Japan
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- blade
- turbine blade
- alloy
- front edge
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- Pending
Links
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Landscapes
- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明はタービン翼に関し、特にチタン系合金からなる
タービン翼の改良に関する。
タービン翼の改良に関する。
近年、発電効率の改善等にともないえ気ターくンの低圧
側では長大なタービン翼が必要となり、材料に要求され
る特性はより苛酷となっている。
側では長大なタービン翼が必要となり、材料に要求され
る特性はより苛酷となっている。
従来、蒸気タービン買材利としては12Crw4が用い
られていたが、12Crmでは上記の制約条件下では強
度不足が生じ、かつロータへの0荷が過大となり、混合
の大型化へは適用が回動であった。
られていたが、12Crmでは上記の制約条件下では強
度不足が生じ、かつロータへの0荷が過大となり、混合
の大型化へは適用が回動であった。
この様な点から比強度(強度/比重)の大きいチタン合
金の製材料への適用が進んでいる。つまり、チタン合金
の強度は従来の120r14と同程度であり、さらに、
比強度が高いため内の回転による遠心力が低減され、ロ
ータへの過負荷の問題も除かれる。このように、チタン
合金は今後の翼の長大化にともない実用上有効なもので
ある。
金の製材料への適用が進んでいる。つまり、チタン合金
の強度は従来の120r14と同程度であり、さらに、
比強度が高いため内の回転による遠心力が低減され、ロ
ータへの過負荷の問題も除かれる。このように、チタン
合金は今後の翼の長大化にともない実用上有効なもので
ある。
一方、低圧部では、作動時の蒸気流中に含まれる凝縮水
滴の高速衝突によるエロージョン損耗が著しいため、従
来の12Cr鋼をタービン翼材として用いた場合は耐エ
ロージヨン性の鏝れたステライト合金等をエロージョン
シールドとして翼先端前幹部にロウ付または溶接等を施
し保護している。
滴の高速衝突によるエロージョン損耗が著しいため、従
来の12Cr鋼をタービン翼材として用いた場合は耐エ
ロージヨン性の鏝れたステライト合金等をエロージョン
シールドとして翼先端前幹部にロウ付または溶接等を施
し保護している。
しかし、上記チタン系合金をタービン翼材として用い、
そのエロージョンシールド板としてステライトを用いた
場合、ロウ付では接合部の強度が不足し、溶接ではその
接合部は溶接脆化が生じ易く、いずれも使用上問題があ
る。
そのエロージョンシールド板としてステライトを用いた
場合、ロウ付では接合部の強度が不足し、溶接ではその
接合部は溶接脆化が生じ易く、いずれも使用上問題があ
る。
そこで、チタン系合金のタービン翼のエロージョン防止
策として、β型Ti合金であるTi−15Mo−5Zr
の肉盛溶接が行なわれているが、翼本体は主としてTi
−6All−4Vのα−β型であるため、両者の材料特
性が異なり、溶接部が異種継手となり接合強度等にも問
題がある。
策として、β型Ti合金であるTi−15Mo−5Zr
の肉盛溶接が行なわれているが、翼本体は主としてTi
−6All−4Vのα−β型であるため、両者の材料特
性が異なり、溶接部が異種継手となり接合強度等にも問
題がある。
本発明はこのような点に鑑み、チタン系合金からなるタ
ービン翼の少なくとも翼先端前縁部に高硬度部を設け、
優れた耐エロージヨン性を有するタービン翼を得ること
を目的とする。
ービン翼の少なくとも翼先端前縁部に高硬度部を設け、
優れた耐エロージヨン性を有するタービン翼を得ること
を目的とする。
上記目的を達成するため本発明は、チタン系合金からな
るタービン翼において、このタービン翼の少なくとも翼
先端前縁部に、Ti−6Al−6V−2Snにより形成
された高硬度部が設けられていることを特徴とする。
るタービン翼において、このタービン翼の少なくとも翼
先端前縁部に、Ti−6Al−6V−2Snにより形成
された高硬度部が設けられていることを特徴とする。
図面は本発明に係るタービン翼の一実施例を示す斜視図
であって、チタン系合金からなるタービンTA1の翼先
端前縁部には後述する゛如き高硬度部2が形成されてい
る。すなわち、機械加工または精密鍛造によって形成し
たチタン系合金からなるタービン翼1の少なくとも翼先
端前幹部に、Ti−6AfJ−6V−2Snを肉盛溶接
した優、900〜1000℃で6分〜3時間の溶体化処
理した後に急冷する。その後、500〜600℃で30
分〜12時間の時効処理を行なうことによりタービン翼
1の翼先端前縁部を高硬度化し、高硬度部2が形成され
ている。また、Ti−611−6V−2Snからなる部
材をエロージョンシールド板として成形加工を行った後
、このエロージョンシールド板をTIG、EBまたはレ
ーザー等によりタービン翼1の翼先端前縁部に溶接する
。その後、900〜i ooo℃で6分〜12時間の時
効処理を行ない?!1i硬度部2を形成してもよい。
であって、チタン系合金からなるタービンTA1の翼先
端前縁部には後述する゛如き高硬度部2が形成されてい
る。すなわち、機械加工または精密鍛造によって形成し
たチタン系合金からなるタービン翼1の少なくとも翼先
端前幹部に、Ti−6AfJ−6V−2Snを肉盛溶接
した優、900〜1000℃で6分〜3時間の溶体化処
理した後に急冷する。その後、500〜600℃で30
分〜12時間の時効処理を行なうことによりタービン翼
1の翼先端前縁部を高硬度化し、高硬度部2が形成され
ている。また、Ti−611−6V−2Snからなる部
材をエロージョンシールド板として成形加工を行った後
、このエロージョンシールド板をTIG、EBまたはレ
ーザー等によりタービン翼1の翼先端前縁部に溶接する
。その後、900〜i ooo℃で6分〜12時間の時
効処理を行ない?!1i硬度部2を形成してもよい。
ざらにまた、T i −6AJ)−6V−2Snからな
る部材をエロージョンシールド板として成形加工を51
なった後、このエロージョンシールド板を900〜10
00℃で6分〜3時間の溶体化処理をした後にz1冷し
、その後、500〜600℃で30分〜12時間の時効
処理を行なう。その後、エロージョンシールド板をTI
G、EBまはレーIf−等によりタービン翼1の翼先端
前幹部に溶接することにより高硬度8I12を形成して
もよい。
る部材をエロージョンシールド板として成形加工を51
なった後、このエロージョンシールド板を900〜10
00℃で6分〜3時間の溶体化処理をした後にz1冷し
、その後、500〜600℃で30分〜12時間の時効
処理を行なう。その後、エロージョンシールド板をTI
G、EBまはレーIf−等によりタービン翼1の翼先端
前幹部に溶接することにより高硬度8I12を形成して
もよい。
第1表は、上述のようにして製造されたタービン翼のキ
ャビテーション・エロージョン試験の結果を比較例とあ
わせて示したものである。
ャビテーション・エロージョン試験の結果を比較例とあ
わせて示したものである。
また、第2表は同様に、上述のようにして製造されたタ
ービン翼のエロージョンシールド板と母材との接合強度
を比較例とあわせて示したものである。
ービン翼のエロージョンシールド板と母材との接合強度
を比較例とあわせて示したものである。
なお、キャビテーション・エロージョン試験としては、
学振法(学術振興会97委員会で設定)の磁歪振動型キ
ャビテーション・エロージョン試験装置を用い、試験条
件は振動周波数6.5K HZ 、振FIJ振幅100
μm、試#i液純水、液温24±1℃、試験時間180
分とした。
学振法(学術振興会97委員会で設定)の磁歪振動型キ
ャビテーション・エロージョン試験装置を用い、試験条
件は振動周波数6.5K HZ 、振FIJ振幅100
μm、試#i液純水、液温24±1℃、試験時間180
分とした。
この第1.2表から明らかなように、本発明におイテハ
、従来のTi−15Mo−5Zrの肉盛溶接の場合と比
較して、耐エロージヨン性は同等以、しであり、かつエ
ロージョンシールド板と母材との接合強度は優れている
ことが明らかである。
、従来のTi−15Mo−5Zrの肉盛溶接の場合と比
較して、耐エロージヨン性は同等以、しであり、かつエ
ロージョンシールド板と母材との接合強度は優れている
ことが明らかである。
以上説明したように本発明においては、チタン系合金か
らなるタービン翼の少なくとら翼先端前縁部に、T i
−6AJ −6V−2Snにより形成された高硬度部
が設置ノられているので、当該部の耐エロージヨン性を
従来と同等以上に優れたものとすることができるばかり
でなく、エロージョンシールド板と母材との接合強度を
増大させることができ、スI命の艮JtII化と高信頼
性を1りることができる。
らなるタービン翼の少なくとら翼先端前縁部に、T i
−6AJ −6V−2Snにより形成された高硬度部
が設置ノられているので、当該部の耐エロージヨン性を
従来と同等以上に優れたものとすることができるばかり
でなく、エロージョンシールド板と母材との接合強度を
増大させることができ、スI命の艮JtII化と高信頼
性を1りることができる。
図面は本発明に係るタービン翼の一実施例を示を斜視図
である。 1・・・タービン92.2・・・高硬度部。
である。 1・・・タービン92.2・・・高硬度部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、チタン系合金からなるタービン翼において、このタ
ービン翼の少なくとも翼先端前縁部に、Ti−6Al−
6V−2Snにより形成された高硬度部が設けられてい
ることを特徴とするタービン翼。 2、Ti−6Al−6V−2Snは肉盛溶接され、その
後、溶体化・時効処理されることを特徴とする特許請求
の範囲第1項記載のタービン翼。 3、Ti−6Al−6V−2Snからなるエロージヨン
シールド板はTIG、EBまたはレーザーにより溶接さ
れ、その後、溶体化・時効処理されることを特徴とする
特許請求の範囲第1項記載のタービン翼。 4、Ti−6Al−6V−2Snからなるエロージヨン
シールド板は溶体化・時効処理の後、TIG、EBまた
はレーザーにより溶接されることを特徴とする特許請求
の範囲第1項記載のタービン翼。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP775986A JPS62167866A (ja) | 1986-01-17 | 1986-01-17 | タ−ビン翼 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP775986A JPS62167866A (ja) | 1986-01-17 | 1986-01-17 | タ−ビン翼 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62167866A true JPS62167866A (ja) | 1987-07-24 |
Family
ID=11674616
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP775986A Pending JPS62167866A (ja) | 1986-01-17 | 1986-01-17 | タ−ビン翼 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62167866A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002138995A (ja) * | 2000-07-20 | 2002-05-17 | Man Turbomaschinen Ag Ghh Borsig | 軸流流体機械用の長斜方形羽根を製造するための方法及び素材 |
JP2015066589A (ja) * | 2013-09-30 | 2015-04-13 | 三菱重工業株式会社 | 溶接装置、溶接方法、及びタービン翼 |
US20180036837A1 (en) * | 2015-02-19 | 2018-02-08 | Mitsubishi Hitachi Power Systems, Ltd. | Welding device, welding method, and turbine blade |
-
1986
- 1986-01-17 JP JP775986A patent/JPS62167866A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002138995A (ja) * | 2000-07-20 | 2002-05-17 | Man Turbomaschinen Ag Ghh Borsig | 軸流流体機械用の長斜方形羽根を製造するための方法及び素材 |
JP2015066589A (ja) * | 2013-09-30 | 2015-04-13 | 三菱重工業株式会社 | 溶接装置、溶接方法、及びタービン翼 |
US20180036837A1 (en) * | 2015-02-19 | 2018-02-08 | Mitsubishi Hitachi Power Systems, Ltd. | Welding device, welding method, and turbine blade |
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