JPS6216762A - 首カラ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は首カラーに関し、より詳しくは平面形状で収納
され、組立てる必要のないあご支持部材を有する首カラ
ーに関する。

〔従来の技術および問題点〕

従来、種々の首の負傷の治療において首カラーを用いる
ことが知られている。このようなカラーば、首の負担を
軽減しつつ、使用者の頭を１！「定の位置に保持するこ
とにより基本的に機能する。自動車事故等のような多く
の緊急状態におい゛（、首の負傷シＪ°準医療従事者に
より診断される。このような場合、できるだけ早く首を
固定するごとが重要である。したがって、首カラーを救
急車に容易に収納し、かつ負傷者に簡りｒに用いること
ば、非常に重要である。

従来、首カラーは、使用者の頭を充分支持するために、
厚く、かさばったものであった。この結果、このような
首カラーの救急車への収納は制限されていた。多くの首
カラーを小さな空間に収納できるようにするため、首カ
ラーの形状を小さくする試みがなされている。イー・デ
ィー・ヘラ・ニコル（Ｅ、Ｉｌ、Ｖｅｒａ　Ｎ１ｃｏｌ
ｌ　）に対して発行された米国特許第３１６４１５１号
明細書は、膨張可能なカラーを開示している。収縮した
時このカラーは比較的小さく、収納のための空間を小さ
くするが、この構造のカラーは穴がおいて使用不能にな
りやすい。さらに、このカラーは不適当に膨張すると、
使用Ｈの７ｔ（ｊを十分に支持できない。ジオフレイ・
シー・ガース（Ｇｅｏｆｆｒｅｙ　Ｃ，Ｇａｒｔｈ　）
に対して発マ１された米国特許第４４１３６１９　Ｍ明
細書は、他のカラーを開示し、このカラーは少ない収納
空間で足りるが、１０巻きバンドに固定されるあご支持
部材をイ］し、またごのあご支持部材を使用位置に定め
るために引立てを必要とする。

したがって本発明の目的は、少ない収納空間ですみ、あ
ご支持部材の３、［Ｉ立てを必要と・Ｕず、かつ使用者
の頭を効果的に支持する負カラーを得ることである。

〔問題点を解決するための手段〕

この目的のため、本発明に係る一肖カラーは、収納と持
運びを容易にするために平面形状で糾持され、かつ首巻
きバンドの使用形状に容易に成形される可撓性パネルを
ｈＨえる。パネルには、第１のイ１装置から第２の（１
７置へ揺動可能な部材が連結される。第１のイ！′装置
においζ、部材は平らなパネルの夕）面に近接して置か
れる。パネルをノ＼ンドの形に成形するとき、部材はパ
ネルの上縁を越えて第２の位置へ揺動し、第２の位置に
おいて、部材ｉｌｌバンドを横切って延び、使用者のあ
ごの支持部制となる。パネルは適当な固定機構によりバ
ンド形状に保持される。ここで固定機構は、パネルの各
端部に配設され、帯片との適当な相互接触によって重合
連結するヘルクロ（Ｖｅｌｃｒｏ）　（商標名）のよう
なものである。

〔実施例〕

以下図示実施例により本発明を説明する。

第１〜６図を参照すると、これらの図には本発明の一実
施例に係る首カラーが参照数字２０により全体的に示さ
れ、この首カラー２０は可撓性パネル２２と、このパネ
ル２２から延びる部材２４を有する。後述するように、
部材２４ば適当Ｑこ配置された時使用者のあごを支持す
る。パネル２２は前部２６、中間部２８、後部３０およ
び端部３２を有する。パネル２２は、好ましくは、ポリ
エチレン、ポリ塩化ビニルあるいはポリプロビレン等の
合成樹脂のシー１−３４と、ポリエチレンあるいＬＪポ
リウレタンフォーム等の裏張り３６とから成る。

シート３４は夕）面３８、内面４０、」−縁４２および
下縁４４を有する。裏張り３６は、シート３４と裏張り
３６を貝ｊｆｆｌして延びるリベッ１−等の一連の固定
部材５０によって、内面４０に固定される。この構成に
より、シート３４が平面形状（第１〜３図）にあるとき
、また首巻きバンド４１の使用形状（第３〜６図）を形
成すべく巻きつけられるとき、裏張り３６をシート３４
のその形状に従わせることができる。

裏張り３６は、後部３０においてシート３４の上縁４２
の上に延びる上方部分５２と、全長にわたってシート３
４の下縁４４を越えて延びる下方部分５４とを有する。

使用形状において、第４〜６図に示されるように、下方
部分５４は使用者６０の胸５６と背中５８に接触し、上
方部分５２は首６２の後部を支持する。裏張り３６の上
方および下方部分５２　、５４により、シート３４の下
縁４４および一ヒ縁４２が使用者６０の首６２と胸５６
に直接接触する場合よりも、もっと心地よい状態が得ら
れる。しかし、裏張りのない単体のシートから成るパネ
ル２２もまた、典型的に心地よいものではないが、適当
に機能する。

シート３４は２つの切除スリット６６を有し、このスリ
ット６６はシート３４の可撓性を増加させて後頭部の外
形に沿うようにし、また第４〜６図に示されるパネル２
２の角巻きバンド４１への成形を容易にする。開ロア０
はパネル２２に穿設され、この間ロア０を介して頚動脈
の脈はくが計られる。

パネル２２には、パネル２２を首巻きバンド４１の形状
に保持するための保持手段が設けられる。保持手段はパ
ネル２２の各端部７２の近くに配設されたファスナを有
する。ヘルクロ（Ｖｅｌｃｒｏ）（商標名）のループ材
料から成る帯片７４は、リベット等の固定部材５０によ
りパネル２２の内面４０に固定される。この帯片７４は
、パネル２２の端部３２のスリットを通って、パネル２
２の内而４０から外面３８まで延びる。ベルクロ（商標
名）のフック材料から成る接着布７６は、パネル２２の
前部２６の外面３Ｂへ固定される。パネル２２をバンド
４１に成形するため、帯片７４は接着布７６に重合して
結合される。ヘルクロ（商標名）材料の使用により、首
巻きバンド４１の寸法調整が可能になり、この調整は帯
片７４の接着布７６への固定位置による。

部材２４は引き伸ばされた形を有し、これに固定された
緩衝材のパッド８０を有する可撓性ストラップ７８を備
える。ストラップ７８は２つの端部８４と中間部８６を
有する。各端部８４は、シート３４に連結される可撓性
材料のリボン８８を有する。シー１１・３４ば、２つの
肩部９２と中央突出タブ９４を含むＷ形の曲線状外形を
有する上面部９０を有する。タブ９４はストラップ７８
の中間部８６に連結される。空間９６はストラップ７８
と−１−縁４２の間に形成される。タブ９４とリボン８
８ば、第１図に示されるように、部材２４をシート３４
の外面３８に近接して位置させるために部材２４が折曲
されるようにするため、十分。

な可撓性を有する。

首カラー２０は典型的に、シート３４の外面３８に近接
して部材２４を取（ｑけられ、第１図に示される平面形
状で収納され、あるいは輸送される。ストラップ７８の
一部は上縁４２の曲線状外形の上に延びる。肖″カラー
２０が使用者すなわち患者６０に取付けられる時、パネ
ル２２は首巻きバンド４１の形に巻かれる。バンド４１
の形に巻かれるとき、部材２４ば、上縁４２を支点とし
て用い、少なくともある程度上縁４２のｌ一方にわたっ
て揺動し、そしてバンド４１の一部を横切って延びる位
置まで移動し、このとき肩部９２はストラップ７８の下
側を支持する。この位置において、部材２４は使用者の
あご９８に対する支持部となる（第４図参照）。

パネル２２は、前部２６を首６２の前部に位置決めし、
中間部２８および端部３２を首６２の側部に位置決めし
、後部３０を首６２の後部に位置決めして、使用者の首
６２を取囲む。保持手段は、首６２の側部において前部
２６を端部３２に固定させ、首カラー２０を患者に水平
状態で取イ」けることを容易にする。

第７〜１２図を参照すると、これらの図は参照数字１２
０により全体的に示された首カラーの第２実施例を示す
。第１実施例のように、カラー１２０はシート１３４を
備えたパネル１２２を有し、シート１３４ば、例えばυ
ベットのような固定部材５０によりシート１３４に固定
された緩衝材から成る裏張り１３６を有する。パネル１
２０はシート１３４に切込まれた複数の溝１６０を存し
、これにより、パネル１２０を第７〜９図に示される平
面形状から第１０〜１２図の首巻きバンド４１の使用形
状へ曲げることが容易になる。パネル１２２は、気管に
接近するための開口１７０と、開口１７０の下方に配置
され、反対側に位置する一対の突出部１４３とを有し、
これらの突出部１４３の間にはスリット１４５が形成さ
れる。スリット１４５により、気管への接近をしやすく
するためにパネル１２０を広げたり、あるいは気管へ接
近しにくくするために突出部１４３を重合さく１３） せることかできる。また、このように広げたり重合させ
ることにより、シー１−１３４の下縁部と裏張り１３６
の形状が影響を受け、パネル１２０が使用者の胸５６に
快適に当接ずべく形状を調節するため突出部１４３が位
置決めされる。

所定の位置に突出部１４３を保持するため、パネル１２
０にはスリット調節手段が設けられる。このスリット調
節手段は、対向する各突出部１４３と連結ストラップ１
４７とに近接するファスナを有する。

ベルクロ（商標名）のフック材料の接着布がパネル１２
０の１４９と１５１の部分に設けられる。ループ材料の
ストラップ１４７は各接着布１４９　、１５１上に配置
され、突出部１４３とスリンｌ−１４５を横切って延び
る。ストラップ１４３の接着布１４９　、１５１上にお
ける位置は、ある程度、パネル２２の下縁１５３に接す
る胸の形状を決定し、また影響を及ぼす。

首カラー１２０には、ストラップ１７８とバッド１８０
を有する部材１２４が設けられる。この部材１２４は、
可撓性材料のリボン８８により端部８４に沿って連結さ
れる。部材１２４は可撓性補助片１２７ずなわらタブを
有し、この補助片１２７は部上Ａ１２４から一１′一方
へ延び、また固定部材５０によってシー１−１３４の中
央部１８６に耳マ付りられる。補助片１２７は、開［１
１２９を残して部材１２４を切取ることにより成形され
る。開口１２９は、患者のあご９８を快適に収容すると
ともに好ましくない動きを制限するような形状に定めら
れている。パネル１２２をバンド１４１の形に巻き、そ
してそのバンドの形にパネル１２２を保持する間、部材
１２４の揺動は上述した第１〜６図の首カラー２０と同
様に作用する。

【図面の簡単な説明】

第１図は平面形状の状態にある、本発明の一実施例に係
る首カラーの平面図、 第２図は第１図の２−２線に沿う断面図、第３図は第１
図の３−３線に沿う断面図、第４図は使用形状で人間に
取付けられた第１図の首カラーの斜視図で、人間を想像
線で示し、第５図は第４図の５−５線に沿う断面図、第
６図は第４図の６−６線に沿う断面図、第７図は平面形
状の状態にある、本発明の他の実施例に係る灯カラーの
平面図、 第８図は第７図の８−８線に沿う断面図、第９図は第７
図の９−９線に沿う断面図、第１０図は使用形状で人間
に取（＝Ｊけられた第７図の首カラーの斜視図で、人間
を想像線で示し、第１１図は第１０図の１１−１］線に
沿う断面図、第１２図は第１１図の１２−１２線に沿う
断面図である。 ２０・・・首カラー、　２２・・・可撓性パネル、２４
・・・部材、　　　４１・・・首巻きバンド、４２・・
・」−縁。 以下余白 手続補正書く方式） 昭和６１年７月１ｔ＋日 特許庁長官　黒　１）明　雄　殿 １、事件の表示 昭和６１年特許願第１　（Ｌ８７２０号２、発明の名称 首カラー ３、補正をする者 事件との関係　　　　特許出願人 名称　ブリストルーマイアーズ　カンパニー４、代理人 住所　〒１０５東京都港区虎）門−丁目８番１０号５　
　補圧命介〜の８１寸 ６　補正の対象 （１）願書の「出願人の代表者］の欄 （２）委任状 （３）図　面 ７、補正の内容 （］）ｆ２ｊ　　別紙の通り （３）　　　図面の浄書（内容に変更なし）８　添附書
類の目録 （１）訂正願書　　　　１通 （２）委任状及び訳文　　　　　　　　各１通（３）浄
書図面　　　　］通 手続補正書（ｈ驚） 昭和６１年９月府　日 特許庁長官　黒　１）明　ｈ１＃　　殿１、　事件の表
示 昭和６１年特許願第１０８７２０号 ２、発明の名称 首カラー ３、補正をする者 事件との関係　　　　特許出願人 名称　ブリストルーマイアーズ　カンパニー４、代理人 ５、補正の対象 明細書の「図面の簡単な説明」の欄、および図面。 石、補正の内容 （１）明細書第１５頁第１４行の「平面１”＆、」の後
に改行して次の文を挿入する。 「第１Ａ図は第１図の首カラーを第１図とは反対側から
見た状態を示す平面図、ｊ（２）　　明細書第１６頁第
２行の「平面図、」の後に改行して次の文を挿入する。 「第７Ａ図は第７゛図の首カラーを第７図とのとおり補
正する。 ７、添付書類の目標

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、内面、外面および互に連結する上縁を有し、道平面
   形状から首巻きバンド形状へ成形可能な可撓性パネルを
   備え、 上記パネルに結合され、このパネルに対して第１の位置
   から第２の位置まで相対的に揺動可能な部材を備え、上
   記第１の位置における上記部材は上記パネルの上縁に近
   接して位置し、上記パネルの上記バンド形状への成形に
   おいて上記部材は、上記上縁を越えて上記第２の位置へ
   揺動して使用者のあごを支持するために上記バンドを横
   切って延び、 かつ、上記パネルを上記首巻きバンド形状に保持する手
   段を備える首カラー。 ２、上記パネルが前面および後面を有する可撓性シート
   と、上記後面に対して固定される緩衝材から成る裏張り
   とを有する特許請求の範囲第１項記載の首カラー。 ３、上記首巻きバンドが使用者の頭と胸の間に広がるの
   に十分な幅を有し、上記裏張りが上記上縁の上に広がっ
   て使用者の頭に対して上記パネルにクッションを与える
   特許請求の範囲第２項記載の首カラー。 ４、上記パネルが下縁を有し、上記裏張りが該下縁の下
   方に広がって使用者の胸に対して上記パネルにクッショ
   ンを与える特許請求の範囲第３項記載の首カラー。 ５、上記部材が可撓性ストラップと、このストラップに
   固定された緩衝パッドとを有する特許請求の範囲第１項
   記載の首カラー。 ６、上記ストラップが２つの反対側の端部とこれら端部
   の間の中間部とを有し、各端部が上記シートに連結され
   る可撓性材料から成るリボンを有する特許請求の範囲第
   ５項記載の首カラー。 ７、上記中間部が上記シートに連結される特許請求の範
   囲第６項記載の首カラー。 ８、上記シートとストラップが同一材料から成る特許請
   求の範囲第６項記載の首カラー。 ９、上記シートとストラップが一体的に成形された特許
   請求の範囲第８項記載の首カラー。 １０、上記裏張りとパッドが同一材料から成る特許請求
   の範囲第９項記載の首カラー。 １１、上記パネルが気管に接近するための開口を有する
   特許請求の範囲第１項記載の首カラー。 １２、上記パネルが曲線状の上縁部を有し、該上縁とス
   トラップがこれらの間に空間を形成する特許請求の範囲
   第１０項記載の首カラー。 １３、上記上縁がこれから突出するタブを有し、該タブ
   が上記部材の中間部に連結される特許請求の範囲第１２
   項記載の首カラー。 １４、上記タブとリボンが可撓性を有し、上記部材が、
   上記ストラップを上記シート外面に近接させて、上記外
   面に近接して位置するように折曲可能である特許請求の
   範囲第１３項記載の首カラー。 １５、上記曲線状の上縁が２つの離間した肩部を有し、
   上記肩部がこれらの肩部の間に配設され、上記パネルが
   上記首巻きバンド形状にあるとき上記部材が上記肩部に
   より支持される特許請求の範囲第１５項記載の首カラー
   。 １６、上記ストラップの一部が、上記部材が折曲される
   とき上記曲線状上縁の上に延び、上記パネルが上記上縁
   の上において揺動可能であり、上記パネルが上記バンド
   形状に成形されるとき、上記上縁が上記部材を支持する
   特許請求の範囲第１５項記載の首カラー。 １７、上記保持手段が２つの帯片を有し、一方の帯片が
   ループ材料を含むとともに他方の帯片がフック材料を含
   み、各帯片が上記パネルの反対側の端部に近接して配置
   され、上記帯片が適当に相互接触して連結する特許請求
   の範囲第１項記載の首カラー。 １８、上記帯片の一方が端部から延び、上記他方の帯片
   が上記シートの前面に取付けられる特許請求の範囲第１
   ７項記載の首カラー。 １９、上記パネルが上記開口に連通するスリットを有し
   、上記スリットが反対側に離間して位置する２つの突出
   部の間に形成され、上記突出部がスリットを広げるため
   に拡幅可能であり、かつスリットを閉じるために重合可
   能である特許請求の範囲第１１項記載の首カラー。 ２０、上記パネルが、上記突出部を相互に所定位置に調
   整して保持する手段を有する特許請求の範囲第１９項記
   載の首カラー。 ２１、上記手段が少なくとも上記各突出部に近接する接
   着布材と、この接着布の間を延びるとともにこの接着布
   に連結するように接着布に位置決めされるベルトとを有
   する特許請求の範囲第２０項記載の首カラー。