JPS6216759A - 歯科用磁石 - Google Patents
歯科用磁石Info
- Publication number
- JPS6216759A JPS6216759A JP15592585A JP15592585A JPS6216759A JP S6216759 A JPS6216759 A JP S6216759A JP 15592585 A JP15592585 A JP 15592585A JP 15592585 A JP15592585 A JP 15592585A JP S6216759 A JPS6216759 A JP S6216759A
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- JP
- Japan
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- magnet
- magnetic
- magnetic alloy
- dental
- alloy
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- Dental Prosthetics (AREA)
- Magnetic Treatment Devices (AREA)
- Dental Preparations (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、希土類磁石合金を用いた歯科用磁石に関する
ものである。
ものである。
従来の技術
近年、歯科用補綴技術の分野において、希土類磁石同士
もしくは希土類磁石と歯科用磁性合金の間の吸引力を利
用して義歯の維持力とする技術が開発され実用化の域に
達しようとしている。これは古くからある発想であるが
、最近極めて強力な希土類磁石、例えばサマリウム−コ
バルト磁石。
もしくは希土類磁石と歯科用磁性合金の間の吸引力を利
用して義歯の維持力とする技術が開発され実用化の域に
達しようとしている。これは古くからある発想であるが
、最近極めて強力な希土類磁石、例えばサマリウム−コ
バルト磁石。
ネオジウム−鉄−ボロン磁石等の出現により極めて小型
の磁石で義歯の維持を行えるようになったことによる。
の磁石で義歯の維持を行えるようになったことによる。
発明が解決しようとする問題点
上述の磁石はいずれも金属間化合物という種類の金属で
硬くて脆い性質がある。また、耐食性に劣り口腔内に磁
石を露出するような使い方をするとたちまち黒変し、磁
力も次第に低下してしまう。
硬くて脆い性質がある。また、耐食性に劣り口腔内に磁
石を露出するような使い方をするとたちまち黒変し、磁
力も次第に低下してしまう。
通常、耐食性に劣る金属に耐食性を付与する方法として
は一般にメッキが行われている。しかし、この種の磁石
は粉末冶金法によって製作されるので、どうしても僅か
に空孔が存在しメッキ性がよくない。まｌζ、メッキを
施しても地金そのものが１１１６弱であるため、衝撃で
角部がメッキもろともかけ落ちることもある。従って、
人体に使用するものとしては絶対確実安全でなければな
らぬという点での信頼性が十分とはいえない。
は一般にメッキが行われている。しかし、この種の磁石
は粉末冶金法によって製作されるので、どうしても僅か
に空孔が存在しメッキ性がよくない。まｌζ、メッキを
施しても地金そのものが１１１６弱であるため、衝撃で
角部がメッキもろともかけ落ちることもある。従って、
人体に使用するものとしては絶対確実安全でなければな
らぬという点での信頼性が十分とはいえない。
また、もう一方、磁石の性能を最大限に引き出すもので
あってそれを弱めるようなものであってはならない。
あってそれを弱めるようなものであってはならない。
すなわち、場合によっては歯牙内に挿入して使用される
ことを考えると、なるべく小型で強い必要があり、磁力
を弱めるようなことがあってはならないのは当然である
。
ことを考えると、なるべく小型で強い必要があり、磁力
を弱めるようなことがあってはならないのは当然である
。
本発明は従来技術の問題点を解決し、小型で磁力が強く
、衝撃で角部がかり落ちることがない、確実安全な歯科
用磁石を提供することを目的とする。
、衝撃で角部がかり落ちることがない、確実安全な歯科
用磁石を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段
本発明は、希土類磁石において、該磁石の一方の磁極の
面を除いて外周部を磁性合金で被覆し、前記磁石の一方
の磁極の面のみ非磁性合金を設（プた歯科用磁石である
。
面を除いて外周部を磁性合金で被覆し、前記磁石の一方
の磁極の面のみ非磁性合金を設（プた歯科用磁石である
。
作 用
磁性合金は磁気回路を閉磁路化する継鉄の役目をしてお
り、吸引力を増加させる作用をなし、また、磁性合金と
非磁性合金は磁石を保護する。
り、吸引力を増加させる作用をなし、また、磁性合金と
非磁性合金は磁石を保護する。
実施例
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第１
図は、本発明の基本構造図である。図は、円柱状磁石の
例であるが、角柱あるいは異形の柱状のものであっても
よい。
図は、本発明の基本構造図である。図は、円柱状磁石の
例であるが、角柱あるいは異形の柱状のものであっても
よい。
第１図において、１は磁石、２は磁石１の一方の磁極の
而を除いて外周部を被覆する磁性合金、３は磁石１の一
方の磁極の面に設けた非磁性合金である。磁石１として
は希土類磁石を用い、最大エネルギー積を２０ＭＧＯｅ
以上とづる。（Ｂ Ｈ）ｍａｘと吸引力との関係を示す
第５図より、吸引力は約１００ｇ以上必要である。また
、磁性合金２は磁気回路を閉磁路化する継鉄の役目をし
ており、吸引力の増加をもたらす。従って、当然十分な
透磁率と飽和磁束密度が必要であり、特に、飽和磁束密
度は重要で５００Ｇ以上ないと十分な吸引力が得られな
い。十分な吸引力とは２００〜３００ｇで、少なくとも
１０００以上はほしい。磁束密度と吸引力の関係を第３
図に示す。
而を除いて外周部を被覆する磁性合金、３は磁石１の一
方の磁極の面に設けた非磁性合金である。磁石１として
は希土類磁石を用い、最大エネルギー積を２０ＭＧＯｅ
以上とづる。（Ｂ Ｈ）ｍａｘと吸引力との関係を示す
第５図より、吸引力は約１００ｇ以上必要である。また
、磁性合金２は磁気回路を閉磁路化する継鉄の役目をし
ており、吸引力の増加をもたらす。従って、当然十分な
透磁率と飽和磁束密度が必要であり、特に、飽和磁束密
度は重要で５００Ｇ以上ないと十分な吸引力が得られな
い。十分な吸引力とは２００〜３００ｇで、少なくとも
１０００以上はほしい。磁束密度と吸引力の関係を第３
図に示す。
磁性合金２の肉厚ｔ１はまた吸引力特性と大きな関係を
もつ。実験の結果、第４図に示すように０．５ｍｍ付近
で吸引力が最大になり、厚くても薄くても吸引力は低下
する。また、この最適肉厚は磁性合金２の飽和磁束密度
によって変化し、飽和磁束密度が大ぎくなると薄い方に
移動することがわかった。
もつ。実験の結果、第４図に示すように０．５ｍｍ付近
で吸引力が最大になり、厚くても薄くても吸引力は低下
する。また、この最適肉厚は磁性合金２の飽和磁束密度
によって変化し、飽和磁束密度が大ぎくなると薄い方に
移動することがわかった。
また、肉厚は吸引力おＪ：び磁石構造体と被吸引磁性体
との距［（ｄ）に関係があり、その関係を第２図に示す
。Ａは磁石単体の場合であり、Ｂは本発明の場合である
。Ｂの方がｄが小さいときの吸引力はＡに比べはるかに
高い。図からも明らかなように、磁性合金２の継鉄とし
ての作用は、ｄが小さいときの吸引力は増すが、ｄが大
きくなるとＡと同じように減少する。ＡとＢの交点は磁
性＝５− 合金２の飽和磁束密度、透磁率によっても変るが、材質
が同一であれば肉厚ｔ１で大きく変る。歯科用に使う場
合、ｄは症例等によってやや大きくなってもあまり吸引
力が低下しないようにしたい場合もある。従って、肉厚
を少し薄くシてＡ、Ｂの交点をｄの大きい方にもってい
くこともある。磁性合金２の一番大きい役目は磁石の保
護であるからその観点からはｄは実用上０．２ｍｍは必
要であり、また、肉厚ｔ１については先に述べたように
最適値約０．５ｍｍがあるので最大でも０．７ｍｍ以下
に限定する必要がある。０．７ｍｍを越えるか０゜２ｍ
ｍ未満になると第４図より吸引力が１００（］を切る。
との距［（ｄ）に関係があり、その関係を第２図に示す
。Ａは磁石単体の場合であり、Ｂは本発明の場合である
。Ｂの方がｄが小さいときの吸引力はＡに比べはるかに
高い。図からも明らかなように、磁性合金２の継鉄とし
ての作用は、ｄが小さいときの吸引力は増すが、ｄが大
きくなるとＡと同じように減少する。ＡとＢの交点は磁
性＝５− 合金２の飽和磁束密度、透磁率によっても変るが、材質
が同一であれば肉厚ｔ１で大きく変る。歯科用に使う場
合、ｄは症例等によってやや大きくなってもあまり吸引
力が低下しないようにしたい場合もある。従って、肉厚
を少し薄くシてＡ、Ｂの交点をｄの大きい方にもってい
くこともある。磁性合金２の一番大きい役目は磁石の保
護であるからその観点からはｄは実用上０．２ｍｍは必
要であり、また、肉厚ｔ１については先に述べたように
最適値約０．５ｍｍがあるので最大でも０．７ｍｍ以下
に限定する必要がある。０．７ｍｍを越えるか０゜２ｍ
ｍ未満になると第４図より吸引力が１００（］を切る。
次に、非磁性合金３についてであるが、当然なことなが
ら透磁率はなるべく低い方がよい。しかも保護の役目の
ためには肉厚ｔ２は最低の厚み１０μは必要で、また、
厚いと第２図からもわかるように吸引力が有効に使えな
い。従って１００μを限度とする。なお、透磁率は低い
方がよいが、実用上２０までは許される。
ら透磁率はなるべく低い方がよい。しかも保護の役目の
ためには肉厚ｔ２は最低の厚み１０μは必要で、また、
厚いと第２図からもわかるように吸引力が有効に使えな
い。従って１００μを限度とする。なお、透磁率は低い
方がよいが、実用上２０までは許される。
発明の効果
以上述べたように、本発明は希土類研石の外周部を磁性
合金で被覆し、磁石の一方の磁極の面のみ非磁性合金を
設すたものであり、小型で磁力が強く衝撃で角部がかけ
落ちることがなく、人体に使用して確実安全であるとい
う効果を有する。
合金で被覆し、磁石の一方の磁極の面のみ非磁性合金を
設すたものであり、小型で磁力が強く衝撃で角部がかけ
落ちることがなく、人体に使用して確実安全であるとい
う効果を有する。
第１図は本発明の基本椙成図、第２図は第１図の磁石構
造体の非磁性合金３に直角方向に十分大ぎい厚み面積、
磁性をもった磁性体を置いた場合の吸引力と距［ｄとの
関係を示す曲線で、Ａは外径を同じにした磁石単体、Ｂ
は第１図の構造のものである。なお、この場合非磁性体
の厚みはＯとしている。第３図は、磁性合金２の飽和磁
束密度と吸引力との関係を示す曲線、第４図は、磁性合
金２の厚みｔｌと吸引力との関係を示す曲線、第５図は
（Ｂｌ−１）ｍａｘと吸引力との関係を示す曲線である
。 １・・・磁石、２・・・磁性合金、３・・・非磁性合金
。 ７一 （５）幀ε％ （５）γ１ε跪
造体の非磁性合金３に直角方向に十分大ぎい厚み面積、
磁性をもった磁性体を置いた場合の吸引力と距［ｄとの
関係を示す曲線で、Ａは外径を同じにした磁石単体、Ｂ
は第１図の構造のものである。なお、この場合非磁性体
の厚みはＯとしている。第３図は、磁性合金２の飽和磁
束密度と吸引力との関係を示す曲線、第４図は、磁性合
金２の厚みｔｌと吸引力との関係を示す曲線、第５図は
（Ｂｌ−１）ｍａｘと吸引力との関係を示す曲線である
。 １・・・磁石、２・・・磁性合金、３・・・非磁性合金
。 ７一 （５）幀ε％ （５）γ１ε跪
Claims (4)
- （１）希土類磁石において、該磁石の一方の磁極の面を
除いて外周部を磁性合金で被覆し、前記磁石の一方の磁
極の面のみ非磁性合金を設けたことを特徴とする歯科用
磁石。 - （２）希土類磁石が最大エネルギー積で２０ＭＧＯｅ以
上のものである特許請求の範囲第１項記載の歯科用磁石
。 - （３）磁性合金が飽和磁束密度５０００Ｇ以上、透磁率
１００以上でかつ被覆の肉厚を０．２〜０．７ｍｍとさ
れた特許請求の範囲第１項記載の歯科用磁石。 - （４）非磁性合金が透磁率２０以下の実質的非磁性合金
で、かつその肉厚が１０μ以上１００μ以下とされた特
許請求の範囲第１項記載の歯科用磁石。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60155925A JPH0634794B2 (ja) | 1985-07-17 | 1985-07-17 | 歯科用磁石 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60155925A JPH0634794B2 (ja) | 1985-07-17 | 1985-07-17 | 歯科用磁石 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6216759A true JPS6216759A (ja) | 1987-01-24 |
| JPH0634794B2 JPH0634794B2 (ja) | 1994-05-11 |
Family
ID=15616508
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60155925A Expired - Lifetime JPH0634794B2 (ja) | 1985-07-17 | 1985-07-17 | 歯科用磁石 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0634794B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5013243A (en) * | 1988-06-01 | 1991-05-07 | Aichi Steel Works, Limited | Denture attachment |
| JPH0471550A (ja) * | 1990-07-10 | 1992-03-06 | Aichi Steel Works Ltd | 義歯アタッチメントの吸引力の調整方法 |
| JPH04227253A (ja) * | 1990-06-15 | 1992-08-17 | Hitachi Metals Ltd | 義歯安定用永久磁石組立体 |
| WO1993025159A1 (en) * | 1992-06-17 | 1993-12-23 | Aichi Steel Works, Ltd. | Attachment for false tooth |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5416891A (en) * | 1977-05-13 | 1979-02-07 | Univ Sydney | Method of holding denture at suitable position and denture mounted by magnet element |
| JPS5836542A (ja) * | 1981-07-28 | 1983-03-03 | 日立金属株式会社 | 義歯の安定保持装置 |
-
1985
- 1985-07-17 JP JP60155925A patent/JPH0634794B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5416891A (en) * | 1977-05-13 | 1979-02-07 | Univ Sydney | Method of holding denture at suitable position and denture mounted by magnet element |
| JPS5836542A (ja) * | 1981-07-28 | 1983-03-03 | 日立金属株式会社 | 義歯の安定保持装置 |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5013243A (en) * | 1988-06-01 | 1991-05-07 | Aichi Steel Works, Limited | Denture attachment |
| JPH04227253A (ja) * | 1990-06-15 | 1992-08-17 | Hitachi Metals Ltd | 義歯安定用永久磁石組立体 |
| JPH0471550A (ja) * | 1990-07-10 | 1992-03-06 | Aichi Steel Works Ltd | 義歯アタッチメントの吸引力の調整方法 |
| WO1993025159A1 (en) * | 1992-06-17 | 1993-12-23 | Aichi Steel Works, Ltd. | Attachment for false tooth |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0634794B2 (ja) | 1994-05-11 |
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