JPS62166110A - 車輌搭載用太陽光遮へい装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は車輛搭載用の太陽光遮へい装置に関するもの
で、車輛の運転者を太陽光のまぶしさから防止し、運転
の安全を確保するために特に、季節１時間等により変化
する太陽の位置を時刻信号と当該車輛の位置から求め、
求めた太陽の位置と当該車輛の方位及び上下傾き角とか
ら当該車輛の運転者の目と太陽を結ぶ線上の車輛側の所
定の場所に遮へい板を自動的（こ位置させることで太陽
光を遮へいすることを特徴とするものである。

〔従来の技術〕

従来、この種の太陽光遮へい装置及び方法としては第７
図に示すもの及びザングラスを着用する方法があった。

第７図において（至）は自在接手、６υは太陽光遮へい
板を支持するための支持棒、ｔ３３は不透明板や着色プ
ラスチック板を使った太陽光遮へい板、＠は太陽、（ハ
）は太陽（財）と運転者の目を結ぶ線分、＠は車輛の運
転者である。以下に動作を述べる。

第８図において、太陽＠からの光線は運転者（２）の前
上部の前面風防ガラスの内側に目在接手（至）及び支持
棒０υにより支持、固定された太陽光遮へい板０３を通
過し車輛運転者■の目に達する。太陽光遮ヘイ板（至）
は太陽（財）からの光線の透過先組を減少させるため、
車輛運転者＠は太陽０４１からの光線によるまぶしさを
防止できる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来の太陽光遮へい装置は太陽の位置を積極的にとらえ
運転者の視界の一部を遮へいする方法ではなく、太陽光
遮へい板に運転者の視界の全体又は大きい部分を占る程
度の大形の遮へい板を使用している。第２図は物体の相
対輝度及び迩へい板透過光量と視力との関係を示す図で
あり１着色遮へい板を使った装置では第２図に示すとお
り、遮へい板の光量透過率（実ＩｆＡは遮へい板がない
場合を、又破線＋２遮へい板がある場合を示している。

）に関連し、運転者の前方向視力が低下する。又。

不透明の遮へい板を使った従来装置では、Ｒへい板の大
きさく面積）に関連し、視野が著しく低下する等の欠点
があった。又、太陽の高さ等に応じその都度運転車自身
が遮へい板の位置を変える等の欠点もあった。

この発明はかかる問題点を解決するためになされたもの
で太陽の位置を正確にとられ、車輛運転者の目と太陽を
結ぶ直接上の車輛側の前面ガラス内側等の所定の場所に
小形の遮へい板を自動的に位置させることができる車輛
搭載用太陽光速へい装置を得ることを目的とする。

〔問題点を解決する九めの手段〕

この発明に係る車輛搭載用の太陽光遮へい装置は太陽と
車輛運転者の目を結ぶ直線上の車輛風防ガラスの運転者
側に位置する太陽光遮へい板と。

現在の月日９時刻を示す信号を発生する時刻信号発生器
と、現在地付近の緯度と経度を設定する緯度・経度設定
器と、自車輛の進行方向の万位を示す方位計と、自車輛
の上下傾き角を示す傾き角度計と、上記太陽光遮へい板
を所定の位置に移動させる移動機構と、上記時刻信号発
生器、緯度・経度設定器、方位計および傾き角度計の出
力信号を用いて上記太陽光遮へい板を太陽と車輛運転者
の目を結ぶ直線上に位置させるための各種計算を行い、
その計算結果に基づいて上記移動機構を制御する計算機
とを具備したものである。

〔作用〕

この発明においては時刻信号発生器出力、車輛の位置す
る緯度・経変設定器出力、車輛の方向計出力及び上下方
向傾き角度計出力から電算機計算処理により、太陽光遮
へい板の位置を求め太陽光遮へい板を常に運転者の目と
太陽を結ぶ直線上に自動的に位置させるので運転者の前
方向視力や視界を著しく低下させず、太陽光を遮へいす
るので安全な運転を可能にする。

〔実施例〕

第１図はこの発明の一実施例を示すブロック図であり、
第１図において（１）はトータルディ、時。

分９秒からなる時刻信号を発生する時刻信号発生器であ
り９時刻信号はＢ　ＯＤ　（Ｂｉｎａｒｙ　ｔｏ　Ｄｅ
ｃｉｍａｌ）コードの様なディジタル信号として時刻信
号発生器（１）から出力される。（２）は車輛の現在地
の緯度（北緯）を設定する第１のポテンションメータ。

（３）は車輛の現在地の経度（東経）を設定する第２の
ポテンションメータ、　＋４１ｔ’！ジヤイロを用いた
車輛の進行方向を示す方位計、（５）はジャイロを用い
た車輛の上下方向の傾き角を示す傾き角度計、ｆ６）は
第１．第２のポテンションメータ（２１（３１、方位計
（４１および傾き角度計（５）からのアナログ信号をデ
ィジタル信号に変換するためのアナログ／ディジタル変
換器、（７）は太陽の方位角、上下角、太陽光遮へい板
の位置等を計算する電算機であり、計算処理に必要な信
号コードの変換も行う。＋８１．　（９１は各々太陽遜
へい板のＸ軸方向及びＹ軸方向の位置を示すディジタル
信号をアナログ信号に変換するための第１．第２のディ
ジタル／アナログ変換器。

α口、ａυは各々Ｘ軸及びＹ軸周モータを駆動するため
の第１．第２のモータ駆動回路、Ｈ）２Ｘ軸モータ、α
ｊはＹ軸モータ、＋１４は着色プラスチック板を用いた
太陽先達へい板、叫、αＧは各々Ｘ軸及びＹ軸用レール
、α乃〜α９は脱落防止用のストッパであり、ストッパ
顛及びストッパα＆はレールαＳの車輛への支持固定も
兼ねる。■は電算機（７）を制御するためのキーボード
、圓は車輛の方位等を表示するための液晶表示器である
。第２図〜第５図はこの発明の動作説明図であり、第６
図は電算機（７）の処理過程を示す流れ図である。第３
図〜第６図において＠は車輌運転者、（２３１は車輛、
［有］は太陽、（ホ）は太陽と運転者（社）の目を結ぶ
線分、（１）は車輛の進行方向を示す線分、＠は水平線
、＠は太陽と運転者の目を結ぶ線分（ホ）と車輛の進行
方向を示す線分（１）がなす上下方向ずれ角、＠は太陽
と運転者の目を結ぶ線分（ハ）と車輌の進行方向を示す
線分翰がなす方位ずれ角を示す。

以下、動作を説明する。、第１図において９時刻信号発
生器（１）より出力されるＢＣＤコード化された時刻信
号は電算機（７）に入力される。又、車輛の現在地の緯
度設定用の第１のポテンションメータ（２）及び経度設
定用の第２のポテンションメータ（３）はあらかじめ現
在地付近の緯度、経度に手動にて設定されており、これ
らポテンションメータのアナログ信号出力はアナログ／
ディジタル変換器（６）によりディジタル信号に変換さ
れ、ｉｌ算１ｌｉ１Ｆ７１に入力される。同様に、車輛
に搭載され、車輛の進行方向を示す方位計（４）及び車
輛の上下方向の傾き角を示す傾き角度計（５）から出力
されるアナログ信号＆了アナログ／ディジタル変換器（
６１によりディジタル信号に変換され、電ｇ機（７）に
人力される。電算機（７）にシいては第６図に示す手順
に従って各種信号の読み込み、計算、出力９表示及び一
定時間保持等の処理が行われる。まず、車輛運転者（２
）の意志によりキーボード（至）から太陽光遮へい動作
開始を入力する。電算機（７）に入力された時刻信号、
第１のポテンションメータの車輛緯度信号、第２のポテ
ンショメータ（３］の車輛経度信号、方位針（４）の車
輛の進行方位信号及び傾き角度計（５）の車輛の上下方
向傾き角信号はデータ読み込み過程（至）により電算機
メモリ内に読み込まｉする。次に、太陽の方位及び高さ
計算過程Ｃ３４１により時刻信号、車輪！１１信号及び
車輛経度信号に基づき太しの方位及び高さく上下角）が
計算される。太陽の方位はあらかじめ電算機のメモリに
内蔵された太陽の赤経、赤緯表に基づき次式より計算さ
れる。

太陽の方位（時角）２（地方標準時−９〕＋経度−太陽
の赤経 太陽の高さく上下角）＝（ＳＯ度−緯度〕十太陽の赤緯 次に、上下方向ずれ角及び方位ずれ角計算過程（至）に
より、太陽の方位及び太陽の高さ、車輛の進行方位信号
及び車輛の上下方向傾き角信号に基づき、方位すれ角α
ｅ＠及び上下方向ずれ角θｅ＠が計算される。（第４図
及び第５必参照）さらに遮へい版位置計算過程（至）に
より、計算された万位づれ角αｅ（至）及び上下方向ず
れ角θｅ＠に基づき。

Ｘ−Ｙ座標への変換計算が行われ、太陽光遮へい坂α滲
の位置（Ｘｊ、Ｙｌ）が計算される。矢に、計算結果の
出力２表示過程Ｃ３ηにより計算された太陽光遮へい板
の位ｔｌ！、（Ｘ＋、Ｙ＋月こ基づき、モータ側に制御
信号が出力され、又、液晶表示器（２Ｄに出力表示さｎ
る。以上の電算機（７）の動作は、太陽先週へい動作継
続判定過程（至）によりキーボード■から太陽元達へい
動作終了の信号が入力されるまで一定時間の保持過程Ｃ
３１により続行処理される。

電算機（７）から出力された太陽光遮へい板α→の位置
ｘ１信号は第１のディジタル／アナログ変換器（８１に
よりアナログ信号に変換後、第１のモータ駆動回路＜１
１で所定の信号レベルまで増幅されモータ（１３を動作
させ、太陽光遮へい板ａ４をレール叩上を位置Ｘ１″！
で動かす。同様に、′電算機（７）から出力された太陽
光遮へい板α４の位置Ｙ１信号は第２のディジタル／ア
ナログ変換器ψ）によりアナログ信号に変換後、第１の
モータ態動回路０で所定の信号レベル゛まで増幅されモ
ータα３を動作させ、太陽光遮へい板（１４１をレール
上を位置Ｙ１まで動かす。

キーボード翰から太陽光遮へい動作終了信号が入力され
ると、１！算機（７）は遮へい板格納過程０旧こより、
太陽光遮へい板Ｉを所定の格納位置（例えば運転者（ハ
）と反対のレールσ９の左すみ）に設定し。

太陽光遮へい板Ｉを所定位置に格納後１ｗＪ作は終了す
る。第５図に示すとおりモータｑｚ、モータα３゜太Ｉ
Ｑ６１ａ：へい［ｕ４１．　　レール住３．レールＱｌ
１９．ストッパ住η〜αＳは、車輛（ハ）の前面カラス
の内側にストッパ住η及びストッパ鰻により支持１矩さ
れる。第２■はこの発明における太陽光量へい板の大き
さを決足するための説明図である。第２図において。

（１４１は太陽ｆｔ辺へい板、（イ）は車輛運転者、＠
は太陽。

（１ｓｔ太陽Ｑ４と運転者■の目を結ぶ線分（ハ）であ
る。

又１図中ａ、ｂ、Ｃは太陽（至）の万位ずれを示す。

太陽の視直径は約１６分であり題へい版位置での大きさ
くＪ’ｓ）！！例えば運転者と遮へい板間の距離（ｒ）
が５００簡のとき。

／Ｂ＝５（ｌＱＸ４．６５ＸＩＧ　　−１３１１１１と
なる。

従って、車輛の現在地を設定するポテンショメータが正
しく設定されていれば、太陽光量へい板の大きさＣＩ＆
小値月ま たて＝２３ｍ よこ＝運転車の両眼の距離＋１３１１１ｍ中８００とな
る。

今、太陽辿へい板の大きさを２０ｍ大きくすれば許容さ
れる車ｍ現在地の緯度、経度のづれ（Ｏｅ）は　。

θｅ＝−リし＝０．０２（ラジアンノー１１４６（支）
０Ｇ となり、地表面では東西又は南北約１２０ｋｍに相当す
る。すなわち、たて約２５ｍ、よこ約１００闇の小形太
陽光量へい板を使５ことにより約１２０ｋｍ走行毎に車
輌の現在地を設定し直せば良い。

〔発明の効果〕

この発明は以上説明したとおり１時刻信号、車輛Ｏ現在
地を示す緯度、経度、車輛の進行方向を示す方位信号及
び上下方向傾き角信号に基づき。

電算機処理を行い、太陽光量へい板を正確に車輛運転者
の目と太陽を結ぶ直線の車輛側前面ガラス内面付近に目
動的に位置させることができる。太陽光量へい板を小形
にできる几め、車輛運転者の視力や視界を著しく低下さ
せることがなく太陽光の遮へいすることができ、ひいて
は車輛の安全運転を可能とする。

なお上記実施例では太ｌｌ９ｆｔ、遮へい板として着色
プラスチン□り板を用いて説明したがこの発明はこれに
限るものではない。また太陽光量へい板自体に例えば太
陽光量に応じて透過率が変化する手段を設けておけば非
常に都合が良い。

さらに太陽有無検知器等を用いて手動による操作を少な
くしても良い。

【図面の簡単な説明】

第１因はこの発明の一実施例を示すブロック図。 第２図〜第６図はこの発明の動作説明図、第７図は電算
機の処理過程を示す流れ図、第７図は従来の装置の動作
説明図、第８図は物体の相対輝度及び遮へい板元量透過
率と視力との関係を示す図である。 図中、（１）は時刻信号発生器、（２）は第１のポテン
ショメータ、（３）は第２のポテンショメータ、（４）
は方位計、　＋５１ｔ’！傾き角度計、（６）はアナロ
グ／ディジタル変換器、（７）は電算機、　ｆｓ＋、　
（９１は第１１ｇ２のディジタル／アナログ変換器、α
１．（Ｌｌｌは第１．第２のモータ駆動回路、α２はＸ
軸モータ、　＋１３１はＹ軸モータ、　Ｃ１４１は太陽
光量へい板、　ａｓ、　ｕｔｉ＆ゴＸ軸及びＹ軸側レー
ル、αＤ〜（１９はストツバ、囚は電算機を中１１廂１
す、；２＝、４ｓ−ｋｈ／７）ｊ、Ｗ−に’Ｆｌｌ１１
、’？−＃Ｎ’ＬｊシＩ＝ＳｙＦ’−１’）’５１は車
輛運転者、（ハ）は車輛、（財）は太陽である。 なお、′図中同一あるいは相当部分には同一符号を付し
て示しである。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 太陽と車輛運転者の目を結ぶ直線上の車輛風防ガラスの
   運転者側に位置する太陽光遮へい板と、現在の月日、時
   刻を示す信号を発生する時刻信号発生器と、現在地付近
   の緯度と経度を設定する緯度・経度設定器と、自車輛の
   進行方向の方位を示す方位計と、自車輛の上下傾き角を
   示す傾き角度計と、上記太陽光遮へい板を所定の位置に
   移動させる移動機構と、上記時刻信号発生器、緯度・経
   度設定器、方位計および傾き角度計の出力信号を用いて
   上記太陽光遮へい板を太陽と車輛運転者の目を結ぶ直線
   上に位置させるための各種計算を行い、その計算結果に
   基づいて上記移動機構を制御する計算機とを具備したこ
   とを特徴とする車輛搭載用太陽光遮へい装置。