JP2016137736A - 画像表示装置 - Google Patents

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Hironobu Yasui
裕信 安井
由佳 津田
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由佳 津田
雄大 中村
Takehiro Nakamura
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Abstract

【課題】 画面内の太陽は、表示の視認性を低下させる。【解決手段】 画像表示装置100は、GPS受信部1、太陽位置推定部2、視角範囲記憶部3、太陽範囲位置決定部4及び表示部6を備える。GPS受信部1は、緯度等の情報を取得する。太陽位置推定部2は、取得した情報を用いて太陽の位置を推定して太陽推定位置SA,SCを決定する。視角範囲記憶部3は、太陽の位置に対する映像を表示しない範囲SW等を視角範囲の情報として記憶する。太陽範囲位置決定部4は、太陽推定位置SA,SC及び視角範囲の情報を用いて映像を表示しない範囲SWを太陽範囲位置情報Hとして決定する。画像生成部5は太陽範囲位置情報Hを基に画像を生成する。表示部6は、生成された画像及び実風景を重畳して表示する。画像生成部5は、太陽範囲位置情報Hの範囲に画像がある場合に、画像を太陽範囲位置情報Hの範囲外に移動させる。【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば、車両用画像表示装置に係る実風景が画像の背面に表示される画像表示装置に関するものである。
近年、走行時の実風景と共に運転に必要な情報を認識することができるヘッドアップディスプレイ(HUD)の開発が盛んに行われている。ヘッドアップディスプレイは、画像を透明なコンバイナ、ウインドシールド又はフロントガラスで反射して、投影することで実現される。運転者DRは、投影された画像を虚像として認識する。フロントガラスの前方の実風景は、投影された虚像画像の背面に透過して表示される。ヘッドアップディスプレイを用いることで、運転者DRは前方から視線を逸らすことなく、運転に必要な情報及び背景の情報を認識することができる。
しかし、画像の背景となる実風景が明るすぎる場合には、表示された画像に明るい背景が重なり、表示が見づらくなるという問題点がある。
この問題点に対して、例えば、特許文献1は、光センサを用いて、外光照度を検出し、検出した照度の変化に追従して表示輝度を変化させることによって視認性を良好にすることを提案している。
特開2004−351943号公報(例えば請求項1、第3図)
しかしながら、上記ヘッドアップディスプレイ等、実風景が画像の背面に透過して表示される背面透過画像表示装置において、画像表示位置の背景に太陽がある場合には、まぶしすぎて、画像が表示されている場所を直視できないという問題点がある。また、同様に、まぶしすぎて、画像表示自体も直視できないという問題点がある。
そこで、本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、太陽の位置を推定し、太陽の位置に画像を表示させないように、画像の表示位置を移動させる。本発明によれば、GPS受信部の情報によって、太陽の位置を推定する。そして、太陽によってまぶしく視認できない背景位置の範囲に画像を表示しないように、画像を移動させる制御ができる。つまり、本発明は、表示画面内に太陽が見える場合でも、画像表示の視認性の低下を抑えることを目的とする。本発明は、例えば、フロントガラスから太陽が見える場合でも、画像表示の視認性を良好にすることができる画像表示装置を提供することを目的とする。
本発明に係る画像表示装置は、自車から見える実風景に画像を重畳して表示する画像表示装置であって、人工衛星からの電波を受信して前記自車の緯度、経度、年月日及び時刻の情報を取得するGPS受信部と、前記GPS受信部の取得した前記情報を用いて前記自車に対する太陽の位置を推定して太陽推定位置を決定する太陽位置推定部と、前記画像の表示範囲に対する搭乗者の視角及び太陽の位置に対する映像を表示しない範囲を視角範囲の情報として記憶する視角範囲記憶部と、前記太陽推定位置及び前記視角範囲の情報を用いて前記画像の表示範囲中の前記太陽の位置に対する映像を表示しない範囲を太陽範囲位置情報として決定する太陽範囲位置決定部と、前記太陽範囲位置情報を基に前記画像を生成する画像生成部と、前記画像生成部で生成された前記画像及び前記実風景を重畳して表示する表示部とを備え、前記画像生成部は、前記太陽範囲位置情報の範囲に前記画像がある場合に、前記画像を前記太陽範囲位置情報の範囲外に移動させることを特徴とする。
表示画面内に太陽が見える場合でも、画像表示の視認性の低下を抑えることができる。
実施の形態1に係る画像表示装置の構成を示すブロック図である。 太陽高度の時刻と高度との関係を示すグラフである。 太陽方位の時刻と方位との関係を示すグラフである。 実施の形態1に係る画像表示装置の表示範囲と地平線、中央視点、太陽範囲の説明を示す図である。 運転者DRと、表示範囲の地平線位置、中央視点と、上視角、左視角、右視角とを説明する斜めから見た図である。 運転者DRと、表示範囲の地平線位置と、上視角を説明する横から見た図である。 運転者DRと、表示範囲の中央視点と、左視角、右視角を説明する上方から見た図である。 太陽中心点が上視角以上で、太陽範囲SWが表示範囲に入っている場合を説明する図である。 太陽の中心点が地平線位置より下にきているが、太陽範囲が表示範囲に入っている場合を説明する図である。 太陽の中心点が、左視角Lから外れているが、太陽範囲SWが表示範囲に入っている場合を説明する図である。 表示領域の分割と、画像表示領域の例を示した説明図である。 太陽範囲位置情報に対する背面透過画像の表示領域の移動の例を説明した図である。 太陽範囲位置情報に対する背面透過画像の表示領域の移動の例を説明した図である。 表示部の構成の一例を示す図である。 実施の形態2に係る背面透過画像表示装置の構成を示すブロック図である。 車体傾き検出部のピッチとロールの説明を示す図である。 ピッチがあるときの表示範囲の説明を示す図である。 ロールがあるときの表示範囲の説明を示す図である。 実施の形態3に係る画像表示装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態4に係る画像表示装置の構成を示すブロック図である。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る画像表示装置100の構成を示すブロック図である。図1に示す画像表示装置100は、GPS受信部1、太陽位置推定部2、視角範囲記憶部3、太陽範囲位置決定部4、画像生成部5及び表示部6を備える。以下に本形態の画像表示装置100の各部の詳細な動作を説明する。
GPS受信部1は、一般的に、GPS(Global Positioning System)から位置情報を受信するものである。GPSは、人工衛星を使用して現在地情報等を取得するシステムである。また、GPSは、全地球測位システムとも呼ばれる。GPS受信部1は、自車の位置の緯度La、経度Lo及び高度Aを取得する。また、GPS受信部1は、自車の進行方向の方位C、現在の年月日D及び現在の時刻Tを取得する。GPS受信部1は、取得した自車の位置の緯度La、自車の位置の経度Lo、現在の年月日D及び現在の時刻Tを太陽位置推定部2に出力する。また、GPS受信部1は、自車の進行方向の方位C、自車の高度A及び現在の時刻Tを太陽範囲位置決定部4に出力する。
GPS受信部1から出力される自車の位置の緯度Laは、その地点における天頂の方向と赤道面とのなす角度で表される。緯度は、赤道が0度となる。そして、緯度は、北極及び南極が90度となる。緯度は、赤道より北を北緯と言い、南を南緯と言う。例えば、緯度は、北緯35.6544度のように示される。また、北緯に「+」(プラス)を付けて表し、南緯に「−」(マイナス)を付けて表す場合もある。例えば、北緯の場合には、緯度は、+35.6544度のように示される。
GPS受信部1から出力される自車の位置の経度Loは、その地点と北極及び南極を通る大円と、ロンドンの旧グリニッジ天文台を通るグリニッジ子午線を通る大円とのなす角度で表される。グリニッジ子午線よりも東側を東経と言い、西側を西経と言う。東経及び西経は、それぞれ、0度より大きく180度より小さい値である。例えば、経度は、東経139.7447度のように示される。また、東経に「+」(プラス)を付けて表し、西経に「−」(マイナス)を付けて表す場合もある。例えば、東経の場合には、経度は、+139.7447度のように示される。
GPS受信部1から出力される自車の進行方向の方位Cは、自車の前面が向いている方向である。方位Cは、角度で示される。北が0度で示され、東が90度で示され、南が180度で示され、西が270度で示される。
GPS受信部1から出力される自車の高度Aは、標高とも呼ばれる。高度Aは、基準面から測ったある地点までの垂直距離をいう。基準面は海面を選ぶ場合が多い。例えば、高度Aは、メートル[m]で示し、平均海面を0mとする。
GPS受信部1から出力される年月日D及び時刻Tは現在の日時である。
次に、太陽位置推定部2について説明する。太陽位置推定部2は、GPS受信部1から出力された自車の位置の緯度La、自車の位置の経度Lo、現在の年月日D及び現在の時刻Tを基に、太陽推定高度SA及び太陽推定方位SCを計算する。太陽位置推定部2は、太陽推定高度SA及び太陽推定方位SCを太陽範囲位置決定部3に出力する。
太陽の高度SA及び方位Cは、自車の緯度La、自車の経度Lo、現在の年月日D及び現在の時刻Tから、計算により求められる。計算結果の例を、図2及び図3に示す。図2は、太陽方位SCの時刻と方位との関係を示すグラフである。図2の横軸は、時刻を表し、縦軸は、方位[度]を表す。図3は、太陽高度SAの時刻と高度との関係を示すグラフである。図3の横軸は、時刻を表し、縦軸は、高度[度]を表す。
図2及び図3の例は、北緯35.6544度、東経139.7447度及び2014年1月24日のものである。図2の太陽方位SCは、12時には180度である。すなわち、太陽は、真南に位置する。太陽方位SCは、9時には約135度である。すなわち、太陽は、南東に位置する。図3から、日の出は7時少し前であり、日の入りは17時少し過ぎである。太陽高度SAは、昼12時には最大の約35度に達する。例えば、この日の15時の太陽の位置は、図2より、方位が約225度(南東)であり、図3より、太陽高度SAが約20度である。
視角範囲記憶部3は、背面透過画像表示装置100を車体Vに設置したときの、運転者DRが見ることができる画像表示範囲Gの視角範囲情報を測定する。そして、視角範囲記憶部3は、視角範囲情報を記憶する。視角範囲記憶部3は、太陽範囲位置決定部4に、記憶した地平線Eの位置、中央視点M、太陽範囲SW、上視角U、左視角L及び右視角Rを出力する。なお、画像表示範囲Gを運転者DRが見ることができる範囲として説明するが、助手席の搭乗者等の運転者DR以外の搭乗者が見ることができる範囲としても良い。
ここで、画像表示範囲Gは、画像表示装置100を取り付けた際の、フロントガラスより前方に見える虚像の表示範囲及びフロントガラスに表示される画像の表示範囲のことである。この画像表示範囲G、地平線Eの位置、中央位置M、太陽範囲SW、上視角U、左視角L及び右視角Rは、画像表示装置100の取り付け角度、運転者DRの座高、運転者DRの姿勢、運転シートの上下方向の角度、車体Vの上下方向の傾き角度又はフロントガラスの透過率等によって変わる。このため、画像表示範囲G、地平線Eの位置、中央位置M、太陽範囲SW、上視角U、左視角L及び右視角Rは、画像表示装置100を取り付けた際に設定される。そして、それらの設定値は、予め視角範囲記憶部3に記憶される。
視角範囲記憶部3から出力される地平線Eの位置は、地平線Eの垂直方向の位置を示す情報である。具体的に図で説明する。図4は、画像表示装置100の画像表示範囲G内に見える風景を示している。図4において、地平線Eの位置を一点鎖線で示す。視角範囲記憶部3は、この地平線Eの垂直方向の位置を、地平線Eの位置として記憶する。図4における垂直方向の位置は、図4の上下方向の位置である。地平線Eの位置は、山や建物がない状態の地平線Eの位置である。太陽が地平線Eより下にある場合には、太陽が隠れるため、この地平線Eの位置が必要になる。なお、地平線Eの位置は、画像表示装置100の表示範囲外に位置することもある。
視角範囲記憶部3から出力される中央視点Mは、正面の視点の水平方向の位置と垂直方向の位置を示す情報である。「正面の視点」とは、運転者DRが見ている位置である。図4において、中央位置Mを二点鎖線で示す。中央位置Mは、画像表示範囲Gの水平方向の中央の位置である。視角範囲記憶部3は、この中央視点Mの水平方向の位置及び垂直方向の位置を、中央視点Mとして、記憶する。通常では、中央視点Mは、地平線Eの位置上の自車線の中央の位置である。図4では、中央視点Mは、一点鎖線で示された地平線Eの位置と二点鎖線で示された中央位置Mとの交点である。なお、中央視点Mは、画像表示装置100の表示範囲外に位置することもある。
この中央視点Mの位置は、画像表示装置100の取り付け角度、運転者DRの姿勢、運転シートの左右角度又は車体Vの左右傾き角度等によって変わる。このため、画像表示装置100を取り付けた際には、ユーザーが設定しても良い。
視角範囲記憶部3から出力される太陽範囲SWは、画像表示装置100を通した画像表示範囲G内で、太陽が見えているときに、まぶしいと感じる範囲である。太陽範囲SWは、太陽中心点Sからの距離で規定する。このまぶしいと感じる範囲(太陽範囲SW)は、輝度で決めてもよい。例えば、輝度が1000cd/m以上となる範囲を、まぶしいと感じる範囲(太陽範囲SW)としてよい。図4では、太陽範囲SWは、太陽中心点Sを中心として斜線で示している。図4では、太陽範囲SWを太陽の中心点からまぶしいと感じる範囲(太陽範囲SW)を四角で決めている。しかし、まぶしいと感じる範囲(太陽範囲SW)は、円形状で決めても良い。
太陽高度SAの高いほうが、輝度が高くなるようにデータテーブル化してよい。また、地平線E近くに近づくにつれて太陽は大きく見えることから、太陽高度SAによって太陽範囲SWが変わるようにデータテーブル化してよい。季節によって太陽の輝度は異なり、また、近日点(1月初旬)と遠日点(7月初旬)とによって太陽の視直径が異なるため、時期によって、太陽範囲SWが変わるようにデータテーブル化してよい。
視角範囲記憶部3から出力される上視角Uは、画像表示装置100の、運転者DRから見える画像表示範囲Gの地平線Eの位置と、画像表示範囲Gの上辺GUとの間の角度を示す。図5から図7に、運転者DRと画像表示装置100の画像表示範囲Gの関係を示す。図5は、運転者DRの後方の斜め上から見た図である。図6は、運転者DRの横方向から見た図である。図7が運転者DRを上方から見た図である。
図5から図7で、画像表示装置100の画像表示範囲Gを太実線で示す。図5及び図7で、運転者DRの目の位置から、画像表示範囲Gの中央位置Mまでの間を二点鎖線で示している。図5及び図6で、運転者DRの目の位置から、画像表示範囲Gの地平線Eの位置までの間を一点鎖線で示している。また、図5及び図6で、運転者DRの目の位置から、画像表示範囲Gの上辺GUまで間を破線で示している。また、図5及び図7で、運転者DRの目の位置から、画像表示範囲Gの上辺GUの左右方向の端部までの間に破線で示している。ここで、運転者DRの目の位置は両目で見た視点であるため、左眼と右眼との間の中央としてよい。
視角範囲記憶部3から出力される上視角Uは、地平線Eの位置と画像表示範囲Gの上辺GUとの間の角度を示す。図5及び図6で、上視角Uは、太い円弧線で示されている。視角範囲記憶部3から出力される左視角Lは、画像表示装置100の、運転者DRから見える画像表示範囲Gの中央位置Mと、画像表示範囲Gの左辺GLとの間の角度を示す。図5及び図7で、左視角Lは、二重円弧線で示されている。視角範囲記憶部3から出力される右視角Rは、画像表示装置100の、運転者DRから見える画像表示範囲Gの中央位置Mと、画像表示範囲Gの右辺GRとの間の角度を示す。図5及び図7で、右視角Rは、円弧線で示されている。
このようにして、視角範囲記憶部3は、予め決定して記憶してある地平線Eの位置、中央位置M、太陽範囲SW、上視角U、左視角L及び右視角Rを、太陽範囲位置決定部4に出力する。
太陽範囲位置決定部4は、自車の進行方向の方位C、自車位置の高度A及び現在の時刻TをGPS受信部1から入力する。また、太陽範囲位置決定部4は、太陽推定高度SA及び太陽推定方位SCを太陽位置推定部2から入力する。また、太陽範囲位置決定部4は、地平線Eの位置、中央位置M、太陽範囲SW、上視角U、左視角L及び右視角Rを視角範囲記憶部3から入力する。そして、太陽範囲位置決定部4は、太陽範囲位置情報Hを決定する。そして、太陽範囲位置決定部4は、太陽範囲位置情報Hを画像生成部5に出力する。太陽範囲位置決定部4の詳細な動作を説明する。
背面透過画像表示装置100を通した画像表示範囲G内に、太陽が見えている場合の条件について述べる。画像表示範囲G内に太陽が見えている条件としては、例えば、太陽高度SAが低い時刻帯に、自車が太陽の方位に走行している場合である。
太陽高度SAについての条件は、太陽位置推定部2から出力された太陽推定高度SAが、視角範囲記憶部3に記憶された上視角Uより低く、地平線Eの位置より高い場合である。これに、太陽範囲SW及び高度Aを考慮にいれる。
太陽範囲SW及び高度Aを考慮にいれる場合を、図8に例示して説明する。図8は、太陽中心点Sが上視角U以上で、太陽範囲SWが画像表示範囲Gに入っている場合を説明する図である。図8は、太陽中心点Sが、画像表示範囲Gの上辺GU以上であるが、太陽範囲SWが画像表示範囲Gに入っている場合である。すなわち、太陽中心点Sが、上視角U以上の場合である。また、太陽高度SAが、上視角U以上の場合である。図8では、太陽範囲SWのうち、画像表示範囲Gで、運転者DRが太陽範囲SWを見ることができる部分を網掛けで示している。
また、自車の高度Aが高い場合には、高度Aの高さ分だけ、地平線位置Eが下がって見える。例えば、自車が山などの標高の高い所を走っている場合である。すなわち、太陽高度SAが0度以下も、太陽が見えるようになるため、自車の高度Aを考慮する必要がある。このように、地平線Eの位置が高度Aによって変わるため、高度Aは地平線Eの位置に対するオフセットとして考慮する。このように、太陽が画像表示範囲Gに影響をおよぼす範囲における太陽推定高度SAの上限は、上視角Uに太陽範囲SWの下半分の角度と自車の高度Aを加えた角度である。
図9は、太陽中心点Sが地平線Eの位置より下にあるが、太陽範囲SWが画像表示範囲Gに入っている場合を説明する図である。つまり、太陽範囲SWの上側が地平線Eの位置より上にある場合である。すなわち、太陽は沈んでいるが、まだ明るい夕焼けが見えている状態である。図9では、太陽範囲SWのうち、画像表示範囲Gで、運転者DRが太陽範囲SWを見ることができる部分を網掛けで示している。つまり、太陽範囲SWの地平線Eの位置より上にある部分を網掛けで示している。高度Aは、地平線Eの位置が高度Aによって変わるため、オフセットとして考慮する。
太陽が画像表示範囲Gに影響をおよぼす範囲における太陽推定高度SAの下限は、太陽高度0度(地平線Eの位置)から、太陽範囲SWの垂直方向の角度の半分と自車の高度Aとを加えた角度である。また、地平線E近くでは、大気差による屈折のため、実際の太陽は沈んでいても、見かけの太陽が見えている場合もある。この大気差による屈折も考慮に入れても良い。「大気差」とは、天体からの光が真空の宇宙から地球の大気層に入ると屈折し、見かけの高度(視高度)が真高度より大きくなる現象のことである。特に、地平線Eに近い高度の低い天体に顕著である。
このようにして求められた太陽高度SAの範囲は、図3に示すように、時刻Tに置き換えて考えてもよい。つまり、画像表示範囲Gに太陽が入る太陽高度SAの範囲は、図3で求められた太陽推定高度SAより、時刻の範囲で置き換えてもよい。例えは、画像表示範囲Gに太陽が入る時刻の範囲を、「7時から10時まで」及び「14時から17時まで」のように示すことができる。
次の条件を全て満足する場合には、太陽は画像表示範囲G内に位置する。第1の条件は、太陽推定高度SAが上視角Uより低いことである。第2の条件は、太陽推定高度SAが地平線Eの位置より高いことである。第3の条件は、太陽位置推定部2から出力された太陽推定方位SCが、GPS受信部1から出力された自車の進行方向の方位Cから左視角Lを引いた角度と方位Cに右視角Rを足した角度との範囲内にある。
そして、これらの条件に、太陽範囲SWを配慮にいれる。つまり、中央位置Mが自車の進行方位である。このため、自車の進行方位Cに対して、画像表示範囲G内で太陽の影響のある範囲の太陽推定方位SCの左側の限界は、左視角Lから太陽範囲SWの右左半分の角度を加えた角度である。同様に、画像表示範囲G内で太陽の影響のある範囲の太陽推定方位SCの右側の限界は、右視角Rに太陽範囲SWの左半分の角度を加えた角度である。
太陽範囲SWを配慮にいれる場合を、図に例示して説明する。図10は、太陽中心点Sが左視角Lから左側に外れているが、太陽範囲SWが画像表示範囲Gに入っている場合である。太陽範囲SWは、画像表示範囲Gの左辺GLに位置している。太陽中心点Sは、太陽方位SCである。また、太陽高度SAが低く、太陽範囲SWの下端が地平線Eの位置より下側となっている。このため、太陽範囲SWの下側の部分は、地平線Eに隠れて見えていない。図10で、太陽範囲SWの画像表示範囲Gで、運転者DRが太陽範囲SWを見ることができる部分を網掛けにしている。
画像表示範囲G内で太陽が見えている場合の太陽の位置(太陽中心点S)と太陽範囲SWとが推定できる。このため、太陽範囲位置決定部4は、この運転者DRがまぶしくて見ることができない範囲(図10中では網掛け部分)を太陽範囲位置情報Hとして出力する。つまり、太陽範囲位置情報Hは、太陽範囲SWの内、画像表示範囲Gの範囲内で、地平線Eに隠れていない部分の情報である。
背面透過画像表示装置100の画像表示範囲G内で、太陽が見えている場合の条件は、上述の方位範囲と太陽高度SAの範囲とが一致した場合である。そして、太陽高度SAの範囲は時刻Tに置き換えることができる。上述の方位範囲と時刻Tとにより、画像表示範囲Gに太陽があるか否かを判断できる。
次に、明らかに太陽が画像表示範囲Gにない条件について述べる。すなわち、背面透過画像の表示位置(画像表示位置)を変更しない場合の条件について述べる。
視角範囲記憶部3から出力された地平線Eの位置より下は、太陽が地平線Eに隠れるため、必ず太陽の影響を受けない。つまり、太陽が見えて、まぶしいと感じることはない。
現在の時刻Tの太陽推定高度SAから、明らかに太陽範囲SWが画像表示範囲Gで、運転者DRが太陽範囲SWを見ることができる範囲外である場合には、背面透過画像の表示位置(画像表示位置)を変更しない。
例えば、図2において、時刻Tが19時から5時までの間であるときは、太陽推定高度SAが0度より下で、明らかに太陽範囲SWが画像表示範囲Gの外になる。このため、背面透過画像の表示位置(画像表示位置)を変更しない。すなわち、日没後から夜明け前までの夜間は、背面透過画像の表示位置を変更する必要はない。しかし、自車位置の緯度が高い場合には、太陽が0度以下にならない場合がある。すなわち、太陽が沈まない白夜もある。このような場合には、夜間でも背面透過画像の表示位置を変更が必要となる。
例えば、視角範囲記憶部3から出力された上視角Uが20度である場合で、図3において、時刻が10時から14時までの間である場合には、太陽推定高度SAは明らかに画像表示範囲G外になる。このため、背面透過画像の表示位置(画像表示位置)を変更しない。すなわち、昼の太陽高度SAが高い時刻間である場合には、背面透過画像の表示位置(画像表示位置)を変更しない。また、自車位置の緯度が高い場合には、太陽高度SAが高くならない場合もあるため、背面透過画像の表示位置(画像表示位置)を変更する場合がある。
太陽推定方位SCから、自車の方位が、明らかに太陽が画像表示範囲G外である場合には、画像表示位置を変更しない。太陽方位SCは、夏至のとき最も北寄りになる。このため、夏至のときの日の出から日の入りまでの太陽の方位が、自車の方位以外の場合には、自車の方位は太陽が見えない方角のため、背面透過画像の表示位置を変更する必要はない。例えば、図2において、0度から90度までの方位と、270度から360度までの方位とのときは、背面透過画像の表示位置を変更する必要はない。
このように、太陽範囲位置決定部4で、明らかに太陽が画像表示範囲G内にない条件を求めることにより、処理を軽くする効果がある。
画像生成部5では、予め設定された画像表示領域に背面透過画像を生成し、画像信号Iとして表示部6に出力する。太陽範囲位置決定部4から出力された太陽範囲位置情報Hが、予め設定された他の画像表示領域に重なった場合には、画像生成部5は、重なった部分の領域の画像を移動し、縮小しまたは非表示として、画像を生成する。そして、画像生成部5は、生成した画像を画像信号Iとして表示部6に出力する。
画像生成部5は、地平線Eの位置と中央位置Mとを基準に、画像表示領域を分割して、画像表示領域の表示場所を決めることができる。例えば、画像表示範囲Gを水平方向にx分割して、垂直方向にy分割することができる。この分割領域は、等間隔に分割しても良く、可変間隔で分割しても良い。「可変間隔」とは、分割領域の位置によって分割の間隔を変えることである。また、領域の分割は、画像表示範囲Gを垂直方向及び水平方向に分割する格子状の分割でも良い。また、領域の分割は、画像表示範囲Gに対して、斜めに分割しても良い。また、領域の分割は、格子状の分割と斜めの分割との組み合わせの分割でも良い。
図11に、表示領域を分割した例を示す。地平線Eの位置と中央位置Mの位置とを基準に、水平方向を4分割して、垂直方向を4分割している。つまり、画像表示範囲Gを16分割した例である。図11の例では、水平方向は等間隔に4分割している。また、垂直方向は地平線Eの位置に近い領域は狭い間隔で、遠い領域は広い間隔で分割している。
図11では、画像表示範囲Gの左上の領域を第1領域としている。画像表示範囲Gの左上から左下に向けて第1領域、第5領域、第9領域、そして第13領域としている。画像表示範囲Gの左上から右上に向けて第1領域、第2領域、第3領域、そして第4領域としている。第5領域の行は、画像表示範囲Gの左から右に向けて第5領域、第6領域、第7領域、そして第8領域としている。第9領域の行は、画像表示範囲Gの左から右に向けて第9領域、第10領域、第11領域、そして第12領域としている。第13領域の行は、画像表示範囲Gの左から右に向けて第13領域、第14領域、第15領域、そして第16領域としている。
中央位置Mと地平線Eとが交わる位置(中央視点M)の周囲の領域は、運転者DRにとって重要な情報がある。「運転者DRにとって重要な情報」とは、例えば、人の存在、他車の存在又は道路状況等である。このため、背面透過画像を表示すると、例え背面透過表示であっても運転者DRにとって重要な情報が見えづらくなる。そのため、中央位置Mと地平線Eとが交わる位置(中央視点M)の周囲の領域は、背面透過画像を表示しない領域とすることができる。
図11の例では、斜線部分の第6領域、第7領域、第10領域及び第11領域は、背面透過画像を表示しない領域である。しかし、中央視点Mの位置に存在する物体に、背面透過画像で説明画像を重畳する場合もある。このような場合には、中央位置Mと地平線Eとが交わる位置(中央視点M)の周囲の領域であっても、背面透過画像を表示する。
図11において、網掛け部分に画像が表示される領域とする。すなわち、第1領域、第3領域、第4領域、第5領域、第9領域、第12領域又は第16領域に背面透過画像が表示される。
太陽範囲位置決定部4から出力された太陽範囲位置情報Hが、予め設定された背面透過画像の表示領域に重なった場合に対応する手法を以下に示す。第1の手法として、背面透過画像の表示領域を水平方向の空いている隣接領域に移動する。第2の手法として、背面透過画像の表示領域を地平線Eの位置より下の領域に移動する。第3の手法として、背面透過画像の表示領域を空き領域に移動する。第4の手法として、背面透過画像の表示領域の画像を縮小する。第5の手法として、背面透過画像の表示領域の表示を消す。
第1の手法について説明する。まぶしいときには、視線を垂直より水平に移動したほうが良い。このため、水平方向の空いている隣接領域に背面透過画像を移動する。つまり、水平方向の隣接領域に空きがある場合には、垂直方向の隣接領域よりも、水平方向が優先される。
第2の手法は、地平線Eより下には、必ず太陽はないため、背面透過画像を地平線Eより下の領域に移動する手法である。但し、前述したように、まぶしいときの視線は、垂直方向の影響が大きい。このため、太陽の位置から垂直方向に下ろした地平線Eの位置より下の領域以外に背面透過画像を移動した方が良い。また、太陽の位置から垂直方向に下ろした地平線Eの位置より下の領域に隣接する領域または近くの領域以外に背面透過画像を移動した方が良い。
第3の手法は、第1の手法又は第2の手法で領域に空きがない場合に採用される。つまり、背面透過画像を空いている領域に移動する。空いている領域は、例えば、どこであっても良い。
第4の手法は、空いている領域がない場合に、背面透過画像を縮小して表示する手法である。背面透過画像が、複数の領域にまたがっていて分割できない場合で、空き領域に連続した領域がない場合も縮小して表示する。例えば、2つの領域を1つの領域に縮小して表示する。縮小する時には、領域の大きさによって、縮小率を決定しても良い。また、背面透過画像の縦横比を同じにして縮小しても良い。また、背面透過画像の縦方向または横方向だけ縮小しても良い。
第5の手法は、空き領域がどこにもない場合に、表示を消す手法である。つまり、太陽が表示領域にあると、まぶしくて視線を移動して見ることができない。このため、背面透過画像の表示を消してしまう。
太陽範囲位置決定部4から出力された太陽範囲位置情報Hが、予め設定された画像表示領域に重なった場合には、第1から第5の手法の内、どの手法を用いても良い。また、第1から第5の手法を組み合わせて用いても良い。また、第1から第5の手法は一例であるので、第1から第5の手法以外の手法で対応することもできる。また、表示領域の分割が細かい場合等の場合には、太陽範囲位置情報Hの隣接領域又は近くの領域は太陽の影響を受ける。このため、太陽範囲位置情報Hの隣接領域又は近くの領域の背面透過画像を、第1から第5の手法を用いて移動しても良い。
図12に例を示して説明する。図12は、太陽範囲位置情報Hに対する背面透過画像の表示領域の移動の例を説明した図である。図12において、斜め線の網掛け部が太陽範囲位置情報Hである。図12では、第4領域に太陽範囲情報Hが入っている。すなわち、太陽範囲SWは、第4領域に入っている。太陽範囲SWは、運転者DRがまぶしくて見ることができない範囲である。図12では、例えば、第3領域及び第4領域に背面透過画像が表示されている。しかし、第4領域に太陽範囲位置情報Hが入っている。第2領域が空いているため、第1の手法に従って、矢印で示すように、第3領域及び第4領域の背面透過画像の表示を、第2領域及び第3領域に移動する。
同様に、図13に例を示して説明する。図13は、太陽範囲位置情報Hに対する背面透過画像の表示領域の移動の例を説明した図である。図13において、斜め線の網掛け部が太陽範囲位置情報Hである。図13では、第1領域及び第2領域に太陽範囲情報Hが入っている。図13では、例えば、第1領域、第5領域及び第9領域に背面透過画像が表示されている。しかし、第1領域、第5領域及び第9領域の背面透過画像は分割できない。第1領域に太陽範囲位置情報Hが入ったため、第1領域に隣接した直下の第5領域はまぶしく、背面透過画像を表示できない。そこで、第2の手法及び第3の手法を組み合わせ、第9領域及び第13領域に背面透過画像を縮小して、矢印で示すように移動する。この縮小は、縦横比を同じにして縮小しても良いし、縦方向だけ縮小しても良い。図13の例では、縦方向だけ縮小した場合を示している。
このように、背景に太陽があり、まぶしくて見ることができない領域に、背面透過画像を表示せず、良好な状態で表示できる領域に背面透過画像を移動し、又は縮小して表示することで、背面透過画像の視認性を良好にすることができる。
このようにして、画像生成部5は、背景に太陽がなく、まぶしくない背面透過画像の表示領域に、背面透過画像を生成して、画像信号Iとして表示部6に出力する。
表示部6はヘッドアップディスプレイ等の表示装置で構成される。図14は、表示部6の構成の一例を示す図である。画像表示装置7には、画像生成部5から出力された画像信号Iが入力される。そして、画像表示装置7は、画像を表示する。画像表示装置7には発光素子が設けられている。発光素子から放射される光は、液晶表示素子を透過して、表示光として投射される。「表示光」とは、画像情報を有する光のことである。表示光は、ミラー8でコンバイナ9方向に反射される。コンバイナ9は、透明な素子である。コンバイナ9は、運転者DRの方向に表示光を反射する。運転者DRは、表示光を虚像10として視認することができる。また、コンバイナ9は透明であるため、運転者DRはこの虚像10と背面の風景とを重畳して見ることができる。この虚像10は、図4の画像表示範囲Gに表示される。
コンバイナ9は、例えば、フロントガラス又はウインドシールド等である。コンバイナ9は、表示光を反射する機能と背景を透過する機能とを有している。また、表示部6は、例えば、虚像表示をせず、フロントガラス等に直接投影するプロジェクターであっても良い。また、表示部6は、投射型の表示装置では無く、例えば、液晶表示素子であっても良い。
以上のような実施の形態1に係る画像表示装置100は、GPS受信部1の情報によって、太陽の位置を推定できる。そして、画像表示装置100は、背面透過画像を太陽によってまぶしく視認できない領域に表示せず、視認しやすい領域に背面透過画像を移動する制御ができる。そのため、画像表示装置100は、背面透過画像の視認性を良好にする効果を有する。
実施の形態2.
図15は、実施の形態2に係る画像表示装置110の構成を示すブロック図である。図15に示す画像表示装置110は、GPS受信部1、太陽位置推定部2、視角範囲記憶部3、車体傾き検出部11、太陽範囲位置決定部4、画像生成部5及び表示部6を備えている。画像表示装置110は、車体Vの傾きを考慮に入れる点で画像表示装置100と異なる。図1に示される構成要素と同一の構成要素には、図1に示される符号と同じ符号を付し、同一の内容に関しては説明を省略する。
図1に示される構成要素と同一の構成要素は、GPS受信部1、太陽位置推定部2、視角範囲記憶部3、画像生成部5及び表示部6である。本実施の形態2に係る画像表示装置110は、太陽範囲位置決定部4及び車体傾き検出部11以外の構成及び動作は実施の形態1と同様である。太陽範囲位置決定部4は、実施の形態1の対応する構成要度と同じ名称とし、また、同じ符号を付しているが、一部異なる部分がある。対応する構成要素である太陽範囲位置決定部4に関しては、実施の形態1と異なる部分のみ説明する。
車体傾き検出部11は、例えば、ジャイロセンサー等である。車体傾き検出部11は、自車の進行方向(前面)に対して、ロールR及びピッチPを検出する。ロールRは、車体Vの左右方向の傾きである。ピッチPは、車体Vの前後方向の傾きである。車体傾き検出部11は、検出したロールR及びピッチPを太陽範囲位置決定部4に出力する。
図16Aは、車体VのロールRの説明図である。図16Aに示すように、車体Vの正面から見て、左右方向に傾くことをロールRとする。車体Vが水平の場合には、ロールRは0度である。車体Vの正面から見て、右まわり方向の角度をプラスとする。例えば、車体Vの正面から見て、車体Vの右側が下に傾く場合をプラス方向の角度で示す。また、車体Vの正面から見て、車体Vの左側が下に傾く場合をマイナス方向の角度で示す。
図16Bは、車体VのピッチPの説明図である。図16Bに示すように車体Vの側面から見て、前後方向に傾くのをピッチPとする。車体Vが水平の場合には、ピッチPは0度である。例えば、車体Vの前側が左側となるように、車体Vを側面から見て、右回り(時計回り)の方向をプラス方向とする。例えば、車体Vの前側が上を向く場合をプラス方向の角度で示す。車体Vの前側が下を向く場合をマイナス方向の角度で示す。
太陽範囲位置決定部4は、次に示す情報を受け取り、太陽範囲位置情報Hを決定して、画像生成部5に出力する。太陽範囲位置決定部4は、GPS受信部1から自車の進行方向の方位C、自車位置の高度A及び現在の時刻Tを受け取る。太陽範囲位置決定部4は、太陽位置推定部2から太陽推定高度SA及び太陽推定方位SCを受け取る。太陽範囲位置決定部4は、視角範囲記憶部3から地平線Eの位置、中央位置M、太陽範囲SW、上視角U、左視角L及び右視角Rを受け取る。太陽範囲位置決定部4は、車体傾き検出部11からピッチPの値及びロールRの値を受け取る。
太陽範囲位置決定部4は、ピッチP及びロールRがゼロの場合には、実施の形態1と同じ動作をする。
ロールRが検出されたとき、画像表示範囲Gが傾いているように見える。図17はプラス方向のロールRが発生した場合の例である。図17では、傾いている画像表示範囲Gを太線で示している。元の画像表示範囲Gを破線で示している。図17に示すように、背景に対して、画像表示範囲Gが右下りに傾く。つまり、画像表示範囲Gの左側が上り、右側が下がったようになる。このような場合には、ロールRを考慮して、太陽範囲位置情報Hを決定する。例えば、ロールRがプラス方向になった場合には、ロールRの角度によって、左上の垂直画像表示範囲Gが上がり、左上側の画像表示範囲Gが少なくなるように考える。
ピッチPが検出された場合には、地平線Eの位置が上下方向に移動するように見える。図18はプラス方向のピッチPが発生した場合の例である。図18では、元の地平線Eの位置を点線で示す。図18に示すように、プラス方向のピッチPが発生した場合には、地平線Eの位置が下がったように見える。すなわち、上視角Uは、ピッチPの角度分だけ増加する。逆に、マイナス方向のピッチPが発生した場合には、地平線Eの位置が下がったように見える。すなわち、上視角Uは、ピッチPの角度分だけ減少する。このように、ピッチPを配慮に入れて、太陽範囲位置情報Hを決定する。
ピッチPが検出される場合は、例えば、路面が荒れている場合又はカーブで車体Vが傾いた場合が想定される。発生したピッチPの角度があまり大きくない場合には、太陽範囲位置情報Hへの影響が小さいため、ピッチPの考慮を省略する場合がある。一方、ロールRが検出される場合は、例えば、上り坂又は下り坂の場合が予想される。ロールRが発生すると、太陽範囲位置情報Hに影響が大きいため、考慮する必要がある。
このように、車体Vの傾きを検出することで、太陽方位SC0の推定精度が良くなる効果がある。
実施の形態3.
図19は、実施の形態3に係る画像表示装置120の構成を示すブロック図である。図19に示す画像表示装置120は、GPS受信部1、太陽位置推定部2、視角範囲記憶部3、天気情報受信部12、太陽範囲位置決定部4、画像生成部5及び表示部6を備えている。画像表示装置120は、天気情報Wを考慮に入れる点で画像表示装置100,110と異なる。図1に示される構成要素と同一の構成要素には、図1に示される符号と同じ符号を付し、同一の内容に関しては説明を省略する。
図1に示される構成要素と同一の構成要素は、GPS受信部1、太陽位置推定部2、視角範囲記憶部3、画像生成部5及び表示部6である。本実施の形態3に係る画像表示装置120は、太陽範囲位置決定部4及び天気情報受信部12以外の構成及び動作は実施の形態1と同様である。太陽範囲位置決定部4は、実施の形態1の対応する構成要度と同じ名称とし、また、同じ符号を付しているが、一部異なる部分がある。対応する構成要素である太陽範囲位置決定部4に関しては、実施の形態1と異なる部分のみ説明する。
天気情報受信部12は、GPS受信部1から、自車の位置の緯度La、経度Lo、現在の年月日D及び現在の時刻Tを得る。そして、天気情報受信部12は、自車の現在位置の現在時刻の天気情報Wを太陽範囲位置決定部4に出力する。現在位置の現在時刻の天気情報は、例えば、インターネット情報等から得る。また、天気情報Wは、雨雲レーダー情報、雨量情報又は天気予報情報に置き換えてもよい。
天気情報Wが、雨や雪等であった場合には、太陽は雲に隠れている。つまり、太陽は出ていない。このため、太陽位置決定部4で、太陽が画像表示範囲G内にないものとして扱ってよい。すなわち、天気情報Wが、雨や雪であった場合には、背面透過画像の表示位置の変更はない。曇りの場合には、雲の切れ目から太陽が出ている可能性があるため、背面透過画像の表示位置の変更を考慮する必要がある。
このように、天気情報Wを得ることで、太陽方位SC等の計算又は背面透過画像の表示位置の変更の処理を行わないで良い場合がある。これらの処理を行わないと、背面透過画像を表示するための処理が軽くなる効果がある。また、太陽が雲に隠れて出ていない場合には、背面透過画像の表示位置を変更しないため、背面透過画像を表示するための処理が軽くなる効果がある。
実施の形態4.
図20は、実施の形態4に係る画像表示装置130の構成を示すブロック図である。図20に示す背面透過画像表示装置130は、GPS受信部1、太陽位置推定部2、視角範囲記憶部3、ナビゲーション情報出力部13、太陽範囲位置決定部4、画像生成部5及び表示部6を備えている。画像表示装置130は、地図情報Qを考慮に入れる点で画像表示装置100,110,120と異なる。図1に示される構成要素と同一の構成要素には、図1に示される符号と同じ符号を付し、同一の内容に関しては説明を省略する。
図1に示される構成要素と同一の構成要素は、GPS受信部1、太陽位置推定部2、視角範囲記憶部3、画像生成部5及び表示部6である。本実施の形態3に係る画像表示装置130は、太陽範囲位置決定部4及びナビ情報出力部13以外の構成及び動作は実施の形態1と同様である。太陽範囲位置決定部4は、実施の形態1の対応する構成要度と同じ名称とし、また、同じ符号を付しているが、一部異なる部分がある。対応する構成要素である太陽範囲位置決定部4に関しては、実施の形態1と異なる部分のみ説明する。
ナビゲーション情報出力部13は、GPS受信部1から、自車の位置の緯度La、経度Lo及び自車の進行方位Cを得る。そして、ナビゲーション情報出力部13は、現在位置の地図情報Qを太陽範囲位置決定部4に出力する。地図情報Qは、ナビゲーション情報出力部13のメモリに蓄えているデータ情報でも良い。また、地図情報Qは、ネットワークから得た情報でも良い。
太陽範囲位置決定部4は、地図情報Qから、次に示すような場合には、太陽が隠れて、画像表示範囲Gに太陽が見えていないことを推定する。例えば、自車がトンネル内にある場合、自車から見て太陽の位置に高い山がある場合、自車から見て太陽の位置に高い構造物がある場合、自車が狭い路地にいて周囲を建物に囲まれている場合、又は自車が周囲を木に囲まれている場合等、自車に対して太陽を遮蔽する物体があった場合である。
このように、地図情報Qを得ることで、太陽が遮蔽物に隠れていることを推定することができる。そして、自車から太陽が見えていない場合には、背面透過画像の表示位置を変更しな。これにより、背面透過画像を表示するための処理が軽くなる効果がある。
なお、上述した各実施の形態は、組み合わせることができる。また、各実施の形態を適宜、変形又は省略することが可能である。
なお、以上のように本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこれらの実施の形態に限るものではない。
100,110,120,130 画像表示装置、 1 GPS受信部、 2 太陽位置推定部、 3 視角範囲記憶部、 4 太陽範囲位置決定部、 5 画像生成部、 6 表示部、 7 画像表示装置、 8 ミラー、 9 コンバイナ、 10 虚像、 11 車体傾き検出部、 12 天気情報受信部、 13 ナビゲーション情報出力部、 A 高度、 C 方位、 D 年月日、 E 地平線、 H 太陽範囲位置情報、 I 画像信号、 M 中央位置、 M 中央視点、 T 時刻、 La 緯度、 Lo 経度、 SA 太陽高度、 SA 太陽推定高度、 SC 太陽方位、 SC 太陽推定方位、 SW 太陽範囲、 S 太陽中心点、 U 上視角、 L 左視角、 R 右視角、 DR 運転者、 G 画像表示範囲、 GU 表示範囲の上辺、 GL 表示範囲の左辺、 GR 表示範囲の右辺、 R ロール、 P ピッチ、 Q 地図情報、 V 車体、 W 天気情報。

Claims (6)

  1. 自車から見える実風景に画像を重畳して表示する画像表示装置において、
    人工衛星からの電波を受信して前記自車の緯度、経度、年月日及び時刻の情報を取得するGPS受信部と、
    前記GPS受信部の取得した前記情報を用いて前記自車に対する太陽の位置を推定して太陽推定位置を決定する太陽位置推定部と、
    前記画像の表示範囲に対する搭乗者の視角及び太陽の位置に対する映像を表示しない範囲を視角範囲の情報として記憶する視角範囲記憶部と、
    前記太陽推定位置及び前記視角範囲の情報を用いて前記画像の表示範囲中の前記太陽の位置に対する映像を表示しない範囲を太陽範囲位置情報として決定する太陽範囲位置決定部と、
    前記太陽範囲位置情報を基に前記画像を生成する画像生成部と、
    前記画像生成部で生成された前記画像及び前記実風景を重畳して表示する表示部と
    を備え、
    前記画像生成部は、前記太陽範囲位置情報の範囲に前記画像がある場合に、前記画像を前記太陽範囲位置情報の範囲外に移動させる画像表示装置。
  2. 前記自車の車体の傾きを検知する車体傾き検出部をさらに備え、
    前記太陽範囲位置決定部は、前記車体の傾きを基に前記太陽範囲位置情報を決定する請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 前記自車の位置に対する天気情報を取得する天気情報受信部をさらに備え、
    前記太陽範囲位置決定部は、前記天気情報を基に前記太陽範囲位置情報を決定する請求項1又は2に記載の画像表示装置。
  4. 前記自車の位置に対する地図情報を取得する地図情報出力部をさらに備え、
    前記太陽範囲位置決定部は、前記地図情報を基に前記太陽範囲位置情報を決定する請求項1から3のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  5. 前記画像生成部は、前記画像を移動させる際に前記画像を縮小させる請求項1から4のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  6. 前記太陽範囲位置決定部は、前記太陽推定位置から太陽が前記画像の表示範囲内にないことを判断する請求項1から5のいずれか1項に記載の画像表示装置。
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