JPS62164794A - ゲル状携帯燃料組成物 - Google Patents

ゲル状携帯燃料組成物

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JPS62164794A
JPS62164794A JP627686A JP627686A JPS62164794A JP S62164794 A JPS62164794 A JP S62164794A JP 627686 A JP627686 A JP 627686A JP 627686 A JP627686 A JP 627686A JP S62164794 A JPS62164794 A JP S62164794A
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JP
Japan
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water
flame
fuel composition
sodium salt
gel
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JP627686A
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JPH0548797B2 (ja
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Hiroyuki Ihara
博之 井原
Osamu Hiroya
広谷 修
Kazuo Takahashi
一男 高橋
Yoshikazu Nakamura
好和 中村
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Eneos Corp
Original Assignee
Mitsubishi Oil Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はハイキング、登山等で炊事、暖房用などの燃料
として用いるゲル状携帯燃料組成物に関する。さらに詳
細には炭素数1および3のアルコールと水と、少量の水
溶性ポリマーおよびナトリュームの塩とからなるゲル状
携帯燃料組成物に関する。
(従来技術と問題点) 最近野外での炊事、暖房が簡単にできる持ち運びの便利
な燃焼器の利用が増加してきているが、かかる燃料器に
用いる燃料は従来からガソリン、灯油などの石油系炭化
水素の液状物が使用されている。これらの燃料は、小型
のプラスチック製燃料タンク等に入れて持ち運びをする
のが一般であり、水筒の水と間違えて飲んだという事故
例もあるほか、タンクが万一破損した場合には液状物が
漏洩し、衣類その他持ちものを汚すばかりでなく、特に
テント内等の狭隘な場所および電車内等の混雑した場所
での漏洩は非常に危険を伴なう恐れがあるという問題が
あった。
また、メチルアルコールを主成分とする固形あるいはゼ
リー状の燃料も市販されているが、火力が弱いという欠
点のほか、火炎の色が薄く屋外の晴天下では着火してい
るかどうか判断しにくいという欠点を有していた。
(問題点を解決するための手段) 本発明者らは上記の問題に対処するため、種々検討した
結果、炎色反応を呈しながら蒸発燃焼する次の成分 (イ)50重量%以上のイソプロピルアルコール(ロ)
10〜45重量%のメチルアルコール(ハ)3〜20重
量%の水 (ニ)0.5〜2重色%のポリエチレングリコール(ホ
)  0.05〜0.5重量%のナトリュームの塩から
なることを特徴とするゲル状携帯燃料組成物であり、ポ
リエチレングリコールの分子量については、50万〜1
000万が適しており、ナトリュームの塩については、
塩化ナトリュームが適しているというゲル状携帯燃料組
成物を発明するに至った。
(作用) 本発明の特徴とするところは、イソプロピルアルコール
を主成分としているため火力が強く、さらにナトリュー
ムの塩の炎色反応を利用しているため火炎の色が明確で
あるという点にある。
従来の主成分とされていたメチルアルコールの発熱量は
、4700にcal/koであるのに対して、イソプロ
ピルアルコールのそれは1.5倍の7200Kcal/
klJと格段に高い点にも特徴がある。従って同一のも
のを加熱するのにイソプロピルアルコールを主成分とす
る本発明の組成物は、少量の消費量で良い、とが判かる
また、イソプロピルアルコールはその分子構造式の中に
第3級炭素、すなわちCHIを有しているため火炎が黄
色になり易く、これが上述のナトリュームの塩の炎色反
応とあいまって、有色の火炎を形成し、屋外の晴天下で
も着火の様子を明確にしている。
本発明で必須成分として水を指定している理由は、ポリ
エチレングリコールおよびナトリュームの塩の溶解性を
補助するためである。さらに詳細には本発明に主成分と
して使用するイソプロピルアルコールは発熱量が高い反
面ポリエチレングリコールや塩化ナトリュームを溶解す
る能力が非常に劣っており、はとんど溶解しない。
そこで本発明者らは、イソプロピルアルコールとメチル
アルコールの混合液に第3成分として水を添加すること
によりポリエチレングリコールと塩化ナトリュームを溶
解させて、均一なゲル状の燃料を製造することに成功し
た。
本発明による燃料組成物はゲル状、すなわち半固体状の
ため容器が転倒しても、広範囲に広がることもなく、非
常に安心して使用できる点も特徴としてあげられる。
また、燃料主成分が含Fi素化合物のため、燃焼中にス
ートの発生もなく、鍋、やかんの底部を黒くする心配も
ない。
(実施例) つぎに、本発明を実施例により具体的に示すが、その要
旨を越えない限り、この実施例により制限を受けるもの
ではない。
実施例−1 まず、100gの水に1.0gの塩化ナトリュームを溶
解させた後、この水溶液に500gのイソプロピルアル
コールおよび387gのメチルアルコールを混合し、さ
らに129の分子5B 1ooo万のポリエチレングリ
コールを徐々に溶解させることによりゲル状の燃料組成
物iooogを得た。
該ゲル状燃料のうち309を、上部の水平断面が直径8
c!nの円形で、下部の断面が同じく直径6CInの円
形で4aの深さのステンレス製の燃焼容器に、充填し、
架台を置き、マツチで容易に点火した後、架台の上にア
ルミ製のやかんをのせて、装置した。
16分後やかんの水は沸騰し始めた。この間何ら音を発
生することなく、かつ、臭気もなく快調に燃焼が進行し
た。
また、ナトリュームの塩の炎色反応とあいまって、火炎
も黄色になりがちで、有色の火炎を形成し、屋外の晴天
下でも着火の様子を明確であった。
実施例−2 まず、120gの水に1.8gの塩化ナトリュームを溶
解させた後、この水溶液に600gのイソプロピルアル
コールおよび262gのメチルアルコールを混合し、さ
らに16fJの分子量700万のポリエチレングリコー
ルを徐々に溶解させることによりゲル状の燃料組成物を
約1000g得た。
該ゲル状燃料のうち30gを、上部の水平断面が直径8
C!IIの円形で、下部の断面が同じく直径6c11の
円形で4CIHの深さのステンレス製の燃焼容器に、充
填し、架台を置き、マツチで容易に点火した後、架台の
上にアルミ製のやかんをのせて、放置した。
15.5分後やかんの水は沸騰し始めた。この間何ら音
を発生することなく、かつ、臭気もなく快調に燃焼が進
行した。
また、ナトリュームの塩の炎色反応とあいまって、火炎
も黄色になりがちで、有色の火炎を形成し、屋外の晴天
下でも着火の様子を明確であった。
実施例−3 まず、140fJの水に1.5gの塩化ナトリュームを
溶解させた後、この水溶液に700gのイソプロピルア
ルコールおよび142gのメチルアルコールを混合し、
さらに16gの分子量300万のポリエチレングリコー
ルを徐々に溶解させることによりゲル状の燃料組成物を
約1000g得た。
該ゲル状燃料のうち25gを、上部の水平断面が直径8
αの円形で、下部の断面が同じく直径6αの円形で40
の深さのステンレス製の燃焼容器に、充填し、架台を置
き、マツチで容易に点火した後、架台の上にアルミ製の
やかんをのせて、放置した。
15分後やかんの水は沸騰し始めた。この間何ら音を発
生することなく、かつ、臭気もなく快調に燃焼が進行し
た。
また、ナトリュームの塩の炎色反応とあいまって、火炎
も黄色になりがちで、有色の火炎を形成し、屋外の晴天
下でも着火の様子を明確であった。
比較例−1 120gの水におよび864gのメチルアルコールを混
合し、さらに16gの分子量700万のポリエチレング
リコールを徐々に溶解させることによりゲル状の燃料組
成物1000gを得た。
該ゲル状燃料のうち30gを、上部の水平断面が直径5
ctnの円形で、下部の断面が同じく直径6cJIの円
形で4C1nの深さのステンレス製の燃焼容器に、充填
し、架台を置き、マツチで容易に点火した後、架台の上
にアルミ製のやかんをのせて、放置した。
23分後やかんの水は沸騰し始めた。この間何ら音を発
生することなく、かつ、臭気もなく快調に燃焼が進行し
た。しかし、火炎の色が非常に薄く、屋外の晴天下では
着火の様子を明確ではなかった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 炎色反応を呈しながら蒸発燃焼する次の成分(イ)
    50重量%以上のイソプロピルアルコール(ロ)10〜
    45重量%のメチルアルコール(ハ)3〜20重量%の
    水 (ニ)0.5〜2重量%のポリエチレングリコール(ホ
    )0.05〜0.5重量%のナトリュームの塩からなる
    ことを特徴とするゲル状携帯燃料組成物。 2 特許請求の範囲第1項に記載のポリエチレングリコ
    ールの分子量が50万〜1000万であるゲル状携帯燃
    料組成物。 3 特許請求の範囲第1項に記載のナトリュームの塩が
    塩化ナトリュームであるゲル状携帯燃料組成物。
JP627686A 1986-01-17 1986-01-17 ゲル状携帯燃料組成物 Granted JPS62164794A (ja)

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JP627686A JPS62164794A (ja) 1986-01-17 1986-01-17 ゲル状携帯燃料組成物

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JP627686A JPS62164794A (ja) 1986-01-17 1986-01-17 ゲル状携帯燃料組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62164794A true JPS62164794A (ja) 1987-07-21
JPH0548797B2 JPH0548797B2 (ja) 1993-07-22

Family

ID=11633883

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JP627686A Granted JPS62164794A (ja) 1986-01-17 1986-01-17 ゲル状携帯燃料組成物

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02258012A (ja) * 1988-11-09 1990-10-18 Union Carbide Canada Ltd ガス流から二酸化硫黄を除去及び回収する方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02258012A (ja) * 1988-11-09 1990-10-18 Union Carbide Canada Ltd ガス流から二酸化硫黄を除去及び回収する方法

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JPH0548797B2 (ja) 1993-07-22

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