JPS62164026A - 電気光学的装置 - Google Patents
電気光学的装置Info
- Publication number
- JPS62164026A JPS62164026A JP584386A JP584386A JPS62164026A JP S62164026 A JPS62164026 A JP S62164026A JP 584386 A JP584386 A JP 584386A JP 584386 A JP584386 A JP 584386A JP S62164026 A JPS62164026 A JP S62164026A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frequency
- voltage
- liquid crystal
- contrast
- crystal cell
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は強誘電性液晶化合物の電気光学的効果に関する
ものである。更に詳しくは、誘電異方性が正である強誘
電性液晶化合物を用い、特定範囲の電圧を印加し、電気
光学的効果のコントラスト比を最大ならしめる、又は制
御する電気光学的装置に関する。該装置は広い用途の光
シヤツターとして利用することができる。
ものである。更に詳しくは、誘電異方性が正である強誘
電性液晶化合物を用い、特定範囲の電圧を印加し、電気
光学的効果のコントラスト比を最大ならしめる、又は制
御する電気光学的装置に関する。該装置は広い用途の光
シヤツターとして利用することができる。
(従来の技術)
強誘電性液晶化合物を用い、これに電界を印加したとき
、その光学的効果は、明と暗の二つのうちいづれかであ
るとされていた。即ち、光の透過[式中I。は入射偏光
の強度、ψはプラス電界を印加したときの液晶媒質の光
学的主軸(異常光線の偏りの方向)と偏光子の偏光軸と
のなす角度(図−1) dは液晶セルの厚さ、Anは液晶化合物の複屈折率、λ
は光の波長を示す。図において@、Oは自発分極の方向
を示す。コ で示される。
、その光学的効果は、明と暗の二つのうちいづれかであ
るとされていた。即ち、光の透過[式中I。は入射偏光
の強度、ψはプラス電界を印加したときの液晶媒質の光
学的主軸(異常光線の偏りの方向)と偏光子の偏光軸と
のなす角度(図−1) dは液晶セルの厚さ、Anは液晶化合物の複屈折率、λ
は光の波長を示す。図において@、Oは自発分極の方向
を示す。コ で示される。
従来の方式においては光の透過強度は強誘電性液晶化合
物の場合、上式のψの値が印加電界の符号を変えること
によってのみ、変わるという原理に立脚していた。事実
、電界の符号を変えてセルの透過光の強さを変えていた
(特開昭56 107216ノーエルクラーク、スベン
ラゲルヴオール)。か\る場合においては、強?1g
’+J性液晶化合物自体の持つ特性値チルト角に従って
透過光の強さは一義的に定まってしまうので、か\る方
法では表示装置素子に明暗いずれかの状態を保持させる
ことはできるが、中間色所謂グレースケールを現出させ
ることは不可能であるという問題点を持っている。この
問題に対する解決方法については、精確にコントロール
できる方法が確立されていた訳ではなく、一つのドメイ
ン形成においてその中に他のドメインが混在することで
グレースケールが出ていた。だから、その制御を再現性
よく行なうことは不可能に近い。
物の場合、上式のψの値が印加電界の符号を変えること
によってのみ、変わるという原理に立脚していた。事実
、電界の符号を変えてセルの透過光の強さを変えていた
(特開昭56 107216ノーエルクラーク、スベン
ラゲルヴオール)。か\る場合においては、強?1g
’+J性液晶化合物自体の持つ特性値チルト角に従って
透過光の強さは一義的に定まってしまうので、か\る方
法では表示装置素子に明暗いずれかの状態を保持させる
ことはできるが、中間色所謂グレースケールを現出させ
ることは不可能であるという問題点を持っている。この
問題に対する解決方法については、精確にコントロール
できる方法が確立されていた訳ではなく、一つのドメイ
ン形成においてその中に他のドメインが混在することで
グレースケールが出ていた。だから、その制御を再現性
よく行なうことは不可能に近い。
(発明が解決しようとする問題点)
本発明者らは、正の誘電異法性を持つ強・誘電性液晶化
合物を用い、電圧の符号−と+とに対応する透過光の強
度比(コントラスト) I(+)/ I(−)(また
はI”/ I″′)が印加電圧振幅と周波数により著し
く、かつ、再現性よく変化することを見出した。そして
、この変化は特定な電圧振幅と特定な周波数で上に凸な
曲線状となり、ピークが現われる。且つ、振舞に電圧閾
値があることを見出した。これらの効果は正の誘電異方
性をもつ強誘電性液晶に固有のものである。誘電異方性
が正であるとそれが負の場合と比較して、ある電圧以上
では光スウィッチ動作における分子の運動が異なってく
るために固有の効果を生じる。そこで、コントラストが
ピークとなるときの印加電圧と周波数を設定することに
より最大のコントラスト比を得ることが出来るのみなら
ず、V waxより高い、又は低い電圧を印加したとき
のコントラストの強さを制御し、グレースケール特性を
持たせることが出来る。また、閾値特性は時分割マトリ
クス駆動を可能にする。従来の研究では誘電異方性につ
いては関知しないか(特開昭56−107216)、ま
たは双安定性を持たせるためむしろ負の誘電異方性の強
誘電性液晶を用いている(第11回液晶討論会、昭和6
0年10月於金沢大学、2No5、羽藤、村山等)。
合物を用い、電圧の符号−と+とに対応する透過光の強
度比(コントラスト) I(+)/ I(−)(また
はI”/ I″′)が印加電圧振幅と周波数により著し
く、かつ、再現性よく変化することを見出した。そして
、この変化は特定な電圧振幅と特定な周波数で上に凸な
曲線状となり、ピークが現われる。且つ、振舞に電圧閾
値があることを見出した。これらの効果は正の誘電異方
性をもつ強誘電性液晶に固有のものである。誘電異方性
が正であるとそれが負の場合と比較して、ある電圧以上
では光スウィッチ動作における分子の運動が異なってく
るために固有の効果を生じる。そこで、コントラストが
ピークとなるときの印加電圧と周波数を設定することに
より最大のコントラスト比を得ることが出来るのみなら
ず、V waxより高い、又は低い電圧を印加したとき
のコントラストの強さを制御し、グレースケール特性を
持たせることが出来る。また、閾値特性は時分割マトリ
クス駆動を可能にする。従来の研究では誘電異方性につ
いては関知しないか(特開昭56−107216)、ま
たは双安定性を持たせるためむしろ負の誘電異方性の強
誘電性液晶を用いている(第11回液晶討論会、昭和6
0年10月於金沢大学、2No5、羽藤、村山等)。
(問題を解決するための手段)
本発明者らは、誘電異方性△Eが正である強誘電異方性
液晶化合物を用いて“、液晶セルをつくり、これに交番
矩形波電圧を印加してコントラストを測定したところ、
ある範囲の振幅電圧と周波数において、コントラストが
大きく変化し、且つ、その変化の状態には閾値電圧を伴
ったピークが存在することを見出した。即ち、コントラ
ストが最高となる最M電圧Vmaxと最適周波数f m
axが存在するということである。か\る現象は今まで
知られていないものである。これらを図−2に示す。
液晶化合物を用いて“、液晶セルをつくり、これに交番
矩形波電圧を印加してコントラストを測定したところ、
ある範囲の振幅電圧と周波数において、コントラストが
大きく変化し、且つ、その変化の状態には閾値電圧を伴
ったピークが存在することを見出した。即ち、コントラ
ストが最高となる最M電圧Vmaxと最適周波数f m
axが存在するということである。か\る現象は今まで
知られていないものである。これらを図−2に示す。
f maxはコントラストを最強ならしめる最適周波数
を、fは周波数が高い場合のコントラストの変化、その
間にあるものは周波数がf maxとfの間にあること
、を意味する。コントラスト比最大を与える電圧Vma
xと周波数f maxの意味が図中に記入しである。
を、fは周波数が高い場合のコントラストの変化、その
間にあるものは周波数がf maxとfの間にあること
、を意味する。コントラスト比最大を与える電圧Vma
xと周波数f maxの意味が図中に記入しである。
ここにおいて、Aεが正(ΔEΣ2)である強誘電性液
晶化合物としては本件出願人の出願に係る特願昭59−
117209、同59−141700、n 59−14
4027、同60−42116、同59−215367
、同59−250171、同59−250172などに
開示されている。
晶化合物としては本件出願人の出願に係る特願昭59−
117209、同59−141700、n 59−14
4027、同60−42116、同59−215367
、同59−250171、同59−250172などに
開示されている。
即ち、
R−心司と及R1
Rm:C,〜C1,のアルキル、アルコキシ、アルキル
オキシカルボニルを表わす。
オキシカルボニルを表わす。
Rn:C,〜C14のアルキル、アルコキシ、アルキル
オキシカルボニルを表わす。
オキシカルボニルを表わす。
Rm、Rnのどちらか一方は、次の光学活性舎:合7合
−c@ニー祿づ。
−c@ニー祿づ。
Rm、Rn:上記と同様の基を表わす。
Rm、Rnのどちらか一方は上記と同様な光学活性基を
表わす。
表わす。
08)7合一 C?Ia−喝づ。
xニーcoo−1−CH=N−を表わす。
があげられる。
液晶セルの厚さは、強誘電性液晶化合物の自発分極の方
向性に関係するので、一定厚さ以下でなければならず、
その厚さは10μm以下、好ましくは5μm以下である
6次に印加する電圧振幅は2vから50Vの範囲好まし
くは3■から30Vであり、その周波数は20 Hzか
ら2.5KHz、好ましくは100Hzから2KHzで
ある。
向性に関係するので、一定厚さ以下でなければならず、
その厚さは10μm以下、好ましくは5μm以下である
6次に印加する電圧振幅は2vから50Vの範囲好まし
くは3■から30Vであり、その周波数は20 Hzか
ら2.5KHz、好ましくは100Hzから2KHzで
ある。
以下本発明の装置の概要及びその装置の駆動方法を記述
して本発明を詳述するが、本発明はこれによって制限を
受けるものではない。
して本発明を詳述するが、本発明はこれによって制限を
受けるものではない。
実施例
ITO付ガタガラス基板向膜(ポリイミド)を塗布した
後、ラビング処理、スペーサーによりセル厚を1.9μ
mに制御したセルに、液晶Xを注入して液晶セルとした
。この液晶セルを(図−5)に配置し、矩形波AC電界
を印加し、クロスニコル下での光応答を測定した。得ら
れた結果を(図−3)(図−4)に示す。
後、ラビング処理、スペーサーによりセル厚を1.9μ
mに制御したセルに、液晶Xを注入して液晶セルとした
。この液晶セルを(図−5)に配置し、矩形波AC電界
を印加し、クロスニコル下での光応答を測定した。得ら
れた結果を(図−3)(図−4)に示す。
図1は電界印加によって液晶化合物が駆動される状態を
示す。Pは偏光子の偏光軸、Aは検光子の偏光軸、E
は−電圧、E は十電圧、ψは液晶化合物の駆動角、
(E)、@は自発分極の方向(θは紙面裏から表への方
向、Oはその逆)を示す。 図2は印加電圧■とコントラストCRの関係を周波数を
変えた場合の変化状態を示す。コントラストを最強なら
しめる電圧Vmaスが存在すること、周波数についても
最適周波数が存在することが判る。 図3は周波数毎に電圧を変化させたときのコントラスト
の変化を示す。測定に使った光線の波長は534nmで
ある。 図4は周波数を500 Hzとし電圧を変化させたとき
、コントラストの変化を特定波長の光について測定した
結果を示す。Rは633nm、Gは534nmn、Bは
470nmの波長であることを示す。 図5は本発明電気光学的駆動装置とその測定系統の概念
図を示す。Aは検光偏光板、Pは偏光板、Bは恒温槽、
Cは電気光学的駆動装置である液晶Xを注入したセル、
Dはフォトマル、Fはオッシロスコープ、Gは光源、H
は印加電圧用電極、→は光路を示す。 15J3 +0 2030t+0 一一一〉V ′。 20304も V
示す。Pは偏光子の偏光軸、Aは検光子の偏光軸、E
は−電圧、E は十電圧、ψは液晶化合物の駆動角、
(E)、@は自発分極の方向(θは紙面裏から表への方
向、Oはその逆)を示す。 図2は印加電圧■とコントラストCRの関係を周波数を
変えた場合の変化状態を示す。コントラストを最強なら
しめる電圧Vmaスが存在すること、周波数についても
最適周波数が存在することが判る。 図3は周波数毎に電圧を変化させたときのコントラスト
の変化を示す。測定に使った光線の波長は534nmで
ある。 図4は周波数を500 Hzとし電圧を変化させたとき
、コントラストの変化を特定波長の光について測定した
結果を示す。Rは633nm、Gは534nmn、Bは
470nmの波長であることを示す。 図5は本発明電気光学的駆動装置とその測定系統の概念
図を示す。Aは検光偏光板、Pは偏光板、Bは恒温槽、
Cは電気光学的駆動装置である液晶Xを注入したセル、
Dはフォトマル、Fはオッシロスコープ、Gは光源、H
は印加電圧用電極、→は光路を示す。 15J3 +0 2030t+0 一一一〉V ′。 20304も V
Claims (1)
- 誘電異方性が正である強誘電性液晶化合物を挟持せる液
晶セルにおいて、印加電圧及びその周波数を制御して印
加することにより変調される透過光または反射光のコン
トラストを最大ならしめ、あるいは制御することを特徴
とする電気光学的装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP584386A JPS62164026A (ja) | 1986-01-14 | 1986-01-14 | 電気光学的装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP584386A JPS62164026A (ja) | 1986-01-14 | 1986-01-14 | 電気光学的装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62164026A true JPS62164026A (ja) | 1987-07-20 |
Family
ID=11622293
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP584386A Pending JPS62164026A (ja) | 1986-01-14 | 1986-01-14 | 電気光学的装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62164026A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6015624A (ja) * | 1983-07-08 | 1985-01-26 | Hitachi Ltd | 液晶プリンタの駆動方法 |
JPS60123825A (ja) * | 1983-12-09 | 1985-07-02 | Seiko Instr & Electronics Ltd | 液晶表示素子 |
-
1986
- 1986-01-14 JP JP584386A patent/JPS62164026A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6015624A (ja) * | 1983-07-08 | 1985-01-26 | Hitachi Ltd | 液晶プリンタの駆動方法 |
JPS60123825A (ja) * | 1983-12-09 | 1985-07-02 | Seiko Instr & Electronics Ltd | 液晶表示素子 |
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