JPS62163072A - 回転式現像装置 - Google Patents

回転式現像装置

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JPS62163072A
JPS62163072A JP61005525A JP552586A JPS62163072A JP S62163072 A JPS62163072 A JP S62163072A JP 61005525 A JP61005525 A JP 61005525A JP 552586 A JP552586 A JP 552586A JP S62163072 A JPS62163072 A JP S62163072A
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JP61005525A
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Kenichi Iwamoto
研一 岩本
Shoichiro Yoshiura
昭一郎 吉浦
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く技術分野〉 この発明は、複数個の現像ユニットを備えた回転式現像
装置に関する。
〈従来技術とその欠点〉 複数のモノカラーコピーを行おうとする場合、一般には
、色毎に現像槽を交換する必要がある。
典型的な画像形成装置では、色の異なった現像剤が収容
されている複数の現像槽を用意しておき、使用する色の
現像槽を画像形成装置の前面パネルを開いて交換できる
構造にしている。しかし、この装置では本体に装着でき
る現像槽の数が一つだけであるために、コピーの色を変
えたい場合には必ず現像槽を交換しなければならず非常
に不便である。
そこで特公昭55−3707では、感光体ドラムの周囲
に複数の現像槽を配置しておき、任意の現像槽を使用で
きる現像装置を提案している。
しかしこの装置では現像槽の感光体ドラムの周囲を占め
る割合が大きくなり他の画像形成プロセ大手段に影舌を
及ぼす。さらに各現像槽毎に露光位置から現像位置まで
の距離が異なるため、色調、画像コントラスト等が現像
槽毎に異なってくるという問題が生じる可能性がある。
また現像槽の感光体ドラム表面に対する現像角度もそれ
ぞれ異なるために現像槽の形状もそれぞれ変える必要が
あり、全体として現像槽の製造コストが高くなる不都合
がある。
特公昭46−13478では複数の現像槽を同一軸上に
回転自在に支持した画像形成装置が提案されている。し
かしこの画像形成装置では、各現像槽が常に同一方向を
向いているために駆動機構が複雑となり、しかもスペー
ス的に大型になる欠点がある。
特公昭55−20579では複数の現像槽を回転自在に
支持して、選択的に一つの現像槽を感光体ドラムに対向
させるように構成している。このような構造の回転式現
像装置では、上記特公昭55−3707および特公昭4
6−13478に開示されているような現像装置の欠点
は解消できるが、使用できる現像色を多(しようとする
とその数に対応した現像槽を予め七ソト口なければなら
ないために、使用できる現像色が多くなればなるして選
択的に一つの現像ユニットを感光体ドラムに対向させる
とともに、複数の現像ユニットの各々が交換可能である
回転式現像装置の現像ユニット交換装置を提案した。
しかしこのような装置において、二つの現像ユニットを
それぞれその回転方向に関係なく回転できるようにして
しまうと、受皿内で各現像ユニットの開口部から飛散し
た現像剤が混ざり合い、その混ざり合った現像剤が現像
ユニットを回転しているときにその現像ユニット内の現
像剤と混ざることになる。この場合、有彩色の現像剤に
白色系を除く黒色等の無彩色現像剤が混ざると、現像時
の画質が極めて悪くなる欠点がある。
〈発明の目的〉 この発明の目的は、それぞれの現像ユニソhの回転範囲
を規制することによって受皿内で現像剤が混ざらないよ
うにするとともに、仮に多少混ざっても有彩色の現像剤
に無彩色の現像剤が混ざるのを防止することのできる回
転式現像装置を提供することにある。
〈発明の構成および効果〉 この発明は、感光体ドラムの側方に配置され、有彩色現
像剤を収容する第1の現像ユニソ1−および白色現像剤
を除く無彩色現像剤を収容する第2の現像ユニットから
なる二つの現像ユニットを回転自在に支持して選択的に
一つの現像ユニットを感光体ドラムに対向させるととも
に、前記二つの現像ユニットの各々が交換可能に装着さ
れ、かつ下方に飛散現像剤の受皿を設けた画像形成装置
の回転式現像装置において、 前記第1の現像ユニットの回転範囲を上半分に規制し、
前記第2の現像ユニットの回転範囲を下半分に規制する
回転規制手段を設けるとともに、前記第1の現像ユニッ
トを現像装置本体の上側にのみ装着可能にする装着位置
制限手段を設けたことを特徴とする。
上記のように構成することにより、この発明によれば、
有彩色現像剤を収容する第1の現像ユニットは上半分の
範囲においてのみ回転可能であるため、受皿には第1の
現像ユニットから有彩色の現像剤が飛散して付着するの
をほとんど防止できる。しかも現像装置本体の上側には
第1の現像ユニットしか装着できないために、受皿には
、少量の有彩色現像剤が付着するにすぎない。したがっ
て現像装置本体の下側に無彩色の現像ユニットが装着さ
れている場合に、受皿には、より多量の無彩色現像剤中
に少量の有彩色現像剤が混ざるだけとなる。このため第
2の現像ユニット内にその受皿内の混ざった現像剤が入
り込んでも画質に悪影響を及ぼすことがほとんどない利
点がある。
〈実施例〉 (a)複写機の要部構造 第2図はこの発明の実施例である現像ユニット交換装置
を使用した複写機の要部概略構成図である。図において
lは感光体ドラムである。この感光体ドラム1の周囲に
1st帯電器2.集束性光伝送体31回転式現像装置4
.転写チャージャ5、剥離ローラ6、クリーナユニット
7がこの順に配置されている。1stチヤージヤ2は感
光体ドラム1の表面を一様に帯電する。集束性光伝送体
3は原稿8の像を感光体ドラム表面に結像する。
用紙10は図外の給紙力セントより搬送路9を介して転
写部へと搬送される。クリーナユニット7は先端が感光
体ドラム表面に当接したブレード70およびこのブレー
ド70によってかき落とされた廃トナーを収容する廃ト
ナーボックスを備えている。
前記回転式現像装置4は二つの現像ユニッI−A、Bで
構成されている。第1の現像ユニットAは有彩色の現像
剤を収容する。第2の現像ユニットBは黒色(無彩色)
の現像剤を収容する。これらの現像ユニットA、Bは回
転軸Oを中心に時計方向(F方向)および反時計方向(
E方向)のいずれかの方向に回転させることができる。
回転軸Oの先端には回転レバー25が取り付けられてい
るため、この回転レバー25を操作することで現像ユニ
ットの回転が可能である。しかしこの回転レバー25は
ストッパ26によってその回転範囲が規制されている。
すなわち、現像ユニソI−A、Bがそれぞれx −y 
gを中心に上半分、下半分の回転範囲に規制されている
。回転レバー25がE方向に一杯回転してストッパ26
の一方のストッパ片26aに当接したとき(図の実線位
置)現像ユニットAの現像ローラが感光体ドラム1に対
向する位置関係となる。回転レバー25がF方向に一杯
回転してストッパ26の他方のストッパ片26bに当接
したとき(図の2点鎖線位置)現像ユニットBの現像ロ
ーラが感光体ドラム1に対向する位置関係となる。スト
ッパ26は本発明の回転規制手段に対応している。
現像ユニソi Aは現像槽20とホッパ21とで構成さ
れている。現像槽20は開口部20cを備え、内部に現
像ローラ2Qaおよび攪拌ローラ20bを備えている。
また現像槽20とホッパ21との間にはトナー補給ロー
ラ22が設けられている。ホッパ21は現像槽20内の
現像剤23が少なくなったときに補給ローラ22を介し
て現像剤を補給するものである。現像ユニットBは上記
現像ユニッ)Aに回転軸Oを中心に点対称に設けられて
いる。この現像ユニソl−Bも上記現像ユニットAと同
じ構成を有している。
前記回転式現像装置4の下方には現像ユニットA、Bか
ら飛散する現像剤の受皿27が設けられている。この受
皿27の配置位置は、現像ユニットBが回転して現像ロ
ーラ20aが下方を向いたときそのローラ表面に形成さ
れている磁気ブラシが受皿内に付着している現像剤に接
触する程度の位置である。
(bl現像ユニット交換装置の構造 i9回転支持板付近の構造 第1図は上記回転式現像装置の現像ユニット交換装置の
構造を示す図である。
有彩色現像剤を収容する現像ユニットAは図に向かって
その右側方に、連結可能なローラ駆動部50.51と保
合部を構成する保合用突起52を備えている。また現像
ユニットAめ左側の側面下方にも係合用突起52と対称
な位置に係合用突起54を備えている。無彩色現像剤を
収容する現像ユニットBは、上記現像ユニッl−Aと略
同じ構成であるが、係合用突起52’、54’の大きさ
が係合用突起52.54よりも小さく設定されている。
また本実施例ではこれらのローラ駆動部50.51およ
び係合用突起52の他に電気的な接続を行うためのコネ
クタ53が設けられている。さらに現像ユニッl−Aの
前面の両端部上方には、後述する位置合わせ用アームに
係合するアーム係合突起55.56が設けられている。
また底部にも位置合わせ用アームに係合するアーム係合
溝59が設けられている。ローラ駆動部51は図示しな
い現像ローラ20aの回転軸に連結され、ローラ駆動部
50は攪拌ローラ20bの回転軸に連結されている。こ
れらのローラ駆動部50.51は後述する連結装置に連
結されて複写機本体から駆動力が伝達される。なお、現
像ユニットBも図に2点鎖線で示すようにローラ駆動部
、コネクタを偏えている。
複写機本体のハウジングには回転式現像装置の支持部が
設けられている。この支持部は現像ユニソ)A、Bを左
右両側で支持する。図に向かって右側の支持部には左右
両側が切欠かれた右回転支持板60と、この回転支持板
60の回転ドラム側の切欠部に位置する連結板61とを
備えている。
連結板61は現像ユニット軸方向に移動可能であり、そ
の内側に現像ユニソl−Aのローラ駆動部50.51に
それぞれ係合可能な連結部61a、61bが設けられ、
さらにコネクタ53に保合可能なコネクタ受け61Cが
設けられている。
右回転支持板60の内側には、上方が開口し垂直に下方
に向かって延設された案内溝65、および下方が開口し
上記案内溝65と同様に垂直に上方に向かって延設され
た案内#66が設けられている。案内溝66の幅は案内
溝65の幅よりも小さい。これらの案内溝のうち、案内
a65には現像ユニソl−Aの係合用突起52が入り、
案内溝66には現像ユニ’y h Bの係合用突起52
′が入る。案内溝65.66の幅が異なり係合用突起5
2′に比較して係合用突起52の大きさが大きいために
、係合用突起52は案内溝66に入らない。
現像ユニソl−Bを装着するには、後述する機構で案内
溝66の開口が上方を向くようにしてから行う。案内溝
65に添って装着された現像ユニットは第2図のX−Y
線下側において回転し、案内溝66に添って装着された
現像ユニットはX−Y線下側において回転する。
案内溝65の下端部には少し幅広の溝部を形成しており
、ここが現像ユニットAの係合用突起52が係合する係
合受は部63となる。また案内溝66の上端にも幅広部
が形成されており、ここが現像ユニットBの保合用突起
52′に係合する保合受は部64となる。右回転支持板
60にはさらに上方に長孔67.68が切欠かれ、下方
に長孔69.70が切欠かれている。これらの長孔67
.68には、後述する位置合わせ用アーム62a、62
bが現像ユニット軸方向に右回転支持板60の外側から
挿入されている。同様に長孔69゜70にも位置合わせ
用アーム62c、62dが現像ユニット軸方向に挿入さ
れている。後述するようにごれらの位置合わせ用アーム
62a〜62dは長孔67〜70に沿って感光体ドラム
方向に移動可能である。現像ユニソ1〜A、Bが装着さ
れた状態で、この位置合わせ用アーム62a〜62dを
感光体ドラム方向に移動すると、現像ユニットに設けら
れている係合用突起が案内溝の上下端部に形成されてい
る保合受は部に係合し、現像ユニ・ノhの位置合わせが
行われる。なお、右回転支持板60に対向し、現像ユニ
ットの長さだけ離れた位置には現像ユニットの左側面を
支持する左回転支持板80が設けられている。この左回
転支持板80の内側にも右回転支持板60に垂直方向に
形成されている案内溝65と同じ位置に同じ大きさの案
内溝81が設けられ、さらに他の案内溝66と同じ位置
にももう一つの案内溝(図示せず)が形成されている。
この案内溝81の下端部には保合受は部82が設けられ
ている。現像ユニソl−Aの係合用突起54がこの係合
受げ部82に係合する。さらに上記位置合わせ用アーム
62a、62bに対向する位置に位置合わせ用アーム8
3a。
83bが感光体ドラム方向に移動可能に設けられ、同様
に下側にも図示しない位置合わせ用アーム83C,83
dが位置合わせ用アーム62c、62dに対向するよう
に設けられている。第6図は現像ユニッl−A、Bが装
着され、位置合わせ用アーム62a〜62dが現像ユニ
ットのアーム係合突起、アーム係合溝(第1図参照)に
係合している状態を示している。図において55.59
は現像ユニッI−Aのアーム係合突起、アーム係合溝で
あり、57.58は現像ユニットBのアーム係合突起、
アーム係合溝である。
ii 、開閉板の構造 前記回転支持板60.80の上方すなわち現像ユニット
を含む現像装置の上方のハウジングには、開閉板90が
回動自在に設けられている。この開閉板90を開いたと
きに形成される開口部89の大きさは、ちょうど一つの
現像ユニットを通すことのできる大きさに設定されてい
る。また後述するようにこの開閉板90に連結されたリ
ンク機構によって、開閉板90の開閉動作に応じて位置
合わせ用アーム62  (62a 〜(32d)、83
  (832〜83d)が感光体ドラム方向に移動し、
かつ連結板6Iが現像ユニント軸方向に移動する。開閉
板90を開くと位置合わせ用アーム62゜83が感光体
ドラム1と反対の方向に移動する。
また連結板61は連結状態を解除する方向に移動する。
連結板61が連結解除方向に移動し、かつ位置合わせ用
アーム62.83が感光体ドラムと反対の方向に移動す
ることによって、感光体ドラム側に位置する現像ユニソ
l−Aの係合用突起52.54と、感光体ドラム側に位
置している案内溝65.81の下端部に設けられている
係合受は部63.82との保合は解除され、現像ユニッ
トAは案内溝65.81に沿って上方に移動できる状態
となる。すなわち現像ユニットAを、開閉板90が開く
ことによって形成された開口部89を介して現像装置か
ら取り外すことが可能になる。なお、この場合現像ユニ
ソl−Bも下方向に抜ける状態となるため、それを防ぐ
ために図示しない支持板によって現像ユニットBが下方
に落下しないようにしている。
iii 、  リンク機構その他の構造第3図(A)は
上記リンク機構および右回転支持板60の背面図を示し
、同図(B)はその側面図を示している。
開閉板90は支点91を中心に図の実線で示す位置と二
点鎖線で示す位置の90度の範囲を回動させることがで
きる。開閉板90の側方に取り付けられた開閉板アング
ル92には斜めに切欠がれた長孔93が形成されている
。この長孔93に連結ロッド94の一端が係止されてい
る。連結ロッド94は水平に配置され、その他端は、回
転軸96を支点に回動自在な逆り型のレバー95の短片
95aに係止されている。この短片95aは略水平状態
に位置し、長片95bは下方向に向くように配置されて
いる。この長片95bの先端にはワイヤ96の一端が係
止されている。ワイヤ96は水平状態に配置され、その
他端は第3図(B)に示すようにハウジング97に開け
られた孔98を貫通して連結板61に係止されている。
ワイヤ96は上記孔98の位置で直角に折り曲げられた
状態となっている。
連結板61は第1図に示すように連結部61a、61b
を備えるとともにコネクク受け61Cを備えている。こ
の連結板61は前述したように現像ユニット軸方向に移
動可能であって、移動時に軸99が軸受は部100内を
スライドできるようになっている。
前記レバー95の垂直片95bの先端はさらにL字状ス
ライド仮101の左側端部に係止している。このL字状
スライド板101はその水平片のやや右側よりに長孔1
01aを有し、この長孔101aに、右回転支持板60
に一端が固定された回転軸102が貫通している。また
このL字状スライド仮101の右端部には鍵部101b
が形成されている。この鍵部101bは後述するアーム
連結部材の嵌合部105に嵌合している。
前記位置合わせ用アーム62aと62cは(第1図参照
)右回転支持板60の外側でアーム連結部材103によ
って連結されている。また位置合わせ用アーム62bと
62dとは上記アーム連結部材103にほぼ平行に配設
されているもう一つのアーム連結部材104によって連
結されている。アーム連結部材103のほぼ中央部には
嵌合部105が設けられ、上述したようにこの嵌合部1
05にL字状スライド板101の鍵部101bが嵌合し
ている。アーム連結部材103と104との間には上下
にスプリング106,107が架けられている。
第4図はレバー95を回転自在に支持する回転軸96の
両端部付近を示している。図示するように、回転軸96
の左端部にもレバー110が取り付けられている。この
レバー110は回転軸96の右端部に設けられているレ
バー95の垂直片95bと同じ形状を有し、その先端部
はL字状スライド板105に係止している。L字状スラ
イド仮105は、左回転支持板80において位置合わせ
用アーム83(83a〜83d)を感光体ドラム方向に
移動させるときに動作する。なお、第1図においては左
回転支持板80に第3図(A)に示すようなアーム連結
部材103,104を図示していないが、この左回転支
持板80にも右回転支持板60と同様に上下の位置合わ
せ用アームを連結するアーム連結部材が設けられている
。第5図にこの左回転支持板80を外側から見た図(背
面図)を示す。図において110,111が右回転支持
板60のアーム連結部材103,104にそれぞれ対応
するアーム連結部材である。左回転支持部材80にはそ
の上方に長孔112,113、下方に長孔114,11
5を備えている。またその中心に左回転支持板80に一
端が固定された回転軸116が設けられている。さらに
L字状スライド板105の左端部には鍵部105bが設
けられ、アーム連結部材110のほぼ中央部にはこの鍵
部105bが嵌合する嵌合部117が設けられている。
またアーム連結部材110と111との間には上下にス
プリング118,119が架けられている。アーム連結
部材110は上記長孔112.114を介して位置合わ
せ用アーム83aと図外の位置合わせ用アーム83C(
位置合わせ用アーム62cに対向した位置に設けられて
いる。
)とを連結する。またアーム連結部材111は位置合わ
せ用アーム83bと図外の位置合わせ用アーム83d(
位置合わせ用アーム62dに対向した位置に設けられて
いる。)とを連結する。
前記左回転支持板80はほぼ円板状であるが、その周囲
の対向する二点に切欠部80a、80bが設けられてい
る。さらにこの左回転支持板80の切欠部80aまたは
80bに係合する回転規制用弾性体120が設けられて
いる。この回転規制用弾性体120は、複写機本体側に
固定される。
第5図に示す状態では回転規制用弾性体120が切欠部
80aに係合した状態となっている。  ゛第4図にお
いて、レバー95および110を回転するための回転軸
96の前端部には、位置決め解除レバー120が取り付
けられている。この位置決め解除レバー120は中央部
に位置決め孔121が設けられており、この孔121が
図示しない凸部に嵌合するまで矢印E方向に回転するこ
とができる。この位置決め解除レバー120は、開閉板
の連結ロッド94と同じ働きをする。すなわち、開閉板
90を開かなくてもこの位置決め解除レバー120を矢
印E方向に回転することによって、ワイヤ96およびス
ライド板101,105を手前のD方向に引くことがで
き、連結板61の連結状態を解除するとともに、位置合
わせ用アームを感光体ドラムと反対の方向に移動させて
、現像ユニットの係合用突起が係合受は部(63,67
,82等)に係合している状態を解除することができる
。したがって、この位置決め解除レバー120を回転さ
せて上記連結状態および位置決めされている状態を解除
することで、回転レバー25 (第2図参照)を回転す
ることにより開閉板90を閉じたまま現像ユニットを回
転させることができる。
(C1現像ユニット交換装置の作用 次に作用を説明する。
i、交換操作1 開閉板90を開く。このとき開閉板90の上方に複写機
本体の原稿M、置子テーブル位置しているときには、開
閉板90を開く前にその原稿裁置テーブルを移動させる
。開閉板90を開くと連結口・/ド94がC方向に移動
し、(第3図、第4図参照)レバー95がE方向に回転
する(約30″回転する。)。このときレバー95の長
片95bに一端が停止されているワイヤ96が引かれる
。ワイヤ96の他端はハウジング97の孔9Bを貫通し
て直角に折れ曲がって連結板61に係止されているため
、このワイヤ96が引かれるときに連結板61が矢印C
方向に移動する(第3図(B)参照)。連結板61が矢
印C方向に移動することによって連結部61a、61b
と感光体ドラム側にある現像ユニッ)Aの駆動ローラ5
0,51との連結状態が解除され、さらにコネクタ53
とコネクタ受け60Cとの結合状態も解除される。
さらに前記レバー95が矢印E方向に回転することによ
ってスライド板101が矢印り方向に移動する。すると
このスライド板101の端部に設けられている鍵部10
1bがアーム連結部材103を矢印り方向に引く。さら
にスプリング106.107を介してアーム連結部材1
04を矢印り方向に引く。これによって位置合わせ用ア
ーム62が感光体ドラム反対方向すなわちD方向に引か
れる。これによって現像ユニット全体も矢印り方向に引
かれ、現像ユニソl−Aでは係合用突起52.54の係
合受は部63.82に対する保合状態が解除される。な
お、第4図に示すように、開閉板90を開いたときにス
ライド板101とともに105も矢印り方向に移動する
ため、左回転支持板80の側においても位置合わせ用ア
ーム83が感光体ドラムと反対の方向に引かれる。した
がってこの状態で開口部89を介して現像二二ノ)Aを
外部に引き出すことができる状態となる。
ii 、交換操作2 開口部91を介して現像ユニットAを取り出し、新たな
有彩色現像剤の現像ユニソI−A’を挿入する。このと
き新たな現像ユニットA′の係合用突起を右回転支持板
60.左回転支持板80のそれぞれの案内溝65.81
に沿わせて挿入する。
この場合、交換する現像ユニッl−A’は有彩色現像剤
を収容しているから、係合用突起52(第1図参照)は
大きい。開口部が上方を向いている案内溝65の幅も大
きいから、現像ユニットA′はそのまま挿入することが
できる。しかし、案内溝66の開口部が上方を向いてい
る場合には、その幅が小さいために係合用突起52を入
れることができない。すなわち、有彩色現像剤を収容す
る現像ユニットは現像装置本体の上側にのみ装着するこ
とができる。
iii 、交換操作3 新たな有彩色現像剤の現像ユニットA′を挿入した後、
開閉板90を閉じる。すると上記の作用と反対の作用に
よって連結板61が連結状態となり、また位置合わせ用
アーム62.83が感光体ドラム方向に移動して装着状
態となる。このとき新たな現像ユニットA′の位置合わ
せが完了するiv、現像ユニットの切り換え 現像ユニットを切り換えるには、開閉板90を閉じたま
ま、位置決め解除レバー120 (第4図参照)を矢印
E方向に位置決め孔121が図外の凸部にロックされる
まで回転する。すると回転軸96も同じE方向に回転す
るため、ワイヤ96およびスライド板101,105が
矢印り方向に引かれる。これらの作用によって開閉板9
0を開いたときと同様に連結板61による連結状態が解
除される。連結板61はこのとき第3図(B)に示すよ
うに二点鎖線の位置に移動して、右回転支持板60の回
転を妨げない位置に移動する。このためその右回転支持
板60が回転可能な状態となる。また位置合わせ用アー
ム62.83も感光体ドラムと反対の方向、すなわちD
方向に移動するため位置合わせ状態が解除される。この
とき回転レバー25 (第2図参照)によって回転軸0
を回転させれば、右回転支持板60および左回転支持板
80が回転し、二つの現像ユニットもそれにしたがって
回転する。回転規制用の弾性体120が切欠き80bに
係合した位置で回転を停止させれば、現像ユニットAに
変えて現像ユニットBが感光体ドラムに対向した位置に
到達する。この状態で位置決め解除レバー120を矢印
F方向に回転させて元の位置に戻す。すると連結板61
が現像ユニッI−Bに対して連結状態となり、かつ位置
合わせ用アーム62.83が感光体ドラム側すなわち矢
印C方向に移動して位置合わせ状態となる。
以上の作用によって開閉板90を開くだけで簡慎に現像
ユニットを交換することができるとともに、現像装置内
の二つの現像ユニットのうち任意のものを感光体ドラム
側に位置させることができる。
(d)受皿内での現像剤の混ざり合い 上記の構成によって、有彩色現像剤の現像ユニットは現
像装置の上半分においてのみ回転し、無彩色現像剤の現
像ユニットは現像装置の下半分においてのみ回転するた
め、受皿27には、主に無彩色現像剤が付着し、有彩色
現像剤の付着量は極めてわずかである。また、係合用突
起52(52’)54 (54’)および案内/f!6
4,65.81の大きさが異なることにより有彩色現像
剤の現像ユニットが上側においてのみ装着可能であるか
ら、受皿27内に多量の有彩色現像剤が付着することは
ない。このためより多量の有彩色現像剤に少量の無彩色
現像剤が混ざって画像品質を低下させることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例である回転式現像装置の現像
ユニット交換装置の構造を示す斜視図、第2図は同回転
式現像装置を使用した複写機の要部構成図、第3図(A
)、  (B)は右回転支持板の背面図、左側面図を示
している。また第4図はリンク機構の一部を示す斜視図
、第5図は左回転支持板の背面図、第6図は位置合わせ
用アームと現像ユニットとの位置関係を示す図である。 ■−感光体ドラム、 50.51−ローラ駆動部、 53−コネクタ、 52.54−係合用突起、 55.56−アーム係合用突起、 6〇−右回転支持板、61一連結板、 63.64−係合受部 62a〜62d−位置合わせ用アーム、90−開閉板、
94一連結ロソド、 95−レバー、96−回転軸、 101−L字状スライド板。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)感光体ドラムの側方に配置され、有彩色現像剤を
    収容する第1の現像ユニットおよび白色現像剤を除く無
    彩色現像剤を収容する第2の現像ユニットからなる二つ
    の現像ユニットを回転自在に支持して選択的に一つの現
    像ユニットを感光体ドラムに対向させるとともに、前記
    二つの現像ユニットの各々が交換可能に装着され、かつ
    下方に飛散現像剤の受皿を設けた画像形成装置の回転式
    現像装置において、 前記第1の現像ユニットの回転範囲を上半分に規制し、
    前記第2の現像ユニットの回転範囲を下半分に規制する
    回転規制手段を設けるとともに、前記第1の現像ユニッ
    トを現像装置本体の上側にのみ装着可能にする装着位置
    制限手段を設けたことを特徴とする回転式現像装置。
JP61005525A 1986-01-13 1986-01-13 回転式現像装置 Pending JPS62163072A (ja)

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GB8700584A GB2185914B (en) 1986-01-13 1987-01-12 Rotary type developing apparatus
GB8918285A GB2219529B (en) 1986-01-13 1989-08-10 Rotary type developing apparatus
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH046078U (ja) * 1990-04-27 1992-01-21
US5612769A (en) * 1993-10-25 1997-03-18 Ricoh Company, Ltd. Submodular unit for use in a modular rotary developing apparatus

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