JPS62161894A - 炭素質固体・水スラリ−組成物 - Google Patents
炭素質固体・水スラリ−組成物Info
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- JPS62161894A JPS62161894A JP61002661A JP266186A JPS62161894A JP S62161894 A JPS62161894 A JP S62161894A JP 61002661 A JP61002661 A JP 61002661A JP 266186 A JP266186 A JP 266186A JP S62161894 A JPS62161894 A JP S62161894A
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- water
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- monomer
- carbon atoms
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- Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)
- Liquid Carbonaceous Fuels (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、流動性が良好で、安定性に優れ、直接燃焼の
可能な低コストの炭素質固体・水スラリー組成物に関す
るものである。
可能な低コストの炭素質固体・水スラリー組成物に関す
るものである。
近年、石油供給の不安定化のため、石炭、オイルコーク
ス、石油系ピッチなどの炭素質固体を有効利用する技術
開発が進められている。たとえば、これらの炭素質固体
の有効利用技術としては、熱分解、ガス化、燃か”ムあ
るいは鉄鋼業における高炉吹込重油の代替燃料、セメン
トキルンの重油の代替燃料など種々のものが考えられる
。しかしこのような谷(■利用技術において、炭素質固
体は常温で固体であるために、ハンドリングが困難であ
る上、粉塵飛散による公害死生−扮紐爆発の危険がある
などの短所があり、利用が困難になっている。
ス、石油系ピッチなどの炭素質固体を有効利用する技術
開発が進められている。たとえば、これらの炭素質固体
の有効利用技術としては、熱分解、ガス化、燃か”ムあ
るいは鉄鋼業における高炉吹込重油の代替燃料、セメン
トキルンの重油の代替燃料など種々のものが考えられる
。しかしこのような谷(■利用技術において、炭素質固
体は常温で固体であるために、ハンドリングが困難であ
る上、粉塵飛散による公害死生−扮紐爆発の危険がある
などの短所があり、利用が困難になっている。
したがってこうした炭素質固体の流体化を図り、ハンド
リングを容易にし公害発生や危険を防止することが望ま
れる。一方、炭素質固体の’PD1送コストコストるた
めにも、流体化して輸送するのが効果的である。
リングを容易にし公害発生や危険を防止することが望ま
れる。一方、炭素質固体の’PD1送コストコストるた
めにも、流体化して輸送するのが効果的である。
以上のような目的のために、炭素質固体を流体化する方
法として、スラリー化するのが効果的であるが、このス
ラリーを熱分解、ガス化、燃焼あるいは高炉への吹込、
セメントキルンの燃料などに利用するためには、スラリ
ーを高濃度化するとともに、スラリー中に懸濁する固形
物粒子が沈降して固液分離が起こることを防止する必要
がある。
法として、スラリー化するのが効果的であるが、このス
ラリーを熱分解、ガス化、燃焼あるいは高炉への吹込、
セメントキルンの燃料などに利用するためには、スラリ
ーを高濃度化するとともに、スラリー中に懸濁する固形
物粒子が沈降して固液分離が起こることを防止する必要
がある。
従来、安定な石炭・水スラリー組成物として、粒径調整
された石炭、増粘剤、界面活性剤および水からなるスラ
リー組成物、石炭、特定の陰イオンのアルカリ金属曳、
界面活性剤および水からなるスラリー組成物、特開昭5
9−100191号公報に示されるように、固体燃料、
リグニンスルホン酸のアルカリ金属塩、カルボキシメチ
ルセルロースのアルカリ金属4(CMc)および水から
なるスラリー組成物、特開昭59−4691号公報に示
されるように、炭素質物質、ナフタリンヌルホン酸塩、
カラヤガムおよび水からなるスラリー組成物が知られて
いる。
された石炭、増粘剤、界面活性剤および水からなるスラ
リー組成物、石炭、特定の陰イオンのアルカリ金属曳、
界面活性剤および水からなるスラリー組成物、特開昭5
9−100191号公報に示されるように、固体燃料、
リグニンスルホン酸のアルカリ金属塩、カルボキシメチ
ルセルロースのアルカリ金属4(CMc)および水から
なるスラリー組成物、特開昭59−4691号公報に示
されるように、炭素質物質、ナフタリンヌルホン酸塩、
カラヤガムおよび水からなるスラリー組成物が知られて
いる。
しかし上記の従来波fホjによる石炭・水スラリーは、
実用面において満足な安定性が得られず、かつ分散剤の
コストが尚く、かつ安定化剤の添加量も多いので、コス
トが嵩むという問題点を有していた。
実用面において満足な安定性が得られず、かつ分散剤の
コストが尚く、かつ安定化剤の添加量も多いので、コス
トが嵩むという問題点を有していた。
本発明者らは上記の諸点に鑑み、炭素質固体・水スラリ
ー組成物について鋭意イlJ[究を進めた結果、式中X
は炭素数2〜4のアルキレン基、nは平均で1〜100
の数であり、Yは水素、炭素数1〜5のアルキル基、フ
ェニル基または炭素数1〜9のアルキル基を1〜3個置
換基として持つアルキルフェニル基を示す。)で表わさ
れるポリアルキレンクリコールモノメタクリレート 一般式 (ただし、式中2は炭素数1〜4のアルキレン基を示し
、R1、R2は炭素数1〜5のアルキル基を示す。)で
表わされるジアルキルアミノアルキルメタクリレート (ただし、式中2は炭素数1〜4のアルキレン基を示し
、R,、R2は水素または炭素数1〜5のアルキル基を
示し、R3は水系、炭素数1〜5のアルキ整数であり、
Mは陰イオンを示す。)で表わされる4級アンモニウム
塩化メタクリレートからなる群より選ばれた少なくとも
11Fftの単量体(If)とを必須成分とし、該単量
体(b)と該単量体(II)とのモル比が1:2から1
:500の範囲にあり、かつ該単量体(b)と該単量体
(川)の合計が全単量体中50モル%以上である原料単
量体よシ得られり水溶性共重合体からなる石炭−水ヌラ
リー用分散剤(以下、分散剤N−2という)と、カルボ
キシメチルセルロースのアルカリ金属塩、とドロキンエ
チルセルロースまたはポリアクリル酸ナトリウムからな
る安定化剤とを組み合わせると、安定化の効果が顕著で
あシ、しかも安定他剤添加率が減少することを知見した
。
ー組成物について鋭意イlJ[究を進めた結果、式中X
は炭素数2〜4のアルキレン基、nは平均で1〜100
の数であり、Yは水素、炭素数1〜5のアルキル基、フ
ェニル基または炭素数1〜9のアルキル基を1〜3個置
換基として持つアルキルフェニル基を示す。)で表わさ
れるポリアルキレンクリコールモノメタクリレート 一般式 (ただし、式中2は炭素数1〜4のアルキレン基を示し
、R1、R2は炭素数1〜5のアルキル基を示す。)で
表わされるジアルキルアミノアルキルメタクリレート (ただし、式中2は炭素数1〜4のアルキレン基を示し
、R,、R2は水素または炭素数1〜5のアルキル基を
示し、R3は水系、炭素数1〜5のアルキ整数であり、
Mは陰イオンを示す。)で表わされる4級アンモニウム
塩化メタクリレートからなる群より選ばれた少なくとも
11Fftの単量体(If)とを必須成分とし、該単量
体(b)と該単量体(II)とのモル比が1:2から1
:500の範囲にあり、かつ該単量体(b)と該単量体
(川)の合計が全単量体中50モル%以上である原料単
量体よシ得られり水溶性共重合体からなる石炭−水ヌラ
リー用分散剤(以下、分散剤N−2という)と、カルボ
キシメチルセルロースのアルカリ金属塩、とドロキンエ
チルセルロースまたはポリアクリル酸ナトリウムからな
る安定化剤とを組み合わせると、安定化の効果が顕著で
あシ、しかも安定他剤添加率が減少することを知見した
。
本発明は上記の知見に基づいてなされたもので、安側で
流動性および安定性の艮好な炭素質固体・水スラリー組
成物の提供を目的とするものである。
流動性および安定性の艮好な炭素質固体・水スラリー組
成物の提供を目的とするものである。
〔問題点を解決するだめの手段および作用〕本発明の炭
素質固体・水スラリー組成物は、つぎの側)〜(d)の
4成分、すなわち、(a) 石炭、オイルコークス、
石油系ピッチなどの炭素質固体粉末、 (b) 分1夕剤N−2、 (Cり力zレボキンメチルセルロ−ス 属塩(以下、CMCという)、ヒドロキシエチルセルロ
ース(以下、HECという)まだはポリアクリル酸ナト
リウムからなる群から選ばれる安定化剤の14または2
種以上、 (b)水、 を主成物とすることを特徴としている。
素質固体・水スラリー組成物は、つぎの側)〜(d)の
4成分、すなわち、(a) 石炭、オイルコークス、
石油系ピッチなどの炭素質固体粉末、 (b) 分1夕剤N−2、 (Cり力zレボキンメチルセルロ−ス 属塩(以下、CMCという)、ヒドロキシエチルセルロ
ース(以下、HECという)まだはポリアクリル酸ナト
リウムからなる群から選ばれる安定化剤の14または2
種以上、 (b)水、 を主成物とすることを特徴としている。
また本発明の炭素質固体・水スラリー組成物の各組成の
割合は、 (a)40〜90重量% (6)0.01〜5重量% (C) 0.0 0 01〜1.0重量%(4) 1
0〜Gon量% である。
割合は、 (a)40〜90重量% (6)0.01〜5重量% (C) 0.0 0 01〜1.0重量%(4) 1
0〜Gon量% である。
本発明において用いられる分散41としては、上記の(
′b)のものが用いられるが、単量体(b)は、前記一
般式で表わされるものであり、公知の方法で得ることが
できる。単量体(b)の例としては、ポリエチレングリ
コールモノメタクリレート、ポリプロピレングリコール
モノメタクリレート、ポリブチレングリコールモノメタ
クリレート、メトキシポリエチレングリコールモノメタ
クリレート、レート、メトキシポリブチレングリコール
モノメタクリレート、エトキシポリエチレングリコール
モノメタクリレート、エトキシポリプロピレングリコー
ルモノメタクリレート、エトキシポリブチレングリコー
ルモノメタクリレート、メトキシポリエチレングリコー
ル・ボリン0ロピレンクリコールモノメタクリレート等
を挙げることができ、これらの1<4又は2種以上を用
いることができる。
′b)のものが用いられるが、単量体(b)は、前記一
般式で表わされるものであり、公知の方法で得ることが
できる。単量体(b)の例としては、ポリエチレングリ
コールモノメタクリレート、ポリプロピレングリコール
モノメタクリレート、ポリブチレングリコールモノメタ
クリレート、メトキシポリエチレングリコールモノメタ
クリレート、レート、メトキシポリブチレングリコール
モノメタクリレート、エトキシポリエチレングリコール
モノメタクリレート、エトキシポリプロピレングリコー
ルモノメタクリレート、エトキシポリブチレングリコー
ルモノメタクリレート、メトキシポリエチレングリコー
ル・ボリン0ロピレンクリコールモノメタクリレート等
を挙げることができ、これらの1<4又は2種以上を用
いることができる。
また、単量体(b1)は、+JiJ記一般式で表わされ
るジアルキルアミノアルキルメタクリレートや4級アン
モニウム塩化メタクリレ−1〜の少;’f:<トモ1[
虫であり、これも公知の方法、例えばメチルメタクリレ
ートとジアルキルアミノアルコールとのエステル交戻反
応によりジアルキルアミノアルキルメタクリレートとす
る方法やジアルキルアミノアルキルメタクリレートをア
ルキルハライド、ベンジルハライド、ジアルキル硫酸、
塩酸などの4級化剤によって4級アンモニウム塩化メタ
クリレートとする方法で得ることができる。単量体(b
1)の例としては、ジメチルアミノエチルメタクリレー
ト、ジエチルアミノエチルメタクリレートチルアミノプ
ロピルメタクリレート、ジエチルアミノプロピルメタク
リレートなどのジアルキルアミノアルキルメタクリレー
ト類やジメチルアミノエチルメタクリレートのメチルク
ロリド4吸化物(βーメタクリロキンエチルトリメチル
アンモニウムクロリド)、ジメチルアミンエチルメタク
リレートのベンジルクロリド4級化物、ジメチルアミン
エチルメタクリレートのジメチル硫酸4 g!化物、ジ
メチルアミノエチルメタクリレートの塩酸4吸化物、ジ
エチルアミノエチルメタクリレートのメチルクロリド4
級化物などの4吸アンモニウム塩化メタクリレート頒を
挙げることができ、これらの1種又は2種以上を用いる
ことができる。
るジアルキルアミノアルキルメタクリレートや4級アン
モニウム塩化メタクリレ−1〜の少;’f:<トモ1[
虫であり、これも公知の方法、例えばメチルメタクリレ
ートとジアルキルアミノアルコールとのエステル交戻反
応によりジアルキルアミノアルキルメタクリレートとす
る方法やジアルキルアミノアルキルメタクリレートをア
ルキルハライド、ベンジルハライド、ジアルキル硫酸、
塩酸などの4級化剤によって4級アンモニウム塩化メタ
クリレートとする方法で得ることができる。単量体(b
1)の例としては、ジメチルアミノエチルメタクリレー
ト、ジエチルアミノエチルメタクリレートチルアミノプ
ロピルメタクリレート、ジエチルアミノプロピルメタク
リレートなどのジアルキルアミノアルキルメタクリレー
ト類やジメチルアミノエチルメタクリレートのメチルク
ロリド4吸化物(βーメタクリロキンエチルトリメチル
アンモニウムクロリド)、ジメチルアミンエチルメタク
リレートのベンジルクロリド4級化物、ジメチルアミン
エチルメタクリレートのジメチル硫酸4 g!化物、ジ
メチルアミノエチルメタクリレートの塩酸4吸化物、ジ
エチルアミノエチルメタクリレートのメチルクロリド4
級化物などの4吸アンモニウム塩化メタクリレート頒を
挙げることができ、これらの1種又は2種以上を用いる
ことができる。
単量体(b)と$jl一体(b)の使用割合は、モル比
で1:2から1:500のi!&囲であり、この範囲の
比率をはずれた肖す合で使用すると、分散性能に優れた
共重合体が得られない。
で1:2から1:500のi!&囲であり、この範囲の
比率をはずれた肖す合で使用すると、分散性能に優れた
共重合体が得られない。
なお、これら単量体(+)と単量体(b)以外に、全単
量陣中50モル%未満の範囲で、これらの単量体と共重
合iJ能な単量体(Ii[)を用いることができる。こ
の単量体(Ml)の例としてはアクリル酸、メタクリル
酸、クロトン酸、イタコン酸、マレイン酸、フマル酸な
どの不遡和カルボン酸とアルコ−/しとから得られる例
えば(メタ)アクリル酸メチル、アクリル酸2−ヒドロ
キシエチルなどの各踵エステ)V:(メタ)アクリルア
ミド、N−メチロ−/L/(メタ)アクリルアミドなど
の谷)a(メタ)アクリルアミド:スチレン、p−メチ
ルスチレンなどの芳香族ビニル化合物:酢酸ビニル、酢
酸フ・ロベニル、塩化ビニル等を章げることができ、こ
れらの1種又は2種以上を用いることができる。
量陣中50モル%未満の範囲で、これらの単量体と共重
合iJ能な単量体(Ii[)を用いることができる。こ
の単量体(Ml)の例としてはアクリル酸、メタクリル
酸、クロトン酸、イタコン酸、マレイン酸、フマル酸な
どの不遡和カルボン酸とアルコ−/しとから得られる例
えば(メタ)アクリル酸メチル、アクリル酸2−ヒドロ
キシエチルなどの各踵エステ)V:(メタ)アクリルア
ミド、N−メチロ−/L/(メタ)アクリルアミドなど
の谷)a(メタ)アクリルアミド:スチレン、p−メチ
ルスチレンなどの芳香族ビニル化合物:酢酸ビニル、酢
酸フ・ロベニル、塩化ビニル等を章げることができ、こ
れらの1種又は2種以上を用いることができる。
これら単量体(b)及び単量体(il)と共重合可能な
単量体(b11)の便用量は全単量体中50モル%未満
の範囲であり、この範囲を超えて多量に使用すると、得
られる共重合体の分散性能が低下する。
単量体(b11)の便用量は全単量体中50モル%未満
の範囲であり、この範囲を超えて多量に使用すると、得
られる共重合体の分散性能が低下する。
また、共重合体の分子量は広い範囲のものが使用できる
が、石灰−水スラリー用分散剤としての性能を考慮すれ
ば、1000〜50万の範囲、特に5000〜30万の
範囲が好ましい。
が、石灰−水スラリー用分散剤としての性能を考慮すれ
ば、1000〜50万の範囲、特に5000〜30万の
範囲が好ましい。
本発明において安定化剤として用いるCMO(Sodi
um CarboXymethylcellulose
)は、主原料カセルロース(パルプ)、モノクロ−t
+4mおよび苛性ソーダで、セルロースに親水性のソデ
ィウム力ルポキシメチル基(−0H2COONa )を
導入して、水に可溶な性質を与えたものでちる。すなわ
ち、まずセルロースに苛性ソーダを作用させて、アルカ
リセルロースを作り、これにモノクロール酢酸が反応し
て、セルロースの水酸基がエーテル化され、カルボキシ
・メチ)V基が導入されて進行する。この場合理論的に
は、セルロース単位当pの持つ3個の水酸基全部をエー
テル化した、エーテル化度3のCMOを製造することも
可能である。
um CarboXymethylcellulose
)は、主原料カセルロース(パルプ)、モノクロ−t
+4mおよび苛性ソーダで、セルロースに親水性のソデ
ィウム力ルポキシメチル基(−0H2COONa )を
導入して、水に可溶な性質を与えたものでちる。すなわ
ち、まずセルロースに苛性ソーダを作用させて、アルカ
リセルロースを作り、これにモノクロール酢酸が反応し
て、セルロースの水酸基がエーテル化され、カルボキシ
・メチ)V基が導入されて進行する。この場合理論的に
は、セルロース単位当pの持つ3個の水酸基全部をエー
テル化した、エーテル化度3のCMOを製造することも
可能である。
しかし、一般に市販されているCMCのニーチル化度は
、0.5〜1.5のものが普通である。
、0.5〜1.5のものが普通である。
また本発明において安定化剤として用いるHEO(Hy
dro xye thyl ce 1lulo s e
)は、主原料がセルロース(バルブ)、エチレンオキ
サイドおよび苛性ソーダで、セルロースに親水性のヒド
ロキシエチル基(−CH20H20H)を付加して、水
に可溶な性質を与えたものである。すなわち、まずセル
ロースに苛性ソーダを反応させるとアルカリセルロース
が生成し、これにエチレンオキサイドを作用させると、
セルロースの水酸基がエーテル結合でヒドロキシエチル
基に置換されて、水溶性のヒドロキシエチルセルローヌ
カ生成スル。
dro xye thyl ce 1lulo s e
)は、主原料がセルロース(バルブ)、エチレンオキ
サイドおよび苛性ソーダで、セルロースに親水性のヒド
ロキシエチル基(−CH20H20H)を付加して、水
に可溶な性質を与えたものである。すなわち、まずセル
ロースに苛性ソーダを反応させるとアルカリセルロース
が生成し、これにエチレンオキサイドを作用させると、
セルロースの水酸基がエーテル結合でヒドロキシエチル
基に置換されて、水溶性のヒドロキシエチルセルローヌ
カ生成スル。
以下、実施例および比較例を挙げて説明する。
比較例1
第1表に示す性状の石炭を予め217N以下に粗粉砕し
た後、第2表に示す各種分散剤を対石炭当シ0.7重量
%となる量、水に添加し、この水溶液と粗粉砕炭を湿式
ミルに連続的に供給して粉砕混合し、石炭濃度65][
%、粒度が2g□mesh pass(74μm以下)
85±3重量%のスラリーを製造した。このスラリーを
第1図に示す静置槽1に投入した後、上、中、下層のサ
ンプリング取出口2.3.4より定期的に少賦のサンフ
”ルを取り出し、濃度分析を行い、沈呻分離の状況を調
べた。5は石炭・水スラリーである。なお数値の単位は
il/Rでるる。
た後、第2表に示す各種分散剤を対石炭当シ0.7重量
%となる量、水に添加し、この水溶液と粗粉砕炭を湿式
ミルに連続的に供給して粉砕混合し、石炭濃度65][
%、粒度が2g□mesh pass(74μm以下)
85±3重量%のスラリーを製造した。このスラリーを
第1図に示す静置槽1に投入した後、上、中、下層のサ
ンプリング取出口2.3.4より定期的に少賦のサンフ
”ルを取り出し、濃度分析を行い、沈呻分離の状況を調
べた。5は石炭・水スラリーである。なお数値の単位は
il/Rでるる。
試験結果を第4表の一部(安定化trillの添加率0
の部分)に示す。なお静置槽試強の結果、上層と下層か
ら取り出したヌラリーサンフ諏しのl農度分析値の差が
2重量%以内であるJυ」間を安定期間とした。
の部分)に示す。なお静置槽試強の結果、上層と下層か
ら取り出したヌラリーサンフ諏しのl農度分析値の差が
2重量%以内であるJυ」間を安定期間とした。
実施例1
比較例1の方法と同様にして製造したスラリー(同様に
分散剤を添加したもの)を哉拌槽に入れ、これに第3表
に示す各種安定化剤を対石炭当り0.0005重量%、
0.001重量%、0.002重量%添加混合し、安定
化処理したスラリーを第1図に示す静置槽1に投入し、
沈降分離の状況を調べた。
分散剤を添加したもの)を哉拌槽に入れ、これに第3表
に示す各種安定化剤を対石炭当り0.0005重量%、
0.001重量%、0.002重量%添加混合し、安定
化処理したスラリーを第1図に示す静置槽1に投入し、
沈降分離の状況を調べた。
試験結果を第4表に示す。
第3表
(以下余白)
実施例2
第5表に示す性状の石炭を予め311M以下85%の粒
度に粗粉砕した後、対石炭当り0.7点量%のメタクリ
レート系カチオン性分散剤(第2表No。
度に粗粉砕した後、対石炭当り0.7点量%のメタクリ
レート系カチオン性分散剤(第2表No。
D−2)とともに湿式ミルに供給し、粉砕混合して66
重量%スラリーを製造した。さらにこのスラリーにCM
Cを対石炭当り0.002:f[ht%添加混合した後
、物性測定ならびに第1図に示す静置槽lによる安定性
の評価を行った。結果を第6表に示す。
重量%スラリーを製造した。さらにこのスラリーにCM
Cを対石炭当り0.002:f[ht%添加混合した後
、物性測定ならびに第1図に示す静置槽lによる安定性
の評価を行った。結果を第6表に示す。
第 5 表
実施例3
対石炭当、90.7重量%のメタクリレート系カチオン
性分散剤(第2表NO,D−8)を用いて、実施例2と
同様にして66i量%のスラリーを製造した。その結果
を第6表に示す。
性分散剤(第2表NO,D−8)を用いて、実施例2と
同様にして66i量%のスラリーを製造した。その結果
を第6表に示す。
実施例4
対石炭当りo、7.1zg%のメタクリレート系カチオ
ン性分散剤(第2表NO,D−4)を用いて、実施例2
と同様にして66重量%のスラリーを製造した。その結
果を第6表に示す。
ン性分散剤(第2表NO,D−4)を用いて、実施例2
と同様にして66重量%のスラリーを製造した。その結
果を第6表に示す。
比較例2
第5表に示す性状の石炭を予め3 mm以下85%の粒
度に粗粉砕した後、対石炭当り0.7重量%のリクニン
スpホン酸ナトリウム水iW液を用いテロ6重量%スラ
リーを製造し、さらにCMCを対石炭当り0,02恵量
%添加混合した後、物性測定ならびに第1図に示す静置
F!i 1による安定性の評価を行った。結果を第6表
に示す。
度に粗粉砕した後、対石炭当り0.7重量%のリクニン
スpホン酸ナトリウム水iW液を用いテロ6重量%スラ
リーを製造し、さらにCMCを対石炭当り0,02恵量
%添加混合した後、物性測定ならびに第1図に示す静置
F!i 1による安定性の評価を行った。結果を第6表
に示す。
(以下余白)
第6表
実施例5および比1咬例3
第7表に示す性状の石炭を予め3醋以下85重量%に粗
粉砕した後、リグニンスルホン酸ナトリウムまたはメタ
クリレート系アニオン性分散剤(第2表No、D−3)
を対石炭当り0.8重量%添加し湿式ミルで68重量%
の水スラリーを調整した。
粉砕した後、リグニンスルホン酸ナトリウムまたはメタ
クリレート系アニオン性分散剤(第2表No、D−3)
を対石炭当り0.8重量%添加し湿式ミルで68重量%
の水スラリーを調整した。
これらの水スラリーにCMC,HEC1ポリアクリル酸
ナトリウムを対石炭当り0.001〜0.02重量%の
範囲で種々添加して、第1図に示す静置槽1によって安
定性の評価を行った。結果は第2図、第3図、第4図に
示す如くであった。
ナトリウムを対石炭当り0.001〜0.02重量%の
範囲で種々添加して、第1図に示す静置槽1によって安
定性の評価を行った。結果は第2図、第3図、第4図に
示す如くであった。
第 7 表
第6表から、比較例2のように従来の分散剤(リグニン
スルホン酸ナトリウム)およびCMCを用いた場合は、
安定期間が2週間であったが、実施例2〜4のように本
発明における分散剤およびCMCを用いた場合は、安定
期間が10〜14週間と大幅に改善されていることがわ
かる。
スルホン酸ナトリウム)およびCMCを用いた場合は、
安定期間が2週間であったが、実施例2〜4のように本
発明における分散剤およびCMCを用いた場合は、安定
期間が10〜14週間と大幅に改善されていることがわ
かる。
まだ第2図〜第4図から、従来の分散剤(リグニンスル
ホン酸ナトリウム)を使用したスラリー、本発明におけ
る分散剤(第2表のNO,D−’3)を使用したスラリ
ーに安定化剤CMC,HEO,ポリアクリル酸ナトリウ
ムを添加した場合、本発明Oスラリー組成物の安定期間
が大幅に延長していることがわかる。
ホン酸ナトリウム)を使用したスラリー、本発明におけ
る分散剤(第2表のNO,D−’3)を使用したスラリ
ーに安定化剤CMC,HEO,ポリアクリル酸ナトリウ
ムを添加した場合、本発明Oスラリー組成物の安定期間
が大幅に延長していることがわかる。
以上説明したように、本発明は、メタクリレート系カチ
オン性分散剤とCMO,HEC,ポリアクリル酸ナトリ
ウムからなる安定化剤とを組み合せて製造した炭素質固
体・水スラリー組成物を特徴としており、従来のリグニ
ンスルホン酸ナトリウムなどの分散剤と、安定化剤との
組合せによるスラリー組成物よりも、安定化剤の添加量
をより少なくすることができ、しかもより長い安定期間
を得ることができるとともに、コストの低減を図ること
ができるという効果を有している。
オン性分散剤とCMO,HEC,ポリアクリル酸ナトリ
ウムからなる安定化剤とを組み合せて製造した炭素質固
体・水スラリー組成物を特徴としており、従来のリグニ
ンスルホン酸ナトリウムなどの分散剤と、安定化剤との
組合せによるスラリー組成物よりも、安定化剤の添加量
をより少なくすることができ、しかもより長い安定期間
を得ることができるとともに、コストの低減を図ること
ができるという効果を有している。
第1図は実施例および比l数例において用いた静ia
4’liの説明図1.yj2図〜第4図は実施例5およ
び比較例3の結果、すなわち本発明における分散剤を使
用したスラリー、従来のリグニンスルホン酸ナトリウム
を使用したスラリーに本発明における安定化剤を添加し
た場合の安定他剤添加率と静置安定期間との関係を示す
もので、第2図はCMCを添加した場合の線図、第3図
はHECt添加した場合の線図、第4図はポリアクリル
酸ナトリウムを添加した場合の線図である。 1・・・静置槽、2・・・上層収出口、3・・・中層取
出口、4・・・下層取出口、5・・・石炭・水スラリー
第1図 第2図 C/配牽知剌%賄凄) 第り図 HECM8−h口IC%M&友) 第4図
4’liの説明図1.yj2図〜第4図は実施例5およ
び比較例3の結果、すなわち本発明における分散剤を使
用したスラリー、従来のリグニンスルホン酸ナトリウム
を使用したスラリーに本発明における安定化剤を添加し
た場合の安定他剤添加率と静置安定期間との関係を示す
もので、第2図はCMCを添加した場合の線図、第3図
はHECt添加した場合の線図、第4図はポリアクリル
酸ナトリウムを添加した場合の線図である。 1・・・静置槽、2・・・上層収出口、3・・・中層取
出口、4・・・下層取出口、5・・・石炭・水スラリー
第1図 第2図 C/配牽知剌%賄凄) 第り図 HECM8−h口IC%M&友) 第4図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 つぎの(a)〜(d)の4成分、すなわち、(a)
石炭、オイルコークス、石油系ピッチなどの炭素質固体
粉末、 (b)一般式 CH_2=C(CH_3)COO−(XO)−_nY(
ただし、式中Xは炭素数2〜4のア ルキレン基、nは平均で1〜100の数 であり、Yは水素、炭素数1〜5のア ルキル基、フェニル基または炭素数1 〜9のアルキル基を1〜3個置換基と して持つアルキルフェニル基を示す。) で表わされるポリアルキレングリコールモノメタクリレ
ート糸単量体( I )と、 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (ただし、式中Zは炭素数1〜4のアル キレン基を示し、R_1、R¥2は炭素数1〜5のアル
キル基を示す。) で表わされるジアルキルアミノアルキルメタクリレート および一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (ただし、式中Zは炭素数1〜4のアル キレン基を示し、R_1、R_2は水素または炭素数1
〜5のアルキル基を示し、R_3は水素、炭素数1〜5
のアルキル基または ベンジル基を示し、mは1または2の整 数であり、Mは陰イオンを示す。) で表わされる4級アンモニウム塩化メタクリレートから
なる群より選ばれた少なくとも1種の単量体(II)とを
必須成分とし、該単量体( I )と該単量体(II)との
モル比が1:2から1:500の範囲にあり、かつ該単
量体( I )と該単量体(II)の合計が全単量体中50
モル%以上である原料単量体より得られる水溶性共重合
体からなる分散剤、 (c)カルボキシメチルセルロースのアルカリ金属塩、
ヒドロキシエチルセルロースまたはポリアクリル酸ナト
リウムからなる群から選ばれる安定化剤の1種または2
種以上、 (d)水、 を主成物とすることを特徴とする炭素質固体・水スラリ
ー組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61002661A JPS62161894A (ja) | 1986-01-09 | 1986-01-09 | 炭素質固体・水スラリ−組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61002661A JPS62161894A (ja) | 1986-01-09 | 1986-01-09 | 炭素質固体・水スラリ−組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62161894A true JPS62161894A (ja) | 1987-07-17 |
JPH0331759B2 JPH0331759B2 (ja) | 1991-05-08 |
Family
ID=11535514
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61002661A Granted JPS62161894A (ja) | 1986-01-09 | 1986-01-09 | 炭素質固体・水スラリ−組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62161894A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009173752A (ja) * | 2008-01-23 | 2009-08-06 | Chuo Rika Kogyo Corp | 高分子乳化剤、及びこれを用いたポリオレフィン系樹脂エマルジョン |
KR20150010741A (ko) * | 2012-04-18 | 2015-01-28 | 제네럴 일렉트릭 컴퍼니 | 코크스 공장의 플러싱 용액 시스템의 처리 방법 |
-
1986
- 1986-01-09 JP JP61002661A patent/JPS62161894A/ja active Granted
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009173752A (ja) * | 2008-01-23 | 2009-08-06 | Chuo Rika Kogyo Corp | 高分子乳化剤、及びこれを用いたポリオレフィン系樹脂エマルジョン |
KR20150010741A (ko) * | 2012-04-18 | 2015-01-28 | 제네럴 일렉트릭 컴퍼니 | 코크스 공장의 플러싱 용액 시스템의 처리 방법 |
JP2015520017A (ja) * | 2012-04-18 | 2015-07-16 | ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ | コークスプラント内のフラッシング液系の処理方法 |
EP2838977A4 (en) * | 2012-04-18 | 2015-12-09 | Gen Electric | METHOD FOR TREATING TEMPLATE ENHANCING SYSTEMS IN COOKIES |
US10308532B2 (en) | 2012-04-18 | 2019-06-04 | Bl Technologies, Inc. | Method to treat flushing liquor systems in coke plants |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0331759B2 (ja) | 1991-05-08 |
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