JPS62161115A - 固体撮像装置を内蔵した内視鏡 - Google Patents
固体撮像装置を内蔵した内視鏡Info
- Publication number
- JPS62161115A JPS62161115A JP61262756A JP26275686A JPS62161115A JP S62161115 A JPS62161115 A JP S62161115A JP 61262756 A JP61262756 A JP 61262756A JP 26275686 A JP26275686 A JP 26275686A JP S62161115 A JPS62161115 A JP S62161115A
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- JP
- Japan
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- heat
- light guide
- endoscope
- solid
- tip
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- Endoscopes (AREA)
- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
吸血分団
本発明は体腔内部や機械的構造体内部を観察するための
内視鏡、特に先端に固体撮像装置を内蔵した内視鏡に関
するものである。
内視鏡、特に先端に固体撮像装置を内蔵した内視鏡に関
するものである。
征1」1五
従来の内視鏡は、被検体内部に挿入される可撓性外筒の
内部にオプチカルファイバ束より成るライトガイドとイ
メージガイドとを延在させ、外部に設けた照明光源から
放射される光をライトガイドを経て内視鏡先端まで導き
、照明レンズ系を経て被検体に照射し、被検体の像を対
物レンズ系およびイメージガイドを経て外部へ導き、接
眼レンズ系を介して直接観察するかまたは撮像装置で撮
像してモニタ上に表示するようにしている。このような
イメージガイドを用いた従来の内視鏡における分解能は
イメージガイドを構成するファイバの径で決まるが、フ
ァイバ径を現状よりもさらに細くするには非常に困難で
あり、分解能はほぼ限界に達している。また、イメージ
ガイドは破損し易いので耐久性の点でも問題がある。
内部にオプチカルファイバ束より成るライトガイドとイ
メージガイドとを延在させ、外部に設けた照明光源から
放射される光をライトガイドを経て内視鏡先端まで導き
、照明レンズ系を経て被検体に照射し、被検体の像を対
物レンズ系およびイメージガイドを経て外部へ導き、接
眼レンズ系を介して直接観察するかまたは撮像装置で撮
像してモニタ上に表示するようにしている。このような
イメージガイドを用いた従来の内視鏡における分解能は
イメージガイドを構成するファイバの径で決まるが、フ
ァイバ径を現状よりもさらに細くするには非常に困難で
あり、分解能はほぼ限界に達している。また、イメージ
ガイドは破損し易いので耐久性の点でも問題がある。
このような問題を解決するために、内視鏡先端に小形の
撮像装置を組込み、これによって被検体像を撮像して画
像信号に変換し、この画像信号を導線を経て外部に導き
、モニタ上に被検体像を表示することが提案されている
。撮像装置としては、CCD、BBD、MOS−PET
ARRAY、PIN−PIIOTODIODE AR
RAY。
撮像装置を組込み、これによって被検体像を撮像して画
像信号に変換し、この画像信号を導線を経て外部に導き
、モニタ上に被検体像を表示することが提案されている
。撮像装置としては、CCD、BBD、MOS−PET
ARRAY、PIN−PIIOTODIODE AR
RAY。
5IT−ARRAYなどの半導体固体撮像装置が開発さ
れており、これらの固体撮像装置は小形でありながら分
解能が高く、しかも寿命が長いという特長を有しており
、内視鏡に内蔵するのに好適である。
れており、これらの固体撮像装置は小形でありながら分
解能が高く、しかも寿命が長いという特長を有しており
、内視鏡に内蔵するのに好適である。
本願人はこのような固体撮像装置を内蔵した内視鏡を既
に提案しているが、固体撮像装置のダイナミックレンジ
は温度に応じて大きく変動するため、使用状況によって
は良好な画像が得られないことを確めた。
に提案しているが、固体撮像装置のダイナミックレンジ
は温度に応じて大きく変動するため、使用状況によって
は良好な画像が得られないことを確めた。
第1図はCCOより成る代表的な固体撮像装置の温度特
性を示すものであり、暗電流I、は温度の上昇と共に増
大するのに対し飽和電流■、は温度変化に対しても一定
であるため、ダイナミックレンジが温度の上昇と共に減
少することになる。したがって高品位の画像を得るため
には固体撮像装置の動作温度を低い一定の値に維持する
必要がある。しかしながら、内視鏡先端は、ライトガイ
ドを経て伝播される照明光の輻射熱、被検体から放射さ
れる熱、固体撮像装置自体から放射される熱のため、高
温になり易く、固体撮像装置の動作温度を一定の低い温
度に維持することはできない。
性を示すものであり、暗電流I、は温度の上昇と共に増
大するのに対し飽和電流■、は温度変化に対しても一定
であるため、ダイナミックレンジが温度の上昇と共に減
少することになる。したがって高品位の画像を得るため
には固体撮像装置の動作温度を低い一定の値に維持する
必要がある。しかしながら、内視鏡先端は、ライトガイ
ドを経て伝播される照明光の輻射熱、被検体から放射さ
れる熱、固体撮像装置自体から放射される熱のため、高
温になり易く、固体撮像装置の動作温度を一定の低い温
度に維持することはできない。
このため、何んらかの冷却手段を講する必要があるが、
内視鏡の径は非常に小さく、固体撮像装置を冷却する手
段を組込むだけの十分なスペースが得られにくいという
問題がある。例えば体腔内観察用の内視鏡では、上述し
たライトガイドの他に標本を採取するための鉗子および
これを操作するためのワイヤが挿通されていると共に対
物レンズ系の先頭レンズを洗浄するための送水チューブ
や、先頭レンズに付着した洗浄水を吹き飛ばしたり体腔
を膨らませたりする送風チューブなども挿通されており
、冷却のために利用できるスペースは非常に限られてい
る。
内視鏡の径は非常に小さく、固体撮像装置を冷却する手
段を組込むだけの十分なスペースが得られにくいという
問題がある。例えば体腔内観察用の内視鏡では、上述し
たライトガイドの他に標本を採取するための鉗子および
これを操作するためのワイヤが挿通されていると共に対
物レンズ系の先頭レンズを洗浄するための送水チューブ
や、先頭レンズに付着した洗浄水を吹き飛ばしたり体腔
を膨らませたりする送風チューブなども挿通されており
、冷却のために利用できるスペースは非常に限られてい
る。
内視鏡先端に組込んだ固体撮像装置を冷却することは従
来提案されており、例えば特開昭53−45081号、
同55−26998号、同58−46934号公報など
に記載されているが、従来の方法はいずれも固体撮像装
置を十分に冷却することが困難であり、十分実用に供す
るものではない。例えば特開昭53−45081号公報
には固体撮像装置と密着または接近させて電子冷却用熱
電素子を配置することが示されているが、電子冷却用熱
電素子の放熱側から放射されて内視鏡先端内部に蓄積さ
れる熱についての対策がなされていないため固体撮像装
置の冷却効率は悪く、十分良好な特性を維持することは
できない欠点がある。また、特開昭58−46934号
公報には、照明用ライトガイドを送水管または送気管内
に配置してライトガイドの冷却を行なうようにした内視
鏡が開示されているが、ライトガイドをその先端部まで
冷却することはできず、先端部における照明光の輻射熱
を十分有効に除去することはできず、固体撮像装置への
熱影響を十分良好に阻止することはできない。
来提案されており、例えば特開昭53−45081号、
同55−26998号、同58−46934号公報など
に記載されているが、従来の方法はいずれも固体撮像装
置を十分に冷却することが困難であり、十分実用に供す
るものではない。例えば特開昭53−45081号公報
には固体撮像装置と密着または接近させて電子冷却用熱
電素子を配置することが示されているが、電子冷却用熱
電素子の放熱側から放射されて内視鏡先端内部に蓄積さ
れる熱についての対策がなされていないため固体撮像装
置の冷却効率は悪く、十分良好な特性を維持することは
できない欠点がある。また、特開昭58−46934号
公報には、照明用ライトガイドを送水管または送気管内
に配置してライトガイドの冷却を行なうようにした内視
鏡が開示されているが、ライトガイドをその先端部まで
冷却することはできず、先端部における照明光の輻射熱
を十分有効に除去することはできず、固体撮像装置への
熱影響を十分良好に阻止することはできない。
さらに上述した問題はライトガイドの代りに内視鏡先端
にランプや発光ダイオードを設けた内視鏡においても同
様に発生するものである。
にランプや発光ダイオードを設けた内視鏡においても同
様に発生するものである。
−亘−−」n
本発明の目的は上述した従来の欠点を除去し、先端に内
蔵した固体撮像装置を十分有効に冷却することができ、
したがって使用中暗電流を低いほぼ一定の値に維持して
広いグイナミソクレンジを確保でき、高品位の画像を得
ることができる内視鏡を提供しようとするものである。
蔵した固体撮像装置を十分有効に冷却することができ、
したがって使用中暗電流を低いほぼ一定の値に維持して
広いグイナミソクレンジを確保でき、高品位の画像を得
ることができる内視鏡を提供しようとするものである。
誉−一!
本発明の固体撮像装置を内蔵した内視鏡は、被検体内部
に挿入される可撓性外筒の先端に設けた光源から射出さ
れる光により照明される被検体像を外筒先端に設けた対
物レンズ系により外筒先端内部に配置した固体I最像装
置に結像させるようにし、前記光源の近傍に電子冷却用
熱電素子を配置したことを特徴とするものである。
に挿入される可撓性外筒の先端に設けた光源から射出さ
れる光により照明される被検体像を外筒先端に設けた対
物レンズ系により外筒先端内部に配置した固体I最像装
置に結像させるようにし、前記光源の近傍に電子冷却用
熱電素子を配置したことを特徴とするものである。
本発明の内視鏡の好適な実施例においては、電子冷却用
熱電素子の放熱側と外部との間に可撓性を有するヒート
パイプを外筒を経て延在させ、放熱側から放射される熱
をヒートパイプを経て外部ヘ放出するようにする。
熱電素子の放熱側と外部との間に可撓性を有するヒート
パイプを外筒を経て延在させ、放熱側から放射される熱
をヒートパイプを経て外部ヘ放出するようにする。
本発明において、「光源」とは、ライトガイドの出射端
を意味すると共に内視鏡先端に配置したランプや発光ダ
イオードなどを意味するものである。
を意味すると共に内視鏡先端に配置したランプや発光ダ
イオードなどを意味するものである。
天−」L二桝
次に図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第2図は本発明の内視鏡の一例の構成を示す先端正面図
であり、第3図は第2図の1−1線で切った断面図であ
る。本例の内視鏡は直視形の体腔内観察用のものであり
、被検体内部に挿入される可撓性外筒1の先端に、例え
ばステンレススチールより成る先端本体2を嵌着する。
であり、第3図は第2図の1−1線で切った断面図であ
る。本例の内視鏡は直視形の体腔内観察用のものであり
、被検体内部に挿入される可撓性外筒1の先端に、例え
ばステンレススチールより成る先端本体2を嵌着する。
この先端本体2には数個のチャンネル2a〜2eを形成
する。一対のライトガイドチャンネル2aにはオプチカ
ルファイバ束より成るライトガイド3を挿入し、先端に
は凹レンズ4を嵌合する。このライトガイドの先端は「
光源」を構成するものである。ライトガイド3はカバー
チューブ5により被覆し、外筒1の内部を延在させ、操
作部へ導き、照明光源に結合する。対物観察チャンネル
2b内部には先端に対物レンズ系6を嵌合すると共に内
部に固体撮像装置7を嵌合する。固体撮像装置7に接続
された導線束8は可撓性チューブ13を経て外筒内部を
延在させて操作部へ導き、信号処理回路に接続する。送
気チャンネル2Cには送気チューブ9を連結すると共に
先端には送気ノズル10を取付け、対物レンズ系6の先
頭レンズに向は送気できるようにする。
する。一対のライトガイドチャンネル2aにはオプチカ
ルファイバ束より成るライトガイド3を挿入し、先端に
は凹レンズ4を嵌合する。このライトガイドの先端は「
光源」を構成するものである。ライトガイド3はカバー
チューブ5により被覆し、外筒1の内部を延在させ、操
作部へ導き、照明光源に結合する。対物観察チャンネル
2b内部には先端に対物レンズ系6を嵌合すると共に内
部に固体撮像装置7を嵌合する。固体撮像装置7に接続
された導線束8は可撓性チューブ13を経て外筒内部を
延在させて操作部へ導き、信号処理回路に接続する。送
気チャンネル2Cには送気チューブ9を連結すると共に
先端には送気ノズル10を取付け、対物レンズ系6の先
頭レンズに向は送気できるようにする。
送水チャンネル2dには送水チューブを連結すると共に
先端には送水ノズル11を設け、対物レンズ系6の先頭
レンズに送水して汚物等を洗い流すことができるように
する。また、送気ノズル10は先頭レンズに付着した洗
浄水を吹き飛ばすと共に必要に応じて被検体内部に送気
してこれを膨ませることができるようにする。鉗子チャ
ンネル2eには被検体標本を採取するための鉗子および
これを外部より操作するためのワイヤを挿通することが
できるようになっている。先端本体2の外周面にはねじ
溝を形成し、ここに先端フード12を螺合する。
先端には送水ノズル11を設け、対物レンズ系6の先頭
レンズに送水して汚物等を洗い流すことができるように
する。また、送気ノズル10は先頭レンズに付着した洗
浄水を吹き飛ばすと共に必要に応じて被検体内部に送気
してこれを膨ませることができるようにする。鉗子チャ
ンネル2eには被検体標本を採取するための鉗子および
これを外部より操作するためのワイヤを挿通することが
できるようになっている。先端本体2の外周面にはねじ
溝を形成し、ここに先端フード12を螺合する。
本発明においては、第3図に明瞭に示すようにライトガ
イド3の出射端、すなわち光源の近傍に電子冷却用熱電
素子、例えばベルチェ素子20を配置し、ライトガイド
3から放射される照明光の輻射熱を除去して固体撮像装
置7が過度に加熱されないようにする。さらにベルチェ
素子20の放熱側ニヒートハイプ21の一端を配置し、
このヒートパイプ21を可撓性を有するものとして外筒
1の内部を延在させて他端を操作部へ導く。このように
構成すると、ライトガイド3から放射される照明光の輻
射熱はベルチェ素子20により吸収除去され、さらにベ
ルチェ素子20の放熱側から放射される熱はヒートパイ
プ21を経て外筒1内を伝播され、操作部において外部
へ放熱されることになる。したがって内視鏡先端の温度
を使用中所定の低い温度に維持することができ、固体撮
像装置7の動作温度も上昇せず、暗電流を低い値に抑え
ることができるので、広いグイナミソクレンジが安定し
て得られることになる。その結果、固体撮像装置7の出
力画像信号を適切に処理した後モニタに供給することに
よりモニタ上に高品位の被検体像を表示することができ
る。また、本実施例のようにベルチェ素子20から放射
される熱をヒートパイプ21を経て外部へ放出させるよ
うにすると、ベルチェ素子20の冷却効果は著しく向上
するので、被検体から放射される熱も有効に除去するこ
とができるので、被検体の温度が高くても先端部の温度
、したがって固体撮像装置7の動作温度を低(抑えるこ
とができる。
イド3の出射端、すなわち光源の近傍に電子冷却用熱電
素子、例えばベルチェ素子20を配置し、ライトガイド
3から放射される照明光の輻射熱を除去して固体撮像装
置7が過度に加熱されないようにする。さらにベルチェ
素子20の放熱側ニヒートハイプ21の一端を配置し、
このヒートパイプ21を可撓性を有するものとして外筒
1の内部を延在させて他端を操作部へ導く。このように
構成すると、ライトガイド3から放射される照明光の輻
射熱はベルチェ素子20により吸収除去され、さらにベ
ルチェ素子20の放熱側から放射される熱はヒートパイ
プ21を経て外筒1内を伝播され、操作部において外部
へ放熱されることになる。したがって内視鏡先端の温度
を使用中所定の低い温度に維持することができ、固体撮
像装置7の動作温度も上昇せず、暗電流を低い値に抑え
ることができるので、広いグイナミソクレンジが安定し
て得られることになる。その結果、固体撮像装置7の出
力画像信号を適切に処理した後モニタに供給することに
よりモニタ上に高品位の被検体像を表示することができ
る。また、本実施例のようにベルチェ素子20から放射
される熱をヒートパイプ21を経て外部へ放出させるよ
うにすると、ベルチェ素子20の冷却効果は著しく向上
するので、被検体から放射される熱も有効に除去するこ
とができるので、被検体の温度が高くても先端部の温度
、したがって固体撮像装置7の動作温度を低(抑えるこ
とができる。
第4図は本発明の内視鏡の他の実施例の構成を示す断面
図であり、本例では側視形の体腔内観察用の内視鏡とし
て構成したものである。本例において前例と対応する部
分には対応した符号を付けて示し、その説明は省略する
。本例では先端本体30にはライトガイド3が挿通する
チャンネルと、対物レンズ系6および固体撮像装置7が
収納されるチャンネルと、送気および送水兼用ノズル3
1が挿通するチャンネルとが形成されている。送気およ
び送水兼用ノズルは二股パイプ32に連結され、この二
股パイプは送水チューブ33および送気チュ−プ34に
連結されている。ペルチェ素子20をライトガイド3の
射出端の近傍に配置し、その放熱側にヒートパイプ21
の一端を配置し、このヒートパイプを外筒1を経て操作
部まで延在させる。先端本体30とライトガイド3との
間は接着剤35を充填する。本例においてもライトガイ
ド3から放射される光の輻射熱のために最も高温となる
ライトガイド射出端の熱をペルチェ素子20およびヒー
トパイプ21を経て内視鏡外部へ放出させるようにした
ため、固体撮像装置7の動作温度を低い温度に維持する
ことができる。
図であり、本例では側視形の体腔内観察用の内視鏡とし
て構成したものである。本例において前例と対応する部
分には対応した符号を付けて示し、その説明は省略する
。本例では先端本体30にはライトガイド3が挿通する
チャンネルと、対物レンズ系6および固体撮像装置7が
収納されるチャンネルと、送気および送水兼用ノズル3
1が挿通するチャンネルとが形成されている。送気およ
び送水兼用ノズルは二股パイプ32に連結され、この二
股パイプは送水チューブ33および送気チュ−プ34に
連結されている。ペルチェ素子20をライトガイド3の
射出端の近傍に配置し、その放熱側にヒートパイプ21
の一端を配置し、このヒートパイプを外筒1を経て操作
部まで延在させる。先端本体30とライトガイド3との
間は接着剤35を充填する。本例においてもライトガイ
ド3から放射される光の輻射熱のために最も高温となる
ライトガイド射出端の熱をペルチェ素子20およびヒー
トパイプ21を経て内視鏡外部へ放出させるようにした
ため、固体撮像装置7の動作温度を低い温度に維持する
ことができる。
本発明は上述した実施例にのみ限定されるものではなく
幾多の変更を加えることができる。例えば上述した例で
はペルチェ素子はライトガイド出射端の近傍の一部分に
のみ配置したが、もっと広い範囲に亘って配置すること
もでき、出射端の全周を囲むように配置することもでき
る。さらに、上述した例ではペルチェ素子の放熱側から
放出される熱をヒートパイプを介して外部へ導くように
したが、他の熱伝達媒体、例えば冷却用空気流または冷
却用水流によって放熱するようにしてもよい。更に、上
述した例では、光源からの光をライトガイドを経て外筒
先端から射出させるようにしたが、ライトガイドを用い
ることなく、ランプや発光ダイオード等の光源を外筒先
端部に設けて被検体を照明するよう構成することもでき
る。この場合、赤、青、緑の三色で発光する発光ダイオ
ードを順次に発光させるようにすれば、固体撮像装置の
受光面に設けたカラーフィルタは不要である。
幾多の変更を加えることができる。例えば上述した例で
はペルチェ素子はライトガイド出射端の近傍の一部分に
のみ配置したが、もっと広い範囲に亘って配置すること
もでき、出射端の全周を囲むように配置することもでき
る。さらに、上述した例ではペルチェ素子の放熱側から
放出される熱をヒートパイプを介して外部へ導くように
したが、他の熱伝達媒体、例えば冷却用空気流または冷
却用水流によって放熱するようにしてもよい。更に、上
述した例では、光源からの光をライトガイドを経て外筒
先端から射出させるようにしたが、ライトガイドを用い
ることなく、ランプや発光ダイオード等の光源を外筒先
端部に設けて被検体を照明するよう構成することもでき
る。この場合、赤、青、緑の三色で発光する発光ダイオ
ードを順次に発光させるようにすれば、固体撮像装置の
受光面に設けたカラーフィルタは不要である。
光凱■四里
上述したように、本発明においては最も高温となるライ
トガイドの出射端の近傍に電子冷却用熱電素子を配置し
て強制的に冷却するようにしたため、内視鏡先端の温度
を低下させることができ、したがって先端に内蔵した固
体撮像装置の動作温度を低い一定の温度に維持すること
ができ、使用中広いダイナミックレンジを得ることがで
き、高品位の画像をモニタ上に表示することができる。
トガイドの出射端の近傍に電子冷却用熱電素子を配置し
て強制的に冷却するようにしたため、内視鏡先端の温度
を低下させることができ、したがって先端に内蔵した固
体撮像装置の動作温度を低い一定の温度に維持すること
ができ、使用中広いダイナミックレンジを得ることがで
き、高品位の画像をモニタ上に表示することができる。
第1図は固体撮像装置の温度特性を示すグラフ、第2図
は本発明の内視鏡の一実施例の先端の構成を示す平面図
、 第3図は第2図のr−r線で切った断面図、第4図は本
発明の内視鏡の他の実施例の構成を示す断面図である。 1・・・可撓性外筒 2,3o・・・先端本体3
・・・ライトガイド 6・・・対物レンズ系7・・
・固体撮像装置 2o・・・ペルチェ素子21・・
・ヒートパイプ 2030 色 50 τ 温度
は本発明の内視鏡の一実施例の先端の構成を示す平面図
、 第3図は第2図のr−r線で切った断面図、第4図は本
発明の内視鏡の他の実施例の構成を示す断面図である。 1・・・可撓性外筒 2,3o・・・先端本体3
・・・ライトガイド 6・・・対物レンズ系7・・
・固体撮像装置 2o・・・ペルチェ素子21・・
・ヒートパイプ 2030 色 50 τ 温度
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、被検体内部に挿入される可撓性外筒の先端に設けた
光源から射出される光により照明される被検体像を外筒
先端に設けた対物レンズ系により外筒先端内部に配置し
た固体撮像装置に結像させるようにし、前記光源の近傍
に電子冷却用熱電素子を配置したことを特徴とする固体
撮像装置を内蔵した内視鏡。 2、前記電子冷却用熱電素子の放熱側から放射される熱
を外筒内部に延在させた可撓性を有するヒートパイプを
経て外部へ放出させるよう構成したことを特徴とする特
許請求の範囲1記載の固体撮像装置を内蔵した内視鏡。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61262756A JPS62161115A (ja) | 1986-11-06 | 1986-11-06 | 固体撮像装置を内蔵した内視鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61262756A JPS62161115A (ja) | 1986-11-06 | 1986-11-06 | 固体撮像装置を内蔵した内視鏡 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58179920A Division JPS6072528A (ja) | 1983-09-28 | 1983-09-28 | 固体撮像装置を内蔵した内視鏡 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62161115A true JPS62161115A (ja) | 1987-07-17 |
Family
ID=17380151
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61262756A Pending JPS62161115A (ja) | 1986-11-06 | 1986-11-06 | 固体撮像装置を内蔵した内視鏡 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62161115A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007007397A (ja) * | 2005-07-01 | 2007-01-18 | Invendo Medical Gmbh | 内視鏡電子部品用冷却手段 |
JP2009056107A (ja) * | 2007-08-31 | 2009-03-19 | Fujifilm Corp | 内視鏡 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5636302B2 (ja) * | 1973-11-27 | 1981-08-22 | ||
JPS56163625A (en) * | 1981-05-09 | 1981-12-16 | Canon Kk | Endoscope |
-
1986
- 1986-11-06 JP JP61262756A patent/JPS62161115A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5636302B2 (ja) * | 1973-11-27 | 1981-08-22 | ||
JPS56163625A (en) * | 1981-05-09 | 1981-12-16 | Canon Kk | Endoscope |
Cited By (2)
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