JPS6215704A - 通信ケ−ブル用外被 - Google Patents

通信ケ−ブル用外被

Info

Publication number
JPS6215704A
JPS6215704A JP15219585A JP15219585A JPS6215704A JP S6215704 A JPS6215704 A JP S6215704A JP 15219585 A JP15219585 A JP 15219585A JP 15219585 A JP15219585 A JP 15219585A JP S6215704 A JPS6215704 A JP S6215704A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheath
cable
jacket
graft polymer
polyvinyl chloride
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15219585A
Other languages
English (en)
Inventor
恒夫 桑原
古賀 広昭
北村 敏弘
真樹 石沢
宏 大島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP15219585A priority Critical patent/JPS6215704A/ja
Publication of JPS6215704A publication Critical patent/JPS6215704A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は散弾射撃等の機械的衝撃力エフケーブルコア(
メタルケーブルコア、光ケーブルコアンを防護でき、か
つ難燃性、#塵性、長期信頼性に優れた通信ケーブル用
外被に関する。
〔従来の技術〕
通信ケーブルを森林地帯に架渉すると、狩猟時期におい
ては、散弾銃により銃撃を受けることが多い。この銃撃
に対し、通信ケーブルを保護するため、第2図に示すよ
うに、ケーブルコア1の周囲に内層プラスチックシース
、例えばポリエチレンシース2を施し、その外周に厚さ
くL3〜(Lり=の波付き金属シース3を施し、その外
周に外層ポリエチレンシース4を施した外被を有するケ
ーブルが用いられている。すなわち第2図は従来の高強
度外被ケーブルの断面図である。このケーブルでは主に
厚い波付き金属シース3の部分で機械的衝撃力からケー
ブルコア1を保護する設計がなされていた。これ全08
外被ケーブルといり。
このような構造となっているので、シースがけ工程には
、内層プラスチックシース2を施す工程と、波付き金属
シース3、外層ポリエチレンシース4t−施す工程の2
工程が必要である。
また波付き金属シース3により機械的衝撃力を防いでい
るので、該波付き金属シース3の厚さがα3〜15mg
必要であシ、このため該波付き金属シース5を施すため
には、平板状の金属テープを内層プラスチックシース2
の外周に縦沿え成形し、該金属テープの両端部を突合せ
溶接して円筒管とした後、該円筒管に波付けを行う必要
があるが、この波付は工程の製造速度はプラスチックシ
ースの押出し成形速度に比べて極端に遅いという問題が
あった。このためシースがけ工程での製造費が、通常使
用されている外被(LAP外被、スタルペス外被等]に
比べて極端に高くなるという欠点があった。
また、ゲラステックシースが2重に存在すること、かつ
波付き金属シース5に施す波付けが、縦沿え成形後に施
されるため大きくなる(約2.5輔ンことから、ケーブ
ル径が大きくなシかつケーブル重量も重くなるという欠
点を有していた。
更Kまた、散弾射撃のような機械的衝撃力を受けるケー
ブルにも、受けないケーブルにも、通常外被用プラスチ
ック材料にはポリエチレンが使用されてきたが、ポリエ
チレンは可燃性の几め火災などによシケーブルが燃焼し
てしまうという欠点を有していた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このポリエチレン外被の燃焼特性を改善する目的で外被
としてポリ塩化ビニルを使用した外被が使用されること
もある。
外被用材料としてポリ塩化ビニルを使用した場合、ポリ
塩化ビニルに柔軟性をもたせる目的で可塑剤を混入させ
る必要があるが、長期間の使用に対してはこの可塑剤が
揮発してしまい、特性が劣化するという欠点を有してい
た。更にポリ塩化ビニルでは低温(約−50℃)で脆化
するという欠点も有していた。
本発明の目的は、シースがけ工程の↓造性を大幅に改善
すると共に薄肉シースの適用にニジ、ケーブルの細径化
、軽量化、経済化を図った高強度の通信ケーブル用外被
を提供すると共に、難燃性、耐寒性、長期信頼性の優れ
た通信ケーブル用外被を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明を概説すれば、本発明は通信ケーブル用外被に関
する発明であって、通信ケーブルのコアの外周に施す外
被において、該外被の材料の少なくとも一部として、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体とポリ塩化ビニルとのグラ
フトポリマーを使用したことを特徴とする。
本発明は、散弾射撃等の機械的衝撃力に対する耐衝撃性
、難燃性、耐寒性、長期信頼性の良好なエチレン−酢酸
ビニル共重合体とポリ塩化ビニルとのグラフトポリマー
のシースにニジケーブルコアを防護したことを最も主要
な特徴とする。従来の技術とは外被の材料、構造、製造
工程が異なる。
なお、本発明で使用するグラフトポリマー自体は従来市
販のものでよく、エチレン−酢酸ビニル共重合体に、塩
化ビニル又はポリ塩化ビニルをグラフト重合させて製造
することができる。
第1図は本発明の1実施例の外被を有するケーブルの断
面図であって、1はケーブルコア、5は薄肉金属シース
、6はエチレン−酢酸ビニル共重合体とポリ塩化ビニル
とのグラフトポリマーのシースであシ、該薄肉金属シー
ス5と該グラフトポリマーシース6は接着材にエリラミ
ネートされている。
該薄肉金属シース5は温度変化の激しい場所に設置した
場合の該グラフトポリマーシース6の温度伸縮を抑制す
るために必要とするものであるが、その厚さは11〜0
.2B48度の薄いもので良く、シたがって該薄肉金属
シース5全コア1の外周に施す際には、あらかじめ細か
な波付け(山高約1鱈)を施した該金属テープをコア1
の外周に縦沿え成形することが可能であシ、製造速度を
通常の外被(LAP外被、スタルペス外被)並みにする
ことができ、かつ薄肉金属シース5を施す工程とグラフ
トポリマーシース6を施す工程を同一工程で行うことが
できるので従来の高強度外被ケーブルに比べてシースが
け工程の製造費を格段に安くできる。なお、温度変化の
激しくない場所へ適用するケーブルについては、薄肉金
属層5を除くこともできる。
本発明ではグラフトポリマーシース6にエシ耐衝撃性を
保つわけであるが、そのために必要な厚さを、散弾のも
つ破壊力の測定結果とグラフトポリマーの耐衝撃特性の
測定結果ニジ求めた。
散弾の破壊力F (N−m/rs )は、散弾の射撃距
離L(tn)ごとの飛来速度V(m/8)の関数として
下記式(11で与えられる(散弾による破壊は散弾の外
周に沿って起るので、ここでは散弾の破壊力を散弾の外
周2rrで正規化し、試料を単位長だけ破壊させる破壊
力としてF−i与えている)。
F =y@V” / 4 K r          
” ” ’   (11ここでmは散弾質量、rは散弾
半径であシ、■は散弾速度の測定結果より下記式(2)
で与えられる。
V=410exp(−Q、024L)  Il・・(2
1ケーブルが誤って射撃される場合の狩猟対象獲物とし
ては、山鳥、しぎ類などが主であると考えられ、その場
合使用される散弾の種類は4′〜9号であり(4号散弾
、9号散弾のmは各々cL2t、1048f、rは各4
1.575mm、1鴫)、またケーブルは通常地上高5
rn以上の高さに架渉されるので、射撃距離りは最短で
5mを考えれば良いので、これらの条件(msrsL)
ニジ式(11、(21を用いて散弾の破壊力Fを求める
とα5〜1.5 N−m1vanとなる。
一方、グラフトポリマーの耐衝撃特性の測定は第3図に
模式図として示す測定系に工っで行った。ここで7は擬
似外(半径1.5■、長さ5慎の真ちゅう製円柱)、8
は薄膜、9は振動検出素子、10は押え板、11は試料
、12はデジタルメモリ、13はレコーダ、14は擬似
弾道行方向を示す矢印でおる。中央に30填φの穴をあ
けた押え板10より試料11を前後よシ固定し、この試
料11を高速度で発射した擬似外7で打抜く。この際、
試料110前後に各々2枚ずつ取付は次薄膜8を擬似外
7が通過する時の振動を振動検出素子9にニジ検出して
デジタルメモリ12に記録し、レコーダ13にニジ打出
して2枚の薄膜間を擬似外7が通過する時間を測定する
ことにニジ、試料11を打抜く前後の擬似外の速度(こ
こでは各々初速、終速と定義)を算出する。初速を次第
に減少させてゆくと終速も減少してゆき、遂には打抜後
の終速が0となる。この時の初速をVmin、擬似外の
質量、半径を各々M、Rとすれば、試料を破壊するため
に要するエネルギX(N−m/m)は下記式(3)で与
えられる。
E = MV” min/2 t R1・(31このよ
うにして求めたエチレン・酢酸ビニル共重合体とポリ塩
化ビニルとのクラフト重合体くグラフトポリマーンのE
は試料の厚さに比例し、その値は厚さ1閣当シ約α25
 N”m/1m であった。し九がって5mの距離ニジ
の散弾射撃に耐えるためには(散弾の破壊力Fが(15
〜1.51J”m/lll  ニジフグラフトポリマー
シース6の厚さは2〜6mとすれば良い。
従来、外被用材料として使用されているポリエチレンの
11Xを同様の方法で測定した結果、厚さ1簡当シ約1
12N−?FI/■であった。したがって本発明と同様
の趣旨でグラフトポリマーの代りにポリエチレンをシー
ス材に使用した場合シースの厚さは4〜13諺必要とな
る。これに比べ本発明ではシース厚をその約手分にでき
、ケーブルの細径、@量、経済化が図れる。lまた従来
の高強度外被ケーブルであるC8外被ケーブルでは外被
全体のEが約α8”m/■、外被厚が約7.5m+9る
ので、本発明において従来のC8外被ケーブルと同様の
性能をもたせるためにはグラフトポリマーシース6の厚
さは約五2■でよい。つまり本発明では従来のaS外被
ケーブルと比べてケーブルの細径、軽量化が図れる。
また、外被を高強度化する必要の有無にかかわらず、本
発明による外被(高強度化の必要ない場合にはグラフト
ポリマーシース6の厚さは2I+ll11以下でも可)
を使用すれば、このグラフトポリマーは主成分がポリ塩
化ビニルであって、ポリ塩化ビニルとほぼ同等の難燃性
を有しているため、難燃性に優れたケーブル外被を実現
でき、かつポリ塩化ビニルの柔軟化はエチレン−酢酸ビ
ニル共重合体とのグラフト重合で得ており可塑剤を含ん
でいないため長期間の使用にも安定であり、かつ脆化温
度も約−50℃とポリ塩化ビニルに比べ格段に低いため
、長期信頼性、耐寒性に優れたケーブル外被を実現でき
る。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例に=9更に具体的に説明するが、
本発明はこれら実施例に駆足されない。一 実施例1 コア径20mmの元ファイバーケーブルに、厚さCL1
5mのSUB 504からなる金属シースと、その上に
エチレン−酢酸ビニル共重合体とポリ塩化ビニルとのグ
ラフトポリマーであるリューロンT801[:東洋曹達
(株)農〕の4閣厚シースとを接着させて通信ケーブル
を作表した。
〔発明の効果〕
以上説明した工うに、本発明によればケーブルの耐衝撃
性を、衝撃特性の良好なエチレン−酢酸ビニル共重合体
とポリ塩化ビニルとのグラフトポリマーを使用したシー
スにニジ得ているため、シース厚を薄くて′t!;bの
で、従来の高強度外被ケーブルに比ベケーブルを細径、
軽量にできる利点があり、かつ通常の外被(LAP外被
、スタルペス外被)とほぼ同一の製造工程で製造できる
次め、従来の高強度外被ケーブルに比べて格段に製造速
度が速く、シたがって経済化が図れる。
また本発明によれば難燃性、耐寒性、長期信頼性の優れ
た通信ケーブル用外被を実現でき、これらの利点は本発
明を高強度が必要な地域に適用した場合にもそれ以外の
一般の地域に適用した場合にも有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による通信ケーブル用外被を有するケー
ブルの断面図、第2図は従来の高強度外被ケーブルの断
面図そして第3図はケーブルシース用材料の耐衝撃特性
の測足系を示す模式図である。 1:ケーブルコア、2:内層ゲラステックシース、3:
波付き金属シース、4:外層ポリエチレンシース、5:
薄肉金属シース、6:エチレンー酢酸ビニル共重合体と
ポリ塩化ビニルとのグラフトポリマーのシース、7:擬
似弾、8:薄膜、9:振動検出素子、10:押え板、1
1:試料、12:デジタルメモリ、13:レコーダ、1
4:擬似弾道行方向

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、通信ケーブルのコアの外周に施す外被において、該
    外被の材料の少なくとも一部として、エチレン−酢酸ビ
    ニル共重合体とポリ塩化ビニルとのグラフトポリマーを
    使用したことを特徴とする通信ケーブル用外被。 2、該グラフトポリマーの厚さが2〜6mmである特許
    請求の範囲第1項記載の通信ケーブル用外被。
JP15219585A 1985-07-12 1985-07-12 通信ケ−ブル用外被 Pending JPS6215704A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15219585A JPS6215704A (ja) 1985-07-12 1985-07-12 通信ケ−ブル用外被

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15219585A JPS6215704A (ja) 1985-07-12 1985-07-12 通信ケ−ブル用外被

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6215704A true JPS6215704A (ja) 1987-01-24

Family

ID=15535136

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15219585A Pending JPS6215704A (ja) 1985-07-12 1985-07-12 通信ケ−ブル用外被

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6215704A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61233138A (ja) * 1985-04-09 1986-10-17 三井建設株式会社 超高層建物の架構
JPH04242846A (ja) * 1991-01-07 1992-08-31 Mitsubishi Electric Corp デ−タ記憶装置
WO2015156137A1 (ja) * 2014-04-08 2015-10-15 株式会社フジクラ 電磁波遮蔽用樹脂組成物、及び、ケーブル
WO2018003805A1 (ja) * 2016-06-29 2018-01-04 リケンテクノス株式会社 電線被覆用熱可塑性樹脂組成物、及びこれを用いた電線

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61233138A (ja) * 1985-04-09 1986-10-17 三井建設株式会社 超高層建物の架構
JPH0427346B2 (ja) * 1985-04-09 1992-05-11 Mitsui Constr
JPH04242846A (ja) * 1991-01-07 1992-08-31 Mitsubishi Electric Corp デ−タ記憶装置
WO2015156137A1 (ja) * 2014-04-08 2015-10-15 株式会社フジクラ 電磁波遮蔽用樹脂組成物、及び、ケーブル
WO2018003805A1 (ja) * 2016-06-29 2018-01-04 リケンテクノス株式会社 電線被覆用熱可塑性樹脂組成物、及びこれを用いた電線

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10534149B2 (en) Optical fiber cable
SU845769A3 (ru) Запал
US4593853A (en) Plastic pipe having an oxygen-impermeable casing
US4513173A (en) Intumescent fire protective sheaths
CN1024376C (zh) 防兽电缆
JP2726737B2 (ja) 非金属外装ケーブル
JPH0290414A (ja) 耐水性通信ケーブル
US4557558A (en) Optical cable element
JPS6174209A (ja) 信号伝送ケーブル
JPH0146843B2 (ja)
JPS5862603A (ja) 光フアイバケ−ブルの製造方法及びその装置
GB2029047A (en) Optical fibre submarina cable
JPS6215704A (ja) 通信ケ−ブル用外被
US4997260A (en) Optical fiber having a protective coating
US4330173A (en) Conductor for optical cables
CA1172322A (en) Bonded sheath cable with a biaxial stress resisting jacket
US6386110B1 (en) Deforming charge assembly and method of making same
US3935374A (en) Laminated sheathed cable
US5285592A (en) Motor case with composite overwrap and method
US4706912A (en) Structural external insulation for hypersonic missiles
JP4810031B2 (ja) 波型でない外装シールドを有する光ファイバケーブル
JPH02242099A (ja) 弾丸の弾道を短縮する手段を有する短弾道弾丸
US4181815A (en) Self-floating cable for marine operations
JPS61179011A (ja) 高強度外被ケ−ブル
RU2105181C1 (ru) Ракетный двигатель твердого топлива